JP2709682B2 - 外装パネルの取付構造 - Google Patents

外装パネルの取付構造

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JP2709682B2
JP2709682B2 JP9747393A JP9747393A JP2709682B2 JP 2709682 B2 JP2709682 B2 JP 2709682B2 JP 9747393 A JP9747393 A JP 9747393A JP 9747393 A JP9747393 A JP 9747393A JP 2709682 B2 JP2709682 B2 JP 2709682B2
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博 近藤
豊 浜田
俊之 川村
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネルユニットを構成
する枠体に外装パネルを取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】パネルユニットとしては、上枠と下枠と
左右縦枠を方形状に枠組みした枠体の室外側部に外装パ
ネルを取付けたものが知られている。このように、枠体
の室外側部に外装パネルを取付けるには外装パネルのビ
ス挿通孔よりビスを枠体のビス孔に螺合して取付けるビ
ス止めが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように外装パネ
ルをビス止めするには外装パネルに複数のビス挿通孔を
加工すると共に、枠体に複数のビス孔を加工し、しかも
ビス挿通孔のピッチを合わせる必要があってその加工が
大変面倒となる。
【0004】また、枠体に取付けた外装パネルは外気温
度の変化により熱伸縮するので、外装パネルに加工した
ビス挿通孔をビスの螺子部よりも大径なルーズホールと
して外装パネルの熱伸縮をビス挿通孔とビスの螺子部の
隙間により吸収しているが、外装パネルが長尺となると
熱伸縮量が大きくなり、ビス挿通孔とビスの螺子部との
隙間により十分に吸収できないことがある。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした外装パネルの取付構造を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】幅狭長尺で幅方向一端部
に係止片11を有し、幅方向他端部に係止受片12と取
付部14を有する複数のパネル8と、押え部17と取付
部18を有する複数のパネル押え16を備え、前記各パ
ネル8の幅方向他端部の上部を枠体1にビス15で左右
方向に順次取付け、この枠体1に前記各パネル押え16
の取付部18をビス19で左右方向に間隔を置いて取付
けて各押え部17で各パネル8の取付部14を枠体1の
室外側部にそれぞれ押しつけ保持し、相隣接するパネル
8の係止片11と係止受片12を係止して連結した外装
パネルの取付構造。幅狭長尺で幅方向一端部に係止片1
1を有し、幅方向他端部に取付部14を有する複数のパ
ネル8と、押え部17と取付部18と係止片33を有す
る複数のパネル押え16を備え、前記各パネル8の幅方
向他端部の上部を枠体1にビス15で左右方向に順次取
付け、この枠体1に前記各パネル押え16の取付部18
をビス19で左右方向に間隔を置いて取付けて各押え部
17で各パネル8の取付部14を枠体1の室外側部にそ
れぞれ押しつけ保持し、各パネル8の係止片11を相隣
接する各パネル押え16の係止受片33にそれぞれ係止
連結した外装パネルの取付構造。
【0007】
【作 用】パネル8は幅方向他端部の上部のみが枠体
1にビス止めされ、そのパネル8の幅方向他端部がパネ
ル押え16で枠体1に押し付け保持され、しかもパネル
8の幅方向一端部は係止してあるから、パネル8は枠体
1に対して長手方向に自由に変位でき、パネル8が長尺
となっても熱伸縮を十分に吸収できるし、パネル8に1
つのビス挿通孔を形成し、枠体1にはパネル押え16の
数だけのビス孔を形成すれば良いから、その加工が容易
となる。
【0008】
【実 施 例】図1に示すように、左右方向に連続する
第1のパネルユニットAは枠体1の室外側部に外装パネ
ル2を取付けて成り、その枠体1は上枠3と下枠4と左
縦枠5と右縦枠6を方形状に枠組みし、その左縦枠5と
右縦枠6に複数の無目7を横架してあり、前記外装パネ
ル2は複数のパネル8と取付用パネル9とカバー用パネ
ル10より成る。前記第1のパネルユニットAの上下に
は第2のパネルユニットBが左右方向に連続して配設し
てある。
【0009】前記パネル8は図2に示すように幅狭長尺
で幅方向の凹条部8aと凸条部8bが縦方向に連続した
横波形状となり、その幅方向一端部には係止片11が他
端部に向けて一体的に設けられ、幅方向他端部には鉤形
の係止受片12と突片13が幅方向に間隔を置いて一体
的に設けられてその係止受片12と突片13との間が凹
状の取付部14となっている。
【0010】前記パネル8は図1と図3に示すように幅
方向他端部の取付部14上部がビス15で上枠3の室外
側部3aに取付けられ、その取付部14が下枠4、無目
7にビス止めしたパネル押え16で下枠4の室外側4
a、無目7の室外側部7aにそれぞれ押しつけ保持され
ており、左右に隣接するパネル8相互は係止片11を係
止受片12に係止して連結されてパネル押え16をカバ
ーして室外側から見えないようにしてある。このようで
あるから、パネル8には1つのビス挿通孔8c、枠体1
にはパネル押え16の数だけのビス孔4b,7bを形成
すれば良い。
【0011】前記パネル押え16はパネル8の取付部1
4に嵌合するコ字状の押え部17と取付部18より成
り、その取付部18がビス19で下枠4の室外側部4
a、無目7の室外側部7aに固着される。
【0012】前記取付用パネル9は幅狭長尺なる平板状
となり、その幅方向他端部に係止受片20と突片21が
一体的に設けられて凹状の取付部22を形成しており、
この取付用パネル9の幅方向他端部はパネル8の幅方向
他端部と同一形状となって、前記パネル押え16によっ
て下枠4の室外側部4a、無目7の室外側部7aに押し
つけて保持され、平板状の幅方向一端部が右縦枠6の室
外側部6aに接し、この取付用パネル9の係止受片20
に最も右側のパネル8の係止片11が係止して連結あ
る。
【0013】前記カバー用パネル10は平板状部23と
凸条部24を有する幅狭長尺となり、その平板状部23
の幅方向端部にはほぼコ字状の取付片25が一体的に設
けられ、凸条部24の幅方向端部には係止片26が一体
的に設けてあり、その平板状部23が左縦枠5の室外側
部5aにビス27で固着されて取付片25が左右に隣接
する枠体1の左右縦枠5,6間、つまり縦目地部28の
室外側に位置し、係止片26がパネル押え16の係止受
片12に係止して連結してあってそのパネル押え16を
カバーしている。
【0014】前記取付用パネル10の取付片25には目
地カバー30が着脱自在に取付けてあり、この目地カバ
ー30は前記パネル8の凸条部8b、カバー用パネル1
0の凸条部24と同一形状のほぼ平面山形状の本体31
と、この本体31に一体的に設けた一対の係止片32よ
り成り、その一対の係止片32を前記取付片25に係合
することで取付けられ、この目地カバー30と取付用パ
ネル10の凸条部24とパネル8の凸条部8bは左右方
向に等間隔となって左右に隣接する外装パネル2は横方
向に等間隔な凹条部を凸条部を有する外観となる。
【0015】以上の実施例では取付用パネル9とカバー
用パネル10と目地カバー30を設けたが、これらは凹
条部と凸条部を横方向に連続させるために設けてあり、
その必要がない場合にはそれらを取付ける必要がない。
【0016】また、図4に示すようにパネル押え16に
係止受片33を一体的に設け、この係止受片33にパネ
ル8の係止片11を係止して連結するようにしても良
い。この場合にはパネル8に係止受片12の代りに突片
12aを一体的に設けて凹状の取付部14を形成すれば
良い。なお取付用パネル9の係止受片20の代りに突片
20aを一体的に設けて取付部22を形成する。
【0017】図2と図3に示すようにパネル8の凸条部
8bと、カバー用パネル10の凸条部24と上枠3、下
枠4、無目7の室外側部3a,4a,7aとの間には縦
空間40が形成されているので、上枠3の上部3bにこ
の縦空間40の上部開口を覆うカバー材41を取付けて
縦空間40の上部から雨水が浸入しないようにし、その
縦空間40の下部を開口して外気が導入するようにして
ある。これにより、枠体1に装着した耐火ボード42と
外装パネル2との間が外気と等圧となって耐火ボード4
2のシール性が向上する。
【0018】前記第2のパネルユニットBは図3と図5
に示すように上枠43と下枠44と左縦枠45と右縦枠
46により方形枠状となった枠体47を有し、この上枠
43、下枠44、左右縦枠45,46は前記第1のパネ
ルユニットAの上枠3、下枠4、左右縦枠5,6と同一
断面形状となり、その枠体47の室外側部に平板状の外
装パネル48が取付けてある。具体的には上枠43の室
外側部に上取付枠材49を取付け、下枠44の室外側部
に下取付枠材50を取付け、左右縦枠45,46の室外
側部に左右取付枠材51,52を取付け、この各取付枠
材に外装パネル48が取付けてある。
【0019】このようであるから、上枠43と上取付枠
材49の連結部より雨水が侵入するので、下枠44に排
水口53を形成して排水するようにしてあると共に、耐
火ボード42に防水機能を持たせて耐火ボード42を最
終止水壁として室内側に雨水が侵入しないようにしてあ
る。つまり、耐火ボード42は剛性大なる耐火材料より
成り、かつその表裏両面にウレタン塗装等の防水兼鏡面
処理を施してあり、これにより耐火ボード42は耐火機
能を有すると共に、耐風圧強度壁面、止水壁、施行治具
の吸着面となる。ここで、施行治具とは建物建築現場で
稼動する運搬機に取付けた真空吸着パッドであり、耐火
ボード42を鏡面とすることで真空吸着パッドにより吸
着支持できる。
【0020】
【発明の効果】パネル8は幅方向他端部の上部のみが枠
体1にビス止めされ、そのパネル8の幅方向他端部がパ
ネル押え16で枠体1に押し付け保持され、しかもパネ
ル8の幅方向一端部は係止してあるから、パネル8は枠
体1に対して長手方向に自由に変位でき、パネル8が長
尺となっても熱伸縮を十分に吸収できる。また、パネル
8に1つのビス挿通孔を形成し、枠体1にはパネル押え
16の数だけのビス孔を形成すれば良いから、その加工
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略正面図である。
【図2】図1の詳細横断面図である。
【図3】図1の詳細縦断面図である。
【図4】パネル押えの他の例を示す横断面図である。
【図5】第2のパネルユニット部分の詳細横断面図であ
る。
【符号の説明】
1…枠体、2…外装パネル、3…上枠、4…下枠、5…
左縦枠、6…右縦枠、7…無目、8…パネル、9…取付
用パネル、10…カバー用パネル、11…係止片、12
…係止受片、14…取付部、15…ビス、16…パネル
押え、17…押え部、18…取付部、19…ビス、33
…係止受片。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅狭長尺で幅方向一端部に係止片11を
    有し、幅方向他端部に係止受片12と取付部14を有す
    る複数のパネル8と、押え部17と取付部18を有する
    複数のパネル押え16を備え、 前記各パネル8の幅方向他端部の上部を枠体1にビス1
    5で左右方向に順次取付け、この枠体1に前記各パネル
    押え16の取付部18をビス19で左右方向に間隔を置
    いて取付けて各押え部17で各パネル8の取付部14を
    枠体1の室外側部にそれぞれ押しつけ保持し、相隣接す
    るパネル8の係止片11と係止受片12を係止して連結
    したことを特徴とする外装パネルの取付構造。
  2. 【請求項2】 幅狭長尺で幅方向一端部に係止片11を
    有し、幅方向他端部に取付部14を有する複数のパネル
    8と、押え部17と取付部18と係止片33を有する複
    数のパネル押え16を備え、 前記各パネル8の幅方向他端部の上部を枠体1にビス1
    5で左右方向に順次取付け、この枠体1に前記各パネル
    押え16の取付部18をビス19で左右方向に間隔を置
    いて取付けて各押え部17で各パネル8の取付部14を
    枠体1の室外側部にそれぞれ押しつけ保持し、各パネル
    8の係止片11を相隣接する各パネル押え16の係止受
    片33にそれぞれ係止連結したことを特徴とする外装パ
    ネルの取付構造。
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