JPH0442629Y2 - - Google Patents

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JPH0442629Y2
JPH0442629Y2 JP14544988U JP14544988U JPH0442629Y2 JP H0442629 Y2 JPH0442629 Y2 JP H0442629Y2 JP 14544988 U JP14544988 U JP 14544988U JP 14544988 U JP14544988 U JP 14544988U JP H0442629 Y2 JPH0442629 Y2 JP H0442629Y2
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piston
valve
input shaft
opening
cylinder
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、バタフライ弁のように、弁軸(弁
棒)を回転することにより、弁体も同様に回動す
る型式の回転型弁における弁体の開度を遠隔表示
する装置に関し、ピツト内等に設置されるセンタ
ーハンドル式バタフライ弁の遠隔用開度表示装置
等に用いて好適のものである。
〔従来の技術〕
従来、ピツト(溜め)内に設置されるセンター
ハンドル式バタフライ弁は、第2図に示すよう
に、地下に埋設されたマンホール(ピツト)1内
で配管2に設置されたバタフライ弁3が、センタ
ーハンドル式アクチユエータ4を介して駆動され
るようになつており、該センターハンドル式アク
チユエータ4の上部に突出した入力軸5の先端に
はキヤツプ(水道キヤツプ)6が取付けられ、バ
タフライ弁3の弁体を開閉させるときには、地上
より、T形ハンドル7先端の係合部7aを上記キ
ヤツプ6に嵌合させ、該T形ハンドル7を回転し
て入力軸5を回転し、バタフライ弁2の弁体を開
閉させていた。図中、1aはマンホール蓋であ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した従来のセンターハンドル式のバタフラ
イ弁では、通常、弁開度を示す開度計が取付けら
れておらず、そのため、弁が開いているか、閉じ
ているかを外部から判断できないという問題点が
あつた。
本考案は、上記従来のアクチユエータに簡単な
装置を取付けることにより、ピツト外の遠隔地か
ら、弁開度の確認を可能にする遠隔用開度表示装
置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、弁棒
に連結され、弁体を開閉させるアクチユエータの
上部に入力軸を突出させ、該入力軸を外部から回
転させるようにした回転弁において、上記アクチ
ユエータの上部に、液体を密封させ且つ回転を阻
止されたピストンを内蔵したシリンダを連接して
設け、上記入力軸を該ピストンの中心部を貫通さ
せると共に、該貫通部にねじを形成して互いに螺
合させるようにし、上記液体を密封させたシリン
ダの一側を、導管を介して外部に設置された開度
計に接続し、上記ピストンの上下運動による液体
の容積変化を利用して弁開度を表示するようにし
たことを特徴としている。
〔作用〕
本考案は、上記のように構成されているので、
弁体開閉時、アクチユエータの上部に突出された
入力軸を、T形ハンドル等によつて外部から回転
させると、該入力軸と螺合するシリンダ内のピス
トンは回転が阻止されているので、上下方向(軸
方向)にピストン内で運動する。
上記のピストンの上下運動により、導管が接続
されたシリンダの一側と該ピストンとの間に密封
された液体は、該導管を経て、外部に設置された
開度計に達し、該開度計の液面等を変化させ、こ
れによつて、予め設定された、弁体開度とピスト
ンの変位に基づく容積変化量及び開度計の表示と
の関係に基づいて、弁体開度が外部に遠隔表示さ
れる。
なお、上記ピストンの背面側(液体の密封され
る側と反対の側)を適宜外気と接続させることに
よつて、ピストンの上下動に背圧の影響が生じな
い。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面と共に説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す遠隔用開度
表示装置の断面図であり、図中、第2図に記載し
た符号と同一の符号は同一ないし同類部分を示す
ものとする。
図において、センターハンドル式アクチユエー
タ4は、下方で図示しないバタフライ弁の弁棒に
連結され、弁体を開閉させるようになつている。
上記アクチユエータ4の上部には、液体を封入
するシリンダ(ケーシング)11が連接して設け
られており、該シリンダ11の内部にはピストン
12が内蔵され、該ピストン12は、上下方向
(軸方向)運動のみが許されるように、該ピスト
ン12を貫通しシリンダ室内に軸方向に設けられ
た支持棒13に案内されて、回転が阻止されるよ
うになつている。また、該シリンダ11の上部の
一側に、導管14が接続され、且つピストン12
の上側の室15には、液体が密封されている。
上記アクチユエータ4の入力軸5は、ピストン
12の中心部を貫通してシリンダ11の上方まで
述べており、該貫通部には、ねじ16が形成さ
れ、互いに螺合されている。そして、シリンダ1
1の上方まで延びた入力軸5の先端部には、キヤ
ツプ(水道キヤツプ)6が嵌着されている。
一方、上記シリンダ11の上部一側に接続され
た導管14は、外部に設置された開度計17に接
続されている。該開度計17は、液面によつて弁
開度が図示のように0〜100%のように表示され
るようになつており、上記導管14は、該開度計
17の下端部に接続され、ピストン12による液
体の排除量又は吸込量がそのまま開度計17内へ
出入するようになつている。該開度計17によつ
て弁開度が正確に表示されるために、弁開度と、
ピストン12の上下方向の移動(変位)に基づく
シリンダ11の容積変化量並びに開度計17の表
示量との相互の関係が予め正しく設定されてい
る。
なお、上記ピストン12の背面側(図で下側)
のシリンダ室は、図示しない開口を経て適宜外気
に接続されているので、ピストン12の上下動に
対し、背圧の影響を受けないようになつている。
上記のように構成されているので、弁体開閉
時、アクチユエータ4の上部に突出された入力軸
5を、キヤツプ6を介してT形ハンドル等によつ
て外部から回転させると、該入力軸5とねじ16
によつて螺合するピストン12は、支持棒13に
よつて上下方向(軸方向)に案内され、回転を阻
止されながら上下運動する。このピストン12の
上下運動により、該ピストン12の上方のシリン
ダ室15に密封された液体は、導管14を経て、
外部に設置された開度計17に達し、該開度計1
7の液面を変化させ、これによつて、予め設定さ
れた、弁体開度とピストンの変位に基づく容積変
化量及び開度計の目盛表示量との関係に基づい
て、弁体開度が外部に遠隔表示される。
上記した実施例において、開度計17を液面に
よつて表示する構造のものについて説明したが、
液面による直接表示に代えて、ダイヤルインジケ
ータ式等にすることも可能である。
また、バタフライ弁の開度表示について説明し
たが、バタフライ弁以外の0°〜90°に開閉する回
転弁に適用することも可能である。
また、ピストン12の回転阻止手段として、ピ
ストン周面に設けた軸方向の溝と、シリンダ内面
に軸方向に突設したレール(突条)とを嵌合させ
て構成するなど、設計変更が可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、入力軸
を外部から回転させるようにしたアクチユエータ
の上部に、液体を密封したシリンダを連接して設
け、上記入力軸の回転によつてピストンを上下動
させ、該ピストンの上下動による液体の容積変化
を利用して、シリンダに導管を介して接続された
開度計に弁開度を表示させるようにしたことによ
り、従来のアクチユエータの上部に液体シリンダ
を連設する比較的簡単な装置で、ピツト内に設置
されたセンターハンドル式アクチユエータバタフ
ライ弁等の回転弁の弁開度の確認が、マンホール
の蓋を外してのぞきこむ必要なく容易にできる。
また、たとえ深いピツト内にバタフライ弁が設
置されていても、外部から容易に弁開度を見るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に示す遠隔用開度表
示装置の断面図、第2図は従来例を示すピツト内
に設置されたセンターハンドル式バタフライ弁の
説明図である。 4……アクチユエータ、5……入力軸、6……
キヤツプ、11……シリンダ、12……ピスト
ン、13……支持棒、14……導管、15……シ
リンダ室、16……ねじ、17……開度計。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁棒に連結され弁体を開閉させるアクチユエー
    タの上部に入力軸を突出させ、該入力軸を外部か
    ら回転させるようにした回転弁において、上記ア
    クチユエータの上部に、液体を密封させ且つ回転
    を阻止されたピストンを内蔵したシリンダを連接
    して設け、上記入力軸を該ピストンの中心部を貫
    通させると共に、該貫通部にねじを形成して互い
    に螺合させるようにし、上記液体を密封させたシ
    リンダの一側を、導管を介して外部に設置された
    開度計に接続し、上記ピストンの上下運動による
    液体の容積変化を利用して弁開度を表示するよう
    にしたことを特徴とする回転弁の遠隔用開度表示
    装置。
JP14544988U 1988-11-09 1988-11-09 Expired JPH0442629Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14544988U JPH0442629Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14544988U JPH0442629Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09

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Publication Number Publication Date
JPH0267181U JPH0267181U (ja) 1990-05-21
JPH0442629Y2 true JPH0442629Y2 (ja) 1992-10-08

Family

ID=31414050

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JP14544988U Expired JPH0442629Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09

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KR101296836B1 (ko) * 2012-02-24 2013-08-13 주식회사 디에이치콘트롤스 원격 위치 검출장치
KR101383068B1 (ko) * 2013-08-20 2014-04-18 진종근 다회전구동기를 위한 원격위치검출장치

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JPH0267181U (ja) 1990-05-21

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