JP2017102401A - バーチャルリアリティシステム - Google Patents
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Abstract
Description
(アクティブ型の車両利用形態)
先ず、バーチャルリアリティシステム(以下、「VRシステム」という。)において、上記のアクティブ型の形態で車両をMPとして利用する技術について簡単に説明する。図1は本発明の実施の形態に係るVRシステムの概念を示す模式図である。図1に示すように、本実施の形態に係るVRシステムでは、車両10をMPとして利用してVRコンテンツを提供する。
次に、VRシステムの構成について説明する。
図2は本発明の実施の形態に係るVRシステムの構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施の形態に係るVRシステムは、VRコンテンツを提供するためのVRコンピュータ16と、車両10の各部を制御する車両制御用コンピュータ20とを備えている。これらは車両10に搭載されている。VRコンピュータ16は、駆動パターン生成プログラム18により、後述する「駆動パターン生成処理」等を実行する。車両制御用コンピュータ20は、車両モード22とVRシステムモード24とを備えている。これらのモードは、ユーザ12の操作により切り替えられる。
図4は車両10の駆動制御系の一例を示すブロック図である。車両10をMPとして利用する場合、バーチャル空間を表す映像情報に基づいてユーザ12に感覚又は運動を提示するために、車両10の複数の駆動対象32を利用することができる。図4では、複数の駆動対象32として、アクセル32A、シフト32B、ステアリング32C、ブレーキ32D、エアサスペンション32E、スピーカ32F、電動シート32G、シートヒータ32H、シートベルト32I、エアコン32J、ボンネット32K、トランク32Kを例示した。また、計測部28の1つである車速計28Aを例示した。
次に、VRコンピュータ16の動作について説明する。
まず、ユーザ12の装備について説明する。図5はVRシステムの現実空間における構成の一例を示す概略図である。図5に示すように、本実施の形態では、ユーザ12は、HMD50を装着する以外に、操作入力を行うためのコントローラ52を保持している。また、ユーザ12の頭部には、頭の動きを検出するための頭位置センサ54が取り付けられている。頭位置センサ54としては、3軸又は6軸の加速度センサを用いることができる。なお、頭位置センサ54は、HMD50に内蔵されていてもよい。
次に、VRコンピュータ16により実行される「駆動パターン生成処理」について説明する。図7は「駆動パターン生成処理」の手順の一例を示すフローチャートである。「駆動パターン生成処理」は、制御情報生成部58の機能であり、VRコンピュータ16のCPU16Aにより実行される。また、「駆動パターン生成処理」は、バーチャル空間でイベント発生が検出されると開始される。
次に、衝突感覚の提示方法について説明する。
図8は衝突感覚を提示する例を示す模式図である。図8に示すように、バーチャル空間でプレイヤーと隕石との衝突があると「衝突」イベントが検出される。この場合、臨場感を高めるためにユーザに衝突感覚を提示する。例えば、衝突音を出す(Bang!!)、加速度(衝撃)を提示する等で、衝突感覚が提示される。
次に、移動感覚の提示方法について説明する。
図15は移動感覚を提示する例を示す模式図である。図15に示すように、バーチャル空間でプレイヤーや他のオブジェクトの移動があると「移動」イベントが検出される。この場合、臨場感を高めるためにユーザに移動感覚を提示する。例えば、移動感のある音を出す(風切り音ビュー、音源の移動など)、加速感のある加速度の提示、移動感のある映像の提示(映像の流れを早くする、集中線の追加など)、風の提示(徐々にエアコンの風量を上げる)等により、移動感覚を提示する。
次に、平衡感覚の提示方法について説明する。
図17は平衡感覚を提示する例を示す模式図である。図16に示すように、バーチャル空間でプレイヤーの「移動」が検出された場合には、プレイヤーの傾斜を伴うことがある。この場合には、臨場感を高めるためにユーザに平衡感覚を提示することもできる。例えば、ユーザの体を傾ける、傾斜のある映像を見せる(傾斜した水平線など)等により、平衡感覚を提示する。
次に、温度感覚の提示方法について説明する。
図20は温度感覚を提示する例を示す模式図である。図20に示すように、バーチャル空間でプレイヤーが存在するフィールド環境に変化があると「環境変化」イベントが検出される。この場合、臨場感を高めるためにユーザに温度感覚を提示する。例えば、常夏の島のようにフィールドが暑い場合には、エアコンにより暖房を入れる、シートヒータをオンにする等により、温度感覚を提示する。また、雪国のようにフィールドが寒い場合は、エアコンにより冷房を入れる等により、温度感覚を提示する。
なお、上記実施の形態で説明したバーチャルリアリティシステムの構成は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内においてその構成を変更してもよいことは言うまでもない。
上記では、図4を参照して、ユーザに感覚又は運動を提示する提示手段として車両の複数の駆動対象を利用することを説明したが、提示手段は車両の一部を構成するものであればよく、例示したものに限定される訳ではない。他の提示手段により例示していない運動や感覚を提示することも可能である。提示手段の種類は1種類には限定されない、複数種類の提示手段を組み合わせて使用してもよい。
12 ユーザ
16 VRコンピュータ
18 駆動パターン生成プログラム
20 車両制御用コンピュータ
22 車両モード
24 システムモード
26 操作部
28 計測部
30 駆動部
32 駆動対象
34 通信部
36 操作部
38 表示部
40 記憶部
50 HMD
52 コントローラ
54 頭位置センサ
56 映像更新部
58 制御情報生成部
Claims (8)
- 車両をモーション・プラットフォームとするバーチャルリアリティシステムにおいて、 バーチャル空間を表す映像情報に基づいてユーザに映像を提示する映像提示手段と、
前記バーチャル空間を表す映像情報に基づいて車両内のユーザに感覚又は運動を提示するように前記車両の一部を駆動制御する制御手段と、
を備えたバーチャルリアリティシステム。 - 前記制御手段は、バーチャル空間で発生した個々のイベントについて、相互に矛盾しない複数の感覚又は運動をユーザに提示する、請求項1に記載のバーチャルリアリティシステム。
- 前記制御手段は、車両内のユーザに感覚又は運動を提示するために、車両の操作を模擬して車両の一部を駆動する駆動パターンを生成し、生成した駆動パターンに基づいて車両の一部を駆動制御するための制御情報を生成する、請求項1又は請求項2に記載のバーチャルリアリティシステム。
- 前記制御手段は、バーチャル空間を表す映像情報からバーチャル空間でのイベントの発生を検出し、検出したイベントに応じた感覚又は運動を提示するための駆動パターンを生成する、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のバーチャルリアリティシステム。
- 前記制御手段は、前記イベントがオブジェクトの衝突である場合は、前記バーチャル空間を表す映像情報から取得した物理量から前記オブジェクトの衝突による衝撃値を求め、得られた衝撃値に応じた衝突感覚をユーザに提示するための駆動パターンを生成する、請求項4に記載のバーチャルリアリティシステム。
- 前記制御手段は、前記イベントがオブジェクトの移動である場合は、前記バーチャル空間を表す映像情報から取得した物理量から前記オブジェクトの移動による移動抵抗値を求め、得られた移動抵抗値に応じた移動感覚をユーザに提示するための駆動パターンを生成する、請求項4又は請求項5に記載のバーチャルリアリティシステム。
- 前記制御手段は、前記イベントがオブジェクトの傾斜を伴う移動である場合は、前記バーチャル空間を表す映像情報から取得した物理量から前記オブジェクトの移動による傾斜角度を求め、得られた傾斜角度に応じた平衡感覚をユーザに提示するための駆動パターンを生成する、請求項4から請求項6までのいずれか1項に記載のバーチャルリアリティシステム。
- 前記制御手段は、前記イベントがフィールドの環境変化である場合は、前記バーチャル空間を表す映像情報から取得した物理量からフィールドの環境温度を求め、得られた環境温度に応じて温度感覚を提示するための駆動パターンを生成する、請求項4から請求項7までのいずれか1項に記載のバーチャルリアリティシステム。
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