JP2711420B2 - 電子メモ - Google Patents
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Description
するとともに、サーチモードにおいてサーチしたスケジ
ュールの開始時刻と終了時刻とを「月日時分」の単位で
同時に表示可能に構成された電子メモに関する。
ケジュールデータをサーチしたときに、スケジュールの
項目(用件)を表示するとともに、そのスケジュールの
開始時刻と終了時刻とを「月日時分」の単位で同時に表
示可能に構成された電子メモにおいて、従来にあって
は、サーチし表示したスケジュールの開始時刻と終了時
刻とが「月日」を異にする場合はもちろん、「月日」を
同一とする場合であっても、開始時刻の「月日」も終了
時刻の「月日」もともに表示するようになっていた。
って説明する。
投入し、かつ、スケジュールモードを選択した状態を示
す。これにより、初期画面が表示される。すなわち、第
1段表示部2aに、入力のための指標として「−DAT
E−」と「−TIME−」とが表示され、第2段表示部
2bに、開始時刻の「月日」の初期値として「 00−
00」が表示されるとともに開始時刻の「時分」の初期
値として「 00:00」が表示される。ここで、「
」はスペース(空白)であることを、「−」は月と日
との区切りを、「:」は時と分との区切りをそれぞれ示
している。
「月日」の初期値として「 00−00」が表示される
とともに終了時刻の「時分」の初期値として「 00:
00」が表示される。網かけを施した「0」の部分は、
数値「0」が点滅していることを表している。
タを入力している状態を示す。すなわち、スケジュール
の開始時刻として、「10月10日12時34分」を入
力し、スケジュールの終了時刻として、「10月10日
15時00分」を入力するために、置数キーとして、
「1,0,1,0,1,2,3,4,1,0,1,0,
1,5,0,0」を入力している。第2段表示部2bに
は「 10−10」と「 12:34」が表示され、第3
段表示部2cには「−10−10」と「 15:00」
とが表示されている。ここで、月を表す前側(左側)の
「10」の前の「−」は「〜」(○○から○○まで)の
意味である。そして、その入力データを登録するため
に、データ入力キーを押し操作している。
項目(用件)の入力を促す「ITEM?」が表示されて
いる。
目の入力を行っている状態を示す。
り、スケジュール項目として「M,E,E,T,I,
N,G」が入力され、第1段表示部2aに「MEETI
NG」が表示されている。
ルデータの入力を行うために、データ入力キーを再度押
し操作したときの状態を示す。このときの表示状態は、
第1欄(a)のときの表示状態と全く同一である。
ュールデータのうちから、上記で登録した10月10日
の「MEETING」をサーチしたときの表示状態を示
す。
であることを示す。第3欄(c)と同様に、第1段表示
部2aに「MEETING」が表示され、第2段表示部
2bに「 10−10 12:34」が表示され、第3
段表示部2cに「−10−10 15:00」が表示され
ている。
件) 「 10−10 12:34」 ………開始時刻 「−10−10 15:00」 ………終了時刻 となっている。
0日」であり、終了時刻についての「月日」も同じく
「10月10日」であり、その両者がともに表示されて
いることが判る。
についての「月日」と終了時刻についての「月日」とが
異なっておれば、当然に必要な情報として、例えば、 「PROJECT−12 」 ………項目 「 10−10 09:00」 ………開始時刻 「−11−05 17:00」 ………終了時刻 のように、開始時刻についての月日「10月10日」
も、終了時刻についての月日「11月5日」も表示する
必要がある。
日」と終了時刻についての「月日」とが同じであるなら
ば、その両方を表示することは、表示の態様として冗長
になるきらいがある。終了時刻についての「月日」が表
示されるために、いちいちそれが同日なのかどうかを確
認しなければならないという必要もあって、わずらわし
いだけである。
間というカテゴリーで分けると、同日内のスケジュール
データが圧倒的に多いという実情に照らしてみれば、そ
の使い勝手の悪さが浮き彫りとなる。
れたものであって、スケジュールの開始時刻と終了時刻
とを「月日時分」の単位で同時に表示可能に構成された
電子メモにおいて、登録済みのスケジュールデータをサ
ーチしたときに、そのスケジュールの開始時刻と終了時
刻とが「月日」を同一とする場合には、従来例のような
冗長な表示形態はやめ、簡潔で判りやすい視認性をもた
せることを目的とする。
は、スケジュールデータのサーチモードにおいてサーチ
したスケジュールの開始時刻と終了時刻とを「月日時
分」の単位で同時に表示可能に構成された電子メモにお
いて、サーチ対象として検索されたスケジュールデータ
の開始時刻についての「月日」と終了時刻についての
「月日」との異同を判定する手段と、この判定の結果、
開始時刻と終了時刻とが各々の「月日」を異にするとき
にはそれぞれの「月日時分」を表示する手段と、開始時
刻と終了時刻とが各々の「月日」を同一とするときには
開始時刻については「月日時分」を表示し終了時刻につ
いては「時分」のみを表示する手段とを備えたことを特
徴とするものである。
る場合には、従来どおり、開始時刻も終了時刻も「月日
時分」で表示する。スケジュールデータが同日内のもの
である場合には、開始時刻については「月日時分」で表
示するが終了時刻については重複することとなる「月
日」を省略し「時分」のみを表示する。
時刻と終了時刻とが「月日」を同一とする場合には、二
度同じ「月日」を表示するという冗長さを無くし、スケ
ジュールについての視認性が簡潔で判りやすいものにな
る。
面に基づいて詳細に説明する。
図である。
液晶表示装置(LCD)、14は電源オンキー、16は
電源オフキー、18は「0」〜「9」の置数キー、20
は「a」〜「z」のアルファベットキー、22はデータ
入力キー、24は順方向サーチキー、26は逆方向サー
チキー、28はモード選択部である。
を表示する第1段表示部12aと、主としてスケジュー
ルデータの開始時刻の「月日時分」を表示するための第
2段表示部12bと、主として終了時刻の「月日時分」
を表示するための第3段表示部12cとを有している。
データ入力キー22は、置数キー18やアルファベット
キー20で入力したデータを登録するためのキーであ
る。モード選択部28には、スケジュールキー28a,
電話帳キー28b,メモキー28c,電卓/換算キー2
8dなどが含まれている。
な電気的構成を示すブロック線図である。
(中央処理装置)、32はその制御のためのプログラム
や定数を格納しているROM(リードオンリメモリ)、
34は電子メモの制御用やユーザーメモリとして使用す
る外部RAM(ランダムアクセスメモリ)、36はキー
マトリクス回路、38は前記の液晶表示装置12を駆動
制御するための液晶駆動回路である。キーマトリクス回
路36には、前述の置数キー18,アルファベットキー
20,データ入力キー22,順方向サーチキー24,逆
方向サーチキー26やモード選択部28におけるスケジ
ュールキー28aなどの各種のキーが接続され、入力さ
れた数値,文字,各種コマンド等をCPU30に送出す
るようになっている。CPU30は、演算部30a,ワ
ークRAM30b,入出力制御部30cなどを含んでい
る。
の構成と外部RAM34におけるスケジュールデータの
構造とを示す。
(用件)データDs1と、開始時刻について「月日時
分」を単位とする開始時刻データDs2と、終了時刻に
ついて「月日時分」を単位とする終了時刻データDs3
とからなっており、このようなスケジュールデータDs
が外部RAM34におけるユーザーエリアに多数格納さ
れることになる。
るスケジュールデータを指すデータポインタであり、デ
ータの読み出し、入力時などに使用される。42はスケ
ジュールデータDsのサーチに際して選択されたスケジ
ュールデータDsを外部RAM34より読み出して一時
的に格納しておくための入力バッファであり、この入力
バッファ42はデータの入力や修正などにも使用され
る。44は外部RAM34より読み出され入力バッファ
42に格納されたスケジュールデータDsを転送によっ
て受け取って表示のために一時的に格納しておく表示バ
ッファである。この表示バッファ44ではスケジュール
データDsの加工も行う。
AM34から入力バッファ42へのスケジュールデータ
Dsの読み出しの手続きを示し、矢印Yは入力バッファ
42から表示バッファ44へのスケジュールデータDs
の転送の手続きを示している。なお、この表示バッファ
44のスケジュールデータDsは、液晶駆動回路38内
の表示用RAM(図示せず)に転送されるようになって
いる。
する。
作の概要を図1のダイアグラムによって説明する。
における電源オンキー14を押し操作して電源を投入
し、かつ、スケジュールキー28aの操作によってスケ
ジュールモードを選択した状態を示す。これにより、初
期画面が表示される。すなわち、第1段表示部12a
に、入力のための指標として「−DATE−」と「−T
IME−」とが表示され、第2段表示部12bに、開始
時刻の「月日」の初期値として「 00−00」が表示
されるとともに開始時刻の「時分」の初期値として「
00:00」が表示される。「 」はスペース(空
白)、「−」は月と日との区切り、「:」は時と分との
区切りをそれぞれ示す。
の「月日」の初期値として「 00−00」が表示され
るとともに終了時刻の「時分」の初期値として「 0
0:00」が表示される。網かけを施した「0」の部分
は点滅状態を表す。
タを入力している状態を示す。すなわち、スケジュール
の開始時刻として、「10月10日12時34分」を入
力し、スケジュールの終了時刻として、「10月10日
15時00分」を入力するために、置数キー18とし
て、「1,0,1,0,1,2,3,4,1,0,1,
0,1,5,0,0」を入力している。第2段表示部1
2bには「 10−10」と「 12:34」が表示さ
れ、第3段表示部12cには「−10−10」と「 1
5:00」とが表示されている。
の前の「−」は「〜」(○○から○○まで)の意味であ
る。そして、その入力データを登録するために、データ
入力キー22を押し操作している。このとき、第1段表
示部12aには、項目(用件)の入力を促す「ITEM
?」が表示されている。
目の入力を行っている状態を示す。
により、スケジュール項目として「M,E,E,T,
I,N,G」が入力され、第1段表示部12aに「ME
ETING」が表示されている。「MEETING」の
後ろのアンダーバーはカーソルを示す。
G」の登録を行うとともに、再度のスケジュールデータ
の入力を行うために、データ入力キー22を再度押し操
作したときの状態を示す。これにより、外部RAM34
のユーザーエリアには、スケジュールデータDsとし
て、項目データDs1 =「MEETING」、開始時刻
データDs2 =「10月10日12時34分」、終了時
刻データDs3 =「10月10日15時00分」が登録
されたことになる。このときの表示状態は、第1欄
(a)のときの表示状態と全く同一である。
の表示態様は従来例と全く同様である。次に示す第5欄
(e)の表示態様において従来例と相違する。
みのスケジュールデータのうちから、上記で登録した1
0月10日の「MEETING」をサーチしたときの表
示状態を示す。三角のマーク(▽または△)で示した順
方向サーチキー24または逆方向サーチキー26の操作
によって、「MEETING」を指定する。この指定
は、CPU30からデータポインタ40を介して外部R
AM34にアクセスすることで行われる。
ケジュールデータDsが入力バッファ42を介して表示
バッファ44に読み出される。つまり、項目データDs
1 =「MEETING」、開始時刻データDs2 =「1
0月10日12時34分」、終了時刻データDs3 =
「10月10日15時00分」の各データが表示バッフ
ァ44に一時的に格納される。
データである「10月10日」と終了時刻データDs3
のうちの「月日」のデータである「10月10日」とが
同一であるため、後者の終了時刻データDs3の「月
日」データ「10月10日」が省略され、その代わりに
7桁目に「−」を追加し、その下位に「時分」データ
「15:00」が残される。
データは、第1段表示部12aの「MEETING」
と、第2段表示部12bの「 10−10 12:3
4」と、第3段表示部12cの「 −15:0
0」とが表示されることになる。第3段表示部12cの
スペース(空白)は6文字分である。
件) 「 10−10 12:34」 ………開始時刻 「 −15:00」 ………終了時刻 となる。「15:00」の前に追加された7桁目の
「−」は「〜」(○○から○○まで)の意味である。
ついての「月日」と同一であるので、スケジュールにつ
いての視認性を簡潔で判りやすいものとするため、同じ
「月日」を二度重複して表示する冗長さを解消している
のである。
ついての「月日」が開始時刻についての「月日」と相違
しておれば、例えば、 「PROJECT−12 」 ………項目 「 10−10 09:00」 ………開始時刻 「−11−05 17:00」 ………終了時刻 のように、開始時刻についての月日「10月10日」
も、終了時刻についての月日「11月5日」も、スケジ
ュールに関する必要不可欠な情報としてともに表示する
ものである。なお、この場合、「〜」(○○から○○ま
で)を意味する「−」は1桁目に追加するようになって
いる。
PU30による制御動作を具体的に説明する。
リクス回路36からの信号を読み込み、どのキーが操作
されたかを判別する。操作されたキーが順方向サーチキ
ー24または逆方向サーチキー26であるときはステッ
プS2に進み、それ以外のキーであるときはステップS
8に進んでそのキーに対応した所定の処理を実行した
後、ステップS9に進む。
42と表示バッファ44とをクリアするとともに、デー
タポインタ40をサーチキーが順方向(キー24)か逆
方向(キー26)かに応じて+1件分または−1件分動
かす。データポインタ40を進めた結果、もし、データ
が無くなった場合は、データポインタ40を初期化し、
スケジュールモードの初期画面(図1の(a)の画面)
を表示する。
データポインタ40が示すアドレスに基づいて外部RA
M34を検索して、該当するスケジュールデータDsを
入力バッファ42に読み込むとともに、スケジュールデ
ータDsのうちの項目データDs1 と開始時刻データD
s2 (「月日時分」のデータ)とを表示バッファ44に
転送する。
チ中かどうかを判別する手続きであり、もし、サーチ中
であればステップS5に進み、サーチ中でなくデータの
入力中またはデータの修正中であればステップS6に進
む。
終了時刻データDs3 の判定を行う。
外部RAM34に登録されていないときには、ステップ
S9を経てステップS1にリターンして、開始時刻のみ
のデータとして表示される。ステップS9では、表示バ
ッファ44の内容を液晶駆動回路38の表示用RAMに
展開することにより、表示内容を液晶表示装置12に表
示する。
時刻データDs3 のうちの「月日」のデータが開始時刻
データDs2 のうちの「月日」のデータと同一であると
きはステップS7に進み、図1の第5欄(e)で説明し
たとおり、終了時刻データDs3 のうちの「月日」のデ
ータはスペースデータに置き換えるとともに、7桁目に
「−」を追加し、その後ろに終了時刻データDs3 のう
ちの「時分」のデータを続ける状態で入力バッファ42
から表示バッファ44にデータを転送する。表示バッフ
ァ44に転送された各データは、液晶駆動回路38の表
示用RAMに転送され、液晶表示装置12の所定の部位
である第1段表示部12aから第3段表示部12cにか
けて表示される(図1の(e)参照)。すなわち、同じ
「月日」が上下2段に重複して表示されることがなく、
上段のみに表示される簡潔な表示形態となる。
s3 のうちの「月日」のデータが開始時刻データDs2
のうちの「月日」のデータと相違すると判定したときは
ステップS6に進む。ステップS6では、1桁目に
「−」を追加する状態で入力バッファ42から終了時刻
データDs3 のうちのすべてのデータ「月日時分」を表
示用RAMに転送する。表示用RAMに転送された各デ
ータは、液晶駆動回路38の表示用RAMに転送され、
液晶表示装置12の所定の部位である第1段表示部12
aから第3段表示部12cにかけて表示される。
るキー配列は任意であり、例えば、仮名を入力したり、
仮名入力から漢字変換できるようにしてもよい。
したスケジュールデータが同日内のものである場合に
は、開始時刻については「月日時分」で表示し、終了時
刻については重複することとなる「月日」を省略して
「時分」のみを表示するように構成したので、同じ「月
日」を二度重複して表示する冗長さが無くなり、スケジ
ュールについての視認性を簡潔で判りやすいものにする
ことができる。このことは、同日内のスケジュールデー
タが圧倒的に多いという実情に照らしてみると、全体と
して使い勝手を大幅に向上することができるようになっ
たといえる。
を示すダイアグラムである。
る。
ック線図である。
外部RAMにおけるスケジュールデータの構造とを示す
図である。
ャートである。
アグラムである。
Claims (1)
- 【請求項1】 スケジュールデータのサーチモードにお
いてサーチしたスケジュールの開始時刻と終了時刻とを
「月日時分」の単位で同時に表示可能に構成された電子
メモにおいて、 サーチ対象として検索されたスケジュールデータの開始
時刻についての「月日」と終了時刻についての「月日」
との異同を判定する手段と、 この判定の結果、 開始時刻と終了時刻とが各々の「月日」を異にするとき
にはそれぞれの「月日時分」を表示する手段と、 開始時刻と終了時刻とが各々の「月日」を同一とすると
きには開始時刻については「月日時分」を表示し終了時
刻については「時分」のみを表示する手段とを備えたこ
とを特徴とする電子メモ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3314638A JP2711420B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 電子メモ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3314638A JP2711420B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 電子メモ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05151167A JPH05151167A (ja) | 1993-06-18 |
JP2711420B2 true JP2711420B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=18055733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3314638A Expired - Lifetime JP2711420B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 電子メモ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2711420B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP3314638A patent/JP2711420B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05151167A (ja) | 1993-06-18 |
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