JP2706268B2 - 多重伝送システム - Google Patents

多重伝送システム

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JP2706268B2 JP63197607A JP19760788A JP2706268B2 JP 2706268 B2 JP2706268 B2 JP 2706268B2 JP 63197607 A JP63197607 A JP 63197607A JP 19760788 A JP19760788 A JP 19760788A JP 2706268 B2 JP2706268 B2 JP 2706268B2
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博夫 森上
裕 松田
雄作 檜物
照久 井上
修 道平
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Furukawa Electric Co Ltd
Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ループ状バスを使用した多重伝送システム
に関する。
(従来の技術) 車輛用バス形多重伝送システムは、車輛内の各所に配
置された多重伝送機能を持つユニット(以下ノードとい
う)を共通の多重伝送路に接続し、各ノード間で通信を
行うようにしたものである。この場合、伝送の信頼性の
向上のために伝送路をループ状にしたバスを使用した多
重伝送システムがある。
このような多重伝送システムにおいては、例えば、第
3図に示す伝送路10のa点において断線(オープン)し
ても何ら異常なく信号の伝送が行われる。しかしなが
ら、続いてもう1箇所例えば、伝送路10のb点において
オープンになるとシステム・ダウンにつながる。ところ
が、このようなループ状の伝送路10のa点だけが断線
(オープン)している故障を検出しようとする場合、ノ
ードA〜E間においては伝送に異常がないために断線を
検知することができない。
そこで、かかる故障を検査する場合、例えば、b点に
伝送路10の接続コネクタがある場合には、当該コネクタ
の接続を外して伝送路10のループを開き、当該伝送路10
の導通を調べることにより、何処が断線しているのかを
検査するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、伝送路10のb点においてループを開い
て導通を調べるだけでは、断線している箇所があること
を検出することが出来ても、その箇所を限定をすること
が出来ない。また、b点の接続コネクタとして多極コネ
クタが使用されて伝送路10以外に多の電力線や信号が入
っている場合には、当該b点の接続コネクタを開くと他
のシステムにも影響を及ぼしてしまうという問題があ
る。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ループ状
バスが1箇所断線していることを他のシステムに影響を
及ぼすことなく簡単に検出することができ、且つ当該断
線している箇所を限定することができる多重伝送システ
ムを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明によれば、ループ状
バスを使用した多重伝送路に多重伝送機能を持つ複数の
ノードを接続して各ノード間で通信を行う多重伝送シス
テムにおいて、前記伝送路に当該伝送路を開とするコネ
クタを接続し、前記伝送路を検査するときに前記コネク
タに検査機を接続して前記伝送路を開としてデータを送
信し、前記各ノードからの返答を受信して前記伝送路の
断線を検出し、且つその断線箇所を限定するものであ
る。
(作用) 通常時においてコネクタを閉状態にしておくことによ
り、伝送路は閉成されてループ状バスを形成している。
そして、コネクタを開と、伝送路が開放されてループ状
バスが開かれる。即ち、コネクタを開成することにより
ループ状バスを任意に開くことが可能となる。
ループ状バス即ち、伝送路の断線を検査する時には、
コネクタを開状態とし、且つ当該コネクタを介して検査
機を接続し、伝送路にデータを送信する。検査機は、伝
送路に接続されている各ノードからの識別情報と故障情
報とを含む返答を受信することにより、当該伝送路の断
線を検知し、且つその箇所を限定する。
(実施例) 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。
第1図は本発明に係る多重伝送システムの伝送路の接
続に適用するコネクタを示し、コネクタ1は、角形の箱
状をなすメス型コネクタ2とオス型コネクタ3とにより
構成されている。
メス型コネクタ2のケーシング4は、絶縁性を有する
合成樹脂部材により形成されており、当該ケーシング4
内には2本の接続端子5、5が設けられている。これら
の接続端子5、5は夫々略J字状に形成されており、対
称に配置され、各長辺部5a、5aの各一端がケーシング4
の底面4aに一体的に固定され、各彎曲部5b、5bは開口端
に臨み、各短辺部5c、5cは対向して当接している。
かかる形状の接続端子5、5は、通常のコネクタの接
続端子と同様にばね性を有する導電性の金属板により形
成されており、各長辺部5a、5aと彎曲部5b、5bは協働し
て弾性部を形成し、各短辺部5c、5cは接点部をなしてい
る。そして、各短辺部5c、5cは前記弾性部により適当な
ばね力を付与されて圧接し、電気的に接続されている。
尚、以下短辺部5cを接点部と称することとする。
このケーシング4の底面4aには接続端子5、5の近傍
に孔4b、4bが穿設されており、これらの孔4b、4b内には
ループ状バスを形成する伝送路10の両端10a、10bが挿通
されて各接続端子5、5の長辺部5a、5aの下部に接続固
定されている。尚、伝送路10は、第3図に示すループ状
バスを形成する伝送路10に相当してノードA〜Eを接続
され、各接続端子5、5の接続部5c、5cはc点に相当す
るものとする。
オス型コネクタ3のケーシング6もコネクタ2のケー
シング4と同様に絶縁性を有する合成樹脂部材により形
成されており、当該ケーシング6は、コネクタ2のケー
シング4が着脱可能に内嵌する大きさに形成されてお
り、且つその高さは第2図に示すようにケーシング4よ
りも低く設定されて、着脱時に当該ケーシング4の下部
を把持可能とされている。
このケーシング6の底部6aの中央には、コネクタ2の
各接続端子5、5の接点部5c、5cの当接部に対応して薄
板状の仕切壁6bが垂直に、且つ一体的に立設して形成さ
れている。そして、この仕切壁6bの両面には各接続端子
5、5の接点部5c、5cと当接可能に薄板状の接続端子
7、7が固設されている。この仕切壁6bは、絶縁板とし
て機能し、コネクタ2の接続端子5、5の接続部5c、5c
間に介挿されてこれら両者を離隔絶縁するようになって
いる。
更に、当該ケーシング6の底部6aには、各接続端子
7、7の近傍に孔6c、6cが穿設されており、これらの孔
6c、6cには夫々接続線8、9の各一端が挿通されて各接
続端子7、7に接続固定されている。これらの接続線
8、9の各他端は例えば、前述した第3図に示ような伝
送路10の断線を検出するための検査機(図示せず)に接
続されている。
以下に作用を説明する。
通常の使用状態においては、コネクタ2は、第1図に
示すようにコネクタ3から離して単体としておく。この
状態においては当該コネクタ2の各接続端子5、5は、
各接続部5c、5cがばね性を以て当接して電気的に接続さ
れている。従って、伝送路10は、両端10a、10bが当該コ
ネクタ2により接続されてループ状バスを形成してい
る。これにより、各ノードは当該伝送路10を介して互い
に接続されて情報の伝達が可能とされている。
伝送路10の断線検査時には、第2図に示すように、コ
ネクタ2にコネクタ3を外嵌させて両者を接続する。こ
の接続した状態において、コネクタ3の仕切壁6bがコネ
クタ2の各接続端子5、5の接続部5c、5cの当接面間
に、これらの接続端子5、5のばね性に抗して嵌挿され
てこれら両者を離隔絶縁し、伝送路10を開放する。同時
に当該仕切壁6bの各接続端子7、7がこれらの各接続端
子5、5の接続部5c、5cに当接して電気的に接続され、
当該伝送路10に前記検査機が接続される。
検査機は、先ず、一方の接続線例えば、接続線8から
第3図の伝送路10に、c点から一方向回りでデータを送
信する。各ノードA〜Eは、検査機のデータを受信する
と当該ノードの識別情報及び故障情報を含む信号を出力
する。検査機は、各ノードA〜Eから返答があるか否か
を検出する。そして、全ノードA〜Eから返答があれば
伝送路10は正常であると判断する。また、返答のないノ
ードがある場合には異常即ち、断線と判断して、他方の
接続線9から伝送路10に他方向回りでデータを送信し、
各ノードA〜Eからの返答を確認することにより当該伝
送路10の断線箇所を限定する。
例えば、接続線8を介して伝送路10のc点から右回り
にデータを送信した時にノードA、B、Cから返答があ
り、接続線9を介して伝送路10のc点から左回りに送信
した時にノードD、Eから返答があった場合には、ノー
ドCとDとの間で当該伝送路10が断線していると限定す
る。
このようにして伝送路10の断線の検査をした後、コネ
クタ2と3との接続を解除する。これにより当該コネク
タ2は再び第1図に示す元の状態に復帰し、各接続端子
5、5の接続部5c、5cが圧接して伝送路10の両端10a、1
0bが接続され、ループ状バスが形成される。
尚、上記検査時以外の時にはコネクタ2の開口端にキ
ャップを装着し、内部への塵埃の侵入を防止して接続端
子5、5を保護するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、ループ状バスを
使用した多重伝送路に多重伝送機能を持つ複数のノード
を接続して各ノード間で通信を行う多重伝送システムに
おいて、前記伝送路に当該伝送路を開とするコネクタを
接続し、前記伝送路を検査するときに前記コネクタに検
査機を接続して前記伝送路を開としてデータを送信し、
前記各ノードからの返答を受信して前記伝送路の断線を
検出し、且つその断線箇所を限定することで、前記ルー
プの断線検出及び断線箇所を限定するための作業を大幅
に短縮することが可能となり、作業能率の向上を図るこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る多重伝送システムの伝送路に適用
するコネクタの一実施例を示す断面図、第2図は第1図
のコネクタの接続状態を示す断面図、第3図は多重伝送
システムのループ状バスの接続態様の一例を示す図であ
る。 1……コネクタ、2、3……コネクタ、4、6……ケー
シング、5、7……接続端子、8、9……接続線、10…
…伝送路、A〜E……ノード。
フロントページの続き (72)発明者 檜物 雄作 神奈川県平塚市東八幡5丁目1番9号 古河電気工業株式会社平塚事業所内 (72)発明者 井上 照久 神奈川県平塚市東八幡5丁目1番9号 古河電気工業株式会社平塚事業所内 (72)発明者 道平 修 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−131145(JP,A) 特開 昭63−52554(JP,A) 特開 昭60−100852(JP,A) 特開 昭59−63838(JP,A) 特開 昭60−173953(JP,A) 特開 平2−4052(JP,A) 実開 昭55−51731(JP,U) 実開 昭59−31775(JP,U) 実開 昭57−64952(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ループ状バスを使用した多重伝送路に多重
    伝送機能を持つ複数のノードを接続して各ノード間で通
    信を行う多重伝送システムにおいて、前記伝送路に当該
    伝送路を開とするコネクタを接続し、前記伝送路を検査
    するときに前記コネクタに検査機を接続して前記伝送路
    を開としてデータを送信し、前記各ノードからの返答を
    受信して前記伝送路の断線を検出し、且つその断線箇所
    を限定することを特徴とする多重伝送システム。
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