JP2710567B2 - プリント回路基板のテスタと方法 - Google Patents
プリント回路基板のテスタと方法Info
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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- G01R1/02—General constructional details
- G01R1/06—Measuring leads; Measuring probes
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- G01R1/067—Measuring probes
- G01R1/073—Multiple probes
- G01R1/07307—Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card
- G01R1/07314—Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card the body of the probe being perpendicular to test object, e.g. bed of nails or probe with bump contacts on a rigid support
- G01R1/07328—Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card the body of the probe being perpendicular to test object, e.g. bed of nails or probe with bump contacts on a rigid support for testing printed circuit boards
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント回路基板のテ
スタに関し、特に、テスタ上にプリント回路基板を位置
決めするための、光ファイバを用いた光学的観察装置、
及び多層プローブ・ガイド・プレートを通って伸びるテ
レスコープ型(伸縮可能)テスト・プローブ・ピンを有
するテスタである。
スタに関し、特に、テスタ上にプリント回路基板を位置
決めするための、光ファイバを用いた光学的観察装置、
及び多層プローブ・ガイド・プレートを通って伸びるテ
レスコープ型(伸縮可能)テスト・プローブ・ピンを有
するテスタである。
【0002】
【従来の技術】プリント回路基板の組立ては、多数の部
品配置とはんだ付け及び他の処理ステップを要する。従
ってテストと検査は、高品質の製品の経済的製作に不可
欠である。これは高密度チップ回路、高密度I/O、及
びプリント回路基板の実装部品を動作させる面実装技術
において特に当てはまる。不良原因は、部品チップ、裸
の基板、部品の挿入或いははんだ付けに存在する。不良
には、部品の数値間違い或いは部品違い、回路特性不
良、断線、短絡、部品取付け位置不良、物理的損傷、は
んだ付け不良、端子領域の損傷或いは断線、許容範囲外
による不良などがある。
品配置とはんだ付け及び他の処理ステップを要する。従
ってテストと検査は、高品質の製品の経済的製作に不可
欠である。これは高密度チップ回路、高密度I/O、及
びプリント回路基板の実装部品を動作させる面実装技術
において特に当てはまる。不良原因は、部品チップ、裸
の基板、部品の挿入或いははんだ付けに存在する。不良
には、部品の数値間違い或いは部品違い、回路特性不
良、断線、短絡、部品取付け位置不良、物理的損傷、は
んだ付け不良、端子領域の損傷或いは断線、許容範囲外
による不良などがある。
【0003】面実装技術によるパッケージングでの不良
はしばしば起こる。これは部品のはんだ付けによるはん
だの溶融後の再固化まで、はんだ付け用のペースト、接
着剤、或いは瞬間接着剤によってその位置に部品が保持
されるためである。部品の配置後からはんだの固化まで
の間、真の直交に対して0.025インチ(0.635
mm)ほどの横方向の微動、或いは2.5度ほどの微か
な回転が生じると、部品に対して破滅的影響が与えられ
る。更に面実装技術において良好なはんだ接合の必要条
件は、はんだ接合の輪郭曲線が表面パッド及びICチッ
プ・パッド或いはリード線を覆うメニスカスを有するこ
とであり、パッドの酸化、パッドの汚れ、或いは持ち上
がったリード線の存在は、不良のはんだ接合を引起こ
す。
はしばしば起こる。これは部品のはんだ付けによるはん
だの溶融後の再固化まで、はんだ付け用のペースト、接
着剤、或いは瞬間接着剤によってその位置に部品が保持
されるためである。部品の配置後からはんだの固化まで
の間、真の直交に対して0.025インチ(0.635
mm)ほどの横方向の微動、或いは2.5度ほどの微か
な回転が生じると、部品に対して破滅的影響が与えられ
る。更に面実装技術において良好なはんだ接合の必要条
件は、はんだ接合の輪郭曲線が表面パッド及びICチッ
プ・パッド或いはリード線を覆うメニスカスを有するこ
とであり、パッドの酸化、パッドの汚れ、或いは持ち上
がったリード線の存在は、不良のはんだ接合を引起こ
す。
【0004】流動はんだ付け(wave soldering)された
スルー・ホールに取り付けられた部品の欠陥は、流動は
んだ付け時に生ずる。これらの欠陥は、ピン間の短絡を
引起こす。流動はんだ付けされたスルー・ホールに取り
付けられる部品の良好なはんだ接合は、銅の端子領域と
メッキされたスルー・ホールを実質的に覆うメニスカス
を有するはんだの輪郭曲線によって特徴づけられる。問
題は、はんだ不足、はんだ過剰、ボイド、気泡及びはん
だ無しなどから生じる。
スルー・ホールに取り付けられた部品の欠陥は、流動は
んだ付け時に生ずる。これらの欠陥は、ピン間の短絡を
引起こす。流動はんだ付けされたスルー・ホールに取り
付けられる部品の良好なはんだ接合は、銅の端子領域と
メッキされたスルー・ホールを実質的に覆うメニスカス
を有するはんだの輪郭曲線によって特徴づけられる。問
題は、はんだ不足、はんだ過剰、ボイド、気泡及びはん
だ無しなどから生じる。
【0005】これらの欠陥に対するテスト方法の1つに
は、短絡テスタ、製作不良アナライザ、機能テスタ、内
部回路テスタ及び組合わせテスタなどの接触式テスタに
よる方法がある。接触式テスタは機械システムの使用で
動作する。すなわち、部品実装されたプリント回路基板
がプローブに押付けられ、個々のプローブ・ピンはピン
の床の役割をし、プリント回路基板の全てのテスト・ポ
イントに接触する。ある接触式取り付け具においては、
2000或いは3000またはそれ以上のプローブ・ピ
ンを有するものもある。
は、短絡テスタ、製作不良アナライザ、機能テスタ、内
部回路テスタ及び組合わせテスタなどの接触式テスタに
よる方法がある。接触式テスタは機械システムの使用で
動作する。すなわち、部品実装されたプリント回路基板
がプローブに押付けられ、個々のプローブ・ピンはピン
の床の役割をし、プリント回路基板の全てのテスト・ポ
イントに接触する。ある接触式取り付け具においては、
2000或いは3000またはそれ以上のプローブ・ピ
ンを有するものもある。
【0006】現在のテスト取り付け具の製作は、取り付
け具のフレームワークを形成するボックスの製作を含
む。ボックスには2つのプレートが含まれる。固定プレ
ートと垂直移動可能なプレートであり、共に並行であ
る。固定プレートはプローブ・プレートと呼ばれ、多数
のプローブ・ピンを有する。これらのプローブ・ピンは
テストされる回路と接触する。テスト・プローブすなわ
ちプローブ・ピンは、テストされる回路と接触するバネ
荷重デバイスである。
け具のフレームワークを形成するボックスの製作を含
む。ボックスには2つのプレートが含まれる。固定プレ
ートと垂直移動可能なプレートであり、共に並行であ
る。固定プレートはプローブ・プレートと呼ばれ、多数
のプローブ・ピンを有する。これらのプローブ・ピンは
テストされる回路と接触する。テスト・プローブすなわ
ちプローブ・ピンは、テストされる回路と接触するバネ
荷重デバイスである。
【0007】バネ荷重プローブ・ピンは、テストが行わ
れる基板のテスト・ポイントのパターンに合わせられて
プローブ・プレートに穴開けされ、位置決めされたソケ
ットに挿入される。
れる基板のテスト・ポイントのパターンに合わせられて
プローブ・プレートに穴開けされ、位置決めされたソケ
ットに挿入される。
【0008】移動可能な上部プレートはツール・ピンに
よって位置決めされ、テストされる基板を支える。この
上部プレートは、テスト・プローブが貫通し、テストさ
れる基板のテスト位置に接触するためのクリアランス・
ホールを有する。
よって位置決めされ、テストされる基板を支える。この
上部プレートは、テスト・プローブが貫通し、テストさ
れる基板のテスト位置に接触するためのクリアランス・
ホールを有する。
【0009】この方法では、取り付け具の製作及び基板
製作において含まれた公差の累算のために、最小テスト
目標すなわち最小のコンタクト・サイズは約0.030
インチ(0.762mm)径の範囲内に制限される。基
板のツール・ホール及び回路のバイア・ホールの穴開
け、並びに回路パターン及び部品配置におけるアートワ
ーク位置決めのために、基板自身にも公差の累積が生じ
る。公差はテスト取り付け具の位置決めピンのサイズと
位置、テスト・プローブの位置精度、更にプローブ挿入
精度のバラツキと位置決め精度によっても累積が生じ
る。
製作において含まれた公差の累算のために、最小テスト
目標すなわち最小のコンタクト・サイズは約0.030
インチ(0.762mm)径の範囲内に制限される。基
板のツール・ホール及び回路のバイア・ホールの穴開
け、並びに回路パターン及び部品配置におけるアートワ
ーク位置決めのために、基板自身にも公差の累積が生じ
る。公差はテスト取り付け具の位置決めピンのサイズと
位置、テスト・プローブの位置精度、更にプローブ挿入
精度のバラツキと位置決め精度によっても累積が生じ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
取り付け具製作と基板テストにおける公差の累積を制限
し、できるだけ排除することである。
取り付け具製作と基板テストにおける公差の累積を制限
し、できるだけ排除することである。
【0011】本発明の別の目的は、最小テスト目標、す
なわちコンタクト・サイズが約0.030インチ(0.
762mm)径以下でも使用できることを可能にするこ
とである。
なわちコンタクト・サイズが約0.030インチ(0.
762mm)径以下でも使用できることを可能にするこ
とである。
【0012】更に本発明の別の目的は、テスト取り付け
具の位置決めピンによる累積公差を減らすことである。
すなわち、テスト取り付け具の位置決めピンのサイズと
位置精度、テスト・プローブ位置の精度、テスト・プロ
ーブ挿入の正確さと位置精度の公差を減らすことであ
る。
具の位置決めピンによる累積公差を減らすことである。
すなわち、テスト取り付け具の位置決めピンのサイズと
位置精度、テスト・プローブ位置の精度、テスト・プロ
ーブ挿入の正確さと位置精度の公差を減らすことであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】ここで述べる本発明は、
プリント回路基板をテストするテスタ装置及び方法に関
する。
プリント回路基板をテストするテスタ装置及び方法に関
する。
【0014】本発明の方法と装置によると、取り付け具
製作と基板テストによって含まれる公差の累積を制限
し、また実質的に排除することが可能である。
製作と基板テストによって含まれる公差の累積を制限
し、また実質的に排除することが可能である。
【0015】また、本発明の方法と装置によると、約
0.030インチ(0.762mm)以下の最小テスト
目標すなわち最小のコンタクト・サイズであっても使用
を可能にする。
0.030インチ(0.762mm)以下の最小テスト
目標すなわち最小のコンタクト・サイズであっても使用
を可能にする。
【0016】更に本発明の方法と装置によると、本発明
は、テスト取り付け具の位置決めピンによって累積され
た公差を減らすことが可能である。すなわち、テスト取
り付け具の位置決めピンのサイズと位置、テスト・プロ
ーブ位置の精度、テスト・プローブ挿入の正確さと位置
精度の公差を減らすことが可能である。
は、テスト取り付け具の位置決めピンによって累積され
た公差を減らすことが可能である。すなわち、テスト取
り付け具の位置決めピンのサイズと位置、テスト・プロ
ーブ位置の精度、テスト・プローブ挿入の正確さと位置
精度の公差を減らすことが可能である。
【0017】本発明の方法では、無欠性(integrity )
をテストされる接続部と複数の基板位置基準とを有する
プリント回路基板がテスタでテストされる。本発明の方
法によると、プリント回路基板或いはプリント回路カー
ドは、プリント回路基板テスト取り付け具のプリント回
路基板ホルダに置かれる。基板位置基準は、光ファイバ
を用いた光学的観察装置の使用によって位置が突き止め
られる。テストされる接続部は、ピン・プローブと接触
される。これらのピン・プローブは、ピン・プローブ・
プレートから多層ピン・プローブ・ガイドを通って、テ
ストされるプリント回路基板に向かって縦方向(プリン
ト回路基板の面に垂直な方向)に伸びる。多層ピン・プ
ローブ・ガイドは、互いに所定の間隔で離隔して保持さ
れた複数の層からなり、且つ各層は前記複数の層を通し
て位置整合するようにピン・プローブと対応して設けら
れた複数の貫通する開口部を持つ。ピン・プローブは、
多層ピン・プローブ・ガイドの対応する個々の開口部を
通って伸びる。
をテストされる接続部と複数の基板位置基準とを有する
プリント回路基板がテスタでテストされる。本発明の方
法によると、プリント回路基板或いはプリント回路カー
ドは、プリント回路基板テスト取り付け具のプリント回
路基板ホルダに置かれる。基板位置基準は、光ファイバ
を用いた光学的観察装置の使用によって位置が突き止め
られる。テストされる接続部は、ピン・プローブと接触
される。これらのピン・プローブは、ピン・プローブ・
プレートから多層ピン・プローブ・ガイドを通って、テ
ストされるプリント回路基板に向かって縦方向(プリン
ト回路基板の面に垂直な方向)に伸びる。多層ピン・プ
ローブ・ガイドは、互いに所定の間隔で離隔して保持さ
れた複数の層からなり、且つ各層は前記複数の層を通し
て位置整合するようにピン・プローブと対応して設けら
れた複数の貫通する開口部を持つ。ピン・プローブは、
多層ピン・プローブ・ガイドの対応する個々の開口部を
通って伸びる。
【0018】テスト・プロセスは、プリント回路基板の
接続部テストのためのテスタで実行される。プリント回
路基板には、集積回路チップ或いはアナログ・デバイス
などのデバイスが実装される。プリント回路基板はま
た、複数の基板位置基準を有する。
接続部テストのためのテスタで実行される。プリント回
路基板には、集積回路チップ或いはアナログ・デバイス
などのデバイスが実装される。プリント回路基板はま
た、複数の基板位置基準を有する。
【0019】テスタは取り付け具、テストされるプリン
ト回路基板に向かって縦方向(プリント回路基板の面に
垂直な方向)に伸びるピン・プローブを有するピン・プ
ローブ・プレート、テストされるプリント回路基板を保
持するためのプリント回路基板ホルダ、プリント回路基
板を横方向(プリント回路基板の面に沿う方向)に移動
させて基板位置基準の位置を突き止めるために、光学的
観察手段に対してプリント回路基板ホルダを移動させる
横方向移動手段、及びピン・プローブ・プレートと回路
基板ホルダとの間に挿入される多層ピン・プローブ・ガ
イドを含む。多層ピン・プローブ・ガイドは、互いに所
定の間隔で離隔して保持された複数の層からなり、且つ
各層は前記複数の層を通して位置整合するようにピン・
プローブと対応して設けられた複数の貫通する開口部を
持つ。ピン・プローブは、多層ピン・プローブ・ガイド
の対応する個々の開口部を通って伸びる。
ト回路基板に向かって縦方向(プリント回路基板の面に
垂直な方向)に伸びるピン・プローブを有するピン・プ
ローブ・プレート、テストされるプリント回路基板を保
持するためのプリント回路基板ホルダ、プリント回路基
板を横方向(プリント回路基板の面に沿う方向)に移動
させて基板位置基準の位置を突き止めるために、光学的
観察手段に対してプリント回路基板ホルダを移動させる
横方向移動手段、及びピン・プローブ・プレートと回路
基板ホルダとの間に挿入される多層ピン・プローブ・ガ
イドを含む。多層ピン・プローブ・ガイドは、互いに所
定の間隔で離隔して保持された複数の層からなり、且つ
各層は前記複数の層を通して位置整合するようにピン・
プローブと対応して設けられた複数の貫通する開口部を
持つ。ピン・プローブは、多層ピン・プローブ・ガイド
の対応する個々の開口部を通って伸びる。
【0020】
【実施例】ここで述べる本発明は、部品が実装されたプ
リント回路基板をテストするテスタ装置及び方法に関す
る。
リント回路基板をテストするテスタ装置及び方法に関す
る。
【0021】本発明の装置と方法は、テストのためのピ
ン・プローブ31である固体ピン・プローブ及びプリン
ト回路基板101の光学的位置合わせと、多層プローブ
・ガイド・プレート71の使用との組合わせにある。多
層プローブ・ガイド・プレート71は、テスト目標に必
要な面積を減らす。つまり、テストされるプリント回路
基板101の表面のテスト・ポイント107の最小必要
寸法を減らす。
ン・プローブ31である固体ピン・プローブ及びプリン
ト回路基板101の光学的位置合わせと、多層プローブ
・ガイド・プレート71の使用との組合わせにある。多
層プローブ・ガイド・プレート71は、テスト目標に必
要な面積を減らす。つまり、テストされるプリント回路
基板101の表面のテスト・ポイント107の最小必要
寸法を減らす。
【0022】本発明の方法によると、内部接続の無欠性
を調べるためにテストされる内部接続部107と複数の
基板位置基準105とを有するプリント回路基板101
は、プリント回路基板テスタ1でテストされる。本発明
の方法によると、プリント回路基板101或いはプリン
ト回路カードは、プリント回路基板テスタの取り付け具
11(図3)のプリント回路基板ホルダ51(図1、図
3)に置かれる。基板位置基準105は、光ファイバを
用いた光学的観察装置201を使用して見つけられる。
テストされる内部接続部107は、ピン・プローブ31
によって接触される。これらのピン・プローブ31は、
ピン・プローブ・プレート21から、テストされるプリ
ント回路基板101に向かって伸びる。
を調べるためにテストされる内部接続部107と複数の
基板位置基準105とを有するプリント回路基板101
は、プリント回路基板テスタ1でテストされる。本発明
の方法によると、プリント回路基板101或いはプリン
ト回路カードは、プリント回路基板テスタの取り付け具
11(図3)のプリント回路基板ホルダ51(図1、図
3)に置かれる。基板位置基準105は、光ファイバを
用いた光学的観察装置201を使用して見つけられる。
テストされる内部接続部107は、ピン・プローブ31
によって接触される。これらのピン・プローブ31は、
ピン・プローブ・プレート21から、テストされるプリ
ント回路基板101に向かって伸びる。
【0023】ピン・プローブ31は伸縮可能であり、そ
のそれぞれは、ピン・プローブ・プレート21からテス
トされるプリント回路基板101に向かって縦方向(プ
リント回路基板の面に垂直な方向)に伸びる、円筒形の
固定本体部33と、前記固定本体部から縦方向にプリン
ト回路基板101に向かって伸びる可動な上部本体部分
41を有する。
のそれぞれは、ピン・プローブ・プレート21からテス
トされるプリント回路基板101に向かって縦方向(プ
リント回路基板の面に垂直な方向)に伸びる、円筒形の
固定本体部33と、前記固定本体部から縦方向にプリン
ト回路基板101に向かって伸びる可動な上部本体部分
41を有する。
【0024】各ピン・プローブ31は、ピン・プローブ
・プレート21とプリント回路基板ホルダ51との間に
挿入される多層プローブ・ガイド・プレート71を通っ
て伸びる。多層プローブ・ガイド・プレート71の各層
73、83は複数の開口部75、85を有する。これら
の開口部75、85は個々のピン・プローブ31に対応
し、ピン・プローブ31は対応する開口部75、85を
通って伸縮可能に伸びる。
・プレート21とプリント回路基板ホルダ51との間に
挿入される多層プローブ・ガイド・プレート71を通っ
て伸びる。多層プローブ・ガイド・プレート71の各層
73、83は複数の開口部75、85を有する。これら
の開口部75、85は個々のピン・プローブ31に対応
し、ピン・プローブ31は対応する開口部75、85を
通って伸縮可能に伸びる。
【0025】プリント回路基板101の接続テスト・プ
ロセスは、テスタ1で実行される。図1に示されるよう
に、プリント回路基板101上には、集積回路チップ
或いはアナログ・デバイス などのデバイスが取付けら
れている。プリント回路基板101はまた、複数の基板
位置基準105を有する。
ロセスは、テスタ1で実行される。図1に示されるよう
に、プリント回路基板101上には、集積回路チップ
或いはアナログ・デバイス などのデバイスが取付けら
れている。プリント回路基板101はまた、複数の基板
位置基準105を有する。
【0026】テスタ1は、取り付け具11、テストされ
るプリント回路基板101に向かって伸びるピン・プロ
ーブ31を有するピン・プローブ・プレート21、テス
トされるプリント回路基板101を支えるプリント回路
基板ホルダ51、及びピン・プローブ・プレート21と
回路基板ホルダ51との間に挿入される多層プローブ・
ガイド・プレート71を含む。
るプリント回路基板101に向かって伸びるピン・プロ
ーブ31を有するピン・プローブ・プレート21、テス
トされるプリント回路基板101を支えるプリント回路
基板ホルダ51、及びピン・プローブ・プレート21と
回路基板ホルダ51との間に挿入される多層プローブ・
ガイド・プレート71を含む。
【0027】取り付け具11は、ピン・プローブ・プレ
ート21、プリント回路基板ホルダ51、及び多層プロ
ーブ・ガイド・プレート71を有する。
ート21、プリント回路基板ホルダ51、及び多層プロ
ーブ・ガイド・プレート71を有する。
【0028】ピン・プローブ・プレート21は、プリン
ト回路基板101でテストされる接続部107と電気的
接触を行うための複数のピン・プローブ31を有する。
各ピン・プローブ31は、ピン・プローブ・プレート2
1からプリント回路基板ホルダ51及びプリント回路基
板101に向かって伸びる、円筒形の固定本体部33を
有する。各ピン・プローブはまた、固定本体部33から
プリント回路基板ホルダ51及びプリント回路基板10
1に向かって縦方向に伸びる可動な上部本体部41を有
する。
ト回路基板101でテストされる接続部107と電気的
接触を行うための複数のピン・プローブ31を有する。
各ピン・プローブ31は、ピン・プローブ・プレート2
1からプリント回路基板ホルダ51及びプリント回路基
板101に向かって伸びる、円筒形の固定本体部33を
有する。各ピン・プローブはまた、固定本体部33から
プリント回路基板ホルダ51及びプリント回路基板10
1に向かって縦方向に伸びる可動な上部本体部41を有
する。
【0029】ピン・プローブ31の配列は、縦型プロー
ブの配列である。上部プレートであるプリント回路基板
ホルダ51は穴開けされ、従来技術同様、プリント回路
基板ホルダ51の真下にある、固体バネ・プローブ設計
のバネ・プローブ・ピンを受入れるように合わせられ
る。これは穴径の管理を厳しくし、穴の公差を同一プレ
ート上にまとめ、公差の累積を減らすことになる。更
に、接触力は下部のピン・プローブ・プレート21に伝
わる。このように、プローブ接触力によるピン・プロー
ブ・プレート21の曲げたわみはピン・プローブ31を
動かすが、固体プローブの位置に影響を与えない。
ブの配列である。上部プレートであるプリント回路基板
ホルダ51は穴開けされ、従来技術同様、プリント回路
基板ホルダ51の真下にある、固体バネ・プローブ設計
のバネ・プローブ・ピンを受入れるように合わせられ
る。これは穴径の管理を厳しくし、穴の公差を同一プレ
ート上にまとめ、公差の累積を減らすことになる。更
に、接触力は下部のピン・プローブ・プレート21に伝
わる。このように、プローブ接触力によるピン・プロー
ブ・プレート21の曲げたわみはピン・プローブ31を
動かすが、固体プローブの位置に影響を与えない。
【0030】プリント回路基板ホルダ51は、テストさ
れるプリント回路基板101を確実に保持する。これは
クランプ53によって果たされる。
れるプリント回路基板101を確実に保持する。これは
クランプ53によって果たされる。
【0031】多層プローブ・ガイド・プレート71は、
ピン・プローブ・プレート21とプリント回路基板ホル
ダ51との間に挿入される。多層プローブ・ガイド・プ
レート71は、少なくとも2つの層73、83を有す
る。多層プローブ・ガイド・プレート71の層73、8
3のそれぞれは、前記層を貫通する複数の開口部75、
85を有する。これらの開口部75、85は、ピン・プ
ローブ31のそれぞれに対応する。各ピン・プローブ3
1は1対の対応する個々の開口部75、85を通って伸
びる。
ピン・プローブ・プレート21とプリント回路基板ホル
ダ51との間に挿入される。多層プローブ・ガイド・プ
レート71は、少なくとも2つの層73、83を有す
る。多層プローブ・ガイド・プレート71の層73、8
3のそれぞれは、前記層を貫通する複数の開口部75、
85を有する。これらの開口部75、85は、ピン・プ
ローブ31のそれぞれに対応する。各ピン・プローブ3
1は1対の対応する個々の開口部75、85を通って伸
びる。
【0032】多層プローブ・ガイド・プレート71は、
スペーサによって離隔された2つ以上の層73、83を
有する。1つの厚いプレートの代わりに2つの薄いプレ
ートを使用すると、穴のぎざぎざ及びドリルの遊びの影
響を排除または大きく減らす。従来技術での厚いプレー
ト、つまり、通常、0.375インチ(9.525m
m)以上の厚さにおける穴開け作業はドリルの遊びを引
起こし、ぎざぎざの穴を作るために、ピン・プローブ3
1が挿入されると、位置ずれが生じる。例えば、厚さ約
0.125インチ(3.175mm)以下のかなり薄い
層を利用すると、開口部75、85の位置がよく合い、
多層プローブ・ガイド・プレート71の厚さ、すなわ
ち、層73、83及びスペーサと合わせた厚さは、従来
技術の単一のプレートと同等の厚さか、または例えば
0.375インチ(9.525mm)以上の厚さとな
る。
スペーサによって離隔された2つ以上の層73、83を
有する。1つの厚いプレートの代わりに2つの薄いプレ
ートを使用すると、穴のぎざぎざ及びドリルの遊びの影
響を排除または大きく減らす。従来技術での厚いプレー
ト、つまり、通常、0.375インチ(9.525m
m)以上の厚さにおける穴開け作業はドリルの遊びを引
起こし、ぎざぎざの穴を作るために、ピン・プローブ3
1が挿入されると、位置ずれが生じる。例えば、厚さ約
0.125インチ(3.175mm)以下のかなり薄い
層を利用すると、開口部75、85の位置がよく合い、
多層プローブ・ガイド・プレート71の厚さ、すなわ
ち、層73、83及びスペーサと合わせた厚さは、従来
技術の単一のプレートと同等の厚さか、または例えば
0.375インチ(9.525mm)以上の厚さとな
る。
【0033】テスタ1は、テストされるプリント回路基
板101の基板位置基準105の位置を見つけるため
の、光ファイバを用いた位置合わせ用光学的観察装置2
01を有する。光ファイバ観察装置201は、レンズ・
アセンブリ203を含む。光ファイバ観察装置201
は、基板位置基準105を観察するために光ファイバと
共にビデオ機器を利用する。基板位置基準105は、通
常、テスト・ポイントである接続部107と同じ製作順
序で製作される。このプロセスは、穴開け作業とは別で
ある。光ファイバによる基板位置基準105の位置合わ
せは、穴開け作業と基板製作時のアートワークとの間で
生ずる公差累積の影響を排除する。この装置は、プリン
ト回路基板101のプローブ接触点である内部接続部1
07の側から観察できるように位置付けされた光ファイ
バ束205を有するので、プリント回路基板101を正
確に位置付けすることができる。
板101の基板位置基準105の位置を見つけるため
の、光ファイバを用いた位置合わせ用光学的観察装置2
01を有する。光ファイバ観察装置201は、レンズ・
アセンブリ203を含む。光ファイバ観察装置201
は、基板位置基準105を観察するために光ファイバと
共にビデオ機器を利用する。基板位置基準105は、通
常、テスト・ポイントである接続部107と同じ製作順
序で製作される。このプロセスは、穴開け作業とは別で
ある。光ファイバによる基板位置基準105の位置合わ
せは、穴開け作業と基板製作時のアートワークとの間で
生ずる公差累積の影響を排除する。この装置は、プリン
ト回路基板101のプローブ接触点である内部接続部1
07の側から観察できるように位置付けされた光ファイ
バ束205を有するので、プリント回路基板101を正
確に位置付けすることができる。
【0034】横方向移動手段301がプリント回路基板
ホルダ51に組込まれている。これらの横方向移動手段
301は、光ファイバ観察装置201に対してプリント
回路基板ホルダ51を横方向(プリント回路基板の面に
沿う方向)に移動させるためにある。これにより、基板
位置基準105の位置を突きとめ、プリント回路基板ホ
ルダ51とテストされるプリント回路基板101とを移
動させてピン・プローブ31の真上に接続部を位置決め
できる。
ホルダ51に組込まれている。これらの横方向移動手段
301は、光ファイバ観察装置201に対してプリント
回路基板ホルダ51を横方向(プリント回路基板の面に
沿う方向)に移動させるためにある。これにより、基板
位置基準105の位置を突きとめ、プリント回路基板ホ
ルダ51とテストされるプリント回路基板101とを移
動させてピン・プローブ31の真上に接続部を位置決め
できる。
【0035】このように、本発明の教示によれば、取り
付け具製作と基板テストで発生する公差の付加を制限
し、また実質的に排除することも可能となる。
付け具製作と基板テストで発生する公差の付加を制限
し、また実質的に排除することも可能となる。
【0036】また、本発明の方法と装置によれば、最小
のテスト目標、すなわちコンタクト・サイズが約0.0
30インチ(0.762mm)径以下でも可能であり、
場合によっては0.020インチ(0.508mm)ほ
どのコンタクト・サイズでもテストが可能である。
のテスト目標、すなわちコンタクト・サイズが約0.0
30インチ(0.762mm)径以下でも可能であり、
場合によっては0.020インチ(0.508mm)ほ
どのコンタクト・サイズでもテストが可能である。
【0037】更に本発明の方法と装置によれば、テスト
取り付け具の位置決めピンのサイズと位置づけ、テスト
・プローブ位置の精度及びテスト回路の挿入ブレ及び位
置決めにおける公差の累積を減少させることが可能であ
る。
取り付け具の位置決めピンのサイズと位置づけ、テスト
・プローブ位置の精度及びテスト回路の挿入ブレ及び位
置決めにおける公差の累積を減少させることが可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明は、取り付け具製作と基板テスト
における公差の累積を抑え、できるだけ排除し、更に、
テストのための接触部の面積が約0.030インチ
(0.762mm)以下でもテストできるテスタを提供
できる。
における公差の累積を抑え、できるだけ排除し、更に、
テストのための接触部の面積が約0.030インチ
(0.762mm)以下でもテストできるテスタを提供
できる。
【図1】基板テスト取り付け具の概要図である。
【図2】従来技術におけるテスト取り付け具の断面側面
図である。
図である。
【図3】本発明におけるテスト取り付け具の断面側面図
である。
である。
1 テスタ 11 取り付け具 21 ピン・プローブ・プレート 31 ピン・プローブ 33 固定本体部 41 上部本体部 51 プリント回路基板ホルダ 53 クランプ 71 多層プローブ・ガイド・プレート 73、83 層 75、85 開口部 101 プリント回路基板 103 デバイス 105 基板位置基準 107 内部接続部 201 光ファイバ機械ビジョン位置合わせデバイス 203 レンズ・アセンブリ 205 光ファイバ束 301 横方向移動手段
Claims (2)
- 【請求項1】複数の基板位置基準を有するプリント回路
基板の接続部をテストするためのテスタであって、 a.テストされる前記プリント回路基板を保持するプリ
ント回路基板ホルダと、 b.前記テストされるプリント回路基板と電気的に接触
するための複数のピン・プローブを有するピン・プロー
ブ・プレートと、 c.前記テストされるプリント回路基板の前記基板位置
基準の位置を突き止めるための、光ファイバを用いた光
学的観察手段と、 d.前記プリント回路基板を横方向(前記プリント回路
基板の面に沿う方向)に移動させて前記基板位置基準の
位置を突き止めるために、前記光学的観察手段に対して
前記プリント回路基板ホルダを移動させる横方向移動手
段とを含み、 前記ピン・プローブの各々は、 i.前記ピン・プローブ・プレートから前記テストされ
るプリント回路基板に向かって縦方向(前記プリント回
路基板の面に垂直な方向)に伸びる円筒状の固定本体部
と、 ii.前記固定本体部から前記プリント回路基板に向か
って前記縦方向に伸びる移動可能な上部本体部とを有
し、 前記テスタは、更に、 e.前記ピン・プローブ・プレートと前記プリント回路
基板ホルダとの間に挿入された多層ピン・プローブ・ガ
イドを含み、 前記多層ピン・プローブ・ガイドは、互いに所定の間隔
で離隔して保持された複数の層からなり、且つ各前記層
は前記複数の層を通して位置整合するように 前記ピン・
プローブと対応して設けられた複数の貫通する開口部を
持ち、前記ピン・プローブが、対応する個々の前記開口
部を通って伸びることを特徴とする、 テスタ。 - 【請求項2】テストされるべき接続部と複数の基板位置
基準とを有するプリント回路基板のテスト方法であっ
て、 a.前記プリント回路基板をプリント回路基板テスト取
り付け具のプリント回路基板ホルダに置くステップと、 b.光ファイバを用いた光学的観察手段で、テストされ
る前記プリント回路基板の前記基板位置基準を突き止め
るステップと、 c.ピン・プローブ・プレートから前記テストされるプ
リント回路基板に向かって縦方向(前記プリント回路基
板の面に垂直な方向)に伸びるピン・プローブと、前記
テストされるべき接続部とを接触させるステップとを有
し、 前記ピン・プローブの各々は、 i.前記ピン・プローブ・プレートから前記テストされ
るプリント回路基板に向かって前記縦方向に伸びる円筒
状の固定本体部と、 ii.前記固定本体部から前記プリント回路基板に向か
って前記縦方向に伸びる移動可能な上部本体部とを有
し、 前記ピン・プローブは、前記ピン・プローブ・プレート
と前記プリント回路基板ホルダとの間に挿入された多層
ピン・プローブ・ガイドを通って伸び、 前記多層ピン・プローブ・ガイドは、互いに所定の間隔
で離隔して保持された複数の層からなり、且つ各前記層
は前記複数の層を通して位置整合するように前記ピン・
プローブと対応して設けられた複数の貫通する開口部を
持ち、前記ピン・プローブが、対応する個々の前記開口
部を通って伸びることを特徴とする、 プリント回路基板のテスト方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US178181 | 1994-01-06 | ||
US08/178,181 US5442299A (en) | 1994-01-06 | 1994-01-06 | Printed circuit board test fixture and method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07209386A JPH07209386A (ja) | 1995-08-11 |
JP2710567B2 true JP2710567B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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1994
- 1994-01-06 US US08/178,181 patent/US5442299A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1994-11-18 EP EP94118164A patent/EP0662614A3/en not_active Withdrawn
- 1994-12-02 MY MYPI94003222A patent/MY115162A/en unknown
- 1994-12-05 CN CN94119370A patent/CN1044518C/zh not_active Expired - Fee Related
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