JPH1063944A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH1063944A
JPH1063944A JP22411496A JP22411496A JPH1063944A JP H1063944 A JPH1063944 A JP H1063944A JP 22411496 A JP22411496 A JP 22411496A JP 22411496 A JP22411496 A JP 22411496A JP H1063944 A JPH1063944 A JP H1063944A
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Yoshitake Yokota
義剛 横田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機の収納庫内に設けた前列の商品収
納コラムを円滑に移動させることができ、且つ、待機位
置から移動した位置に保持することができる構造を安価
に提供する。 【解決手段】 前列の商品収納コラム11の上端左右両
側に設けられ、支持レール16上を左右方向に転動する
複数のローラ26、27、28と、支持レール16に形
成された切欠部19とを備え、商品収納コラム11が所
定の待機位置から移動する側と反対側のローラ28は、
当該商品収納コラム11が移動した位置にて切欠部19
に少許落ち込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納庫内に商品収
納コラムを前後複数列設けて成る自動販売機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種自動販売機においては、
商品収納量の拡大及び多品種販売の実現を目的として、
例えば特公平6−82429号公報(G07F11/1
8)に示される如く、その収納庫内に商品収納コラムを
左右及び前後複数列設ける構成が採られている。
【0003】この場合、後列の商品収納コラムは通常収
納庫内の左右略全幅に渡って取り付けられるが、前列の
商品収納コラムは後列の商品収納コラムへの商品充填を
可能とするため、例えば左右二組に分割され、一方は回
動して手前側に引き出し自在と成すと共に、他方は左右
方向に移動自在に吊下し、後列の商品収納コラムへの商
品補充時には、これら前列の商品収納コラムを所定の待
機位置から移動させ、後列の商品収納コラム前方を開放
する構成とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
商品収納コラムには電源用・制御用の複数のリード線
(以下、ハーネスと称す。)が接続されており、また、
自動販売機自体も正確に水平設置されるとは限らないた
め、前列の商品収納コラム(前記他方の商品収納コラ
ム)を移動させても、微小な傾斜やハーネスの張力によ
り元の待機位置に引き戻され、後列の商品収納コラムへ
の商品充填を阻害する問題が生じていた。
【0005】また、これを解消するために、前列の商品
収納コラムを移動した位置に保持するロック機構やマグ
ネットキャッチャーを取り付けると、今度は部品点数の
増大やコストの高騰を引き起こす問題が生じる。本発明
は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたも
のであり、自動販売機の収納庫内に設けた前列の商品収
納コラムを円滑に移動させることができ、且つ、待機位
置から移動した位置に保持することができる構造を安価
に提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の自動販
売機は、商品収納コラムを収納庫内に前後複数列設ける
と共に、収納庫の上部に左右に渡って取り付けられた支
持レールに、前列の商品収納コラムを左右方向移動自在
に吊下して成るものであって、前列の商品収納コラムの
上端左右両側に設けられ、支持レール上を左右方向に転
動する複数のローラと、支持レールに形成された落込部
とを備え、前列の商品収納コラムが所定の待機位置から
移動する側と反対側のローラは、当該商品収納コラムが
移動した位置にて落込部に少許落ち込むように構成した
ものである。
【0007】請求項1の発明によれば、前列の商品収納
コラムの上端左右両側に、支持レール上を左右方向に転
動する複数のローラを設けると共に、支持レールには落
込部を形成し、前列の商品収納コラムが所定の待機位置
から移動する側とは反対側のローラは、当該商品収納コ
ラムが移動した位置にて落込部に少許落ち込むように構
成したので、前列の商品収納コラムを待機位置から移動
させた際には、落込部とローラとの係合によって当該移
動した位置に保持されるようになる。
【0008】これによって、後列の商品収納コラムへの
商品充填に支障を来すこと無く、充填作業を円滑に行え
るようになると共に、移動した位置から待機位置に戻す
際には、商品収納コラムに加えた力が落ち込んでいるロ
ーラを引き出す方向に作用することになるので、商品収
納コラムの移動を円滑に行うことができるようになる。
【0009】また、支持レールに落込部を形成すること
により実現できるので、生産コストの増大も最小限に抑
えられるものである。請求項2の発明の自動販売機は、
上記において前列の商品収納コラムが所定の待機位置か
ら移動する側には、左右に近接して少なくとも二個のロ
ーラを設けたものである。
【0010】請求項2の発明によれば、上記に加えて前
列の商品収納コラムが待機位置から移動する側には、左
右に近接して少なくとも二個のローラを設けたので、待
機位置から移動する間に当該移動する側のローラが落込
部に落ち込むことが無くなる。これにより、商品収納コ
ラムの移動を総じて円滑に行うことができるようになる
ものである。
【0011】請求項3の発明の自動販売機は、請求項1
において前列の商品収納コラムが所定の待機位置から移
動する側のローラは大径と成すと共に、反対側のローラ
は小径としたものである。請求項3の発明によれば、請
求項1に加えて前列の商品収納コラムが所定の待機位置
から移動する側のローラは大径と成し、反対側のローラ
は小径としたので、待機位置から移動する間に当該移動
する側の大径のローラが落込部に引っかかる不都合を防
止できるようになる。これにより、商品収納コラムの移
動を総じて円滑に行うことができるようになるものであ
る。
【0012】請求項4の発明の自動販売機は、請求項1
において落込部を支持レールよりも狭幅と成すと共に、
前列の商品収納コラムが所定の待機位置から移動する側
のローラを落込部よりも幅広としたものである。請求項
4の発明によれば、請求項1に加えて落込部を支持レー
ルよりも狭幅と成すと共に、前列の商品収納コラムが所
定の待機位置から移動する側のローラを落込部よりも幅
広としたので、待機位置から移動する間に当該移動する
側の幅広のローラが落込部に落ち込むことが無くなる。
これにより、商品収納コラムの移動を総じて円滑に行う
ことができるようになるものである。
【0013】請求項5の発明の自動販売機は、請求項1
において支持レールを前後のレール部より構成し、左右
両側のローラは各レール部上をそれぞれ転動させると共
に、前列の商品収納コラムが所定の待機位置から移動す
る側とは反対側に位置するローラが転動するレール部
に、落込部を形成したものである。請求項5の発明によ
れば、請求項1に加えて支持レールを前後のレール部よ
り構成し、左右両側のローラは各レール部上をそれぞれ
転動させると共に、前列の商品収納コラムが所定の待機
位置から移動する側とは反対側に位置するローラが転動
するレール部に、落込部を形成したので、待機位置から
移動する間に当該移動する側のローラが転動するレール
部には落込部が無く、必然的に当該ローラが落込部に落
ち込むことも無くなる。これにより、商品収納コラムの
移動を総じて円滑に行うことができるようになるもので
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の自動販売機1の斜視
図、図2は自動販売機1の扉2を開放した状態の透視斜
視図、図3は扉2を除く自動販売機1の正面図である。
各図において、実施例の自動販売機1はタバコ販売用自
販機であり、前面に開口した本体3と、この本体3の前
面一側に回動自在(図2中細線矢印)に枢支された扉2
とから構成されている。そして、本体3内には商品を収
納する収納庫4が形成され、扉2は収納庫4を開閉自在
に閉塞するものである。
【0015】この扉2の前面上部には、販売する複数種
のタバコ見本を陳列する商品見本陳列部6が構成されて
おり、各見本にそれぞれ対応してその下側には商品選択
ボタン7・・が取り付けられている。また、商品見本陳
列部6の下方には金銭投入口8が設けられると共に、更
に下方には商品取出口9が形成されている。一方、収納
庫4内には前後に商品収納コラム11及び12が設けら
れている。この場合、後列の商品収納コラム12は収納
庫4内の左右略全幅に渡って設けられており、内部は複
数の仕切板13・・によって左右に区画され、前面に開
放した各区画内には種類毎に商品(タバコ)が積層充填
される。
【0016】他方、前列の商品収納コラム11は収納庫
4の半分以下の幅で構成されており、内部は同様に仕切
板14・・によって左右に区画され、前面に開放した各
区画内には種類毎に商品(タバコ)が積層充填される。
また、各商品収納コラム11、12の下端には各区画に
対応して図示しない商品搬出装置が取り付けられてお
り、顧客による商品選択によって当該区画内の商品を商
品取出口9に排出する。また、各商品収納コラム11、
12には前記商品搬出装置の制御及び給電を行うための
ハーネスが本体3との間に接続されている。
【0017】また、収納庫4の前上部には支持レール1
6が左右に渡って架設されており、前列の商品収納コラ
ム11はこの支持レール16に左右方向(図2中太線矢
印)移動自在に吊下される。この場合、支持レール16
は図4に示す如く前後のレール部17、18とから構成
されており、前側のレール部17は後方に階段状に降下
する形状の長尺鋼板から成り、後端の最下位となる部分
をレール面17Aとしている。また、後側のレール部1
8は後方に階段状に立ち上がる形状の長尺鋼板から成
り、前端の最下位となる部分をレール面18Aとし、こ
のレール面18Aはレール面17Aに対向してそれらの
間に少許間隔Gを形成している。そして、この後側のレ
ール面18Aの左右方向の中央から少許左寄りの位置に
は、約5mm程の寸法の落込部としての切欠部19が切
欠形成されている。
【0018】他方、前列の商品収納コラム11の上面に
は吊下部材21が取り付けられている。この吊下部材2
1は鋼板を折曲して構成され、商品収納コラム11の上
端左右に渡っており、その左右両側には上方に起立する
腕部22、23、24が折曲形成されている。この場
合、腕部22は商品収納コラム11の左端に位置し、腕
部23は当該腕部22の右側近傍に位置すると共に、腕
部24は商品収納コラム11の右端に位置している。そ
して、各腕部22、23、24は前記支持レール16の
レール面17A、18A間の間隔Gから上方に突出する
と共に、各腕部22、23、24の後面には樹脂製のロ
ーラ26、27、28がそれぞれ回転自在に取り付けら
れる。
【0019】各ローラ26、27、28は何れも同一の
直径(20mm〜25mm)を有しており、ローラ26
は商品収納コラム11の上端左側に、ローラ28は商品
収納コラム11の上端右側にそれぞれ位置すると共に、
ローラ27はローラ26の右側に近接して設けられる。
また、係る構成により各ローラ26、27、28は後側
のレール面18A上を転動自在とされ、これによって、
前列の商品収納コラム11は支持レール16に左右方向
に移動自在に吊下される。また、係る商品収納コラム1
1の右側面には移動用のハンドル31が取り付けられて
いる。
【0020】尚、前列の商品収納コラム11は図2に示
す如く収納庫4内の向かって右側に位置する状態を待機
位置(定常状態)としており、この待機位置は本体3に
係脱自在に取り付けられる図示しないストッパにて保持
される。更に、この待機状態において商品収納コラム1
1の左方にはもう一つの商品収納コラム(図示せず)が
取り付けられるが、この商品収納コラムは扉2と同様に
回動して前方に引き出し自在とされているものとする。
【0021】以上の構成で、各商品収納コラム11、1
2に商品を充填する際には、先ず、扉4を開放する(図
2)。そして、前列の商品収納コラム11への商品充填
はそのまま各区画の前方から行う。次に、後列の商品収
納コラム12に商品を充填する際には、先ず、前述の向
かって左側前列の商品収納コラムを回動させて収納庫4
外に引き出す。その状態で当該商品収納コラム後方の商
品収納コラム12の区画には商品充填が行える。
【0022】そして、商品収納コラム11後方の商品収
納コラム12の区画に商品を充填する場合には、ハンド
ル31などを持って商品収納コラム11を左方に移動さ
せる。この移動の際、先ずローラ26がレール面18A
の切欠部19に差しかかるが、ローラ26には近接して
ローラ27が位置して切欠部19手前のレール面18A
に接しているので、ローラ26が切欠部19に落ち込む
ことは無い。従って、商品収納コラム11の左方への移
動は円滑に行える。
【0023】次に、ローラ27が切欠部19に差しかか
るが、同様にローラ27には近接してローラ26が位置
して切欠部19より先のレール面18Aに接しているの
で、ローラ27が切欠部19に落ち込むことは無い。そ
して、商品収納コラム11が収納庫4の最も左側まで来
ると、今度はローラ28が切欠部19に至り、その寸法
上少許切欠部19内に落ち込む。係るローラ28と切欠
部19との係合によって、商品収納コラム11は収納庫
4内左側の移動位置に保持されることになる(図5)。
【0024】これによって、後列の商品収納コラム12
(向かって右側の区画)には商品の充填を行えるように
なる。特に、商品収納コラム11は移動位置に保持され
ているので、自動販売機1の傾斜やハーネスの張力によ
って引き戻されることが無くなり、商品収納コラム12
への商品充填作業は支障無く、円滑に行えるようにな
る。特に、レール面18Aに切欠部19を形成すること
により商品収納コラム11の保持を実現できるので、生
産コストの増大も最小限に抑えられる。
【0025】次に、前列の商品収納コラム11を待機位
置に戻す際には、ハンドル31を持って右方に引っ張る
ものであるが(図5中右向き矢印)、このときに商品収
納コラム11に加わる力は、ローラ26を中心として商
品収納コラム11を反時計回りに回動させる向き、即
ち、切欠部19に落ち込んでいるローラ28を切欠部1
9から引き出す方向(図5中円弧状矢印)のモーメント
となる。従って、ローラ28は容易に切欠部19から離
脱できるようになり、それによって、商品収納コラム1
1の移動を円滑に行えるようになる。
【0026】ここで、切欠部19を図9の如く支持レー
ル16の左端に形成し、前列の商品収納コラム11を移
動した際、向かって左側のローラ26を切欠部19に落
ち込ませるようにしても商品収納コラム11の移動位置
における保持は可能となるが、係る構成の場合、当該移
動位置から待機位置に戻すために図10の如くハンドル
31を持って右方に引っ張ると、その際に商品収納コラ
ム11に加わる力は、ローラ26を切欠部19に押し付
ける方向のモーメントとなってしまうため(図10中矢
印)、商品収納コラム11を引き戻す作業が極めて面倒
なものとなる。
【0027】しかしながら、本発明では待機位置から移
動する方向(左方)とは反対側(右側)のローラ28を
切欠部19に落ち込ませているので、ハンドル31の操
作により前述の如くローラ28は円滑に切欠部19より
離脱できるようになり、係る不都合は生じないものであ
る。次に、図6は本発明の他の実施例を示している。こ
の場合、吊下部材21には左右端の腕部22、24のみ
が形成されており、各腕部22及び24の後面にはやは
り樹脂製のローラ26、28がそれぞれ回転自在に取り
付けられるが、左側(商品収納コラム11が待機位置か
ら移動する側)のローラ26の直径は大径(例えば40
mm〜50mm)とされ、反対側のローラ28は前述と
同様の小径(20mm〜25mm)とされている。
【0028】係る構成で前列の商品収納コラム11を待
機位置から右方に移動させて行くと、最初にローラ26
が切欠部19に至るが、ローラ26は大径とされている
ので、ローラ26が切欠部19内に落ち込むことは無
い。従って、ローラ26が切欠部19に引っかかる不都
合を防止でき、商品収納コラム11の移動を総じて円滑
に行うことができるようになる。尚、他の構成は前述と
同様であるので説明を省略する。
【0029】次に、図7はもう一つの本発明の他の実施
例を示している。この場合も吊下部材21には左右端の
腕部22、24のみが形成されており、各腕部22及び
24の後面にはやはり樹脂製のローラ26、28がそれ
ぞれ回転自在に取り付けられるが、左側(商品収納コラ
ム11が待機位置から移動する側)のローラ26の幅
(厚み)は広く形成されている。
【0030】一方、切欠部19はレール面18Aの幅よ
りも狭く形成されており、係る構成で前列の商品収納コ
ラム11を待機位置から右方に移動させて行くと、最初
にローラ26が切欠部19に至るが、ローラ26は幅広
とされ、且つ、切欠部19も狭幅とされているので、ロ
ーラ26の後端は依然レール面18Aに当接し、切欠部
19内に落ち込むことは無い。これにより、商品収納コ
ラム11の移動を総じて円滑に行うことができるように
なる。尚、他の構成は前述と同様であるので説明を省略
する。
【0031】次に、図8は更にもう一つの本発明の他の
実施例を示している。この場合も吊下部材21には左右
端の腕部22、24のみが形成されているが、樹脂製の
ローラ26は腕部22の前面に回転自在に取り付けら
れ、ローラ28は前述同様に腕部24の後面に回転自在
に取り付けられる。これにより、左側(商品収納コラム
11が待機位置から移動する側)のローラ26は前側の
レール部17のレール面17A上を転動し、反対側のロ
ーラ28は前述同様に後側のレール部18のレール面1
8A上を転動することになる。
【0032】係る構成によれば、前列の商品収納コラム
11を待機位置から右方に移動させてもローラ26が転
動する前側のレール部17のレール面17Aには切欠部
19が無く、必然的に当該ローラ26が切欠部19に落
ち込むことも無くなる。これにより、商品収納コラム1
1の移動を総じて円滑に行うことができるようになる。
【0033】尚、他の構成は前述と同様であるので説明
を省略する。また、上記各実施例及び図面では落込部と
しての切欠部19をレール面の端面から内方に向けて切
欠形成したもので説明したが、レール面に例えば矩形状
の孔を切り欠いて切欠部19を形成しても良い。更に、
落込部としては上記の如き切欠部19の他、当該切欠部
19の周縁部と同等の寸法で上面に開放した凹所などで
あっても差し支えない。
【0034】更にまた、上記各実施例ではタバコ販売用
の自動販売機について説明したが、それに限らず、菓子
類など各種の商品を販売する自動販売機に本発明が有効
であることは云うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、前列の商品収納コラムの上端左右両側に、支持レー
ル上を左右方向に転動する複数のローラを設けると共
に、支持レールには落込部を形成し、前列の商品収納コ
ラムが所定の待機位置から移動する側とは反対側のロー
ラは、当該商品収納コラムが移動した位置にて落込部に
少許落ち込むように構成したので、前列の商品収納コラ
ムを待機位置から移動させた際には、落込部とローラと
の係合によって当該移動した位置に保持されるようにな
る。
【0036】これによって、後列の商品収納コラムへの
商品充填に支障を来すこと無く、充填作業を円滑に行え
るようになると共に、移動した位置から待機位置に戻す
際には、商品収納コラムに加えた力が落ち込んでいるロ
ーラを引き出す方向に作用することになるので、商品収
納コラムの移動を円滑に行うことができるようになる。
【0037】また、支持レールに落込部を形成すること
により実現できるので、生産コストの増大も最小限に抑
えられるものである。請求項2の発明によれば、上記に
加えて前列の商品収納コラムが待機位置から移動する側
には、左右に近接して少なくとも二個のローラを設けた
ので、待機位置から移動する間に当該移動する側のロー
ラが落込部に落ち込むことが無くなる。これにより、商
品収納コラムの移動を総じて円滑に行うことができるよ
うになるものである。
【0038】請求項3の発明によれば、請求項1に加え
て前列の商品収納コラムが所定の待機位置から移動する
側のローラは大径と成し、反対側のローラは小径とした
ので、待機位置から移動する間に当該移動する側の大径
のローラが落込部に引っかかる不都合を防止できるよう
になる。これにより、商品収納コラムの移動を総じて円
滑に行うことができるようになるものである。
【0039】請求項4の発明によれば、請求項1に加え
て落込部を支持レールよりも狭幅と成すと共に、前列の
商品収納コラムが所定の待機位置から移動する側のロー
ラを落込部よりも幅広としたので、待機位置から移動す
る間に当該移動する側の幅広のローラが落込部に落ち込
むことが無くなる。これにより、商品収納コラムの移動
を総じて円滑に行うことができるようになるものであ
る。
【0040】請求項5の発明によれば、請求項1に加え
て支持レールを前後のレール部より構成し、左右両側の
ローラは各レール部上をそれぞれ転動させると共に、前
列の商品収納コラムが所定の待機位置から移動する側と
は反対側に位置するローラが転動するレール部に、落込
部を形成したので、待機位置から移動する間に当該移動
する側のローラが転動するレール部には落込部が無く、
必然的に当該ローラが落込部に落ち込むことも無くな
る。これにより、商品収納コラムの移動を総じて円滑に
行うことができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の自動販売機の斜視図である。
【図2】扉を開いた状態の本発明の実施例の自動販売機
の透視斜視図である。
【図3】扉を除く本発明の実施例の自動販売機の正面図
である。
【図4】本発明の実施例の自動販売機の前列の商品収納
コラムと支持レールの斜視図である。
【図5】前列の商品収納コラムを移動した状態の扉を除
く本発明の実施例の自動販売機の正面図である。
【図6】本発明の他の実施例の自動販売機の前列の商品
収納コラムと支持レールの斜視図である。
【図7】本発明のもう一つの他の実施例の自動販売機の
前列の商品収納コラムと支持レールの斜視図である。
【図8】本発明の更にもう一つの他の実施例の自動販売
機の前列の商品収納コラムと支持レールの斜視図であ
る。
【図9】問題点を有した自動販売機の扉を除く正面図で
ある。
【図10】図9の自動販売機の前列の商品収納コラムを
移動した状態の図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 4 収納庫 11、12 商品収納コラム 16 支持レール 17、18 レール部 17A、18A レール面 19 切欠部(落込部) 21 吊下部材 22、23、24 腕部 26、27、28 ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収納コラムを収納庫内に前後複数列
    設けると共に、前記収納庫の上部に左右に渡って取り付
    けられた支持レールに、前列の前記商品収納コラムを左
    右方向移動自在に吊下して成る自動販売機において、 前記前列の商品収納コラムの上端左右両側に設けられ、
    前記支持レール上を左右方向に転動する複数のローラ
    と、前記支持レールに形成された落込部とを備え、前記
    前列の商品収納コラムが所定の待機位置から移動する側
    と反対側のローラは、当該商品収納コラムが移動した位
    置にて前記落込部に少許落ち込むことを特徴とする自動
    販売機。
  2. 【請求項2】 前列の商品収納コラムが所定の待機位置
    から移動する側には左右に近接して少なくとも二個のロ
    ーラを設けたことを特徴とする請求項1の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前列の商品収納コラムが所定の待機位置
    から移動する側のローラは大径と成すと共に、反対側の
    ローラは小径としたことを特徴とする請求項1の自動販
    売機。
  4. 【請求項4】 落込部を支持レールよりも狭幅と成すと
    共に、前列の商品収納コラムが所定の待機位置から移動
    する側のローラを前記落込部よりも幅広としたことを特
    徴とする請求項1の自動販売機。
  5. 【請求項5】 支持レールを前後のレール部より構成
    し、左右両側のローラは前記各レール部上をそれぞれ転
    動させると共に、前列の商品収納コラムが所定の待機位
    置から移動する側とは反対側に位置するローラが転動す
    るレール部に、落込部を形成したことを特徴とする請求
    項1の自動販売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20140183214A1 (en) * 2012-12-29 2014-07-03 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Vending machine with movable tray
CN109785515A (zh) * 2019-03-12 2019-05-21 武汉市鸿盛华航旅服务股份有限公司 旅行包移动式自动售货机

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