JPH11225849A - 椅子の肘掛け高さ調節装置 - Google Patents
椅子の肘掛け高さ調節装置Info
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- JPH11225849A JPH11225849A JP10030782A JP3078298A JPH11225849A JP H11225849 A JPH11225849 A JP H11225849A JP 10030782 A JP10030782 A JP 10030782A JP 3078298 A JP3078298 A JP 3078298A JP H11225849 A JPH11225849 A JP H11225849A
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- Japan
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- peripheral surface
- receiving
- locking piece
- piece
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/022—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
- A47C1/03—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being arm-rests
- A47C1/0303—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being arm-rests adjustable rectilinearly in vertical direction
- A47C1/0305—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being arm-rests adjustable rectilinearly in vertical direction by peg-and-notch or pawl-and-ratchet mechanism
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/022—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
- A47C1/03—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being arm-rests
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外観体裁が良好で肘掛けの高さ位置を確実に
維持する装置を提供する。 【解決手段】 座盤1に立設した支柱2に、該支柱2を
内側にして肘掛け3の受支筒を縦動可能に係合する。該
受支筒4の周側に縦長の長孔8を設け、この長孔8の内
側において弾性変形して揺動する係止片11の基部を前
記長孔8の上下方向の一端において前記受支筒4に連設
する。また、係止片11の自由端部11´が段階的に係
止する受止片7を前記支柱2に設けた縦溝6の奥壁に縦
方向に列設する。そして、前記受支筒8に回動可能係合
して該受支筒4の外側に配した操作筒16の内周面と前
記受支筒4の外周面のいずれか一方に突設したピン17
を他の一方に設けた円周方向に長い案内縁18に移動自
在に係合する。さらに該ピン17を前記案内縁18の一
端18a側から他の一端18b側に移動させたとき、係
止片11の前記自由端部11´を前記受支片方向に強制
的に押圧する突縁12を操作筒16の前記内周面に縦設
する。
維持する装置を提供する。 【解決手段】 座盤1に立設した支柱2に、該支柱2を
内側にして肘掛け3の受支筒を縦動可能に係合する。該
受支筒4の周側に縦長の長孔8を設け、この長孔8の内
側において弾性変形して揺動する係止片11の基部を前
記長孔8の上下方向の一端において前記受支筒4に連設
する。また、係止片11の自由端部11´が段階的に係
止する受止片7を前記支柱2に設けた縦溝6の奥壁に縦
方向に列設する。そして、前記受支筒8に回動可能係合
して該受支筒4の外側に配した操作筒16の内周面と前
記受支筒4の外周面のいずれか一方に突設したピン17
を他の一方に設けた円周方向に長い案内縁18に移動自
在に係合する。さらに該ピン17を前記案内縁18の一
端18a側から他の一端18b側に移動させたとき、係
止片11の前記自由端部11´を前記受支片方向に強制
的に押圧する突縁12を操作筒16の前記内周面に縦設
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は事務用椅子に用いる肘掛
け高さ調節装置に関するものである。
け高さ調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特願平9−234134号公報
所載のように、中空状の支柱に縦長の調節孔を設け、該
調節孔に縦方向に並設した受支部に選択的に掛止するピ
ンを肘掛けの受支筒に揺動可能に装着した操作レバーの
自由端に設けた構造のものがある。
所載のように、中空状の支柱に縦長の調節孔を設け、該
調節孔に縦方向に並設した受支部に選択的に掛止するピ
ンを肘掛けの受支筒に揺動可能に装着した操作レバーの
自由端に設けた構造のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、受支筒
に設けた切欠(長孔)に操作レバーを係合し、切欠より
突出する操作レバーを支柱方向に押圧することにより肘
掛けの高さ調節作業を行うため、操作レバーが受支筒よ
り部分的に突出した構成を揺らざるを得ず、外観体裁上
問題がある。また、肘掛けの高さ位置を維持させるの
は、板ばねの操作レバーに対する付勢力を利用している
ため、板ばねの経時変化に伴って当該高さ位置の維持機
能が低下するのみならず、上方からの板ばねの弾性力よ
り強い負荷が作用したときは、当該高さ位置の維持が難
しい欠点がある。
に設けた切欠(長孔)に操作レバーを係合し、切欠より
突出する操作レバーを支柱方向に押圧することにより肘
掛けの高さ調節作業を行うため、操作レバーが受支筒よ
り部分的に突出した構成を揺らざるを得ず、外観体裁上
問題がある。また、肘掛けの高さ位置を維持させるの
は、板ばねの操作レバーに対する付勢力を利用している
ため、板ばねの経時変化に伴って当該高さ位置の維持機
能が低下するのみならず、上方からの板ばねの弾性力よ
り強い負荷が作用したときは、当該高さ位置の維持が難
しい欠点がある。
【0004】本発明は斯様な従来例の欠点に着目して創
案したものである。
案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】座盤に立設した支柱に、
該支柱を内側にして肘掛けの受支筒を縦動可能に係合
し、該受支筒の内側に縦長の長孔を設け、この長孔の内
側において弾性変形して揺動する係止片の基部を前記長
孔の上下方向の一端において前記受支筒に連設し、該係
止片の自由端部が段階的に係止する受止片を前記支柱に
設けた縦溝の奥壁に縦方向に列設すると共に、前記受支
筒に回動可能に係合して該受支筒の外側に配した操作筒
の内周面と前記受支筒の外周面のいずれか一方に突設し
たピンを他の一方に設けた円周方向に長い案内縁に移動
自在に係合し、該ピンを前記案内縁の一端側から他の一
端側に移動させたとき、係止片の前記自由端部を前記受
支片方向に強制的に押圧する突縁を操作筒の前記内周面
に縦設したことを基本的手段とし(なお、係止の自由端
部を受止片に常時係止する位置に配し、この自由端部が
当該受止片位置から次段の他の受止片位置に、移動しよ
うとする際に生じる係止片の受止片から離開する方向の
弾性変形を規制するようにして突縁を操作筒の内周面に
縦設しても良い)、この基本的手段に、受支筒の下部を
円周方向に下端開口のスリットを列設した、弾性変形可
能な筒部片で構成し、該筒部片の外周面下部と操作筒の
内周面下部に互いに一致する漸次先細状のテーパ縁を設
けると共に、ピンが案内縁の一端側から該一端側より上
方に存する他の一端側に移動したとき、前記操作筒側の
テーパ縁が前記筒部片側のテーパ縁に圧接することによ
り肘掛けの高さ位置を尚一層確実に維持させるようにし
たものである。
該支柱を内側にして肘掛けの受支筒を縦動可能に係合
し、該受支筒の内側に縦長の長孔を設け、この長孔の内
側において弾性変形して揺動する係止片の基部を前記長
孔の上下方向の一端において前記受支筒に連設し、該係
止片の自由端部が段階的に係止する受止片を前記支柱に
設けた縦溝の奥壁に縦方向に列設すると共に、前記受支
筒に回動可能に係合して該受支筒の外側に配した操作筒
の内周面と前記受支筒の外周面のいずれか一方に突設し
たピンを他の一方に設けた円周方向に長い案内縁に移動
自在に係合し、該ピンを前記案内縁の一端側から他の一
端側に移動させたとき、係止片の前記自由端部を前記受
支片方向に強制的に押圧する突縁を操作筒の前記内周面
に縦設したことを基本的手段とし(なお、係止の自由端
部を受止片に常時係止する位置に配し、この自由端部が
当該受止片位置から次段の他の受止片位置に、移動しよ
うとする際に生じる係止片の受止片から離開する方向の
弾性変形を規制するようにして突縁を操作筒の内周面に
縦設しても良い)、この基本的手段に、受支筒の下部を
円周方向に下端開口のスリットを列設した、弾性変形可
能な筒部片で構成し、該筒部片の外周面下部と操作筒の
内周面下部に互いに一致する漸次先細状のテーパ縁を設
けると共に、ピンが案内縁の一端側から該一端側より上
方に存する他の一端側に移動したとき、前記操作筒側の
テーパ縁が前記筒部片側のテーパ縁に圧接することによ
り肘掛けの高さ位置を尚一層確実に維持させるようにし
たものである。
【0006】
【実施例】図面は本発明に掛る椅子の肘掛け高さ調節装
置の一実施例を示し、図1は要部の一部欠載正面図、図
2は図1のA−A線断面図、図3は肘掛けの縦動時にお
ける断面図、図4は図2のB−B線断面図、図5は図2
のC−C線断面図、図6は図3のD−D線断面図、図7
は第二実施例の肘掛け縦動時における断面図、図8は第
二実施例の肘掛け定置状態時の断面図、図9は椅子の側
面図である。
置の一実施例を示し、図1は要部の一部欠載正面図、図
2は図1のA−A線断面図、図3は肘掛けの縦動時にお
ける断面図、図4は図2のB−B線断面図、図5は図2
のC−C線断面図、図6は図3のD−D線断面図、図7
は第二実施例の肘掛け縦動時における断面図、図8は第
二実施例の肘掛け定置状態時の断面図、図9は椅子の側
面図である。
【0007】本発明は、座盤1に立設した支柱(断面円
形状の)2に対して肘掛け3を受支した円筒状の受支筒
4を縦動させ、該受支筒4を適宜の高さ位置に定置させ
ることにより前記肘掛け3の高さ調節を行うようにした
構成に係り、前記支柱2は、下端に備えに取付け片5に
おいて前記座盤1に止着し、その周側に設けた縦溝6を
備え、該縦溝6の奥壁6aに段階的にして適宜数の受止
片7…を縦方向にして列設してある。
形状の)2に対して肘掛け3を受支した円筒状の受支筒
4を縦動させ、該受支筒4を適宜の高さ位置に定置させ
ることにより前記肘掛け3の高さ調節を行うようにした
構成に係り、前記支柱2は、下端に備えに取付け片5に
おいて前記座盤1に止着し、その周側に設けた縦溝6を
備え、該縦溝6の奥壁6aに段階的にして適宜数の受止
片7…を縦方向にして列設してある。
【0008】この支柱2には、該支柱2を内側にして上
端から前記受支筒4を縦動可能に係合して組付け、受支
筒4は、下端開口の筒本体4Aの上面に組付け軸4Bを
立設して前記肘掛け3を組付けると共に、前記筒本体4
Aの下端に合成樹脂製の弾性変形可能な筒部片4Cを装
着19して構成したものである。
端から前記受支筒4を縦動可能に係合して組付け、受支
筒4は、下端開口の筒本体4Aの上面に組付け軸4Bを
立設して前記肘掛け3を組付けると共に、前記筒本体4
Aの下端に合成樹脂製の弾性変形可能な筒部片4Cを装
着19して構成したものである。
【0009】また、この受支筒4は、前記筒本体4Aの
下部側に形成した横長長孔8に組付け片9を嵌着し、該
組付け片9の内面に設けた突部片9aを支柱2に設けた
前記縦溝6に係合して該縦溝6の縁部に接触させるよう
にして支柱2の周側に沿って回動しないようにしてあ
る。
下部側に形成した横長長孔8に組付け片9を嵌着し、該
組付け片9の内面に設けた突部片9aを支柱2に設けた
前記縦溝6に係合して該縦溝6の縁部に接触させるよう
にして支柱2の周側に沿って回動しないようにしてあ
る。
【0010】受支筒4を構成する前記筒本体4Aと前記
筒部片4Cの間には、筒本体4A側においては下端側開
口の、筒部片4C側においては上端開口のそれぞれの切
欠を互いに一致させるように構成した縦長の長孔10を
設け、該長孔10の内側において弾性変形して揺動(回
動)する係止片11の基部を前記長孔10の下端(筒本
体4A側を弾性変形可能な素材で構成すれば上端側に配
しても良い)において前記筒部片4C(受支筒4)に連
設してある。
筒部片4Cの間には、筒本体4A側においては下端側開
口の、筒部片4C側においては上端開口のそれぞれの切
欠を互いに一致させるように構成した縦長の長孔10を
設け、該長孔10の内側において弾性変形して揺動(回
動)する係止片11の基部を前記長孔10の下端(筒本
体4A側を弾性変形可能な素材で構成すれば上端側に配
しても良い)において前記筒部片4C(受支筒4)に連
設してある。
【0011】係止片11は、筒部片4Cと同一素材で成
り、少くも上端側の自由端部11´が前記長孔10の内
側に位置し、外面側から外力を負荷(後記する突縁12
によって)しないときは受支筒4の外周面より常時突出
し、外力の負荷により弾性変形して受支筒4の内周面方
向すなわち前記奥壁6a乃至受止片7方向に揺動して前
記自由端部11´の内面に設けた係止突子11aが前記
受止片7に係止するようにしてある。
り、少くも上端側の自由端部11´が前記長孔10の内
側に位置し、外面側から外力を負荷(後記する突縁12
によって)しないときは受支筒4の外周面より常時突出
し、外力の負荷により弾性変形して受支筒4の内周面方
向すなわち前記奥壁6a乃至受止片7方向に揺動して前
記自由端部11´の内面に設けた係止突子11aが前記
受止片7に係止するようにしてある。
【0012】また、受支筒4を構成する前記筒部片4C
には、下端開口のスリット13…を列設すると共に、該
スリット13を備えた外周面下部に漸次先細状のテーパ
縁14を設け、このテーパ縁14に一致する漸次先細状
のテーパ縁15を操作筒16の下部内周面に形成してあ
る。
には、下端開口のスリット13…を列設すると共に、該
スリット13を備えた外周面下部に漸次先細状のテーパ
縁14を設け、このテーパ縁14に一致する漸次先細状
のテーパ縁15を操作筒16の下部内周面に形成してあ
る。
【0013】前記操作筒16は、前記受支筒4に該受支
筒4を内側にして回動可能に係合したもので、その内周
面に突設したピン17を前記受支筒4を構成する筒本体
4Aと筒部片4Cの嵌着部外周面(受支筒4の外周面)
に設けた円周方向に長い案内縁18に移動自在に係合し
て前記受支筒4に組付け、前記ピン17と離れた内周面
部に前記突縁12を設け(突縁12以外の突縁12´…
はスペーサ又は芯出し用として機能する)、突縁12、
12´を備えた内周面部より小径にした下部の内周面部
には前記の通り前記テーパ縁15を設けて構成してあ
る。
筒4を内側にして回動可能に係合したもので、その内周
面に突設したピン17を前記受支筒4を構成する筒本体
4Aと筒部片4Cの嵌着部外周面(受支筒4の外周面)
に設けた円周方向に長い案内縁18に移動自在に係合し
て前記受支筒4に組付け、前記ピン17と離れた内周面
部に前記突縁12を設け(突縁12以外の突縁12´…
はスペーサ又は芯出し用として機能する)、突縁12、
12´を備えた内周面部より小径にした下部の内周面部
には前記の通り前記テーパ縁15を設けて構成してあ
る。
【0014】前記案内縁18は、前記筒部片4Cに設け
た長孔の内面側に受支筒4を重合させるようにした凹入
溝で成り、一端18a側より他の一端18b側を上方位
置に配し、前記ピン17が一端18a側より他の一端側
に移動したとき、前記突縁12が前記係止片11の自由
端部11´の外面に重合して該自由端部11´係止突子
11aが前記受止片7に係止するようになっている。
た長孔の内面側に受支筒4を重合させるようにした凹入
溝で成り、一端18a側より他の一端18b側を上方位
置に配し、前記ピン17が一端18a側より他の一端側
に移動したとき、前記突縁12が前記係止片11の自由
端部11´の外面に重合して該自由端部11´係止突子
11aが前記受止片7に係止するようになっている。
【0015】しかして、肘掛け3を上昇させると、受支
筒4はピン17と案内縁18の係合関係により操作筒1
6を伴って上昇し、該上昇位置を維持させつつ操作筒1
6を回動させると、操作筒16は、ピン17の案内縁1
8の移動方向に規制されることになるから、ピン17の
案内縁18の一端18a側から他の一端18bへの移動
上昇に伴って回動上昇し、ピン17が一端18a側から
他の一端18b位置に移動するその回動は規制され、こ
のとき、操作筒16のテーパ縁15が受支筒4(筒部片
4C)のテーパ縁14に摺接してこれを圧接し、受支筒
4(筒部片4C)は縮径して支柱2を挾圧する一方、係
止片11の係止突子11aが当該位置の受止片7に係止
して突縁12が係止片11に重合して肘掛け3の当該上
昇位置が確保されて、肘掛けの高さ調節作業を終える。
筒4はピン17と案内縁18の係合関係により操作筒1
6を伴って上昇し、該上昇位置を維持させつつ操作筒1
6を回動させると、操作筒16は、ピン17の案内縁1
8の移動方向に規制されることになるから、ピン17の
案内縁18の一端18a側から他の一端18bへの移動
上昇に伴って回動上昇し、ピン17が一端18a側から
他の一端18b位置に移動するその回動は規制され、こ
のとき、操作筒16のテーパ縁15が受支筒4(筒部片
4C)のテーパ縁14に摺接してこれを圧接し、受支筒
4(筒部片4C)は縮径して支柱2を挾圧する一方、係
止片11の係止突子11aが当該位置の受止片7に係止
して突縁12が係止片11に重合して肘掛け3の当該上
昇位置が確保されて、肘掛けの高さ調節作業を終える。
【0016】また、操作筒16を原位置方向に回動付勢
させると、ピン17は前記他の一端18bより低い一端
18a側に移動するため、受支筒4は支柱2に対して縦
動が自由となり、次段の高さ調節を行える状態となる。
させると、ピン17は前記他の一端18bより低い一端
18a側に移動するため、受支筒4は支柱2に対して縦
動が自由となり、次段の高さ調節を行える状態となる。
【0017】なお、ピン17を受支筒4側に、案内縁1
8を操作筒16側にそれぞれ設けても不都合はない。
8を操作筒16側にそれぞれ設けても不都合はない。
【0018】また、係止突子11aの受止片7の係止状
態が確実に維持される状態の時、テーパ縁14、15
は、前記支柱2を締め付けてガタも防止している。
態が確実に維持される状態の時、テーパ縁14、15
は、前記支柱2を締め付けてガタも防止している。
【0019】係止突子11aの受止片7の係止状態が確
実に維持されるものであれば、テーパ縁14、15は二
重ストッパー或いはガタ防止を機能する。
実に維持されるものであれば、テーパ縁14、15は二
重ストッパー或いはガタ防止を機能する。
【0020】なお、第一実施例のものが、突縁12によ
って該係止片11の自由端部11´を押圧して該自由端
部11´の係止突子11aを受止片7の係止位置に配し
て該係止状態を維持させるに対し、図7で示す第二実施
例のものは、係止突子11aを受止片7に対する係止位
置に常時配し、当該受止片から次段の受止片位置に受止
筒4に伴われて移行しようとする際、係止片11の弾性
変形による係止突子11aの受止片から離開する方向へ
の変位を規制するために突縁12を操作筒16に設けた
ものである。すなわち、第一実施例のものは弾性を利用
した係止片11の方向変位によって係止突子11aの受
止片7に対する係止状態が維持されるに対し、第二実施
例は前記の方向変位によって係止突子11aが受止片7
より外れるようになっている。
って該係止片11の自由端部11´を押圧して該自由端
部11´の係止突子11aを受止片7の係止位置に配し
て該係止状態を維持させるに対し、図7で示す第二実施
例のものは、係止突子11aを受止片7に対する係止位
置に常時配し、当該受止片から次段の受止片位置に受止
筒4に伴われて移行しようとする際、係止片11の弾性
変形による係止突子11aの受止片から離開する方向へ
の変位を規制するために突縁12を操作筒16に設けた
ものである。すなわち、第一実施例のものは弾性を利用
した係止片11の方向変位によって係止突子11aの受
止片7に対する係止状態が維持されるに対し、第二実施
例は前記の方向変位によって係止突子11aが受止片7
より外れるようになっている。
【0021】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
操作筒で受支筒を套装する構成を採ることができるか
ら、外観体裁上良好な装置を提供できる。
操作筒で受支筒を套装する構成を採ることができるか
ら、外観体裁上良好な装置を提供できる。
【0022】また、操作筒により係止片を押圧して肘掛
けの当該高さ位置を維持させるものであるから、係止片
の弾性が劣下しても、高さ位置の維持が損なわれること
がない。
けの当該高さ位置を維持させるものであるから、係止片
の弾性が劣下しても、高さ位置の維持が損なわれること
がない。
【0023】請求項3発明において、高さ位置の維持を
尚一層確実に行うことができる。
尚一層確実に行うことができる。
【図1】要部の一部欠裁正面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】肘掛け縦動時における断面図
【図4】図2のB−B線断面図
【図5】図2のC−C線断面図
【図6】図3のD−D線断面図
【図7】第二実施例の肘掛け縦動時における断面図
【図8】第二実施例の肘掛け定置状態時の断面図
【図9】椅子の正面図
1 座盤 2 支柱 3 肘掛け 4 受支筒 6 縦溝 6a 奥壁 7 受止片 8 横長長孔 10 長孔 11 係止片 11´ 自由端部 12 突縁 14 テーパ縁 15 テーパ縁 16 操作筒 17 ピン 18 案内縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田尚邦 埼玉県入間市大字狭山ケ原字松原108番地 プラス工業株式会社内 (72)発明者 小倉幸一 埼玉県入間市大字狭山ケ原字松原108番地 プラス工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 座盤に立設した支柱に、該支柱を内側に
して肘掛けの受支筒を縦動可能に係合し、該受支筒の内
側に縦長の長孔を設け、この長孔の内側において弾性変
形して揺動する係止片の基部を前記長孔の上下方向の一
端において前記受支筒に連設し、該係止片の自由端部が
段階的に係止する受止片を前記支柱に設けた縦溝の奥壁
に縦方向に列設すると共に、前記受支筒に回動可能に係
合して該受支筒の外側に配した操作筒の内周面と前記受
支筒の外周面のいずれか一方に突設したピンを他の一方
に設けた円周方向に長い案内縁に移動自在に係合し、該
ピンを前記案内縁の一端側から他の一端側に移動させた
とき、係止片の前記自由端部が前記受支片方向に強制的
に押圧する突縁を操作筒の前記内周面に縦設した、椅子
の肘掛け高さ調節装置。 - 【請求項2】 座盤に立設した支柱に、該支柱を内側に
して肘掛けの受支筒を縦動可能に係合し、該受支筒の内
側に縦長の長孔を設け、この長孔の内側において弾性変
形して揺動する係止片の基部を前記長孔の上下方向の一
端において前記受支筒に連設し、該係止片の自由端部が
段階的に係止する受止片を前記支柱に設けた縦溝の奥壁
に縦方向に列設すると共に、前記受支筒に回動可能に係
合して該受支筒の外側に配した操作筒の内周面と前記受
支筒の外周面のいずれか一方に突設したピンを他の一方
に設けた円周方向に長い案内縁に移動自在に係合し、該
ピンを前記案内縁の一端側から他の一端側に移動させた
とき、前記自由端部に接して係止片の前記受止片より離
開する方向の弾性変形を規制する突縁を操作筒の前記内
周面に縦設した、椅子の肘掛け高さ調節装置。 - 【請求項3】 受支筒の下部を円周方向に下端開口のス
リットを列設した、弾性変形可能な筒部片で構成し、該
筒部片の外周面下部と操作筒の内周面下部に互いに一致
する漸次先細状のテーパ縁を設けると共に、ピンが案内
縁の一端側から該一端側より上方に存する他の一端側に
移動したとき、前記操作筒側のテーパ縁が前記筒部片側
のテーパ縁に圧接するようにした、請求項1又は2記載
の椅子の肘掛け高さ調節装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030782A JPH11225849A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 椅子の肘掛け高さ調節装置 |
TW088213247U TW423290U (en) | 1998-02-13 | 1998-08-06 | Height adjustment device for armrest of chair |
US09/175,289 US6050634A (en) | 1998-02-13 | 1998-10-20 | Device for adjusting height of an armrest for chair |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030782A JPH11225849A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 椅子の肘掛け高さ調節装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11225849A true JPH11225849A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12313257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10030782A Pending JPH11225849A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 椅子の肘掛け高さ調節装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPH11225849A (ja) |
TW (1) | TW423290U (ja) |
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-
1998
- 1998-02-13 JP JP10030782A patent/JPH11225849A/ja active Pending
- 1998-08-06 TW TW088213247U patent/TW423290U/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-10-20 US US09/175,289 patent/US6050634A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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TW423290U (en) | 2001-02-21 |
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