JP2714983B2 - テレビゲーム機の座席傾動装置 - Google Patents

テレビゲーム機の座席傾動装置

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貴章 出口
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビゲーム機の座席傾動装置に関する。
〔従来の技術〕
ホバークラフト、ボート、バイク、レーシングカー、
宇宙船等の運転操作を競うテレビゲーム機においては、
ゲームの臨場感を高めるため、ハンドル操作に応じて座
席を左右に傾動させる機構が採用されているものがあ
る。
然しながら、従来の座席傾動装置においては、例えば
実開昭61−29786号公報に開示されたものの如く一対の
油圧シリンダを連動させて座席を傾動させたり、実開昭
63−16085号公報に開示されたものの如く座席の水平面
内での左右方向への移動と同時に座席を左右に傾動させ
るもの等があるが、これらはその駆動機構が複雑となり
制御も面倒であるという問題点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、比較的簡単な手段
より座席の水平面内での左右方向への移動及び座席の左
右傾動を連動させて行ない得るテレビゲーム機の座席傾
動装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、下記(a)ないし(e)項記載の構成
要素、即ち、 (a)基台と、 (b)キャスタを有し、上記基台の前部に設けた1本の
鉛直な支点シャフトを中心に左右に回動自在なよう上記
基台上に搭載された左右動ベースと、 (c)上記左右動ベース上にその前後方向を向いた水平
支軸を中心に左右に傾動可能なよう取り付けられ、その
上面に座席が設けられた左右傾動ベースと、 (d)上記左右動ベースを上記基台上で上記支点シャフ
トを中心に左右に回動させる駆動装置と、 (e)上記基台の上面の左右両辺近くに沿って前後方向
に延び、その前端は上記基台上面の前部に固着され、後
端は上記左右動ベースを貫通して上記左右傾動ベースの
底面の左右両辺近くにそれぞれ固着された一対の牽引索
と、 を備えたテレビゲーム機の座席傾動装置によって達成
し得る。
〔作用〕
上記の如き構成であると、座席を左右方向へ回動させ
ると上記一対の牽引索の作用により座席が自動的に左右
に傾動するため、複雑な機構や制御手段を用いることな
く臨場感のあるゲームを楽しむことのできるテレビゲー
ム機を提供し得るものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつゝ本発明の構成を具体的に説明
する。
第1図は本発明にかゝるテレビゲーム機の座席傾動装
置の一実施例を示す側面図、第2図は第1図中A−A線
に沿った上面図、第3図は第1図中後部側(B−B線方
向)から見た側面図、第4図は第1図中C−C線に沿っ
た断面図、第5図は第4図中D−D線に沿った断面図、
第6図は左右動ベースの駆動機構を示す斜視図、第7図
は右方向に進もうとする場合の第1図中A−A線に沿っ
た上面図、第8図はチェインの作用を模式的に示す上面
図、第9図はチェインの作用を模式的に示す後部側から
見た側面図である。
図中、1は基台、2は左右動ベース、3,3はキャス
タ、4は支点シャフト、5は左右傾動ベース、6a,6bは
支柱、7a,7bは支軸、8は左右動ベース2の駆動機構、
9及び10は牽引索、11及び12はボールジョイント、13及
び14はスプロケットギヤ、15は座席、16はゲームの内容
を表示するCRT、17は操縦桿、18はアクセルペダルであ
る。
図示したテレビゲーム機は、ホバークラフトの操縦を
行なうゲーム機であり、座席15に腰掛けたプレイヤはCR
T16の画面を見ながら操縦桿17及びアクセルペダル18を
操作して、画面上に現われる障害物を避けたり撃破しつ
ゝ所定時間内の到達距離を競ったり、障害物を撃破した
際に与えられる得点を競ったりするものである。
而して、操縦桿17を操作してホバークラフトの機体を
例えば右方向へ進行させる場合には、その機体の前方
(第1図において右側)が右方向を向くように、即ち座
席15が第1図において奥の方へ移動するように左右動ベ
ース2が駆動され、且つ座席15の右側(第1図において
手前側)が下がり左側(第1図において奥側)が上がる
ように構成されており、これによりプレイヤは実際にホ
バークラフトを操縦しているような感覚を得ることがで
きるようになっている。
以下、その構成について説明する。
左右動ベース2の底面には複数のキャスタ3,3が取り
付けられ、基台1上で移動し得るようになっている。基
台1の前部(第1図中右側)上面には支点シャフト4が
取り付けられ、その上端は左右動ベース2の前部の底面
に回動自在に取り付けられている。従って、左右動ベー
ス2は基台1上で支点シャフト4を中心に左右(第1図
中紙面と垂直方向、第2図中上下方向)へ回動し得るよ
うになっている。
上記左右動ベース2の上面後部には、その長手方向中
心線上に一対の支柱6a及び6bが取り付けられ、その上端
に設けた支軸7a及び7bに左右傾動ベース5が回動自在に
支承されている。即ち、左右傾動ベース5は、左右動ベ
ース2の前後方向を向いた水平支軸(支軸7aと7bを結ぶ
線)を中心に回動可能(座席15に座ったプレイヤから見
れば左右に傾動可能)なように取り付けられている。
而して、基台1の上面の左右両辺近くには、牽引索9
及び10が前後方向に延びるように設けてある。牽引索9
及び10の前半部分はそれぞれ連結ロッド9a,10aから成
り、後半部分はチェイン9b,10bから成っており、連結ロ
ッド9a,10aの前端はボールジョイント11及び12により基
台1の前部に回動可能に取り付けられ、チェイン9b,10b
の後端は上記左右動ベース2に明けた孔を通って上記左
傾動ベース5の底面の左右両辺近くにそれぞれ固着され
ている。
チェイン9b,10bは、左右動ベース2に明けた前記孔の
近くに設けたスプロケットギア13及び14に巻き掛けら
れ、左右動ベース2の下面から略直角に上向きに曲げら
れて、その後端が上記左右傾動ベース5の底面に固着さ
れるようになっている。
而して、左右動ベース2を基台1上で回動させるため
基台1の内部に設けた駆動機構8は、第2図、第4図、
第6図等に示す如く、ギヤモータ81、プーリ82,83、ベ
ルト84、スクリューシャフト85、移動ブロック86、移動
ブロックガイドレール87、駆動ブロック88、回転検出板
89、フォトカプラ90,91,92,93等から成り、スクリュー
シャフト85が基台1の長手方向軸に対して直角となるよ
うに取り付けられている。
ギヤモータ81を作動させるとプーリ82、ベルト84、プ
ーリ83を介してスクリューシャフト85が回転し、これに
ねじ込まれた移動ブロック86がスクリューシャフト85に
沿って、即ち基台1の長手方向軸に対して直角方向(即
ち、第1図中紙面と垂直方向、第2図中上下方向、座席
15に坐ったプレイヤから見れば左右方向)に移動する。
第6図に示す如く、駆動ブロック88は移動ブロック86に
対して回動可能に取り付けられており、駆動ブロック88
の上端の溝には左右動ベース2の底面に固着した固定レ
ール21が摺動自在に嵌め込まれている。従って、移動ブ
ロック86がスクリューシャフト85に沿って移動すると左
右動ベース2が前記支点シャフト4を中心に基台1上で
左右に回動せしめられる。
フォトカプラ90はスクリューシャフト85に取り付けた
回転検出板89の回転を検知してスクリューシャフト85の
回転量、即ち左右動ベース2の移動量を検出し、またフ
ォトカプラ91、92及び93はそれぞれ移動ブロック86の左
端、中央及び右端移動位置を検知して信号を発し、当該
信号は左右動ベース2の駆動制御用に利用されるように
なっている。
而して、座席15に坐ったプレイヤがホバークラフトを
例えば右進させるよう操縦桿17を操作すると、前記駆動
機構8が作動して、左右動ベース2の前部が右方向を向
くように、即ち左右動ベースの後部(座席側)が左側へ
移動するよう左右動ベース2が支点シャフト4を中心に
回動せしめられる(第7図参照)。このとき牽引索9の
前端固定部(ボールジョイント11)と後端固定部(左右
傾動ベース5の底面右辺近く)との間の水平距離は、ホ
バークラフトが正面を向いている場合よりも長くなる
(第8図参照)が、牽引索9は伸縮不可能な材質で作製
されているため左右傾動ベース5の底面右辺近くが引き
下げられる。一方、牽引索10の前端固定部(ボールジョ
イント12)と後端固定部(左右傾動ベース5の底面左辺
近く)との間の水平距離は、ホバークラフトが正面を向
いている場合よりも短くなる(第8図参照)ため、牽引
索10は緩められる。これらの結果として、左右傾動ベー
ス5は右側が低く左側が高くなるように傾斜する(第9
図参照)。
これとは逆に、ホバークラフトを左進させるよう操縦
桿を操作すると、左右動ベース2の座席側は右方向へ向
けて回動し、その場合には牽引索9が緩み、牽引索10が
緊張せしめられるので、左右傾動ベース5は左側が低く
右側が高くなるように傾斜する(図示せず)。
このように、ホバークラフトを右進させるときには座
席の右側が低くなるように傾き、左進させるときには座
席の左側が低くなるように傾くので、プレイヤは実際に
ホバークラフトを運転しているような感触を得ることが
できるものである。
〔発明の効果〕
本発明は叙上の如く構成されるから、本発明にによる
ときは、複雑な機構や制御手段を用いることなく臨場感
のあるゲームを楽しむことのできるテレビゲーム機を提
供し得るものである。
なお、本発明は叙上の実施例に限定されるものでな
く、その目的の範囲内において上記の説明から当業者が
容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかゝるテレビゲーム機の座席傾動装置
の一実施例を示す側面図、第2図は第1図中A−A線に
沿った上面図、第3図は第1図中後部側(B−B線方
向)から見た側面図、第4図は第1図中C−C線に沿っ
た断面図、第5図は第4図中D−D線に沿った断面図、
第6図は左右動ベースの駆動機構を示す斜視図、第7図
は右方向に進もうとする場合の第1図中A−A線に沿っ
た上面図、第8図はチェインの作用を模式的に示す上面
図、第9図はチェインの作用を模式的に示す後部側から
見た側面図である。 1……基台 2……左右動ベース 3,3……キャスタ 4……支点シャフト 5……左右傾動ベース 6a,6b……支柱 7a,7b……支軸 8……駆動機構 9,10……牽引索 11,12……ボールジョイント 13,14……スプロケットギヤ 15……座席 16……CRT 17……操縦桿 18……アクセルペダル 81……ギヤモータ 82,83……プーリ 84……ベルト 85……スクリュウシャフト 86……移動ブロック 87……ガイドレール 88……駆動ブロック 89……回転検出板 90〜93……フォトカプラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記(a)ないし(e)項記載の構成要素
    を備えたテレビゲーム機の座席傾動装置。 (a)基台(1)。 (b)キャスタを有し、上記基台の前部に設けた1本の
    鉛直な支点シャフトを中心に左右に回動自在なよう上記
    基台上に搭載された左右動ベース(2)。 (c)上記左右動ベース上にその前後方向を向いた水平
    支軸を中心に左右に傾動可能なよう取り付けられ、その
    上面に座席が設けられた左右傾動ベース(5)。 (d)上記左右動ベースを上記基台上で上記支点シャフ
    トを中心に左右に回動させる駆動装置(8)。 (e)上記基台の上面の左右両辺近くに沿って前後方向
    に延び、その前端は上記基台上面の前部に固着され、後
    端は上記左右動ベースを貫通して上記左右傾動ベースの
    底面の左右両辺近くにそれぞれ固着された一対の牽引索
    (9,10)。
  2. 【請求項2】上記牽引索の少なくとも上記左右動ベース
    を貫通する部位がチェイン(9b,10b)で構成された請求
    項1に記載のテレビゲーム機の座席傾動装置。
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