JP2706267B2 - 多重伝送システム - Google Patents
多重伝送システムInfo
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- JP2706267B2 JP2706267B2 JP63197606A JP19760688A JP2706267B2 JP 2706267 B2 JP2706267 B2 JP 2706267B2 JP 63197606 A JP63197606 A JP 63197606A JP 19760688 A JP19760688 A JP 19760688A JP 2706267 B2 JP2706267 B2 JP 2706267B2
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- Japan
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- connector
- line
- inspection
- connection
- transmission system
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ループ状バスを使用した多重伝送システム
に関する。
に関する。
(従来の技術) 車輌用バス形多重伝送システムは、車輛内の各所に配
置された多重伝送機能を持つユニット(以下ノードとい
う)を共通の多重伝送路に接続し、各ノード間で通信を
行うしようにしたものである。この場合、伝送の信頼性
の向上を図るためにループ状にしたバスを使用した多重
伝送システムがある。
置された多重伝送機能を持つユニット(以下ノードとい
う)を共通の多重伝送路に接続し、各ノード間で通信を
行うしようにしたものである。この場合、伝送の信頼性
の向上を図るためにループ状にしたバスを使用した多重
伝送システムがある。
このような多重伝送システムにおいて、伝送路の断線
を検出する場合には、第5図に示すような伝送路20の両
端20a、20bに接続されたコネクタ21と、コネクタ22とを
外してループ即ち、伝送路20を開き、導通の有無を調べ
ることにより検査している。
を検出する場合には、第5図に示すような伝送路20の両
端20a、20bに接続されたコネクタ21と、コネクタ22とを
外してループ即ち、伝送路20を開き、導通の有無を調べ
ることにより検査している。
また、伝送路20の一端からデータを送信して各ノード
からの返答を確認して、断線箇所を限定する方法もあ
る。例えば、第6図に示すような多重伝送システムにお
いて、伝送路20のa点で当該伝送路20を開き、検査機を
接続して右回りにデータを送信した時に、ノードA、
B、Cから返答があり、左回りにデータを送信した時に
ノードD、Eから返答があったとすると、ノードCとD
との間で断線していることが分かる。この時、各ノード
A〜Eからの返答に、これらの各ノードの識別情報と共
に故障情報等を含めておいて、断線検出と同時に各ノー
ドA〜Eの故障診断を行う等の多様な検査を行うように
している。
からの返答を確認して、断線箇所を限定する方法もあ
る。例えば、第6図に示すような多重伝送システムにお
いて、伝送路20のa点で当該伝送路20を開き、検査機を
接続して右回りにデータを送信した時に、ノードA、
B、Cから返答があり、左回りにデータを送信した時に
ノードD、Eから返答があったとすると、ノードCとD
との間で断線していることが分かる。この時、各ノード
A〜Eからの返答に、これらの各ノードの識別情報と共
に故障情報等を含めておいて、断線検出と同時に各ノー
ドA〜Eの故障診断を行う等の多様な検査を行うように
している。
ループ状バスの伝送路の幹線に各ノードの支線を接続
する場合、信頼性の向上及び製造効率の向上を目的とし
て第7図に示すようなジョイントコネクタを使用する方
法がある。即ち、ループ状バスを形成する伝送路20の幹
線23、24及びノードの支線25にジョイントコネクタ30の
第1のコネクタ31の各雌端子33、34及び35を接続し、当
該コネクタ31に、雌端子33〜35を一体に接続してこれら
を短絡させる雄端子36を有する短絡用の第2のコネクタ
32を嵌合接続して、幹線23、24及び支線25の導通を得る
ようにしたものである。
する場合、信頼性の向上及び製造効率の向上を目的とし
て第7図に示すようなジョイントコネクタを使用する方
法がある。即ち、ループ状バスを形成する伝送路20の幹
線23、24及びノードの支線25にジョイントコネクタ30の
第1のコネクタ31の各雌端子33、34及び35を接続し、当
該コネクタ31に、雌端子33〜35を一体に接続してこれら
を短絡させる雄端子36を有する短絡用の第2のコネクタ
32を嵌合接続して、幹線23、24及び支線25の導通を得る
ようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、単に伝送路20の導通を調べるだけで
は、断線箇所の限定をすることも、また、各ノードA〜
Eからの故障情報等も得ることができず、前記検査機に
より伝送路20にデータを送信することが必要である。従
来、第5図に示すコネクタ21、22により接続された伝送
路20に前記検査機を接続する場合、第8図に示すように
伝送路20のコネクタ21、22にコネクタ27、28を介して検
査機40を接続するようにしている。このため伝送路20に
検査機40を接続する場合、2箇所でコネクタを接続させ
る必要があり、手間がかかり、検査時間の遅延の要因と
なっている。
は、断線箇所の限定をすることも、また、各ノードA〜
Eからの故障情報等も得ることができず、前記検査機に
より伝送路20にデータを送信することが必要である。従
来、第5図に示すコネクタ21、22により接続された伝送
路20に前記検査機を接続する場合、第8図に示すように
伝送路20のコネクタ21、22にコネクタ27、28を介して検
査機40を接続するようにしている。このため伝送路20に
検査機40を接続する場合、2箇所でコネクタを接続させ
る必要があり、手間がかかり、検査時間の遅延の要因と
なっている。
更に、伝送路20のa点(第6図)の接続コネクタとし
て多極コネクタが使用され、伝送路20以外に他の電力線
や信号線も入っている場合には当該a点のコネクタを外
すと他のシステムに影響を及ぼすという問題もある。
て多極コネクタが使用され、伝送路20以外に他の電力線
や信号線も入っている場合には当該a点のコネクタを外
すと他のシステムに影響を及ぼすという問題もある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ループ状
バスの断線検出及び当該断線箇所の限定等を他システム
に影響を与えることなく、且つ容易に行うことの出来る
多重伝送システムを提供することを目的とする。
バスの断線検出及び当該断線箇所の限定等を他システム
に影響を与えることなく、且つ容易に行うことの出来る
多重伝送システムを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明によれば、ループ状
バスを形成する伝送路の幹線からノードの支線を分岐す
る分岐部に、幹線同士を接続する接続端子とノードの接
続端子とを有する第1のコネクタと、当該第1のコネク
タに着脱可能に装着されて前記各接続端子を接続する接
続端子を有する第2のコネクタとから成るジョイントコ
ネクタを使用した多重伝送システムにおいて、当該多重
伝送システムの検査時には、前記第1のコネクタに、少
なくとも幹線同士の接続端子を切り離し、且つこれらの
接続端子と、支線の接続端子とを夫々検査機に接続する
接続端子を有する第3のコネクタを接続して検査を行う
ものである。
バスを形成する伝送路の幹線からノードの支線を分岐す
る分岐部に、幹線同士を接続する接続端子とノードの接
続端子とを有する第1のコネクタと、当該第1のコネク
タに着脱可能に装着されて前記各接続端子を接続する接
続端子を有する第2のコネクタとから成るジョイントコ
ネクタを使用した多重伝送システムにおいて、当該多重
伝送システムの検査時には、前記第1のコネクタに、少
なくとも幹線同士の接続端子を切り離し、且つこれらの
接続端子と、支線の接続端子とを夫々検査機に接続する
接続端子を有する第3のコネクタを接続して検査を行う
ものである。
更に、前記ループ状バスには複数のノードが接続さ
れ、各ノードは、前記検査機から当該ループ状バスに送
信された検査信号を受信すると、識別情報と故障情報被
とを含む信号を送信するようにしたものである。
れ、各ノードは、前記検査機から当該ループ状バスに送
信された検査信号を受信すると、識別情報と故障情報被
とを含む信号を送信するようにしたものである。
(作用) 通常時には、第1のコネクタに第2のコネクタを装着
しておくことにより、幹線同士が導通接続されてループ
状バスを形成し、且つ当該ループ状バスにノードの支線
が接続される。検査時には、第1のコネクタに第3のコ
ネクタを接続する。これにより、各幹線及びノードの支
線は切り離されて検査機に接続される。この結果、伝送
路のみがループを開放されて検査機に接続され、他シス
テムへの影響が防止される。
しておくことにより、幹線同士が導通接続されてループ
状バスを形成し、且つ当該ループ状バスにノードの支線
が接続される。検査時には、第1のコネクタに第3のコ
ネクタを接続する。これにより、各幹線及びノードの支
線は切り離されて検査機に接続される。この結果、伝送
路のみがループを開放されて検査機に接続され、他シス
テムへの影響が防止される。
更に、検査時に、検査機から伝送路に送信したデータ
の各ノードからの返答を受信することにより、当該伝送
路の断線検査、断線箇所の限定が可能となり、同時に各
ノードの故障診断等を行うこともできる。
の各ノードからの返答を受信することにより、当該伝送
路の断線検査、断線箇所の限定が可能となり、同時に各
ノードの故障診断等を行うこともできる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。
る。
第1図は本発明に係るループ状バスを形成する多重伝
送システムの伝送路に適用するジョイントコネクタを示
し、ジョイントコネクタ1は、第1のコネクタ2と第3
のコネクタ3とにより構成されており、第1のコネクタ
2は前記第7図に示す従来のコネクタ31と同様に構成さ
れている。即ち、コネクタ2は、ケーシング4内に収納
固定された各雌端子7〜9に伝送路20を形成する幹線2
3、24及びノード接続用の支線25の各一端が接続されて
いる。そして、支線25の他端にはノードAが接続されて
いる。また、当該コネクタ2には短絡用の第2のコネク
タ32(第7図)が着脱可能に装着されるようになってい
る。
送システムの伝送路に適用するジョイントコネクタを示
し、ジョイントコネクタ1は、第1のコネクタ2と第3
のコネクタ3とにより構成されており、第1のコネクタ
2は前記第7図に示す従来のコネクタ31と同様に構成さ
れている。即ち、コネクタ2は、ケーシング4内に収納
固定された各雌端子7〜9に伝送路20を形成する幹線2
3、24及びノード接続用の支線25の各一端が接続されて
いる。そして、支線25の他端にはノードAが接続されて
いる。また、当該コネクタ2には短絡用の第2のコネク
タ32(第7図)が着脱可能に装着されるようになってい
る。
第3のコネクタ3は検査用のコネクタで、ケーシング
5は伝送路20の検査時に第1のコネクタ2のケーシング
4に着脱可能に装着される。このコネクタ3のケーシン
グ5には、コネクタ2のケーシング4との嵌合時に各雌
端子7〜9と夫々接続する雄端子11〜13が収納されてい
る。これらの雄端子11〜13は夫々各別に形成されてケー
シング5内に固定されおり、且つ各雄端子11〜13には接
続線15〜17の各一端が接続固定されている。そして、接
続線15、16の各他端は検査機40に接続され、接続線17の
他端は一方の接続線例えば、接続線16の途中に接続され
ている。
5は伝送路20の検査時に第1のコネクタ2のケーシング
4に着脱可能に装着される。このコネクタ3のケーシン
グ5には、コネクタ2のケーシング4との嵌合時に各雌
端子7〜9と夫々接続する雄端子11〜13が収納されてい
る。これらの雄端子11〜13は夫々各別に形成されてケー
シング5内に固定されおり、且つ各雄端子11〜13には接
続線15〜17の各一端が接続固定されている。そして、接
続線15、16の各他端は検査機40に接続され、接続線17の
他端は一方の接続線例えば、接続線16の途中に接続され
ている。
このジョイントコネクタ1は、第2図に示すようにル
ープ状バスの伝送路20に少なくとも1箇所例えば、ノー
ドAとの接続部に設けられており、他のノードB〜Eの
支線は伝送路20に直接接続されている。これらの各ノー
ドA〜Eは前述したように、検査機40から伝送路20に出
力されるデータを受信すると、各ノードA〜E毎に識別
情報及び故障情報を含む信号を出力する。
ープ状バスの伝送路20に少なくとも1箇所例えば、ノー
ドAとの接続部に設けられており、他のノードB〜Eの
支線は伝送路20に直接接続されている。これらの各ノー
ドA〜Eは前述したように、検査機40から伝送路20に出
力されるデータを受信すると、各ノードA〜E毎に識別
情報及び故障情報を含む信号を出力する。
以下に作用を説明する。
コネクタ2は、通常は第7図に示すような短絡用の第
2のコネクタ32が装着されており、幹線23と24とが接続
されて導通し、伝送路20はループ状バスを形成してい
る。また、ノードAの支線25は当該伝送路20に接続され
ている。これにより、各ノードA〜Eはループ状をなす
伝送路20に接続される。
2のコネクタ32が装着されており、幹線23と24とが接続
されて導通し、伝送路20はループ状バスを形成してい
る。また、ノードAの支線25は当該伝送路20に接続され
ている。これにより、各ノードA〜Eはループ状をなす
伝送路20に接続される。
伝送路20の断線検査時には、ジョイントコネクタ1の
第1のコネクタ2から短絡用の第2のコネクタ32を外
し、検査用の第3のコネクタ3を装着する。これにより
幹線23と24とは切り離されて検査機40に接続されると共
にノードAも当該検査機40に接続される。検査機40は先
ず、一方の接続線例えば、接続線15から伝送路20に一方
向回りでデータを送信し、各ノードA〜Eから返答が有
るか否かを検出する。そして、全ノードA〜Eから返答
がある時には伝送路20は正常であると判断する。また、
返答のないノードがある時には異常と判断し、他方の接
続線16から伝送路20に前述とは反対回りでデータを送信
する。そして、各ノードA〜Eからの返答を確認するこ
とにより断線箇所を限定する。
第1のコネクタ2から短絡用の第2のコネクタ32を外
し、検査用の第3のコネクタ3を装着する。これにより
幹線23と24とは切り離されて検査機40に接続されると共
にノードAも当該検査機40に接続される。検査機40は先
ず、一方の接続線例えば、接続線15から伝送路20に一方
向回りでデータを送信し、各ノードA〜Eから返答が有
るか否かを検出する。そして、全ノードA〜Eから返答
がある時には伝送路20は正常であると判断する。また、
返答のないノードがある時には異常と判断し、他方の接
続線16から伝送路20に前述とは反対回りでデータを送信
する。そして、各ノードA〜Eからの返答を確認するこ
とにより断線箇所を限定する。
例えば、第2図において接続線15から伝送路20に右回
りでデータを送信した時に、ノードA、B、Cから返答
があり、反対に接続線16から伝送路20に左回りでデータ
を送信した時に、ノードD、Eから返答があった場合に
は、ノードCとDとの間で伝送路20が断線しているもの
と限定できる。
りでデータを送信した時に、ノードA、B、Cから返答
があり、反対に接続線16から伝送路20に左回りでデータ
を送信した時に、ノードD、Eから返答があった場合に
は、ノードCとDとの間で伝送路20が断線しているもの
と限定できる。
また、前述したように返答の中に各ノードA〜Eから
の故障コード等の情報を含めておくことにより、伝送路
20の断線検出と同時にこれらの各ノードA〜Eの故障診
断も行うことができる。そして、伝送路20の断線検査、
各ノードA〜Eの故障診断等が終了した後、コネクタ2
から検査用の第3のコネクタ3を外し、再び短絡用の第
2のコネクタ32を装着する。
の故障コード等の情報を含めておくことにより、伝送路
20の断線検出と同時にこれらの各ノードA〜Eの故障診
断も行うことができる。そして、伝送路20の断線検査、
各ノードA〜Eの故障診断等が終了した後、コネクタ2
から検査用の第3のコネクタ3を外し、再び短絡用の第
2のコネクタ32を装着する。
第3図及び第4図は検査用コネクタの他の実施例を示
し、第3図の検査用のコネクタ3′は、伝送路20の一方
の幹線用の雄端子12′とノードの支線の雄端子13′とを
一体的に形成し共通の接続線19を介して検査機40に接続
するようにしたものである。また、第4図の検査用のコ
ネクタ3″は、第1図の検査用のコネクタ3と同様に各
雄端子11、12、13を設け、且つこれらの各雄端子11〜13
を夫々各別に検査機40に接続するようにしたものであ
る。
し、第3図の検査用のコネクタ3′は、伝送路20の一方
の幹線用の雄端子12′とノードの支線の雄端子13′とを
一体的に形成し共通の接続線19を介して検査機40に接続
するようにしたものである。また、第4図の検査用のコ
ネクタ3″は、第1図の検査用のコネクタ3と同様に各
雄端子11、12、13を設け、且つこれらの各雄端子11〜13
を夫々各別に検査機40に接続するようにしたものであ
る。
尚、第1図の実施例においては、ジョイントコネクタ
として伝送路20の第1のコネクタ2に雌端子を、検査用
のコネクタ3、短絡用のコネクタ32に雄端子を使用した
場合について記述したが、これに限るものではなく、第
1のコネクタ2に雄端子を、第3、第2のコネクタ3、
32に雌端子を設けるようにしてもよい。
として伝送路20の第1のコネクタ2に雌端子を、検査用
のコネクタ3、短絡用のコネクタ32に雄端子を使用した
場合について記述したが、これに限るものではなく、第
1のコネクタ2に雄端子を、第3、第2のコネクタ3、
32に雌端子を設けるようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、ループ状バスを
形成する伝送路の幹線からノードの支線を分岐する分岐
部に、幹線同士を接続する接続端子とノードの接続端子
とを有する第1のコネクタと、当該第1のコネクタに着
脱可能に接続されて前記各接続端子を接続する接続端子
を有する第2のコネクタとから成るジョイントコネクタ
を使用した多重伝送システムにおいて、当該多重伝送シ
ステムの検査時には、前記第1のコネクタに、少なくと
も幹線同士の接続端子を切り離し、且つこれらの接続端
子と、支線の接続端子とを夫々検査機に接続する接続端
子を有する第3のコネクタを接続して検査を行うように
したので、他システムに影響を与えることなく、伝送路
の断線検出を簡単、且つ容易に、しかもコストアップす
ることなく行うことが可能となる。
形成する伝送路の幹線からノードの支線を分岐する分岐
部に、幹線同士を接続する接続端子とノードの接続端子
とを有する第1のコネクタと、当該第1のコネクタに着
脱可能に接続されて前記各接続端子を接続する接続端子
を有する第2のコネクタとから成るジョイントコネクタ
を使用した多重伝送システムにおいて、当該多重伝送シ
ステムの検査時には、前記第1のコネクタに、少なくと
も幹線同士の接続端子を切り離し、且つこれらの接続端
子と、支線の接続端子とを夫々検査機に接続する接続端
子を有する第3のコネクタを接続して検査を行うように
したので、他システムに影響を与えることなく、伝送路
の断線検出を簡単、且つ容易に、しかもコストアップす
ることなく行うことが可能となる。
更に、前記ループ状バスに接続される複数のノード
は、前記検査機から当該ループ状バスに送信された検査
信号を受信すると、識別情報と故障情報とを含む信号を
送信することにより、前記伝送路の断線箇所の限定及び
各ノードの故障診断等を同時に行うことが可能となり、
多重伝送システムの診断時間の大幅なスピードアップを
図ることができる等の優れた効果がある。
は、前記検査機から当該ループ状バスに送信された検査
信号を受信すると、識別情報と故障情報とを含む信号を
送信することにより、前記伝送路の断線箇所の限定及び
各ノードの故障診断等を同時に行うことが可能となり、
多重伝送システムの診断時間の大幅なスピードアップを
図ることができる等の優れた効果がある。
第1図は本発明に係る多重伝送システムに適用するジョ
イントコネクタの一実施例を示す組付斜視図、第2図は
第1図のコネクタを適用した多重伝送システムの構成
図、第3図及び第4図は第1図に示す検査用コネクタの
他の実施例を示す斜視図、第5図は従来のコネクタの斜
視図、第6図は従来の多重伝送システムの構成図、第7
図は従来のジョイントコネクタの組付斜視図、第8図は
第5図のコネクタを使用した伝送路の検査時における当
該伝送路と検査機のコネクタとの接続を示す図である。 1……ジョイントコネクタ、2……コネクタ、3……検
査用コネクタ、4、5……ケーシング、7〜9……雌端
子、11〜13……雄端子、15〜19……接続線、20……伝送
路、23、24……幹線、25……支線、36……短絡用コネク
タ、A〜E……ノード。
イントコネクタの一実施例を示す組付斜視図、第2図は
第1図のコネクタを適用した多重伝送システムの構成
図、第3図及び第4図は第1図に示す検査用コネクタの
他の実施例を示す斜視図、第5図は従来のコネクタの斜
視図、第6図は従来の多重伝送システムの構成図、第7
図は従来のジョイントコネクタの組付斜視図、第8図は
第5図のコネクタを使用した伝送路の検査時における当
該伝送路と検査機のコネクタとの接続を示す図である。 1……ジョイントコネクタ、2……コネクタ、3……検
査用コネクタ、4、5……ケーシング、7〜9……雌端
子、11〜13……雄端子、15〜19……接続線、20……伝送
路、23、24……幹線、25……支線、36……短絡用コネク
タ、A〜E……ノード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 檜物 雄作 神奈川県平塚市東八幡5丁目1番9号 古河電気工業株式会社平塚事業所内 (72)発明者 井上 照久 神奈川県平塚市東八幡5丁目1番9号 古河電気工業株式会社平塚事業所内 (72)発明者 道平 修 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−131145(JP,A) 特開 昭61−281483(JP,A) 特開 昭58−114546(JP,A) 実開 昭58−176391(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】ループ状バスを形成する伝送路の幹線から
ノードの支線を分岐する分岐部に、幹線同士を接続する
接続端子とノードの接続端子とを有する第1のコネクタ
と、当該第1のコネクタに着脱可能に装着されて前記各
接続端子を接続する接続端子を有する第2のコネクタと
から成るジョイントコネクタを使用した多重伝送システ
ムにおいて、当該多重伝送システムの検査時には、前記
第1のコネクタに、少なくとも幹線同士の接続端子を切
り離し、且つこれらの接続端子と、支線の接続端子とを
夫々検査機に接続する接続端子を有する第3のコネクタ
を接続して検査を行うことを特徴とする多重伝送システ
ム。 - 【請求項2】前記ループ状バスには複数のノードが接続
され、各ノードは、前記検査機から当該ループ状バスに
送信された検査信号を受信すると、識別情報と故障情報
とを含む信号を送信することを特徴とする請求項1記載
の多重伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63197606A JP2706267B2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 多重伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63197606A JP2706267B2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 多重伝送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0246041A JPH0246041A (ja) | 1990-02-15 |
JP2706267B2 true JP2706267B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=16377270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63197606A Expired - Fee Related JP2706267B2 (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 多重伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2706267B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57131145A (en) * | 1981-02-06 | 1982-08-13 | Hitachi Ltd | Transmission line switching device of transmission system |
JPS58114546A (ja) * | 1981-12-26 | 1983-07-07 | Fujitsu Ltd | 回線折返し試験方式 |
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