JP2701678B2 - 錠装置 - Google Patents

錠装置

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JP2701678B2
JP2701678B2 JP27380092A JP27380092A JP2701678B2 JP 2701678 B2 JP2701678 B2 JP 2701678B2 JP 27380092 A JP27380092 A JP 27380092A JP 27380092 A JP27380092 A JP 27380092A JP 2701678 B2 JP2701678 B2 JP 2701678B2
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JP
Japan
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time zone
card
lock
door
signal
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP27380092A
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English (en)
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JPH06101374A (ja
Inventor
篤裕 濱野
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Tatsuno Corp
Original Assignee
Tatsuno Corp
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビルの事務所等
の出入口の扉に設ける錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルの事務所のように出入口が道路など
不特定多数の人が往来する屋外に直接面し、かつ内部に
は金庫等の重要品が置いてある所では、出入口の扉を常
時開放しておくのは、防犯上危険である。そこで、従来
は、扉に錠を設けて、ビル管理者などが所持する鍵で
朝、始業間際に解錠し、夜、終業後に施錠している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】管理者の所持する鍵で
のみ扉の施錠、解錠を行う方法では、管理者が施錠を忘
れると終業後でも扉が自由に開いてしまい、危険であ
る。また、始業時刻に遅れて管理者が出勤すると仕事に
支障をきたす。さらに、解錠後始業までの間や終業後施
錠までの間など、準備や後片付けのために従業員が事務
所内に必ずいるとは限らない時間帯は、僅かな隙をつい
て事務所内に外部の者が入り込み、盗難等にあうおそれ
もある。
【0004】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、朝の始業間際や夜の終業間際などの時間帯により施
錠状態を自動的に変えて扉を開閉制御することで、事務
所の安全性を確保するとともに、施錠作業を行いやすく
した錠装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、入力用のカードリーダーとキーボードとを備
え、前記カードリーダーによるカード読み取りと前記キ
ーボードからのコード入力とにより解錠される時間帯
と、前記カードリーダーによるカード読み取りにより解
錠される時間帯と、予め設定された時間帯内での最初の
カードリーダーによるカード読み取りを条件として常に
解錠されている時間帯とを記憶する記憶手段を設け、こ
の記憶手段の内容に基づいて作動する錠を設けたことを
要旨とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、例えば終業後から始業間際ま
での人の出入りが基本的にはない時間帯には、カードリ
ーダーに挿入したカードからのデータ読み取りとキーボ
ードからのコード入力とにより解錠するから、二重のチ
ェックがなされ安全が確保できる。また、始業間際の出
勤時間帯や終業後の退社時間帯はカードからの読み取り
信号で扉がその都度開き、開状態のままにはならないか
ら安全である。さらに就業中は常に解錠しているが、従
業員が必ずいるから部外者が自由に出入りしても安全で
ある。そして、常に解錠している時間帯への移行は、こ
の時間帯内において最初はカードリーダーによるカード
の読み取りが条件付けられるから、常に解錠している時
間帯として設定してある時刻が到来しても、カード所持
者である従業員がいない状態で常に解錠された時間帯に
自動的に移行することはなく、安全である。
【0007】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の錠装置の実施例を示す制御ブ
ロック図で、本発明の錠装置をまず図4の説明図につい
て説明する。図中1は各扉毎に設置される錠装置の本体
を示し、該本体1のケースの表面に表示器2、事務所の
責任者等少数の人だけに知らせたコード番号入力用のキ
ーボード3、ソレノイドなどによるカード放出機構4を
備えたカードリーダー5を設けた。図中11は前記カード
リーダー5に挿入されるカードを示し、たとえば事務所
の従業員全員が所持する。
【0008】かかる本体1を扉毎のソレノイドロックに
よる錠8、扉の開閉を検知するマイクロスイッチなどに
よる扉開閉センサ9に接続し、扉毎に設けた本体1をホ
ストコンピュータ10に接続する。
【0009】図1は本体1に内蔵のマイクロコンピュー
タなどを用いる制御装置と、ホストコンピュータ10によ
る解錠制御のブロック図で、ホストコンピュータ10側の
記憶手段6に常に解錠されている時間帯Xとして例えば
就業時間中の8時から17時を、カード読み取りにより解
錠される時間帯Yとして例えば朝の出勤時間帯7時から
8時と夕方の退社時間帯17時から20時を、また、カード
読み取りとコード入力により解錠される時間帯Zとして
例えば夜間の0時から7時と20時から24時を、それぞれ
記憶しておく。
【0010】そして、前記時間帯X,Y,Zの別を判断
する時間帯判断手段7にタイマ12からの時計信号と前記
記憶手段6からの時間帯信号とを導入する。
【0011】一方、本体1側の制御装置に時間帯Xに対
応する錠開信号出力手段13と時間帯Yに対応する錠開信
号出力手段14と時間帯Zに対応する錠開信号出力手段15
とを設け、時間帯判断手段7からの時間帯X信号を錠開
信号出力手段13に、時間帯Y信号を錠開信号出力手段14
に、時間帯Z信号を錠開信号出力手段15にそれぞれ導入
し、カードリーダ5からの読み取り信号を錠開信号出力
手段13、14、15に、キーボード3からのコード入力信号
を錠開信号出力手段15に、扉開閉センサ9からの閉信号
を錠開信号出力手段14、15にそれぞれ導入した。
【0012】そして、各錠開信号出力手段13、14、15か
らの錠開信号を錠8に導入する。
【0013】次に動作を図2のフローチャートについて
説明する。例えば、いま夜間の時間帯Zの場合、この時
間帯Zは錠8は施錠されている。そして、タイマ12から
の時計信号により時間帯判断手段7で今が時間帯Zであ
ると判断すると、この時間帯の間はここから時間帯Zの
錠開信号出力手段15に信号が出力されている。
【0014】こうして錠開信号出力手段15に信号が出力
されている間に、カードリーダ5にカード11が挿入され
たことによる読み取り信号と、キーボード3からのコー
ド入力信号が錠開信号出力手段15に入ると(ステツプ
イ、ロ、ハ)、錠開信号出力手段15から錠開信号が錠8
に出力して錠8が開く(ステップニ、ホ)。
【0015】このようにして夜間はカード11とキーボー
ド3へのコード入力の2重のチェック手段により錠8が
開き、錠開して入室した後に扉が閉じると、扉開閉セン
サ9がこれを検知して閉信号が錠開信号出力手段15に入
り(ステップヘ)、ここからの錠開信号の出力が停止し
(ステップト)、扉は開かなくなる。
【0016】朝の出勤時間帯Yになり、時間帯判断手段
7から時間帯Yの錠開信号出力手段14に信号が出力され
ている間に、例えば出勤した従業員が所持するカード11
をカードリーダ5に挿入し、ここからの読み取り信号が
錠開信号出力手段14に入ると(ステップイ、ロ、チ)、
錠開信号出力手段14から錠開信号が錠8に出力して錠8
が開く(ステップニ、ホ)。
【0017】このようにして出勤時間帯はカードリーダ
5へのカード11の挿入だけで錠8が開き、錠開して入室
した後に扉が閉じると、扉開閉センサ9がこれを検知し
て閉信号が錠開信号出力手段14に入り(ステップヘ)、
ここからの錠開信号の出力が停止し(ステップト)、扉
は開かなくなる。よって、従業員は各自が所有するカー
ド11でその都度各自扉を開けて入室することとなり、こ
の時間帯Yでは解錠されたままの状態になることはな
い。
【0018】8時からの開店時間帯Xに移行すると時間
帯判断手段7から時間帯Xの信号が錠開信号出力手段13
に出力し、この時間帯Xの最初に従業員のいずれか一人
がカード11をカードリーダ5に挿入すると、ここからの
読み取り信号が錠開信号出力手段13に入り、該手段13か
ら錠開信号が出力して(ステップイ、ロ、チ、リ)、解
錠し扉が開く。
【0019】以後時間帯Xの間は常に解錠された状態に
あり、カード11もコード入力も必要とせずに入室でき、
従業員や客は室に自由に出入りできる。そして、時間帯
Xが経過すると錠開信号の出力が停止し(ステップヌ、
ト)、自動的に施錠し、扉は開かなくなる。
【0020】この時間帯Xで従業員のカード11からの読
み取り信号の入力を最初の錠開信号出力の条件としたの
は、従業員の全くいない状態で部外者が入室することを
防ぐためである。
【0021】夕方の退社時間帯Yも出勤時間帯と同様、
従業員各自が所有するカード11のカードリーダ5への挿
入により解錠する。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明の錠装置は、例
えばビルの事務所や営業所などの扉において、営業中、
閉店中、出勤退社の時間帯によって施錠状態を自動的に
変え、防犯上の安全性を十分確保でき、扉の開閉制御も
簡単に行えるものである。そして、営業中である常に解
錠している時間帯への移行は、この設定時間内において
最初はカードリーダーによるカードの読み取りが条件付
けられるから、常に解錠している時間帯として設定して
ある時刻が到来しても、カード所持者である従業員がい
ない状態で常に解錠された時間帯に自動的に移行するこ
とはなく、安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の錠装置の実施例を示す解錠制御のブロ
ック図である。
【図2】本発明の錠装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】本発明の錠装置で制御する時間帯の説明図であ
る。
【図4】本発明の錠装置の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…本体 2…表示器 3…キーボード 4…カード放出
機構 5…カードリーダー 6…記憶手段 7…時間帯判断手段 8…錠 9…扉開閉センサ 10…ホストコン
ピュータ 11…カード 12…タイマ 13…錠開信号出力手段 14…錠開信号出
力手段 15…錠開信号出力手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力用のカードリーダーとキーボードと
    を備え、前記カードリーダーによるカード読み取りと前
    記キーボードからのコード入力とにより解錠される時間
    帯と、前記カードリーダーによるカード読み取りにより
    解錠される時間帯と、予め設定された時間帯内での最初
    のカードリーダーによるカード読み取りを条件として常
    に解錠されている時間帯とを記憶する記憶手段を設け、
    この記憶手段の内容に基づいて作動する錠を設けたこと
    を特徴とする錠装置。
JP27380092A 1992-09-16 1992-09-16 錠装置 Expired - Lifetime JP2701678B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27380092A JP2701678B2 (ja) 1992-09-16 1992-09-16 錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27380092A JP2701678B2 (ja) 1992-09-16 1992-09-16 錠装置

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Publication Number Publication Date
JPH06101374A JPH06101374A (ja) 1994-04-12
JP2701678B2 true JP2701678B2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=17532762

Family Applications (1)

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JP27380092A Expired - Lifetime JP2701678B2 (ja) 1992-09-16 1992-09-16 錠装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5431396A (en) * 1977-08-09 1979-03-08 Kumahira Safe Co Electronic fixeddtime unlocking system
JPS63179377U (ja) * 1987-05-14 1988-11-21

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JPH06101374A (ja) 1994-04-12

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