JPH088944B2 - 二人乗り遊戯車 - Google Patents

二人乗り遊戯車

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JPH088944B2
JPH088944B2 JP33554089A JP33554089A JPH088944B2 JP H088944 B2 JPH088944 B2 JP H088944B2 JP 33554089 A JP33554089 A JP 33554089A JP 33554089 A JP33554089 A JP 33554089A JP H088944 B2 JPH088944 B2 JP H088944B2
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JP
Japan
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wheels
vehicle body
seater
game
driver
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JP33554089A
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JPH03193080A (ja
Inventor
豊 三浦
Original Assignee
株式会社三井三池製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は遊園地などで使用される娯楽用の遊戯車に係
り、特に二人の運転車により運転される二人乗り遊戯車
に関する。
〔従来の技術〕
従来、遊園地などで娯楽用に用いられる乗り物として
はゴーカートやコーヒー茶碗などがある。前者は普通の
自動車を小型化し操縦を簡単にしたものであり、一人の
運転車が運転して方向制御の巧拙やスピード競走などに
よる面白さが遊戯の主体となる。また後者は操縦の面白
さはないが、複雑な遊星運動や相対運動を起こさせて面
白さを出すものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の遊戯車によると、遊戯内容が単純
であり意外性に乏しく、ある時間遊戯に熱中すると飽き
がくるのが早いという問題があった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、遊
戯内容が多岐にわたり、走行方向に意外性があり、安全
に長時間面白く遊ぶことのできる二人乗り遊戯車を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、車体の対向する
両側面に対になって配設された4個の車輪をそれぞれ独
立して回転駆動する駆動手段と、二人の運転者により前
記4個の車輪のうち、それぞれ2個の車輪の前記駆動手
段をそれぞれ独立して操作する操作手段とを設けて、二
人乗り遊戯車を構成したものである。
また、4個の車輪の外周には、それぞれ該車輪の車軸
に対して傾斜して設けられた支軸を介して、複数個のロ
ーラが回転自在に装着されている。
また、車体には運転席が回転自在に設けられており、
4個の車輪の回転の組合せを検知して車体の進行方向を
演算する演算手段を設け、該演算手段により演算された
車体の進行方向に、前記運転席を回転手段によって回転
するようになっている。
さらに、車体の外周には安全枠が設けられており、該
安全枠の障害物との接触を検出したときに、停止手段に
よって車輪の回転が停止される。
〔作用〕
上記の構成によると、二人の運転者がそれぞれ2個の
車輪の駆動手段を操作手段によりそれぞれ独立に操作し
て、それぞれの車輪の正転、逆転、停止を相互に独立し
て行なうことにより、車体は無数の複雑な動きをする。
しかも二人の運転者のうち一人の意志だけでは進行方向
が決まらないため、遊戯としての面白さがある。
また車輪の外周に、車軸に対して傾斜した支軸を中心
として、自在に回転する複数個のローラを設けることに
より、地面上をどのような方向にも随意に移動可能とな
り、地面上で車輪がスリップしたり、地面を引っかいた
りすることを防止できる。
また、4個の車輪の回転の組合せを検知して、演算手
段により車体の進行方向を演算し、この演算結果により
運転席が進行方向に向くようにしたので、運転者は常に
進行方向に向いた状態で運転することができる。
さらに、車体の外周に設けられた安全枠が障害物に接
触すると、車輪の回転が停止するので、車体が障害物に
衝突したときの衝撃力を緩和することができる。
〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第6図に本発明の一実施例を示す。
第1図、第2図及び第3図において、車体1は下部に
設けられた箱形の台車2と、台車2上に固定された円形
のボギー3と、ボギー3上に同心状に回転自在に取り付
けられたフレーム4とからなっている。台車2の両側に
はそれぞれ一対の油圧モータからなる車輪駆動部5が設
けられており、4個の車輪駆動部5にはそれぞれ車輪6
が直結され、車輪駆動部5によって4個の車輪6はそれ
ぞれ独立して正転、逆転、停止の3つのモードにより駆
動されるようになっている。
ボギー3の中央部の下にはフレーム4を回転駆動する
回転機構7が設けられており、回転機構7によりフレー
ム4は例えば毎分約10回転の速度で回転する。また、フ
レーム4上には2個の運転席8が固定されており、フレ
ーム4上の運転席8の前方には運転台9が、後方には油
圧モータを駆動する油圧発生装置10がそれぞれ設けられ
ている。
運転台9には2個の運転席8にそれぞれ腰掛けた運転
者11の手がとどく位置に、それぞれ操作機構の2本の操
作レバー12が設けられており、合計4本の操作レバー12
がそれぞれ4個の車輪駆動部5の油圧モータを制御し
て、4個の車輪6の回転を独立して制御するようになっ
ている。
そして、例えば操作レバー12を前方へ倒すとその車輪
6は正転し、逆に後方へ倒すと逆転し、ニュートラルの
位置では停止する。
運転台9内には4個の車輪6の回転方向の組合せを検
知して、車体1の進行方向を割り出す図示しない演算手
段か設けられており、この演算手段によって割り出され
た車体1の進行方向と運転席8の方向が一致するよう
に、図示しない油圧モータによってフレーム4が回転さ
れる。
また、フレーム4の外周には、例えば複数個(第1図
では4個)に分割された円弧状の安全枠13が設けられて
おり、それぞれスプリング14を介してフレーム4の外周
に連結されている。そしてこれらの安全枠13のうち少な
くとも1個が例えば障害物などと接触すると、図示しな
いセンサによってこれを検知して車輪駆動部5を停止す
るようになっている。
第4図に本実施例による車輪6の構成を示す。ほぼ円
筒状に形成された車輪6の外周には、車輪6の軸方向に
対して例えば45度に傾斜した支軸15が等間隔で複数本設
けられており、支軸15の両端はそれぞれ車輪6に固定さ
れたアーム16で支持されている。そして支軸15にはそれ
ぞれ鼓形のローラ17が回転自在に取り付けられている。
また、台車2に同軸上に取り付けられた一対の車輪6
のローラ17は、台車2の中心線に対して対称的に傾斜し
ている。
第5図は本実施例による油圧系統図である。4個の車
輪6がそれぞれ連結された車輪駆動部5は、正逆転可能
な油圧モータ18と、油圧モータ18の正転、逆転、停止を
切り換える四方切換電磁弁19とからなっている。
同様に、フレーム4を回転させる回転機構7も油圧モ
ータ18と四方切換電磁弁19とからなっている。そしてこ
れら5個の四方切換電磁弁19の入力側は配管20で直列に
接続されており、配管20の一端は油圧発生装置10に接続
され、他端は定量弁21に接続されている。
第6図は本実施例による電気回路図である。操作レバ
ー12がa,b,cの位置にあるとき、車輪駆動部5の四方切
換電磁弁19は油圧モータ18をそれぞれ正転、逆転、停止
されるように開閉する。
また、車輪6の回転方向の組合せを検知して車体1の
進行方向を割り出す演算手段22から出力する信号は回転
機構7に入力され、フレーム4を所定の角度だけ回転さ
せて運転席8を車体1の進行方向に向かせる。
次に、本実施例の動作を説明する。
操作レバー12を前方に倒すと車輪6は正転し、逆方向
に倒すと逆転し、ニュートラルの位置では停止する。4
個の車輪6の正転、逆転及び停止はそれぞれ独立してで
きるので、その組合せは、16通りあるが、その組合せと
車体1の進行方向との関係の一例を下記の表に示す。
以下、4個の車輪6は回転方向の組合せにより、各車
輪を中心としてそれぞれ右回転または左回転することが
できる。このとき車輪6の外周には複数個のローラ17が
回転自在に設けられているので、車輪6は地面上をどの
ような方向にも随意に移動可能となり、地面上で車輪が
スリップしたり、地面を引っかいたりすることはない。
操作レバー12の操作は二人の運転者11がそれぞれ2個
の操作レバー12を独立に操作して、2個の車輪の回転制
御を分担して行なうため、一人の運転者11の意志のみで
は車体1の進行方向が決まらず、非常に複雑な動きとな
り遊戯として楽しむことができる。
上記のように車体1の進行方向が前進から他の方向へ
変わると、各車輪6の回転方向を検知してその組合せに
基づいて、演算手段22により車体1の進行方向が演算さ
れる。この進行方向の信号が回転機構7に入力される
と、回転機構7によりフレーム4が所定の角度だけ回転
し、運転席8を車体1の進行方向に向かせる。その後、
車体は進行することになるが、その進行前に、遊戯にふ
さわしい尻振り動作を行う操作回路を設けてもよい。
さらに、車体1の安全枠13が障害物に接触すると、車
輪6の回転は直ちに停止するので、衝突の衝撃を緩和す
ることができる。
本実施例によれば、二人の運転者11のうちの一人の意
志のみでは車体1の進行方向が決まらず、ある方向へ進
もうとするときは二人の操作が一定の組合せにならなけ
ればならず、遊戯の複雑性が増して楽しむことができ
る。従って年少者から高齢者まで自動車運転の感覚とダ
ンスの感覚とを同時に楽しむことができ、しかも意外性
に富み、運転者11き興味の永続性を期待することができ
る。
上記実施例では操作レバー12によって車輪6の正逆転
及び停止の切換えを行なう場合について説明したが、例
えば操作レバー12を前後方向に倒すときに2段階で倒す
が、左右方向に倒すかすることにより、車輪6の回転速
度を高低2速に切り換えられるようにしてもよい。
このようにすれば車輪6の回転の組合せは5の4乗、
すなわち625通りとなり、さらに走行の複雑性が増す。
なお、二人乗り遊戯車に運転者11が一人だけ乗って4
個の操作レバー12を操作してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明によれば、遊戯車に設けられた4
個の車輪を二人の運転車により2個ずつ分担して操作で
きるようにしたので、一人の運転車の意志のみでは車体
の進行方向が決まらず、多方向の走行が楽しめ遊戯の複
雑性が増して飽きることなく楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は同じ
く側面図、第3図は同じく正面図、第4図は同じく車輪
を示す斜視図、第5図及び第6図は同じくそれぞれ油圧
系統図及び電気回路図である。 1……車体、5……車輪駆動部(駆動手段)、6……車
輪、7……回転機構(回転手段)、8……運転席、11…
…運転者、12……操作レバー(操作手段)、13……安全
枠、15……支軸、17……ローラ、22……演算手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の対向する両側面に対になって配設さ
    れた4個の車輪をそれぞれ独立して回転駆動する駆動手
    段と、二人の運転者により前記4個の車輪のうち、それ
    ぞれ2個の車輪の前記駆動手段をそれぞれ独立して操作
    する操作手段とを設けたことを特徴とする二人乗り遊戯
    車。
  2. 【請求項2】4個の車輪の外周に、それぞれ該車輪の車
    軸に対して傾斜して設けられた支軸を介して、複数個の
    ローラを回転自在に装着したことを特徴とする請求項第
    1項記載の二人乗り遊戯車。
  3. 【請求項3】車体には運転席が回転自在に設けられてお
    り、4個の車輪の回転の組合せを検知して車体の進行方
    向を演算する演算手段を設け、該演算手段により演算さ
    れた車体の進行方向に前記運転席を回転する回転手段を
    設けたことを特徴とする請求項第1項及び第2項記載の
    二人乗り遊戯車。
  4. 【請求項4】車体の外周には安全枠が設けられており、
    該安全枠が障害物との接触を検出したときに車輪の回転
    を停止する停止手段を設けたことを特徴とする請求項第
    1項乃至第3項記載の二人乗り遊戯車。
JP33554089A 1989-12-25 1989-12-25 二人乗り遊戯車 Expired - Lifetime JPH088944B2 (ja)

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JP33554089A JPH088944B2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 二人乗り遊戯車

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JPH03193080A JPH03193080A (ja) 1991-08-22
JPH088944B2 true JPH088944B2 (ja) 1996-01-31

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JPH03193080A (ja) 1991-08-22

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