JP2695295B2 - エレベータの乗りかご - Google Patents

エレベータの乗りかご

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JP2695295B2
JP2695295B2 JP4546991A JP4546991A JP2695295B2 JP 2695295 B2 JP2695295 B2 JP 2695295B2 JP 4546991 A JP4546991 A JP 4546991A JP 4546991 A JP4546991 A JP 4546991A JP 2695295 B2 JP2695295 B2 JP 2695295B2
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JP
Japan
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car
trunk
elevator
transparent window
elevator car
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JP4546991A
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喜規 大垣
喜裕 斉藤
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの乗りかご
に関する。
【0002】
【従来の技術】マンション等の共同住宅に納入されるエ
レベータが増加し、従来のエレベータの乗りかごの寸法
では、居住者の救急活動によるタンカの使用が不可能と
なり、階段を使うことが余儀なくされ、救急の事態に対
処できないという不具合が有り、エレベータかご奥側板
外側下方に特定の鍵で解錠可能なトランク付の乗りか
ごがマンション等の共同住宅用エレベータに納入されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のトランク付エレ
ベータの乗りかごは、かご奥側板外側下方の昇降路側に
設けてあるので、トランクの上方は使わない無駄なスペ
ースを有している。また、エレベータが納入されるマン
ション等は高層化が進み、居住者が目的階まで行くのに
非常に時間がかかり、エレベータの乗客が乗りかご内で
いらいらをつのらせるという健康上好ましくない現象が
生じている。
【0004】本発明の目的は、乗りかごのトランク上部
のスペースを有効に活用するとともに、乗客のいらだち
を緩和することのできるエレベータの乗りかごを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、出入口ドアと相対するかご奥側の外側下方に特定の
鍵で解錠できるトランクを有するエレベータの乗りかご
において、前記トランクの上方に、乗りかご内より内部
を見ることを許容させる透明窓を有する飾り棚を備えた
構成にしたものである。
【0006】
【作用】本発明は上記のように、乗りかご内の奥側板の
外側下方がトランク、上方が透明窓を有した飾り棚とな
っている。これにより、エレベータの乗客は、飾り棚に
置かれた飾り物を乗りかご内部から透明窓を通して
しながらエレベータを利用することができるので、目的
階へ到着するまで時間がかかってもいらいらをつのらせ
ることがない。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図に基づき説明する。
【0008】図示すように、エレベータ乗りかご1
はかご床2が設けられるとともに、乗りかご1の乗り
かごドア3の相対する位置のかご奥側板4の外側下方
昇降路5側に特定の鍵で解錠できるトランク6が設
けられている。7は乗りかご1を吊るワイヤロープであ
る。また、乗りかご1に設けたトランク6の上方には
乗りかご内より内部を見ることを許容させる透明窓9を
有する飾り棚8が有り、透明窓9は施錠可能になってい
る。飾り棚8の内部には飾り物10が展示されている。
11は乗りかごドア3と連動し開閉する乗場ドア、12
は乗客で、13は飾り棚8の照明を行なう照明装置であ
る。
【0009】このように構成したエレベータの乗りかご
によれば、乗客12は乗りかご1に乗り込み目的階まで
行く間、トランク6の上部に設けられた飾り棚8に展示
されている飾り物10を乗りかご1の内部から透明窓9
を通して見ながらゆったりした気分で乗降することがで
き、これにより、目的階到着まで時間がかかってもいら
だちを緩和することができる。本実施例によれば、飾り
棚8に飾り物10を展示するようにしたが、宣伝、広告
等の各種案内を掲示しても、乗客がエレベータ乗降のと
き時間をまぎらすことができるとともに、トランク6の
上部のスペースを有効に活用することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、エレベータの乗客は、
乗りかごで乗降する際に、乗りかご内から透明窓を通し
トランク上部に設けた飾り棚に置かれた飾り物を見な
がら、ゆったりした気分で目的階まで乗降することがで
き、したがって、トランク上部のスペースを有効に活用
できるとともに、乗客のいらだちを緩和することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータの乗りかごの一実施例を示
す縦断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 乗りかご 4 かご奥側板 6 トランク 8 飾り棚 9 透明窓 10 飾り物

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入口ドアと相対するかご奥側の外側
    方に特定の鍵で解錠できるトランクを有するエレベータ
    の乗りかごにおいて、前記トランクの上方に、乗りかご
    内より内部を見ることを許容させる透明窓を有する飾り
    棚を備えたことを特徴とするエレベータの乗りかご。
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