JP2712241B2 - 電話リモートコントロール装置 - Google Patents

電話リモートコントロール装置

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JP2712241B2
JP2712241B2 JP63051344A JP5134488A JP2712241B2 JP 2712241 B2 JP2712241 B2 JP 2712241B2 JP 63051344 A JP63051344 A JP 63051344A JP 5134488 A JP5134488 A JP 5134488A JP 2712241 B2 JP2712241 B2 JP 2712241B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電話リモートコントロール装置に関する。
〔発明の概要〕
様々なコード体系のリモートコントロールコードを持
つ機器を電話回線を通じて制御するために、受光したリ
モートコントロールコードをメモリに登録させる学習機
能を設け、どの様なフォーマットのリモートコントロー
ルコードであっても、登録後には外出先から電話を用い
てメモリを読出して、登録時と同一の赤外線リモートコ
ントロール信号を発信させ得るようにした電話リモート
コントロール装置である。
〔従来の技術〕
外出先において、家の中の機器の動作を電話回線の通
じてコントロールする技術がホームバスシステムと称し
て実用化されている。このシステムは屋内において配線
工事を必要とする上、制御される機器がシステムの仕様
に合ったものでなければないので、手軽に実施できない
欠点がある。
電話回線を利用するコントロールシステムとして、赤
外線リモートコントロール用電話アダプタが知られてい
る。このアダプタ(発信機)は赤外線リモートコントロ
ール用の受光部を備える音声映像機器等の制御に使用す
ることができ、リモートコントロールのためのコード化
された赤外線を被制御機器に向けて放射させることがで
きる。このアダプタを電話機と共に回線に接続しておく
と、例えばVTRの録画操作を外出先の電話の釦操作で行
うことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の電話コントロール用赤外線発信アダプタは、電
話線のモジュラージャックに接続し得るように電話機の
近傍で、しかも被制御機器のリモートコントロール用受
光窓に赤外線放射器を向ける位置に設置しなければなら
ないので、現実にはこれらの条件を満足するユーザは極
めて限られていた。またリモートコントロールコードの
コード体系(フォーマット)は制御される機器の製造者
ごとに異なっていることが多く、従って複数の機器を電
話コントロールしようとすると、その機器ごとに専用の
発信機アダプタが必要であり、全く実用的でなかった。
本発明はこの問題にかんがみ、制御対象の機器の種類
や数に制限が無い、凡用性の高い電話リモートコントロ
ール装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の電話リモートコントロール装置は、赤外線受
光部16と、電話機本体上面に配置された半球状発光部24
と、受光したリモートコントロールコードを指定した登
録番号と対応させて記憶するメモリ(RAM17)と、上記
半球状発光部24内に設けられ、電話回線を通じて上記登
録番号を受信したとき、対応して上記メモリ17から読み
出したリモートコントロールコードを赤外線信号に変換
して送出する送信部とを備えることを特徴とする。
〔作用〕
リモートコントローラを赤外線受光部に向けて登録し
たい機能釦を押すと、発信されたリモートコントロール
コードがメモリに取込まれる。電話コントロールすると
きには、回線を通じてメモリ内のリモートコントロール
コードの登録番号を指定すると、該当のリモートコント
ロールコードが読出され、赤外線信号にして発信され
る。対象機器はこの赤外線信号を受けて指定の動作を行
う。リモートコントロールコードのフォーマットには関
係なく、どのようなコードでも学習させることができ
る。
また電話機に学習機能付きリモートコントローラを組
込んで、外線から登録番号を入力することにより対応す
る赤外線信号を放射させて室内機器のリモートコントロ
ールができるようにし、また電話機自体に赤外線受光部
と登録メモリとを設けて被制御機器に付属のリモートコ
ントローラの赤外線コード情報に登録番号を付けて記憶
(学習)させることができるようにしたから、リモート
コントロールのコード体系(フォーマット)による制限
を受けずに、赤外線リモートコントロールが可能なあら
ゆる種類の機器を対象にした電話コントロールが可能に
なる。しかもこれらの機能を実現する構成要素として電
話機の回線接続回路やDTMFデコーダ、プッシュ釦を利用
することができ、比較的安価に製造することができる。
また電話機の設置場所は、室内壁面のモジュラージャッ
クの位置により制限を受けることが多いが、電話機本体
上面に半球状発光部を設けたので、電話機が室内のどの
ような場所に設置されても全室内空間に赤外線制御信号
を発信することができ、電話機若しくは被制御機器の設
置場所や機器数により遠隔制御の動作が制限を受けるこ
とが少ない。
〔実施例〕
第1図に本発明の一実施例の電話機1のブロック図を
示し、第2図に電話機の外観を示す。回線制御回路2は
電話機1を電話回線に接続するための回路であり、フッ
クスイッチやリレー等で構成されている。また電話1の
各回路は制御用マイクロコンピュータ3により、所定の
タイミングで動作されるように成されている。
送受話器4が置かれていれば着信及び発呼待機状態と
なっていて、この状態で着信があれば、回線制御回路2
を通じてベル回路5が駆動されてベルが鳴る。そこで使
用者が送受話器4を取り上げればベル回路5が切離され
ると共に、通話回路6が動作され、さらに回線が接続さ
れて通話状態となる。
また着信及び発呼待機状態において、送受話器4を取
り上げればダイヤル回路7が動作されるので、電話機の
プッシュ釦8(テンキー)を用いてダイヤル呼び出しを
行なうことにより、電話をかけることができる。
外部から電話コントロールする際には、第3図に示す
ように、まず電話番号Aを指定して呼出す。電話機1は
「だたいま留守中です。……」のような応答メッセージ
OGMを発信する。次に数字3桁の暗証コードB(パスワ
ード)を送ると、電話機1に予め登録しておいた暗証コ
ードとの合致が検出されて、短い「ピッ」のようなアク
ノレッジ音AQが送信される。次に電話コントロールの設
定コードC(例えば“77#”)送り、更に、数字2桁の
所望の制御コマンドコードD(例えば“12*”)を送
る。
これらのコードはタッチトーン信号(DTMF信号)の形
で回線を通じて受信され、DTMFデコーダ10でディジタル
コードに復号され、マイクロコンピュータ3に送られて
解読される。マイクロコンピュータ3は、解読結果に基
づいてROM11に予め書込れている対象機器のリモートコ
ントロールコードうちの制御コマンドコードに該当する
コントロールコードを検索して読出し、LEDドライブ回
路12に導出し、赤外線リモートコントロール信号として
LED群13から対象機器に向けて送信させる。これにより
対象機器は指定された制御内容の動作、例えばTVのチャ
ンネル切換えやVTRの記録動作を行う。
LED群13は8つのLEDにより構成されていて、第2図に
示すように、その内の5つが電話機1の上面にある半球
状の発光部24の内側に配置され、他の3つが両側面及び
背面にある窓状の発光部5内の内部に配置されている。
球状発光部24内のLEDは、矢印で示すように手前水平方
向a及び前後左右の斜め上方向e、f、g、hに向けら
れ、面側面と背面の発光部25内のLEDは対応する水平方
向b、c、d(左右及び後方)に向けられている。この
構成により、電話機1が室内のどのような位置に置かれ
ていても、室内の全空間に赤外線リモートコントロール
信号を発信することができる。
ROM11に書込まれているのは一般的なフォーマットの
リモートコントロール用コードデータであるが、書込ま
れていないようなコード体系のリモートコントロールを
行う機器については、そのリモートコントローラの発光
窓を電話機1のリモコン学習用受光部26に当てがってコ
ードを送信することにより、電話機1に学習させること
ができる。
学習操作は、操作・表示部14におけるテレコン釦14a
及びプッシュ釦8を用いて行う。テレコン釦14aにより
電話機1は学習モードになり、次にインデックス用の2
桁の数字釦と「*」釦を押し、更にリモートコントロー
ラの登録すべきファンクション釦を押すと、対応するリ
モートコントロールコードがリモコン学習用受光部26内
の受光素子15で光電変換され、リモコン学習受光回路16
を介してマイクロコンピュータ3に供給される。マイク
ロコンピュータ3は2桁のインデックス用登録番号とリ
モートコントロールコードとの対応表をRAM17内に作成
する。これを繰り返すことにより、任意のリモートコン
トロール用コードを複数個登録することができる。
一旦登録すれば、その登録番号をテレコンモードにお
いて指定することにより、電話回線を使用して外部から
宅内の機器を指定の動作態様で制御することができる。
なお室内において、テレコン釦14aを押すと、電話機1
がリモートコントローラになるので、プッシュ釦8を用
いてROM11又はRAM17に書込まれているコントロールコー
ドを指定して読出し、赤外線信号として室内の機器に発
信することができる。
なお実施例の電話機1は留守番電話としても使用する
ことができる。留守時に発呼者に対して送出する応答メ
ッセージ(アウトゴーイングメッセージOGM)は、マイ
クロホン18から入力し、その出力を記録再生部19でA/D
変換してRAM17に書込むことができる。発呼者の要件メ
ッセージ(インカミングメッセージICM)は、通話回路
6から記録再生部19に与えられ、A/D変換されてRAM17に
書込まれる。帰宅後には、RAM17の内容を読出して記録
再生部19でD/A変換し、音量調整器20を介して音声信号
をスピーカ21に供給することにより、ICMを再生し、用
件を聞くことができる。
既述の電話コントロールと同じ要領で、外出先からマ
イクロコンピュータ3を操作し、RAM17内の用件メッセ
ージを電話で聞くこともできる。またオートダイヤル機
能を付加して外出先の電話に用件メッセージを転送する
こともできる。
なお必要があれば、電話機1の発光部24、25からの赤
外線を受光し、増幅して同じ赤外線を発光するようなリ
ピータを別体で壁面等に設ければ、電話機1の配置の自
由度が増す上、電話リモートコントロールがより確実に
なる。
〔発明の効果〕
本願発明は上述のように、電話機に学習機能付きリモ
ートコントローラを組込んで、外線から登録番号を入力
することにより対応する赤外線信号を放射させて室内機
器のリモートコントロールができるようにし、また電話
機自体に赤外線受光部と登録メモリとを設けて被制御機
器に付属のリモートコントローラの赤外線コード情報に
登録番号を付けて記憶(学習)させることができるよう
にしたから、リモートコントロールのコード体系(フォ
ーマット)による制限を受けずに、赤外線リモートコン
トロールが可能なあらゆる種類の機器を対象にした電話
コントロールが可能になる。しかもこれらの機能を実現
する構成要素として電話機の回線接続回路やDTMFデコー
ダ、プッシュ釦等を利用することができ、比較的安価に
製造することができる。また電話機の設置場所は、室内
壁面のモジュラージャックの位置より制限を受けること
が多いが、電話機本体上面に半球状発光部を設けたの
で、電話機が室内のどのような場所に設置されても全室
内空間に赤外線制御信号を発信することができ、電話機
若しくは被制御機器の設置場所や機器数により遠隔制御
の動作が制限を受けることが少ない。従って安価で使い
勝手のよい電話リモートコントローラを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すリモートコントロール
学習機能付き電話機のブロック図、第2図は電話機の外
観図、第3図は電話コントロールの回線受信動作を示す
タイムチャートである。 なお図面に用いた符号において、 1……電話機 10……DTMFデコーダ 13……LED群 17……RAM 24,25……発光部 26……リモコン学習用受光部 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−204695(JP,A) 特開 昭63−178651(JP,A) 特開 昭60−254898(JP,A) 実開 昭63−70747(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線受光部と、 電話機本体上面に配置された半球状発光部と、 受光したリモートコントロールコードを指定した登録番
    号と対応させて記憶するメモリと、 上記半球状発光部内に設けられ、電話回線を通じて上記
    登録番号を受信したとき、対応して上記メモリから読み
    出したリモートコントロールコードを赤外線信号に変換
    して送出する送信部とを備えることを特徴とする電話リ
    モートコントロール装置。
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