JP2696669B2 - 木構造における部材接合装置 - Google Patents

木構造における部材接合装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木構造における部材接
合装置に関し、特に木製梁部材の接合部における曲げ補
強に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の木構造における部材接合方法とし
て、たとえば接合すべき2つの木製部材を鋼製のプレー
トで挟み込み、この2つの添付プレートを貫通ボルトで
しっかりとねじ締結する方法があった。この方法は、簡
便であり現場接合に向いているが、接合部においていわ
ゆるがたが発生し易く、添付プレートおよび貫通ボルト
が露出したままになるので外観上好ましくなかった。
【0003】そこで、木製部材を添付プレートで挟むの
ではなく、逆にプレートを2つ割した木製部材で挟み高
力ボルトで締めつける部材接合装置が提案されている
(実願昭62−177607号)。図2は、上記実用新
案登録出願に開示されている部材接合装置の構成を概略
的に示す図であって、(a)は接合部の側面図であり、
(b)は(a)の線A−Aに沿った断面図である。
【0004】図2において、接合すべき2つの木製梁部
材1および2は、図2(b)に示すように、それぞれ2
つの部材要素1a、1bおよび2a、2bからなる。各
部材要素1a乃至2bの端部にはそれぞれプレート3が
取り付けられ、4つの貫通孔4が形成されている。プレ
ート3は、釘などの適当な手段によって、各部材要素に
予め取り付けられている。また、プレート3には各部材
要素の貫通孔4に対応して4つのボルト孔が形成されて
いる。
【0005】このように2つの部材要素から構成された
各梁部材は、1つのプレート5および8つの高力ボルト
6を介して互いに接合される。プレート5には、各部材
要素の4つのボルト孔に対応するように合計8つのボル
ト孔が形成されている。したがって、プレート5を図示
のように各部材要素で挟み込み、プレート5のボルト孔
とプレート3のボルト孔とを位置決めした後、高力ボル
トを介してプレート3とプレート5とを摩擦接合する。
その結果、プレート5および高力ボルト6を介して、4
つの部材要素が、ひいては2つの木製梁部材1および2
が互いにしっかりと接合される。
【0006】なお、高力ボルト6の締め付けが終了した
後、各作業用貫通孔4に木栓7を埋設する。こうして、
接合完了後には、接合のための部材が外部に露出したま
ま放置されることがない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3は、図2の部材接
合装置が適用された梁部材が曲げを受けたときの様子を
示す図であって、(a)は力Pを受ける梁部材の状態を
示す図であり、(b)は、力Pに基づく曲げを受けて梁
部材の貫通孔の周りに発生する亀裂の状態を示す図であ
る。
【0008】図示の梁部材が図中下向きの力Pを受けて
梁部材全体に曲げが発生すると、梁上端には圧縮力が梁
下端には引張力が作用する。この場合、作用する力Pが
大きくなると、図3(b)に示すように、引張側の木栓
7の周り(すなわち貫通孔4の周り)に亀裂8が梁部材
の軸線方向に沿って発生する現象が確認されている。こ
のように、貫通孔4の周りに亀裂8が発生するのは、高
力ボルト接合のために比較的大きな作業用貫通孔を形成
しているので、梁部材の比較的大きな断面欠損に起因し
て、引張側である梁下端における梁部材の開きが大きく
なるせいだと考えられている。このように、上述の従来
の部材接合装置では、亀裂の発生に起因して終局耐力が
低下するという不都合があった。
【0009】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、亀裂の発生を防止することによって高い終局
耐力を確保することのできる、木構造における部材接合
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、複数のボルト孔が形成された通
しプレートと、前記通しプレートを挟むように一方の側
に配置された2つの部材要素からなる一方の木製梁部材
と、前記通しプレートを挟むように他方の側に配置され
た2つの部材要素からなる他方の木製梁部材と、前記通
しプレートに形成されたボルト孔の数に対応した複数の
ボルト・ナット手段とを備え、前記部材要素にはボルト
孔を有する端部プレートが取り付けられ、前記部材要素
には前記端部プレートのボルト孔に対応して貫通孔が形
成され、前記部材要素の端部プレートと前記通しプレー
トとを当接させ、前記貫通孔を介して前記ボルト・ナッ
ト手段で前記端部プレートと前記通しプレートとをボル
ト締結することによって、前記一方の木製梁部材と前記
他方の木製梁部材とを接合する装置であって、前記部材
要素の貫通孔に近接した領域には、前記部材要素の軸線
方向と交差する方向に棒状部材が前記部材要素と一体的
に埋設されていることを特徴とする、木構造における部
材接合装置を提供する。
【0011】本発明の好ましい態様によれば、前記ボル
ト・ナット手段は、高力ボルトとナットとからなり、前
記棒状部材は、前記部材要素の軸線方向と直交する方向
に埋設されている。また、前記棒状部材は異形鉄筋であ
り、前記部材要素に形成された挿入孔に充填剤を介して
前記異形鉄筋がそのほぼ全長に亘り定着されているのが
好ましい。
【0012】
【作用】本発明の部材接合装置では、梁部材を構成する
各部材要素のボルト締結作業用貫通孔に近接して、部材
要素の軸線方向と交差する方向に棒状部材が埋設されて
いる。さらに特定すれば、従来曲げを受けて発生してい
た貫通孔周りの亀裂の方向と直交する方向に異形鉄筋
が、そのほぼ全長に亘り各部材要素に定着された状態で
埋設されている。したがって、棒状部材の軸線方向抵抗
力の作用により、亀裂の発生が有効に防止され、その結
果接合部の終局耐力が、ひいては梁部材としての終局耐
力が向上する。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を、添付図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の実施例にかかる部材接合装置の
構成を示す図であって、(a)は接合部の側面図であ
り、(b)は(a)の線A−Aに沿った断面図であり、
(c)は(b)の線B−Bに沿った断面図である。
【0014】図1において、接合すべき2つの木製梁部
材1および2は、図1(b)に示すように、それぞれ2
つの部材要素1a、1bおよび2a、2bからなる。本
実施例の部材接合装置は、各部材要素1a乃至2bの端
部にそれぞれ取り付けられた端部プレート3を備えてい
る。また、端部プレート3には、図示のように、4つの
作業用貫通孔4が形成されている。端部プレート3は、
たとえば釘などの適当な締結手段または適当な接着剤あ
るいはその双方によって、各部材要素に予め取り付けら
れている。また、端部プレート3には各部材要素の作業
用貫通孔4に対応して4つのボルト孔(不図示)が形成
されている。
【0015】このように2つの部材要素からそれぞれ構
成された各梁部材は、1つの通しプレート5および8つ
の高力ボルト・ナット(以下、単に「高力ボルト」とい
う)6を介して互いに接合される。通しプレート5に
は、各部材要素の4つのボルト孔に対応するように合計
8つのボルト孔が形成されている。したがって、通しプ
レート5を図示のように各部材要素で挟み込み、通しプ
レート5のボルト孔と端部プレート3のボルト孔とを位
置決めした後、高力ボルト6を介して端部プレート3と
通しプレート5とを摩擦ボルト接合する。その結果、通
しプレート5および高力ボルト6を介して、4つの部材
要素が、ひいては2つの木製梁部材1および2が互いに
しっかりと接合される。
【0016】なお、高力ボルト6の締め付けが終了した
後、各作業用貫通孔4に木栓7を埋設する。こうして、
接合完了後には、接合のための部材が外部に露出したま
ま放置されることがない。以上の構成については、図2
を参照して説明した従来の構成と基本的に同様である。
【0017】本実施例の部材接合装置ではさらに、各部
材要素1a乃至2bの端面に近い作業用貫通孔7に近接
して、図1(c)に示すように補強棒材9が埋設されて
いる。補強棒材9として、たとえば異形鉄筋を使用する
ことができる。異形鉄筋9は、各部材要素に形成された
鉄筋用挿入孔10内に収容されている。鉄筋用挿入孔1
0は、エポキシ樹脂などの充填剤を注入するための注入
孔11を介して各部材要素の端面に連通している。した
がって、各部材要素の上端から鉄筋用挿入孔10内に異
形鉄筋9を挿入し、注入孔11を介してエポキシ樹脂な
どの充填剤を注入することによって、異形鉄筋9を各部
材要素内に一体的に埋設することができる。
【0018】なお、注入したエポキシ樹脂が鉄筋用挿入
孔10の開口部から溢れ出るのを確認してから、鉄筋用
挿入孔10の開口部に木栓12を取り付けると異形鉄筋
9が外部の露出することもなく、外観上好ましい。この
ように、本実施例では、梁部材が曲げを受けたとき従来
発生していた貫通孔4周りの亀裂の方向と交差するよう
に異形鉄筋9を埋設している。したがって、異形鉄筋9
の軸方向抵抗力により亀裂の発生が有効に防止され、梁
部材の曲げに対する終局耐力が著しく改善される。ま
た、各部材要素の端面を鉄板等のプレート部材で補強し
て、木製梁部材の端面におけるめり込み等を防止するの
が好ましい。
【0019】なお、上述の実施例では、8つの高力ボル
トおよびナットを使用して接合する例を示したが、接合
に使用する高力ボルトの数は単に例示的であってこれに
限定されるものではない。また、上述の実施例では、異
形鉄筋を各部材要素に1つづつ埋設する例を示したが、
各作業貫通孔に近接して適宜複数の異形鉄筋を埋設して
もよい。さらに、上述の実施例では、異形鉄筋を予め形
成された挿入孔に収容し、エポキシ樹脂などにより各部
材要素と一体的に埋設する例を示したが、各部材要素内
の所定位置においてその全長に亘り適宜定着された軸線
方向抵抗部材であれば、必ずしも異形鉄筋でなくともあ
るいはエポキシ樹脂によって固着しなくても、本発明の
作用効果を奏することは明らかである。
【0020】
【効果】以上説明したごとく、本発明の木構造における
部材接合装置では、従来発生していた亀裂を有効に防止
して、高い終局耐力を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる部材接合装置の構成を
示す図であって、(a)は接合部の側面図であり、
(b)は(a)の線A−Aに沿った断面図であり、
(c)は(b)の線B−Bに沿った断面図である。
【図2】従来の部材接合装置の構成を概略的に示す図で
あって、(a)は接合部の側面図であり、(b)は
(a)の線A−Aに沿った断面図である。
【図3】図2の部材接合装置が適用された梁部材が曲げ
を受けたときの様子を示す図であって、(a)は力Pを
受ける梁部材の状態を示す図であり、(b)は、力Pに
基づく曲げを受けて梁部材の木栓の周りに発生する亀裂
の状態を示す図である。
【符号の説明】
1、2 梁部材 1a〜2b 部材要素 3 端部プレート 4 貫通孔 5 通しプレート 6 高力ボルト・ナット 7 木栓 9 異形鉄筋 10 鉄筋用挿入孔 11 注入孔

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のボルト孔が形成された通しプレー
    トと、 前記通しプレートを挟むように一方の側に配置された2
    つの部材要素からなる一方の木製梁部材と、 前記通しプレートを挟むように他方の側に配置された2
    つの部材要素からなる他方の木製梁部材と、 前記通しプレートに形成されたボルト孔の数に対応した
    複数のボルト・ナット手段とを備え、 前記部材要素にはボルト孔を有する端部プレートが取り
    付けられ、前記部材要素には前記端部プレートのボルト
    孔に対応して貫通孔が形成され、 前記部材要素の端部プレートと前記通しプレートとを当
    接させ、前記貫通孔を介して前記ボルト・ナット手段で
    前記端部プレートと前記通しプレートとをボルト締結す
    ることによって、前記一方の木製梁部材と前記他方の木
    製梁部材とを接合する装置であって、 前記部材要素の貫通孔に近接した領域には、前記部材要
    素の軸線方向と交差する方向に棒状部材が前記部材要素
    と一体的に埋設されていることを特徴とする、木構造に
    おける部材接合装置。
  2. 【請求項2】 前記ボルト・ナット手段は、高力ボルト
    とナットとからなり、前記棒状部材は、前記部材要素の
    軸線方向と直交する方向に埋設されていることを特徴と
    する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記棒状部材は異形鉄筋であり、前記部
    材要素に形成された挿入孔に充填剤を介して前記異形鉄
    筋をそのほぼ全長に亘り定着されていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記挿入孔は注入孔を介して前記部材要
    素の端面に連通しており、前記注入口を介して前記挿入
    孔内にエポキシ樹脂を注入することによって、前記挿入
    孔内に収容された異形鉄筋を前記部材要素に固着させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の装置。
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