JPH0732672U - 体感シュミレート自動車およびサーキット - Google Patents

体感シュミレート自動車およびサーキット

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JPH0732672U
JPH0732672U JP6730993U JP6730993U JPH0732672U JP H0732672 U JPH0732672 U JP H0732672U JP 6730993 U JP6730993 U JP 6730993U JP 6730993 U JP6730993 U JP 6730993U JP H0732672 U JPH0732672 U JP H0732672U
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JP
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image
driver
vehicle body
screen
projector
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Application number
JP6730993U
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Inventor
伸人 大沼
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Tokyo R&D Co Ltd
Original Assignee
Tokyo R&D Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo R&D Co Ltd filed Critical Tokyo R&D Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 模擬車両で実際に走行することで、臨場感、
安全性、操縦の楽しみ、競争の楽しみを実現すると共
に、ビル内の1フロアにもコース(サーキット)を設け
ることのできる高いスペースパーフォーマンスを獲得す
る。 【構成】 ドライバーを載せて走行可能な車体と、車体
の前方に設けられる半透明スクリーンと、半透明スクリ
ーンに投射してドライバーの方向に反射する映像を投影
するプロジェクターとを具備し、ドライバーは、半透明
スクリーンを通過した画像と、半透明スクリーンで反射
されたプロジェクターの投影画像とを重畳して見る。1
または2以上の切り替えゲートを具備し、切り替えゲー
トを自動車の走行状態に応じて切り替えることで、複数
のサーキットコースをシュミレートする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、走行用遊戯具に最適な体感シュミレート自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車レースを楽しむことを目的とした走行用遊戯具には、専用の模擬 サーキットの中を実際に走行するものや、車両の前面に固設されたCRTに走行 時の風景を映像として映した中で車両を操縦して、他車との競争を楽しむもの( 特公平1−31260号)などがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、専用の模擬サーキットの中を実際に走行するものは、広い敷地 を必要とし、ビル内の1フロアに設けることは困難であり、衝突時や接触時の安 全性の見地から単独走行とせざるを得ないため、競争の楽しみに欠けていた。
【0004】 走行時の風景を映像として映した中で車両を操縦するものでは、風を切る感覚 、コーナーでの遠心力、加速時減速時の加速度感が得られず、臨場感に乏しいと いう問題点があった。
【0005】 本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、模擬車両で実際に走行する ことで臨場感や操縦の楽しみを感受すること、プロジェクターに投影された虚像 の競争相手(他車)と競争することで、衝突や接触からの安全性を確保しつつ競 争の楽しみを実現すること、ビル内の1フロアにもコース(サーキット)を設け ることのできる高いスペースパーフォーマンスを獲得することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために第1の考案は、ドライバーを載せて走行可能な車体 と、車体の前方に設けられる半透明スクリーンと、半透明スクリーンに投射して ドライバーの方向に反射する映像を投影するプロジェクターとを具備し、ドライ バーは、半透明スクリーンを通過した画像と、半透明スクリーンで反射されたプ ロジェクターの投影画像とを重畳して見るように構成されている。
【0007】 第2の考案は、車体の位置、速度および姿勢を検出するセンサと、センサの出 力に基づいて投影像を生成および選択する制御部とを具備し、ドライバーが、半 透明スクリーンを通過した画像と、半透明スクリーンで反射されたプロジェクタ ーの投影画像とを重畳して見たときに、矛盾なく表現されるように構成されてい る。
【0008】 第3の考案は、1または2以上の切り替えゲートを具備し、切り替えゲートを 自動車の走行状態に応じて切り替えることで、複数のサーキットコースをシュミ レートするように構成されている。
【0009】
【作用】
上記構成の体感シュミレート自動車においては、ドライバーは、半透明スクリ ーンを通過した画像と、半透明スクリーンで反射されたプロジェクターの投影画 像とを重畳して見るようにし、かつドライバーを載せて走行可能にしたので、臨 場感、安全性、操縦の楽しみ、競争の楽しみを実現することができる。
【0010】 また、ゲートを切り替えて車体1を走行させるようにしたので、ドライバーに は長いコースを走行したのと同じ印象を与えることができ、ビル内の1フロアに もコース(サーキット)を設けることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1は、本考案による体感シュミレート自動車の実施例を示す正面図である。
【0013】 図1において、車体1は前輪4および後輪5に支持されてコース6上を走行す る。コース6上には磁気テープ7が貼着または埋設されており、車体1の最前部 に設けられた磁気センサ8によって検出される。磁気テープ7と磁気センサ8は 、光センサーと反射テープの組合せによることもできる。
【0014】 磁気センサ8は磁気テープ7を検出した結果を制御部9に転送する。制御部9 は、磁気センサ8の検出結果をカウントすることによって、車体1の現在位置を 知ることができる。制御部9には、回転センサ10から前輪4の回転量を検出し た結果も供給される。制御部9は、回転センサ10の検出結果から車体1の車速 を知ることができる。また、制御部9は、ハンドル切れ角センサとジャイロ(共 に図示せず)の検出結果から車体1の姿勢(車体先端の向き)を知ることが出来 る。
【0015】 車体1には、ステアリングホイール11、電池12、モータ13、ブレーキ1 4も設けられている。ステアリングホイール11は、車体1の走行方向を変更す る場合に、操作者によって操作される。電池12は車体1の下部に設けられ、車 体1全体のエネルギー源として使用される。モータ13は、車体1の駆動モータ であり、後輪5を回転駆動することによって車体1を駆動する。ブレーキ14は 後輪5に設けられたブレーキであり、操作者によって操作される。
【0016】 車体1の前部、即ちドライバーの前方には半透明スクリーン2が設けられてい る。半透明スクリーン2はフロントガラスや風防と兼用することができる。半透 明スクリーン2の下部には、プロジェクター(超小型CRT3)が上向き(図1 )、すなわち半透明スクリーン2に投射する方向に固設されている。プロジェク ターは小型のCRTをレンズで拡大する方法でも実現できる。超小型CRT3の 投影像(虚像)は半透明スクリーン2で反射され、ドライバーの視界に入る。こ のときドライバーの視界には、半透明スクリーン2を透過した実像(前方の風景 等)も入射するので、ドライバーはコースの状況等の前方の風景(実像)に超小 型CRT3の投影像(虚像)を重畳させて見ることになる。
【0017】 プロジェクター(超小型CRT3)の投影像は制御部9によって生成される。 制御部9は上述した車体1の現在位置と車速及び車体の姿勢(車体先端の向き) から、プロジェクターの投影像を生成する。即ち、現在位置と車体の姿勢をもと に生成された投影像のコース及び周辺の景色は、前方スクリーン2を通して見ら れるコースの実像と矛盾がない。例えば、実像のコースが右曲がりのときには、 投影像のコースも右曲がりの投影像とすることで、車体の姿勢に応じて、投影像 の景色を変化させる。投影像のコース及び周辺の景色は、コンピューターグラフ ィクス画像として生成しても良いし、予め準備しておいた画像群から選択するよ うにしても良い。
【0018】 車速をもとに生成された投影像のコース及び周辺の景色の動きは、実車速の大 きさに応じて矛盾なく投影される。また、投影像には同コースを競争しながら走 行する他車も投影され、車速の差によって、投影像の他車を追い抜いたり追い越 されたりすることができる。制御部9は、モータ13およびブレーキ14をアク チュエータ(図示せず)によって作動させることも出来る。例えば、投影像の他 車と接触や衝突した場合には、制御部9からの指令によりブレーキ14を作動さ せ、急減速し衝突の臨場感を高めることができる。また、投影像の他車に追突さ れた場合は、制御部9からの指令によりモータ13を加速し、車速を急上昇させ ることにより追突の臨場感を得ることができる。
【0019】 ドライバーが、コースの状況等(実像)に超小型CRT3の投影像(虚像)を 重畳させて見る状態は、例えば図2(a)または図2(b)のようになる。即ち 、図2(a)では、前を走行する競争車が、超小型CRT3の投影像(虚像16 )として半透明スクリーン2に投影されている。図2(b)では、観衆の虚像1 6aと前を走行する競争車の虚像16bとが、コース6(実像)と共に投影され ている。
【0020】 コース6は、図3に示すように、2つのゲート60および61を切り替えて、 車体1を走行させる。例えば、スタート後に、2つのゲート60および61を切 り替えてショートサーキット6aを2回走行するようにすると、ドライバーは、 図3(b)に示すコースを走行したのと同じ印象を受ける。即ち、ドライバーは 、ポイント1−ポイント2−ポイント3−ポイント4−ポイント5−ポイント6 −ポイント2−ポイント3−ポイント4−ポイント5−ポイント6−ポイント7 と走行した印象を受ける。
【0021】 ゲート60および61は、図4および図5に示すように構成される。なお、図 4および図5ではゲート61の構成のみを説明し、ゲート61と対称形に構成さ れるゲート60の重複する説明は省略する。
【0022】 図5において、ボード62aは回転軸61aに軸支され、回転軸61aの下部 にはアーム63a固定されている。同様に、ボード62bは回転軸61bに軸支 され、回転軸61bの下部にはアーム63bに固定されている。アーム63aお よび63bはロッド64によって連結され、アーム63bは油圧シリンダ65に よって揺動駆動される。アーム63bが油圧シリンダ65によって揺動駆動され ると、図4に示すように、ボード62aおよび62bが揺動してA側とB側とに 切り替えられる。なお、アーム63aおよび63bから下部(図5)はコース6 に埋設され、車体1の走行の障害にならないようにしている。
【0023】 図5(b)は、ゲート61の他の構成例を示す斜視図であり、図中、図5(a )と同じ構成部分には同じ参照番号を付して重複した説明を省略する。この例で は、回転軸61aおよび61bにベルト66が掛け渡され、駆動力はモータ67 の回転力によって付与される。それ以外は、図5(a)と同様である。
【0024】 以上で説明したように、自動車を模擬した遊戯車両の前方スクリーンに映写さ れた映像と実像を重ね合わせ、かつ模擬車両にて実際に走行するようにしたので 、臨場感、安全性、操縦の楽しみ、競争の楽しみを実現することができる。
【0025】 また、ゲートを切り替えて車体1を走行させるようにしたので、ドライバーに は長いコースを走行したのと同じ印象を与えることができ、ビル内の1フロアに もコース(サーキット)を設けることのできる高いスペースパーフォーマンスを 獲得できる。
【0026】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、ドライバーは、半透明スクリーンを通過した画 像と、半透明スクリーンで反射されたプロジェクターの投影画像とを重畳して見 るようにし、かつドライバーを載せて走行可能にしたので、臨場感、安全性、操 縦の楽しみ、競争の楽しみを実現することができる。
【0027】 また、ゲートを切り替えて車体1を走行させるようにしたので、ドライバーに は長いコースを走行したのと同じ印象を与えることができる。これにより、ビル 内の1フロアにもコース(サーキット)を設けることのできる高いスペースパー フォーマンスを獲得することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による体感シュミレート自動車の一実施
例を示す正面図である。
【図2】本考案による体感シュミレート自動車の一実施
例を示す正面図である。
【図3】本考案による体感シュミレート自動車の一実施
例を示す上面図である。
【図4】本考案による体感シュミレート自動車の一実施
例を示す上面図である。
【図5】本考案による体感シュミレート自動車の一実施
例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車体 2 半透明スクリーン 3 超小型CRT 4 前輪 5 後輪 6 コース 6a ショートサーキット 7 磁気テープ 8 磁気センサ 9 制御部 10 回転センサ 11 ステアリングホイール 12 電池 13 モータ 14 ブレーキ 60 ゲート 61 ゲート 61a 回転軸 61b 回転軸 62 ボード 63 アーム 64 ロッド 65 油圧シリンダ 66 ベルト 67 モータ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドライバーを載せて走行可能な車体と、 前記車体の前方に設けられる半透明スクリーンと、 前記半透明スクリーンに投射してドライバーの方向に反
    射する映像を投影するプロジェクターとを具備し、 ドライバーは、前記半透明スクリーンを通過した画像
    と、前記半透明スクリーンで反射されたプロジェクター
    の投影画像とを重畳して見ることを特徴とする体感シュ
    ミレート自動車。
  2. 【請求項2】前記車体の位置、速度および姿勢を検出す
    るセンサと、 該センサの出力に基づいて投影像を生成および選択する
    制御部とを具備し、 ドライバーが、前記半透明スクリーンを通過した画像
    と、前記半透明スクリーンで反射されたプロジェクター
    の投影画像とを重畳して見たときに、矛盾なく表現され
    るようにしたことを特徴とすることを特徴とする請求項
    1に記載の体感シュミレート自動車。
  3. 【請求項3】1または2以上の切り替えゲートを具備
    し、 前記切り替えゲートを自動車の走行状態に応じて切り替
    えることで、複数のサーキットコースをシュミレートす
    ることを特徴とする体感シュミレートサーキット。
JP6730993U 1993-11-24 1993-11-24 体感シュミレート自動車およびサーキット Pending JPH0732672U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10258184A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Taito Corp 体感型ゲーム機の傾斜回転装置
JP2004097243A (ja) * 2002-09-04 2004-04-02 Rikogaku Shinkokai 可動式仮想空間システム
JP2012098609A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Ns Solutions Corp 情報処理装置、自動車、情報処理方法及びプログラム
JP2017102401A (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 株式会社豊田中央研究所 バーチャルリアリティシステム

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