JP2704480B2 - デジタル・デルタ−シグマ変調器 - Google Patents

デジタル・デルタ−シグマ変調器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にD−Aコンバー
タに関し、さらに詳細にはD−Aコンバータのデジタル
部分に用いるデルタ−シグマ変調器のアーキテクチュア
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のD−A変換技術には種々のオーバ
ーサンプリング変換法を用いるものがある。これらの変
換法では、デルタ−シグマ変調器をデジタル・フィルタ
を利用する従来型オーバーサンプリング・ノイズ・シェ
ーピング技術と共に用いるのが普通である。また、サン
プリング・レートを増加させ、fs/2(fsは入力サ
ンプリング周波数)及びそれよりも高い高周波数のイメ
ージを除去するためにインターポレーション・フィルタ
を用いる。インターポレーション・フィルタはサンプリ
ング・レートを64倍に増加させる。デルタ−シグマ変
調器はインターポレーション・フィルタの出力を受けて
そのデジタル・ワードを1ビットのデジタル・データ信
号に変換する。この1ビット出力はその信号を連続時間
アナログ信号に変換するD−Aコンバータを制御する。
次いでこの信号はアナログ・ローパス・フィルタへ入力
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のデルタ−シグマ
変調器はアキュムレータがカスケード接続されたアレー
として構成するのが普通である。各アキュムレータは1
つのレジスタと1つの加算器よりなり、変調器全体で複
数の加算を行なわなければならない。その結果は経時的
に蓄積される。しかしながら、高次のデルタ−シグマ変
調器を実現するに必要な回路の量はかなりのものにな
る。これは主として広いデータ・パスの設計に必要なデ
ジタル加算器の複雑さに起因する。したがって、複数段
の積分を行なうのに必要な回路の量を削減するためのデ
ルタ−シグマ変調器のさらに効率的な回路設計が必要と
される。
【0004】本発明によると、D−Aコンバータ用n次
デルタ−シグマ変調器は、mビット・デジタル・ワード
を入力サンプリング・レートで受けてmよりも小さいm
´ビット・デジタル・ワードへ変換する。このデルタ−
シグマ変調器は、デジタル入力とフィードバック値を受
けてその和を発生させる入力加算点と、n個の積分段を
有する。各積分段はフィードフォワード・パスとそれに
関連するスケーリング係数を有する。出力加算点が各フ
ィードフォワード・パスの出力を加算するように作動可
能であり、デルタ−シグマ変調器のm´ビット出力を発
生するための量子化器も設けられている。n個の積分段
は2つの入力を有する単一の多重化加算器により実現さ
れる。加算器の蓄積値を一時的に記憶するデータ・レジ
スタ手段が多重化手段により制御される。この多重化手
段は、デルタ−シグマ変調器の入力へ入力される各デジ
タル・ワードにつき加算器の動作を多重化してその入力
値とデータ・レジスタ手段の前に記憶した値とがn回加
算されるように作動可能である。これにより各積分段の
動作が単一の加算器により行なえる。加算器の出力は蓄
積値としてデータ・レジスタ手段に記憶される。出力手
段は蓄積値をその発生後関連の積分段の動作に応じて選
択し出力加算点に入力する。この出力手段はまた関連の
スケーリングも行なう。
【0005】本発明の別の特徴によると、データ・レジ
スタ手段はシリアル接続のn個のダイナミック・データ
・レジスタよりなる。加算器の出力はシリアル接続の最
初のデータ・レジスタの入力に接続され、シリアル接続
の最後のデータ・レジスタの出力が加算器の1つの入力
へ入力される。加算器のもう1つの入力は、多重化手段
により入力加算点の出力かまたはシリアル接続の最後か
ら1つ前のデータ・レジスタの出力かのいずれかに選択
的に接続される。この多重化により、入力加算点からの
各デジタル・ワードにつきn回の加算が行なわれ、最初
の加算は入力加算点の出力とシリアル接続の最後のデー
タ・レジスタの出力を受けて行なわれる。これにより第
1の積分段の動作が実行され、その出力がシリアル接続
の最初のデータ・レジスタに記憶される。次いで、この
データはシリアル接続のデータ・レジスタを介して逐次
移動され、次の蓄積値が加算器の1つの入力へ送られ、
最後から1つ前のデータ・レジスタのデータが加算器の
もう1つの入力に送られて、その結果が最初のデータ・
レジスタに記憶される。
【0006】蓄積値を選択する出力手段は、シリアル接
続の最初のデータ・レジスタの出力データを選択して、
スケーリングを行なうn個のスケーリング手段の1つに
入力する。各スケーリング動作は複数の積分段のうちの
1つに関連する。この出力手段は、蓄積値が第1のデー
タ・レジスタに記憶された積分段に対応するスケーリン
グ手段からの出力データを選択し、この選択データを出
力加算点へ出力する。
【0007】以下、添付図面を参照して本発明を実施例
につき詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1はD−Aコンバータ装置を示す。この装
置はデジタル入力バス14上にデジタル入力を受けるイ
ンターポレーション・フィルタ12を有する。インター
ポレーション・フィルタ12はバス14上のデジタル入
力信号のサンプリング・レートを増加するように作動可
能である。インターポレーション・フィルタ12の出力
は、この出力を出力18上の1ビット・デジタル信号に
変換するデジタル・デルタ−シグマ変調器16へ入力さ
れる。インターポレーション・フィルタ12はメモリー
20に記憶された複数のフィルタ係数により制御され
る。このフィルタ係数は有限長インパルス応答(FI
R)フィルタに関連するのが普通である。クロック/タ
イミング回路22が種々のクロック信号を発生させる
が、これらの信号はデータのインターポレーション(相
間)及び、後で詳説するような本発明のデジタル・デル
タ−シグマ変調器16によるデジタル・デルタ−シグマ
変調機能の実行に用いられる。
【0009】デジタル・デルタ−シグマ変調器16の出
力は1ビットの出力データ信号である。しかしながら、
その出力は任意のタイプのmビット出力であってよく、
mは1に等しいかそれよりも大きい。また、1ビット・
デジタル信号への変換を行なうために任意のタイプの1
ビット量子化器またはその等価物を用いることができ
る。デルタ−シグマ変調器はその低レベル性能がよいこ
と、また微分非直線性が優れているために用いられる。
インターポレーション・フィルタ12とデジタル・デル
タ−シグマ変調器16の一般的な動作は、例えば、IEEE
Journal ofSolid-State Circuits, Vol.24, No.4, Aug
ust 1989に掲載されたYasuyuki Matsuya,Kuniharu Uchi
yama, Atsushi Awaiti and Takayo Kaneko 著の論文”A
17-Bit Oversampling D-to-A Conversion Technology
Using Multi-Stage Noise Shaping”及びIEEE Journal
ofSolid-State Circuits, Vol.SC-22, No.3, June 1987
に掲載されたP.J. Naus, E.C. Dijkmans, E.F. Stikvo
ort, A.J. McKnight, D.J.Holland, and W. Bradinal
著の論文”A CMOS Stereo 16-Bit D/A Converter For D
igital Audio”に記載されているように当該技術分野に
おいて公知である。
【0010】ライン18上のデジタル・デルタ−シグマ
変調器の出力はこの1ビット・デジタル信号をアナログ
信号へ変換するため1ビットD−Aコンバータ24へ入
力される。1ビットD−Aコンバータの出力は、インタ
ーポレーション・フィルタ12がフィルタリングにより
除去できなかった高次成分をフィルタリングにより除去
するためローパス・アナログ・フィルタ26へ入力され
る。
【0011】図2は4次デジタル・デルタ−シグマ変調
器の一般的なブロック図であり、デジタル入力が加算点
28へそして最初の積分段30へ入力される。最初の積
分段の出力は第2の積分段32へ入力されると共にフィ
ードフォワード・パス34の入力へも入力される。積分
器32の出力は第3の積分段36とフィードフォワード
・パス38の入力へ入力される。積分器36の出力は第
4の積分段40と第3のフィードフォワード・パス42
の入力へ入力される。第4の積分段40の出力は第4の
フィードフォワード・パス46の入力へ入力される。フ
ィードフォワード・パス34,38,42,46は関連
の係数a,a,a,aを有する。好ましい実施
例において、これらのフィードフォワード・パス34,
38,42,46は関連の係数a,a,a,a
に対して1,1/2,1/8,1/64のゲインを与え
る。
【0012】各フィードフォワード・パス34,38,
42,46は加算点48の入力に接続され、この加算点
の出力は+または−のフルスケール信号へ変換する1ビ
ット量子化器50の入力に接続されている。量子化器5
0の出力はライン52上の1ビット・デジタル出力であ
る。量子化器50の出力はまた選択ブロック54を介し
て加算点28の負の入力へ入力されるため、負フィード
バックが得られる。選択ブロック54は加算点28へ入
力される2つのフィードバック・ワードのうちの1つを
選択するように作動可能である。
【0013】各積分段30,32,36,40の構造を
点線で示す積分段40につき詳細に説明する。加算器5
6は2つの入力A,Bを有し、その出力はレジスタ58
のD入力へ入力される。レジスタ58は入力上のデータ
をQ出力へクロックするようにクロック信号を受け、こ
の出力はフィードフォワード・パス46へ入力されると
共に加算器56のA入力へ入力される。加算器56のB
入力は3番目の積分段36の出力を受ける。加算器56
及びレジスタ58の組み合わせによりアキュムレータ機
能が得られる。通常の構成では、各積分段30,32,
36,40は同じ機能を有する。以下に説明するよう
に、本発明の装置は4つの別々のレジスタを有する4つ
の積分段の機能を実行するために単一の加算器を用い
る。この加算器の動作は多重化されており、変調器のベ
ース・クロック・レートよりも高いレートで作動する。
【0014】図3は、単一の加算器60を用いる4つの
積分器30,32,36,40の詳細なブロック図であ
り、この加算器は多重化されて変調器の各サイクルにつ
き4回作動する。加算点28の出力はマルチプレクサ6
2の0入力へ入力される。マルチプレクサ62の出力は
加算器60のB入力へ入力される。加算器60の出力は
R10と表示したレジスタ64のD入力へ入力される。
レジスタ64の出力はR9と表示したレジスタ66のD
入力へ入力される。レジスタ66の出力はR8と表示し
たレジスタ68のD入力へ入力される。レジスタ68の
出力はR7と表示したレジスタ70のD入力へ入力され
る。レジスタ70の出力は加算器60のA入力に入力さ
れる。さらに、レジスタ68の出力はマルチプレクサ6
2の1入力へ入力される。
【0015】各レジスタ64,66,68,70はダイ
ナミック・レジスタであり、これらはデルタ−シグマ変
調器16のサンプリング・レートの4倍のレートでクロ
ックされる。このクロック・レートはインターポレーシ
ョン・フィルタ12へ高いレートを与えるために用いる
クロック及びタイミング回路22から得られる。したが
って、このクロック・レートはD−Aコンバータのデル
タ−シグマ変調器に関連して用いられるインターポレー
ション・フィルタの作動に通常使用されるものである。
クロック・レートの速さはデルタ−シグマ変調器の入力
レートの4倍であるため、各レジスタ64−70は従来
のデルタ−シグマ変調器の任意の積分段の通常のクロッ
ク・レートの4倍の速さでデータを逐次移動させる。
【0016】レジスタ64の出力はマルチプレクサ72
の単一入力へ入力される。このマルチプレクサ72は4
つの出力を有し、これらはそれぞれ4つのフィードフォ
ワード・パス34,36,42,46の入力へ接続され
ている。マルチプレクサ72はタイミング・サイクルの
適当な時点においてレジスタ64の出力をタップしてフ
ィードフォワード・パス34,38,42,46の1つ
と接続するように作動する。レジスタ64の出力は各積
分段30,32,36,40の出力を構成する。マルチ
プレクサ72は加算点48の入力へ送るためこれらの各
出力を選択する。
【0017】以下に詳説するように、レジスタ68は多
数の動作モードでリセットされる。その1つの動作モー
ドでは、発生した外部リセット信号R8 RBがORゲ
ート76の1つの入力へ入力され、その出力がレジスタ
68のリセット入力へ入力される。第2の動作モードで
は、オーバーフロー状態においてリセット信号が発生さ
れる。普通の態様では、加算器60からのけた上げ出力
の2つの最上位ビットがエクスクルーシブORゲート7
8の2つの入力へ入力され、そのゲートの出力がORゲ
ート76のもう1つの入力へ接続されている。このよう
にして、オーバーフロー状態が発生するときはいつも、
システムの不安定性を回避するための補正措置がとられ
る。
【0018】動作について説明すると、加算器60の多
重化によりその内容が後の累算動作のためにラッチされ
ることはない。この加算器は1つのレジスタの出力を連
続的に加算して、出力を発生し、その出力を後の累算動
作のためにパイプラインする。最初、マルチプレクサ6
2はサイクル開始時においてデジタル・データ入力とし
て0入力を選択するように制御される。この入力は加算
器60のB入力へ入力され、前のサイクルからの蓄積
値、従ってレジスタ70の出力がそれに加算され、その
結果がレジスタ64の入力へ送られる。4つのレジスタ
64,66,68,70があるので、その値をレジスタ
64の入力からレジスタ70の出力へ移動するにはさら
に多くのクロック・サイクルが必要なことが分かる。
【0019】次のクロック・サイクルにおいて、マルチ
プレクサ62はレジスタ68の出力を選択して加算器6
0のB入力へ入力するように構成してある。この時点
で、レジスタ70の出力は前のサイクルにおける最初の
積分段の出力を表わし、レジスタ68の出力は前のサイ
クルにおける第2の積分段の出力を表わす。レジスタ6
8のこの出力は加算された後レジスタ64の入力へ送ら
れる。このサイクルは、加算点28の入力へ送られる各
データ・ワードに対して4つのサイクルを基本として継
続する。
【0020】図4はマルチプレクサ72と加算点48を
さらに詳細に示すブロック図である。レジスタ64の出
力は25ビット・バスであるライン80を介して、フィ
ードフォワード・パス38,34,46,42に対応す
る4つのシフトレフト・ブロック82,84,86,8
8へ送られる。これらのシフトレフト・ブロック82−
88では、本質的に「ハードワイヤ形(hard-wired)」動
作により、データ・バスの所定数の最下位ビットが省略
されてその次のビットが最下位ビットを構成し、それが
21ビットのデータ・バスよりなる出力へ導かれる。か
らになった最上位ビットには符号ビットが充てられる。
ブロック82は6ビットのシフトレフトを行なう。シフ
トレフト・ブロック84は5ビットのシフトを行ない、
シフトレフト・ブロック86は11ビットのシフト、ま
たシフトレフト・ブロック88は8ビットのシフトレフ
トを行なう。これにより本質的にスケーリングa,a
,a,aが得られる。例えば、シフトレフト・ブ
ロック82へ入力されるもとの25ビット入力はそのビ
ットを0から6へ落とすために、7番目のビットがシフ
トレフト・ブロック82からの0ビット出力を構成す
る。
【0021】シフトレフト・ブロック82−88の出力
は信号MUX6 SELにより制御されるマルチプレク
サ90の4つの入力へ入力され、そのマルチプレクサの
出力は加算器92のD入力へ入力される。加算器92の
出力はR11で表示したレジスタ94のD入力へ入力さ
れる。そのQ出力は、加算器92のA入力へ入力され
る。加算器92とレジスタ94はアキュムレータとして
動作し、レジスタ94は各サイクルにつき1回加えられ
るリセット信号R11 RBによりリセットされる。し
たがって、累算動作はサイクルごとに行なわれる。加算
器92の出力はそれから選択される符号ビットを有し、
デルタ−シグマ変調器の出力を実質的に構成する全体の
符号ビットとしてライン96上へ出力される。上述した
ように、これは選択ブロック54へ入力される。
【0022】好ましい実施例では、参照番号98で示す
ように、前のフィルタ段からのフィルタ段を1つ含むよ
うにして入力部を構成する。このフィルタ部分はそのB
入力が前の段の出力へ、またその出力がレジスタ102
のD入力へ接続された加算器100を有し、このレジス
タ102のQ出力がこの段98の出力を形成する。これ
はもう1つのその加算点上においてオフセット信号を受
ける別の加算点104へ入力される。これは、通常動作
時オフセット信号をデルタ−シグマ変調器へ導入するこ
とができるように設けられている。したがって加算点1
04の出力は加算点28の入力を構成することになる。
この入力部は、1つが加算器100により、また1つが
加算点104により、さらにもう1つが加算点28によ
り表わされる3つの加算動作を行なうように作動させる
必要がある。
【0023】図6は、図5の簡単なブロック図に示した
入力部の詳細なブロック図である。図4の変調器部分か
らの符号出力は、信号FB SHIFTにより制御され
るマルチプレクサ106の1入力へ入力される。マルチ
プレクサ106の出力はレジスタ108のD入力へ接続
され、このレジスタの出力はマルチプレクサ106の0
入力へ入力される。レジスタ108の出力はまたマルチ
プレクサ109のセレクト入力へ入力される。マルチプ
レクサ109は選択ブロック54の動作を表わす。フィ
ードバック・ワードW1,W2が2つあり、これらはレ
ジスタ108の出力信号により選択可能であり、論理1
または論理0のいずれかである。マルチプレクサ109
の出力はマルチプレクサ110の2入力へ入力され、こ
のマルチプレクサは信号MUX1 SELにより制御さ
れる。マルチプレクサ110の0入力はD入力がデータ
入力に接続されたR1で示すレジスタ112の出力を形
成する。これはこの段98全体の入力を構成する。
【0024】レジスタ110の出力は多重化された加算
器114のB入力へ入力される。この加算器114の出
力はレジスタ116のD入力へ接続してあり、その出力
は加算点28の出力を表わす。この出力はまた図4のマ
ルチプレクサ62の0入力への入力を表わす。加算器1
14の出力は、信号MUX2 SELにより制御される
マルチプレクサ118の0入力へ入力される。マルチプ
レクサ118の出力はR4と表示したレジスタ120の
D入力へ接続してある。レジスタ120のQ出力はマル
チプレクサ118の2入力へ入力される。レジスタ12
0のQ出力はまたマルチプレクサ118の1入力へシフ
ト・ブロック122を介して入力される。
【0025】シフト・ブロック122は1ビットのシフ
トを表わすが、レジスタ120の出力は23ビットの出
力であり、シフト・ブロック122の出力は22ビット
の出力である。さらに、シリアルのテスト・ワードを、
レジスタ120の出力とテスト・ビットの22の最上位
ビットよりなる入力ワードの最上位ビットとしてマルチ
プレクサ118の1入力へシリアルに入力することによ
り、レジスタ120が出力する各ワードに対して1ビッ
トのテスト・ワードを入力することができる。またレジ
スタ120の出力は、ラッチであり信号R3 ENによ
り作動可能な状態にされるレジスタ124のD入力へ入
力される。ラッチされた出力であるレジスタR3の出力
はマルチプレクサ110の1入力へ入力される。
【0026】加算器114の出力はまた選択信号MUX
SELにより制御されるマルチプレクサ126の1
入力へ入力される。マルチプレクサ126の出力はR5
と表示したレジスタ128のD入力へ入力され、その出
力はマルチプレクサ126の0入力へ入力される。レジ
スタ128の出力はまた信号MUX4 SELにより制
御されるマルチプレクサ130の1入力と0入力の両方
に入力される。マルチプレクサ130の2入力はレジス
タ116の出力へ接続され、マルチプレクサ130の出
力は加算器114のA入力へ接続される。
【0027】動作について説明すると、図6の回路は、
デルタ−シグマ変調器がクリアもリセットもされておら
ずオフセット情報もローディングされていない通常の動
作モードで作動する。通常の動作モードを図7のタイミ
ング図に示す。加算器114の入力はレジスタ112に
記憶された入力データ入力、マルチプレクサ109によ
り出力されるフィードバック・ワード、またはレジスタ
124の出力のいずれかから選択される。さらに、マル
チプレクサ110の3入力は0電圧レベルを選択するた
めアースに接続してある。加算器114はレジスタ12
8の出力と加算するためまず最初にレジスタ112から
のデジタル入力を受けるように作動する。レジスタ12
8の出力は1サイクルの遅延を構成する。このレジスタ
は信号R5 RBによりリセット可能である。マルチプ
レクサ126はその0入力を選択することにより3つの
サイクルの間ラッチ機能を行うように作動可能である。
4番目のサイクルの終了時において、マルチプレクサ1
30はレジスタ128の出力を選択して加算器114の
A入力へ入力し、この値をレジスタ112が出力する次
の入力値と加算する。そして、マルチプレクサ126は
これをレジスタ128のD入力へ入力してこれを再び繰
り返す。
【0028】加算器114はそのB入力上で符号ビット
を受け、またレジスタ116の出力を受けるように作動
可能である。レジスタ116の出力はレジスタ128の
出力とレジスタ124の出力、またマルチプレクサ10
9の出力の和を表わす。
【0029】システムのクリアが必要な時、これは図8
のタイミング図で表わされる。クリア動作において、マ
ルチプレクサ110はその3入力を選択して加算器11
4のB入力に0を加えるように作動可能である。そして
マルチプレクサ118は加算器114の出力をレジスタ
120へローディングした後、これをレジスタ124の
出力へラッチする前に次のサイクルまで逐次移動するよ
うに制御される。このローディングは4倍のクロック・
サイクルのうちの2つのサイクル間で起こるように制御
される。このサイクルは加算器114のB入力上に0値
入力がある状態で継続する。その結果、クリア動作が得
られ、通常の動作に対してレジスタ124の適当な状態
が発生する。信号R5 RB,R8 RBはレジスタ1
28,70,68,66,64をクリアするために加え
られる。
【0030】オフセット・ローディングについては、図
9のタイミング図を参照されたい。この動作モードで
は、マルチプレクサ110は最初にレジスタ112から
入力オフセット値を選択してそれをレジスタ128へ記
憶させるように作動する。次のステップでマルチプレク
サ110の3入力を選択して0の値をレジスタ128の
内容へ加える。次いでレジスタ128のこの値が0加算
動作によりレジスタ120へ移動される。次のステップ
で、この値はレジスタ124へ移動され、そこでオフセ
ット値が記憶される。
【0031】図10はテスト・データを入力するための
タイミング図である。このテスト・データは一度に1ビ
ットだけ最下位ビットから最上位ビットへ入力される。
【0032】要約すると、本発明は多重化した加算器構
成を用いる、D−Aコンバータのためのデルタ−シグマ
変調器を提供する。この多重化加算器構成では、単一の
加算器を用いて複数のカスケード接続積分段により必要
とされる加算が行なわれる。この動作には、多重化加算
器の出力にシリアルに接続された4つの積分段に対応す
る4つの一連のレジスタを用いる。これらのレジスタは
ダイナミック・レジスタであり、デルタ−シグマ変調器
へのデジタル・データ入力のサンプリング・レートの4
倍のクロック・レートでシフトされる。任意の所与の時
点における各レジスタの出力は前のサイクルからの蓄積
値を表わし、この蓄積値が加算器の1つの入力へ送るた
めこれらのレジスタを介して逐次移動される。動作時、
第1の積分段はシリアル接続のレジスタの1つの出力に
より表わされ、この出力は前のサイクルからの蓄積値を
表わす。後続の4倍クロック・サイクルにおいて、加算
器のもう1つの入力が前のシフト・レジスタに接続され
るが、これは前のサイクルにおける前の積分段の出力蓄
積値を表わす。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はD−Aコンバータの簡単なブロック図で
ある。
【図2】図2は従来型デルタ−シグマ変調器のアーキテ
クチュアの簡単なブロック図である。
【図3】図3はデルタ−シグマ変調器の変調器部分を用
いる多重化された加算器のブロック図である。
【図4】図4は好ましい実施例の変調器全体の詳細なブ
ロック図である。
【図5】図5は好ましい実施例のデルタ−シグマ変調器
への入力部分を詳細に示す。
【図6】図6は好ましい実施例の入力部分の詳細なブロ
ック図である。
【図7】図7は変調器の通常動作のタイミング図であ
る。
【図8】図8は変調器のクリア/リセット動作における
タイミング図である。
【図9】図9はオフセット・ローディング動作のタイミ
ング図である。
【図10】図10はレジスタR3へテスト値をローディ
ングするためのタイミング図である。
【符号の説明】
12 インターポレーション・フィルタ 16 デルタ−シグマ変調器 28 入力加算点 30,32,36,40 積分段 34,38,42,46 フィードフォワード・パス 48 出力加算点 50 量子化器 54 選択ブロック 60 単一の加算器 62 マルチプレクサ 64,66,68,70 シフト・レジスタ 72 マルチプレクサ
フロントページの続き (72)発明者 ナブディープ シン スーク アメリカ合衆国 テキサス州 78739 オースティン シルマリリオン ドライ ブ 11525 (56)参考文献 特開 平2−95025(JP,A)

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 mビット・デジタル・ワードを第1のサ
    ンプリング・レートで受けてmよりも小さいm´ビット
    のワードに変換するD−Aコンバータのためのn次のデ
    ルタ−シグマ・コンバータであって、 mビット・ワードのデジタル入力とフィードバック信号
    を受けてそれらの和を発生させる入力加算点と、 選択されたがフィードフォワード・パスとその関連の
    スケーリング係数を有し変調を行うn個の積分段と、 各フィードフォワード・パスの出力を受けてそれらの和
    を発生させる出力加算点と、 出力加算点の出力を受けて、デルタ−シグマ・コンバー
    タのm´ビット・ワードの出力及び入力加算点へ入力す
    るためのフィードバック信号を発生させる量子化器とよ
    りなり、 前記n個の積分段は、 2つの入力を有する加算器と、 所与のデジタル入力に対して2以上の蓄積値を異なる時
    その出力に与えるように作動可能な少なくとも1つ
    のレジスタを備え、前記加算器の出力を一時的に記憶す
    るデータ・レジスタ手段と、 入力加算点から受ける各ワードにつき加算器の動作を多
    重化してその入力値と、データ・レジスタ手段からの前
    に記憶した値とについて複数回の加算を行なわせること
    により各積分段の動作を実行させてその結果蓄積値と
    して前記データ・レジスタ手段に蓄積されるようにする
    多重化手段と、 関連の積分段の動作により発生た蓄積値を選択して
    記出力加算点へ入力する出力手段とよりなり、 前記出力手段は各フィードフォワード・パスに関連する
    スケーリング動作を行なうことを特徴とするデルタ−シ
    グマ・コンバータ。
  2. 【請求項2】 nは4に等しく4次のデルタ−シグマ・
    コンバータが提供されることを特徴とする請求項1のデ
    ルタ−シグマ・コンバータ。
  3. 【請求項3】 m´は1に等しいことを特徴とする請求
    項1のデルタ−シグマ・コンバータ。
  4. 【請求項4】 前記データ・レジスタ手段は各々が前記
    加算器からの蓄積値を一時的に記憶するn個のダイナミ
    ック・データ・レジスタよりなり、前記ダイナミック・
    データ・レジスタは前記多重化手段により制御されるこ
    とを特徴とする請求項1のデルターシグマ・コンバー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記多重化手段は、ダイナミック・デー
    タ・レジスタをシリアルに作動させることにより前記
    加算器が前記入力加算点からの各ワードにつきn回の加
    算動作を行ない、各加算動作について蓄積値が1つのデ
    ータ・レジスタからシリアルでその次のデータ・レジス
    シリアルに処理されるように制御可能であり、シリ
    アル接続の最後のデータ・レジスタの出力が加算器の1
    つの入力へ入力され、加算器の出力が最初のデータ・レ
    ジスタの入力に接続されていることを特徴とする請求項
    4のデルタ−シグマ・コンバータ。
  6. 【請求項6】 前記多重化手段は、 加算器の第1の入力に接続されて入力加算点の出力かま
    たはシリアル接続の最後から1つ前のデータ・レジスタ
    の出力を選択する入力マルチプレクサと、 入力加算点からデジタル・ワードを受けた後第1の加算
    動作でそのデジタル・ワードを加算器の1つの入力へ入
    力してシリアル接続の最初のデータ・レジスタに蓄積値
    を記憶させ、後に続くn−1回の加算動作で最後から1
    つ前のデータ・レジスタの出力を加算器の入力に接続し
    てシリアル接続の最後のデータ・レジスタの出力と加算
    させ、また各加算動作で各データ・レジスタに記憶され
    た蓄積値をシリアル接続のデータ・レジスタを介して逐
    次移動させることにより加算器の出力で発生する各値が
    n回の加算動作後加算器の入力に送られるように入力マ
    ルチプレクサを制御するタイミング制御手段とよりなる
    ことを特徴とする請求項5のデルタ−シグマ・コンバー
    タ。
  7. 【請求項7】 前記出力手段は、 シリアル接続の最初のデータ・レジスタの出力を受けて
    各積分段に関連するスケーリング係数を適用するn個の
    スケーリング手段と、 シリアル接続の最初のデータ・レジスタに記憶されたデ
    ータに関連する積分段に応じてスケーリング手段の出力
    のうち所定の出力を選択するマルチプレクサとよりなる
    ことを請求項6のデルタ−シグマ・コンバータ。
  8. 【請求項8】 加算器により出力されるオーバーフロー
    値を検出し、それに応答してデータ・レジスタのうち所
    定のデータ・レジスタを所定の値にセットするオーバー
    フロー検出器をさらに備えてなることを特徴とする請求
    項4のデルタ−シグマ・コンバータ。
  9. 【請求項9】 最後から1つ前のデータ・レジスタはオ
    ーバーフロー検出器によりセットされるデータ・レジス
    タであることを特徴とする請求項8のデルタ−シグマ・
    コンバータ。
  10. 【請求項10】 少なくとも2つの積分段を有するデジ
    タル・デルタ−シグマ変調器であって、 前記少なくとも2つの積分段は、 2つの入力を有する加算器と、 最初のデータ・レジスタの入力が加算器の出力に接続さ
    れ、最後のデータ・レジスタの出力が加算器の1つの入
    力に接続された、シリアル接続の複数のデータ・レジス
    タと、 2つの入力と1つの出力を有し、その出力が加算器のも
    う1つの入力に接続され、2つの入力のうちの1つが外
    部データ信号に、またもう1つが1つのデータ・レジス
    タの出力に接続されたマルチプレクサと、 1つのデータ・レジスタの出力を選択して出力する出力
    手段と、 加算器の出力を、蓄積値として、また選択された時点に
    おいて、シリアル接続のデータ・レジスタを介して逐次
    移動させ、マルチプレクサを制御して外部データ信号を
    加算器のもう1つの入力に入力させることにより最後の
    データ・レジスタの出力と加算させるタイミング手段と
    よりなることを特徴とするデジタル・デルターシグマ変
    調器。
  11. 【請求項11】 外部データ信号が入力されないとき出
    力が加算器のもう1つの入力に接続されるの1つのデー
    タ・レジスタは最後から1つ前のデータ・レジスタであ
    ることを特徴とする請求項10のデジタル・デルタ−シ
    グマ変調器
  12. 【請求項12】 データ・レジスタに記憶された値を所
    定の値にセットするクリア回路をさらに備えてなること
    を特徴とする請求項10のデジタル・デルタ−シグマ変
    調器。
  13. 【請求項13】 前記クリア回路は1つのデータ・レジ
    スタの出力を所定の値にセットするように作動可能であ
    ることを特徴とする請求項12のデジタル・デルタ−シ
    グマ変調器。
  14. 【請求項14】 加算器のオーバーフロー状態を検出
    し、その状態の検出に応答してクリア回路に強制的にデ
    ータ・レジスタの記憶値を所定の値にセットさせるオー
    バーフロー検出回路をさらに備えてなることを特徴とす
    る請求項12のデジタル・デルタ−シグマ変調器。
  15. 【請求項15】 mビットのデジタル・ワードをサンプ
    リング・レートで受けてmよりも小さいm´ビットのデ
    ジタル・ワードに変換することによりD−Aコンバータ
    においてデルタ−シグマ変換を行なう方法であって、 デジタル入力とフィードバック値を受けてこの2つの値
    を加算することにより第1の出力和を形成し、 出力和についてn段の積分を行ない、 各積分ステップの後、関連のフィードフォワード・パス
    に沿って出力するためその出力をスケーリングし、 フィードフォワード・パスの各出力を加算して第2の出
    力和を形成し、 第2の出力和を量子化してデルタ−シグマ変換出力であ
    るm´ビット出力を発生させ、 n段の積分を行なう前記ステップは、 2つの入力を有する加算器を提供し、 所与のデジタル入力に対して2以上の蓄積値を異なる時
    でその出力に与えるように作動可能な少なくとも1つ
    のデータ・レジスタを有する、加算器の出力を一時的に
    記憶するためのデータ・レジスタ手段を提供し、 各入力デジタル・ワードにつき加算器の動作を多重化し
    て第1の出力和を発生させ、前記入力値とデータ・レジ
    スタ手段に前に蓄積した値とについてn回の加算を行な
    うことにより各段において積分を実行し、その結果を蓄
    積値としてデータ・レジスタ手段に記憶させ、 発生後出力加算点へ入力させるため蓄積値を関連の積分
    段の動作に応じて選択するステップよりなり、 前記選択ステップは関連のスケーリングも行うように作
    動可能であることを特徴とするデルタ−シグマ変換方
    法。
  16. 【請求項16】 nは4に等しいことを特徴とする請求
    項15の方法。
  17. 【請求項17】 m´は1に等しいことを特徴とする請
    求項15の方法。
  18. 【請求項18】 データ・レジスタ手段を提供する前記
    ステップにおいて、各々が各積分段につき1つの蓄積値
    を記憶するn個のダイナミック・データ・レジスタが提
    供されることを特徴とする請求項15の方法。
  19. 【請求項19】 前記多重化ステップはダイナミック・
    データ・レジスタをシリアルに接続することにより加算
    器の出力が最初のデータ・レジスタへ入力されると共に
    最後のデータ・レジスタが加算器へ入力を与えるように
    し、また前記多重化ステップは加算器のもう1つの入力
    が第1の出力和または最後から1つ前のデータ・レジス
    タの出力を受けるように制御し、この多重化により加算
    器からの蓄積値がデータ・レジスタを介して逐次移動す
    ることを特徴とする請求項18の方法。
  20. 【請求項20】 前記多重化ステップは、 1つが第1の出力和を、もう1つがシリアル接続の最後
    から1つ前のデータ・レジスタの出力を受ける2つの入
    力と、加算器のもう1つの入力に接続された出力とを有
    する入力マルチプレクサを提供し、 入力マルチプレクサとデータ・レジスタを制御してデル
    タ−シグマ・コンバータが受ける各入力デジタル・ワー
    ドに対して複数の加算動作を行なわせることにより、シ
    リアル接続の最後のデータ・レジスタの出力が第1の加
    算ステップにより第1の出力和と加算された後その出力
    が最初のデータ・レジスタに記憶され、また後続の動作
    においてその出力がシリアル接続のデータ・レジスタを
    介して逐次移動した後加算器の1つの入力へ加えられて
    n−1段の積分動作が実行されるようにするステップよ
    りなることを特徴とする請求項19の方法。
  21. 【請求項21】 蓄積値を選択する前記ステップはシリ
    アル接続の最初のデータ・レジスタの出力を選択してそ
    の出力を4つのスケーリング手段のうちの1つへ入力
    し、適当な出力フィードフォワード・パスへ出力させる
    ため4つのスケーリング手段のうちの1つの出力をシリ
    アル接続の最初のデータ・レジスタに記憶されたデータ
    に対応する積分段に応じて選択するステップよりなり、
    これらの出力は出力加算ステップにより加算されること
    を特徴とする請求項20の方法。
  22. 【請求項22】 加算器のオーバーフロー状態を検出
    し、オーバーフロー状態の検出に応答して1つのデータ
    ・レジスタを所定の値にセットするステップをさらに含
    むことを特徴とする請求項18の方法。
  23. 【請求項23】 セットされるデータ・レジスタはシリ
    アル接続の最後から1つ前のデータ・レジスタであるこ
    とを特徴とする請求項22の方法。
  24. 【請求項24】 デジタル・デルタ−シグマ変調を行な
    い且つ少なくとも2段の積分を行なう方法であって、 少なくとも2段の積分を行なうステップは、 2つの入力を有する加算器を提供し、 複数のデータ・レジスタを提供し、 データ・レジスタをシリアル形状に接続し、 加算器入力の値を加算してその和をシリアル接続の最初
    のデータ・レジスタの入力へ入力し、 データ・レジスタに記憶された値をシリアル接続のデー
    タ・レジスタを介して逐次移動させ、 最後のデータ・レジスタからの出力を加算器の1つの入
    力に入力し、 データ・レジスタの逐次移動動作1サイクルに対して加
    算器のもう1つの入力へ外部データ信号を入力し、 外部データ信号が加算器のもう1つの入力に接続されて
    いないとき1つのデータ・レジスタの出力を選択してこ
    のもう1つの入力へ入力するステップよりなることを特
    徴とする方法。
  25. 【請求項25】 外部データ信号が加算器のもう1つの
    入力に接続されていないとき出力がこのもう1つの入力
    へ入力されるデータ・レジスタは最後から1つ前のデー
    タ・レジスタであることを特徴とする請求項24の方
    法。
  26. 【請求項26】 データ・レジスタの出力に記憶された
    値を選択された時点において所定の値にセットするステ
    ップをさらに含むことを特徴とする請求項24の方法。
  27. 【請求項27】 セットを行なう前記ステップはただ1
    つのデータ・レジスタの出力を所定の値にセットするこ
    とを特徴とする請求項26の方法。
  28. 【請求項28】 セットを行なう前記ステップは、 加算器のオーバーフロー状態を検出し、 オーバーフロー状態に応答してセットを行なうステップ
    よりなることを特徴とする請求項26の方法。
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