JP2699106B2 - ポリエステル繊維製品の抜蝕加工方法 - Google Patents

ポリエステル繊維製品の抜蝕加工方法

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JP2699106B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はポリエステル繊維製品の抜蝕加工方法に関す
る。
<従来の技術> 従来より、ポリエステル繊維製品の抜蝕方法として
は、特公昭37−7393号公報に示されるアミン、無機酸で
処理したポリエステル繊維がアルカリ加水分解し易いと
いう技術を変性ポリエステル成分と未変性ポリエステル
成分からなるポリエステル繊維製品に応用して、変性ポ
リエステル成分のみを抜蝕する方法が知られている。し
かし、この方法には残存させる未変性ポリエステル成分
の強度が小さい、変色し易い、あるいは経時的に強度が
低下するという実用上の問題があつた。
<発明が解決しようとする課題> 本発明の目的は、残すべき未変性ポリエステル成分の
強度低下及び変色を生じない実用上使用に適した工業的
価値のあるポリエステル繊維製品の抜蝕加工法を提供す
るものである。
<課題を解決するための手段> 本発明は変性ポリエステル成分及び未変性ポリエステ
ル成分からなるポリエステル繊維製品に予めジエチレン
トリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレン
ペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、及びジエタノ
ールアミンの群から選ばれる少なくとも一つのアミンを
3〜20重量%付着せしめて100〜140℃、1〜30分間の加
圧飽和蒸熱処理を行った後、アルカリ抜蝕加工処理する
ことを特徴とするポリエステル繊維製品の抜蝕加工方法
にある。
本発明は特定のアミンの付着及び加圧飽和蒸熱処理に
より未変性ポリエステル成分に影響を与えずに変性ポリ
エステル成分のみをアルカリ加水分解し易くするもので
あり、後のアルカリによる抜蝕のための加水分解効果を
変性ポリエステル成分に集中させたことにある。
本発明のポリエステル繊維製品とは変性ポリエステル
成分及び未変性ポリエステル成分を同一の繊維内に含有
する繊維又はそれぞれの繊維の形態で繊維製品としたも
のであり、変性ポリエステル成分は未変性ポリエステル
成分と同様のアルカリ浴で処理したときに減量率で3倍
以上アルカリ加水分解されることが望ましく、ポリエチ
レンテレフタレートにイソフタル酸のような芳香族ジカ
ルボン酸、アジピン酸のような脂肪族ジカルボン酸等を
共重合して変性したポリエステル成分が好ましく用いら
れるが、更にスルホン酸金属塩含有ジカルボン酸又はネ
オペンチルグリコール、ブチレングリコールのようなエ
チレングリコール以外のジオールを共重合してなる変性
ポリエステル成分も用いられる。変性のための共重合成
分の量としては1〜15モル%共重合したものが用いられ
る。未変性ポリエステル成分としては側鎖に酸基又はそ
の基を導入しないもので共重合成分が0.5モル%以下の
ものをいい、ポリエチレンテレフタレートが好ましく用
いられる。
また、本発明の繊維製品とは糸条、編物、織物、不織
布等任意の製品形態であり、特に限定されるものではな
い。
本発明で予めポリエステル繊維製品に付着させるアミ
ンは、化学式H2N(CH2CH2NH)nH,n=2〜5で示される
エチレンアミン、又は化学式N(CH2CH2OH)で示され
るジエタノールアミンであつて、単独の使用でもよいが
これらより任意に選ばれる2つ以上のアミンの併用でも
良い。また均一に付着させる為に粘度調整用の水溶性糊
剤、浸透用の界面活性剤等と併用して付着させることが
望ましい。またアミンの効果を高める目的で弱アルカリ
例えば炭酸ソーダ、炭酸アルカリ等を1〜5重量%添加
併用することも可能である。また残すべき未変性ポリエ
ステル成分を着色する目的で分散染料、分散剤、pH調整
剤等を同時に付着させることも可能である。付着方法は
アミンを水に溶かし水溶性糊剤を加え捺染糊として測定
模様に付着する方法が一般的であるが、水溶液又は直接
アミンを浸漬、スプレー等により付着させる方法を用い
ても良い。付着量は繊維製品に対し3〜20重量%付着さ
せることが望ましい。
アミン付着後、130℃、2分程度乾燥し、100〜140
℃、1〜30分間の加圧飽和蒸熱処理を行う。加圧飽和蒸
熱処理により、蒸圧の過熱蒸気処理とは異なり、水分が
十分な熱処理を行うことができ、本発明で選ばれたアミ
ンが変性ポリエステルに選択的に吸着され易くなり、未
変性ポリエステルにはあまり吸着され難くなる。そのた
め、後のアルカリ処理でアミンが選択的に吸着された変
性ポリエステルのみが抜蝕され易くなり、未変性ポリエ
ステルは抜蝕され難くなり、未変性ポリエステルの強度
低下が起こり難くなる。
加圧飽和蒸熱処理の温度が100℃未満では変性ポリエ
ステルが抜蝕され難く、140℃を越えると未変性ポリエ
ステルが強度低下、変色を起こすので望ましくない。
又、乾燥処理では変性ポリエステル成分を抜蝕し難い。
本発明では加熱飽和蒸熱処理を前記アミンの付着と組
み合わせて用い変性ポリエステル成分のみをアルカリ加
水分解し易く抜蝕され易くする点に特徴がある。
本発明のアルカリによる抜蝕加工処理は苛性ソーダ水
溶液が用いられ、1〜20g/の苛性ソーダ濃度で5〜90
分間処理される。又、ジメチルラウリルベンジルアンモ
ニウムクロライドのようなアルカリ加水分解促進剤を添
加併用した場合には苛性ソーダ濃度を低く、時間を短
く、温度を低くすることもできる。温度は60〜120℃で
通常行われる。
このアルカリ処理によりポリエステル繊維製品の予め
アミンが付着せる変性ポリエステル成分のみが除去され
る。
<実施例> 以下本発明を実施例により説明する。なお実施例中の
%は重量%を意味する。
実施例 エチレン5−ソジウムスルホイソフタル酸をポリチレ
ンテレフタレートに5.3モル%共重合してなる変性ポリ
エステル繊維75d/36fとポリエチレンテレフタレート繊
維50d/24fのを合撚(120T/M)した糸を用い、24Gの天竺
編地を編成した。次いでこの編地に下記の捺染糊を柄状
に付着し、130℃で2分間の乾燥後飽和蒸気にて120℃で
20分間熱処理した。その後水洗を行い、苛性ソーダ10g/
沸騰水溶液中で30分間処理した。常法に従い中和後乾
燥した。捺染糊の付着率は平均120%(編物に対して)
であつた。なお、次表に示した化合物の付着量は〔(捺
染糊の付着率)×(捺染糊中の化合物濃度x)〕より求
められる。次表に示すように本発明では柄部に変色のな
い青色のポリエチレンテレフタレート繊維部分が残つた
抜蝕加工品を得た。この編地の柄部の破裂強力は全て4k
g/cm2以上であり、ポリエステル繊維の経時変化3年に
相当する70℃、90〜100%RH下で1週間の促進テスト後
でも破裂強力は4kg/cm2以上で、ほとんど強力低下がな
かつた。比較として実施したものは抜蝕不良か又は抜蝕
は良好でも破裂強力が2kg/cm2以下で又促進試験後は2kg
/cm2以下で実用に耐え得るものではなかつた。
捺染糊: 化合物(表参照) x% 水 28−x% カヤロンポリエステルブルーT−S2% (日本化薬製分散染料) メイプロNP(12%水溶液) 70% 100% <発明の効果> 本発明によれば変性ポリエステル成分と未変性ポリエ
ステル成分からなるポリエステル繊維製品を強力低下や
変色を生ずることなく抜蝕加工することが可能であり、
極めて実用性のある抜蝕加工品を得ることが可能であ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変性ポリエステル成分及び未変性ポリエス
    テル成分からなるポリエステル繊維製品に予めジエチレ
    ントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレ
    ンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、及びジエタ
    ノールアミンの群から選ばれる少なくとも一つのアミン
    を3〜20重量%付着せしめて100〜140℃、1〜30分間の
    加圧飽和蒸熱処理を行った後、アルカリ抜蝕加工処理す
    ることを特徴とするポリエステル繊維製品の抜蝕加工方
    法。
JP1135356A 1989-05-29 1989-05-29 ポリエステル繊維製品の抜蝕加工方法 Expired - Lifetime JP2699106B2 (ja)

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