JP2696639B2 - 壁パネル固定方法 - Google Patents
壁パネル固定方法Info
- Publication number
- JP2696639B2 JP2696639B2 JP4146284A JP14628492A JP2696639B2 JP 2696639 B2 JP2696639 B2 JP 2696639B2 JP 4146284 A JP4146284 A JP 4146284A JP 14628492 A JP14628492 A JP 14628492A JP 2696639 B2 JP2696639 B2 JP 2696639B2
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- Japan
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- wall panel
- opening
- wall
- back side
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は窓枠下部に立設される
壁パネルの固定方法に関するものである。
壁パネルの固定方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】壁パネルを建て付けて形成
するユニットトイレ等において、近年においては大型の
窓が設けられることが多く、窓枠の下部に立設される壁
パネルは、他の壁パネルのように上端を支持する部材が
ないために建て付けが不安定となり、グラグラした状態
となってしまうという問題点があった。
するユニットトイレ等において、近年においては大型の
窓が設けられることが多く、窓枠の下部に立設される壁
パネルは、他の壁パネルのように上端を支持する部材が
ないために建て付けが不安定となり、グラグラした状態
となってしまうという問題点があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、窓枠の下部に立設され
る壁パネルを強固に固定させることのできる固定方法を
提供せんことを目的とし、その要旨は、ユニットトイレ
等の窓枠の下部に立設される壁パネルの固定方法であっ
て、該壁パネルには、裏側へ貫通する開口と、該開口の
裏側に壁パネルのフレーム間に固定された架設板を設け
ておき、壁パネル裏側の建物躯体に打ち込まれるアンカ
ーボルトを前記架設板に壁パネルの室内側より前記開口
に手を差し入れて取り付けて壁パネルを建物躯体に固定
させるとともに、その後に、前記開口を塞ぎ、壁パネル
の表面を仕上げ処理することである。
点に鑑み案出したものであって、窓枠の下部に立設され
る壁パネルを強固に固定させることのできる固定方法を
提供せんことを目的とし、その要旨は、ユニットトイレ
等の窓枠の下部に立設される壁パネルの固定方法であっ
て、該壁パネルには、裏側へ貫通する開口と、該開口の
裏側に壁パネルのフレーム間に固定された架設板を設け
ておき、壁パネル裏側の建物躯体に打ち込まれるアンカ
ーボルトを前記架設板に壁パネルの室内側より前記開口
に手を差し入れて取り付けて壁パネルを建物躯体に固定
させるとともに、その後に、前記開口を塞ぎ、壁パネル
の表面を仕上げ処理することである。
【０００４】
【作用】窓枠の下部に立設される壁パネルには開口を設
け、この裏側に架設板を設けて、この架設板に建物躯体
に打ち込まれるアンカーボルトを開口に室内側より手を
差し入れて取り付けることによりアンカーボルトを介し
強固に壁パネルを建物躯体に固定させることができ、こ
の状態で、壁パネルの開口を室内側より塞ぎ、表面を仕
上げ処理することにより、窓枠の下部に壁パネルを強固
かつ良好に建て付けることができる。
け、この裏側に架設板を設けて、この架設板に建物躯体
に打ち込まれるアンカーボルトを開口に室内側より手を
差し入れて取り付けることによりアンカーボルトを介し
強固に壁パネルを建物躯体に固定させることができ、こ
の状態で、壁パネルの開口を室内側より塞ぎ、表面を仕
上げ処理することにより、窓枠の下部に壁パネルを強固
かつ良好に建て付けることができる。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、ユニットトイレ等に形成された大型の窓
ＷＫの下部の要部正面図であり、窓ＷＫの外周にはアル
ミサッシ等の窓枠１が設けられており、この窓枠１の下
部には、短く切断された壁パネルＷ１及びＷ２が立設さ
れる。尚、窓枠１の側部には、通常の長さを有する壁パ
ネルＷ，Ｗが立設され、この通常の長さを有する壁パネ
ルＷ，Ｗはその上端が天井パネルにより支持されるため
強固な固定状態が得られている。
する。図１は、ユニットトイレ等に形成された大型の窓
ＷＫの下部の要部正面図であり、窓ＷＫの外周にはアル
ミサッシ等の窓枠１が設けられており、この窓枠１の下
部には、短く切断された壁パネルＷ１及びＷ２が立設さ
れる。尚、窓枠１の側部には、通常の長さを有する壁パ
ネルＷ，Ｗが立設され、この通常の長さを有する壁パネ
ルＷ，Ｗはその上端が天井パネルにより支持されるため
強固な固定状態が得られている。
【０００６】しかし、壁パネルＷ１及びＷ２は、その上
端を支持するものがないためにグラグラした状態となる
が、本実施例においては強固に壁パネルＷ１，Ｗ２を固
定させるために、この壁パネルＷ１，Ｗ２には開口Ｋ，
Ｋがそれぞれ裏側へ貫通状に形成されている。この開口
Ｋは、壁パネルＷ１，Ｗ２を構成する下地ボード２及び
表面に張付けされるタイル３をこの部分だけ無くしたも
のである。即ち図４において平面断面図で示すように、
壁パネルＷ１の下地ボード２の表側には多数のタイル
３，３，３が張着されており、更に下地ボード２の裏側
には補強用の角パイプフレーム４，４が配置されて構成
されており、開口Ｋ内には、前記下地ボード２の先端の
突出部２ａ，２ａが突出されたものとなっており、開口
Ｋの室内側より裏側へ手を差し入れることができるもの
となっている。
端を支持するものがないためにグラグラした状態となる
が、本実施例においては強固に壁パネルＷ１，Ｗ２を固
定させるために、この壁パネルＷ１，Ｗ２には開口Ｋ，
Ｋがそれぞれ裏側へ貫通状に形成されている。この開口
Ｋは、壁パネルＷ１，Ｗ２を構成する下地ボード２及び
表面に張付けされるタイル３をこの部分だけ無くしたも
のである。即ち図４において平面断面図で示すように、
壁パネルＷ１の下地ボード２の表側には多数のタイル
３，３，３が張着されており、更に下地ボード２の裏側
には補強用の角パイプフレーム４，４が配置されて構成
されており、開口Ｋ内には、前記下地ボード２の先端の
突出部２ａ，２ａが突出されたものとなっており、開口
Ｋの室内側より裏側へ手を差し入れることができるもの
となっている。
【０００７】本例においては、この壁パネルＷ１のフレ
ーム４，４間に架け渡し状に断面コの字状のコの字板５
が設けられており、コの字板５はフレーム４，４間に溶
接等により固定されたものである。このコの字板５は、
前記開口Ｋの裏側に配置されたものであり、予めフレー
ム４，４の所定位置に固定しておくことができる。
ーム４，４間に架け渡し状に断面コの字状のコの字板５
が設けられており、コの字板５はフレーム４，４間に溶
接等により固定されたものである。このコの字板５は、
前記開口Ｋの裏側に配置されたものであり、予めフレー
ム４，４の所定位置に固定しておくことができる。
【０００８】このように、開口Ｋと、その裏側にコの字
板５を設けた壁パネルＷ１，Ｗ２を窓枠１の下部に建て
付けるに際し、予め、壁パネルＷ１，Ｗ２の配置される
部位の建物躯体９の部分にはアンカーボルト１０を打ち
込んでおき、このアンカーボルト１０の先端を前記コの
字板５に貫通させて、アンカーボルト１０にナットを締
め付けてアンカーボルト１０にコの字板５を固定させる
ことができ、この作業は室内側より開口Ｋに手を差し入
れて行うことができる。
板５を設けた壁パネルＷ１，Ｗ２を窓枠１の下部に建て
付けるに際し、予め、壁パネルＷ１，Ｗ２の配置される
部位の建物躯体９の部分にはアンカーボルト１０を打ち
込んでおき、このアンカーボルト１０の先端を前記コの
字板５に貫通させて、アンカーボルト１０にナットを締
め付けてアンカーボルト１０にコの字板５を固定させる
ことができ、この作業は室内側より開口Ｋに手を差し入
れて行うことができる。
【０００９】このようにしてアンカーボルト１０を介
し、壁パネルＷ１，Ｗ２を建物躯体９に強固に固定させ
た後に、図４に示すように開口Ｋ側から手を差し入れ
て、張付ボード６を接着剤を介し前記下地ボード２の突
出部２ａの裏側に張付け、張付ボード６を開口Ｋの内側
へ突出させる。このように張付ボード６を張り付けた後
に、室内側より、この張付ボード６，６間に後張下地ボ
ード７を接着剤を介し接着させる。即ち、後張下地ボー
ド７が張付けられることにより開口Ｋが塞がれることと
なり、後張下地ボード７は下地ボード２と面一状とな
る。このように開口Ｋを塞いだ後に、後張下地ボード７
の表面に室内側より後張タイル８，８を張り付け、後張
タイル８と既に張られているタイル３，３を面一状に形
成させる。
し、壁パネルＷ１，Ｗ２を建物躯体９に強固に固定させ
た後に、図４に示すように開口Ｋ側から手を差し入れ
て、張付ボード６を接着剤を介し前記下地ボード２の突
出部２ａの裏側に張付け、張付ボード６を開口Ｋの内側
へ突出させる。このように張付ボード６を張り付けた後
に、室内側より、この張付ボード６，６間に後張下地ボ
ード７を接着剤を介し接着させる。即ち、後張下地ボー
ド７が張付けられることにより開口Ｋが塞がれることと
なり、後張下地ボード７は下地ボード２と面一状とな
る。このように開口Ｋを塞いだ後に、後張下地ボード７
の表面に室内側より後張タイル８，８を張り付け、後張
タイル８と既に張られているタイル３，３を面一状に形
成させる。
【００１０】本例では、開口Ｋは４個分の後張タイル
８，８，８，８に相当する開口寸法に形成されたもので
あり、後に４枚の後張タイル８，８，８，８を張り付け
て表面の処理が行われる。これにより、開口Ｋ及びその
裏側のコの字板５及びアンカーボルト１０が室内側より
良好に隠蔽されることとなり、室内側からはスッキリと
した外観形状のタイルパネルとなる。従って壁パネルＷ
１，Ｗ２は、躯体壁面９に強固に固定されるとともに外
観形状が通常の壁パネルＷと同一のスッキリしたものと
なる。
８，８，８，８に相当する開口寸法に形成されたもので
あり、後に４枚の後張タイル８，８，８，８を張り付け
て表面の処理が行われる。これにより、開口Ｋ及びその
裏側のコの字板５及びアンカーボルト１０が室内側より
良好に隠蔽されることとなり、室内側からはスッキリと
した外観形状のタイルパネルとなる。従って壁パネルＷ
１，Ｗ２は、躯体壁面９に強固に固定されるとともに外
観形状が通常の壁パネルＷと同一のスッキリしたものと
なる。
【００１１】尚、図５には変形例を示し、図５に示すよ
うに、下地ボード２の開口Ｋ側へ予め段部２ｂを介し一
体状に突出部２ａを形成させておけば、図４で示した張
付ボード６を後張りする必要がなく、突出部２ａ上に後
張下地ボード７を直接張り付けて開口Ｋを塞ぐことがで
きる。
うに、下地ボード２の開口Ｋ側へ予め段部２ｂを介し一
体状に突出部２ａを形成させておけば、図４で示した張
付ボード６を後張りする必要がなく、突出部２ａ上に後
張下地ボード７を直接張り付けて開口Ｋを塞ぐことがで
きる。
【００１２】また、図６に示すように、突出部２ａを形
成させることなく、タイル３と下地ボード２を同一面で
貫通させ、開口Ｋを形成させておいても、後に下地ボー
ド２の裏側に張付ボード６を張り付けることにより、図
４と同様な作業工程により開口Ｋを塞ぐことができる。
成させることなく、タイル３と下地ボード２を同一面で
貫通させ、開口Ｋを形成させておいても、後に下地ボー
ド２の裏側に張付ボード６を張り付けることにより、図
４と同様な作業工程により開口Ｋを塞ぐことができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、ユニットトイレ等の窓枠の下
部に立設される壁パネルの固定方法であって、該壁パネ
ルには、裏側へ貫通する開口と、該開口の裏側に壁パネ
ルのフレーム間に固定された架設板を設けておき、壁パ
ネル裏側の建物躯体に打ち込まれるアンカーボルトを前
記架設板に壁パネルの室内側より前記開口に手を差し入
れて取り付けて壁パネルを建物躯体に固定させるととも
に、その後に、前記開口を塞ぎ、壁パネルの表面を仕上
げ処理することとしたため、壁パネルに形成された開口
側から手を差し入れて建物躯体に打ち込まれたアンカー
ボルトに架設板を固定させて強固に建物躯体に壁パネル
を固定させることができ、その後に壁パネルの開口を塞
ぎ表面を仕上げ処理して壁パネルの室内側からの外観形
状をスッキリとしたものとして、窓枠の下部に良好に壁
パネルを立設させることができる。
部に立設される壁パネルの固定方法であって、該壁パネ
ルには、裏側へ貫通する開口と、該開口の裏側に壁パネ
ルのフレーム間に固定された架設板を設けておき、壁パ
ネル裏側の建物躯体に打ち込まれるアンカーボルトを前
記架設板に壁パネルの室内側より前記開口に手を差し入
れて取り付けて壁パネルを建物躯体に固定させるととも
に、その後に、前記開口を塞ぎ、壁パネルの表面を仕上
げ処理することとしたため、壁パネルに形成された開口
側から手を差し入れて建物躯体に打ち込まれたアンカー
ボルトに架設板を固定させて強固に建物躯体に壁パネル
を固定させることができ、その後に壁パネルの開口を塞
ぎ表面を仕上げ処理して壁パネルの室内側からの外観形
状をスッキリとしたものとして、窓枠の下部に良好に壁
パネルを立設させることができる。
【図１】ユニットトイレの窓下部の正面構成図である。
【図２】壁パネルに形成された開口周辺の拡大正面図で
ある。
ある。
【図３】壁パネルの窓枠下部への建付状態の側面断面構
成図である。
成図である。
【図４】建付状態の平面断面構成図である。
【図５】壁パネルの変形例を示す平面断面構成図であ
る。
る。
【図６】更に異なる変形例を示す壁パネルの平面断面構
成図である。
成図である。
Ｗ１，Ｗ２ 壁パネル Ｋ 開口 ２ 下地ボード ３ タイル ４ フレーム ５ コの字板 ６ 張付ボード ７ 後張下地ボード ８ 後張タイル ９ 建物躯体 １０ アンカーボルト
Claims (1)
- 【請求項１】 ユニットトイレ等の窓枠の下部に立設さ
れる壁パネルの固定方法であって、 該壁パネルには、裏側へ貫通する開口と、該開口の裏側
に壁パネルのフレーム間に固定された架設板を設けてお
き、壁パネル裏側の建物躯体に打ち込まれるアンカーボ
ルトを前記架設板に壁パネルの室内側より前記開口に手
を差し入れて取り付けて壁パネルを建物躯体に固定させ
るとともに、その後に、前記開口を塞ぎ、壁パネルの表
面を仕上げ処理することを特徴とする壁パネル固定方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4146284A JP2696639B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 壁パネル固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4146284A JP2696639B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 壁パネル固定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05311901A JPH05311901A (ja) | 1993-11-22 |
| JP2696639B2 true JP2696639B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=15404228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4146284A Expired - Fee Related JP2696639B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 壁パネル固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2696639B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49107120U (ja) * | 1972-12-29 | 1974-09-12 | ||
| JPS6120921Y2 (ja) * | 1979-06-22 | 1986-06-23 | ||
| JPH061943Y2 (ja) * | 1988-07-04 | 1994-01-19 | 東陶機器株式会社 | 前面パネルの取付け具 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP4146284A patent/JP2696639B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05311901A (ja) | 1993-11-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070919 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919 Year of fee payment: 13 |
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