JP2714263B2 - 電子写真用転写紙及びその製造方法 - Google Patents

電子写真用転写紙及びその製造方法

Info

Publication number
JP2714263B2
JP2714263B2 JP2406674A JP40667490A JP2714263B2 JP 2714263 B2 JP2714263 B2 JP 2714263B2 JP 2406674 A JP2406674 A JP 2406674A JP 40667490 A JP40667490 A JP 40667490A JP 2714263 B2 JP2714263 B2 JP 2714263B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
transfer paper
ash content
present
electrophotographic transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2406674A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04223477A (ja
Inventor
雄介 唐見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2406674A priority Critical patent/JP2714263B2/ja
Publication of JPH04223477A publication Critical patent/JPH04223477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2714263B2 publication Critical patent/JP2714263B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、LBP(レー
ザービームプリンター)の如き電子写真方式を利用した
装置或いはプリンターに用いられる転写紙に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、絶縁性トナーを転写材に転写し未
定着のトナー画像を形成し、該トナー画像を転写材に定
着することにより画像を得ることに用いられる転写材と
しての普通紙転写紙としては、PPC専用紙及び一般上
質紙が用いられている。
【0003】この積載された転写紙の給紙及び搬送時の
重送を防止するものとしては、特開昭52−67634
号公報に提案されているように、傾斜して裁断すること
により、裁断の際に生じる「バリ」を積層された各転写
紙の端部よりわずかにずらして分離し、「バリ」を原因
とする重送を防止するものや、特開昭58−95745
号公報及び特開昭58−95746号公報に提案されて
いるように、紙中にシリカ顔料或いは滑剤を付与するこ
とにより、堆積した複写紙の層内摩擦係数と層間摩擦係
数との差を小さくすることにより、層間の摩擦力の差に
よる重送を防止するもの等が知られている。
【0004】又、主に熱ローラーを用いた定着後のカー
ル(ヒートカール)の低減をその主な目的としたものと
しては、特開昭57−81270号公報に提案されてい
るように、一定含有水分率を有する転写紙の定着ヒート
ロール通過後のカール度を規定したものや、特開昭58
−176641号公報に提案されているように、ツイン
ワイヤーに抄紙し、紙の表裏差を小さくしたものや、特
開昭63−309700号公報に提案されているよう
に、紙の厚さ、密度、ベック平滑度、透気度、クラーク
剛度、灰分及び水分を規定したもの等が知られている。
【0005】しかしながら、近年の電子写真複写機やL
BPの高速化、ハイボリューム化(1月間当たりの稼動
枚数の増大)と、ソーター等のアプリケーション類の普
及により、転写紙の重送率の低減と、カール発生量の抑
制への品質要求は、より大きなものとなっており、既述
したような紙の物性規定、製造法によるもののみでは、
要求品質を充分満足しないものとなっている。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、上記の問題点を解決し
た電子写真用転写紙及びその製造方法を提供するもので
ある。
【0007】すなわち本発明の目的は、給紙及び搬送時
の重送率の低い電子写真用転写紙を提供するものであ
る。
【0008】本発明の目的は、定着後のカール量の小さ
い電子写真用転写紙を提供するものである。
【0009】本発明の目的は、搬送性の良好な電子写真
用転写紙を提供するものである。
【0010】本発明の他の目的は、給紙及び搬送時に重
送率が低く、かつ定着後のカール量の小さい電子写真用
転写紙の製造方法を提供するものである。
【0011】
【発明の構成】本発明の電子写真用転写紙は、ベック平
滑度の高い面を表面とし、ベック平滑度の低い面を裏面
としたときに、ベック平滑度が表面及び裏面とも15乃
至70秒、より好ましくは20乃至60秒であり、灰分
が3乃至20%、より好ましくは5乃至15%であり、
かつ坪量が60乃至90g/cm2、より好ましくは6
3乃至83g/cm2である電子写真用転写紙におい
て、ベック平滑度は表面側のベック平滑度をBA(秒)
とし、裏面側のベック平滑度をBB(秒)としたとき
に、下記式(1)
【0012】
【外】
より好ましくは、
【0013】
【外】
を満足し、表面側の灰分をKA(%)とし、裏面側の灰
分をKB(%)としたときに、下記式(2)
【0014】
【外3】 より好ましくは、
【0015】
【0016】
【外】 を満足することにより、前記目的を達成するものであ
る。
【0017】また、本発明の電子写真用転写紙の製造方
法は、長網抄紙機によって抄紙されたパルプシート(紙
匹、ウェッブ)をドライヤーパートを経て乾燥して電子
写真用転写紙を製造する方法において、ドライヤーパー
ト部に設けられたサイズプレスパートにより、パルプシ
ートのワイヤー面側に無機質填料を含有するサイズプレ
ス液をサイズプレスコートすることにより、前記目的を
達成するものである。
【0018】本発明者は、ベック平滑度の低い面側すな
わち、通常、抄紙時、ワイヤー面側で填料の含有率がフ
ェルト面側より低く、従って灰分量も少ない面側の灰分
をベック平滑度の高い面側(通常、フェルト面側)の灰
分より高くすることにより、電子写真複写機及びLBP
等の電子写真プリンターにおける給紙搬送時の重送を低
減し、かつ定着後のカールも低下させることを見いだし
た。
【0019】この理由については定かでは無いが、図1
2に示すように積載された転写紙91,91′の矢印方
向に回転する給紙ローラー92による転写紙91の給紙
搬送時に給紙ローラー92と、その下部にあるバネの如
き押圧手段による矢印方向、すなわち給紙ローラー方向
への押圧力とにより積載された転写紙91,91′が圧
縮され、かつ、給紙ローラー92の回転によって生じる
給紙ローラー92と転写紙91との摩擦力によって転写
紙91が給紙されるが、このとき転写紙を本発明の構成
の如く転写紙の表裏の特性差を小さくすることによっ
て、図面上で転写紙91の下面とその直下にある転写紙
の上面との摩擦力が低くなり、重送率が低減するものと
考えている。
【0020】又、同じく定着後のカールも転写紙の表裏
の特性差を小さくすることによって軽減されるものと考
えられる。
【0021】このような電子写真用転写紙を製造するた
めの好ましい製造方法としては、後述するように、紙の
抄紙時に、オンマシンサイズプレス或いはオフマシンコ
ート等によって、ワイヤー面側の面にフェルト面側より
も多くの填料を付与することによって行なうものであ
る。
【0022】なお、本発明において、裏面側とは、例え
ば、ツインワイヤーで抄紙され、両面がワイヤー面であ
る紙の場合にもベック平滑度の低い面側を指し、かなら
ずしもワイヤー面側を指すわけでは無い。
【0023】本発明において、「紙の灰分」とはJIS
(日本工業規格)P8128−1976に準じて測定し
た値である。
【0024】紙の表面側の灰分、及び裏面側の灰分は、
図8の紙の断面図に示すように、ベック平滑度の高い面
を上側及び表面側51とし、ベック平滑度の低い面を下
側及び裏面側52とし、断面の中心線aに沿って紙を分
割したときに、上側の部分の「紙の灰分」を紙の表面側
51の灰分とし、下側の部分の「紙の灰分」を紙の裏面
側52の灰分とするのが通常であるが、紙を表面と裏面
とに中心線に沿って正確に分離することが難しいため、
本発明では、以下に述べる方法によって、紙の表面側5
1と紙の裏面側52を分割して灰分測定のため試料を採
取し、「表面側の灰分」及び「裏面側の灰分」とした。
【0025】すなわち、灰分測定のための試料の採取
は、図9に示すように、紙62の表面又は裏面に粘着テ
ープ(ニチバン製、セロテープLP−18(幅18m
m))を紙の端部から中央部に至るまでよく貼った後、
テープの上から紙に向けて強い荷重をかけ、テープと紙
をよく密着させ、テープ61を紙62よりゆっくりP方
向に引き剥がす。このとき、引き剥がしたテープ61に
は、紙がテープ61の粘着面に隙間無く接着している状
態とし、測定用試料は後述する如く引き剥がされずに残
っている紙を用いる。
【0026】なお、この際、紙はJIS P8111−
1976(試験用紙の前処置)に規定されているよう
に、温度/湿度が20℃/65%RHに4時間以上放置
したものを使用する。
【0027】図10は引張った後の粘着テープを示し、
斜線部分が粘着テープに接着し、もとの紙より引き剥が
された紙の表面又は裏面である。
【0028】図11は引張った後の紙であり、点線Cで
囲まれた斜線部分は、引き剥がされずに残った紙の裏面
又は表面である。
【0029】ここで、点線Qに囲まれ、引き剥がされず
に残った斜線部を1乃至2g採取し、それぞれ紙の裏面
側又は表面側の灰分測定のための試料とする。
【0030】紙のベック平滑度はJIS P8119−
1976に準じて、また、坪量はJIS P8124−
1976に準じて測定され、本明細書に記載されたその
他の項目、物性値、試験法、測定法もJISに準ずるも
のとする。
【0031】その他の本発明の電子写真用転写紙の構成
としては、搬送性のうえで以下の物性を満足するのが好
ましい。・厚さ:80乃至110μ・透気度:5乃至3
0秒・抄き目方向(縦方向)のクラーク剛度:70乃至
140cm3/100・抄き目と直角方向(横方向)の
クラーク剛度:20乃至60cm3/100・水分:4
乃至6.5%次に本発明にかかる電子写真用転写紙の製
造方法について述べる。
【0032】原料パルプは従来の上質紙と同様にLBK
P、NBKPなどの晒クラフトパルプ等のパルプを叩解
度(C.F.S)300〜600mlに叩解し、これに
内添剤としてロジンサイズ、硫酸アルミニウムなどのサ
イズ剤;タルク、カオリンクレーなどの填料;でんぷ
ん、PVAなどの紙力増強剤;染料、電気抵抗調整剤な
どを必要に応じて添加し、パルプ懸濁液を調製する。
【0033】この際、タルク、カオリンクレーなどの無
機質填料は、後に、サイズプレス、コーターなどによ
り、紙に添加する場合のある無機質填料と共に、紙の灰
分が4乃至20%になるようにその配合量を調整する。
【0034】上記のように調製された、パルプ懸濁液
は、通常は、図4に示すような長網抄紙機により抄紙さ
れ、乾燥工程(ドライヤーパート)を経て紙になる。
【0035】又、図5に示すような、ツインワイヤー
や、その他の抄紙機を用いてもよい。図4において、パ
ルプ懸濁液は、ストックインレットより、矢印R方向に
移動するワイヤー10上に噴流され、ワイヤーパート部
で大部分の水が脱水される。この際、形成される紙匹
(パルプシート)11からは、ワイヤー面からの脱水と
共に、パルプ懸濁液中に内添した填料及び微細繊維が流
出するため、該紙匹11が、以降のプレスパート、ドラ
イヤーパート、カレンダーパート及びリールパートを経
て、紙となった場合、一般的にはワイヤー面側の平滑度
は填料、微細繊維の多いフェルト面側より低くなる。
【0036】本発明では、これをドライヤーパート部内
に設けられたサイズプレスパート部における片面側(通
常、ワイヤー面側)のサイズプレスにより、紙匹の片面
側に填料を付加し、必要に応じてカレンダーパート部に
おいて、紙の表面加工を行い、填料含有量の少ない方の
面を多い方の面よりその平滑度を高くし、本発明の構成
の転写紙とする。
【0037】図1及び図2に、サイズプレスのためのコ
ーターを示す。ドライヤーパートの中間にあり、乾燥さ
れた紙匹11は図1においては、矢印方向に移動し、ア
プリケーターロール20とディストリブューターロール
21との接点上に貯留した無機質填料を含有するサイズ
プレス液22が、矢印方向に回転するアプリケーターロ
ール20によって、該紙匹11のワイヤー面側に塗付さ
れる。
【0038】図2はこれとは別のサイズプレスコーター
を示すもので、サイズプレス液皿230に貯留されたサ
イズプレス液221がディストリブューターロール21
1を介してアプリケーションロール201に供給され、
紙匹11のワイヤー面側にサイズプレスコートされる。
【0039】本発明の構成の転写紙を製造するために
は、以上述べたように、片面のみのサイズプレスに限る
必要な無く、図3に示すように、両面をサイズプレス
し、サイズプレス液222及び223の2種の無機質填
料濃度やアプリケーターロール202及び203を用い
てコートする2種のサイズプレス液のコート量を異なる
ものとし、製造された紙の平滑度が低いほうの面に高濃
度や多くの液量をサイズプレスすることによって、本発
明の構成の転写紙とすることができる。
【0040】さらに図、6及び図7に示すように、抄紙
され乾燥工程を経た紙の片側表面に、無機質填料を含有
するコート液をコートすることにより、本発明の構成の
転写紙とすることもできる。図6において、ロール状に
巻き取られた紙31は矢印方向に巻き戻され、無機質填
料を含有するコート液32が、ディストリブューターロ
ール33及び34を介してアプリケーションロール35
により、紙11の表面にコート後の紙の平滑度の低い面
が高い面より灰分が高くなるようにコートされ、ドライ
ロール36及び37により乾燥後カレンダーロール部3
8を経て、巻き取りロール39に巻き取られる。
【0041】図7はオンマシンコーターの概略図で、抄
紙部41により抄紙された紙11は矢印方向に進行し、
ドライロール42及び43で乾燥後、カレンダーロール
部4を経て、無機質填料を含有するコート液32を塗付
されたアプリケーションロール45により図7について
前記したと同様にコートされ、ドライロール46及び4
7により乾燥後、巻き取りロール49に巻き取られる。
【0042】なお、図5に示すツインワイヤー抄紙機の
場合は、図5のAの箇所に、サイズプレスパートを設け
ればよい。
【0043】
【実施例】次に本発明の具体的実施例について述べる。
【0044】製造例1
【0045】広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)/針
葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)=75/25(重
量)の配合比を有する混合パルプを370mlCSFま
で叩解し、該混合パルプ100重量部に対し、タルク6
乃至10重量部、歩留り向上剤0.1重量部、ロジンサ
イズ0.3重量部及び硫酸アルミニウム0.8重量部を
加え、パルプ濃度約1%のパルプ懸濁液を作り、図4に
示すような長網抄紙機により、抄速150〜250m/
分で抄紙し、図1に示すようなサイズプレスコート機に
より、下記の表1に示す5種類の組成のサイズプレス液
乃至を用いてそれぞれサイズプレスし、カレンダー
がけを行なってストックインレットからのパルプ懸濁液
吐出量、抄速、ワイヤー部における脱水濾過圧力、ドラ
イロールの表面温度、カレンダーロール間の圧縮圧及び
カレンダーロールの表面材質などを調整することによ
り、以下の特性の紙を製造した。
【0046】・坪量:64乃至68g/m2 ・厚さ:85乃至95μ ・透気度:9乃至28秒 ・抄き目方向のクラーク剛度:75乃至100cm3
100 ・抄き目と直角方向のクラーク剛度:25乃至40cm
3/100 ・水分:4.8乃至5.5%
【0047】
【表】
【0048】製造例2
【0049】製造例1において、サイズプレス液を用
いて抄紙、製造した坪量約52g/m2の紙のワイヤー
面に、コーターにより約15g/m2 のカオリンクレー
をでんぷん、その他の添加剤と共にコートし、コート紙
を製造した。
【0050】製造例3
【0051】
【外】
【0052】
【表】
【0053】製造例4
【0054】製造例3においてサイズプレス液を用い
て、抄紙、製造した坪量約51g/m2の紙のワイヤー
面に、コーターにより約16g/m2のタルクをでんぷ
ん、その他の添加剤と共にコートし、コート紙を製造し
た。
【0055】実施例
【0056】製造例1乃至4で製造された転写紙をロー
タリーカッターでA4サイズに裁断し、各5000枚を
給紙ローラー、熱ローラー及び定着器を装着したNP−
8582RF改造機(キヤノン(株)製、複写スピード
A4 80枚/分)に、25ビンソータを2つ(キヤノ
ンソーター25I改造機と25II改造機を連結し、計
50ビンソータとした。1ビン当たりの規定積載枚数A
4 50枚)接続し、搬送テストを行なった。紙の物性
(灰分、平滑度)及び搬送テスト結果(重送、定着後の
カール高さ、搬送性、ソータービンへの積載性)を下記
の表3及び表4に示す。
【0057】
【表】
【0058】
【表】
【0059】表3、表4における*1、*2、*3及び
*4は以下の通りである。
【0060】*1 定着排紙後、紙の先端及び後端が、
カールのため盛り上がり、ソータービンに20〜30枚
しか積載できなかった。
【0061】*2定着排紙後、紙の先端及び後端が、カ
ールのため若干盛り上がり、ソータービンに35〜45
枚しか積載できなかった。
【0062】*3 紙の腰が低く、給紙時、静電分離
時、定着排紙時、及びソーター内で約0.8%の頻度で
ジャム(紙の滞留)が発生した。
【0063】*4 *3と同様に、約1.2%の頻度
で、ジャムが発生した。
【0064】
【発明の効果】本発明の電子写真用転写紙は前述の構成
としたため、下記の効果を有する。給紙及び搬送時の
重送率が低い。定着後の転写紙のカール量が小さい。
搬送性が良好である。
【0065】また、本発明の電子写真用転写紙の製造方
法は、前述の構成としたため、給紙及び搬送時に重送率
が低く、かつ定着後のカール量の小さい電子写真用転写
紙を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法で用いる紙匹の表面をサイズ
をプレスするためのサイズプレスコーターの説明図であ
る。
【図2】本発明の製造方法で用いる紙匹の表面をサイズ
プレスするためのサイズプレスコーターの説明図であ
る。
【図3】本発明の製造方法で用いる紙匹の表裏面をサイ
ズプレスするためのサイズプレスコーターの説明図であ
る。
【図4】本発明の製造方法で用いる長網抄紙機の説明図
である。
【図5】本発明の製造方法で用いるツイン抄紙機の説明
図である。
【図6】本発明の製造方法を適用したオフマシンコータ
ーの概略図である。
【図7】本発明の製造方法を適用したオフマシンコータ
ーの概略図である。
【図8】紙の断面図である。
【図9】紙の表面及び裏面を採集する方法の説明図であ
る。
【図10】紙の表面及び裏面を採集する方法の説明図で
ある。
【図11】紙の表面及び裏面を採集する方法の説明図で
ある。
【図12】紙の給紙状態を示す概略図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベック平滑度の高い面を表面とし、ベッ
    ク平滑度の低い面を裏面としたときに、ベック平滑度が
    表面及び裏面とも15乃至70秒であり、灰分が3乃至
    20%であり、かつ坪量が60乃至90g/cm2であ
    る電子写真用転写紙において、 ベック平滑度は表面側のベック平滑度をBA(秒)と
    し、裏面側のベック平滑度をBB(秒)としたときに、
    下記式(1) 【外1】 を満足し、かつ灰分は表面側の灰分をKA(%)とし、
    裏面側の灰分をKB(%)としたときに、下記式(2) 【外2】 を満足することを特徴とする電子写真用転写紙。
  2. 【請求項2】 長網抄紙機によって抄紙されたパルプシ
    ートをドライヤーパートを経て乾燥して請求項1記載の
    電子写真用転写紙を製造する方法において、ドライヤー
    パート部に設けられたサイズプレスパートにより、パル
    プシートのワイヤー面側に無機質填料を含有するサイズ
    プレス液をサイズプレスコートすることを特徴とする電
    子写真用転写紙の製造方法。
JP2406674A 1990-12-26 1990-12-26 電子写真用転写紙及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2714263B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2406674A JP2714263B2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 電子写真用転写紙及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2406674A JP2714263B2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 電子写真用転写紙及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04223477A JPH04223477A (ja) 1992-08-13
JP2714263B2 true JP2714263B2 (ja) 1998-02-16

Family

ID=18516295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2406674A Expired - Fee Related JP2714263B2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 電子写真用転写紙及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2714263B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2595247B2 (ja) * 1987-06-09 1997-04-02 株式会社リコー コピー用紙

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04223477A (ja) 1992-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5494554A (en) Method for making soft layered tissues
FI115649B (fi) Menetelmä paperin valmistamiseksi ja paperikone
JPH08508070A (ja) 薄葉印刷用紙及びその製造法
JPS6356360B2 (ja)
JP3799150B2 (ja) 電子写真方式用情報記録用紙
JP2714263B2 (ja) 電子写真用転写紙及びその製造方法
US5126187A (en) Photographic base paper
US3149025A (en) Manufacture of cellulosic product
JPH04223478A (ja) 電子写真用転写紙及びその製造方法
JPH04139455A (ja) 電子写真用転写紙及びその製造方法
JPH04248562A (ja) 電子写真用転写紙及びその製造方法
JPH042936B2 (ja)
CA2628404C (en) Mechanical fibers in xerographic paper
JP3115073B2 (ja) 連続記録用紙
JP3227380B2 (ja) カラー電子写真用転写紙
JP3234783B2 (ja) 電子写真用転写紙
JP2000039736A (ja) 電子写真用転写紙およびその製造方法
JP3370737B2 (ja) 電子写真用転写紙
JPS5917558A (ja) 電子写真複写機用転写用紙の製造方法
JP3763228B2 (ja) 電子写真用転写用紙
JP3989321B2 (ja) オフセット輪転印刷用塗工紙における塗工原紙
JPH0241024B2 (ja)
JP3210777B2 (ja) 電子写真用透明転写紙
JPH0473297A (ja) 電子写真用転写紙
JPS59143160A (ja) 粘着紙

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071031

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees