JPH046713Y2 - - Google Patents

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JPH046713Y2
JPH046713Y2 JP1986074475U JP7447586U JPH046713Y2 JP H046713 Y2 JPH046713 Y2 JP H046713Y2 JP 1986074475 U JP1986074475 U JP 1986074475U JP 7447586 U JP7447586 U JP 7447586U JP H046713 Y2 JPH046713 Y2 JP H046713Y2
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braking
lid
drum
rotating drum
outer cover
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JP1986074475U
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、乾燥機本体の上面に外蓋が設けられ
るとともに、該乾燥機本体の内部に装着された短
円筒状の回転ドラムがその周壁を前記外蓋に対向
させる形で配置された構造の衣類乾燥機に関す
る。
(従来の技術) 従来の衣類乾燥機の構造の一例を第3図および
第4図に示す。
同図において、aは衣類乾燥機の外槽、bは外
槽aの正面に設けられた扉、cは回転ドラム、d
は回転ドラムcの周壁に巻架された駆動用ベル
ト、eは駆動用ベルトdを介して回転ドラムcに
回転力を伝達する駆動モータ、fは扉bの開放に
よつて駆動モータeの駆動を停止する扉スイツチ
である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成の衣類乾燥機は、扉b
を開けると、扉スイツチfがOFFとなつて駆動
モータeの駆動を停止するのみであり、慣性力に
よる回転ドラムcの回転に制動を加えるという手
段は何ら設けられていないものであつた。また、
この構造の衣類乾燥機は、扉bと回転ドラムcの
衣類取出口とが常に一致した構造となつているこ
とから、回転ドラムcの回転に制動を加えるとい
つた手段は、安全面を考慮しても必ずしも必要な
ものではなかつた。
しかしながら、乾燥機本体の上面に外蓋を設け
るとともに、該乾燥機本体の内部に、短円筒状の
回転ドラムをその周壁を前記外蓋に対向させる形
で配置した構造の衣類乾燥機では、外蓋を開放す
ると、回転する回転ドラムの周壁が露出すること
から、安全面を考慮すると、単なる制動手段では
なく、どうしても急速に停止させる制動手段が必
要となる。
本考案はかかる実情に鑑みてなされたもので、
その目的は、外蓋の開放時には、外蓋とドラム用
蓋との位置を一致させるとともに、回転ドラムの
回転を即座に停止させることによつて安全性をも
考慮した衣類乾燥機を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の衣類乾燥機
は、乾燥機本体の上面に外蓋が設けられるととも
に、該乾燥機本体の内部に装着された短円筒状の
回転ドラムがその周壁を前記外蓋に対向させる形
で配置され、この回転ドラムの周壁にドラム用蓋
と制動突起部とが設けられ、一方、乾燥機本体の
内部には、前記外蓋の開閉動作に連動して前記制
動突起部に当接する制動用レバーが設けられ、 前記回転ドラムの回転時、前記外蓋の開放動作
に連動して前記制動用レバーが前記制動突起部に
当接することにより、前記回転ドラムの回転を強
制的に停止させるとともに、前記ドラム用蓋を前
記外蓋の位置で停止させるようにしたものであ
る。
(作用) 回転ドラムの回転時に外蓋を開放すると、外蓋
に連動した制動用レバーが回転ドラムの周壁に設
けられた制動突起部に当接して、回転ドラムに制
動がかけられ、外蓋の開放直後に回転ドラムを強
制的に停止させる。また、このとき、回転ドラム
の周壁に設けられたドラム用蓋が外蓋の開口部と
一致する位置で回転ドラムが停止する。
つまり、制動用レバーと制動突起部とを当接さ
せることによつて、外蓋とドラム用蓋との一致と
回転ドラムの急速停止とを実現している。また、
外蓋を開放直後に制動用レバーと制動突起部とが
当接することから、回転ドラムは外蓋開放後、最
大限1回転して停止する。逆に言えば、1回転以
上はしないので、安全性の高い制動手段となつて
いる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は、本考案の衣類乾燥機の外観を示して
いる。
同図において、1は乾燥機本体であつて、この
乾燥機本体1の上面1dに衣類を投入するための
外蓋2が設けられている。外蓋2は後端縁2a側
を回動中心として前端縁2bを上方に持ち上げて
開閉できるようになつている。また、上面1dの
後部には電源スイツチ3等を備えた操作パネル部
4が設けられている。
第2図は、このような衣類乾燥機の内部構造を
示している。
同図において、10は短円筒状に形成された回
転ドラムである。この回転ドラム10は両端面が
乾燥機本体1の左右両側面1a,1bに対向する
ように、すなわち、周壁11が乾燥機本体1の前
面1c、上面1d、後面1e、および下面1fに
体面した状態で回転するように配置されている。
回転ドラム10の周壁11には、その一側縁寄
りに無端の駆動ベルト12が巻架されており、こ
の駆動ベルト12は乾燥機本体1内の底部近傍に
配置された駆動モータ14の駆動軸14aに巻回
されている。また、回転ドラム10の周壁11に
は、衣類19を投入するための投入口16が開設
され、この投入口16にはドラム用蓋15が設け
られている。ドラム用蓋15の開閉は、いわゆる
スライド方式であつて、図示は省略しているが、
周壁11上に、投入口16の一側縁から回転ドラ
ム10の回転方向に沿つて左右一対の案内溝が形
成され、これらの案内溝にドラム用蓋15の左右
両側縁がそれぞれ案内されて、第2図に二点鎖線
で示す位置Aまでスライドするように構成されて
いる。
一方、操作パネル部4の内部近傍に外蓋2の開
閉に連動して回動動作をする回動片20が設けら
れている。この回動片20は、外蓋2が閉じてい
るときは回動中心20aを介して外蓋2と反対側
に突出した略水平位置(第2図において太い実線
で示す位置)にあり、外蓋2を開いたときは回動
中心20aを介して外蓋2と反対側に突出した略
垂直位置(同図において細線で示す位置)まで回
動するように構成されている。
乾燥機本体1の後面1eの裏側には制動用ロツ
ド22が上下方向に摺動可能に配置されている。
この制動用ロツド22の上端部には鉤状に屈曲さ
れ、水平位置にあるときの前記回動片20の先端
部23と係合する係合片24となつている。ま
た、制動用ロツド22の下端には、制動用ワイヤ
25の一端部が連結具26によつて連結されてい
る。この制動用ワイヤ25は、乾燥機本体1の適
所に回転可能に支持された第1転輪28および第
2転輪29に巻回された後、その先端部が制動用
レバー30に連結されている。
制動用レバー30は、支持軸39によつて乾燥
機本体1に回動可能に支持されている。この制動
用レバー30にはスプリング33の一端が連結さ
れ、このスプリング33の他端は乾燥機本体1に
連結されている、すなわち、制動用レバー30
は、このスプリング33の弾性力(この場合は収
縮力)によつて常に矢符P方向に付勢されてい
る。
このように、制動用ロツド22、制動用ワイヤ
25、および制動用レバー30は常に一体的に動
作するように構成されており、制動用ロツド22
の係合片24が水平位置にある回動片20の先端
部23と係合しているとき、制動用ロツド22は
上方に引き上げられ、制動用レバー30は第2転
輪29側に引き寄せられた位置(第2図において
実線で示す位置)にある、また、制動用ロツド2
2の係合片24と回動片20の先端部23との係
合が解除されているとき、制動用ロツド22は降
下し、制動用レバー30はスプリング33の付勢
力によつて第2図において二点鎖線で示す位置ま
で回動する。このとき、制動用レバー30の先端
部31が回転ドラム10の周壁面11に突出して
設けられた制動突起部17と当接するように構成
されている。制動突起部17とドラム用蓋15と
の位置関係は、制動突起部17が制動用レバー3
0の先端部31に当接した状態で、ドラム用蓋1
5と開放した外蓋2の開口部34とが対向するよ
うに設定されている。
なお、同図において、35はアイドラー、36
は乾燥機本体1の後面1eに設けられた制動用ワ
イヤ25のガイド部材である。また、37は操作
パネル部4に設けられた蓋スイツチで、外蓋2を
開くことによつて駆動モータ14の駆動(回転)
を停止するように動作するものである。
次に、上記した構成の衣類乾燥機の動作を説明
する。
回転ドラム10内に衣類19を投入し、ドラム
用蓋15と外蓋2とを閉じて電源スイツチ3を
ONすると、駆動モータ14が駆動され、回転ド
ラム10が駆動ベルト12を介して回転を開始す
る。このとき、回動片20は水平位置にあるか
ら、回動片20の先端部23と制動用ロツド22
の係合片24とが係合し、制動用ロツド22が上
方に引き上げられて、制動用レバー30が第2転
輪29側に引き寄せられ、制動用レバー30と制
動突起部17とは解除状態となつている。この
後、回転ドラム10の回転中に衣類19を取り出
しもしくは追加したい時、外蓋2を開くと、蓋ス
イツチ37がOFFとなつて駆動モータ14の電
源が切れるとともに、制動用ロツド22と回動片
20との係合状態が解除される。係合が解除され
た制動用ロツド22はスプリング33の付勢力に
よつて下方に引き下げられ、制動用レバー30が
矢符P方向に回動する。回転ドラム10は電源が
OFFとなつても慣性力である程度回転を継続す
るから、回転してきた制動突起部17が制動用レ
バー30の先端部31に当接し、この当接位置で
回転ドラム10が停止する。
また、この停止位置において外蓋2を開ける
と、制動用レバー30と制動突起部17との当接
によつて回転ドラム10が直ちに停止することに
なる。このとき、ドラム用蓋15は必ず外蓋2の
開口部34に対向しているから、このドラム用蓋
15を開けることによつて、回転ドラム10内の
衣類19を取り出し、あるいは新たに衣類19を
投入することができる。この後、再びドラム用蓋
15を閉じ外蓋2を閉じることにより、回転ドラ
ム10の回転が再開されるものである。
すなわち、本考案の衣類乾燥機は、制動用レバ
ー30と制動突起部17とを当接させることによ
つて、外蓋2とドラム用蓋15との一致と、回転
ドラム10の急速停止とを実現している。また、
外蓋2を開放直後に制動用レバー30と制動突起
部17とが当接することから回転ドラム10は外
蓋2の開放後、最大限1回転して停止することに
なる。逆に言えば、1回転以上はしないので、安
全性の高い制動手段となつている。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の衣類乾燥機によ
れば、外蓋を開けることによる制動用レバーと制
動突起部との当接によつて外蓋の開口部とドラム
用蓋とが対向した位置で回転ドラムを常に停止す
ることができるので、衣類の取り出しおよび投入
を円滑に行うことができる。また、外蓋を開放直
後に制動用レバーと制動突起部とが当接すること
から、回転ドラムは外蓋の開放後、最大限1回転
して停止することになる。逆に言えば、1回転以
上はしないので、回転ドラムの高速回転による指
づめ等の危険も防止でき安全性にも優れたもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の衣類乾燥機の一
実施例を示し、第1図は全体斜視図、第2図は内
部構造を示す概略図、第3図および第4図は従来
の衣類乾燥機を示し、第3図は全体斜視図、第4
図は内部構造を示す概略図である。 1……乾燥機本体、2……外蓋、10……回転
ドラム、11……周壁、15……ドラム用蓋、1
7……制動突起部、20……回動片、22……制
動用ロツド、30……制動用レバー、33……ス
プリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 乾燥機本体の上面に外蓋が設けられるととも
    に、該乾燥機本体の内部に装着された短円筒状の
    回転ドラムがその周壁を前記外蓋に対向させる形
    で配置され、この回転ドラムの周壁にドラム用蓋
    と制動突起部とが設けられ、一方、乾燥機本体の
    内部には、前記外蓋の開閉動作に連動して前記制
    動突起部に当接する制動用レバーが設けられ、 前記回転ドラムの回転時、前記外蓋の開放動作
    に連動して前記制動用レバーが前記制動突起部に
    当接することにより、前記回転ドラムの回転を強
    制的に停止させるとともに、前記ドラム用蓋を前
    記外蓋の位置で停止させることを特徴とする衣類
    乾燥機。
JP1986074475U 1986-05-16 1986-05-16 Expired JPH046713Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986074475U JPH046713Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986074475U JPH046713Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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Publication Number Publication Date
JPS62184899U JPS62184899U (ja) 1987-11-24
JPH046713Y2 true JPH046713Y2 (ja) 1992-02-24

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JP1986074475U Expired JPH046713Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2666461B2 (ja) * 1989-03-30 1997-10-22 松下電器産業株式会社 衣類乾燥機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819295A (ja) * 1981-07-24 1983-02-04 株式会社日立製作所 衣類乾燥機
JPS60174199A (ja) * 1984-03-19 1985-09-07 三洋電機株式会社 衣類乾燥機の制御装置

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JPS5819295A (ja) * 1981-07-24 1983-02-04 株式会社日立製作所 衣類乾燥機
JPS60174199A (ja) * 1984-03-19 1985-09-07 三洋電機株式会社 衣類乾燥機の制御装置

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JPS62184899U (ja) 1987-11-24

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