JPH0542303Y2 - - Google Patents

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JPH0542303Y2
JPH0542303Y2 JP1985125297U JP12529785U JPH0542303Y2 JP H0542303 Y2 JPH0542303 Y2 JP H0542303Y2 JP 1985125297 U JP1985125297 U JP 1985125297U JP 12529785 U JP12529785 U JP 12529785U JP H0542303 Y2 JPH0542303 Y2 JP H0542303Y2
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JP
Japan
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valve
opening indicator
valve stem
stem
valve opening
Prior art date
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JP1985125297U
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JPS6234275U (ja
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、例えば、ハンドルによつて回転さ
れる弁棒を備えた流量制御弁において、弁棒の変
位量を増幅し、弁開度を読取り易くした開閉表示
装置に関する。
従来技術 この種の装置としては、例えば、特開昭52−
149632号公報に開示されているように、弁棒に連
結された弁開度指示針と、ハンドルに歯車機構を
介して連結されかつハンドルの回転に対応する角
度だけ弁開度指示針と同方向に回転させられる目
盛り板と備えたものが知られている 考案が解決しようとする課題 上記装置では、歯車機構を必要とするため装置
の構造が複雑である。しかも、弁開度指示針の回
転とともに目盛り板が回転するため、とくに回転
中は弁開度が読取り難いという問題点がある。
この考案は、構造簡単で、弁開度が読み取りや
すい開閉表示装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この考案による開閉表示装置は、筒状弁蓋と回
転操作ハンドル付弁棒の間に、弁棒昇降用ねじが
形成されている弁において、弁蓋を取り囲むよう
に弁開度指示筒が配され、弁開度指示筒が、弁棒
に、弁棒とともに回転しかつ弁棒に対し昇降自在
に連結され、弁蓋と弁開度指示筒の間に、弁開度
指示筒昇降用ねじが形成され、弁開度指示筒昇降
用ねじのピツチが、弁棒昇降用ねじのピツチより
も大きくなされ、弁蓋に目盛り板が弁開度指示筒
昇降経路にそつて固定されているものである。
作 用 この考案による開閉表示装置では、弁蓋を取り
囲むように弁開度指示筒が配され、弁開度指示筒
が、弁棒に、弁棒とともに回転しかつ弁棒に対し
昇降自在に連結され、弁棒と弁開度指示筒の間
に、弁開度指示筒昇降用ねじが形成されているか
ら、ねじによつて弁棒の回転が弁開度指示筒の昇
降に変換されている。
また、弁開度指示筒昇降用ねじのピツチが、弁
棒昇降用ねじのピツチよりも大きくなされている
から、弁棒の回転にともなう弁棒の昇降量が増幅
されて弁開度指示筒に伝達される。
さらに、弁蓋に目盛り板が弁開度指示筒昇降経
路にそつて固定されているから、常時、目盛り板
が回転することがない。
実施例 この考案の実施例を、図面を参照してつぎに説
明する。
流量制御弁は、主として、弁箱1と、弁箱1の
上端部に連結固定された筒状の弁蓋2と、弁蓋2
の上端部内面にねじ嵌められた上弁棒3と、上弁
棒3の下端部に上弁棒3に対して回転可能に上端
部が連結されかつ弁蓋2に対して上下動のみ移動
可能に保持された下弁棒4と、下弁棒4の下端に
取り付けられた弁体5と、弁蓋2の上端部外面に
ねじ嵌められかつ上弁棒3に上下動のみ移動可能
に連結された弁開度指示筒6とから構成されてい
る。
弁箱1には、上方開口の弁室7と、外側面から
それぞれあけられかつ弁室7の底面中央部および
側面にそれぞれ連通する入口用および出口用流体
通路8,9とが形成されている。入口用流体通路
8と弁室7との連通部には上向きの弁座10が形
成されている。
弁蓋2の下部は、弁箱1の上端部外面にねじ嵌
められて固定されている。弁蓋2の外面の中段下
方よりの位置には、角筒状のねじ締め用操作部1
1が形成されている。弁蓋2の中段部外面には、
弁をパネル(図示略)に取り付ける際に、パネル
を操作部11との間に挟み止めるためのナツト1
2がねじ嵌められている。弁蓋2の上端部外面に
は、雄ねじ13aが形成されている。
弁蓋2の中空部には、中段位置に弁棒回転阻止
用筒体14が、その下方位置に弁棒挿通孔15a
が上壁にあけられた縦断面略逆U形のカバー15
がそれぞれ回転不能に嵌め込まれている。筒体1
4の内周面には垂直溝14aが形成されている。
カバー15の下端部は、弁箱1の弁室7に嵌め入
れられており、カバー15の外面に形成されたフ
ランジ15bの下面と弁箱1の上端面の間にシー
トパツキン16が挟み止められている。弁蓋2の
上端部内面には雌ねじ17bが形成されている。
上弁棒3の中段部分の外周面には、雄ねじ17
aが形成されており、これが弁蓋2の雌ねじ17
bとねじ合わされている。上弁棒3の上端部は弁
蓋2から突出しており、この突出した部分にハン
ドル18が六角穴付き止めねじ19により固定さ
れている。上弁棒3の上端部よりも少し下方の位
置の外周面には、径方向にピン嵌入孔20があけ
られている。上弁棒3の下端面には下弁棒嵌入凹
所21があけられている。
下弁棒4の上端部は、上弁棒3の凹所21内に
ゆるく入れられている。下弁棒4における凹所2
1内に入つている部分の外周面には環状溝4aが
形成されている。そして、上弁棒3の凹所21の
側壁を両端部が貫通した平行ピン22の中央部が
環状溝4a内にゆるく入れられている。つまり、
下弁棒4の上端部は、上弁棒3と相対的に回転可
能にかつ脱落しないように凹所21内に入れられ
ている。
下弁棒4の環状溝4aから所定長さだけ下方の
位置の外周面には、径方向にピン嵌入孔4bが形
成されている。このピン嵌入孔4bには、先端部
が弁棒回転阻止用筒体14の垂直溝14a内に突
出するようにスプリングピン23が嵌入されてい
る。したがつて、上弁棒3が回転されることによ
つて上弁棒3が上下方向に移動すると、下弁棒4
は回転することなく上弁棒3の上下動に伴つて上
下動し、弁体5が上下動する。
下弁棒4の下端は弁室7内までのびている。下
弁棒4の下端には、ベローズ取付用フランジ2
4、このフランジ24よりも径の大きな弁棒位置
決め用フランジ25および弁体保持部26が順次
連接されている。弁棒位置決め用フランジ25
は、下弁棒4の中心軸が常に弁室7の中央を通る
ようにさせるためのものであつて、その外径が弁
室7の内径よりもわずかに小さく形成されてい
る。弁体保持部26には、下方開口の凹所26a
が形成されており、その凹所26aに弁体5の上
部が脱落しないように嵌め入れられている。
下弁棒4の周囲であつて、カバー15の上壁と
ベローズ取付用フランジ24との間には、シール
用のベローズ27が設けられている。ベローズ2
7の上端は、カバー15の上壁内周面の上端に固
着され、ベローズ27の下端にはフランジ24の
外周面上端に固着されている。
弁開度指示筒6の上半部の内周面には雌ねじ1
3bが形成されており、これが弁蓋蓋2の雄ねじ
13bとねじ合わされている。
弁棒昇降用ねじ17a,17bおよび弁開度指
示筒昇降用13a,13bは、ともに右ねじであ
る。弁開度指示筒昇降用ねじ13a,13bのピ
ツチは、弁棒昇降用ねじねじ17a,17bのピ
ツチよりも大きく形成されている。この例では前
者のねじ13a,13bのピツチは後者のねじ1
7a,17bのピツチの2倍に形成されている。
弁開度指示筒6の上端面には、周方向に所定間
隔おきに径方向の垂直溝6aが形成されている。
そして上弁棒3のピン嵌入孔20に一端部が嵌入
されたピン28の他端部が、複数の垂直溝6aの
うちの1つにゆるく嵌め入れられている。したが
つて、ハンドル18が回転されることによつて上
弁棒3が回転されると、これに伴つて弁開度指示
筒6も回転し、弁開度指示筒6は上弁棒3の上下
方向移動と同じ方向に移動する。ねじ13a,1
3bのピツチはねじ17a,17bのピツチの2
倍に形成されているから、弁開度指示筒6の変位
量は上弁棒3の変位量の2倍となる。
弁蓋2の外周面には、弁開度指示筒6の上端の
変位量を読み取るための目盛り板29が固着され
ている。上述のように弁開度指示筒6の変位量
は、上弁棒3の変位量の2倍、すなわち弁体5の
変位量の2倍となるので、弁体5の変位量(弁開
度)が読み取りやすくなるとともに弁開度の調整
精度を高くすることが可能となる。
上記実施例において、弁開度指示筒昇降用ねじ
13a,13bのピツチを弁棒昇降用ねじ17
a,17bのピツチの3倍、4倍等に形成しても
よい。
また、実施例において、上弁棒3と下弁棒4を
一体的に形成するようにしてもよい。
考案の効果 この考案によれば、ねじによつて弁棒の回転が
弁開度指示筒の昇降に変換されているから、例え
ば、歯車機構を用いる場合と比較して、装置の構
造が簡単である。
また、弁棒の回転にともなう弁棒の昇降量が増
幅されて弁開度指示筒に伝達され、しかも、常
時、目盛り板が回転することがないから、弁開度
を簡単に読取ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す一部切欠縦断
面図である。 2……弁蓋、3……弁棒、6……弁開度指示
筒、13a,13b,17a,17b……ねじ、
18……ハンドル、29……目盛り板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒状弁蓋2と回転操作ハンドル18付弁棒3の
    間に、弁棒昇降用ねじ17a,17bが形成され
    ている弁において、 弁蓋2を取り囲むように弁開度指示筒6が配さ
    れ、弁開度指示筒6が、弁棒3に、弁棒3ととも
    に回転しかつ弁棒3に対し昇降自在に連結され、
    弁蓋2と弁開度指示筒6の間に、弁開度指示筒昇
    降用ねじ13a,13bが形成され、弁開度指示
    筒昇降用ねじ13a,13bのピツチが、弁棒昇
    降用ねじ17a,17bのピツチよりも大きくな
    され、弁蓋2に目盛り板29が弁開度指示筒昇降
    経路にそつて固定されている開閉表示装置。
JP1985125297U 1985-08-14 1985-08-14 Expired - Lifetime JPH0542303Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985125297U JPH0542303Y2 (ja) 1985-08-14 1985-08-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985125297U JPH0542303Y2 (ja) 1985-08-14 1985-08-14

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Publication Number Publication Date
JPS6234275U JPS6234275U (ja) 1987-02-28
JPH0542303Y2 true JPH0542303Y2 (ja) 1993-10-25

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ID=31018071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985125297U Expired - Lifetime JPH0542303Y2 (ja) 1985-08-14 1985-08-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006336819A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Neriki:Kk 開閉表示具付きバルブ装置
JP7104923B2 (ja) * 2018-07-17 2022-07-22 国立大学法人神戸大学 キャップ着脱装置、並びに、これを備えたサンプリング装置及び前処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52149632A (en) * 1976-06-08 1977-12-12 Kubota Ltd Opening indicator of rotary valve

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JPS52149632A (en) * 1976-06-08 1977-12-12 Kubota Ltd Opening indicator of rotary valve

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Publication number Publication date
JPS6234275U (ja) 1987-02-28

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