JP2707185B2 - 窒化チタンスパッタリングタ−ゲット - Google Patents

窒化チタンスパッタリングタ−ゲット

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JP2707185B2
JP2707185B2 JP4129671A JP12967192A JP2707185B2 JP 2707185 B2 JP2707185 B2 JP 2707185B2 JP 4129671 A JP4129671 A JP 4129671A JP 12967192 A JP12967192 A JP 12967192A JP 2707185 B2 JP2707185 B2 JP 2707185B2
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
    • C23C14/34Sputtering
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    • C23C14/3414Metallurgical or chemical aspects of target preparation, e.g. casting, powder metallurgy

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、実用スパッタリング
タ−ゲットとして十分に満足できる特性を有し、ICデ
バイスや半導体バリア−等としての窒化チタン皮膜形成
に好適な窒化チタンスパッタリングタ−ゲットに関する
ものである。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、IC用窒化チタン薄膜や
半導体バリア−用窒化チタン薄膜は、Tiタ−ゲットを窒
素ガス雰囲気下でスパッタする反応性スパッタリング技
術によって形成されるのが一般的であったが、この方法
では窒素分圧によって形成される膜の性質やスパッタ速
度が大きく変動し、そのため信頼性の高い薄膜を再現性
良く生産することが非常に困難であった。
【0003】そのため、窒化チタンタ−ゲットを用いた
スパッタリングによって窒化チタン膜を形成しようとの
検討が進められてきたが、入手できる窒化チタンスパッ
タリングタ−ゲットの性能が十分でないため形成される
膜質に難があり、より特性の優れた窒化チタンスパッタ
リングタ−ゲットの開発が強く望まれていた。
【0004】つまり、これまでの窒化チタンスパッタリ
ングタ−ゲットは、まず窒化チタン粉末(平均粒径が1
〜2μm程度)を準備し、この窒化チタン粉末をホット
プレス等により固化する手段によって製造されている。
窒化チタン粉末の製造は比較的短時間で行えるので、こ
の方法による窒化チタンスパッタリングタ−ゲットは短
い時間で製造できるという利点はあったが、本来、窒化
チタン粉は焼結性が悪いのでホットプレス後の窒化チタ
ン粒子間の結合が不十分となり、スパッタ時にパ−ティ
クルの発生が多くてVLSI(超大規模集積回路)製造
プロセスでの使用に耐え得ないという問題が指摘され
た。その上、窒化と粉砕を繰り返して製造される窒化チ
タン粉は不純物(Fe,O2等)による汚染が高く、この
点もタ−ゲット性能の劣化につながっていた。
【0005】もっとも、窒化チタン粒子間の強固な結合
を確保しようとの観点からすれば、ホットプレスに際し
て a) 微細粉末(例えばサブミクロン粉)を用いる, b) ホットプレス温度を上げる(例えば1800〜20
00℃), c) ホットプレス圧力を上げる(例えば300〜500k
g/cm2) 等の条件を採用することも考えられるが、実際には前記
a)の条件によっても粒子間結合力は不十分であり、また
前記b)の条件では窒化チタンの分解を引き起す懸念があ
り、更に前記c)の条件はダイス強度の点から望ましいと
は言えなかった。
【0006】このようなことから、本発明が目的とした
のは、上述した従来材の問題点を払拭し、不純物汚染が
少なく、かつスパッタ時におけるパ−ティクルの発生が
少なくて高品質窒化チタン膜を安定して生成できる窒化
チタンスパッタリングタ−ゲットを提供することであっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は上
記目的を達成すべく様々な観点に立って鋭意研究を行っ
た結果、次のような知見を得ることができた。 (a) 従来の窒化チタンスパッタリングタ−ゲットをVL
SIの製造等に適用できなかった大きな理由は、窒化チ
タンが高融点材料で難焼結性の故にホットプレスによっ
ても窒化チタン粒子同士の強固な結合を得るのが困難で
あり、そのためスパッタ時のパ−ティクル発生が特に多
かったことにあるが、この点は、窒化チタンスパッタリ
ングタ−ゲットの原料として比較的焼結しやすいTi粉を
用い、そのTi粒とTi粒との強固な結合をまず造り出し、
次にこれを窒化することで結合しているTi粒を窒化チタ
ン粒に変えてやることによって解決できる。即ち、これ
によって“互いに強固に結合していたTi粒同士”が“互
いに強固に結合した窒化チタン粒同士”に変化し、窒化
チタン粒と窒化チタン粒とが強固に結合した窒化チタン
スパッタリングタ−ゲットが得られるためである。
【0008】(b) ただ、単にTi焼結体に窒化処理を施す
だけでは所望する特性の窒化チタンスパッタリングタ−
ゲットは得られない。これは、窒化処理の際、窒化が始
まって窒化チタンがTi表面に一旦生成すると、この窒化
チタン中をNが拡散するのに極めて長時間かかるので
(即ちNのTiN中の拡散速度が遅いので)窒化は表面だ
けに止まり、内部まで十分に窒化したタ−ゲットが実現
されないためである。
【0008】(c) しかるに、原料Ti粉の調整や焼結条件
の選定等によってTi焼結体の密度をコントロ−ルし、該
Ti焼結体に所定の大きさの貫通ポア(Ti表面とつながっ
ているポア)を所定の割合で残存させることによりNの
拡散距離短縮を図った上で焼結体全体の窒化処理を行え
ば、内部まで窒化された健全な窒化チタン体を安定して
実現することができ、これによって得られる特定大きさ
のポアが存在した窒化チタンスパッタリングタ−ゲット
は不純物汚染が少ない上、スパッタ時に発生するパ−テ
ィクル数も従来品と比較して格段に少なく、VLSI製
造プロセス等にも使用可能である。
【0009】本発明は、上記知見事項等に基づいて完成
されたものであり、「窒化チタンスパッタリングタ−ゲ
ットを、 Ti粒の焼結,窒化により生じた窒化チタン粒結
合体から成り、 しかも平均直径5〜20μmのポアが単
位面積当り100〜500個/mm2存在する構成とする
か、 或いは、 平均直径5〜20μmのポアが単位面積当
り100〜500個/mm2存在すると共に、 このポア平均
直径に対して前記窒化チタン粒の平均粒径が1〜100
の比率となった構成とすることにより、 高品質窒化チタ
ン膜の安定生成を可能ならしめた点」に大きな特徴を有
している。
【0010】ここで、Ti粒を焼結して得られる“Ti焼結
体”の窒化処理を行うと、焼結によって互いに強固に結
合した各Ti粒が窒化されてあたかも窒化チタン粒が互い
に強固に結合した組織状態を呈するが、前記「Ti粒の焼
結,窒化により生じた窒化チタン粒結合体」とは、この
状態の窒化チタン材料を意味することはこれまでの説明
から十分に理解されよう。従って、前記「窒化チタン
粒」とは、焼結されたTi粒が窒化されて窒化チタンに変
わったものを意味することは言うまでもなく、その粒径
は前記Ti粒の粒径と実質上同じと考えて差支えない。
【0011】なお、本発明において、窒化チタンスパッ
タリングタ−ゲットにおけるポアの“平均直径”及び
“単位面積当りの存在数”、更には“ポアの平均直径に
対する前記窒化チタン粒平均粒径の比率”を前記の如く
に数値限定したのは次の理由による。
【0012】イ) ポアの平均直径 Ti粒の焼結,窒化により得られる窒化チタンスパッタリ
ングタ−ゲットにおいて、その内部に存在するポアの平
均直径が5μmよりも小さいと均質で品位の高い窒化チ
タン膜の形成が安定して行われず(これは内部までの均
一窒化がなされないためと考えられる)、一方、ポアの
平均直径が20μmを超えると、スパッタリングタ−ゲ
ットとしての所望強度が確保できない上、成膜時におけ
るタ−ゲットの消費も速いため、均質で品位の高い窒化
チタン膜を作業性良く形成させることができなくなる。
従って、窒化チタンスパッタリングタ−ゲット内に存在
するポアの平均直径を5〜20μmに限定した。
【0013】窒化チタンスパッタリングタ−ゲット内に
存在するポアの平均直径の制御は、原料たるTi粉の粒
度,焼結温度,焼結時の加圧力等の調整によって行える
ことは言うまでもない。
【0014】ロ) 単位面積当りのポア数 Ti粒の焼結,窒化により得られる窒化チタンスパッタリ
ングタ−ゲット中に存在するポア(平均直径5〜20μ
m)の数が100個/mm2未満であると、均質で品位の高
い窒化チタン膜の形成が安定して行われず(この理由も
内部までの均一窒化がなされないためと考えられる)、
一方、ポアの数が500個/mm2を超えると、タ−ゲット
密度が低くなる上、成膜時におけるタ−ゲットの消費が
速くなって均質で品位の高い窒化チタン膜を作業性良く
形成させることができなくなる。従って、窒化チタンス
パッタリングタ−ゲット内に存在するポアの数を100
〜500個/mm2に調整することと定めた。ポアの数も、
原料たるTi粉の粒度,焼結温度,焼結時の加圧力等を調
整することによって制御が可能である。
【0015】ハ) ポアの平均直径に対する窒化チタン粒
平均粒径の比率 Ti粒の焼結,窒化により得られる窒化チタンスパッタリ
ングタ−ゲットにおいては、内部に存在するポアの大き
さ及び数量のほか、前記窒化チタン粒の粒径とポアの平
均直径との比もスパッタリングタ−ゲット品質に少なか
らぬ影響を及ぼす。
【0016】そして、ポア平均直径に対する前記窒化チ
タン粒平均粒径の比率、即ち「窒化チタン粒の平均粒径
/ポアの平均直径」の値が1未満であると、スパッタに
より形成される窒化チタン膜の品質が劣化する恐れがあ
る。これは、前記比率が小さいと微小なポアを均一に一
定量存在させることができなくなり、窒化時にタ−ゲッ
ト内部までの均一窒化が十分なされ難いことによるもの
と考えられる。一方、前記比率が100を超える場合に
は、タ−ゲットの強度や均質性の点で不十分となり、そ
のため、やはり高品位窒化チタン膜の安定形成が難しく
なる懸念が出てくる。従って、ポアの平均直径に対する
前記窒化チタン粒平均粒径の比率は1〜100に調整す
るのが好ましい。なお、この比率の制御についても、原
料たるTi粉の粒度,焼結温度,焼結時の加圧力等を調整
することによって可能である。
【0017】ところで、本発明に係る窒化チタンスパッ
タリングタ−ゲットは、例えば次のような工程を経て製
造することができる。 (1) [Ti粉] →ホットプレス→ [Ti焼結体] →窒化→機
械加工・ボンディング→ [窒化チタンスパッタリングタ
−ゲット] 。 (2) [Ti粉] →コ−ルドプレス→真空焼結→ [Ti焼結体]
→窒化→機械加工・ボンディング→ [窒化チタンスパ
ッタリングタ−ゲット] 。 (3) [Ti粉] →HIP(Hot Isostatic Pressing)処理→
[Ti焼結体] →窒化→機械加工・ボンディング→ [窒化
チタンスパッタリングタ−ゲット] 。
【0018】ここで、原料Ti粉を処理して得られたTi焼
結体の窒化は窒素含有ガス(N2 ガス,NH3 ガス,N
2 +Arガス等)雰囲気中での加熱により行われるが、雰
囲気中のN2 分圧は〔大気圧〜9kg/cm2〕程度とするの
が適当である。この際、窒化温度が高いほど窒化速度が
速くなり、最高2500℃程度の窒化温度とすることも
可能であるが、純Tiの融点(1670℃)を超える温度
では部分的に窒化していない部位の溶融を招く恐れがあ
るため、通常は1670℃以下程度の加熱に止めるのが
良い。しかしながら、ある程度窒化が進めば融点が上昇
し、上述した2500℃までは溶融の心配がなくなるの
で、N2 リッチにする場合は1670℃を超えて250
0℃まで温度を上げることができる。
【0019】続いて、本発明を実施例によって更に具体
的に説明する。
【実施例】実施例1 まず、平均粒径60μmのTi粉を温度800℃,加圧力
200kg/cm2の条件で真空ホットプレスし、密度比82
%のTi焼結体を得た。次に、このTi焼結体を、3kg/cm2
加圧状態の窒素ガス中で最高1650℃まで加熱するこ
とにより窒化し、TiNタ−ゲット(N/Ti =0.99) を得
た。得られたTiNタ−ゲットには、単位面積当り250
個/mm2のポアが存在しており、その平均直径は15μm
であった。また、ポアの平均直径に対する窒化チタン粒
平均粒径の比率は4であった。
【0020】このタ−ゲットを用い、Ar100%雰囲気
(3mTorr)中にて出力2.5kWの条件でスパッタしたとこ
ろ、Siウエハ−上に600Å/minというデポレ−トでTi
N膜が得られた。また、このSiウエハ−上の膜を光学顕
微鏡で観察したところ、パ−ティクルは一切観察されな
かった。
【0021】実施例2 平均粒径60μmのTi粉を1000kg/cm2でコ−ルドプ
レスした後、1200℃で真空焼結し、密度比80%の
Ti焼結体を得た。このTi焼結体を実施例1と同じ条件で
窒化してTiNタ−ゲットを得た。得られたTiNタ−ゲッ
トには、単位面積当り160個/mm2のポアが存在してお
り、その平均直径は20μmであった。また、ポアの平
均直径に対する窒化チタン粒平均粒径の比率は3であっ
た。
【0022】このタ−ゲットを用い、「N2 /(N2
Ar)=90%」なる割合のArとN2の混合ガス雰囲気(3
mTorr)中にて出力2.5kWの条件でスパッタリングした
ところ、Siウエハ−上に300Å/minというデポレ−ト
でTiN膜が得られた。このSiウエハ−上の膜を光学顕微
鏡で観察したところ、パ−ティクルは観察されなかっ
た。
【0023】実施例3 平均粒径40μmのTi粉をHIPして密度比85%のTi
焼結体を得た。このTi焼結体を実施例1と同じ条件で窒
化してTiNタ−ゲットを得た。得られたTiNタ−ゲット
には、単位面積当り480個/mm2のポアが存在してお
り、その平均直径は10μmであった。また、ポアの平
均直径に対する窒化チタン粒平均粒径の比率は4であっ
た。
【0024】このタ−ゲットを用い、Ar100%雰囲気
(3mTorr)中にて出力1.5kWの条件でスパッタしたとこ
ろ、Siウエハ−上に400Å/minというデポレ−トでTi
N膜が得られた。このSiウエハ−上の膜を光学顕微鏡で
観察したところ、パ−ティクルは検出されなかった。
【0025】比較例 −200メッシュのTi粉を窒素雰囲気中で窒化してTiN
粉末とした後、これを乾式ボ−ルミルによって不活性雰
囲気で粉砕し、平均粒径1μmのTiN粉末(N/Ti =0.
99) を得た。このTiN粉末を用い、N2 雰囲気中にて温
度1800℃,加圧力200kg/cm2の条件でホットプレ
スした。その結果、密度比90%のTiNタ−ゲットを得
ることができた。なお、得られたTiNタ−ゲットには単
位面積当り2000個/mm2のポアが存在しており、その
平均直径は4μmであった。また、ポアの平均直径に対
する窒化チタン粒平均粒径の比率は0.75であった。
【0026】このTiNタ−ゲットを用い、Ar100%雰
囲気(3mTorr)中にて出力2.5kWの条件でスパッタした
ところ、Siウエハ−上に600Å/minなるデポレ−トで
TiN膜が得られた。このSiウエハ−上の膜を観察したと
ころ、目視で分かるようなパ−ティクルが検出された。
【0027】
【効果の総括】以上に説明した如く、この発明によれ
ば、スパッタリング時のパ−ティクル発生が極めて少な
く、高品位のTiN膜を安定して得ることのできる窒化チ
タンスパッタリングタ−ゲットを提供することができ、
VLSI製造プロセスに適用してTiN膜を形成させた場
合でも満足できる結果が得られるなど、産業上有用な効
果がもたらされる。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ti粒の焼結,窒化によって生じた窒化チ
    タン粒結合体から成り、平均直径5〜20μmのポアが
    単位面積当り100〜500個/mm2存在していることを
    特徴とする、窒化チタンスパッタリングタ−ゲット。
  2. 【請求項2】 Ti粒の焼結,窒化によって生じた窒化チ
    タン粒結合体から成り、平均直径5〜20μmのポアが
    単位面積当り100〜500個/mm2存在すると共に、こ
    のポア平均直径に対して前記窒化チタン粒の平均粒径が
    1〜100の比率となっていることを特徴とする、窒化
    チタンスパッタリングタ−ゲット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6291470A (ja) * 1985-10-16 1987-04-25 東ソー株式会社 窒化珪素スパツタリング・タ−ゲツト及びその製造法

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