JPS6230710A - 口腔疾患の治療 - Google Patents

口腔疾患の治療

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JPS6230710A
JPS6230710A JP61120047A JP12004786A JPS6230710A JP S6230710 A JPS6230710 A JP S6230710A JP 61120047 A JP61120047 A JP 61120047A JP 12004786 A JP12004786 A JP 12004786A JP S6230710 A JPS6230710 A JP S6230710A
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compound
ppm
monoperphthalic acid
toothpaste
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JP61120047A
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パドミニ、サムパスカマー
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Procter and Gamble Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ヒトまたは下等動物における局所的に治療可
能な嫌気性菌感染症(ana*robe 1nfea−
tlon)、特に口腔の疾患、例えば歯肉炎、歯周疾患
、および樫瘉を治療または予防する方法に関する。本発
明は、更に、ヒトまたは下等動物における局所的に治療
可能な嫌気性菌感染症、特に口腔の疾患を治療または予
防するのに有用である薬効リンス(rins@)、特に
マウスリンス(mouthring・)、並びに練り歯
みがきおよびゲル、チューインガム、マウススプレー(
mouth 5pray)、四ゼンジ(lozenge
 )、およびサチエ(sachet)K関する。更に、
本発明は、マウスリンスを製造するキット(kit)に
関する。
発明の背景 事実上すべての嫌気性感染症(anaerobicin
f@ction)は、内因的に生ずる。嫌気性細菌は、
皮膚の正常なフローラの一部分である。また、それらは
、すべての粘膜表面上に固有のフローラとして広く存在
する。組織に浸透するのに適当な状況および機会を仮定
すると、固有のフローラからの嫌気性菌は、感染症、例
えばガス壊俄、外陰膣fla瘍、慢性副鼻腔炎、および
パンサン氏病を生じさせる。高圧酸素または過酸化水素
での治療は、成る嫌気性菌感染症に対して有効であるこ
とがあるが、一般に嫌気性菌感染症を治療または予防す
る安全かつ有効な方法の必要がある。
歯周疾患は、嫌気性細菌感染症を包含すると信じられる
。歯周疾患は、歯を囲む埋設/支持組織である歯周組織
(即ち、歯根膜、歯肉、および歯槽骨)に影響を及ぼす
。歯肉炎および歯周炎は、それぞれ歯肉および歯根膜の
炎症障害である。歯肉症および歯周症は、組織の変質障
害を包含する更に重い状態である。炎症および変質状態
との組み合わせは、複合性歯周炎と称される。
歯周疾患は、成人の歯損失の主原因である。歯周疾患か
らの歯損失は、35歳で始まる重大な問題であるが、/
j歳頃でさえ5大のうち約9人が既に歯肉炎を有し、モ
して10人のうちり人は歯周炎を有する。
歯を清浄化歯みがきでプランジングすることによって達
成されるような良好な口腔衛生は、歯周疾患の発生を減
少するのを助けることができるが、その生起を必ずしも
予防またげ排除しない。その理由は、微生物が歯周疾患
の開始および進行の両方に寄与するからである。このよ
うに、歯周疾患を予防または治療するためには、これら
の微生物は、単純な機械的メクララビング以外の若干の
手段によって抑えられなければならない。この目的に向
けて、薬効歯みがき、洗口料を開発することを目的とす
る多数の研究、およびこれらの微生物を抑える際に有効
である歯周疾患の治療法がある。
本発明の目的は、モノ過フタル酸化合物、またはその製
薬上許容可能な塩またはエステルを利用することによっ
て、ヒトまたは下等動物における局所的に治療可能な嫌
気性菌感染症、特に口腔の疾患を治療または予防する方
法を提供することにある。更に、本発明は、局所的に治
療可能な嫌気性菌感染症、特に口腔の疾患、例えば歯肉
炎、歯周疾患、および座瘉を生ずる微生物(特に嫌気性
微生物)を殺し、かつ所定期間その成長を抑える際に安
全かつ有効であるモノ過フタル酸化合物、またはその製
薬上許容可能な塩またはエステルを含有する薬効リンス
、特にマウスリンス、並びに練り歯みがきおよびゲル、
チューインガム、マウススプレー、ロゼンジ、およびサ
チェを提供する。
更に、本発明は、限定濃度のモノ過フタル酸化合物を有
するマウスリンスを製造するキットに関する。
欧州特許出願用=7J、9.3号明細書は、モノ過フタ
ル酸のマグネシウム塩を包含するペルオキシカルボン酸
のマグネシウム塩、およびこれらの化合物の製法を開示
している。化合物は、洗浄組成物において漂白剤として
使用されている。
欧州特許出願第96.;2夕号明細書は、モノ過フタル
酸マグネシウムを包含する有機ペルオキシ酸/カルボキ
シレート化合物のマグネシウム塩を含有する組成物を開
示している。これらの化合物は、再使用可能なおむつの
清浄化および衛生化用に使用されている。
英国特許出願第ユ、/37.gg2号明細書は、モノ過
フタル酸マグネシウムを包含するペルオキシカルボン酸
マグネシウムを含有する消毒剤を開示している。これら
の組成物は、硬質表面、例えばトイレもしくは排水装置
または医学/獣医もしくは食品加工環境で使用される装
置を消毒/滅菌するのに使用される。
米国特許第Q、1790.249号明細書は、起泡剤お
よびモノペルフタレートからなるか、起泡剤および漂白
剤としてのモノ過硫酸カリウムおよびモノペルフタレー
トからなる清浄化組成物を開示している。これらの組成
物は、取外可能な歯科矯正装置、例えば義歯、義歯床お
よび橋義歯を清浄化するのに使用される。
欧州特許出願第133,33rII号明細書は、過酸素
化合物(モノペルフタレート包含)および起泡剤を含有
する一般に錠剤形態の組成物を開示している。
これらの組成物は、水に溶解されて、取外自在の義歯を
浸すことによって清浄化する浴を生ずる。
米国特許第3.9111.’433号明細書および英国
特許第1,17.A?/号明細書は、アルキルおよびア
リールペルオキシ酸を含有する組成物を開示している。
これらの組成物は、歯から着色物(stain)を除去
するのに使用される。
米国特許第ダ、3go、tyri号明細書け、グリセリ
ンの存在によって水性媒体中で安定化された過酸化ベン
ゾイルを含有する組成物を開示している。これらの組成
物は、練り歯みがきまたはボディースクラブ(body
 5crub )  として使用される。
メルカなど、Voenno−Mad、 Zh、 Vol
、 2、pp弘A −go (/qb7> は、モノ過
フタル酸を包含スる数種の過酸化物化合物の消毒性を研
究している。
発明の概要 本発明は、治療すべぎヒトまたは下等動物の感染組織ま
たは危険のある組織、特に口腔の組織に一般構造 〔式中、Rは芳香環のペルオキシ官能性(func−t
ionality)と相容性であるl又はそれ以上の置
換基であることができ、好ましいRは水素である〕を有
するモノ過フタル酸化合物またはその製薬上許容可能な
塩またはエステルの安全かつ有効な量を局所的に適用す
ること罠よって、ヒトまたは下等動物における局所的に
治療可能な嫌気性菌感染症、特に口腔の疾患、例えば歯
肉炎、歯周疾患、および座癒を治療または予防する方法
に関する。
本発明は、更に、安全かつ有効な量のモノ過フタル酸化
合物、好ましくはモノ過フタル酸マグネシウムを含有し
、かつ本発明の治療法に従ってヒトまたは下等動物にお
ける局所的に治療可能な嫌気性感染症、特に口腔の疾患
を治療または予防するのに有用である練り歯みがき、マ
ウスリンス、チューインガム、マウススプレー、ロゼン
シ、オよびサチエ組成物、並びに他の薬効リンス組成物
に関する。
更に、本発明は、本発明の治療法に従ってヒトまたは下
等動物における口腔の疾患を治療または予防するモノ過
フタル酸化合物、好ましくけモノ過フタル酸マグネシウ
ムを含有する本発明に係るマウスリンス水溶液を製造す
るキットに関する。
前記キットは、(a)モノ過フタル酸化合物の濃厚物、
好ましくはモノ過フタル酸マグネシウムの濃厚物、およ
び(b)モノ過フタル酸化合物によって発生された有効
酸素的30 ppm〜約lコ00 pprn、好ましく
は約6θppm〜約3θOppmを有するマウスリンス
溶液を調製するために水での濃厚物の希釈を容易圧する
手段からなる。
発明の詳細な説明 本発明は、ヒトまたは下等動物の組織、特に口腔の組織
に安全かつ有効な量の一重項酸素発生有機ペルオキシ酸
化合物を局所的に適用することによって、ヒトまたは下
等動物における局所的に治療可能な嫌気性菌感染症、特
に口腔の疾患(例えば、歯周疾患)を治療または予防す
る方法に関する。ここで使用する「−1項(singl
et)酸素発生有機ペルオキシ酸化合物」とは、有機過
酸化アシル化合物(例えば少なくとも1つの一〇03H
置換基を有する有機分子)単独、または過酸化水素との
組み合わせ〔クエンチャ−(quanchar)が溶液
で有機過酸化アシルと同一のモル濃度で添加される時、
その酸化能力は、周知の一重項酸素クエンチャー(例え
ば、/、  lI−ジアザビシクロ〔コ。
λ、2.〕オクタン(「DABCO」)などの第三級脂
肪族アミンによって約JO%よりも多く抑制される〕を
意味する。この抑制は、コっの方法、即ち(a)等モル
量の一重項酸素クエンチャー、特にDABCOの有無に
おいてl、3−ジフェニルイソベンゾ7−)ンなどの反
応性基体(@ub@trate)I)、有機ペルオキシ
酸化合物による酸化を監視する方法、および(b)等モ
ル量の一重項酸素クエンチャー、特にDABCOの有無
において有機ペルオキシ酸化合物の嫌気性細菌〔特に7
ゾバクテリウムヌクレアタム(F、nucl@atum
)などの7ゾバクテリム(Fusobact@rium
 ) ] ゛に対する抗菌活性を監視する方法で監視さ
れ得る。前記(、)または(b)によって監視されるよ
5な活性が一重項酸素クエンチャー(例えば、DABC
O)によって約30%よりも多い程度抑制される有機ペ
ルオキシ酸化合物は、本発明の目的で一重項酸素発生有
機ペルオキシ酸化合物であるとみなされる。
本発明は、更に、治療すべきヒトまたは下等動物の感染
組織または危険のある組織、特に口腔の組織に一般構造 〔式中、Rは芳香環のペルオキシ酸官能性と相容性であ
る/又はそれ以上の置換基であることができる〕 を有する置換モノ過フタル酸化合物またはその製薬上許
容可能な塩またはエステルの安全かつ有効な量を局所的
に適用することによって、ヒトまたは下等動物における
局所的に治療可能な嫌気性菌感染症、特に口腔の疾患(
例えば、歯肉炎、歯周疾患、座瘉)を治療または予防す
る方法に関する。
ここで使用する「芳香環のペルオキシ酸官能性と相容性
の置換基」とは、ペルオキシ酸と反応せず、それによっ
て口腔の疾患を治療する化合物の有効性および安定性を
減少しない環上の置換基を意味する。R基の非限定例は
、水素、炭素数l〜約20を有する置換および非置換飽
和アルキA/(例えば、メチル、エチル)、置換および
非置換アリール(例えばフェニル、ナフチル)、置換お
よび非置換ベンジル、クロロ、フルオロ、ニトロ、スル
ホネート、トリフルオロメチル、トリアルキルアンモニ
ウム(例エバ、トリメチルアンモニウム、トリエチルア
ンモニウム)、シアン、カルボキシ、カルボキシレート
(例えば、−0COに’H,)、ベルカルボキシレート
(例えば、−Co3H)、およびアルコキシ(例えば、
メトキシ、エトキシ)を包含する。好ましいR基は、水
素、炭素数7〜約Jを有する飽和アルキル、アリール、
ベンジル、クロロ、フルオロ、カルボキシ、およびアル
コキシである。
モノ過フタル酸(即ち、R=H)またはその製薬上許容
可能な塩またはエステルが、口腔の疾患を治療または予
防する前記方法で使用するのに特に好ましい。RIfi
、  ヨード、ブロモ、置換または非置換アミン、また
はアミド基であることもできるが、このような基は、ペ
ルオキシ酸基と反応し得るので一般に望ましくない。芳
香環のペルオキシ酸官能性と相容性の置換基の選択は、
当業者によりて容易に行われ得る。
本発明は、モノベルフタレート、特にモノ過フタル酸の
マグネシウム塩が嫌気性細菌、特に口に見出される嫌気
性細菌に対して非常に有効な抗菌剤であるという驚異的
発見の結果である。この抗菌活性は、特により低いモノ
ベルフタレート濃度で嫌気性細菌に対して選択的である
。数種の細菌に対する生体外抗菌活性の効能は、表Iに
示される。表Iかられかるように、低濃度のモノ過フタ
ル酸マグネシウムは、歯肉炎、歯周炎および他の重い嫌
気性菌感染症に関係させる選好性嫌気性細菌を殺す際に
非常に有効であり、そして若干より高い濃度においては
虫歯を生ずるS、ムタンズ(S、 mutans)など
の通性嫌気性細菌を殺す際にa)  11分暴露後、/
 logの減少は、嫌気性菌の数の10倍の減少である
(例えば、’1OK−からOlog−への減少は、生き
ている細菌の数/ 000万から零に減少する) b)歯肉炎および歯周炎に関係する嫌気性菌、c)鬼歯
に関係する嫌気性菌 d)臨床感染からの大部分の嫌気性分離体を説明する生
体の群のメンバーである嫌気性菌、・)非常圧毒性であ
る生体の群のメンバーまた、本発明は、特定の種類の化
合物を嫌気性菌感染症、特に口腔の疾患を治療するのに
非常に望ましくかつ有効にさせると信じられるモノ過フ
タル酸化合物、特にモノ過フタル酸のマグネシウム塩の
驚異的性質の発見の結果である。粘膜組織の層および好
気性細菌を通して浸透して下の嫌気性細菌に達しかつ殺
すモノ過フタル酸マグネシウムの明らかに高度に有効な
生体内能力は、特に驚異的である。更に、モノ過フタル
酸マグネシウムは、酵素分解、特に口腔に見出される酵
素に比較的安定であり、それによって有効量の化合物が
その生体内抗菌活性を果すようにさせる。また、生体内
モノ過フタル酸マグネシウムは、嫌気性細菌を優先的に
殺すだけではなく、これらの細菌の再成長を抑える。
表■は、非常に迅速であり、かつ嫌気性細菌に高度に優
先的である前記効能を実証する。表■は、研究から得ら
れた結果の若干を与える。この研究において、ヒトの被
検者3o人をランダムにて群に分け、各群をプラシーボ
またはモノ過フタル酸マグネシウムの0.!r %溶液
のいずれかで/、5日のみ30秒間すすいだ(2回のす
すぎ7日)。この期間の終りに、合計3回のすすぎのみ
の後に、モノ過フタル酸マグネシウムで治療された被検
者の歯垢中の嫌気性菌の数の劇的減少(’I logよ
りも大きい減少)があり、一方プラシーボですすぐ被検
者の歯垢中の嫌気性菌の数の有意な減少はなかった。
モノ過フタル酸マグネシウムで治療された被検者で観察
されたダlogよりも大きい減少は、治療前(ベースラ
イン)歯垢の表面上に2000万(2×707)の嫌気
性菌があったが、ちょうど3回の30秒のすすぎの終り
に、嫌気性菌の数は、s、oooc、y、10 )のみ
に落ちたことを意味する。このことは、高度に有意(p
 <o、oo/)な減少であり、そしてこのモノ過フタ
ル酸マグネシウム溶液の効力の説得力のある証拠を与え
る。重要なことに、歯垢中の嫌気性菌の数のこの高度に
有意な減少は、有効成分での最終すすぎの後十時間より
も長く維持され、このように嫌気性細菌の再成長を抑え
、そして有効成分への暴露間に有意な抗菌上の利益を与
える。
有効成分の長期使用(7日二回、約3週間)は、歯垢中
の好気性菌の数の約3 logの減少を生じ、それによ
って更に抗虫歯上の利益を与えるであろうと予想される
表■ 好気性菌 0.3±0./ダ θ、0デ±0./It 
O,03±0115  θ、/±θ、/g嫌気性菌 l
、/7±0.+b)θ1g夕±0.!r!r Jo、3
±0.ダ1lb)o、、y社θ、ダ3a)  log単
位/歯の減少; / log単位の減少は1細菌数の1
0倍の減少である。
b)ベースラインからのfk計的有意差(p<o、oo
/) 前記性質オ6よび嫌気性菌に対する選択性は、嫌気性感
染症、特に口腔の疾患、例えば座癒、歯肉炎、および歯
周疾患を治療するのに望ましい。一般に嫌気性菌感染症
の治療のためには、組織に有害であって組織のすべての
正常なフローラを殺すことがあるので、嫌気性菌に対す
る方法の選択性は、望ましい。広スペクトル抗菌剤は、
すべての正常なフローラを殺し、そしてこのことは、正
常なフローラが防止するように作用できる疾患、例えば
酵母感染症の可能性を生ずる。このように、本発明の治
療法の選択性は、その中に含有される病原性嫌気性菌を
殺しながら正常なフローラの一部分を生き延びさせる。
口腔の疾患の治療法の場合には、嫌気性菌を殺す際の選
択性は、特に望ましい。第一に、前記のように、広スペ
クトル抗菌剤は、口のすべての正常なフローラを殺し、
正常なフローラが防止するように作用できる疾患、例え
ば酵母感染症にかかりやすい状態に口腔をする。第二に
、広スペクトル抗菌剤、例えばクロルヘキシジンは、日
中のすべの細菌の殺した直接の結果でさると信じられる
歯着色を生ずる。このように、モノ過フタル酸化官物の
選択性(特に活性酸素約/200 ppm未満、好まし
くは活性酸素約300ppm未満の濃度での選択性、特
にモノ過フタル酸マグネシウムの選択性)は、口腔のす
べての細菌を殺すことはないので、口腔の疾患の非着色
治療法を生ずると信じられる。
更に、これらのモノペルフタレート化合物は、弱い漂白
剤でもあるので、漂白活性のため着色除去上の利益があ
り得る。
本発明の治療法の別の重要な%徴は、これらの治療薬が
局所的に治療可能な嫌気性感染症、特に口腔の疾患の長
期治療に安全であると信じられることである。遊離基機
構によって分解する過酸化ベンゾイルなどの過酸化ジア
シルと異なり、モノペルフタレートの水性分解は、有意
の遊離基の発生を伴わない。遊離基は、組織に対する悪
影響を有することが既知であり、かつ厳しい炎症応答を
もたらすことがあるので、前記性質は、安全性の理由に
特に適切である。それ故、遊離基発生剤でf)LM治療
は、望ましくない。モノペルフタレートの場合の遊離基
機構の不在は、モノペルフタレートでの長期治療が安全
である等であり、かつ有意の健康上の危険をもたらさな
いことを強く示す。
前記結果は、他の近似の芳香族ペルオキシ酸化合物、特
にジ過インフタル酸(ペルオキシ酸に対してカルボキシ
レートオルトよりもむしろメタである2つのペルオキシ
酸基があるという点でのみモノ過フタル酸と異なる)が
歯肉炎を治療する際に有意の効能を示さないという事実
に徴して特に興味深い。モノペルフタレートの前記性質
、特に歯肉炎、歯周炎、および歯周疾患を治療または予
防する際の有効性は、この特定の種類の芳香族ペルオキ
シ酸に独特であると信じられる。理論によって限定しよ
うとはしないが、オルト置換カルボキシおよびモノペル
オキシ酸基の相互作用から生するモノペルフタレート化
合物に存在する電子配置および(または)立体因子は、
本発明の治療法、特に口腔の疾患を治療または予防する
方法に特に良く適している独特の性質をもたらすらしい
ここで使用する「製薬上許容可能な塩またはエステル」
とは、モノ過フタル酸の好ましいマグネシウム塩と同一
の一般的抗菌性を有し、かつ毒性の見地から許容できる
置換または非置換モノ過フタル酸化合物のエステルおよ
び塩を意味する。製薬上許容可能な塩の非限定例は、ア
ルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩)、
アルカリ土類金属塩(例えば、カルシウム塩、マグネシ
ウム塩)、無毒性重金属塩、およびトリアルキルアンモ
ニウム塩(例えば、トリメチルアンモニウム塩)を包含
する。口腔の疾患を治療または予防するのに好ましい化
合物は、置換または非置換モノ過フタル酸化合物の製薬
上許容可能な塩であり、二価陽イオン(例えば、マグネ
シウム、カルシウム)の製薬上許容可能な塩が更に好ま
しく、そしてマグネシウム塩が最も好ましい。
モノ過フタル酸のマグネシウム塩は、嫌気性細菌によっ
て生ずるか包含する(involving)表面組織感
染症を治療または予防する前記方法で使用するのに最も
好ましく、特に口腔の疾患用に好ましい。このマグネシ
ウム塩は、欧州特許出願第27,693号明細書に開示
のように式を有するカルボン酸基のみの塩である。この
化合物は、その固体形態である時に水和物である。
置換および非置換モノ過フタル酸化合物の合成は、例え
ば欧州特許出願第21.1.93号明細書、欧州特許出
願第AA 、 972号明細書、米国特許第3.07に
、92/号明細書、r−Organic Pero:c
fdeg J、ダニエル・スワーン編、ジョン・ウィリ
ー・エンド・サンプ・インコーホレーテッド発行、19
70年および英国特許第1,37ざ、67/号明細書に
開示の方法を使用して当業者によって達成サレ得ル。モ
ノ過フタル酸のマグネシウム塩の合成法は、欧州特許出
願第27.Afj号明細書に開示されている。
この化合物は、インテロックス暢ケミカルズ拳リミテッ
ドからも市販されている。
ここで使用する「局所的に治療可能な嫌気性菌感染症」
とは、嫌気性細菌によって惹起されるか包含し、かつ局
所適用によって治療できる組織感染症を意味する。一般
に、局所適用によって治療できる組織は、外粘膜および
粘膜皮膚口である。
局所適用によって治療できる嫌気性菌感染症の非限定例
は、皮膚または軟組織の嫌気性菌感染症〔例えば、癌癒
、ふけ、ガス壊低(嫌気性筋線維壊死)、ガス生成蜂巣
炎、肛門周囲膿瘍、胸膜瘍、皮膚病、創傷感染症、ウシ
の乳腺炎〕、膣(例えば外陰膣膿瘍)、子宮(例えば、
子宮感染症)、尿路感染症、目(例えば、結膜炎、まぶ
た感染症)、耳(例えば、中耳炎、乳突炎)、洞(例え
ば、副鼻腔炎)、および口腔の疾患(例えば、パンサン
氏病、歯周疾患)を包含する。有効成分を感染組織に与
えるために経小腸または全身療法を必要とする内部嫌気
性菌感染症、例えば腹部感染症、心血管感染症、中枢神
経系感染症、肺感染症、胃および腸感染症、および骨お
よび関節感染症は、包含されない。特定の嫌気性菌感染
症は、ファインゴールド、Anaeroblc Bae
tarla 1n Human−Diasaaes (
アカデミツク働プレス・インコーホレーテッド、ニュー
ヨーク、/977年)、およびAnaeroblc  
Bact@ria  :   Role  in  D
lseasa(米国イリノイ州スピングフィールドのチ
ャールズ・シー・トーマス発行、アルバート・バローズ
など編、19717年)に詳述されている。
ここで使用される「口腔の疾患」とは、口腔内の細菌、
特に嫌気性細菌によって開始されかつ(または)永続さ
れる疾患を意味し、そして例えば歯周疾患、歯肉炎、歯
周炎、歯肉症、歯周症、複合性歯周炎、および口腔内の
組織の他の炎症および(または)変質状態、および虫歯
、パンサン病、蟹壕口内炎、および口臭などの疾患を包
含する。
また、歯と歯槽の感染症、両性膿瘍(例えば、あごの蜂
巣炎、あごの骨髄炎)、急性壊死性潰瘍性歯肉炎(即ち
、パンサン感染症)、感染性口内炎(即ち、頬側粘膜の
急性炎症)および水癌(即ち、壊痕性口内炎またはカン
クラム・オリス)が、詳細には包含される。口腔および
歯感染症は、ファインゴールド、Anaerobic 
Bacteria in Humanpiseaaea
−1第ダ章、第7g頁〜第10ダ頁および第6章第11
5頁〜第1slI頁(アカデミツク・プレス・インコー
ホレーテッド、ニューヨーク、/977年)に詳述され
ている。本発明の治療法は、歯周疾患、歯肉炎および(
または)歯周炎を治療または予防するのに特に有効であ
る。
ここで使用する「安全かつ有効な量」とは、治療すべき
感染症を有意に正に変性するのに十分な程多いが健全な
医学判定の範囲内で重大な副作用(合理的な利益/リス
ク比で)を回避するのに十分な程少ないモノ過フタル酸
化合物、またはその製薬上許容可能な塩またはエステル
の量を意味する。モノ過フタル酸化合物またはその製薬
上許容可能な塩またにエステルの安全かつ有効な量は、
治療すべき特定の感染症(例えば、口腔の疾患)、治療
すべき患者の年齢および肉体状態、感染症の重篤度、治
療期間、同時療法の特質、使用されるモノ過フタル酸の
特定の形態(即ち、酸、塩、および(または)エステル
)、およびモノ過フタル酸を適用する特定のビヒクルに
応じて変化するであろう。
口腔に取り入れられるモノ過フタル酸化合物の安全かつ
有効な量(化合物当たりの過酸化物単位の当量に基づき
)は、約りX10 モルー約5X10−3モルであるこ
とが本発明の治療法で好ましい。約りx 1o−6モル
−約ユx io−’モルカ更に好ましく、約!fX10
 モル〜約5xio  モルが最モ好ましい。モノ過フ
タル酸の好ましいマグネシウム塩の場合には、これは、
約/■〜約10QO■と等価である。約70■〜約tt
oom9が更に好ましく、約70■〜約ioom9が最
も好ましい。
更に、組織と接触する媒体(例えば、ブラッシング時に
水および唾液で希釈された練り歯みがきは媒体を構成す
る)中のモノ過フタル酸化合物の濃度は、組織(歯肉組
織など)と接触する媒体中の活性酸素(rAOJ )の
濃度が約30 ppm =約3!100pprnの範囲
内であるような濃度であることが好ましい。約30 p
pm 〜約/100 ppmが好ましく、60ppm〜
約300 ppmが最も好ましい。広スペクトル抗菌剤
と関連すると考えられる歯着色の可能性を回避するため
に、AO濃度範囲(モノ過フタル酸化合物によって発生
)約30 pprn−約/ 200 ppm 。
特に約40 ppm〜約300 ppmの範囲は、特に
長期療法が必要または所望される時にこれらの濃度での
嫌気性菌vs好気性菌に対するより高い選択性のため、
口腔の疾患を治療または予防するのに好ましい。抗虫歯
上の利益が特に望まれるならば、AOは約1=Oppm
よりも大きいことが好ましい。モノ過フタル酸の好まし
いマグネシウム塩の場合には、前記範囲は、約0.0!
r % (wt/v)〜約s % (wt/v)と等価
である。約0.0k %〜約2チが更に好ましく、約0
.7%〜約0.タ多が最も好ましい。
安全かつ有効な量のモノ過フタル酸化合物は、数種の常
法で口腔の歯肉組織に局所的に適用され得る。例えば、
歯肉組織は、モノ過フタル酸化合物を含有する溶液(例
えば、マウスリンス、マウススプレー)ですすぐことが
できる。または、モノ過フタル酸化合物が歯みがき(例
えば、練り歯みがき、ゲルまたは船出みがき)に配合さ
れるならば、歯肉組織は、歯をブラッシングすることに
よって発生される泡および(またVi)液体に入浴され
る。他の非限定例は、モノ過フタル酸化合物を含有する
ゲルまたはペーストを歯肉組織に直接適用する方法;モ
ノ過フタル酸化合物を含有するガムまたは咀唱可能な錠
剤を咀噌する方法;およびモノ過フタル酸化合物を含有
するロゼンジまたはサチエ上で吸う方法を包含する。モ
ノ過フタル酸化合物を歯肉組織に適用する好ましい方法
は、マウスリンス溶液ですすぐ方法;および歯みがきで
ブラッシングする方法である。モノ過フタル酸化合物を
歯肉組織に局所的に適用する他の方法は、当業者に明ら
かである。
例えば樫侍を治療または予防するのに皮膚に局所的に適
用される安全かつ有効な量のモノ過フタル酸化合物は、
例えばボディースクラブ、リンス、クリーム、ゲル、ま
たはローションとして数種の方法で施され得る。膣感染
症金治療または予防するために1安全かつ有効な量のモ
ノ過フタル酸化合物を膣の組織に局所的に適用する数種
の方法は、例えば層温注液、クリーム、フオームまたは
ゲルを包含できる。モノ過フタル酸化合物を感染組織に
局所的に適用する好ましい方法は、リンス、クリーム、
またはローションを経る。局所適用の他の方法は、当業
者に明らかである。
治療は、治療時のpH,4!に口腔のPHが約5〜約3
、更に好ましくは約7.0〜約q、sのpHに維持され
るような方法で行われることが本発明の治療法の場合に
は好ましい。このことを行う7つの方法は、治療時に緩
衝(例えば、口腔)する方法である。製薬上許容可能な
緩衝剤の非限定例は、サイトレート、サイトレート/バ
イカルボネート、およびホスフェート緩衝剤を包含する
。また、本発明の口腔の疾患の治療法においてはモノ過
フタル酸化合物が摂取されないようにすることが好まし
い。
本発明の口腔疾患の治療法で使用される組成物中のモノ
過フタル酸化合物の濃度は、組織と接触する組成物の効
率の差のため、そしてまた一般に組成物の使用量のため
、モノ過フタル酸化合物を歯肉組織に適用するのに使用
される組成物の種類(例えば、練り歯みかぎ、マウスリ
ンス、ロゼンジ)に依存する。
口腔に取り入れられるべぎマウスリンスは、モノ過フタ
ル酸化合物の濃度約O,OS%(w/v )〜約1%C
W/V)を有することが好ましい(これは、平均irm
lのリンス当たり約/ダ〜約10001n9のモノ過フ
タル酸マグネシウムを口腔に導入する)。
約o、or%〜約コチが更に好ましく、約0./ (1
)〜約0.!r %が最も好ましい。マウススプレーは
、好ましくはモノ過フタル酸化合物濃度約0.1%(φ
)〜約二%(W/v)を有する。約0.5%〜約10%
が最も好ましい。歯みがきの場合には、モノ過フタル酸
化合物の濃度は、約2.2%〜約50−の範囲内である
(これは、例えば歯みかぎ平均ldの適用の場合に1回
使用当たり約lダ〜約よθθダのモノ過フタル酸マグネ
シウムを導入する)。約/チ〜約35チが好ましい。咀
鳴可能な錠剤、チューインガム、ロゼンジ、およびサチ
エは、一般に10腔で使用される単位当たり(即ち、錠
剤、ガムのスティック、ロゼンジなど当たり)約に■〜
約200■のモノ過フタル酸化合物を好ましくは含有す
る個々の単位サイズの組成物に処方される。
歯肉組織以外の組織を治療するためには、リンス(例え
ば、層温注液、鼻スプレー)、クリーム、およびローシ
ョンは、モノ過フタル酸化合物の濃度約0.0!r %
〜約5%を有することが好ましい。
約o、or 1〜約2チが更に好ましく、約0./%〜
約O,S係が最も好ましい。使用時に水によって希釈さ
れるであろう濃厚組成物、例えばボディースクラブまた
は浸液は、好ましくは、モノ過フタル酸化合物約/%〜
約go%を含有する。
本発明の口腔疾患の治療法の場合には、安全かつ有効な
量のモノ過フタル酸化合物は、好ましくは歯肉組織VC
,1日約1一約/〜約乙くとも約3θ秒間適用される。
1日2回が好ましい。治療期間は、好ましくは約3週〜
約3ケ月であるが、治療すべき口腔疾患の型温度、利用
される特定の配送形態および治療に対する患者の応答に
応じてより短いかより長いことができる。同様の治療法
は、例えば座癒が感染した組織を1口約l〜約6回少な
くとも約3θ秒間洗浄するのに安全かつ有効な量のモノ
過フタル酸化合物を含有するボディースクラブを使用し
て;ふけのある組織を1口約l〜約6回少なくとも約3
0秒間洗浄するのに安全かつ有効な量のモノ過フタル酸
化合物を含有するシャンプーを使用して;そして感染膣
組織を/ロ約/〜約6回少なくとも約30秒間すすぐの
に安全かつ有効な量のモノ過フタル酸化合物を含有する
層温注液を使用して他の局所的に治療可能な嫌気性菌感
染症を治療するのに利用される。
本発明は、更に、本発明に係る治療法で使用される組成
物に関する。特に、本発明は、更に、(1)安全かつ有
効な量のモノ過フタル酸化合物、またはその製薬上許容
可能な塩またはエステル、および(2)経口投与に許容
可能な担体からなるリンス、特にマウスリンス、並びに
練り歯みがき(ゲルを包含)、マウススプレー、チュー
インガム、ロゼンジ、およびサチエに関する。これらの
組成物で使用できるモノ過フタル酸化合物は、前記と同
一である〔非置換芳香fR(即ち、R=H)が好ましい
〕。再度、製薬上許容可能な塩形態が好ましく、製薬上
許容可能な二価塩形態が更に好ましい。モノ過フタル酸
のマグネシウム塩が最も好ましい。
これらの組成物は、口腔に取り入れられるか他の感染組
織に局所的に適用され、そして本発明の方法に従って口
腔の疾患および他の局所的に治療可能な嫌気性菌感染症
を治療または予防するのに有効であるような方式および
時間そこに保持される。
これらの組成物は、摂取されないようにすることが好ま
しい。練り歯みがき(ゲルを包含)およびマウスリンス
が、好ましい。
本発明のリンス、特にマウスリンスは、モノ過フタル酸
化合物の濃度(重量対容量基準で)約o、or%〜約5
%を有する。約0.0!r%〜約296が好ましく、約
0./ %〜約0.5チが最も好ましい。
本発明のマウススプレーは、モノ過フタル酸化合物の濃
度的0./ %〜約5%を有する。約0.5チ〜約70
係が好ましい。本発明の練り歯みがき(ゲル包含)は、
好ましくはモノ過フタル酸化合物的0、/チル約SOチ
を含有する。約/チ〜約35チが最も好ましい。本発明
のチューインガム、ロゼンジ、およびサチエは、好まし
くは口腔に使用される単位当たり約/×10 モル−約
−,5×10  モルのモノ過フタル酸化合物(モノ過
フタル酸マグネシウム約20m9〜約soomj?)を
含有する。約コ、yx10−4モル〜約/、7!; X
 10   モルが更に好ましい(モノ過フタル酸マグ
ネシウム約rom9〜約3r。
■)。
口腔疾患以外の局所的に治療可能な嫌気性菌感染症、例
えば挫唐を治療または予防するクリームおよびローショ
ンは、モノ過フタル酸化合物の濃度的O、OS%〜約3
%を有する。約O9θ5%〜約Sチが好ましく、約0.
/%〜約1%が最も好ましく1゜ 本発明の組成物は、嫌気性細菌を殺し、かつ所定期間嫌
気性細菌の再成長を防止する際に非常に有効である。こ
のように、それらは、ヒトまたは下等動物における局所
的に治療可能な嫌気性感染症、特に口腔の疾患を治療ま
たは予防するのに有用である。更に、これらの組成物(
特に低濃度で)を使用して口腔の疾患を治療または予防
することは、歯周疾患を治療する際に使用することが示
唆されている広スペクトル抗菌剤(例えば、クロルヘキ
シジン)と異なり、歯を着色しないであろう。
ここで使用する「担体」とは、経口投与に好適である7
以上の相容性固体または液体充填希釈剤またはカプセル
化物質を意味する。ここで使用する「相容性」とは、組
成物の成分が本発明の方法に従って局所的に治療可能な
嫌気性菌感染症、特に口腔の疾患を治療または予防する
組成物の効能を実質上減少するであろう方式で相互作用
せずに混合できることを意味する。担体は、緩衝される
か、使用時口腔のpHをpH約&−pH約g(更に好ま
しくはpH約7.0約7.5)に維持できる緩衝剤を含
有することが好ましい。緩衝剤の非限定例は、サイトレ
ート、サイトレート/バイカルボネートおよびホスフェ
ート緩衝剤を包含する。
本発明の担体は、以下に詳述されるように練り歯みがき
(ゲルを包含)、7ウスリンス、7ウススプレー、チュ
ーインガム、ロゼンジ、およびサチエの常用の通常の成
分を包含できる。しかしながら、一般に、担体は、水酸
基を含まない物質に限定され、そしてまた通常、本発明
の組成物がかなりの期間貯蔵されるべぎである時には反
応点、例えばアミン、アミド、ヨード、ブロモ、および
スルフヒドリル基、および不飽和、イミノ、およびチオ
エーテル結合を含有する物質に限定される。
このように、例えばモノ過フタル酸化合物の実質上無水
の濃厚物を水に溶解して本発明の治療法で使用するのに
必要な濃度にすることによって使用直前にマウスリンス
溶液を調製して、使用直前まで、モノ過フタル酸化合物
は実質上無水であることが好ましい。
しかしながら、反応性担体がモノ過フタル酸化合物と分
離して貯蔵され、かつ製品が調製直後に使用される時に
は、反応性担体さえ本発明の組成物に含有され得ること
が意図される。例えば、練り歯みがき組成物は、通常、
研摩剤、発泡剤、粘結剤、保湿剤、フレーバーおよび甘
味剤を含有する。これらの大部分は、モノ過フタル酸化
合物とともには貯蔵できない。それ故、本発明の練り歯
みがきは、通常、使用直前に合流されるべき、別個の容
器または室中の二成分組成物であろう。他の相容性添加
剤および有効成分(例えば、フッ化物)は、本発明の組
成物に配合され得る。
使用すべき担体の選択は、基本的には、組成物が口腔に
導入されるべき方式によって決定される。
練り歯みがき(ゲルを包含)が使用されるべきであるな
らば、「練り歯みがき担体」は、例えば米国特許第、I
、9Kg、II、13号明細書に開示のように選択され
(例えば、研摩剤、発泡剤、粘結剤、保湿剤、フレーバ
ーおよび甘味剤など)、またはマウスリンスが使用され
るべきであるならば、「マウスリンス担体」は、また例
えば米国特許第3,9gg、り33号明細書に開示のよ
うに選択される(例えば、水、フレーバーおよび甘味剤
、多分有機溶媒、例えばエタノールなど)。同様に、マ
ウススプレーが使用されるべきであるならば、「マウス
リンス担体」が選択され、またはロゼンジが使用される
べきであるならば、「ロゼンジ担体」が選択される(例
えば、キャンディ−基剤)。キャンディ−基剤は、例え
ば米国特許第1I、1771,37.3号明細書、およ
び米国特許第11.O12,9r!T号明細書に開示さ
れている。
チューインガムが使用されるべぎであるならば、「チュ
ーインガム担体」は、例えば米国特許第弘、lI7コ、
373号明細書および米国特許第ダ、Og3,9タ5号
明細書に開示のように選択される(例えば、ガム基剤、
フレーバーおよび甘味剤)。そして、サチエが使用され
るべきであるならば、「サチェ担体」が選択される(例
えば、サチエバッグ、フレーバーおよび甘味剤)。本発
明の組成物の調製に好適な担体は、技術上周知である。
それらの選択は、本発明の目的で臨界的ではなく、かつ
当業者によって困難なしに払うことができる二次的考慮
、例えば味、コスト、貯麓安定性に依存するであろう。
本発明の組成物に配合できる担体の種類は、特定の非限
定例と一緒に次の通シである。
A、研摩剤 多くの研摩剤はペルオキシ酸を不安定にさせる傾向があ
るので、研摩剤は、通常、即座に使用しようとする希薄
組成物のみに添加される。研摩剤は、オルトリン酸二カ
ルミウム、炭酸カルシウム、例えば米国特許第4//2
2177号明細書の教示に従って生成されるβ相ピロリ
ン酸カルシウム、例えば米国特許第j、 070. J
−70号明細書に記載のような粒状熱硬化性重合樹脂(
例えば、メラミン樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン−尿素樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、
尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−尿素−ホルム
アルデヒド樹脂、架橋エポキシドおよび架橋ポリエステ
ル)、アルミナ、/り73年2月2日出願の米国特許出
願筒329,712号明細書に開示の種類のシリカキセ
ロゲル、および他のホスフェートおよびシリカ研摩剤、
例えば不溶性メタリン酸ナトリウムを包含する。研摩剤
の混合物も使用できる。本発明の練り歯みがき中の研摩
剤の合計tL練り歯みがきの0.!〜りj重量下の範囲
であることができる。好ましくは、練p歯みがきは、研
摩剤約J〜約60重量%を含有する。研摩剤の校径は、
好ましくは約/μ〜約30μの範囲である。
B1発泡剤 好適な発泡剤は、広いpH範囲全体にわたって合理的に
安定であり、かつ泡を形成するもの、好ましくは、本発
明のペルオキシ酸と比較的反応性ではない非セツクン陰
イオン有機合成洗剤である。
応性の洗剤は、炭素数10〜/gを有する脂肪酸のスル
ホン化モノグリセリドの水溶性塩、例えばモノグリセリ
ドスルホン酸ナトリウムiタウリンCIO〜C18脂肪
酸アミどの塩、例えばN−メチル−N−バルミトイルタ
ウリドナトリウム;イセチオン酸のC10−015脂肪
酸エステルの塩2および炭素数λ〜乙を有し、かつアシ
ル基が炭素数72〜/6を有する飽和脂肪族アシルアミ
ド、例えばN−ラウロイルサルコシドナトリウムを包含
する。2以上の発泡剤の混合物が使用され得る。他の好
適な発泡剤は、非イオン非セッケン有機合成洗剤、陽イ
オン非セヴケン有機合成洗剤、双性非セッケン有機合成
洗剤および両性非セッケン有機合成洗剤を包含する。
本発明の口腔組成物で使用できる非イオン合成洗剤は、
非イオン洗剤が反応性水酸基を含有する時にはペルオキ
シ酸を含有する長期間貯蔵されるべきである濃厚組成物
の一部分であるべきではない。非イオン合成洗剤は、ア
ルキレンオキシド基(性状が親水性)と性状力1脂肪族
またはアルキル芳香族であることができる有機疎水性化
合物との縮合によって生成される化合物と広く定義され
得る。特定の疎水基と縮合される親水基もしくはポリオ
キシアルキレン基の長さは、親水性ニレメントド疎水性
エレメントとの間の所望のバランス度を有する水溶性化
合物を生成するよ5に容易に調節され得る。
例えば、周知の種類の非イオン合成洗剤は、商品名[プ
ルロニック(Pluronta ) Jで市販されてい
る。これらの化合物は、プロピレンオキシドとプロピレ
ングリコールとの縮合により生成された疎水性ベースと
エチレンオキシドとを縮合することによって生成される
。勿論、水不溶性を示す分子の疎水性部分は、分子量約
りOO〜約弐〇〇〇を有スる。この疎水性部分へのポリ
オキシエチレン基の付加は、全体として分子の水溶性を
増大する傾向があり、そして生成物の液体特性は、ポリ
オキシエチレン含量が縮合物の全重量の約sonである
点まで保持される。
他の好適な発泡剤は、米国特許第3.りrr、≠33号
明細書に開示されている。
発泡剤は、本発明の歯みがき組成物に全組成物の約0.
j〜約7θ重1L好ましくは約/〜約3重tチの量で存
在できる。
C0増粘剤 練シ歯みがきまたはゲルを調裏する際に、望ましいコン
シスチンシーを与えるために若干の増粘物質を添加する
ことが必要である。しかしながら、重合体ポリエステル
化合物、例えば炭素数/〜約/gを有するアルキルまた
はアシル基で封鎖されたポリ二′チレンオキシドまたは
ポリプロピレンオキシド(分子f300〜/、000,
000)を除いてほとんどすべての増粘剤は、ペルオキ
シ酸と反応するであろう。ペルオキシ酸が別個に処方さ
れる時には、好ましい増粘剤は、ヒドロキシエチルセル
ロースおよびセルロースエーテルの水溶性塩、例えばカ
ルボキシメチルセルロースナトリウムおよびカルボキシ
メチルヒドロキシエチルセルロースナトリウムである。
天然コム、例えばカラヤゴム、アラビアゴム、およびト
ラガカントゴムも、使用できる。コロイドケイ酸アルミ
ニウムマグネシウムまたは微粉砕シリカは、テクスチャ
ーを更に改善するために増粘剤の一部分として使用され
得る。全線り歯みがきまたはゲル組成物の約0.3〜約
J−1Of量チの量の増粘剤が、使用され得る。より高
い濃度が、チューインガム、ロゼンジおよびサチエの場
合に使用され得る。
D、保湿剤 また、練シ歯みがきまたはゲルが硬化しないよ5に若干
の保湿剤物質を練り歯みがきまたはゲルに配合すること
が、望ましい。好適な保湿剤は、グリセリン、ソルビト
ール、および他の食用多価アルコールを包含する。保湿
剤は、練シ歯みがきまたはゲル組成物の約36重以下ま
でを構成できる。
裟いは、組成物は、パラフィン油約、?A%までを含有
できる。
E、フレーバーおよびせ柴剤 好適なフレーバーは、ウィンタグリン油、ペパミント油
、スペアミント油、サツサフラス油、および丁字油を包
含する。使用できる甘味剤は、サッカリン、デキストロ
ースおよびレプロースヲ包含する。組成物は、好ましく
は、これらの薬剤約o、iチ〜約IO%を含有する。
好ましい態様においては、その反応性のため、七ノ過フ
タル酸化合物は、酸化性物質との限定された反応性のた
めに選択される不活性有機または#i機担体から本質上
なる組成物に処方されるであろ5゜不活性物質の主機能
は、単一の組成物またはコ成分組成物の一部分としての
いずれかで、適当な濃度のペルオキシ酸および他の所望
の補助剤を支持することである。
有機担体は、液体または軟ロウのいずれかであることが
でき、好ましくは液体である。ここで使用する「飽和」
は、アリール並びに飽和アルキル部分を含有する化合物
を包含しようとする。ここで使用する[ポリオキシアル
キレン]は、エトキシ化物およびプロポキシ化物を包含
する。
有機担体は、望ましくは、反応性ヒドロキシ基を排除す
るためにアルキルまたはアシル基で封鎖されたエトキシ
化非イオン型の飽和非イオン合成洗剤であることができ
る。非イオン合成洗剤は、アルキレンオキシド基(性状
が親水性)と性状が脂肪族またはアルキル芳香族である
ことができる有機疎水性化合物との縮合によって生成さ
れる化合物と広く定義され得る。特定の疎水基と縮合さ
れる親水基もしくはポリオキシアルキレン基の長さは、
親水性エレメントと疎水性エレメントとの間の所望のバ
ランス度を有する水溶性化合物を生成するように容易に
調節され得る。別の種類は、半極性特性を有する。好ま
しい種類の非イオン合成洗剤は、次の通りである。
/、商品名「プルロニツク」のaimの非イオン合成洗
剤。これらの化合物は、プロピレンオキシドとプロピレ
ングリコールとの縮合にょシ生成された疎水性ペースと
エチレンオキシドとを縮合することによって生成され、
次いで分子をアルキル化(01〜Cl8)またはアシル
化(C2〜Cl11)シてエーテルまたはエステル基を
生成することにょシ「封鎖コされる。勿論、水不溶性を
示す分子の疎水性部分は、分子量約りoO−J:ooo
を有する。この疎水性部分へのポリオキシエチレン基の
付加は、全体として分子の水溶性を増大する傾向があり
、そして生成物の液体特性は、ポリオキシエチレン含量
が縮合物の全重量の約SO%である点まで保持される。
コ、アルキルフェノールのポリエチンンオキシド縮合物
、例えば直鎖または分枝鎖配置のいずれかに炭素数的6
〜/2を有するアルキル基を有するアルキルフェノール
とエチレンオキシドとの縮合物(前記エチレンオキシド
はアルキルフェノール1モル当たシ!〜2モルに等しい
量で存在する)。
縮合物は、群lの場合のよ5に「封鎖」される。
このような化合物内のアルキル置換基は、例えば重合さ
れたプロピレン、ジイソブチレン、オクテン、またはノ
ネンから誘導され得る。
3、プロピレンオキシドとエチレンジアミンとの反応か
ら生ずる生成物とエチレンオキシドとの縮合から誘導さ
れる非イオン合成洗剤。縮合物は、群lにおけるように
「封鎖コされる。例えば、エチレンジアミンと過剰のプ
ロピレンオキシドとの反応生成物から構成される疎水性
ベース(分子量4j00〜J、 000程度)とエチレ
ンオキシド基との反応から生ずるポリオキシエチレン約
侵〜約to 重量%を含有しかつ分子量約5ooo〜約
//、000を有する化合物は、満足である。
グ、直鎖または分枝鎖配置のいずれかに炭素数r−nヲ
有する脂肪族アルコールとエチレンオキシトとの縮合物
、例5tはココナツツアルコール1モル当たすt〜弘O
モルのエチレンオキシドを有スるココナツツアルコール
、エチレンオキシド縮金物(ココナツツアルコール画分
は炭素数10〜/lを有する)。
他の好ましい有機担体は、炭素数?−一を有する飽和脂
肪酸、例えばココナツツ脂肪酸、ラウリン酸、セチン酸
(セチル酸とも呼ばれる)、およびステアリン酸、炭素
数的10−♂Oを有する飽和アシレートエステル(脂肪
アシル基は炭素数λ〜約lざおよび/〜約3個のカルボ
キシル基を有し、かつアルコール基は炭素数/〜約/ざ
および/〜約を個のヒドロキシル基を有する)、例えば
2ウリン酸メチル、ジラウリン酸エチレングリコール、
アジピン酸ジプチル、シミリスチン酸プロピレングリコ
ール、およびトリステアリン、73″F(約42℃)で
粘度約5θ〜約700セイボルト秒フロール(SSF)
を有する鉱油、および炭素数的io〜約〃を有する飽和
脂肪族炭化水素、例えばデカン、2−エチルデカン、テ
トラデカン、インテトラデカン、ヘキサデカンおよびエ
イコサン、並びに前記炭化水素の混合物を包含する。
特に好ましい有機担体は、鉱油、飽和脂肪族炭化水素、
プロピレングリコールのジエステルおよびグリセリンの
トリエステルを包含する。
本発明の特に好ましい態様においては、鉱油または脂肪
族炭化水素の増粘形態が、有機希釈剤として使用され、
増粘剤は特定の種類の有機ロウの群から選択される。こ
れらの増粘剤は、ペルオキシ酸との優秀な相容性を有し
、そして鉱油または炭化水素と適当な割合で使用される
時に、通常の練シ歯みがき組成物の範囲内の粘度、即ち
7!″F(約コ3.り℃)でブルックフィールド粘度約
75〜約100を有する組成物を調製する際に有効であ
る。
このような組成物は、練シ歯みがき使用の常法でスクイ
ーズ管から歯ブラシ上に広がり、かつ歯の上にブラッシ
ングされ得る。増粘剤は、以下のものからなる群から選
択される。
八 融点的/30〜約λjO″F(約j4t〜約/コ/
”C)を有する飽和脂肪酸トリグリセリト コ、融点的/JO〜約2!0”F(約!μ〜約121℃
)およびASTMテストD −/J、2/によって測定
された時の針入度約0.2〜約Iを有するミクロクリス
タリンワックス 3、融点的/30〜約80”F(約評−約/コ/”C)
およびASTM7″ストD −1327によりて測定し
た時の77″F(約27.0℃)での針入度約0.j〜
約〃を有するポリエチレンロウ これらの組成物中の特定の増粘剤の量は、所望のブルッ
クフィールド粘度を生ずるように選択される。一般に、
組成物の約!〜約、?ottlの範囲内の量の増粘剤が
、使用される。このように、これらの特に好ましい組成
物は、本質上、ペルオキシ酸約2%〜約ro%(好まし
くは約!チ〜Jj%)、前記種類から選択される増粘剤
約!チ〜約30%、および残部の鉱油または飽和脂肪族
炭化水素からなシ、増粘剤の特定の量は7j″F(約2
3.り℃)でのブルックフィールド粘度約lj〜約10
0を生ずるように選択される。ここに示されるブルック
フィールド粘度は、回転速度λ、j rpmに設定され
たEスピンドルを使用したブルックフィールドRVT1
4へリオパス(Hellopath)粘度計で測定され
る。
タイプ/の増粘剤の例は、トリグリセリド、例えばミリ
スチン酸トリグリセリド、ステアリン酸トリグリセリド
、およびパルミチン酸トリグリセリドである。飽和脂肪
酸トリグリセリドの混合物、例えば水素添加タロー、水
素添加大豆油および水素添加綿実油を構成するものも、
好適である。
タイプコの増粘剤の例は、インターナショナル・ワック
ス・リファイニング・カンハニーによって販売されてい
るホワイト・ミクロ・ワックス(Whlte Micr
o Wax ) (融点763〜/17″F(約7Jt
〜7A、7℃)、針入度り〕、ペトロライト・コーボレ
ーシ冒ンのバレコ・デイビジヨンによって販売されてい
るベトロライト(Petrol Its ) C−10
3t(融点/り7〜20λ″F(約り/、7〜約2≠、
参℃)針入度μ〜!〕、ビー−スクエア(Be 5qu
are)lり!〔融点 /り3〜/9r下 (約tり、
弘〜約デλ、2℃)、針入度g〜7:I、セラマー (
Cerarner ) 67 (融点200〜2/j”
F(約タタ〜約10コ℃)、針大度x、t〜ジ!〕オヨ
びヘトロライトc−rzoo〔融点5oo−xi。
?(約23〜約タタ℃)、針入度グ〜7〕である。
タイプ3の増粘剤の例は、ヘトロライト・コーポレーシ
ョンのパレコ・ディビジランによって販売されているポ
リワックス(Pa lywax) 4!! (融点コ/
j″F(約10コ℃)、針入度3.0〕、ポリワックス
!OO〔融点/111″(約rz”c)、針入度!、0
〕およびポリワックスE2020(融点2弘コア(約/
/1℃)、針入度へO〕である。
本発明の組成物で存在できる無機担体は、アルカリ土類
金属およびアルカリ金属の硫酸塩を包含する。
濃厚物に配合できる望ましいフレーバー成分は、酪酸エ
チル、酢酸メチル、酢酸ベンジルなどの「飽和」エステ
ル;メチルアミルケトン、メントン、ユーカリブトール
などの飽和ケトンである。
練シ歯みがき、洗口料、ロゼンジ、およびチューインガ
ムの成分は、米国特許第!A≠7277j号明細書、米
国特許第1I、 OIf j、り35号明細書、および
米国特許第J、りre、4tJs号明細書に開示されて
いる。
本発明のマウスリンス以外のリンスは、水および(また
は)相容性有機溶媒(例えば、エタノール、イソプロパ
ツール)、使用時のリンスのpHをpH約j〜約Ir(
pH約7.0− pH約7.5が好ましい)に維持でき
る緩衝剤(例えば、ホスフェート、サイトレート)、お
よび任意に他の相容性成分、例えば着色剤(好ましくは
約0.2係未満)、香料(好ましくは約j4未゛満)、
または洗剤(前に詳述)からなる。リンスの相容性成分
は、リンスを調製すべき用途に徴して前記担体な選択す
るのに使用され基準に類似の基準に基づいて決定され、
例えば層温注液として使用すべきリンスは、層温注液に
使用するのに安全な相容性成分(例えば、水、緩衝剤)
を含有するであろうし、そして4癩用に使用すべきリン
スは、皮膚をすすぐ際に使用するのに安全な相容性成分
(例えば、水、緩衝剤、洗剤、香料)を含有するであろ
う。本発明に係るリンス用の相容性成分の選択は、当業
者によって困難なしに行われ得る。fL癒を治療しかつ
ボディースクラブとして使用される組成物の成分は、米
国特許第giryzoi号明細書および米国特許第41
.J j O,l、 lr 7号明細書に開示されてい
る。
局所的に治療可能な嫌気性菌感染症、例えば^宥を治療
または予防する本発明のクリームおよびロータ1ンは、
治療すべき組織への適用に安全である相容性希釈剤を含
有できる。この担体は、前記のような有機担体であるこ
とが好ましく、この有機担体はクリームまたはローシ璽
ンの約0(6〜約タタ、りj憾を構成する。更に、これ
らのクリームまたはロータ1ンは、緩衝されるか、pH
約3〜約r(pH約7.0〜pH約7.jが好ましい)
に維持できる緩衝系を含有することが好ましい。相容性
洗剤(前に詳述)は、クリームまたはローシ璽ンの一部
分、好ましくはクリームまたはロータ1ンの約23〜約
タタ、234を構成できる。また、クリームまたはロー
シ璽ンは、相容性着色剤または香料を含有できる。
本発明は、更に、本発明の治療法に従ってヒトまたは下
等動物における口腔の疾患を治療または予防する際に使
用する本発明の水性マウスリンスを調製するキットに関
する。前記のように特に長期使用の場合に1本発明のマ
ウスリンスの濃度は、モノ過フタル酸化合物によって発
生されるAO濃度約1200ppm未満、好ましくは約
300 ppm未満を有することが望ましいので、本発
明は、適当な濃度を有するマウスリンスの処方を容易に
するキットを提供する。このように、本発明は、本発明
の治療法に従ってヒトまたは下等動物における口腔の疾
患を治療または予防する際に使用される本発明に係るモ
ノ過フタル酸化合物、好ましくはモノ過フタル酸マグネ
シウムを含有する水性マウスリンスを調製するキットを
提供する。前記キットは、(a)モノ過フタル酸化合物
の濃厚物、好ましくはモノ過フタル酸マグネシウムの濃
厚物、および(b)モノ過フタル酸化合物によって発生
される有効酸素約30 ppm〜約/コ00 ppm、
好ましくは約6θppm〜約300 ppmを有する溶
液を調製するために水での所望の希釈を容易にする手段
からなる。
ここで使用する1モノ過フタル酸化合物の濃厚物」とは
、水で希釈されて本発明に係るマウスリンスを調製でき
るモノ過フタル酸化合物、好ましくはモノ過フタル酸マ
グネシウムの濃厚組成物を意味する。このように、モノ
過フタル酸化合物の濃厚物は、モノ過フタル酸化合物(
好ましくはモノ過フタル酸化合物は濃厚物の重量の約/
4〜約りj壬である)および補助剤成分からなることが
できる。これらの補助剤成分は、水溶液をpH約j〜約
r (pH約7.0− pH約7.jが最も好ましい)
に緩衝できる緩衝剤を包含することが好ましい。
前記緩衝剤は、好ましくは、濃厚物の重量の約l壬〜約
734である。ホスフェート、およびカルボネート/サ
イトレート混合物が、緩衝剤として好ましい。更に、甘
味剤およびフレーバー(好ましくは濃厚物の約0./1
7)〜約10clJ)が、補助剤成分として使用するの
に好ましい。
更に、モノ過フタル酸化合物の濃厚物は、好ましくは錠
剤または粉末として固体形態であることが好ましい。固
体濃厚物が本発明のキットで使用される時には、濃厚物
は、水が添加される時に固体濃厚物の溶解を容易にする
解体剤を補助剤成分として含有することが好ましい。カ
ルボネートとサイトレートとの混合物が、解体剤として
好ましい。他の解体剤および組成物は、欧州特許出願筒
1 j J、 J j係号明細書および米国特許第tA
弘り02コ6り号明細書に開示されている。
水での前記濃厚物の所望の希釈を容易にする手段の非限
定特定例は、濃厚物が予充填されたビンおよび適量の水
が濃厚物の所望の希釈を達成するように添加されること
を保証するためにビン上に標線された充填線を包含する
。別の例は、濃厚物の錠剤、充填線で標線されたカップ
、および1つの錠剤がカップに添加されかつ充填線に達
するのに十分な水で希釈されるべきであることを示す指
令(好ましくはカップのサイドに印刷)を含むキットで
ある。別の例は、溶液充填線および濃厚物充填線で標線
された容器、および第一に粉末状濃厚物が濃厚物充填線
に達するように添加されるべきであり、かつ第二に十分
な水が溶液充填線に達するようにこの量の濃厚物に添加
されるべきであることを示す指令(好ましくは容器のサ
イドに印刷)である。濃厚物の所望の希釈を容易にする
他の手段は、当業者に明らかである。
例I モノ過フタル酸マグネシウム6水和物(活性分評憾)l
ざ■とホスフェート緩衝剤(pH7,2)#ダとの粉末
状混合物を水tsrtlに希釈して0./4モノ過フタ
ル酸マグネシウムマウスリンスを与えることによって、
本発明に係るマウスリンスを調製できる。同様に、モノ
過フタル酸マグネシウム6水和物り0m9(活性外、r
IA4)およびホスフェート緩衝剤lA23m9 (p
H7j )を水/Satに溶解することによって、o、
s4モノ過フタル酸マグネシウムマウスリンスを調製で
きる。
前記0.!優マウスリンスで3週間1日2回30秒間す
すぐことによって、歯肉炎に罹患していると診断される
患者を治療する。この治療は、歯肉炎のかなシの軽減、
並びに歯垢中の病原性細菌の数の有意の減少を生じ、そ
れによって更に改善された口腔健康を生ずる。o、i4
マウスリンスを使用して、同様の結果を得る。
181回30秒間前記マウスリンスのいずれかですすぐ
ことは、歯垢中の病原性細菌の数を有意に減少すること
によって、健康な歯肉組織を有する患者内の引き続きの
歯肉健康を促進する。
例■ 本発明に係るマウスリンスを更に次の通り調製できる。
(0,l憾)  (O,j係)(0,,2優)炭酸ナト
リウム    23m9  //l、■ jO■クエン
酸       /7TR91#m9  J4’lW組
成物A、BまたはCを水isゴに溶解することは(溶解
時間約1分)、それぞれモノ過フタル酸マグネシウム0
. / 4 (A、O0= o、ootrz w/v 
)、01j4 (A、O,= 0,032! w/v 
)およびo、24 (A、O,=0、0/ 30 w/
v )  を含有する本発明に係るマウスリンス(pH
7,2)を調製する。
前記O,j%マウスリンスで2週間183回30秒間す
すぐことによって、歯周株患に罹患していると診断され
る患者を治療する。この治療は、歯周疾患のかなシの軽
減、並びに歯垢中の病原性細菌の数の有意の減少を生じ
、それによって更に改善された口腔健康を生ずる。0.
14または0,24)マウスリンスを使用して同様の結
果を得る。
7日1回30秒間前記マウスリンスのいずれかですすぐ
ことは、歯垢中の病原性細菌の数を有意に減少すること
尤よって、健康な歯肉組織を有する患者内の引き続きの
歯肉健康を促進する。
キット内に前記組成物Aの錠剤のビン、容量lSゴにお
いて充填線で標線されたカップ、およびカップ外側に印
刷された指令1水を充填線に添加し、次いで7つの錠剤
を添加し、使用前KW解させよ」を包含することによっ
て、本発明に係るキットを製造できる。前記組成物Bま
たはCの錠剤を使用して、本発明に係るキットを同様に
製造できる。
例■ 本発明に係る練シ歯みがきまたはゲルを米国特許第j、
 91r r、弘33号明細書に開示のように処方でき
る。処方物の例は、次の通りである。
組成物A モノ過フタル酸マグネシウム       5幅トリア
セチン              残部組成物B モノ過フタル酸マグネシウム       2噛鉱油(
SSF−bo)           残部組成a#)
C モノ過フタル酸マグネシウム       10tlt
酢酸メンチルおよびメンテン(/:/)   2%アル
キル(C1o −C12)硫酸ナトリウム   4cl
ホリエチレンクリコールのジエチルエーテル(分子量t
ooo)          残部組成物り 成分!= モノ過フタル酸マグネシウム      lo4ポリエ
トキシ化(弘)ココナツツ脂肪 アルコール硫酸カリウム       a4ラウリン酸
メチル           残部成分■: オルトリン酸二カルシウム       4A0憾ユー
カリブトール            −2憾ホスフエ
ート緩衝剤          34モノフルオロリン
酸ナトリウム    o、s4着色剤        
        0.14ラウリン酸メチル     
      残部使用直前に練り歯みがき管の別個の室
から成分Iおよび■をl:lの比率で共押し出しするこ
とによって、練り歯みがき組成物りを混合時に調製する
前記練り歯みがきまたはゲルの1つ/ ffi/ (約
71)で弘週間183回30秒間プラッシンクすること
によって、歯肉炎に罹患していると診断される患者を治
療する。この治療は、歯肉炎のかなりの軽減、並びに歯
垢中の病原性細菌の数の有意の減少を生じ、それKよっ
て更に改善された口腔健康を生ずる。
7日1回30秒間前記練シ歯みがきまたはゲルのいずれ
かでブラッシングすることは、歯垢中の病原性細菌の数
を有意に減少することによって、健康な歯肉組繊を有す
る患者内での引き続きの歯肉健康を促進する。
例■ モノ過フタル酸マグネシウム6水和物(活性分子a4)
tlmgとホス7 z−)緩衝剤(pn 7.2 ) 
!!ダとの粉末状混合物を水tsmlに溶解して0./
ll、モノ過フタル酸マグネシウムリンスを与えること
によって、本発明に係るリンスを調製できる。同様に、
モノ過フタル酸マグネシウム6水和物(活性分評憾)り
O■およびホスフェート緩衝剤(pH7,2)44コj
1R9を水lSコに溶解することによって、O1S憾モ
ノ過フタル酸マグネシウムリンスを調製できる。これら
の溶液のいずれかに任意に香料o、s4および(または
)非セッケン陰イオン有機合成洗剤、例えばラウリル硫
酸ナトリウムs%を添加する。
ル庸感染の皮膚を洗浄するためにこれらの溶液のいずれ
かを使用することは(−週間、1日3回30秒洗浄)、
i麿のかなりの軽減を生ずる。毎日1回30秒間これら
の溶液のいずれかで洗浄することは、病原性細菌の数を
有意に減少することによって、健康な皮膚を促進する。
例V /椹モノ過フタル酸マグネシウムを鉱油タタ優(重量)
と混合することによって、銀循を治療または予防するロ
ーシ買ンを調製できる。1日1回へ痕感染の皮膚へのこ
の日−シ薗ンの適用は、K麿のかなりの軽減を生ずる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒトまたは下等動物における嫌気性菌感染症を治療
    または予防するのに使用される組成物の調製のための一
    般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは芳香環のペルオキシ酸官能性と相容性の1
    又はそれ以上の置換基であることができる) を有するモノ過フタル酸化合物またはその製薬上許容可
    能な塩またはエステルの用途。 2、RがHである特許請求の範囲第1項に記載の組成物
    の調製のためのモノ過フタル酸の用途。 3、モノ過フタル酸化合物が、モノ過フタル酸マグネシ
    ウムである特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    モノ過フタル酸の用途。 4、組成物がpH5〜8を有する特許請求の範囲第1項
    〜第3項のいずれかに記載の組成物の調製のためのモノ
    過フタル酸化合物の用途。 5、(a)一般構造 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは芳香環のペルオキシ酸官能性と相容性の1
    又はそれ以上の置換基であることができる) を有するモノ過フタル酸化合物、またはその製薬上許容
    可能な塩またはエステルの安全かつ有効な量、および (b)製薬上許容可能な担体からなることを特徴とする
    水性マウスリンス、練り歯みがき、マウススプレー、チ
    ューインガム、ロゼンジ、サチエ、ローション、または
    クリームの形態の、ヒトまたは下等動物における嫌気性
    菌感染症を治療または予防する製薬組成物。 6、Rが、水素、炭素数1〜約20を有する置換および
    非置換飽和アルキル、置換および非置換アリール、置換
    および非置換ベンジル、クロロ、フルオロ、ニトロ、ス
    ルホネート、トリフルオロメチル、トリアルキルアンモ
    ニウム、シアノ、カルボキシ、カルボキシレート、ペル
    カルボキシレート、アルコキシ、およびそれらの組み合
    わせからなる群から選択される特許請求の範囲第5項に
    記載の製薬組成物。 7、RがHであり、そしてモノ過フタル酸化合物の濃度
    は、モノ過フタル酸化合物によって発生される活性酸素
    の濃度が30ppm〜1200ppmの範囲内であるよ
    うな濃度である特許請求の範囲第5項または第6項に記
    載の製薬組成物。 8、モノ過フタル酸化合物が、モノ過フタル酸マグネシ
    ウムである特許請求の範囲第5項〜第7項のいずれかに
    記載の製薬組成物。 9、(a)モノ過フタル酸化合物0.1%〜500%、
    および (b)練り歯みがき担体50%〜99.9%からなり、
    前記練り歯みがき担体は有機担体、研摩剤、発泡剤、増
    粘剤、保湿剤、フレーバー、甘味剤、着色剤、および緩
    衝剤から選択される1又はそれ以上の成分からなる特許
    請求の範囲第5項〜第8項のいずれかに記載の練り歯み
    がき組成物。 10、(a)モノ過フタル酸化合物によって発生される
    活性酸素濃度が60ppm〜300ppmであるような
    濃度のモノ過フタル酸化合物、および (b)水、甘味剤、フレーバー、着色剤、および緩衝剤
    から選択される1又はそれ以上の成分からなる水性マウ
    スリンス担体からなる特許請求の範囲第5項〜第8項の
    いずれかに記載の水性マウスリンス組成物。 11、(a)モノ過フタル酸化合物の濃厚物の単位用量
    、および (b)モノ過フタル酸化合物によって発生される活性酸
    素の濃度30ppm〜1200ppmを有するマウスリ
    ンス溶液を調製するためにモノ過フタル酸化合物濃厚物
    の単位用量の水での希釈を容易にする手段からなる特許
    請求の範囲第5項〜第8項または第10項のいずれかに
    記載の水性マウスリンス溶液を調製するキット。
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