JP2694626B2 - 横編機 - Google Patents
横編機Info
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- JP2694626B2 JP2694626B2 JP3265286A JP26528691A JP2694626B2 JP 2694626 B2 JP2694626 B2 JP 2694626B2 JP 3265286 A JP3265286 A JP 3265286A JP 26528691 A JP26528691 A JP 26528691A JP 2694626 B2 JP2694626 B2 JP 2694626B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- plate
- knockover
- cam
- loop
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
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- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B35/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
- D04B35/02—Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/10—Needle beds
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/32—Cam systems or assemblies for operating knitting instruments
- D04B15/36—Cam systems or assemblies for operating knitting instruments for flat-bed knitting machines
- D04B15/362—Cam systems or assemblies for operating knitting instruments for flat-bed knitting machines with two needle beds in V-formation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、編地編成時のニードル
が、その昇降ストローク、及び、旧ループから新ループ
を引き出すノックオーバーのタイミングを、調整するこ
とのできる横編機に関する。
が、その昇降ストローク、及び、旧ループから新ループ
を引き出すノックオーバーのタイミングを、調整するこ
とのできる横編機に関する。
【0002】
【従来の技術】横編機のニードルベッドは、ニードルベ
ッド基板に並列して設けた溝にニードルプレートを挿入
し、隣接するニードルプレート間を針溝とし、針溝にニ
ードルを摺動自在に挿入しているが、ニードルベッド基
板の先端には、ニードルプレートと同ピッチ,同位相で
シンカーが係止され、シンカーワイヤで連綴されてい
る。そして、ニードルベッド基板先端と平行して歯口部
位に編糸係止ワイヤが固定され、上昇位置で給糸された
ニードルはフックに編糸を係止して下降し、編糸係止ワ
イヤに係止しノックオーバー位置にあるオールドループ
をくぐり下降する。
ッド基板に並列して設けた溝にニードルプレートを挿入
し、隣接するニードルプレート間を針溝とし、針溝にニ
ードルを摺動自在に挿入しているが、ニードルベッド基
板の先端には、ニードルプレートと同ピッチ,同位相で
シンカーが係止され、シンカーワイヤで連綴されてい
る。そして、ニードルベッド基板先端と平行して歯口部
位に編糸係止ワイヤが固定され、上昇位置で給糸された
ニードルはフックに編糸を係止して下降し、編糸係止ワ
イヤに係止しノックオーバー位置にあるオールドループ
をくぐり下降する。
【0003】上記の編糸の給糸を受けるためのニードル
の上昇量はシャンクに係止しているオールドループから
上昇するニードルのラッチが抜け、ラッチの先端がオー
ルドループから外れた位置から所定量上昇した位置とさ
れている。この位置は、ラッチがオールドループから確
実に離れることが出来る位置である。従って、この位置
を適宜に選定することによって、ニードルの上昇量を規
制することが出来る。
の上昇量はシャンクに係止しているオールドループから
上昇するニードルのラッチが抜け、ラッチの先端がオー
ルドループから外れた位置から所定量上昇した位置とさ
れている。この位置は、ラッチがオールドループから確
実に離れることが出来る位置である。従って、この位置
を適宜に選定することによって、ニードルの上昇量を規
制することが出来る。
【0004】前記針溝内を後退するニードルのフックに
ループを構成して係止された編糸は、編糸係止ワイヤと
接する位置如何によって、次の新ループ形成時ノックオ
ーバーのタイミングが異なり、編糸係止ワイヤがニード
ルベッド先端に位置する程早く、頭部から内部に入るに
従って遅くなる。このノックオーバーのタイミングは、
編糸の種類,太さ等により異なるもので、それらが変化
する都度それに応じてノックオーバータイミングを調整
するのが望ましい。
ループを構成して係止された編糸は、編糸係止ワイヤと
接する位置如何によって、次の新ループ形成時ノックオ
ーバーのタイミングが異なり、編糸係止ワイヤがニード
ルベッド先端に位置する程早く、頭部から内部に入るに
従って遅くなる。このノックオーバーのタイミングは、
編糸の種類,太さ等により異なるもので、それらが変化
する都度それに応じてノックオーバータイミングを調整
するのが望ましい。
【0005】そこで編糸係止ワイヤの位置を変化させる
ために、編糸係止ワイヤを固定しているシンカーに編糸
係止ワイヤを挿通する小孔を複数設け、適宜編糸係止ワ
イヤの挿通位置を変化させることが考えられたが、この
手段によるとノックオーバーのタイミング調整が段階的
に行われることになり、連続的な調整は行えず、また、
編糸係止ワイヤの位置変更のための作業に時間を要する
ことになった。
ために、編糸係止ワイヤを固定しているシンカーに編糸
係止ワイヤを挿通する小孔を複数設け、適宜編糸係止ワ
イヤの挿通位置を変化させることが考えられたが、この
手段によるとノックオーバーのタイミング調整が段階的
に行われることになり、連続的な調整は行えず、また、
編糸係止ワイヤの位置変更のための作業に時間を要する
ことになった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みて、ニードルの昇降のストローク及び又は、ノック
オーバーのタイミングの変更を連続に行うことができる
横編機を得ることを目的とする。
鑑みて、ニードルの昇降のストローク及び又は、ノック
オーバーのタイミングの変更を連続に行うことができる
横編機を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】ニードルベッド頭部の針
溝底部に設けた案内凹部に、ノックオーバープレートの
上面が針溝底部と同一面となるよう、ノックオーバープ
レートの平板状シャンクを摺動自在に嵌合し、前記平板
状シャンクの側縁にはバットを起立して、また、頭部に
は編巾方向に延びる接触縁を有する板状のループ押さえ
をそれぞれ設け、前記板状シャンク上に摺動自在にニー
ドルを載置した。
溝底部に設けた案内凹部に、ノックオーバープレートの
上面が針溝底部と同一面となるよう、ノックオーバープ
レートの平板状シャンクを摺動自在に嵌合し、前記平板
状シャンクの側縁にはバットを起立して、また、頭部に
は編巾方向に延びる接触縁を有する板状のループ押さえ
をそれぞれ設け、前記板状シャンク上に摺動自在にニー
ドルを載置した。
【0008】またノックオーバープレートに係合するノ
ックオーバープレートバット操作用のノックオーバープ
レートカムをキャリッジ上に設け、同カムによりノック
オーバープレートを進退させるようにし、ノックオーバ
ープレートカムはその位置を可動とし、同カムと係合す
るノックオ々バープレートの移動量を変動させ得るよう
にした。
ックオーバープレートバット操作用のノックオーバープ
レートカムをキャリッジ上に設け、同カムによりノック
オーバープレートを進退させるようにし、ノックオーバ
ープレートカムはその位置を可動とし、同カムと係合す
るノックオ々バープレートの移動量を変動させ得るよう
にした。
【0009】バット通路をその間に構成して上下に設け
た固定カムの両翼に斜に逆八字状に上下する可動カムを
設け、同カムと係合するバットを介してノックオーバー
プーレートの移動量を変動させ得るようにした。
た固定カムの両翼に斜に逆八字状に上下する可動カムを
設け、同カムと係合するバットを介してノックオーバー
プーレートの移動量を変動させ得るようにした。
【0010】
【作用】ニードルベッド頭部の針溝底部に挿入されたノ
ックオーバープレートは、その先端に設けたループ押さ
えの接触端縁をニードルベッド基板より突出した状態で
針溝底部に挿入されている。ノックオーバープレートの
進退動は、ノックオーバープレートと一体に設けられた
ノックオーバープレートバットにノックオーバープレー
トカムを当接させて編糸との接触端縁の位置を変更す
る。
ックオーバープレートは、その先端に設けたループ押さ
えの接触端縁をニードルベッド基板より突出した状態で
針溝底部に挿入されている。ノックオーバープレートの
進退動は、ノックオーバープレートと一体に設けられた
ノックオーバープレートバットにノックオーバープレー
トカムを当接させて編糸との接触端縁の位置を変更す
る。
【0011】
【実施例】本発明装置の実施の一例を図面と共に次に説
明する。
明する。
【0012】図1に示す例は、2枚ベッドのニードルベ
ッド1に実施した例で、図面には中心線X−X線の片側
のみを示している。ニードルベッド1の基板2に並列し
て設けたニードルプレート溝3にニードルプレート4を
挿入し、ニードルプレート基板2の切欠5とニードルプ
レート4の切欠6との間にワイヤ7を挿入するなどして
両者を固定し、隣接するニードルプレート4,4間を針
溝8としている。ニードルベッド頭部9の針溝8の底部
10即ちニードルベッド基板2の上面には、ノックオーバ
ープレート11を摺動嵌合する案内凹部12を設け、案内凹
部12にノックオーバープレート11を嵌合したとき、ノッ
クオーバープレート11の上面13がニードル溝底部10と同
一面となるようにし、その上にニードル14が挿入されて
いる。ノックオーバープレート11は、図3に示す如く、
その上部にニードル14を載置する平板状のシャンク15の
尾部にバット16を、頭部に方形のループ押さえ17を有し
ている。そしてループ押さえ17がニードルベッド基板2
の頭部9より若干突出した位置即ちシンカー18の端縁付
近まで突出するよう、ノックオーバープレート11はニー
ドルベッド基板2の案内凹部12に摺動嵌合されている。
ッド1に実施した例で、図面には中心線X−X線の片側
のみを示している。ニードルベッド1の基板2に並列し
て設けたニードルプレート溝3にニードルプレート4を
挿入し、ニードルプレート基板2の切欠5とニードルプ
レート4の切欠6との間にワイヤ7を挿入するなどして
両者を固定し、隣接するニードルプレート4,4間を針
溝8としている。ニードルベッド頭部9の針溝8の底部
10即ちニードルベッド基板2の上面には、ノックオーバ
ープレート11を摺動嵌合する案内凹部12を設け、案内凹
部12にノックオーバープレート11を嵌合したとき、ノッ
クオーバープレート11の上面13がニードル溝底部10と同
一面となるようにし、その上にニードル14が挿入されて
いる。ノックオーバープレート11は、図3に示す如く、
その上部にニードル14を載置する平板状のシャンク15の
尾部にバット16を、頭部に方形のループ押さえ17を有し
ている。そしてループ押さえ17がニードルベッド基板2
の頭部9より若干突出した位置即ちシンカー18の端縁付
近まで突出するよう、ノックオーバープレート11はニー
ドルベッド基板2の案内凹部12に摺動嵌合されている。
【0013】シンカー18は、ニードルベッド基板2の頭
部先端にニードルプレート溝3と同ピッチ,同位相に設
けたシンカー溝19にその一部を嵌合し、端部のフック20
をニードルベッド基板2の切欠21に係止しワイヤ22で連
綴されて固定されている。23はニードル14の脱落を防止
するため、並列したニードルプレート4,4,…を通し
て挿通した帯金である。24はキャリッジで、ニードルジ
ャック25を操作するカム26、ノックオーバープレート11
のバット16に係合するカム27を有している。
部先端にニードルプレート溝3と同ピッチ,同位相に設
けたシンカー溝19にその一部を嵌合し、端部のフック20
をニードルベッド基板2の切欠21に係止しワイヤ22で連
綴されて固定されている。23はニードル14の脱落を防止
するため、並列したニードルプレート4,4,…を通し
て挿通した帯金である。24はキャリッジで、ニードルジ
ャック25を操作するカム26、ノックオーバープレート11
のバット16に係合するカム27を有している。
【0014】上記装置により編地の編成を行うとき、先
ず使用する編糸28の品種,性状等を考慮して、どの程度
ニードルベッド基板2からノックオーバープレート11の
ループ押さえ17の端縁29を進出させるかを決定する。上
記ループ押さえ17の進出は、ノックオーバープレートカ
ム27によりノックオーバープレート11のバット16を介し
てノックオーバープレート11を摺動することによって行
われる。上記の摺動量はキャリッジ24のノックオーバー
プレートカム27の形状により決定する。従って、ノック
オーバープレート11のループ押さえ17の進出位置の変更
は、ノックオーバープレートカム27の変更によって行わ
れる。ノックオーバープレートカム27はバット16をその
両側から挾持する形でバット16を案内しているため、ノ
ックオーバープレートカム27により進出されるループ押
さえ17は正確に位置決めされることになる。
ず使用する編糸28の品種,性状等を考慮して、どの程度
ニードルベッド基板2からノックオーバープレート11の
ループ押さえ17の端縁29を進出させるかを決定する。上
記ループ押さえ17の進出は、ノックオーバープレートカ
ム27によりノックオーバープレート11のバット16を介し
てノックオーバープレート11を摺動することによって行
われる。上記の摺動量はキャリッジ24のノックオーバー
プレートカム27の形状により決定する。従って、ノック
オーバープレート11のループ押さえ17の進出位置の変更
は、ノックオーバープレートカム27の変更によって行わ
れる。ノックオーバープレートカム27はバット16をその
両側から挾持する形でバット16を案内しているため、ノ
ックオーバープレートカム27により進出されるループ押
さえ17は正確に位置決めされることになる。
【0015】図2にキャリッジ24のカム配置を示す。ニ
ードル14を操作するカム26は、ライジングカム30の両側
にニッティングカム31,32を、頂部にガードカム33を配
した周知の構造とし、ニードル操作カム26の上位にノッ
クオーバープレートカム27を配している。ノックオーバ
ープレートカム27は中央,上下に固定カム34,35を設
け、固定カム34の両翼に斜に逆ハ字状に上下する可動カ
ム36,37を設け、カム36,34,37とカム35との間にノッ
クオーバープレートバット16の通路38を構成している。
編地編成時、キャリッジ24の図2における右から左への
移動につれ、ニードル14はニードルバット39をレイジン
グカム30,ガードカム33,ニッティングカム32に案内さ
れ、フック40を上昇し下降しているが、同時にノックオ
ーバープレート11のバット16は通路38内を進行し、ニー
ドル14がカム30により進出しているとき、カム35の斜面
41で引き下げられ、ニードル14のほぼタック位置までの
上昇時に最も引き下げられ、そのまま通路38内を移動
し、ニードル14はその間最進出し下降を開始しフック40
に給糸を受ける。前記ニードル14の下降が始まり、ほぼ
タック位置まで下降したときに、ノックオーバープレー
トバット16は可動カム37の上昇面42によって上昇され、
ループ押さえ17を進出する。このループ押さえ17の進出
によりループ押さえ17の先端縁29はニードル14に係止し
ているオールドループ43と当接し、オールドループ43を
ニードル14のフック側に押しやることになる。ニードル
14のフック40には給糸された編糸28が係止されているの
で、フック40は新給糸28を喰わえたままオールドループ
43をくぐりノックオーバーされる。従って、ノックオー
バー位置はニードルベッド基板先端から離れて進出した
位置となる。引き続くニッティングカム32の引き下げ作
用によりニードル14は引き下げられ、オールドループ43
はノックオーバーされニードル14のフック40に係止して
いる編糸28は新ループ44を形成する。上記の構成過程を
図4A乃至Eに示す。
ードル14を操作するカム26は、ライジングカム30の両側
にニッティングカム31,32を、頂部にガードカム33を配
した周知の構造とし、ニードル操作カム26の上位にノッ
クオーバープレートカム27を配している。ノックオーバ
ープレートカム27は中央,上下に固定カム34,35を設
け、固定カム34の両翼に斜に逆ハ字状に上下する可動カ
ム36,37を設け、カム36,34,37とカム35との間にノッ
クオーバープレートバット16の通路38を構成している。
編地編成時、キャリッジ24の図2における右から左への
移動につれ、ニードル14はニードルバット39をレイジン
グカム30,ガードカム33,ニッティングカム32に案内さ
れ、フック40を上昇し下降しているが、同時にノックオ
ーバープレート11のバット16は通路38内を進行し、ニー
ドル14がカム30により進出しているとき、カム35の斜面
41で引き下げられ、ニードル14のほぼタック位置までの
上昇時に最も引き下げられ、そのまま通路38内を移動
し、ニードル14はその間最進出し下降を開始しフック40
に給糸を受ける。前記ニードル14の下降が始まり、ほぼ
タック位置まで下降したときに、ノックオーバープレー
トバット16は可動カム37の上昇面42によって上昇され、
ループ押さえ17を進出する。このループ押さえ17の進出
によりループ押さえ17の先端縁29はニードル14に係止し
ているオールドループ43と当接し、オールドループ43を
ニードル14のフック側に押しやることになる。ニードル
14のフック40には給糸された編糸28が係止されているの
で、フック40は新給糸28を喰わえたままオールドループ
43をくぐりノックオーバーされる。従って、ノックオー
バー位置はニードルベッド基板先端から離れて進出した
位置となる。引き続くニッティングカム32の引き下げ作
用によりニードル14は引き下げられ、オールドループ43
はノックオーバーされニードル14のフック40に係止して
いる編糸28は新ループ44を形成する。上記の構成過程を
図4A乃至Eに示す。
【0016】上記ノックオーバーの位置は、ループ押さ
え17の端縁29の位置で決定されるものであり、ループ押
さえ17の位置は可動カム37の位置で決定される。従っ
て、編糸の糸種,太さ等に応じて予め編成前に可動カム
37の位置を調整しておく必要がある。この調整により、
ノックオーバータイミングは連続的に任意のものが得ら
れることになる。また、ループ押さえ17の端縁29の位置
を図4のBに示すように、ニードル14の上昇時に最後退
させることによって、上昇するニードル14のベラの先端
45がオールドループ43を抜ける位置を低くし、ノックオ
ーバーの位置をそれより高くすることによりニードル14
の昇降のストロークを少なくすることができる。
え17の端縁29の位置で決定されるものであり、ループ押
さえ17の位置は可動カム37の位置で決定される。従っ
て、編糸の糸種,太さ等に応じて予め編成前に可動カム
37の位置を調整しておく必要がある。この調整により、
ノックオーバータイミングは連続的に任意のものが得ら
れることになる。また、ループ押さえ17の端縁29の位置
を図4のBに示すように、ニードル14の上昇時に最後退
させることによって、上昇するニードル14のベラの先端
45がオールドループ43を抜ける位置を低くし、ノックオ
ーバーの位置をそれより高くすることによりニードル14
の昇降のストロークを少なくすることができる。
【0017】本発明は、以上詳述した如く、ニードルベ
ッド頭部の針溝底部に、給糸接触端縁を先端に有する板
状のループ押さえを設けてなるノックオーバープレート
をその上面が針溝底部と同一面となるよう、その上面に
ニードルを載置してニードルの進退動方向に摺動できる
よう挿入したために、編地編成時における進出したニー
ドルフックに対するノックオーバープレートの給糸接触
端縁をニードルフックに近接した位置で適宜に変更する
ことができ、これによってノックオーバータイミングを
調整することができ、且つ、ノックオーバープレートを
進出させた分、針の引き下げ量を減らすことができるた
め、同じ大きさの編目を形成する場合でも針のストロー
クを小さくすることができ、ニードルベッド及びキャリ
ッジの針摺動方向の長さをコンパクトにすることができ
るという効果がある。上記の調整はノックオーバーカム
の移動量を適宜変更することによって連続的な数値のも
とで変更することができる。
ッド頭部の針溝底部に、給糸接触端縁を先端に有する板
状のループ押さえを設けてなるノックオーバープレート
をその上面が針溝底部と同一面となるよう、その上面に
ニードルを載置してニードルの進退動方向に摺動できる
よう挿入したために、編地編成時における進出したニー
ドルフックに対するノックオーバープレートの給糸接触
端縁をニードルフックに近接した位置で適宜に変更する
ことができ、これによってノックオーバータイミングを
調整することができ、且つ、ノックオーバープレートを
進出させた分、針の引き下げ量を減らすことができるた
め、同じ大きさの編目を形成する場合でも針のストロー
クを小さくすることができ、ニードルベッド及びキャリ
ッジの針摺動方向の長さをコンパクトにすることができ
るという効果がある。上記の調整はノックオーバーカム
の移動量を適宜変更することによって連続的な数値のも
とで変更することができる。
【図1】本発明装置を示すもので、Aは縦断面図、Bは
平面図である。
平面図である。
【図2】キャリッジに設けられたカムの平面図である。
【図3】ノックオーバービットを示すもので、Aは平面
図、Bは正面図、Cは側面図である。
図、Bは正面図、Cは側面図である。
【図4】A乃至Eはニードルとノックオーバープレート
の昇降の過程を順次示すニードルベッドの縦断側面図で
ある。
の昇降の過程を順次示すニードルベッドの縦断側面図で
ある。
1 ニードルベッド 9 ニードルベッド頭部 10 針溝底部 11 ノックオーバープレート 14 ニードル 17 ループ押さえ 24 キャリッジ 27 ノックオーバープレートカム 28 編糸 29 給糸接触端縁
Claims (3)
- 【請求項1】 ニードルベッド頭部の針溝底部に設けた
案内凹部に、ノックオーバープレートの上面が針溝底部
と同一面となるよう、ノックオーバープレートの平板状
シャンクを摺動自在に嵌合し、前記平板状シャンクの側
縁にはバットを起立して、また、頭部には編巾方向に延
びる接触縁を有する板状のループ押さえをそれぞれ設
け、前記板状シャンク上に摺動自在にニードルを載置し
てなる横編機。 - 【請求項2】 ノックオーバープレートバットに係合す
るノックオーバープレート操作用のノックオーバープレ
ートカムをキャリッジ上に設け、同カムによりノックオ
ーバープレートを進退させるようにした請求項1記載の
横編機。 - 【請求項3】 バット通路をその間に構成して上下に設
けた固定カムの両翼に、斜に逆八字状に上下する可動カ
ムを設け、同カムと係合するバットを介してノックオー
バープーレートの移動量を変動させ得るようにした請求
項2記載の横編機。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3265286A JP2694626B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 横編機 |
ES92308308T ES2081059T3 (es) | 1991-09-17 | 1992-09-11 | Tricotosa plana. |
EP92308308A EP0533414B1 (en) | 1991-09-17 | 1992-09-11 | Flat knitting machine |
DE69206550T DE69206550T2 (de) | 1991-09-17 | 1992-09-11 | Flachstrickmaschine. |
US07/945,486 US5305620A (en) | 1991-09-17 | 1992-09-16 | Flat knitting machine |
KR1019920016821A KR940011010B1 (ko) | 1991-09-17 | 1992-09-16 | 횡편기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3265286A JP2694626B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 横編機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578959A JPH0578959A (ja) | 1993-03-30 |
JP2694626B2 true JP2694626B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=17415108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3265286A Expired - Fee Related JP2694626B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 横編機 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5305620A (ja) |
EP (1) | EP0533414B1 (ja) |
JP (1) | JP2694626B2 (ja) |
KR (1) | KR940011010B1 (ja) |
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