JPS6019394B2 - カ−ド式自動錠装置 - Google Patents
カ−ド式自動錠装置Info
- Publication number
- JPS6019394B2 JPS6019394B2 JP15446781A JP15446781A JPS6019394B2 JP S6019394 B2 JPS6019394 B2 JP S6019394B2 JP 15446781 A JP15446781 A JP 15446781A JP 15446781 A JP15446781 A JP 15446781A JP S6019394 B2 JPS6019394 B2 JP S6019394B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- card
- electric lock
- lock mechanism
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、扉を閉じると自動的に施錠され、扉内からは
ノブ操作によって、また扉外からはカードの照合によっ
て、夫々扉の開操作を可能とした構造のカード式目動錠
装置に関する。
ノブ操作によって、また扉外からはカードの照合によっ
て、夫々扉の開操作を可能とした構造のカード式目動錠
装置に関する。
従来ホテル等の施設において、各客室の扉には力−ド方
式その他の自動錠装置が配備されているが、この種錠装
置の場合、利用客はカード、或いは鍵を客室へ置き忘れ
たまま、扉を閉じ、自動ロックにより室外へ締め出され
るというトラブルが頻繁に発生している。
式その他の自動錠装置が配備されているが、この種錠装
置の場合、利用客はカード、或いは鍵を客室へ置き忘れ
たまま、扉を閉じ、自動ロックにより室外へ締め出され
るというトラブルが頻繁に発生している。
本発明は、この種l・ラブルの発生に際し、大部分の利
用客が扉を閉じた瞬間にカード等の置き忘れに気付くこ
とに着目し、室外へ出て扉を閉じたとき、一定時間電気
ロック機構を解錠し、しかる後施錠状態に復帰させるこ
とによって、上記トラブルの発生を激減させるカード式
目動錠装置を提供することを目的とする。
用客が扉を閉じた瞬間にカード等の置き忘れに気付くこ
とに着目し、室外へ出て扉を閉じたとき、一定時間電気
ロック機構を解錠し、しかる後施錠状態に復帰させるこ
とによって、上記トラブルの発生を激減させるカード式
目動錠装置を提供することを目的とする。
以下図面に示す実施例に基づき本発明を具体的に説明す
る。
る。
第1図〜第3図は、ホテル客室の扉部に本発明にかかる
カード式目動錠装置を取り付けた状況を示す。
カード式目動錠装置を取り付けた状況を示す。
図示例の扉1は、扉内外へ突出するノプ21,22およ
び扉の側端面に出没するラツチポルト2を備えており、
外側ノプ22は扉1に固定され、内側ノブ21はラッチ
ボルト2に連繋させて扉1に回動可能に取り付けてある
。
び扉の側端面に出没するラツチポルト2を備えており、
外側ノプ22は扉1に固定され、内側ノブ21はラッチ
ボルト2に連繋させて扉1に回動可能に取り付けてある
。
ラッチボルト2は外側面にテ−パ部23を備え、従って
後記のラッチ係入溝30へ引込み動作しつつ容易に孫入
するが、ラッチ係入溝30からの脱出は阻止される。扉
壁101こは、関口端面に電気ロック機構4を備えたラ
ッチ係入溝30が開設され、溝下方位置には扉1の開閉
状態を検知する検知スイッチの検知片41が出没自在に
配備されている。また壁外面にはカードリーダ5が取り
付けられ、中央のカード挿入溝50へカードを挿脱すべ
く構成されている。電気ロック機構4は、第3図に示す
如く、ラッチ係入溝3川こ配穀されたロック部村40と
、ケース3に内蔵されたソレノィド(図示せず)とを含
む。
後記のラッチ係入溝30へ引込み動作しつつ容易に孫入
するが、ラッチ係入溝30からの脱出は阻止される。扉
壁101こは、関口端面に電気ロック機構4を備えたラ
ッチ係入溝30が開設され、溝下方位置には扉1の開閉
状態を検知する検知スイッチの検知片41が出没自在に
配備されている。また壁外面にはカードリーダ5が取り
付けられ、中央のカード挿入溝50へカードを挿脱すべ
く構成されている。電気ロック機構4は、第3図に示す
如く、ラッチ係入溝3川こ配穀されたロック部村40と
、ケース3に内蔵されたソレノィド(図示せず)とを含
む。
このソレノィドは、常時はロック部材40の退出動作(
第3図中矢印で示す)を阻止するが、コントローラ6か
らの藤錠指令で引込み付勢されてロック部材40の退出
動作を許容する。従って解錠状態で扉開放方向の力が作
用すると、ラッチボルト2はロック部材40を押し込ん
でラッチ係入簿30より脱出する。第4図は、解錠操作
用のカード7を示す。
第3図中矢印で示す)を阻止するが、コントローラ6か
らの藤錠指令で引込み付勢されてロック部材40の退出
動作を許容する。従って解錠状態で扉開放方向の力が作
用すると、ラッチボルト2はロック部材40を押し込ん
でラッチ係入簿30より脱出する。第4図は、解錠操作
用のカード7を示す。
カード7の表面には磁気情報記録部71が設けてあり、
利用客のチェックインに際し、フロントにてホテル番号
、部屋番号、秘密番号、カード発行日、滞在日数に関す
る各種情報a〜eが記録される。尚秘密番号の情報cは
カードの偽造を防止するためのもので、利用客が交代す
る毎に更新される。第5図は本発明にかかるカード式目
鱗錠装置の回路構成例を示す。
利用客のチェックインに際し、フロントにてホテル番号
、部屋番号、秘密番号、カード発行日、滞在日数に関す
る各種情報a〜eが記録される。尚秘密番号の情報cは
カードの偽造を防止するためのもので、利用客が交代す
る毎に更新される。第5図は本発明にかかるカード式目
鱗錠装置の回路構成例を示す。
カードリーダ5は上記カード情報a〜eを磁気ヘッドで
読み取りこれをコントローラ6のバッファメモリ61へ
送る。
読み取りこれをコントローラ6のバッファメモリ61へ
送る。
バッファメモリ61は読み取られた情報を一時記憶する
ためのもので、記憶情報の存在をもってカードリーダ5
へカード7がセットされたことを確認できる。検知スイ
ッチ42は扉の開閉状態を検知するもので、前記検知片
41の押圧および押圧解除でオン・オフ動作する。記憶
装置62はカード情報a〜cと対比するホテル番号、部
屋番号、秘密番号、現在日付、滞在日数に関するデータ
を格納する。第6図はこれらデータの記憶エリアmを示
し、エリアm・,m2にはホテル番号、部屋番号の各デ
ータが固定的に格納される。エリア似には利用客が交代
する毎に異なった特定の秘密番号のデータが葺き込まれ
る。エリアm4には現在日付が時計機構63により日毎
更新されつつ書き込まれる。エリア侭には滞在日数の残
日が特定時間(例えばホテルのチェックアウト時間)が
来る毎に減算されて青き込まれる。演算処理装置64は
カード情報と前記格納デ−夕とを対照して力−ド7の真
偽判定等の演算を実行するもので、前記電気ロック機構
4の鱗錠を指令する信号およびそのリセツト信号を解錠
信号記憶回路65へ送り出す動作等を制御する。図中、
駆動回路43は電気ロック機構4のソレノイド44を付
勢し且つ消勢するための回路である。第7図は上記装置
の動作フローを示す。
ためのもので、記憶情報の存在をもってカードリーダ5
へカード7がセットされたことを確認できる。検知スイ
ッチ42は扉の開閉状態を検知するもので、前記検知片
41の押圧および押圧解除でオン・オフ動作する。記憶
装置62はカード情報a〜cと対比するホテル番号、部
屋番号、秘密番号、現在日付、滞在日数に関するデータ
を格納する。第6図はこれらデータの記憶エリアmを示
し、エリアm・,m2にはホテル番号、部屋番号の各デ
ータが固定的に格納される。エリア似には利用客が交代
する毎に異なった特定の秘密番号のデータが葺き込まれ
る。エリアm4には現在日付が時計機構63により日毎
更新されつつ書き込まれる。エリア侭には滞在日数の残
日が特定時間(例えばホテルのチェックアウト時間)が
来る毎に減算されて青き込まれる。演算処理装置64は
カード情報と前記格納デ−夕とを対照して力−ド7の真
偽判定等の演算を実行するもので、前記電気ロック機構
4の鱗錠を指令する信号およびそのリセツト信号を解錠
信号記憶回路65へ送り出す動作等を制御する。図中、
駆動回路43は電気ロック機構4のソレノイド44を付
勢し且つ消勢するための回路である。第7図は上記装置
の動作フローを示す。
ステップ81の「スタート」は、客室の扉1が閉じ、電
気ロック機構4が施錠状態にある。
気ロック機構4が施錠状態にある。
今利用客がカードリーダ5のカード挿入簿50へカード
7を差し込みセットすると、カード情報a〜eはカード
リーグ5の磁気ヘッドで読み取られて、バッファメモリ
61へ−旦格納され、これによりステップ82の「カー
ド入力者か?」の判定はYESとなる。尚ステップ82
の判定がNOの場合は、ルート101,102を巡る「
カード特」の状態を形成する。次いでステップ83にお
いて、演算処理装置64はバッファメモリ61にセット
されたカード情報と記憶装置62の記憶エリアmに格納
されたデータとを読み込み照合して、カード7の真偽判
定を実行する。
7を差し込みセットすると、カード情報a〜eはカード
リーグ5の磁気ヘッドで読み取られて、バッファメモリ
61へ−旦格納され、これによりステップ82の「カー
ド入力者か?」の判定はYESとなる。尚ステップ82
の判定がNOの場合は、ルート101,102を巡る「
カード特」の状態を形成する。次いでステップ83にお
いて、演算処理装置64はバッファメモリ61にセット
されたカード情報と記憶装置62の記憶エリアmに格納
されたデータとを読み込み照合して、カード7の真偽判
定を実行する。
この場合新規利用客の入室前においては、記憶装置62
には前回利用客の秘密番号データが格納されているため
、秘密番号に関するカード情報cと格納データとの照合
結果は不一致となる。かかる場合には、次いでカード発
行日に関するカード情報dと日付データとが対照され、
両者は一致するから、記憶装置62のエリアm3は新規
利用客の秘密番号データに書き換えられると共に、エリ
ア鳩には滞在日数の残日、例えば‘‘1泊2日”の場合
は「1」に相当するデータが蔓き込まれる。斯くてステ
ップ84の「カード正しいか?」の判定はYESとなり
、これ以後は、ホテル番号、部屋番号、秘密番号に関す
るカード情報と、これに対応する格納データとが一致し
且つ滞在日数に関するデータが「0」でない場合、ステ
ップ84の判定はYESとなる。一方何れかに不一致が
生じた場合または、滞在日数に関するデータ「0」の場
合は、ステップ84の判定はN○となる。ステップ84
の判定がYESで、バッファメモリ61の内容がクリア
され、電気ロック機構4のソレノィド44が引込み付勢
されてロック部材40の退出動作が許容され、母気的に
「鱗錠」の状態となる(ステップ85,86)。
には前回利用客の秘密番号データが格納されているため
、秘密番号に関するカード情報cと格納データとの照合
結果は不一致となる。かかる場合には、次いでカード発
行日に関するカード情報dと日付データとが対照され、
両者は一致するから、記憶装置62のエリアm3は新規
利用客の秘密番号データに書き換えられると共に、エリ
ア鳩には滞在日数の残日、例えば‘‘1泊2日”の場合
は「1」に相当するデータが蔓き込まれる。斯くてステ
ップ84の「カード正しいか?」の判定はYESとなり
、これ以後は、ホテル番号、部屋番号、秘密番号に関す
るカード情報と、これに対応する格納データとが一致し
且つ滞在日数に関するデータが「0」でない場合、ステ
ップ84の判定はYESとなる。一方何れかに不一致が
生じた場合または、滞在日数に関するデータ「0」の場
合は、ステップ84の判定はN○となる。ステップ84
の判定がYESで、バッファメモリ61の内容がクリア
され、電気ロック機構4のソレノィド44が引込み付勢
されてロック部材40の退出動作が許容され、母気的に
「鱗錠」の状態となる(ステップ85,86)。
一方ステップ84の判定がNOの場合、同機にバッファ
メモリの内容がクリアされるが(ステップ87)、鰭気
ロック機構4は施錠状態のままであり、ルート102に
至る待機状態となる。ステップ86で「解錠」となると
、時計機構63が有するタイマーがスタートし(ステッ
プ88)、電気ロック機構4は一定時間鱗錠の状態を維
持し、この間扉1の開操作が可能となる。
メモリの内容がクリアされるが(ステップ87)、鰭気
ロック機構4は施錠状態のままであり、ルート102に
至る待機状態となる。ステップ86で「解錠」となると
、時計機構63が有するタイマーがスタートし(ステッ
プ88)、電気ロック機構4は一定時間鱗錠の状態を維
持し、この間扉1の開操作が可能となる。
この時間長さは利用客がカードセット後、扉1の開操作
を実行するに十分な時間、例えば1胡砂程度に設定され
る。利用客がタイムアップ前(ステップ89の判定がN
O)に扉1を押操作すると、ラッチボルト2はロック部
材40をラツチ係入溝30中へ押し込みつつラッチ係入
漁30より脱出するため、扉1が開き、ステップ90の
判定はYESとなる。この扉1の開放は扉検知スイッチ
42で検知され、演算処理装置64はこの検知信号を受
けて電気ロック機構4を施錠状態に復帰させる(ステッ
プ91)。尚ステップ91の施錠状態では、扉閉成方向
の力を作用させることにより、ラッチボルト2はテーパ
部23の作用で引込み動作しつつ容易にラッチ係入溝3
0へ係入するから、扉1の閉成操作に何等の支障もない
。これに対し利用客がタイムアップ前に扉1を開かない
とき(ステップ90の判定がN0、ステップ89の判定
がYES)、電気ロック機構4はステップ92で同様に
施錠状態を復帰するが、この場合はもはや扉1の開放操
作は不能となり、ルート102に至る待機状態となる。
利用客が入室後、或いは入室せずに扉1を閉じると、検
知スイッチ42がこれを検知して、ステップ93の判定
はYESとなる。
を実行するに十分な時間、例えば1胡砂程度に設定され
る。利用客がタイムアップ前(ステップ89の判定がN
O)に扉1を押操作すると、ラッチボルト2はロック部
材40をラツチ係入溝30中へ押し込みつつラッチ係入
漁30より脱出するため、扉1が開き、ステップ90の
判定はYESとなる。この扉1の開放は扉検知スイッチ
42で検知され、演算処理装置64はこの検知信号を受
けて電気ロック機構4を施錠状態に復帰させる(ステッ
プ91)。尚ステップ91の施錠状態では、扉閉成方向
の力を作用させることにより、ラッチボルト2はテーパ
部23の作用で引込み動作しつつ容易にラッチ係入溝3
0へ係入するから、扉1の閉成操作に何等の支障もない
。これに対し利用客がタイムアップ前に扉1を開かない
とき(ステップ90の判定がN0、ステップ89の判定
がYES)、電気ロック機構4はステップ92で同様に
施錠状態を復帰するが、この場合はもはや扉1の開放操
作は不能となり、ルート102に至る待機状態となる。
利用客が入室後、或いは入室せずに扉1を閉じると、検
知スイッチ42がこれを検知して、ステップ93の判定
はYESとなる。
尚ステップ93がNOの判定の場合、「扉閉時」の状態
を形成する。次いで入室した利用客が外出する場合等に
、内側ノブ21を回動操作し、ラッチポルト2をラッチ
係入溝30より脱出させて扉1を開くと、ステップ94
の判定はYESとなり、次のステップ95へ進む。
を形成する。次いで入室した利用客が外出する場合等に
、内側ノブ21を回動操作し、ラッチポルト2をラッチ
係入溝30より脱出させて扉1を開くと、ステップ94
の判定はYESとなり、次のステップ95へ進む。
一方ステップ93において入室せずに扉1を閉じた利用
客については、ノブ21の操作で扉1を開くことはない
から、ステップ94の判定はNOとなり、ルート102
による待機状態となり、カードを使用して扉1の開放操
作を行なう必要がある。斯くて利用客が室外へ出て扉1
を閉じると、検知スイッチ42がこれを検知して、ステ
ップ95の判定はYESとなり、電気ロック機構4が解
錠動作すると共に、時計機構63のタイマーがスタート
する(ステップ96,97)。
客については、ノブ21の操作で扉1を開くことはない
から、ステップ94の判定はNOとなり、ルート102
による待機状態となり、カードを使用して扉1の開放操
作を行なう必要がある。斯くて利用客が室外へ出て扉1
を閉じると、検知スイッチ42がこれを検知して、ステ
ップ95の判定はYESとなり、電気ロック機構4が解
錠動作すると共に、時計機構63のタイマーがスタート
する(ステップ96,97)。
このタイマーは約3秒程度に時間設定されており、この
時間帯は電気ロック機構4が解錠状態を維持する。従っ
て利用客が扉1を開放方向に押操作すると、ラッチボル
ト2はロック部村40をラッチ係入溝30中へ押し込ん
でラッチ係入溝30より脱出し、扉1は開く。これによ
り利用者がカード7を客室内に置き忘れた場合でも、扉
1を閉じた直後にこれに気付いたとき、直ちに扉1を開
き、カード7を取りに戻ることができる。ステップ98
,99はタイムアップ前に扉1が開いたかどうかを判定
しており、ステップ98の判定がN○、ステップ99の
判定がYESで扉1の開操作が可能となり、タイムアッ
プ後、電気ロック機構4は施錠状態に復帰する(ステッ
プ100)。尚扉1を開いた後、電気的に施錠状態とな
っても、扉1の閉操作に支障がないことは前記したとお
りである。一方扉1が開放されずタイムアップした場合
、ステップ98の判定がYES、ステップ99の判定が
NOとなり、同様にステップ100の施錠状態に復帰す
るが、この場合はカード7なくして外部より扉1を開放
操作することは不可能である。本発明は上記の如く、ホ
テル等において室内から室外へ出て扉を閉じたとき、一
定時間電気ロック機構を解錠し、しかる後施錠状態に復
帰させるようにしたから、利用客が客室にカードを置き
忘れた場合でも、扉閉成直後にカードの置き忘れに気付
いたとき、カードなくして扉を開くことができ、これに
よりカードの置き忘れに起因するトラブルの発生を激減
できる等、発明目的を達成した優れた効果を奏する。
時間帯は電気ロック機構4が解錠状態を維持する。従っ
て利用客が扉1を開放方向に押操作すると、ラッチボル
ト2はロック部村40をラッチ係入溝30中へ押し込ん
でラッチ係入溝30より脱出し、扉1は開く。これによ
り利用者がカード7を客室内に置き忘れた場合でも、扉
1を閉じた直後にこれに気付いたとき、直ちに扉1を開
き、カード7を取りに戻ることができる。ステップ98
,99はタイムアップ前に扉1が開いたかどうかを判定
しており、ステップ98の判定がN○、ステップ99の
判定がYESで扉1の開操作が可能となり、タイムアッ
プ後、電気ロック機構4は施錠状態に復帰する(ステッ
プ100)。尚扉1を開いた後、電気的に施錠状態とな
っても、扉1の閉操作に支障がないことは前記したとお
りである。一方扉1が開放されずタイムアップした場合
、ステップ98の判定がYES、ステップ99の判定が
NOとなり、同様にステップ100の施錠状態に復帰す
るが、この場合はカード7なくして外部より扉1を開放
操作することは不可能である。本発明は上記の如く、ホ
テル等において室内から室外へ出て扉を閉じたとき、一
定時間電気ロック機構を解錠し、しかる後施錠状態に復
帰させるようにしたから、利用客が客室にカードを置き
忘れた場合でも、扉閉成直後にカードの置き忘れに気付
いたとき、カードなくして扉を開くことができ、これに
よりカードの置き忘れに起因するトラブルの発生を激減
できる等、発明目的を達成した優れた効果を奏する。
第1図乃至第3図は自動錠装置の取付状況を示し、第1
図は室外より見た斜視図、第2図は平面図、第3図は室
内より見た斜視図、第4図はカードの構成を示す正面図
、第5図は自動錠袋直の回略構成例を示すブロック図、
第6図は記憶装置の記憶エリアを示す説明図、第7図は
動作フローを示す説明図である。 1・…・・扉、2・・・・・・ラッチボルト、4・・・
・・・電翁ロック機構、21,22・・・・・・ノブ、
30・・・・・・ラッチ係入溝、7・・・・・・カード
。 オ/図 分2図 外3前 外イ函 外づ図 外6図 労7図
図は室外より見た斜視図、第2図は平面図、第3図は室
内より見た斜視図、第4図はカードの構成を示す正面図
、第5図は自動錠袋直の回略構成例を示すブロック図、
第6図は記憶装置の記憶エリアを示す説明図、第7図は
動作フローを示す説明図である。 1・…・・扉、2・・・・・・ラッチボルト、4・・・
・・・電翁ロック機構、21,22・・・・・・ノブ、
30・・・・・・ラッチ係入溝、7・・・・・・カード
。 オ/図 分2図 外3前 外イ函 外づ図 外6図 労7図
Claims (1)
- 1 扉側に内側ノブの回動操作と連繋して出没動作する
ラツチボルトを配備し、扉壁側にはラツチボルトが係脱
するラツチ係入溝を開設し、このラツチ係入溝には、ラ
ツチボルトの退出路側に電気ロツク機構のロツク部材を
配備して、扉内からはノブ操作で、扉外からはカード照
合による電気ロツク機構の開錠動作で夫々扉の開動作を
可能としたカード式自動錠装置であつて、 前記扉の開
閉部分に配備され扉の開閉状態を検知するための検知ス
イツチと、 前記電気ロツク機構の開錠時間を時間設定
するための時計機構と、 前記電気ロツク機構の解錠お
よび施錠動作を制御するためのコントローラとを含み、
前記コントローラは、検知スイツチからの信号に基づ
き内側ノブ操作による扉開状態およびこの扉開状態から
扉閉状態への移行を判別する手段、この判別結果に基づ
き前記電気ロツク機構を解錠動作させる手段、前記時計
機構の設定時間分電気ロツク機構を解錠維持すると共に
時計機構のタイムアツプ出力に基づき電気ロツク機構を
施錠動作させる手段を具備して成るカード式自動錠装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15446781A JPS6019394B2 (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | カ−ド式自動錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15446781A JPS6019394B2 (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | カ−ド式自動錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5854168A JPS5854168A (ja) | 1983-03-31 |
JPS6019394B2 true JPS6019394B2 (ja) | 1985-05-16 |
Family
ID=15584877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15446781A Expired JPS6019394B2 (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | カ−ド式自動錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019394B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE8301957D0 (sv) * | 1983-04-08 | 1983-04-08 | Wso Cpu System Ab | Lassystem |
JPS6037380A (ja) * | 1983-08-08 | 1985-02-26 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用キーレスエントリ装置 |
JPS60151704A (ja) * | 1984-01-19 | 1985-08-09 | Yamatake Honeywell Co Ltd | 誤操作消去方法 |
JPS6210384A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-19 | 山下 俊彦 | 電子錠装置 |
JPS6321382U (ja) * | 1986-07-26 | 1988-02-12 |
-
1981
- 1981-09-28 JP JP15446781A patent/JPS6019394B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5854168A (ja) | 1983-03-31 |
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