JP2720817B2 - 椅 子 - Google Patents

椅 子

Info

Publication number
JP2720817B2
JP2720817B2 JP7082978A JP8297895A JP2720817B2 JP 2720817 B2 JP2720817 B2 JP 2720817B2 JP 7082978 A JP7082978 A JP 7082978A JP 8297895 A JP8297895 A JP 8297895A JP 2720817 B2 JP2720817 B2 JP 2720817B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
rotating body
support
support shaft
intermediate rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7082978A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08275842A (ja
Inventor
田畑秀一郎
渡邊国治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP7082978A priority Critical patent/JP2720817B2/ja
Publication of JPH08275842A publication Critical patent/JPH08275842A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2720817B2 publication Critical patent/JP2720817B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観覧席等として使用さ
れるライジング機能を備えた椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の椅子として、複数の支持
体を所要の間隔をあけて配設し、それら支持体間に座を
ライジング機構を介して起伏動作可能に架設してなるも
のが知られている。このライジング機構は、着座者が席
を立った場合に、座を自動的に座起立位置までライジン
グさせるためのもので、その座起立位置は、次回着座す
る際の円滑さ等を考慮して、水平に対し70度前後起立
した位置に設定されている。また、椅子前方の通路を行
き来する人の便宜を考えて、前述した座起立位置に安定
保持されている座を必要に応じて背もたれ方向に押圧操
作することによって、その座をさらに背もたれ側へ一時
的に退避させることができるようにしたものも開発され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のもの
は、座に貫通させた支軸の両端を支持体にそれぞれ固定
し、その支軸に対して座を回動させ得るようにしてい
る。そして、座の内部に該座を座倒伏位置から座起立位
置まで自動的に回動させるためのスプリングを内設する
とともに、座と支持体との間に、座の回動範囲を規制す
るためのストッパ等を設けている。さらに、退避動作機
能を付与したものでは、その機能を発揮させるための機
構を座側に設けている。
【0004】そのため、座の構造が複雑になり、座本体
をブロー成形等の簡略な方法により製造することが難し
いという問題がある。しかも、支持体間に支軸を固設す
るものであるため、支持体の配列ピッチに対応した寸法
の支軸を複数種類用意しておかないと、支持体の種々の
配列ピッチ仕様に対応することができないという問題が
あり、また、支持体を設置する際に発生する施工誤差の
吸収等も難しいという不具合がある。さらに、従来のも
のは座の回動範囲を規制するストッパを座の側面と支持
体との間に露出状態で設けているため、使い方を誤る
と、そのストッパ部分で指をはさむ危険性もある。
【0005】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係る椅子は、複数の支持体を所
要の間隔をあけて配設し、それら支持体間に座をライジ
ング機構を介して起伏動作可能に架設してなる椅子であ
って、前記ライジング機構を、前記各支持体に設けた軸
受と、座の外側に位置させてその基端部から側方に突設
され突出端部をその軸受に軸心回りに回転可能にかつ軸
心方向へスライド可能に支持させた支軸と、座の外側に
位置する前記支軸に自転可能に外装した中間回動体と、
前記支持体と前記中間回動体との間に設けられこの中間
回動体の支持体に対する相対回動を座起立位置から座退
避位置に対応する範囲に規制する第1の回動規制手段
と、座の外側に位置する前記中間回動体を一定方向に回
動付勢して座起立位置に安定保持する第1のスプリング
と、前記中間回動体と前記支軸との間に設けられこの
軸の前記中間回動体に対する相対回動を座倒伏位置から
座起立位置に対応する範囲に規制する第2の回動規制手
段と、前記支軸を座が起立する方向に回動付勢する第2
のスプリングとを具備してなるものにし、第2のスプリ
ングの付勢力により座起立位置までライジングした座
を、押圧操作により中間回動体の回動を惹起させつつ、
さらに背もたれに接近する座退避位置まで後退させ得る
ように構成したことを特徴とするものである。
【0007】第1の回動規制手段の好適な態様として
は、筒状ハウジングを軸受を囲繞するようにして支持体
から突設し、その筒状ハウジングの内周所要箇所に凹部
を形成するとともに、前記中間回動体の外周に前記凹部
に挿入される突起を突設しておき、その突起を前記凹部
の円周方向両端に選択的に当接させて中間回動体の回動
範囲を規制するようにしたものを挙げることができる。
この場合、前記凹部の軸心方向寸法は、支軸のスライド
に伴う突起の軸心方向移動を許容し得る値に設定してお
くのがよい。第1のスプリングとしては、支軸に巻装し
て支持体と中間回動体との間に介設され軸心方向にも伸
縮可能な捩じりコイルスプリングを用いるのが望まし
い。
【0008】第2の回動規制手段の好適な態様として
は、底壁中央に回転軸を貫通させた有底円筒体状をなす
中間回動体の周壁に切欠部を設けるとともに、支軸の外
周に前記切欠部に挿入される突起を突設しておき、その
突起を前記切欠部の円周方向両端に選択的に当接させて
支軸の回動範囲を規制するようにしたものを挙げること
ができる。
【0009】ライジング機構部分で指をはさむような危
険性を無くしたい場合には、中間回動体全体を筒状ハウ
ジング内に収容し、その筒状ハウジングの開口端に蓋体
を蓋着しておくのがよい。
【0010】
【作用】このような構成のものであれば、着座者が席を
立つと、第2のスプリングの付勢力によって座が第2の
回動規制手段により規定された角度だけ回動し、座倒伏
位置から座起立位置まで自動的にライジングする。座起
立位置で保持されている座を背もたれ方向に押圧操作す
ると、中間回動体が第1のスプリングの付勢力に抗して
回動し、座が座起立位置からさらに背もたれに接近する
座退避位置まで退避動作を行うことになる。
【0011】以上のような作動が得られるが、本発明で
は座から外側方に突設した支軸を支持体に設けた軸受に
より回動可能に支持するようにしているので、支軸は適
宜な手段により座に固定しておけばよく、必ずしも座に
貫通させる必要はなくなる。そして、座の動作は支軸の
回動と対応することになるため、前記中間回動体は座の
外側に位置させればよく、また第1、第2の回動規制手
段、及び、第1、第2のスプリング等は支軸と支持体と
の間に設ければよく、座の内部に配設する必要は全くな
くなる。そのため、ライジング機構の可動構成部品を全
て支持体に設けた筒状ハウジング内等に収容することも
可能になる。
【0012】また、支軸を支持体の軸受に軸心方向にス
ライド可能に設けているので、座の両側に位置する支持
体同士の離間距離が多少変動しても、支軸の軸受に対す
るスライドにより対応することができる。そのため、共
通した部品で支持体の種々の配列ピッチ仕様に対処する
ことができる。また、現場対応や施工誤差等により支持
体の配列ピッチが設計値と多少異なったものになって
も、支軸のスライドによりその変動を容易に吸収するこ
とが可能になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜9を参照し
て説明する。
【0014】この実施例における椅子は、図1〜図3に
示すように、複数の支持体1を所要の間隔をあけて配設
し、それら支持体1間に座2をライジング機構3を介し
て起伏動作可能に架設してなるものである。
【0015】支持体1は、下端部を段床4の起立面5に
ボルト6を用いて取着したもので、その上端を肘掛部7
となしている。各支持体1の後縁間には、背もたれ8が
ブラケット9を介して取着してある。
【0016】座2は、例えば、ブロー成形等により作ら
れた合成樹脂製の座本体11と、この座本体11の基端
部両側にビス12を用いて取着した断面L字形をなす金
属製の補強板13を具備してなる。
【0017】ライジング機構3は、図4及び図5に示す
ように、前記各支持体1の中間部側面に一体に設けた軸
受14と、座2の外側に位置させてその基端部から側方
に突設され突出端部をその軸受14に軸心回りに回転可
能にかつ軸心方向へスライド可能に支持させた支軸15
と、座2の外側に位置する前記支軸15に自転可能に外
装した中間回動体16と、前記支持体1と前記中間回動
体16との間に設けられこの中間回動体16の支持体1
に対する相対回動を座起立位置Bから座退避位置Cに対
応する範囲に規制する第1の回動規制手段17と、座2
の外側に位置する前記中間回動体16を一定方向に回動
付勢して座起立位置Bに安定保持する第1のスプリング
18と、前記中間回動体16と前記支軸15との間に設
けられこの支軸15の前記中間回動体16に対する相対
回動を着座可能な座倒伏位置Aから座起立位置Bに対応
する範囲に規制する第2の回動規制手段19と、前記支
軸15を座2が起立する方向に回動付勢する第2のスプ
リング21とを具備してなる。
【0018】支軸15は、座2の補強板13から外側方
に突設された軸本体15aと、この軸本体15aの中間
部分に形成した多角形部15bと、この多角形部15b
に一体回転可能に嵌着されたスリーブ15cとを具備し
てなる。
【0019】中間回動体16は、中心部に支軸15を回
転可能に貫通させるための軸孔16aを有した底壁16
bと、この底壁16bの一面側に形成した周壁16cと
を具備してなる有底円筒体状のものである。
【0020】第1の回動規制手段17は、筒状ハウジン
グ22を軸受14を囲繞するようにして支持体1から一
体に突設し、その筒状ハウジング22の内周所要箇所に
凹部23を形成するとともに、前記中間回動体16の外
周に前記凹部23に挿入される突起24を突設してお
き、その突起24を前記凹部23の円周方向両端23
a、23bに選択的に当接させて中間回動体16の回動
範囲を規制するようにしたものである。前記凹部23の
軸心方向寸法は、図4に示すように、支軸15のスライ
ドに伴う突起24の軸心方向移動を許容し得る値に設定
してある第1のスプリング18は、支軸15に巻装し
て支持体1と中間回動体16との間に介設され軸心方向
にも伸縮可能な捩じりコイルスプリングであり、その一
端18aを支持体1に係止させるとともに、他端18b
を中間回動体16に係合させている。
【0021】第2の回動規制手段19は、前記中間回動
体16の周壁16cに切欠部25を設けるとともに、支
軸15のスリーブ15cの外周に前記切欠部25に挿入
される突起26を突設しておき、その突起26を前記切
欠部25の円周方向両端25a、25bに選択的に当接
させて支軸15の回動範囲を規制するようにしたもので
ある。
【0022】そして、前記中間回動体16全体を第1、
第2のスプリング18,21とともに筒状ハウジング2
2内に収容し、その筒状ハウジング22の開口端に蓋体
27を蓋着している。蓋体27は、中心部に支軸15が
貫通する軸孔27aを有した円板状のもので、ビス28
を用いて筒状ハウジング22の開口端に止着されてい
る。軸孔27aの内周には、支軸15の外周に摺接する
樹脂製の軸受シール部材29が嵌着してある。
【0023】このような構成のものであれば、座2を倒
伏位置Aまで回動させて着座する場合には、支軸15が
第2のスプリング21の付勢力に抗して回転し、その支
軸15の突起26が図6及び図7に示すように中間回動
体16の切欠部25の一端25aに当接して係止され
る。この状態において中間回動体16の突起24は、筒
状ハウジング22の凹部23の円周方向一端23aに係
止されている。
【0024】この状態から着座者が立上がり、座2に作
用していた上載荷重が除去されると、座2は第2のスプ
リング21の付勢力によりライジング動作を行い、図8
に示すように支軸15の突起26が中間回動体16の切
欠部25の他端25bに当接して座起立位置Bで係止さ
れる。この段階においても、中間回動体16の突起24
は、筒状ハウジング22の凹部23の円周方向一端に係
止されている。
【0025】座起立位置Bにまで自動的にライジングし
て停止している座2を、さらに背もたれ8方向に押圧操
作すると、その操作力が支軸15を介して中間回動体1
6に伝達され、その中間回動体16が第1のスプリング
18の付勢力に抗して座2が起立する方向に回動する。
そして、座2が座退避位置Cに達した段階で、図9に示
すように中間回動体16に設けた突起24が筒状ハウジ
ング22の凹部23の円周方向他端23bに当接して係
止される。このようにすれば、椅子の前方に形成された
通路をより広く解放することが可能となる。押圧操作を
止めれば、第1のスプリング18の付勢力により中間回
動体16が図8に示す位置まで自己復帰し、座2が座起
立位置Bに戻ることになる。
【0026】この椅子の作動は以上のようであるが、こ
の椅子では座2から突設した支軸15を支持体1に設け
た軸受14により回動可能に支持するようにしているの
で、支軸15は適宜な手段により座2に固定しておけば
よく、必ずしも座2に貫通させる必要もなくなる。そし
て、座2の動作は支軸15の回動と対応することになる
ため、前記中間回動体16、第1、第2の回動規制手段
17、19、及び、第1、第2のスプリング18、21
等は支軸15と支持体1との間に設ければよく、座2の
内部に配設する必要は全くなくなる。したがって、機構
を内蔵にさせるために座本体を複雑な形態にしなければ
ならなくなるという不具合を解消することができる。そ
のため、座本体11は、座本来の機能のみに着目して設
計することが可能となり、設計の自由度が向上する。ま
た、座本体11に細かな凹凸形状が要求されなくなるた
めブロー成形等により簡単に製造することも可能とな
る。そして、このような構成によれば、ライジング機構
3の可動構成部品を全て支持体1に設けた筒状ハウジン
グ22内に収容することも可能になる。したがって、座
2の回動に伴って指をはさむ可能性のある部分を全て隠
蔽することができ、安全性を飛躍的に高めることができ
る。また、ライジング機構3の可動構成部品の全てを筒
状ハウジング22内に収容し、その開口端22aに蓋体
27を蓋着しておけば、簡単な軸受シール材29等を設
けることによって、そのライジング機構3を外部環境か
らシール状態で隔離することができる。そのため、野外
に配設しても、ライジング機構3の所期性能を長期に亘
って維持することが可能となる。
【0027】しかも、支軸15を支持体1の軸受14に
軸心方向にスライド可能に設けているので、座2の両側
に位置する支持体1同士の離間距離が多少変動しても、
支軸15の軸受14に対するスライドにより対応するこ
とができる。そのため、共通した部品で支持体1の種々
の配列ピッチ仕様に対処することができる。また、現場
対応や施工誤差等により支持体1の配列ピッチが設計値
と多少異なったものになっても、支軸15のスライドに
よりその変動を容易に吸収することが可能になる。
【0028】なお、支持体や座の形態は、以上説明した
実施例のものに限定されるものではなく、例えば、座
は、図10に模式的に示すようなものであってもよい。
すなわち、図10の座2は、座本体11の側面上縁部分
からライジング機構3の上方を覆うひさし部10を突設
したものであり、前記実施例と同一又は対応する部分に
は、同一の符号を付して説明を省略する。このような構
成によれば、着座者からライジング機構が直視できな
くなり、外観的な価値を向上させることができる上に、
雨水が支軸15や筒状ハウジング22の開口端部分に直
接あたることがなくなるので、ライジング機構3内に水
が侵入するのをより確実に阻止することが可能となる。
【0029】また、各部の構成は図示例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形
が可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、ライジ
ング機構を座の外部に配設しているので、座本体の設計
の自由度を向上させることができる上に、座本体をブロ
ー成形等の簡単な方法により製造することも可能とな
り、製造上の制約を少なくすることができる。しかも、
支持体同士の離間距離が多少変動しても、支軸の軸受に
対するスライドにより対応することができるようにして
いるため、共通した部品で支持体の種々の配列ピッチ仕
様に対処することができ、また、現場対応や施工誤差等
により支持体の配列ピッチが設計値と多少異なったもの
になっても、支軸のスライドによりその変動を容易に吸
収することが可能になる。したがって、製造や部品管理
の煩雑化を招くことなしに種々の仕様に対応することが
できる椅子を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図。
【図2】同実施例を示す平面図。
【図3】同実施例を示す側面図。
【図4】図1におけるX部分を拡大断面で示す概略断面
図。
【図5】同実施例の要部を分解して示す斜視図。
【図6】同実施例の作動を説明するための作用説明図。
【図7】図4におけるY−Y線に沿う拡大断面図。
【図8】図7に相当する作用説明図。
【図9】図7に相当する作用説明図。
【図10】本発明の他の実施例を示す概略断面図。
【符号の説明】
1…支持体 2…座 3…ライジング機構 8…背もたれ 11…座本体 13…補強板 14…軸受 15…支軸 16…中間回動体 17…第1の回動規制手段 18…第1のスプリング 19…第2の回動規制手段 21…第2のスプリング 22…筒状ハウジング 23…凹部 24…突起 25…切欠部 26…突起 27…蓋体

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の支持体を所要の間隔をあけて配設
    し、それら支持体間に座をライジング機構を介して起伏
    動作可能に架設してなる椅子であって、前記ライジング
    機構を、前記各支持体に設けた軸受と、座の外側に位置
    させてその基端部から側方に突設され突出端部をその軸
    受に軸心回りに回転可能にかつ軸心方向へスライド可能
    に支持させた支軸と、座の外側に位置する前記支軸に自
    転可能に外装した中間回動体と、前記支持体と前記中間
    回動体との間に設けられこの中間回動体の支持体に対す
    る相対回動を座起立位置から座退避位置に対応する範囲
    に規制する第1の回動規制手段と、座の外側に位置する
    前記中間回動体を一定方向に回動付勢して座起立位置に
    安定保持する第1のスプリングと、前記中間回動体と前
    記支軸との間に設けられこの支軸の前記中間回動体に対
    する相対回動を座倒伏位置から座起立位置に対応する範
    囲に規制する第2の回動規制手段と、前記支軸を座が起
    立する方向に回動付勢する第2のスプリングとを具備し
    てなるものにし、第2のスプリングの付勢力により座起
    立位置までライジングした座を、押圧操作により中間回
    動体の回動を惹起させつつ、さらに背もたれに接近する
    座退避位置まで後退させ得るように構成したことを特徴
    とする椅子。
  2. 【請求項2】第1の回動規制手段が、筒状ハウジングを
    軸受を囲繞するようにして支持体から突設し、その筒状
    ハウジングの内周所要箇所に凹部を形成するとともに、
    前記中間回動体の外周に前記凹部に挿入される突起を突
    設しておき、その突起を前記凹部の円周方向両端に選択
    的に当接させて中間回動体の回動範囲を規制するように
    したものであり、前記凹部の軸心方向寸法は、支軸のス
    ライドに伴う突起の軸心方向移動を許容し得る値に設定
    してあることを特徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 【請求項3】第1のスプリングが、支軸に巻装して支持
    体と中間回動体との間に介設され軸心方向にも伸縮可能
    な捩じりコイルスプリングである請求項1又は2記載の
    椅子。
  4. 【請求項4】第2の回動規制手段が、底壁中央に回転軸
    を貫通させた有底円筒体状をなす中間回動体の周壁に切
    欠部を設けるとともに、支軸の外周に前記切欠部に挿入
    される突起を突設しておき、その突起を前記切欠部の円
    周方向両端に選択的に当接させて支軸の回動範囲を規制
    するようにしたものである請求項1、2又は3記載の椅
    子。
  5. 【請求項5】中間回動体全体を筒状ハウジング内に収容
    し、その筒状ハウジングの開口端に蓋体を蓋着した請求
    項2、3又は4記載の椅子。
JP7082978A 1995-04-07 1995-04-07 椅 子 Expired - Fee Related JP2720817B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7082978A JP2720817B2 (ja) 1995-04-07 1995-04-07 椅 子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7082978A JP2720817B2 (ja) 1995-04-07 1995-04-07 椅 子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08275842A JPH08275842A (ja) 1996-10-22
JP2720817B2 true JP2720817B2 (ja) 1998-03-04

Family

ID=13789311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7082978A Expired - Fee Related JP2720817B2 (ja) 1995-04-07 1995-04-07 椅 子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2720817B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100469629B1 (ko) * 2002-10-29 2005-02-02 한일이화주식회사 시트조립체
KR200453289Y1 (ko) * 2009-06-11 2011-04-18 주식회사 다원산업 의자
KR101014857B1 (ko) * 2009-12-15 2011-02-15 주식회사 재영엠엔씨 경기장용 의자

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068749Y2 (ja) * 1986-03-25 1994-03-09 株式会社コトブキ 椅子の座の回転機構
JPH053084Y2 (ja) * 1987-11-06 1993-01-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08275842A (ja) 1996-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7508656B2 (en) Display device having hinges with different torque characteristics
US6820937B1 (en) Reclining mechanism for vehicle seat
JPS61113534A (ja) 可倒式ミラ−の手動調整装置
JPS63292957A (ja) 新生児保育器用傾斜機構
JP2720817B2 (ja) 椅 子
EP1010572B1 (en) Lifter apparatus for vehicle
JPH11225849A (ja) 椅子の肘掛け高さ調節装置
JP2003267139A (ja) ドアミラー
JPH0820085B2 (ja) 空気調和機のグリル取付機構
JP3190509B2 (ja) 扉等開度調整器
JP2721143B2 (ja) 椅 子
JP2785786B2 (ja) 椅 子
JP4106973B2 (ja) テーブル部材の支持構造
JPH0898741A (ja) アームレストの角度調整装置
JP2001238734A (ja) 可動天板を備えるテーブル
JP2563641Y2 (ja) 自動車用シートのアームレスト
JP4489521B2 (ja) アームレストの取付方法および取付構成
JP2661522B2 (ja) 椅 子
JPH0130917Y2 (ja)
JPH059861Y2 (ja)
JP2905456B2 (ja) 脚の折畳装置
JP2671805B2 (ja) テーブル
JP2578145Y2 (ja) アームレスト構造
JP4725989B2 (ja) 車両用リクライニング装置及びその組付方法
JPH0641484Y2 (ja) アームレスト装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees