JP2708298B2 - 自動販売機のユニット形商品払出装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機の商品払出
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】商品を左右に二列状に並べて多数収納
し、該商品列を一方向に搬送する長い商品収納室が左右
二列ずつの組にして多数配置され、前記左右二列の商品
収納室の搬送終端にそれぞれ出没して販売待機中は商品
の搬出を阻止する搬出規制板を備え、その搬出規制板が
作動して商品収納室の搬送終端の商品を搬出する時はそ
の商品収納室の上手に出没して次に搬出される商品の搬
送を阻止する搬送規制具を備え、該商品収納室の搬送終
端から指定した商品を一個ずつ適宜に搬出する自動販売
機の商品払出装置は、図１３〜図１９に示すようなもの
が実開昭５３−１４８６９６号公報、実公昭５５−４４
３５１号公報、特開昭５９−３０１９０号公報等で公知
である。

【０００３】なお、図１３〜図１９において、１は自動
販売機本体、２は受棚、３はストッカ、４はストッカ
枠、５は商品収納室、６は仕切部、７は仕切枠、８は上
端枠、９は下端枠、１０は払い出された商品Ｘ，Ｙを商
品取出口１１に案内するシュート、１２は自動販売機本
体１に回動自在に支持された前面扉、１３ａは払出用構
成部品である駆動軸１３を介して駆動させる駆動モー
タ、１４は横ピン１５を中心に回動自在な搬出規制板１
６に係合して開閉させる搬出規制板作動カム、１７Ａ，
１７Ｂは仕切枠７により案内されながら互いに摺動状態
で上下にスライド自在な昇降枠部、１８は昇降枠部１７
Ａ，１７Ｂの上部に取り付けられた高さ調整用軸、１９
は各昇降枠部１７Ａ，１７Ｂの係止片１７ｃに係止され
たばね部材、２２は各昇降枠部１７Ａ，１７Ｂの下部に
は横支持ピン２１を中心に支持されてｃ方向に回動自在
な搬送規制具、２３は搬送規制具２２を商品収納室３１
に出没させる搬送規制具作動カムである。そして、下か
ら２番目の商品Ｘ，Ｙを搬送規制具２２にて商品収納室
３１の壁側に押し付けながら、搬出規制板１６を下方に
回動させることにより、最も下端の商品Ｘ，Ｙだけを払
い出すようになっている。

【０００４】これら、従来の自動販売機における商品払
出装置は、商品が多量に収納できることや商品払出装置
の構造がシンプルで、指定された商品が一個ずつ確実に
搬出でき、調整や修理が少なくてすむ便利さがある等か
ら紙パック商品の払出装置として特に秀れている。また
缶やビン入商品にも応用されるものも出現して自動販売
機の商品払出装置として極めて一般的である。

【０００５】自動販売機の普及に伴ない自動販売機１台
に収納できる商品数が益々増大したことや自動販売機が
取扱う商品の種類や形状、大きさ等が多種多様となり、
自動販売機のモデル数が年毎に増大していること、即
ち、商品の多様化に加えて商品の売り方や設置場所の多
様化に対応して、自動販売機の商品収納数の大小各種、
自動販売機の横幅寸法の大小各種、奥行寸法の大小各
種、高さ寸法の大小各種等、更に作動の高速化要求等と
組合わされて自動販売機設置者の要求から末端消費者の
要求は、自動販売機の種類を拡大する方向へ際限なく増
大している。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】こうした中で、自動販
売機の製造やメンテナンス等自動販売機の取扱いが複雑
化して不便という新しい課題が生じてきた。本発明は、
これら自動販売機のモデルが増大するという多様な要求
にも応え、しかも製造やメンテナンス等自動販売機の取
扱いに便利になるように、自動販売機の商品収納室とそ
れに付設される商品搬出機構とを分離独立させて構成
し、商品払出機構の少なくとも一部を組み付けた商品搬
出枠を最小限のスペースに自由に組み付けることを可能
とし、商品の種類や大きさが異なる場合及び収納する商
品の数量が異なる大小各種の自動販売機に関して商品収
納室の大きさや形状が異なっていも、それに付設する商
品搬出装置は同じものを組合わせることにより、自動販
売機の生命部である商品払出装置の種類は増さないで自
動販売機の品揃えができ、製造販売者の便を図り、且つ
自動販売機設置者のメンテナンスにも便利に対応でき、
引いては、末端消費者にとっても自動販売機が更に便利
に使用できるようにすることを目的とするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に請求項1に記載の本発明は、商品を二列状に並べて多
数収納し、該商品列を一方向に搬送する長い商品収納室
が左右二列ずつの組みにして多数配置され、前記左右二
列の商品収納室の搬送終端にそれぞれ出没して販売待機
中は商品の搬出を阻止する搬出規制板を備え、その搬出
規制板が作動して商品収納室の搬送終端の商品を搬出す
る時はその商品収納室の上手に出没して次に搬出される
商品の搬送を阻止する搬送規制具を備え、該商品収納室
の搬送終端から指定した商品を一個ずつ適宜に搬送する
自動販売機の商品払出装置であって、前記搬出規制板及
び搬送規制具を組付け、左右平行な商品案内面を備えた
扁平な商品搬出枠が、商品収納室を構成する室枠板から
分離独立して組立てられ、且つ該商品搬出枠を商品収納
室の奥壁から離間した商品収納室の搬送終端に配置して
商品収納室へ着脱自在に装着し、該商品搬出枠の左右両
商品案内面の上手側に、それぞれ該商品案内面と同一面
になる案内面を備えた商品案内枠を商品搬出枠とは別材
で構成して配置したものである。

【０００８】また、請求項２に記載の本発明は、請求項
１に記載された自動販売機のユニット形商品払出装置に
おいて、商品搬出枠を商品収納室の奥壁へスペーサを介
して着脱自在に装着したものである。

【０００９】

【作用】上記構成における商品搬出枠は、左右の商品案
内面が所定の間隔で平行でしかも商品収納室から分離独
立して一体的に構成され、左右の商品案内面から搬出規
制板及び搬送規制具がそれぞれ出没するように搬出規制
板と搬送規制具およびこれら両規制手段を互いに関係づ
けたタイミングで作動させる連動手段が、前記商品搬出
枠に支持組付けられているので、商品収納室の組立とは
無関係に商品搬出枠だけが商品収納室から分離して独立
して組立てられる。また、搬出規制板と搬送規制具の連
動関係は商品搬出枠の組立を終了した時点で商品搬出枠
毎に商品収納室に関係なく調整できるという独特の作用
を有する。また故障した場合には商品収納箱を分解しな
くても商品搬出枠のみを取外して修理調整することも簡
単にできる。また、商品搬出枠を商品収納室の奥壁から
離間した商品収納室の搬送終端に配置して商品収納室へ
着脱自在に装着することにより、商品搬送枠の奥行寸法
を商品収納室の奥行より小さく構成することができ、そ
の離間寸法を変えて取りつけることにより奥行の異なる
商品収納室とも組合わせることができる。また、商品搬
出枠の左右両商品案内面の上手側に、それぞれ該商品案
内面と同一面になる案内面を備えた商品案内枠を商品搬
出枠とは別材で構成して配置することにより、商品搬出
枠の長さを、商品収納室の長さより小さく形成でき、延
長線上に追加装着する案内枠の寸法を変えることで商品
収納室の長さの異なる多種類のものにも単一の商品搬出
枠で対応できる。

【００１０】このように、搬出規制板と搬送規制具との
連動手段を組み付けた商品搬出枠を最小限のスペースに
自由に組み付けることが可能となる。また、商品搬出枠
を商品収納室の奥壁へスペーサを介して着脱自在に装着
するうことにより、コンパクトに形成した商品搬出枠を
奥行の異なる各種の商品収納室に良好に組付けることが
できる。

【００１１】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。なお、従来のものと同一機能のものには同符号を
付す。

【００１２】本件発明を実施した自動販売機は、従来機
同様に扉側から出し入れして組込まれる複数のストッカ
が横向に配設されている。１個のストッカは、断面略コ
字状で一方が開放され、ストッカの内部には開放面と直
交しストッカの長さ方向に沿った扁平な仕切が設けられ
偶数の商品収納室が形成されている。この商品収納室に
は同一の形状にパックされた商品が順次接触した列状に
収納される。

【００１３】隣り合う二列の商品収納室を一組としてそ
の搬出側には左右の商品収納室から商品を１個ずつ搬出
するための商品払出装置が配置されている。図１および
図２に示すように、ストッカ３０は、断面コ字状のスト
ッカ枠３２と仕切部３３から一方を開放した２列一組の
商品収納室３１とが形成され、２組のストッカ枠３２の
上下は、それぞれ上端枠８と下端枠９とに固着し、四つ
の商品収納室を形成している。そして仕切部３３の商品
搬出側には、商品払出装置を構成する商品搬出枠３５が
配置され、商品搬出枠３５を上端枠８との間には、商品
搬出枠３５の左右平行な案内面の延長上にそれと同様に
左右平行な案内面を備えた商品案内枠３４がストッカ枠
３２と一体に配設されて仕切部３３を形成している。

【００１４】なお、図２に示すように、商品収納室３１
に形成された商品供給用開口部には、商品収納室３１内
の商品の脱落を防止する扉体３６が設けられている。図
３および図４はストッカ３０の最小単位である二列の商
品収納室３１とそれらと対をなす商品搬出枠３５との全
体構成を示すもので、断面コ字状のストッカ枠３２が上
下方向に長く設置され、そのストッカ枠３２内に断面コ
字状になるように商品案内枠３４が仕切状に配置され、
ストッカ枠３２と商品案内枠３４とが直接ボルトで固着
されている。この商品案内枠３４は、プレス成形により
ストッカ枠と一体に成形してもよい。

【００１５】一方、商品搬出枠３５は、ストッカ枠３２
の奥壁との間にスペーサ３８が介装され、このスペーサ
３８を介してストッカ枠３２の奥壁に着脱自在に装着さ
れている。スペーサ３８と商品搬出枠３５との固着はボ
ルト付けである。スペーサ３８とストッカ枠３２の結合
は、スペーサ３８の先端に設けた鍔状突起３８ａをスト
ッカ枠３２の奥壁に形成した上下２個所の鍵孔状の大孔
部３２ｂ付き長孔３２ａに挿入して係合させるようにし
ている。

【００１６】商品搬出枠３５は、上端部が連結板３９を
介して複数のボルト４０で商品案内枠３４に連結され、
下端部は、図２に示すように、ストッカ枠３２の下端部
に設けられている下端枠９にボルト４１で固定されてい
る。なお、図４に示すように、商品案内枠３４の下端部
には商品搬出枠３５に係合するための係合部３４ａが設
けられており、商品搬出枠３５の上端部が嵌入係止され
ている。

【００１７】図５および図６は、本発明の中核部分を示
す側面断面図と正面断面図で、左右平行な商品案内面を
備えた扁平な商品搬出枠３５には商品搬送方向と平行な
駆動軸１３が組付けられ、この駆動軸１３は、商品搬出
枠３５の搬送上手側に配置された駆動モータ４２に減速
機４３を介して連結されており、図示しない別途制御手
段より適宜に回転駆動される。そしてこの商品搬出枠３
５には、搬出規制板１６が商品収納室３１の商品搬送終
端部に出没するように組付けられ、搬送規制具２２が商
品収納室３１の所定の位置で出没できるように搬送規制
具取付枠１７Ａ，１７Ｂを介して商品搬出枠３５に取付
けられている。搬送規制具２２は、位置調整用軸１８を
商品収納室３１の商品搬送方向に移動させて固定するこ
とができ、左右別々に商品の大きさに併せて商品収納室
へ突出する位置を変えることができる。また、搬出規制
板１６と搬送規制具２２の作動タイミングは駆動軸１３
に装着された搬出規制板作動カム１４および搬送規制具
作動カム２３など搬出規制枠３２側に組付けた連動手段
によって設定づけられる。

【００１８】なお、４４，４５は駆動軸１３の回転角度
位置を検出する駆動軸回動位置検出手段で、検知用レバ
ーの先端が、駆動軸１３の上端部に取り付けられている
回動位置検出用のカム部材４６に当接されている。４７
は駆動軸１３と減速器４３の軸部とを連結する連結部材
である。また、４８は搬出規制板１６とともに横ピン１
５に回転自在に枢支され、ばね４９を介して搬出規制板
１６の商品当接側に設けた売り切れ検知用のスイッチ作
動板である。商品が売れ切れた際には、搬出規制板１６
よりばね４９の付勢力で離反する。そのスイッチ作動板
４８の動きは連結棒５０を介して売り切れスイッチ５１
に伝えられて商品の売り切れが検出されるようになって
いる。

【００１９】上記の通り商品搬出枠３５をユニット化し
て商品収納室３１から分離独立して製造できるようにし
たので、その商品搬出枠３５と別途製造した商品収納室
３１とを組付けた自動販売機においては、商品搬出枠３
５の保守や点検に関しても図１２に示すように自動販売
機の扉１２を開けてストッカ３０を引出せば商品収納室
から商品搬出枠３５を取外して点検や修理調整すること
が簡単にできると共に新しい商品搬出枠３５と交換する
ことも簡単にできる。

【００２０】また、商品搬送枠３５の奥行寸法ならびに
長さを、商品収納室の奥行寸法や長さより小さく形成で
き、この商品搬出枠を最小限のスペースに自由に組み付
けることが可能となる。

【００２１】商品搬出枠３５をストッカ枠３２から取り
出す際には、まず、商品搬出枠３５と下端枠９とを結合
するボルト４０とを外した後、スペーサ３８の鍔状突起
３８ａが鍵穴状長孔３２ａに沿うようにしながら商品搬
出枠３５を上方に移動させる（図４および図８参照）。
そして、扉体３６を開いた状態で、鍔状突起３８ａが鍵
穴状長孔の大孔部３２ｂに当接した位置から商品搬出枠
３５を引き出すことにより、商品搬出枠３５をストッカ
枠３２から簡単に分離できる（図９参照）。また、逆手
順により容易に商品搬出枠３５を商品収納室３１側へ容
易に取り付けることができる。

【００２２】また、商品搬出枠３５の商品搬送方向上手
側に駆動モータ４２を組付けた実施例では、特に自動販
売機の設置場所で商品搬出枠３５を商品収納室３１に着
脱する際、駆動モータ４２と駆動軸１３の結合作業が不
要となり便利である。

【００２３】なお、図１０、図１１に示すように、例え
ば奥行長さが大きい商品に合う長さの搬出規制板５２も
適宜採用することができる。これによれば奥行長さが大
きい商品を安定して保持できる。また、商品搬出枠３５
の内側に上下に延びて商品を案内するガイド板を着脱可
能に設けてもよく、このガイド板とストッカ枠３２との
距離を適当寸法に設定したものをストッカ枠３２に取り
付けることにより、奥行寸法の小さな商品などにも対応
できる。さらに、この実施例においてはパック商品など
の角形の商品の場合について述べたが、円筒形状の商品
に対しても、対応可能である。

【００２４】

【発明の効果】以上のように、本発明によれば、自動販
売機の商品払出装置に関し商品を多数収納する商品収納
室と収納された商品を販売指令に基づいて一個ずつ搬出
のための商品搬出枠とを分離独立させて別々の工程で製
造し、各別に検査調整した後、両者を組合わせて結合一
体化して自動販売機の商品払出装置を構成できるように
し、しかも、商品搬送枠の奥行寸法ならびに長さを、商
品収納室の奥行寸法や長さより小さく形成できるように
構成し、この商品搬出枠を最小限のスペースに自由に組
み付けることが可能としたので、自動販売機のモデルの
増加に対応して、自動販売機の種類を決定するストッカ
の種類が増大しても、それに組付けられる商品搬出枠は
一種または少種類でよく、自動販売機の製造及び品質管
理は勿論、自動販売機の設置後のサービスやメンテナン
スも簡単にでき、設置管理も極めて便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例にかかる自動販売機のユニッ
ト形商品払出装置のストッカ概略斜視図である。

【図２】同ユニット形商品払出装置のストッカの正面図
である。

【図３】同ユニット形商品払出装置のストッカの側面図
である。

【図４】同ユニット形商品払出装置のストッカの分解斜
視図である。

【図５】同ユニット形商品払出装置のストッカに商品収
納室とは別途に製造した商品搬出枠を組付けた側面断面
図である。

【図６】同ユニット形商品払出装置のストッカに商品収
納室とは別途に製造した商品搬出枠を組付けた正面断面
図である。

【図７】同ユニット形商品払出装置のストッカに商品収
納室とは別途に製造した商品搬出枠を組付けた平面断面
図である。

【図８】同ユニット形商品払出装置の商品搬出枠の取り
外し手順を示すストッカの正面図である。

【図９】同ユニット形商品払出装置の商品搬出枠の取り
外し手順を示すストッカの正面図である。

【図１０】本発明の他の実施例にかかる自動販売機のス
トッカに組付けられた商品搬出部分の側面断面図であ
る。

【図１１】本発明の他の実施例にかかる自動販売機にお
けるユニット形商品払出装置のストッカに商品収納室と
は別途に製造した商品搬出枠を組付けた平面断面図であ
る。

【図１２】本発明の前提要件を備えた一般的な自動販売
機の平面断面図である。

【図１３】従来の自動販売機の側面断面図である。

【図１４】同自動販売機の払出機構の正面断面図であ
る。

【図１５】同自動販売機の払出機構の側面断面図であ
る。

【図１６】同自動販売機の払出機構の平面断面図であ
る。

【図１７】同自動販売機の販売待機状態における払出機
構の正面断面図である。

【図１８】同自動販売機の販売待機状態における払出機
構の部分の平面断面図である。

【図１９】同自動販売機の販売状態における払出機構の
部分の平面断面図である。

【符号の説明】

１３ 駆動軸 １４ 搬出規制板作動カム １６ 搬出規制板 １７Ａ，１７Ｂ 搬送規制具取付枠 ２２ 搬送規制具 ２３ 搬送規制具作動カム ３１ 商品収納室 ３２ ストッカ枠 ３２ａ 長孔 ３２ｂ 大孔部 ３３ 仕切部 ３４ 商品案内枠 ３５ 商品搬出枠 ３８ スペーサ ４２ 駆動モータ

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 商品を二列状に並べて多数収納し、該商
   品列を一方向に搬送する長い商品収納室が左右二列ずつ
   の組みにして多数配置され、前記左右二列の商品収納室
   の搬送終端にそれぞれ出没して販売待機中は商品の搬出
   を阻止する搬出規制板を備え、その搬出規制板が作動し
   て商品収納室の搬送終端の商品を搬出する時はその商品
   収納室の上手に出没して次に搬出される商品の搬送を阻
   止する搬送規制具を備え、該商品収納室の搬送終端から
   指定した商品を一個ずつ適宜に搬送する自動販売機の商
   品払出装置であって、前記搬出規制板及び搬送規制具を
   組付け、左右平行な商品案内面を備えた扁平な商品搬出
   枠が、商品収納室を構成する室枠板から分離独立して組
   立てられ、且つ該商品搬出枠を商品収納室の奥壁から離
   間した商品収納室の搬送終端に配置して商品収納室へ着
   脱自在に装着し、該商品搬出枠の左右両商品案内面の上
   手側に、それぞれ該商品案内面と同一面になる案内面を
   備えた商品案内枠を商品搬出枠とは別材で構成して配置
   したことを特徴とした自動販売機のユニット形商品払出
   装置。
2. 【請求項２】 商品搬出枠を商品収納室の奥壁へスペー
   サを介して着脱自在に装着した請求項1記載の自動販売
   機のユニット形商品払出装置。