JP4154013B2 - 管理システム - Google Patents

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JP4154013B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
貴重品を管理するための管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、貴重品を管理する場合、貴重品を保管している管理区域である部屋の出入口にカードリーダやテンキー等の操作器を設置し、操作器に入力されたカードのデータや暗証番号等の個別情報をもとに入室者が正当な者であることを確認した後、出入口扉に設けた電気錠を解錠させ、入室できるようにしたシステムがある。
【0003】
また、貴重品は金庫等の保管箱に収められ、この保管箱の扉の鍵を管理者が管理するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のシステムでは、貴重品が保管してある部屋への入退室者の確認や退室時の不正な持出しの監視、あるいは保管箱の鍵の管理を人により行っているが、この場合、入退室者の監視や鍵の管理のために管理者を常時配置する必要があり、人件費が嵩むという問題があった。
【0005】
また、保管箱の鍵は誰でも使用することができるため、貴重品を保管箱に収納した者以外の者であっても当該貴重品の持出しが可能であり、貴重品の不正な持出しを確実に防止することはできなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するために請求項1乃至3に記載の発明では、貴重品を保管している部屋へ予め登録している者が入室および退室する場合には、入退室者の他にもう一人予め登録している者の照合を必要とし、両者が一致したときにのみ電気錠を解錠するようにしている。
【0007】
また、請求項4及び請求項5に記載の発明では、貴重品を保管する場合および保管箱から取出す場合には、2人の操作者の照合を必要とするとともに、貴重品を保管箱から取出す場合は、この貴重品を保管した者と同じ者が操作したときにのみこの貴重品が保管されている保管箱の電気錠を解錠するようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】
本願の管理システムのブロック図を図2、4、5、7、9に示す。図1及び図2は、請求項1乃至請求項3の発明に係る実施形態を示し、図3及び図4は請求項4及び請求項5の発明に係る実施の形態を示す。
先ず、図1は本発明による管理対象である監視区域としての部屋Aを示す。図2は上記部屋Aを管理する管理システムのブロック図を示し、この管理システムは、操作者の個別情報が入力されると、この個別情報を制御装置に出力する操作器1、2、3と、部屋Aへの出入口扉に設けた電気錠LA と、予め監視区域内への入室を許可されている者の個別情報を照合用データとして記憶し、操作器1、2、3からの個別情報と照合用データに基づき電気錠を解錠する制御装置5とから構成されている。なお、操作器1、2、3は図1に示すように、操作器1および2は監視区域の外に設置され、操作器3は監視区域内に設置されている。
【0009】
また、図3は、管理対象が保管庫における保管箱Bを示し、保管庫には複数の保管箱B(B1,B2・・Bn)を備えている。各保管箱Bには電気錠L(L1、L2・・・Ln)を有し、また、その内部には保管物の有無を検出するセンサS(S1,S2・・Sn)が取り付けられている。
図4は保管箱Bを管理する管理システムのブロック図であり、この管理システムは、操作者の個別情報が入力されると、この個別情報を制御装置に出力する操作器11、12と、貴重品を保管するための少なくとも1つの保管箱Bに設けた電気錠Lおよび検知手段Sと、使用可能な保管箱の識別情報を表示し、操作者により表示した保管箱のうち1つが選択されると選択信号を出力する選択装置13と、予め保管箱の使用を許可されている者の個別情報を記憶し、操作器11,12と選択装置13からの入力信号に応じて電気錠Lを解錠する制御装置15とから構成されている。
【0010】
なお、以下の実施例では、操作器1〜3、操作器11、12はテンキーと指紋入力部とから構成され、操作器1〜3、操作器11、12に入力する操作者の個別情報は暗証番号と指紋としているが、操作器1〜3、操作器11、12は操作者個人を識別できるものであればよく、テンキーと指紋入力部の何れか一方のみであってもよく、また、カードリーダ等他の操作器を用いる場合は、照合用データ等も操作器に対応して変更してもよい。
〔実施例〕
以下に、図1、図2に示した部屋の管理システムの第1の実施例を説明する。
【0011】
〔構成〕
本願の第1の実施例のブロック図を図5に示す。
操作器1および2(本実施例では、テンキーと指紋入力部とする)は、監視区域Aの外に設置され、操作者の個別情報(本実施例では、暗証番号と指紋とする)が入力すると、入力した暗証番号と指紋を制御装置5に出力する。
【0012】
操作器3(本実施例では、テンキーと指紋入力部とする)は、監視区域Aの内に設置され、操作者の個別情報(本実施例では、暗証番号と指紋とする)が入力すると、入力した暗証番号と指紋を制御装置5に出力する。
電気錠LA は、監視区域Aの出入口扉に設けられ、制御装置5からの解錠信号が入力すると解錠する。
【0013】
制御装置5は、制御部51とタイマ52と照合用データ記憶部53とから構成されている。
タイマ52は、制御部51からの計時開始信号が入力すると所定時間計時を行い、所定時間計時を行うと制御部51に計時終了信号を出力し、制御部51からリセット信号が入力されると計時を終了しリセットする。
【0014】
照合用データ記憶部53は、監視区域Aへの入室が許可されている者の暗証番号と指紋を予め照合用データとして記憶している。
制御部51は、操作器1からの暗証番号および指紋が入力すると照合用データ記憶部53に記憶している照合用データと比較し、両者が一致するとタイマ52に計時開始信号を出力する。この後、操作器2より暗証番号と指紋が入力すると、照合用データ記憶部53に記憶している照合用データのうち操作器1から入力した暗証番号と指紋を除く照合用データと比較し、両者が一致すると電気錠LA に解錠信号を出力するとともにタイマ52にリセット信号を出力する。また、タイマ52からの計時終了信号が入力すると、すべての処理を中止する。
【0015】
〔入室時の動作〕
次に、第1の実施例の動作を図6のフローチャートにしたがって説明する。
なお、以下の説明において、第1の操作者とは、監視区域Aの外部(事務室等)で作業を行っているもののうち、照合用データ記憶部に照合用データが登録されている者を言う。したがって、第1の操作者は、照合用データ記憶部に暗証番号と指紋データ記憶されている者、つまり、監視区域Aに入室を許可されている者であれば誰でもよい。また、第2の操作者は、監視区域A内に入室して作業を行おうとする者をいい、第3の操作者は、監視区域Aより退出しようとする者を言うものとする。
【0016】
まず、監視区域Aの外部で作業を行っている者である第1の操作者が、監視区域Aに入室しようとする者である第2の操作者の要請により、操作器1のテンキーで自分の暗証番号を、また、操作器1の指紋入力部で指紋を入力する。
暗証番号が入力した操作器1のテンキーは、制御装置5に対して入力された暗証番号を出力する。
【0017】
また、第1の操作者の指紋を読み取った指紋入力部は、指紋データを出力する。
操作器1のテンキーからの暗証番号および指紋入力部からの指紋データは制御装置5の制御部51に入力し、制御部51は、まず入力した暗証番号が照合用データ記憶部53に記憶している照合用データと一致するか否かを判断する(S101,S102)。
【0018】
そして、暗証番号が一致すると、この暗証番号に対応して照合用データとして記憶している指紋データと指紋入力部から入力した指紋データが一致するか否かを判断する(S103,S104)。
制御部51は、暗証番号および指紋が予め記憶している照合用データと一致すると、タイマ52に対して計時開始信号を出力し、タイマ52の計時を開始する(S105)。
【0019】
次に、監視区域Aへの入室者である第2の操作者が操作器2のテンキーで自分の暗証番号を、また、操作器2の指紋入力部で指紋を入力する。
暗証番号が入力した操作器2のテンキーは、制御装置5に対して入力された暗証番号を出力する。
また、第2の操作者の指紋を読み取った指紋入力部は、指紋データを出力する。
【0020】
操作器2のテンキーからの暗証番号および指紋入力部からの指紋データは制御装置5の制御部51に入力し、制御部51は、まず入力した暗証番号が照合用データ記憶部53に記憶している照合用データと一致するか否かを判断する(S106,S107)。
そして、暗証番号が一致すると、この暗証番号に対応して照合用データとして記憶している指紋データと指紋入力部から入力した指紋データが一致するか否かを判断する(S108,S109)。
【0021】
制御部51は、暗証番号および指紋が予め記憶している照合用データと一致すると、電気錠LA に対し解錠信号を出力する(S110)とともに、タイマ52にリセット信号を出力する。
解錠信号が入力した電気錠LA は、解錠する。
また、リセット信号が入力したタイマ52は、リセットする。
【0022】
なお、制御部51はタイマ52からの計時終了信号が入力した場合(S115,S117)、つまり、第1の操作者が操作器1により照合操作を行った後、所定時間以内に第2の操作者の照合操作が行われなかった場合は、すべての処理を中止し、ステップ101に戻る。
〔退室時の動作〕
監視区域に入室した者が退室する場合、まず、監視区域Aからの退室者である第3の操作者は監視区域内のインタホン等により監視区域外の者に退出することを伝え、操作器1による照合操作を要求する。
【0023】
すると、入室時と同様に第1の操作者が操作器1のテンキーで自分の暗証番号を、また、操作器1の指紋入力部で指紋を入力する。
暗証番号が入力した操作器1のテンキーは、制御装置5に対して入力された暗証番号を出力する。
また、第1の操作者の指紋を読み取った指紋入力部は、指紋データを出力する。
【0024】
操作器1のテンキーからの暗証番号および指紋入力部からの指紋データは制御装置5の制御部51に入力し、制御部51は、まず入力した暗証番号が照合用データ記憶部53に記憶している照合用データと一致するか否かを判断する(S101,S102)。
そして、暗証番号が一致すると、この暗証番号に対応して照合用データとして記憶している指紋データと指紋入力部から入力した指紋データが一致するか否かを判断する(S103,S104)。
【0025】
制御部51は、暗証番号および指紋が予め記憶している照合用データと一致すると、タイマ52に対して計時開始信号を出力し、タイマ52の計時を開始する(S105)。
ここで、ステップ106により、操作器2より暗証番号の入力の有無がチェックされるが、退出時には操作器2よりの入力はないから、ステップ111に進む。
【0026】
次に、監視区域Aからの退室者である第3の操作者が監視区域A内にある操作器3のテンキーで自分の暗証番号を、また、操作器3の指紋入力部で指紋を入力する。
暗証番号が入力した操作器3のテンキーは、制御装置5に対して入力された暗証番号を出力する。
【0027】
また、第3の操作者の指紋を読み取った指紋入力部は、指紋データを出力する。
操作器3のテンキーからの暗証番号および指紋入力部からの指紋データは制御装置5の制御部51に入力し、制御部51は、まず入力した暗証番号が照合用データ記憶部53に記憶している照合用データと一致するか否かを判断する(S111,S112)。
【0028】
そして、暗証番号が一致すると、この暗証番号に対応して照合用データとして記憶している指紋データと指紋入力部から入力した指紋データが一致するか否かを判断する(S113,S114)。
制御部51は、暗証番号および指紋が予め記憶している照合用データと一致すると、電気錠LA に対し解錠信号を出力する(S110)とともに、タイマ52にリセット信号を出力する。
【0029】
解錠信号が入力した電気錠は、解錠する。
また、リセット信号が入力したタイマ52は、リセットする。
制御部51はタイマ52からの計時終了信号が入力した場合(S115,S116)、つまり、第1の操作者が操作器1により照合操作を行った後、所定時間以内に第3の操作者の照合操作が行われなかった場合は、すべての処理を中止し、ステップ101に戻る。
【0030】
なお、本実施例では、制御装置5は、入室時と退室時の第1の操作者は、照合用データ記憶部に記憶されている者であれば誰でもよく、入室時と退室時の第1の操作者が異なる者であっても電気錠は解錠する。
しかし、入室時には、入室者である第2の操作者の暗証番号と指紋データとこの入室者の入室時の第1の操作者の暗証番号と指紋データとを対応させて退室確認データとして記憶し、退室時には操作器1および操作器3からの暗証番号と指紋データが退室確認データと一致したときにのみ電気錠を解錠するようにし、入室時と退室時の第1の操作者が同じ者になるようにしてもよい。
〔実施例2〕
〔構成〕
本願の第2の実施例のブロック図を図7に示す。
【0031】
操作器1、2、3と電気錠LA は、実施例1と同じであるので説明は省略する。
報知装置6は、監視区域外に設置され、制御装置5からのメッセージ信号が入力すると、このメッセージを音声や文字により監視区域外の者に報知する。
制御装置5は、実施例1と同じタイマと照合用データ記憶部53に加え、制御部51と入室者データ記憶部54とから構成されている。タイマ部52と照合用データ記憶部53は実施例1と同じであるので、説明は省略する。
【0032】
入室者データ記憶部54は、制御部51からの入室者データを入力すると当該入室者データを記憶し、削除信号が入力されると、当該入室者データを削除する。
制御部51は、操作器1からの暗証番号および指紋データが入力すると照合用データ記憶部53に記憶している照合用データと比較し、両者が一致するとタイマに計時開始信号を出力する。この後、操作器2より暗証番号と指紋データが入力すると、照合用データ記憶部53に記憶している照合用データのうち操作器1から入力した暗証番号と指紋データを除く照合用データと比較し、両者が一致すると電気錠に解錠信号を出力するとともにタイマ52にリセット信号を出力し、操作器2からの暗証番号と指紋データを入室者データ記憶部54に出力する。また、操作器3からの暗証番号および指紋データが入力すると入室者データ記憶部54に記憶している入室者データと比較し、両者が一致すると、報知装置6にメッセージ信号を出力するとともに、タイマ52に計時開始信号を出力する。この後、操作器1から照合用データ記憶部53に記憶している暗証番号および指紋が入力すると、電気錠LA を解錠するとともにタイマ52にリセット信号を出力し、入室者データ記憶部54に削除信号を出力し入室者データ記憶部54に記憶している当該入室者データを削除する。さらに、タイマ52からの計時終了信号が入力すると、すべての処理を中止する。
【0033】
〔入室時の動作〕
次に、第2の実施例の動作を図8のフローチャートにしたがって説明する。
まず、第1の操作者が操作器1のテンキーで自分の暗証番号を、また、操作器1の指紋入力部で指紋を入力する。
暗証番号が入力した操作器1のテンキーは、制御装置5に対して入力された暗証番号を出力する。
【0034】
また、第1の操作者の指紋を読み取った指紋入力部は、指紋データを出力する。
操作器1のテンキーからの暗証番号および指紋入力部からの指紋データは制御装置5の制御部51に入力し、制御部51は、まず入力した暗証番号が照合用データ記憶部に記憶している照合用データと一致するか否かを判断する(S201,S202)。
【0035】
そして、暗証番号が一致すると、この暗証番号に対応して照合用データとして記憶している指紋データと指紋入力部から入力した指紋データが一致するか否かを判断する(S203,S204)。
制御部51は、暗証番号および指紋が予め記憶している照合用データと一致すると、タイマ52に対して計時開始信号を出力し、タイマ52の計時を開始する(S205)。
【0036】
次に、監視区域への入室者である第2の操作者が操作器2のテンキーで自分の暗証番号を、また、操作器2の指紋入力部で指紋を入力する。
暗証番号が入力した操作器2のテンキーは、制御装置5に対して入力された暗証番号を出力する。
また、第2の操作者の指紋を読み取った指紋入力部は、指紋データを出力する。
【0037】
操作器2のテンキーからの暗証番号および指紋入力部からの指紋データは制御装置の制御部51に入力し、制御部51は、まず入力した暗証番号が照合用データ記憶部53に記憶している照合用データと一致するか否かを判断する(S206,S207)。
そして、暗証番号が一致すると、この暗証番号に対応して照合用データとして記憶している指紋データと指紋入力部から入力した指紋データが一致するか否かを判断する(S208,S209)。
【0038】
制御部51は、暗証番号および指紋が予め記憶している照合用データと一致すると、操作器2から入力した暗証番号と指紋データを入室者データ記憶部54に出力する。
制御部51からの入室者データが入力した入室者データ記憶部54は、入力した入室者データを記憶する(S210)。
【0039】
また制御部51は、電気錠LAに対し解錠信号を出力する(S211)とともに、タイマ52にリセット信号を出力する。
解錠信号が入力した電気錠は、解錠する。
また、リセット信号が入力したタイマ52は、リセットする。
なお、制御部51はタイマ52からの計時終了信号が入力した場合(S220,S221)、つまり、第1の操作者が操作器1により照合操作を行った後、所定時間以内に第2の操作者の照合操作が行われなかった場合は、すべての処理を中止し、ステップ201に戻る。
【0040】
〔退室時の動作〕
監視区域に入室した者が退室する場合、まず、監視区域からの退室者である第3の操作者は操作器3のテンキーで自分の暗証番号を、また、操作器3の指紋入力部で指紋を入力する。
暗証番号が入力した操作器3のテンキーは、制御装置5に対して入力された暗証番号を出力する。
【0041】
また、第3の操作者の指紋を読み取った指紋入力部は、指紋データを出力する。
操作器3のテンキーからの暗証番号および指紋入力部からの指紋データは制御装置5の制御部51に入力し、制御部51は、まず入力した暗証番号が入室者データ記憶部54に記憶している入室者データと一致するか否かを判断する。
【0042】
そして、暗証番号が一致すると、この暗証番号に対応して入室者データとして記憶している指紋データと指紋入力部から入力した指紋データが一致するか否かを判断する(S212,S213)。
制御部51は、暗証番号および指紋が入室者用データと一致すると、報知装置6に対して監視区域外の者に照合操作を要求するメッセージであるメッセージ信号を出力する(S214)。
【0043】
メッセージ信号が入力した報知装置6は、文字や音声により監視区域外の者に照合操作を要求するメッセージを出力する。
このメッセージにより、監視区域外の第1の操作者は操作器1のテンキーで自分の暗証番号を、また、操作器1の指紋入力部で指紋を入力する。
暗証番号が入力した操作器1のテンキーは、制御装置5に対して入力された暗証番号を出力する。
【0044】
また、第1の操作者の指紋を読み取った指紋入力部は、指紋データを出力する。
操作器1のテンキーからの暗証番号および指紋入力部からの指紋データは制御装置5の制御部51に入力し、制御部51は、まず入力した暗証番号が照合用データ記憶部53に記憶している照合用データと一致するか否かを判断する(S215,S216)。
【0045】
そして、暗証番号が一致すると、この暗証番号に対応して照合用データとして記憶している指紋データと指紋入力部から入力した指紋データが一致するか否かを判断する(S217,S218)。
制御部51は、暗証番号および指紋が予め記憶している照合用データと一致すると、電気錠に対し解錠信号を出力する(S219)。
【0046】
解錠信号が入力した電気錠は、解錠する。
なお、本実施例では制御装置5は、入室時と退室時の第1の操作者は、照合用データ記憶部53に記憶されている者であれば誰でもよく、入室時と退室時の第1の操作者が異なる者であっても電気錠は解錠する。
しかし、入室時には、入室者である第2の操作者の暗証番号と指紋データとこの入室者の入室時の第1の操作者の暗証番号と指紋データとを対応させて退室確認データとして記憶し、退室時には操作器1および操作器3からの暗証番号と指紋データが退室確認データと一致したときにのみ電気錠を解錠するようにし、入室時と退室時の第1の操作者が同じ者になるようにしてもよい。
【0047】
また、入室時データとして暗証番号と指紋データの両方を入室者データとして記憶しているが、どちらか一方を入室者データとするようにしてもよい。
〔実施例3〕
次に、図3及び図4に示した監視対象が保管倉庫の保管箱である管理システムの実施例である第3の実施例について説明する。なお、以下の説明において、第4の操作者及び第5の操作者とは、保管箱へのアクセスを許される2名の操作者をいう。
【0048】
〔構成〕
本願の第3の実施例のブロック図を図9に示す。
操作器11および12(本実施例では、テンキーと指紋入力部とする)は、操作者の個別情報(本実施例では、暗証番号と指紋とする)が入力すると、入力した暗証番号と指紋を制御装置15に出力する。
【0049】
電気錠L(L1〜Ln)は、各保管箱B(B1〜Bn)に設けられ、制御装置15からの解錠信号が入力すると解錠し、施錠信号が入力すると施錠する。
検知手段S1〜Snは、各保管箱B(B1〜Bn)に設けられ、保管箱内の物体の存在を検知すると制御装置15に対し検知信号を出力する。
選択装置13は、制御装置15からの保管箱Bの識別情報が入力すると、この識別情報を表示する表示部131と、表示した識別情報のうち操作者が選択した識別情報を選択信号として制御装置15に出力する入力部132とから構成されている。
【0050】
制御装置15は、制御部151とタイマ152と照合用データ記憶部153と利用データ記憶部154とから構成されている。
タイマ152は、制御部151からの計時開始信号が入力すると所定時間計時を行い、所定時間計時を行うと制御部に計時終了信号を出力し、制御部151からリセット信号が入力されると計時を終了しリセットする。
【0051】
照合用データ記憶部153は、保管箱の利用が許可されている者の暗証番号と指紋を予め照合用データとして記憶している。
利用データ記憶部154は、制御部151から保管箱の識別情報と操作器11および12で入力された暗証番号と指紋データが入力すると、当該識別情報と暗証番号および指紋データを利用データとして記憶し、削除信号が入力されると、当該利用データを削除する。
【0052】
制御部151は、操作器11からの暗証番号および指紋が入力すると照合用データ記憶部154に記憶している照合用データと比較し、両者が一致するとタイマ152に計時開始信号を出力する。この後、タイマの計時中に操作器12より暗証番号と指紋が入力すると、照合用データ記憶部153に記憶している照合用データのうち操作器11から入力した暗証番号と指紋を除く照合用データと比較し、両者が一致すると検知手段Sからの検知信号に基づき空きの保管箱Bの識別情報を選択装置13の表示部131に出力する。また、操作器11および操作器12から入力した暗証番号と指紋データが利用データ記憶手段154に記憶している利用データとが一致すると、空きの保管箱の識別情報に加え第4および第5の操作者がすでに貴重品を保管している保管箱の識別情報を選択装置13の表示部131に出力する。選択装置13の入力部132からの選択信号が入力すると、選択された保管箱Bnの電気錠Lnに解錠信号を出力するとともにタイマ152にリセット信号を出力し、当該保管箱Bnの扉が閉じると電気錠Lnに施錠信号を出力する。このとき、空の保管箱が選択され、当該保管箱Bnの扉が閉じた後、当該保管箱Bnに設けた検知手段Snより検知信号が入力していた場合は、選択された保管箱Bnの識別情報と操作器11および12からの暗証番号と指紋データを利用データとして利用データ記憶部154に出力する。また、第4および第5の操作者によりすでに貴重品を保管していた保管箱が選択され、さらに当該保管箱の扉が閉じた後、当該保管箱に設けた検知手段より検知信号が入力していなかった場合は、利用データ記憶部154から当該保管箱に対する利用データを削除する削除信号を出力する。なお、空の保管箱が選択され、当該保管箱の扉が閉じた後、当該保管箱に設けた検知手段より検知信号が入力してなかった場合は、利用データは出力しない。また、第4および第5の操作者がすでに貴重品を保管していた保管箱が選択され、さらに当該保管箱の扉が閉じた後、当該保管箱に設けた検知手段より検知信号が入力していた場合は、削除信号は出力しない。さらに、タイマ152からの計時終了信号が入力すると、すべての処理を中止する。
【0053】
〔収納時の動作〕
次に、第3の実施例の動作を図10及び図11のフローチャートにしたがって説明する。
まず、第4の操作者が操作器11のテンキーで自分の暗証番号を、また、操作器11の指紋入力部で指紋を入力する。
【0054】
暗証番号が入力した操作器11のテンキーは、制御装置15に対して入力された暗証番号を出力する。
また、第4の操作者の指紋を読み取った指紋入力部は、指紋データを出力する。
操作器11のテンキーからの暗証番号および指紋入力部からの指紋データは制御装置15の制御部151に入力し、制御部151は、まず入力した暗証番号が照合用データ記憶部153に記憶している照合用データと一致するか否かを判断する(S301,S302)。
【0055】
そして、暗証番号が一致すると、この暗証番号に対応して照合用データとして記憶している指紋データと指紋入力部から入力した指紋データが一致するか否かを判断する(S303,S304)。
制御部151は、暗証番号および指紋が予め記憶している照合用データと一致すると、タイマ152に対して計時開始信号を出力し、タイマの計時を開始する(S305)。
【0056】
次に、第5の操作者が操作器12のテンキーで自分の暗証番号を、また、操作器12の指紋入力部で指紋を入力する。
暗証番号が入力した操作器12のテンキーは、制御装置15に対して入力された暗証番号を出力する。
また、第5の操作者の指紋を読み取った指紋入力部は、指紋データを出力する。
【0057】
操作器12のテンキーからの暗証番号および指紋入力部からの指紋データは制御装置15の制御部151に入力し、制御部151は、まず入力した暗証番号が照合用データ記憶部153に記憶している照合用データと一致するか否かを判断する(S306,S307)。
そして、暗証番号が一致すると、この暗証番号に対応して照合用データとして記憶している指紋データと指紋入力部から入力した指紋データが一致するか否かを判断する(S308,S309)。
【0058】
制御部151は、暗証番号および指紋が予め記憶している照合用データと一致すると、操作器11および12から入力した暗証番号と指紋データが利用データ記憶部154に記憶している利用データと一致するか否かを判断する(S310)。
ステップ310で、操作器11および12から入力した暗証番号と指紋データが利用データ記憶部154に記憶している利用データと一致しない、つまり、第4の操作者および第5の操作者が貴重品を保管していない場合は、制御部15は選択装置13の表示部131に貴重品を保管していない空の保管箱の識別情報を出力する(S311)。
【0059】
保管箱の識別情報が入力した表示部131は、入力した保管箱の識別情報、つまり、空の保管箱を図や文字により表示する。
第4の操作者または第5の操作者は、表示部131に表示した保管箱の情報をもとに利用する保管箱を選択し、入力部132より保管箱の識別情報を入力する。
【0060】
入力部132は、保管箱の識別情報が入力されると選択信号として制御装置15の制御部151に出力する。
選択信号を入力した制御部151は(S312)、選択された保管箱の電気錠に対し解錠信号を出力するとともにタイマ152にリセット信号を出力する(S313)。
【0061】
解錠信号が入力した電気錠は解錠し、リセット信号が入力したタイマ152はリセットする。
第4および第5の操作者は、選択した保管箱の電気錠が解錠し、当該保管箱の扉が開放すると、保管箱に貴重品を収納し扉を閉める。
制御部151は、当該保管箱の扉が閉じると当該保管箱の電気錠に施錠信号を出力する(S315)。このとき、制御部151は、空であった当該保管箱に貴重品が収納され、当該保管箱に設けた検知手段から検知信号が入力している、つまり、当該保管箱に貴重品が収納されていると、選択された保管箱の識別情報と操作器11および12で読取った暗証番号と指紋を利用データ記憶部154に出力する(S316,S317)。
【0062】
施錠信号が入力した電気錠Lnは、施錠する。
利用データ記憶部154は、保管箱の識別情報と第4および第5の操作者の暗証番号と指紋を利用データとして記憶する(S318)。
なお、制御部151は、ステップ317で当該保管箱に設けた検知手段から検知信号が入力していない、つまり当該保管箱に貴重品が収納されていないと、選択された保管箱の識別情報と操作器11および12で読取った暗証番号と指紋は利用データ記憶部154に出力せずに処理を終了し、ステップ301に戻る(S317)。
【0063】
また、制御部151はタイマ152からの計時終了信号が入力した場合(S319,S320,S321)、つまり、第4の操作者が操作器11により照合操作を行った後、所定時間以内に第5の操作者の照合操作が行われなかった場合や、第4及び第5の操作者が操作器11及び12により照合操作を行った後、所定時間以内に保管箱を選択しなかった場合は、すべての処理を中止し、ステップ301に戻る。
【0064】
〔返却時の動作〕
まず、第4の操作者が操作器11のテンキーで自分の暗証番号を、また、操作器11の指紋入力部で指紋を入力する。
暗証番号が入力した操作器11のテンキーは、制御装置5に対して入力された暗証番号を出力する。
【0065】
また、第4の操作者の指紋を読み取った指紋入力部は、指紋データを出力する。
操作器11のテンキーからの暗証番号および指紋入力部からの指紋データは制御装置15の制御部151に入力し、制御部151は、まず入力した暗証番号が照合用データ記憶部153に記憶している照合用データと一致するか否かを判断する(S301,S302)。
【0066】
そして、暗証番号が一致すると、この暗証番号に対応して照合用データとして記憶している指紋データと指紋入力部から入力した指紋データが一致するか否かを判断する(S303,S304)。
制御部151は、暗証番号および指紋が予め記憶している照合用データと一致すると、タイマ152に対して計時開始信号を出力し、タイマ152の計時を開始する(S305)。
【0067】
次に、第5の操作者が操作器12のテンキーで自分の暗証番号を、また、操作器12の指紋入力部で指紋を入力する。
暗証番号が入力した操作器12のテンキーは、制御装置15に対して入力された暗証番号を出力する。
また、第5の操作者の指紋を読み取った指紋入力部は、指紋データを出力する。
【0068】
操作器12のテンキーからの暗証番号および指紋入力部からの指紋データは制御装置15の制御部151に入力し、制御部151は、まず入力した暗証番号が照合用データ記憶部153に記憶している照合用データと一致するか否かを判断する(S306,S307)。
そして、暗証番号が一致すると、この暗証番号に対応して照合用データとして記憶している指紋データと指紋入力部から入力した指紋データが一致するか否かを判断する(S308,S309)。
【0069】
制御部151は、暗証番号および指紋が予め記憶している照合用データと一致すると、操作器11および12から入力した暗証番号と指紋が利用データ記憶部154に記憶している利用データと一致するか否かを判断する(S310)。
ステップ310で、操作器11および12から入力した暗証番号と指紋が利用データ記憶部154に記憶している利用データと一致した、つまり、第4の操作者および第5の操作者がすでに保管箱に貴重品を保管している場合は、制御部151は選択装置13の表示部131に貴重品を保管していない空の保管箱の識別情報に加え、利用データ記憶部154に記憶している利用データをもとに当該第4および第5の操作者が既に貴重品を保管している保管箱の識別情報を出力する(S311)。
【0070】
保管箱の識別情報が入力した表示部131は、入力した保管箱の識別情報、つまり、空の保管箱とすでに第4および第5の操作者が貴重品を保管している保管箱を図や文字により表示する。
第4の操作者または第5の操作者は、表示部131に表示した保管箱の情報をもとに利用する保管箱を選択し、入力部132より保管箱の識別情報を入力する。
【0071】
入力部132は、保管箱の識別情報が入力されると選択信号として制御装置15の制御部151に出力する。
選択信号を入力した制御部151は(S312)、選択された保管箱の電気錠に対し解錠信号を出力するとともにタイマ152にリセット信号を出力する(S313)。
【0072】
解錠信号が入力した電気錠は解錠し、リセット信号が入力したタイマ152はリセットする。
第4および第5の操作者は、選択した保管箱の電気錠が解錠し、当該保管箱の扉が開放すると、保管箱に貴重品を収納し扉を閉める。
制御部151は、当該保管箱の扉が閉じると当該保管箱の電気錠に施錠信号を出力する(S315)。このとき、制御部151は、予め貴重品が収納されていた保管箱から貴重品が取り出され、当該保管箱に設けた検知手段から検知信号が入力していない、つまり当該保管箱に貴重品が収納されていないと、選択された保管箱の識別情報と操作器11および12で読取った暗証番号と指紋を利用データ記憶部154から削除するための削除信号を利用者データ記憶部に出力する(S316,S322)。 施錠信号が入力した電気錠は、施錠する。
【0073】
利用データ記憶部154は、削除信号が入力すると、当該保管箱に対応する利用データを削除する(S323)。
なお、制御部151は、ステップ322で当該保管箱に設けた検知手段から検知信号が入力している、つまり当該保管箱に貴重品が収納されていると、利用データ記憶部154へ削除信号を出力せずに処理を終了し、ステップ301に戻る。
【0074】
また、制御部151はタイマ152からの計時終了信号が入力した場合(S319,S320,S321)、つまり、第4の操作者が操作器11により照合操作を行った後、所定時間以内に第5の操作者の照合操作が行われなかった場合や、第4の及び第5操作者が操作器11及び12により照合操作を行った後、所定時間以内に保管箱を選択しなかった場合は、すべての処理を中止し、ステップ301に戻る。
【0075】
なお、上記実施例1乃至3で、指紋の照合を所定回数(例えば3回)までとし、3回照合しても照合用データまたは利用データと一致しない場合は、処理を中止するようにしてもよい。
また、実施例3では、保管箱に保管した貴重品を取り出す場合、操作器11及び12で読み取った暗証番号と指紋が利用データ記憶部に記憶した利用データと一致したときにのみ貴重品を保管している保管箱の電気錠を解錠するようにしているが、利用データ記憶部を設けずに、操作器11及び12で読み取った暗証番号と指紋が照合用データ記憶部に記憶している暗証番号及び指紋データと一致したときに、選択装置により貴重品を保管している保管箱が選択されると当該保管箱の電気錠を解錠するようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】
貴重品が保管されている部屋への入室および退室の際には、入退室者を確認する管理者が必要となるため、室内への不正な入室(指紋を照合していない者の同時入室等)の管理、および、退室時の貴重品の不正な持出しの管理等を確実に行うことができる。
【0077】
また、保管箱を解錠するためには、2人の操作者が必要になるため、作業中の不正な持出しを操作者相互に監視することができる。
さらに、貴重品を保管した操作者と同じ2人の操作者が操作しなければ保管箱を解錠することができないため、保管箱内の貴重品の不正な持出しを防止し、貴重品を確実に保護、管理することができる。
【0078】
また、貴重品が保管されている部屋への入退室者の監視や保管箱の鍵の管理を行う者を常時配置しておく必要がなくなり、安価なシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1,第2の実施例の監視区域を示す図である。
【図2】第1,第2の実施例の管理システムのブロック図である。
【図3】第3の実施例の監視対象である保管庫を示す図である。
【図4】第3の実施例の管理システムのブロック図である。
【図5】第1の実施例のブロック図である。
【図6】第1の実施例の制御装置のフローチャートである。
【図7】第2の実施例のブロック図である。
【図8】第2の実施例の制御装置のフローチャートである。
【図9】第3の実施例のブロック図である。
【図10】第3の実施例の制御装置のフローチャートである。
【図11】第3の実施例の制御装置のフローチャートである。
【符号の説明】
1、2、3、11、12 操作器
5、15 制御装置
13 選択装置
51、151 制御部
52、152 タイマ
53 153 照合データ記憶部
54 入室者データ記憶部
154 利用データ記憶部
B1〜Bn 保管箱
LA ,L1〜Ln 電気錠
S1〜Sn 検出手段

Claims (4)

  1. 監視区域外に設置し、操作者の個別情報を読取る第1の操作器および第2の操作器と、
    監視区域内に設置し、操作者の個別情報を読取る第3の操作器と、
    監視区域への出入口扉に設置した電気錠と、予め操作者の暗証番号と指紋データを含む個別情報を照合用データとして記憶しておき、前記第1、第2、第3の操作器で読取った個別情報と照合用データに基づき前記電気錠を解錠する制御装置と
    監視区域外に報知手段を
    設け、
    前記制御装置は、
    前記監視区域内への入室時に、第1の操作器で読取った個別情報が照合用データと一致すると、所定時間第2の操作器による個別情報の読取りを許容し、
    第2の操作器で読取った個別情報が照合用データのうち第1の操作器で読取った個別情報以外の照合用データと一致するとき、第2の操作器で読取った個別情報を入室者データとして記憶するとともに電気錠を解錠し、
    前記監視区域内から退室時に、第3の操作器で読取った個別情報が入室者データと一致すると、第1の操作器による照合操作を促すメッセージを報知手段より出力させ、
    その後、第1の操作器で読取った個別情報が照合用データと一致すると、施錠されている電気錠を解錠動作させるとともに、第3の操作器で読取った個別情報を入室者データから削除する
    ことを特徴とする管理システム。
  2. 監視区域外に設置し、操作者の個別情報を読取る第1の操作器および第2の操作器と、
    監視区域内に設置し、操作者の個別情報を読取る第3の操作器と、
    監視区域への出入口扉に設置した電気錠と、予め操作者の暗証番号と指紋データを含む個別情報を照合用データとして記憶しておき、前記第1、第2、第3の操作器で読取った個別情報と照合用データに基づき前記電気錠を解錠する制御装置と
    を設け、
    前記制御装置は、
    前記監視区域内への入室時に、第2の操作器で読取った個別情報が照合用データのうち第1の操作器で読取った個別情報以外の照合用データと一致すると、第1および第2の操作器で読取った個別情報を入室者データとして記憶するとともに電気錠を解錠し、
    前記監視区域内から退室時に、第3の操作器で読取った個別情報が入室者データの第2操作器で読み取った個人情報と一致し、さらに第1の操作器で読取った個別情報が第3の操作器で読取った個別情報に対応する入室者データの第1操作器で読み取った個人情報と一致すると施錠されている電気錠を解錠するとともに、当該入室者データを削除する
    ことを特徴とする管理システム。
  3. 1または複数の保管箱を有する保管庫と、
    操作者の個別情報を読取る第1および第2の操作器と、
    使用可能な保管箱を表示するとともに、保管箱を選択する選択装置と、
    各保管箱の扉に設置される電気錠と、
    各保管箱内の物体の存在を検知し検知信号を出力する検知手段と、
    保管箱の利用が許可されている者の暗証番号と指紋データを予め照合用データとして記憶している照合用データ記憶部と
    利用されている保管箱の識別データと第1及び第2の操作器で入力された暗証番号と指紋データを利用データとして記憶する利用データ記憶部と
    第1および第2の操作器で読取った個別情報と照合用データに基づき前記電気錠を解錠する制御装置とを有し、
    前記制御装置は、
    第1の操作器で読取った個別情報と第2の操作器で読取った個別情報が照合用データと一致し、且つ第2の操作器で読取った個別情報が照合用データのうち第1の操作器で読取った個別情報以外の照合用データと一致すると、検知手段からの検知信号に基づき空の保管箱を選択装置に表示し、さらに当該個別情報が利用データと一致すると当該操作者がすでに利用している保管箱を選択装置に表示し、
    選択装置により表示した保管箱が選択されると、選択された保管箱の電気錠を解錠し、当該保管箱の扉を閉じたときに検知手段からの検知信号が入力していると、第1及び第2の操作器で読み取った個別情報を当該保管箱の識別情報に対する利用データとして記憶するようにした
    ことを特徴とする管理システム。
  4. 1または複数の保管箱を有する保管庫と、
    操作者の個別情報を読取る第1および第2の操作器と、
    使用可能な保管箱を表示するとともに、保管箱を選択する選択装置と、
    各保管箱の扉に設置される電気錠と、
    各保管箱内の物体の存在を検知し検知信号を出力する検知手段と、
    保管箱の利用が許可されている者の暗証番号と指紋データを予め照合用データとして記憶している照合用データ記憶部と
    利用されている保管箱の識別データと第1及び第2の操作器で入力された暗証番号と指紋データを利用データとして記憶する利用データ記憶部と
    第1および第2の操作器で読取った個別情報と照合用データに基づき前記電気錠を解錠する制御装置と
    を有し、
    前記制御装置は、
    第1の操作器で読取った個別情報が照合用データと一致すると、所定時間第2の操作器による個別情報の読取りを許容し、
    第2の操作器で読取った個別情報が照合用データのうち第1の操作器で読取った個別情報以外の照合用データと一致すると、検知手段からの検知信号に基づき空の保管箱を選択装置に表示し、
    第1および第2の操作器で読取った個別情報が、利用データとしてすでに利用されている保管箱の識別情報に対応して記憶している個別情報と一致すると、空の保管箱に加え当該操作者がすでに利用している保管箱を選択装置に表示し、
    選択装置により空の保管箱が選択されると、選択された保管箱の電気錠を解錠するとともに、当該保管箱の扉を閉じたときに検知手段からの検知信号が入力していると第1および第2の操作器で読取った個別情報を選択された保管箱の識別情報に対する利用データとして記憶し、
    当該操作者がすでに利用している保管箱が選択されると、選択された保管箱の電気錠を解錠するとともに、当該保管箱の扉を閉じたときに検知手段からの検知信号が入力していなければ、利用データとして記憶している当該保管箱の識別情報とその識別情報に対する個別情報を利用データから削除する
    ことを特徴とする管理システム。
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