JP2698185B2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2698185B2
JP2698185B2 JP1238168A JP23816889A JP2698185B2 JP 2698185 B2 JP2698185 B2 JP 2698185B2 JP 1238168 A JP1238168 A JP 1238168A JP 23816889 A JP23816889 A JP 23816889A JP 2698185 B2 JP2698185 B2 JP 2698185B2
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英夫 竹内
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Ebata Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、配管同志または配管と桝とを接続する管継
手に関する。
<従来の技術> 配管相互または配管と桝とを接続するような場合、従
来は、一方の管体の端部内径を繰広げておき、繰広げら
れた内径部内に他方の管体を挿入し、周りに接着剤を充
填して固着するのが一般的であった。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、接続される配管または桝の間に軸ズレ
があるような場合は、接続作業が面倒になるばかりでな
く、接続後に加わる外的ストレスや熱的ストレスによっ
て管体に、クラックや破損が発生し、漏水を生じる等の
問題点があった。
そこで、本発明の課題は、上述する従来の問題点を解
決し、接続される配管等の軸ズレを吸収すると共に、接
続後に加わる外的ストレスや熱的ストレスを緩和吸収
し、管体の破損、漏水等を防止し得る管継手を提供する
ことである。
<課題を解決するための手段> 上述する従来の問題点を解決するため、本発明に係る
管継手は、第1の管体と、第2の管体と、可撓体と、固
定用のリングとを含む。前記第1の管体及び前記第2の
管体は、前記可撓体を介して、それぞれの一端部を結合
させてある。前記第1の管体は、前記一端部が、外部に
向かうにつれて内径の拡大する皿状になっていて、前記
一端部の内径が前記第2の管体の前記一端部の外径より
も大きくなっている。
前記可撓体は、リング状であって、前記第1の管体の
前記皿状の内周面に沿う皿状の形状を有し、外周縁が前
記第1の管体の前記一端部に結合され、内周縁が前記第
2の管体の前記一端部に結合され、前記第2の管体を前
記第1の管体に対して相対的に移動させたとき、前記第
1の管体の前記一端部に結合された外周縁を支点とし
て、前記第1の管体の前記内周面の前方で前記第2の管
体の動作に追従して撓むことができる。
前記固定用リングは、前記第1の管体の前記一端部に
嵌め込まれ、前記可撓体の前記外周縁を、前記第1の管
体の前記一端部との間で挟み込んで固定している。
<作用> 第1の管体は一端部側の内径が第2の管体の一端部側
の外径よりも大きくなっており、可撓体はリング状であ
って、外周縁が第1の管体の一端部に結合され、内周縁
が第2の管体の一端部に結合されているので、第1の管
体または第2の管体に接続される配管相互または配管と
排水桝との間の軸ズレを、可撓体の撓みにより吸収する
と共に、接続後に加わる外的ストレスや熱的ストレス
を、可撓体の撓みによって緩和吸収し、当該管継手及び
外部配管の破損、漏水等を防止できる。
第1の管体は一端部が、外部に向かうにつれて内径の
拡大する皿状になっていおり、可撓体は第1の管体の内
周面に沿う皿状の形状を有し、第2の管体を第1の管体
に対して相対的に移動させたとき、第1の管体の一端部
に結合された外周縁を支点として、第1の管体の内周面
の前方で第2の管体の動作に追従して撓むことができ
る。従って、可撓体には、第2の管体との結合点から、
第1の管体との結合点までの距離に対応した大きなスパ
ンで変位する大きな延び及び圧縮作用が得られるので、
軸ズレ吸収作用がきわめてスムーズに行なわれる。この
ため、第1の管体または第2の管体に接続される配管相
互または配管と排水桝との間の軸ズレの吸収、接続後に
加わる外的ストレスや熱的ストレスの緩和吸収、当該管
継手及び外部配管の破損、漏水等の防止作用を、より一
層高度化することができる。
固定用リングは、第1の管体の一端部に嵌め込まれ、
可撓体の外周縁を、第1の管体の一端部との間で挟み込
んで固定しているから、第1の管体に対して、可撓体の
外周縁を確実に固定し、上記作用効果を確実に発揮する
ことができる。
<実施例> 第1図は本発明に係る管継手の正面断面図、第2図は
同じくその側面図である。1は第1の管体、2は第2の
管体、3は可撓体、4は固定用のリングである。
第1の管体1は、軸方向の一端部側の内径D1が第2の
管体2の一端部側の外径D2よりも大きくなっている。第
1の管体1の一端部側は、内径を増大させながら、斜め
に突出する皿状の管部101によって構成されている。管
部101は、第1の管体1とは別の管体を挿着して構成し
てもよい。
可撓体3は、内径孔31を有するリング状であって、外
周端が第1の管体1を構成する管部101の端部に結合さ
れ、内周端が第2の管体2の端部に結合されている。可
撓体3は第1の管体1の内周面に沿う皿状の形状を有
し、第2の管体2を第1の管体に対して相対的に移動さ
せたとき、第1の管体1の一端部に結合された外周縁を
支点として、第1の管体1の内周面の前方で第2の管体
2の動作に追従して撓むことができる。この可撓体3
は、ウレタン、ゴム等の非金属弾性材または弾性金属薄
板で構成できる。可撓性を一層向上させるため、ベロー
ズのような波型にすることも可能である。可撓体3に対
する第1の管体及び第2の管体2の結合に当っては、接
続部分に、水密性の高い封水構造が形成されるように、
面接合した上で接着剤等を使用して固着するのが望まし
い。また、接合面にOリング等を装着して、水密性を向
上させることも可能である。可撓体3の外周部は、更
に、固定用のリング4によって、管部101の端面に押付
けて固定してある。リング4はネジ結合等の機械的結合
手段または接着等の手段によって、管部101に結合す
る。
実施例において、第1の管体1の一端部は、第2の管
体2の外径D2よりも内型D1の大きな管部101によって構
成すると共に、第2の管体2の一端部を管部101の内径
部内に配置し、可撓体3の外周側を管部101の端部に、
内周を第2の管体2の端部に接続してあるので、可撓体
3は、その全周にわたり、軸O1に対して傾斜するように
配置される。
本発明に係る管継手は、上述の構成であるので、第3
図に示すように、可撓体3の可撓性を利用して、第2の
管体2を第1の管体1から引抜く方向に相対的に移動さ
せ、第1の管体1の軸O1に対する第2の管体2の軸O2の
立体角ωを可変調整できる。このことは、第1の管体1
に対して接続される配管または桝と、第2の管体2に接
続される配管または桝との間の軸が異なっている場合で
も、その軸ズレを自動的に吸収できることを意味する。
次に、軸ズレ吸収作用を、第4図及び第5図を参照し
て、具体的に説明する。図において、5は排水桝、6は
配管である。管継手の第1の管体1は、排水桝5の接続
口51に装着し、第2の管体2に配管6を挿着してある。
第4図は排水桝5の軸O3と配管6との軸O4がほぼ一致し
ている場合を示しており、第1の管体1と第2の管体2
の軸O1、O2もほぼ一致している。
第5図は排水桝5の軸O3と配管6の軸O4との間に角度
θの軸ズレがあった場合を示している。上述のような軸
ズレがあった場合、軸ズレの程度に応じて可撓体3に撓
みを生じる。このため、上述の軸ズレにもかかわらず、
配管6を容易に接続することができる。しかも、配管6
の接続後に、外的ストレスや熱的ストレスが加わった場
合、可撓体3の撓みにより緩和できるので、当該管継手
及び配管6の破損、継手部分における漏水等を防止でき
る。
可撓体3を、その全周にわたり、軸O1に対して傾斜す
るように配置した場合は、可撓体3に大きな延び及び圧
縮作用が得られるので、軸ズレ吸収作用がきわめてスム
ーズに行なわれる。すなわち、第1の管体1は、一端部
が、外部に向かうにつれて内径の拡大する皿状になって
いおり、可撓体3は第1の管体1の内周面に沿う皿状の
形状を有し、第2の管体2を第1の管体1に対して相対
的に移動させたとき、第1の管体1の一端部に結合され
た外周縁を支点として、第1の管体1の内周面の前方で
第2の管体2の動作に追従して撓むことができる。従っ
て、可撓体3に、第2の管体2との間に生じる結合点か
ら、第1の管体1との結合点までの長さに対応した大き
なスパンで変位する大きな延び及び圧縮作用が得られる
ので、軸ズレ吸収作用がきわめてスムーズに行なわれ
る。このため、第1の管体1または第2の管体2に接続
される配管相互または配管と排水桝との間の軸ズレの吸
収、接続後に加わる外的ストレスや熱的ストレスの緩和
吸収、当該管継手及び外部配管の破損、漏水等の防止作
用をより一層高度化することができる。
固定用リング4は、第1の管体1の一端部に嵌め込ま
れ、可撓体3の外周縁を、第1の管体1の一端部との間
で挟み込んで固定しているから、第1の管体1に対し
て、可撓体3の外周縁を確実に固定し、上記作用効果を
確実に発揮することができる。
<発明の効果> 以上述べたように、本発明によれば、可撓体の撓みに
より、第1の管体または第2の管体に接続される配管も
しくは桝の軸ズレを吸収すると共に、接続後に加わる外
的ストレスや熱的ストレスを緩和吸収し、当該管継手及
び外部配管の破損、漏水等を防止し得る管継手を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る管継手の正面断面図、第2図は同
じくその側面図、第3図は同じくその作用を示す断面
図、第4図及び第5図は使用状態における各断面図であ
る。 1……第1の管体、2……第2の管体 3……可撓体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の管体と、第2の管体と、可撓体と、
    固定用のリングとを含む管継手であって、 前記第1の管体及び前記第2の管体は、前記可撓体を介
    して、それぞれの一端部を結合させてあり、 前記第1の管体は、前記一端部が、外部に向かうにつれ
    て内径の拡大する皿状になっていて、前記一端部の内径
    が前記第2の管体の前記一端部の外径よりも大きくなっ
    ており、 前記可撓体は、リング状であって、前記第1の管体の前
    記皿状の内周面に沿う皿状の形状を有し、外周縁が前記
    第1の管体の前記一端部に結合され、内周縁が前記第2
    の管体の前記一端部に結合され、前記第2の管体を前記
    第1の管体に対して相対的に移動させたとき、前記第1
    の管体の前記一端部に結合された外周縁を支点として、
    前記第1の管体の前記内周面の前方で前記第2の管体の
    動作に追従して撓むことができ、 前記固定用リングは、前記第1の管体の前記一端部に嵌
    め込まれ、前記可撓体の前記外周縁を、前記第1の管体
    の前記一端部との間で挟み込んで固定している管継手。
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