JP2715160B2 - 配車用台車装置 - Google Patents

配車用台車装置

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JP2715160B2
JP2715160B2 JP28182789A JP28182789A JP2715160B2 JP 2715160 B2 JP2715160 B2 JP 2715160B2 JP 28182789 A JP28182789 A JP 28182789A JP 28182789 A JP28182789 A JP 28182789A JP 2715160 B2 JP2715160 B2 JP 2715160B2
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conveyor belt
drums
winding
frame
wire
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一三 松井
長男 坂倉
常勝 高瀬
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Sanwa Tekki Corp
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Sanwa Tekki Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばコンベアベルトの上部に自動車を載
せて横方向に移動し、所定位置で停止してコンベアベル
トを動作させ、上部の自動車を前後方向に送り出して駐
車台上へ移し替えるような機能を有する配車用台車装置
に関するものである。
(従来の技術) 自動車を載せて所定位置の駐車台までこれを搬送し、
そこでコンベアベルトを動作させ、上部の自動車を前後
方向に送り出して駐車台上へ移し替えるような配車用台
車が知られている。このような従来の配車用台車装置の
コンベアベルトは、歯付きのエンドレスベルトであっ
て、その延長途上が複数の補助ローラによって下面から
支持されている。ところが、このエンドレスベルトは厚
いので、それを掛け回すスプロケットが大径の大型のも
のとなるし、厚いベルトがフレームの下部にも延長する
ので、装置全体の厚みが大きくならざるを得ない。ベル
トの延長途上に、多数の補助ローラが必要であるから全
体が大型で大重量のものとなる。ベルトは多数の補助ロ
ーラに支持されているが、隣接補助ローラ間では支持が
なく、従って、上部に自動車の荷重を受けると、ベルト
が細かく波打つことになり、ベルトを引き回すための荷
重を増大させる原因となる。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明は、構造が比較的簡単で、小型化が可
能であり、しかも比較的小さな力でスムーズに自動車を
移動させることができる配車用台車装置を提供すること
を課題としている。
(課題を解決するための手段) 本発明においては、上記課題を解決するため、矩形フ
レーム1の短尺方向の両側に、夫々自動車の片側前後の
タイヤを載せる並行一対のコンベアベルト2を長手方向
に延長するように設け、このコンベアベルト2を移動さ
せて、自動車を台車装置20上に受け入れ、あるいは台車
台車装置20上から台車装置20外へ移すようにした。そし
て、フレーム1の長手方向両側端部に支持ドラム3を架
設し、各支持ドラム3よりもフレームの内側の下部に夫
々位置して、支持ドラム3と平行に巻き取りドラム4を
架設し、これら巻き取りドラム4,4間にコンベアベルト
2を張り渡し、両巻き取りドラム4の同軸上には、夫々
ワイヤ巻き取り軸6を設け、両ワイヤ巻き取り軸6,6間
に伝動ワイヤ7を張り渡し、ワイヤ巻き取り軸6の一方
をモータMに連結して両ワイヤ巻き取り軸6,6及び両巻
き取りドラム4,4を互いに同一方向へ同期して正逆回転
させるようにし、かつ、伝動ワイヤ7の中間部には、ば
ね装置8を介設した。さらに、コンベアベルト2は、合
成樹脂製の扁平なものとし、このコンベアベルト2のフ
レーム1上の延長部には、その全長にわたってこれを支
持するための支持板10を張り、その上面をコンベアベル
ト2が摺動するようにして配車用台車装置20を構成し
た。
(作 用) 本発明の配車用台車装置20においては、モータMで一
方のワイヤ巻き取り軸6を回転させ、この回転を伝動ワ
イヤ7を介して他方のワイヤ巻き取り軸に伝え、これに
よって両巻き取りドラム4,4を同期して同一方向に正逆
回転させる。そして、扁平なコンベアベルト2を何れか
の巻き取りドラム4に巻き取って、その上部に載せられ
た自動車を移動させる。一方の巻き取りドラム4にコン
ベアベルト2を巻き取っていくと、次第にその直径が拡
大するのに対し、他方の巻き取りドラム4は、次第にそ
の直径が縮小していくから、両巻き取りドラム4,4間に
回転速度の差が生じる。しかし、この回転速度の差は、
伝動ワイヤ7の途上に介設されたばね装置8の伸縮によ
って吸収され、コンベアベルト2は、常時適当な緊張状
態にある。コンベアベルト2は、その延長途上において
下面を支持板10に支持されており、自動車を載せたま
ま、支持板10の上面に円滑に摩擦接触しつつ進行する。
(実施例) 第1図、第2図に本発明の一実施例を示す。第1図は
配車用台車装置の平面図、第2図は同正面図である。
この実施例の配車用台車装置20は、車輪11によってレ
ールに沿って横方向に移動することができるものである
が、移動機構については説明を省略する。矩形のフレー
ム1の短尺方向の両側には、自動車のタイヤを載せる並
行一対のコンベアベルト2,2が長手方向に延長するよう
に設けられている。コンベアベルト2は、合成樹脂製の
扁平なもので、フレーム1の長手方向両端部に短尺方向
に架設された支持ドラム3,3に掛け回され、フレーム1
の下方へ延長し、両端部において巻き取りドラム4,4に
係止されている。巻き取りドラム4は、フレーム1の下
部の長手方向の両側に、短尺方向に架設されている。両
巻き取りドラム4の軸4a上には、ワイヤ巻き取り軸6が
設けられ、これらのワイヤ巻き取り軸6,6間に伝動ワイ
ヤ7が巻き取り可能に張り渡されている。伝動ワイヤ7
の中間部には、張力調整用のばね装置8が介設されてい
る。一方の軸4aは、伝動ベルト9を介してモータMに連
結されており、モータMの正逆回転により両巻き取りド
ラム4,4が、互いに同一方向へ同期して正逆回転するよ
うになっている。
フレーム1上には、コンベアベルト2の下面に接触す
るように支持板10が張り渡されている。従って、コンベ
アベルト2は、自動車を載せて支持板10の上面を摺動す
る。
この実施例の配車用台車装置20においては、例えば図
示しない駐車台から、扁平なコンベアベルト2上に自動
車を受け取り、コンベアベルト2を何れかの巻き取りド
ラム4に巻き取って、その上部に載せられた自動車を前
後方向に移動させる。巻き取りドラム4は、モータMで
回転させる。即ち、伝動ベルト9を介して、モータMで
一方のワイヤ巻き取り軸6を回転させ、この回転を伝動
ワイヤ7を介して他方のワイヤ巻き取り軸6に伝え、こ
れによって両巻き取りドラム4,4を同期して同一方向に
正逆回転させる。一方の巻き取りドラム4にコンベアベ
ルト2を巻き取っていくと、次第にその直径が拡大する
のに対し、他方の巻き取りドラム4は、次第にその直径
が縮小していくから、両巻き取りドラム4,4間に回転速
度の差が生じる。しかし、この回転速度の差は、伝動ワ
イヤ7の途上に介設されたばね装置8の伸縮によって吸
収され、従って、コンベアベルト2は、常時適当な緊張
状態にある。コンベアベルト2は、その延長途上におい
て下面を支持板10に支持されており、常時支持板10の上
面に円滑に摩擦接触しつつ進行する。そして、コンベア
ベルト2上の自動車は、所定の場所へ降ろされる。ま
た、実施例の配車用台車装置20においては、コンベアベ
ルト2が薄くて良好な可撓性を有するので、支持ドラム
3、及び巻き取りドラム4が小径のもので足り、従って
装置の厚みが可及的に小さくなる。
(発明の効果) 以上のように、本発明においては、矩形フレーム1の
短尺方向の両側に、夫々自動車の片側前後のタイヤを載
せる並行一対のコンベアベルト2を長手方向に延長する
ように設け、このコンベアベルト2を移動させて、自動
車を台車装置20上に受け入れ、あるいは台車台車装置20
上から台車装置20外へ移すようにした。そして、フレー
ム1の長手方向両側端部に支持ドラム3を架設し、各支
持ドラム3よりもフレームの内側の下部に夫々位置し
て、支持ドラム3と平行に巻き取りドラム4を架設し、
これら巻き取りドラム4,4間にコンベアベルト2を張り
渡し、両巻き取りドラム4の同軸上には、夫々ワイヤ巻
き取り軸6を設け、両ワイヤ巻き取り軸6,6間に伝動ワ
イヤ7を張り渡し、ワイヤ巻き取り軸6の一方をモータ
Mに連結して両ワイヤ巻き取り軸6,6及び両巻き取りド
ラム4,4を互いに同一方向へ同期して正逆回転させるよ
うにし、また伝動ワイヤ7の中間部には、ばね装置8を
介設して両巻き取りドラム4,4の回転速度の差を吸収す
るようにした。さらに、コンベアベルト2は、合成樹脂
製の扁平なものとし、このコンベアベルト2のフレーム
1上の延長部には、その全長にわたってこれを支持する
ための支持板10を張り、その上面をコンベアベルト2が
摺動するようにして配車用台車装置20を構成したため、
構造が比較的簡単で、小型化が可能であり、しかも比較
的小さな力でスムーズに自動車を移動させることができ
る配車用台車装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は配車用
台車装置の正面図、第2図は同平面図である。 1……フレーム 2……コンベアベルト 3……支持ドラム 4……巻き取りドラム 6……ワイヤ巻き取り軸 7……伝動ワイヤ 8……ばね装置 M……モータ 20……台車装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形フレームの短尺方向の両側に、夫々自
    動車の片側前後のタイヤを載せる並行一対のコンベアベ
    ルトを長手方向に延長するように設け、このコンベアベ
    ルトを移動させて、自動車を台車上に受け入れ、あるい
    は台車上から台車外へ移すようにした台車装置におい
    て、前記フレームの長手方向両側端部に支持ドラムを架
    設し、これら各支持ドラムよりも前記フレームの内側の
    下部に夫々位置して、支持ドラムと平行に巻き取りドラ
    ムを架設し、これら巻き取りドラム間に前記コンベアベ
    ルトを張り渡し、両巻き取りドラムの同軸上には、夫々
    ワイヤ巻き取り軸を設け、両ワイヤ巻き取り軸間に伝動
    ワイヤを張り渡し、ワイヤ巻き取り軸の一方をモータM
    に連結して両ワイヤ巻き取り軸及び両巻き取りドラムを
    互いに同一方向へ同期して正逆回転させるようにし、か
    つ前記伝動ワイヤの中間部には、ばね装置を介設し、ま
    た前記コンベアベルトは、合成樹脂製の扁平なものと
    し、前記フレーム上のコンベアベルトの下部には、支持
    板を張り、その上面をコンベアベルトが摺動するように
    したことを特徴とする配車用台車装置。
JP28182789A 1989-10-31 1989-10-31 配車用台車装置 Expired - Lifetime JP2715160B2 (ja)

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