JP2722204B2 - 歯周病治療剤及び歯周病治療用組成物 - Google Patents
歯周病治療剤及び歯周病治療用組成物Info
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- A61K31/19—Carboxylic acids, e.g. valproic acid
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/33—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
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- A61K8/361—Carboxylic acids having more than seven carbon atoms in an unbroken chain; Salts or anhydrides thereof
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、歯周病の治療及び歯周病治療用組成物に関
する。より詳細には、歯周病の治療に、オメガー3、炭
素数20-22、ヘキサ又はペンタ不飽和脂肪酸又はその塩
を活性成分として使用することに関する。
する。より詳細には、歯周病の治療に、オメガー3、炭
素数20-22、ヘキサ又はペンタ不飽和脂肪酸又はその塩
を活性成分として使用することに関する。
[従来技術] 歯周病は、歯の支持組織の炎症である。手入れをしな
い場合は、炎症が慢性的になり、歯を支持する硬い組織
及び柔らかい組織が破壊され、その結果、歯をなくすこ
とになる。
い場合は、炎症が慢性的になり、歯を支持する硬い組織
及び柔らかい組織が破壊され、その結果、歯をなくすこ
とになる。
現在、歯周病の治療は、歯科医学における最もむつか
しい問題の一つであり、歯周病は、成人の歯損失の主原
因である。米国では、水に対するフッ素添加が行なわ
れ、子供がフッ化物入りの歯みがきを広範囲に使用する
ようになってから、子供や若者の間では、虫歯による歯
損失が劇的に減少した。不幸にして、歯周病にかかる機
会が付随的に増加した。
しい問題の一つであり、歯周病は、成人の歯損失の主原
因である。米国では、水に対するフッ素添加が行なわ
れ、子供がフッ化物入りの歯みがきを広範囲に使用する
ようになってから、子供や若者の間では、虫歯による歯
損失が劇的に減少した。不幸にして、歯周病にかかる機
会が付随的に増加した。
最も一般的な歯周病を二つあげると、慢性の歯肉炎と
慢性的な破壊的歯周炎である。前者は歯肉の炎症であ
り、後者は、歯槽骨の吸収(resoption)がが進んで起
るものであり、歯の可働性(mobility)を増大し、病気
が進行した段階では歯の損失に至る。
慢性的な破壊的歯周炎である。前者は歯肉の炎症であ
り、後者は、歯槽骨の吸収(resoption)がが進んで起
るものであり、歯の可働性(mobility)を増大し、病気
が進行した段階では歯の損失に至る。
歯周病の予防及び治療は、従来主に(イ)口腔衛生を
良好に保つこと、(ロ)歯肉縁下結石、突び出している
充てん物ややわらかい組織、並びに骨内ポケット(pock
ets)及び咬合性外傷をなくすこと、更に、(ハ)患者
が容易に守り得る清浄な歯周環境を確立すること、を包
含した。あいにくこの治療法は、長期を要し、経費的に
も高くつくだけでなく、傾向として患者の一生を通して
くり返し行なわなければならない。歯周手術をくり返し
行なうことがしばしば必要となり、その場合でも手術の
長期的効果は限られていた。ベルギー特許第900481号
は、活性成分として、イブプロフェン(ibuprofen)、
フルルビプロフェン(flurbiprofen)又はこれら化合物
の薬学的に許容し得る低級アルキル塩又はエステルを口
腔内、局所又は頬側投与することにより、歯周病を予防
又は治療する方法に関する。
良好に保つこと、(ロ)歯肉縁下結石、突び出している
充てん物ややわらかい組織、並びに骨内ポケット(pock
ets)及び咬合性外傷をなくすこと、更に、(ハ)患者
が容易に守り得る清浄な歯周環境を確立すること、を包
含した。あいにくこの治療法は、長期を要し、経費的に
も高くつくだけでなく、傾向として患者の一生を通して
くり返し行なわなければならない。歯周手術をくり返し
行なうことがしばしば必要となり、その場合でも手術の
長期的効果は限られていた。ベルギー特許第900481号
は、活性成分として、イブプロフェン(ibuprofen)、
フルルビプロフェン(flurbiprofen)又はこれら化合物
の薬学的に許容し得る低級アルキル塩又はエステルを口
腔内、局所又は頬側投与することにより、歯周病を予防
又は治療する方法に関する。
米国特許第4,097,604号、第4,214,006号及び第4,215,
144号において、シーレ(Thiele)は、歯肉組織の歯肉
炎及び関連歯周病の治療用組成物を開示する。その組成
物に用いられる成分の一つは、少なくとも二重結合を1
個有する未置換、不飽和脂肪酸から作られる、非壊死性
の脂肪酸化合物である。これら化合物は、塩又はエステ
ルの形を有すると思われ、使用脂肪酸例は、二重結合を
1〜3個有する。前記特許中で述べられている脂肪酸の
中には、15−オクタデセン酸(トランス型)CH3CH2CH=
CH(CH2)13COOHが包含される。
144号において、シーレ(Thiele)は、歯肉組織の歯肉
炎及び関連歯周病の治療用組成物を開示する。その組成
物に用いられる成分の一つは、少なくとも二重結合を1
個有する未置換、不飽和脂肪酸から作られる、非壊死性
の脂肪酸化合物である。これら化合物は、塩又はエステ
ルの形を有すると思われ、使用脂肪酸例は、二重結合を
1〜3個有する。前記特許中で述べられている脂肪酸の
中には、15−オクタデセン酸(トランス型)CH3CH2CH=
CH(CH2)13COOHが包含される。
歯周病の主因は歯垢である、と決められている。歯垢
が引き起す炎症から、歯周病に関連する破壊のほとんど
が生起することが判明している。
が引き起す炎症から、歯周病に関連する破壊のほとんど
が生起することが判明している。
炎症反応を起す成分はプロスタグランジン、特にプロ
スタグランジン−E2(PGE2)であることが、相当数の証
據から示された。グットソン(Goodson)等がProstagla
ndins,6、81-85(1984)において、更に、エル・アッタ
ー(El Attar)等がJ.Periodontol,52,16-19(1981)に
おいて示す所によると、普通の歯肉炎の場合に比べて炎
症歯肉炎の場合PGE2のレベルが上昇する。オッフェンバ
ッハー(Offen becher)等が、J.Periodont.Res.,21,10
1-112(1986)において示す所によると、歯肉−骨間の
活性付着がない歯周病の部位では、PGE2レベルが極端に
高く、軽減期にある部位、すなわち、縦方向の付着が存
在する部位では、PGE2レベルが低い、歯周病にかかって
いる組織におけるPGE2レベルは、大略1μM[オッフェ
ンバッハー等、J.Periodon.Res.,19,1-13(1984)]で
あり、この1μMは、色々なモデル系で血管拡張、骨吸
収、並びに其他の前期炎症反応を起して試験した所、薬
理学的に活性な濃度である。歯周病の病因におけるPGE2
の重要な役割に関し、このような証據が判明しているに
もかかわらず、歯周病組織の破壊をおくらせ又は防止す
る目的で、PGE2生成を防ぐ薬剤を使用する研究は、今迄
の所比較的少ない。
スタグランジン−E2(PGE2)であることが、相当数の証
據から示された。グットソン(Goodson)等がProstagla
ndins,6、81-85(1984)において、更に、エル・アッタ
ー(El Attar)等がJ.Periodontol,52,16-19(1981)に
おいて示す所によると、普通の歯肉炎の場合に比べて炎
症歯肉炎の場合PGE2のレベルが上昇する。オッフェンバ
ッハー(Offen becher)等が、J.Periodont.Res.,21,10
1-112(1986)において示す所によると、歯肉−骨間の
活性付着がない歯周病の部位では、PGE2レベルが極端に
高く、軽減期にある部位、すなわち、縦方向の付着が存
在する部位では、PGE2レベルが低い、歯周病にかかって
いる組織におけるPGE2レベルは、大略1μM[オッフェ
ンバッハー等、J.Periodon.Res.,19,1-13(1984)]で
あり、この1μMは、色々なモデル系で血管拡張、骨吸
収、並びに其他の前期炎症反応を起して試験した所、薬
理学的に活性な濃度である。歯周病の病因におけるPGE2
の重要な役割に関し、このような証據が判明しているに
もかかわらず、歯周病組織の破壊をおくらせ又は防止す
る目的で、PGE2生成を防ぐ薬剤を使用する研究は、今迄
の所比較的少ない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、歯周病の制御及び治療のための新規
な方法及び組成物を提供することにある。本発明の上記
及び他の目的は、以下の詳細説明から、当業者には明ら
かになるであろう。
な方法及び組成物を提供することにある。本発明の上記
及び他の目的は、以下の詳細説明から、当業者には明ら
かになるであろう。
[課題を解決するための手段及び発明の作用] 1970年代に行なわれた疫学的研究の結果、慣習的な生
活様式を送るグリーンランドエスキモーの間では、心臓
血管病の発生率が異常に低いことが判明した。これは、
エスキモーがn−3ポリ不飽和脂肪酸(オメガー3PUF
A)に富む海産食物を多量に摂取し、N−6ポリ脂肪酸
(オメガー6PUFA)の摂取量が低いことによる」と結論
された。最も一般的なオメガー3PUFAを2つあげると、 アラキドン酸は摂取食物中にも存在するが、殆どのア
ラキドン酸は、摂取リノール酸が不飽和化(desaturati
on)及び伸長化(elongation)を順次うけることにより
生成する。シクロオキシゲナーゼ(cyclo oxygenase)
の作用をうけて、PGG2、PGH2などのエンドパーオキサイ
ド(ends peroxides)が生成し、これらのエンドパーオ
キサイドが、生物学的に活性なプロスタグランジン、例
えば、PGE2やPGF2を生じる。
活様式を送るグリーンランドエスキモーの間では、心臓
血管病の発生率が異常に低いことが判明した。これは、
エスキモーがn−3ポリ不飽和脂肪酸(オメガー3PUF
A)に富む海産食物を多量に摂取し、N−6ポリ脂肪酸
(オメガー6PUFA)の摂取量が低いことによる」と結論
された。最も一般的なオメガー3PUFAを2つあげると、 アラキドン酸は摂取食物中にも存在するが、殆どのア
ラキドン酸は、摂取リノール酸が不飽和化(desaturati
on)及び伸長化(elongation)を順次うけることにより
生成する。シクロオキシゲナーゼ(cyclo oxygenase)
の作用をうけて、PGG2、PGH2などのエンドパーオキサイ
ド(ends peroxides)が生成し、これらのエンドパーオ
キサイドが、生物学的に活性なプロスタグランジン、例
えば、PGE2やPGF2を生じる。
オメガー3PUFAがアラキドン酸経路における基体とし
てオメガー6PUFAと競合することが可能であり、従っ
て、オメガー3PUFAがプロスタグランジンの合成(シタ
ロオキシゲナーゼ経路)及びロイコトリトエンの合成
[リポキシゲナーゼ(lipoxy genase)経路]を変更す
ることができることが判明した。(プロスタグランジン
及びロイコトリエンは何れも、炎症及び免疫反応の強力
な媒介体である。シクロオキシゲナーゼ経路及びリポキ
シゲナーゼ経路の何れか又は双方が、これら化合物によ
り弱められるならば、歯垢が起す歯肉の炎症及びそれに
関連する破壊が低減される。従って、オメガー3PUFAが
歯肉組織におけるPGE合成を防止するならば、オメガー3
PUFAは、全身又は局所投与した場合、歯肉炎及び歯周炎
の治療に優れた効果を有するはずである。従って、以下
の試験管試験を行なった。
てオメガー6PUFAと競合することが可能であり、従っ
て、オメガー3PUFAがプロスタグランジンの合成(シタ
ロオキシゲナーゼ経路)及びロイコトリトエンの合成
[リポキシゲナーゼ(lipoxy genase)経路]を変更す
ることができることが判明した。(プロスタグランジン
及びロイコトリエンは何れも、炎症及び免疫反応の強力
な媒介体である。シクロオキシゲナーゼ経路及びリポキ
シゲナーゼ経路の何れか又は双方が、これら化合物によ
り弱められるならば、歯垢が起す歯肉の炎症及びそれに
関連する破壊が低減される。従って、オメガー3PUFAが
歯肉組織におけるPGE合成を防止するならば、オメガー3
PUFAは、全身又は局所投与した場合、歯肉炎及び歯周炎
の治療に優れた効果を有するはずである。従って、以下
の試験管試験を行なった。
[実施例] 通常の歯周病手術をうけている複数の歯周病患者から
炎症歯肉組織を得た。これらの組織は、使用前に直ちに
液体窒素中で貯蔵するか、新鮮なまま使用した。シクロ
オキシゲナーゼ生成物の分析は、エル・アッター(El A
ttar)等、J.Periodon.Res.,21,169-176(1986)の分析
を修正して行なった。上記組織を一緒にしたのを秤量
し、ボリトロン(polytron)(Brin Kman)ホモジナイ
ザーを用い、0−4℃で、PH8の0.2Mトリス(TRCS)緩
衝溶液中で均一化した。最終濃度は、20mg/mlであっ
た。1,200xgで10分間遠心分離を行なった後、上澄液を
各3mlの部分に分け、試験化合物の存在下又は非存在下
における培養に供した。各試験化合物を10-3〜10-9Mの
対数濃度範囲(log range)において三重に試験した。
反応は、14Cアラキドン酸を0.2uCi加えて開始し、37℃
で2時間行なった。2倍量のエタノールを加えて反応を
中止し、室温で30分間放置し、次いで、10分間遠心分離
を行ない沈澱物を除去した。次に、プロスタグランジン
を抽出した。
炎症歯肉組織を得た。これらの組織は、使用前に直ちに
液体窒素中で貯蔵するか、新鮮なまま使用した。シクロ
オキシゲナーゼ生成物の分析は、エル・アッター(El A
ttar)等、J.Periodon.Res.,21,169-176(1986)の分析
を修正して行なった。上記組織を一緒にしたのを秤量
し、ボリトロン(polytron)(Brin Kman)ホモジナイ
ザーを用い、0−4℃で、PH8の0.2Mトリス(TRCS)緩
衝溶液中で均一化した。最終濃度は、20mg/mlであっ
た。1,200xgで10分間遠心分離を行なった後、上澄液を
各3mlの部分に分け、試験化合物の存在下又は非存在下
における培養に供した。各試験化合物を10-3〜10-9Mの
対数濃度範囲(log range)において三重に試験した。
反応は、14Cアラキドン酸を0.2uCi加えて開始し、37℃
で2時間行なった。2倍量のエタノールを加えて反応を
中止し、室温で30分間放置し、次いで、10分間遠心分離
を行ない沈澱物を除去した。次に、プロスタグランジン
を抽出した。
プロスタノイド(Prostanoids)の抽出は、パウエル
(Powell)のMethods in Eng.,86,467(1982)に従いWa
lters Associates製のSep-Pak-C18カートリッジを用い
て行なった。該Sep-Pakの作製は、エタノール20ml及び
水20mlを順次通して行なった。次に、試料を15%エタノ
ール溶液とし、酢酸でPH3.0とした後、カラムに流し
た。カラムに15%エタノール(PH3.0)20ml、石油エー
テル20ml、を流し展開を行ない、次いで、蟻酸メチル10
mlを用いてプロスタグランジン及びTx(トロンボキサ
ン)を溶離した。其後、溶離後の蟻酸メチル溶液を窒素
を用いて蒸発乾固させ、32%アクリロニトリル(高圧液
体クロマトグラフィーを用緩衝液体)中で液体に倒し
た。
(Powell)のMethods in Eng.,86,467(1982)に従いWa
lters Associates製のSep-Pak-C18カートリッジを用い
て行なった。該Sep-Pakの作製は、エタノール20ml及び
水20mlを順次通して行なった。次に、試料を15%エタノ
ール溶液とし、酢酸でPH3.0とした後、カラムに流し
た。カラムに15%エタノール(PH3.0)20ml、石油エー
テル20ml、を流し展開を行ない、次いで、蟻酸メチル10
mlを用いてプロスタグランジン及びTx(トロンボキサ
ン)を溶離した。其後、溶離後の蟻酸メチル溶液を窒素
を用いて蒸発乾固させ、32%アクリロニトリル(高圧液
体クロマトグラフィーを用緩衝液体)中で液体に倒し
た。
過去の経験を示す所によれば、PGE2、PGI2(6KE1とし
て)、TxA2(TxB2として)及びPGF2からの回収率は、92
%より大であった。これらの化合物は、Brownlee Labs
製の4.6×100mmRP-18Spheri-5uカラムを用いて、容易に
分離及び定量される。Flow-One放射能ミニター装置によ
り、放射能が同時に測定された。溶離は、192f1メータ
ーでモニターされた。
て)、TxA2(TxB2として)及びPGF2からの回収率は、92
%より大であった。これらの化合物は、Brownlee Labs
製の4.6×100mmRP-18Spheri-5uカラムを用いて、容易に
分離及び定量される。Flow-One放射能ミニター装置によ
り、放射能が同時に測定された。溶離は、192f1メータ
ーでモニターされた。
14Cアラキドネートの正味含量を試験物質の存在しな
い条件下で測定し、シクロオキシゲナーゼ経路の最大活
性を求めた。テストに用いた防止剤の防止パーセントを
色々な濃度において求め、IC50を計算した。結果は、以
下の通りであった。
い条件下で測定し、シクロオキシゲナーゼ経路の最大活
性を求めた。テストに用いた防止剤の防止パーセントを
色々な濃度において求め、IC50を計算した。結果は、以
下の通りであった。
歯周シクロオキシゲナーゼに対するドコサヘキサエン酸
の効果:薬剤濃度(M) 制 御% 0 100.0 5×10-8 67.1 5×10-7 59.3 5×10-6 53.7 1×10-4 38.8 IC 計算値=1.0×10-5M 50 歯周シクロオキシゲナーゼに対するエイコサペンタエン
酸の効果:薬剤濃度(M) 制 御% 0 100.0 5×10-7 92.9 5×10-6 60.1 1×10-5 54.1 1×10-4 30.6 IC 計算値=1.5×10-5M 50 歯周シクロオキシゲナーゼに対するイブプロフェンの効
果:薬剤濃度(M) 制 御% 0 100.0 10-6 92.6 10-5 55.6 10-4 27.5 IC 計算値=1.5×10-5M 50 イブプロフェン(非ステロクド系の炎症防止薬)も上
記試験を用いたが、その理由は、前記ベルギー特許に示
される通り、イブプロフェンをビーグル(beagle)犬の
モデルに用いた所、イブプロフェンが歯周支持骨損失
(歯周病の進行度合いを調べる尺度)の防止に有効であ
ることが判明していたからである。上記に示した結果か
ら分る通り、エイコサペンタエン酸は、歯周シクロオキ
サゲナーゼの制御において、イブプロフェンと同じIC50
計算値を有し、ドコサヘキサエン酸はイブプロフェンよ
り活性である。
の効果:薬剤濃度(M) 制 御% 0 100.0 5×10-8 67.1 5×10-7 59.3 5×10-6 53.7 1×10-4 38.8 IC 計算値=1.0×10-5M 50 歯周シクロオキシゲナーゼに対するエイコサペンタエン
酸の効果:薬剤濃度(M) 制 御% 0 100.0 5×10-7 92.9 5×10-6 60.1 1×10-5 54.1 1×10-4 30.6 IC 計算値=1.5×10-5M 50 歯周シクロオキシゲナーゼに対するイブプロフェンの効
果:薬剤濃度(M) 制 御% 0 100.0 10-6 92.6 10-5 55.6 10-4 27.5 IC 計算値=1.5×10-5M 50 イブプロフェン(非ステロクド系の炎症防止薬)も上
記試験を用いたが、その理由は、前記ベルギー特許に示
される通り、イブプロフェンをビーグル(beagle)犬の
モデルに用いた所、イブプロフェンが歯周支持骨損失
(歯周病の進行度合いを調べる尺度)の防止に有効であ
ることが判明していたからである。上記に示した結果か
ら分る通り、エイコサペンタエン酸は、歯周シクロオキ
サゲナーゼの制御において、イブプロフェンと同じIC50
計算値を有し、ドコサヘキサエン酸はイブプロフェンよ
り活性である。
本発明の方法を実施するには、オメガー3PUFA又はそ
の塩(例えばナトリウム又はカルシウム塩)を、患者に
口腔、局所又は頬側投与すればよい。口腔内投与の場合
の適切な形態は、錠剤、カプセル、丸薬、粉末薬、顆粒
剤、溶液、懸濁液、などである。注射液としては、殺菌
水溶液又は懸濁液が有料であり、局所投与する場合の有
利な形態としては、ゲル、ペースト、或いは有効成分を
含む接着性被覆材がある。頬側投与を行なう場合の適当
な形態は、溶解速度のおそい錠剤、パステル剤、チュー
インガム、ゲル、ペースト又は粉末(例えば、該ガムに
加えて用いられ、これら練り歯みがき、歯利用接着剤を
含む)、うがい薬、並びにチューインガムである。
の塩(例えばナトリウム又はカルシウム塩)を、患者に
口腔、局所又は頬側投与すればよい。口腔内投与の場合
の適切な形態は、錠剤、カプセル、丸薬、粉末薬、顆粒
剤、溶液、懸濁液、などである。注射液としては、殺菌
水溶液又は懸濁液が有料であり、局所投与する場合の有
利な形態としては、ゲル、ペースト、或いは有効成分を
含む接着性被覆材がある。頬側投与を行なう場合の適当
な形態は、溶解速度のおそい錠剤、パステル剤、チュー
インガム、ゲル、ペースト又は粉末(例えば、該ガムに
加えて用いられ、これら練り歯みがき、歯利用接着剤を
含む)、うがい薬、並びにチューインガムである。
本発明に従って提供される組成物は、歯周病の軽減に
有効量のオメガー3PUFAを、薬学的に許容され得る担体
と共に含む。担体としては、滑剤(例えばステアリン
酸、ステアリン酸マグネシウム)、充填剤(例えば、ラ
クトース、スクロース、とうもろこしでん粉)、分離防
止剤(例えば、alglic acid)、注射用溶液又は懸濁液
に使用する界面活性剤、などがある。薬学的に許容し得
る個々の担体、並びに活性オメガー3PUFAを含む組成物
の形成方法は、従来と変る所なく、Remington′s Pharm
acautical Sciencesのような標準的な参考書に記載され
ている。組成物中の活性成分量は普通約0.1〜50重量%
であり、好ましくは約1〜約20重量%である。有効使用
量は、オメガー3PUFA又はその塩の種類、組成物の種
類、投与方法、並びに治療する歯周病の状態により異な
る。一般的指針として、一日当りの使用量を約0.05〜20
mg/kg、好ましくは約1〜10mg/kgとすることができる。
有効量のオメガー3PUFAを、薬学的に許容され得る担体
と共に含む。担体としては、滑剤(例えばステアリン
酸、ステアリン酸マグネシウム)、充填剤(例えば、ラ
クトース、スクロース、とうもろこしでん粉)、分離防
止剤(例えば、alglic acid)、注射用溶液又は懸濁液
に使用する界面活性剤、などがある。薬学的に許容し得
る個々の担体、並びに活性オメガー3PUFAを含む組成物
の形成方法は、従来と変る所なく、Remington′s Pharm
acautical Sciencesのような標準的な参考書に記載され
ている。組成物中の活性成分量は普通約0.1〜50重量%
であり、好ましくは約1〜約20重量%である。有効使用
量は、オメガー3PUFA又はその塩の種類、組成物の種
類、投与方法、並びに治療する歯周病の状態により異な
る。一般的指針として、一日当りの使用量を約0.05〜20
mg/kg、好ましくは約1〜10mg/kgとすることができる。
本発明の方法及び組成物において、その精神及び範囲
を逸脱しない限りにおいて、変更及び修正を行なうこと
ができる。本明細書で述べた実施態様は、本発明を更に
説明するためのものであり、本発明を限定する意図のも
のではない。
を逸脱しない限りにおいて、変更及び修正を行なうこと
ができる。本明細書で述べた実施態様は、本発明を更に
説明するためのものであり、本発明を限定する意図のも
のではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク・ジェイ・セナ アメリカ合衆国ニューヨーク州 ブルッ クリン、アベニュー・ティ 369 (56)参考文献 特開 昭58−208217(JP,A) J.Periodontol.,N o.52,(1981)p.16−19
Claims (9)
- 【請求項1】歯周病治療剤であって、歯周病を効果的に
軽減する量のオメガー3、炭素数20-22、ヘキサン又は
ペンタ不飽和脂肪酸又はその塩からなる歯周病治療剤。 - 【請求項2】特許請求の範囲第(1)項に記載の歯周病
治療剤において、該脂肪酸又はその塩がエイコサペンタ
ジエン酸である歯周病治療剤。 - 【請求項3】特許請求の範囲第(1)1項に記載の歯周
病治療剤において、該脂肪酸又はその塩がドコサヘキサ
エン酸である歯周病治療剤。 - 【請求項4】歯周病治療用組成物において、歯周病を効
果的に軽減する量のオメガー3、炭素数20-22、ヘキサ
又はペンタ不飽和脂肪酸又はその塩を、薬学的に許容さ
れ得る担体と組み合わせて含んでいる歯周病治療用組成
物 - 【請求項5】特許請求の範囲第(4)項に記載の組成物
において、該脂肪酸又はその塩がエイコサペンタジエン
酸である組成物。 - 【請求項6】特許請求の範囲第(4)項に記載の組成物
において、該脂肪酸又はその塩がドコサヘキサエン酸で
ある組成物。 - 【請求項7】特許請求の範囲第(4)項に記載の組成物
において、該脂肪酸又はその塩の量が約0.1〜50重量%
である組成物。 - 【請求項8】特許請求の範囲第(4)項に記載の組成物
において、該脂肪酸又はその塩の量が約1〜20重量%で
ある組成物。 - 【請求項9】特許請求の範囲第(4)項に記載の組成物
において、うがい薬、練り歯磨き、薬用ドロップ又はチ
ューインガムの形態をした組成物。
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