JP2694613B2 - 制御器 - Google Patents

制御器

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JP2694613B2
JP2694613B2 JP25135788A JP25135788A JP2694613B2 JP 2694613 B2 JP2694613 B2 JP 2694613B2 JP 25135788 A JP25135788 A JP 25135788A JP 25135788 A JP25135788 A JP 25135788A JP 2694613 B2 JP2694613 B2 JP 2694613B2
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hole
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Inventor
芳輝 園田
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清原 まさ子
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、流体の流れのON−OFF制御するのに用い
られる、例えばボール弁のような制御器に関する。
発明が解決しようとする課題 流体がスラリーである場合、制御器の流体と接触する
部分に腐食や摩耗が発生するために、その部分をセラミ
ックス製部品で構成する試みが行われているが、これに
はつぎのような問題点がある。セラミックスは材質的に
脆いために、セラミックス製部品を金属製部品で包み込
むように構成しなければならず、制御器が大型となり、
部品点数が多くなる。そうすると、組立てに多くの時間
を要し、コスト高となる上に、必要箇所の精度を出すこ
とが容易でない。
この発明の目的は、上記問題点を解決した制御器を提
供することにある。
課題を解決するための手段 この発明による制御器は、中空状ボディの中空部を挾
んでその両側の側壁に流体導入孔および流体導出孔が設
けられ、一対のシートリングがそれぞれの中心孔を流体
導入孔および流体導出孔に接続しかつ中心孔周縁部のシ
ート面を互いに向い合わせるように配され、両シートリ
ングの間にボールが両シートリングのシート面にそれぞ
れ摺接して垂直軸線のまわりに自在に回転しうるように
配され、ボールに両シートリングの中心孔を介して流体
導入孔および流体導出孔を連絡しうるように流体通過孔
が設けられ、ボールの上方において垂直ステムがボディ
の頂壁を貫通しかつ同頂壁に回転自在に保持され、ステ
ムの下端部はボールの頂部にボールへ回転伝達しうるよ
うに連結されている制御器において、両シートリングお
よびボールはいずれもセラミックス製であり、両シート
リングのいずれか一方に、両シートリングを所定間隔に
保持するスペーサが同一方のシートリングと一体的に設
けられていることを特徴とするものである。
実 施 例 この発明の実施例を図面を参照してつぎに説明する。
制御器は、中空状ボディ11と、ボディ11に収められて
いる左右のシートリング12,13およびボール14と、ボデ
ィ11の頂壁を貫通して下端部がボール14の頂部にボール
14へ回転伝達しうるように連結されている垂直ステム15
とを有している。
ボディ11は、端壁21aを有する右方開口横向き筒状ボ
ディ本体21と、その開口を閉鎖している垂直平板状蓋22
とよりなる。ボディ本体21および蓋22は、いずれもステ
ンレス鋼鋳鋼品製である。ボルト29が蓋22を貫通してボ
ディ本体21にねじ込まれることによって蓋22がボディ本
体21に取付けられている。端壁21aには流体導入孔23が
設けられ、蓋22には流体導出孔24が設けられている。ボ
ディ本体21の頂部におけるステム14の周囲には垂直孔35
が設けられている。垂直孔25の上部には雌ねじ26が設け
られている。端壁21a内面の流体導入孔23縁部および蓋2
2内面の流体導出孔24縁部にはOリング27,28がそれぞれ
取付けられている。
両シートリング12,13およびボール14はいずれもセラ
ミックス製である。左シートリング12がその中心孔を流
体導入孔23に接続するように、右シートリング13がその
中心孔を流体導出孔24に接続するようにそれぞれ配され
ている。両シートリング12,13の対向面における中心孔
の縁部にはシート面12a,13aが形成されている。左シー
リング12の外周縁部には、これより右シートリング13の
方へ向かってのびた筒状スペーサ31が一体的に設けられ
ている。右シートリング13のシート面13aを含む中央部
は厚肉部32となされてこれがスペーサ31の先端にパッキ
ンリング33を介してはめ入れられ、その厚肉部32より外
側の部分にスペーサ31の先端面が当接させられることに
よって両シートリング12,13が所定間隔に保持されてい
る。スペーサ31の頂部には、垂直孔25の周面と合致する
周面を持つ凹所34が設けられるとともに、凹所34の底壁
中央部に貫通孔35が設けられている。スペーサ31の先端
面にはOリング36が取付けられている。ボール14は、両
シートリング12,13の間に配されて両シートリング12,13
のシート面12a,13aと摺接しており、垂直軸線のまわり
に回転自在である。ボール14の中心部には流体通過孔37
が水平貫通状に設けられており、流体通過孔37は両シー
トリング12,13の中心孔を介して流体導入孔23および流
体導出孔24を連絡しうるようになっている。ボール14の
頂部には上方開放係合溝38が設けられている。
両シートリング12,13およびボール14がボディ本体21
に収められている状態で右シートリング13の右端の極僅
かな一部はボディ本体21より突出しており、ボルト29の
締付け力を変えることによって両シートリング12,13と
ボール14の摺接力が調節され、これにより、ボール14の
円滑な回転が保障される。
ステム15の下端部はスペーサ31の貫通孔35を通してそ
の内側に突出しており、その突出部に係合突起41が下方
突出状に形成されてこれが係合溝38にはめ入れられてい
る。ステム15の長さの中程にはフランジ42が設けられて
いる。ステム15の上端にはハンドル43が取付けられてい
る。
垂直孔25内におけるボディ本体21とステム15の間には
合成樹脂製筒状シール部材保持体51がその上面でステム
15のフランジ42を受けかつその下端を凹所34に入り込ま
せるように配されている。シール部材保持体51の下面に
はOリング52が取付けられるとともに、その内周面にO
リング53と環状パッキン54が上下に取付けられている。
ステム15のフランジ42を摺動リング55を介して押え付け
るように押え部材61が配されている。押え部材61の外面
には雄ねじ62が設けられてこれが垂直孔25の雌ねじ26に
ねじ入れられ、これにより、押え部材61がシール部材保
持体51を押え付けて固定し、かつステム15を回転自在に
保持している。
発明の効果 この発明によれば、シートリングおよびボールがセラ
ミックス製であるから、制御器の耐蝕性および耐摩耗性
が保障され、シートリングにスペーサが一体的に設けら
れているから、部品点数の増加をみることなく、シート
リングおよびボール相互の寸法精度の向上が図れ、その
上にシートリングおよびスペーサの成形・本焼結前の加
工が非常に簡便化されるために極めて経済的効果が大き
い。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示す垂直縦断面図である。 11……ボディ、12,13……シートリング、12a,13a……シ
ート面、14……ボール、15……ステム、23……流体導入
孔、24……流体導出孔、25……垂直孔、31……スペー
サ、37……流体通過孔、51……シール部材保持体、53…
…Oリング、54……パッキン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空状ボディ11の中空部を挾んでその両側
    の側壁に流体導入孔23および流体導出孔24が設けられ、
    一対のシートリング12,13がそれぞれの中心孔を流体導
    入孔23および流体導出孔24に接続しかつ中心孔周縁部の
    シート面12a,13aを互いに向い合わせるように配され、
    両シートリング12,13の間にボール14が両シートリング1
    2,13のシート面12a,13aにそれぞれ摺接して垂直軸線の
    まわりに自在に回転しうるように配され、ボール14に両
    シートリング12,13の中心孔を介して流体導入孔23およ
    び流体導出孔24を連絡しうるように流体通過孔37が設け
    られ、ボール14の上方において垂直ステム15がボディ11
    の頂壁を貫通しかつ同頂壁に回転自在に保持され、ステ
    ム15の下端部はボール14の頂部にボール14へ回転伝達し
    うるように連結されている制御器において、 両シートリング12,13およびボール14はいずれもセラミ
    ックス製であり、両シートリング12,13のいずれか一方
    に、両シートリング12,13を所定間隔に保持するスペー
    サ31が同一方のシートリング12と一体的に設けられてい
    ることを特徴とする制御器。
JP25135788A 1988-10-05 1988-10-05 制御器 Expired - Fee Related JP2694613B2 (ja)

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