JP2006336819A - 開閉表示具付きバルブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】閉止弁の開閉状態を外部から容易に目視して確認でき、しかも簡単な構成で安価に実施できるようにする。
【解決手段】ハウジング(2)内の閉止弁室(9)に閉止部材(12)挿入し、閉止部材(12)と連動する操作ハンドル(15)をハウジング(2)の外面に付設する。閉止弁(8)の開閉状態を表示する開閉表示具(17)を設ける。開閉表示具(17)は、操作ハンドル(15)の回動軸心(16)の周囲に配置した移動部材(19)を備える。移動部材(19)を操作ハンドル(15)の回動に連係させて、回動軸心(16)方向へ進退移動させる。移動部材(19)に覆い部(24)を設け、その内側で回動軸心(16)の周囲に表示部(21)を設ける。表示部(21)は回動軸心(16)方向へ移動不能とする。移動部材(19)を、上記の進退移動により、覆い部(24)が表示部(21)の外側を覆う遮蔽姿勢(X)と、覆い部(24)が表示部(21)の外側から外れた表示姿勢とに切り替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は閉止弁の開閉状態を表示する開閉表示具を備えたバルブ装置に関し、さらに詳しくは、閉止弁の開閉状態を外部から容易に目視して確認でき、しかも簡単な構成で安価に実施できる、開閉表示具付きバルブ装置に関する。
従来のバルブ装置には、閉止弁の開閉状態を表示する開閉表示具を備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
即ちこの開閉表示具付きバルブ装置は、閉止部材に連動したカップ状の操作ハンドルがハウジングの外面に付設してあり、この操作ハンドルに覗き窓を設けてある。この操作ハンドルの内部空間には筒状の表示部材が回動不能に設けてある。この表示部材には、例えば開弁状態を表示する「全開」の文字と、閉じ状態を表示する「閉」の文字が記載してある。上記の覗き窓からはこの表示部材の一部を覗き見ることができ、閉弁状態では「閉」の文字が、開弁状態では「全開」の文字が、それぞれ覗き窓を通して目視することができる。
特開平7−280134号公報
上記のバルブ装置は、上記の操作ハンドルを回動させると覗き窓から見える表示部材の一部が移り変わり、これにより上記の閉止弁の開閉状態が、この覗き窓から見える表示部材で表示される。
しかしながら、その覗き窓から表示部材を目視できる方向は、この覗き窓の開口方向に限定されており、しかもその開口方向は操作ハンドルの回転とともに操作ハンドルの回動軸心まわりに移動していく。このため、操作ハンドルの回動操作位置によっては、覗き窓を目視できないので閉止弁の開閉状態を確認することができず、作業者は覗き窓から表示部材を目視できる位置まで移動する必要があった。
本発明の技術的課題は上記の問題点を解消し、操作ハンドルの回動操作位置にかかわらず、閉止弁の開閉状態を外部の広い範囲から容易に目視して確認でき、しかも簡単な構成で安価に実施できる、開閉表示具付きバルブ装置を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するため、例えば本発明の実施の形態を示す図1から図4に基づいて説明すると、次のように構成したものである。
即ち本発明は開閉表示具付きバルブ装置に関し、ハウジング(2)の内部に閉止弁(8)の閉止弁室(9)を備え、この閉止弁室(9)に挿入した閉止部材(12)と連動する操作ハンドル(15)を上記のハウジング(2)の外面に付設し、この操作ハンドル(15)の回動操作により上記の閉止弁(8)を開閉するとともに、その開閉状態を表示する開閉表示具(17)を備えたバルブ装置であって、上記の開閉表示具(17)は、操作ハンドル(15)の回動軸心(16)の周囲に配置された移動部材(19)を備え、この移動部材(19)は操作ハンドル(15)の回動に連係してその操作ハンドル(15)の回動軸心(16)方向へ進退移動するように構成してあり、上記の回動軸心(16)の周囲に表示部(21)を設けるとともに、その外側に覆い部(24)を設け、上記の移動部材(19)に、上記の表示部(21)と覆い部(24)とのいずれか一方を設けるとともに、他方をハウジング(2)または操作ハンドル(15)に回動軸心(16)方向へ移動不能に設け、上記の移動部材(19)を、上記の進退移動により覆い部(24)が上記の表示部(21)の外側を覆う遮蔽姿勢(X・Xa・Xb)と、覆い部(24)が表示部(21)の外側から外れた表示姿勢(Y・Ya・Yb)とに切り替え可能に構成したことを特徴とする。
上記の操作ハンドルを回動させると、上記の移動部材が操作ハンドルの回動軸心方向に進退移動し、遮蔽姿勢と表示姿勢とに切り替わる。遮蔽姿勢では、覆い部が表示部の外側を覆うので、表示部は外部から目視不能となる。一方、表示姿勢では覆い部が表示部の外側から外れるので、表示部が外部から目視可能となる。
即ち、閉止弁の開弁状態と閉弁状態とのいずれか一方の状態で、移動部材が遮蔽姿勢に切り替えられて表示部が目視不能となり、他方の状態で移動部材が表示姿勢に切り替えられて表示部が目視可能となる。
このとき、上記の表示部は操作ハンドルの回動軸心の周囲に設けてあり、その外側に覆い部を設けてあるので、移動部材を遮蔽姿勢に切り替えると、その操作ハンドルの周囲のいずれの位置からもこの表示部を目視することができず、移動部材を表示姿勢に切り替えると、操作ハンドルの周囲の任意の位置からこの表示部を目視することができる。
従って、バルブ装置から遠く離れた位置であっても、この表示部が目視できるか否かにより閉止弁の開閉状態が容易に確認される。
上記の表示部は、閉止弁の開弁状態を表示してもよく、あるいはこれに代えて閉弁状態を表示してもよい。
即ち、操作ハンドルの開き操作に連動して移動部材が表示姿勢に切り替わり、操作ハンドルの閉じ操作に連動して移動部材が遮蔽姿勢に切り替わる場合、表示部が閉止弁の開弁状態を表示する。逆に、操作ハンドルの閉じ操作に連動して移動部材が表示姿勢に切り替わり、操作ハンドルの開き操作に連動して移動部材が遮蔽姿勢に切り替わる場合は、表示部が閉止弁の閉弁状態を表示する。
上記の表示部は、特定の文字や記号、模様等で表示してもよいが、ハウジングやハンドルの外面とは異なる色で表示すると遠方からでも容易に目視できるので好ましく、特に蛍光色で表示すると一層好ましい。
上記の表示部と覆い部は、覆い部を表示部の外側に設けるとともに、いずれか一方を上記の移動部材に設けてあればよい。即ち、上記の覆い部を移動部材に設けた場合は、上記の表示部をこの移動部材よりも内側の、例えばハウジングに設けることができる。また、上記の表示部を移動部材に設けた場合は、上記の覆い部をこの移動部材よりも外側の、例えば操作ハンドルに設けることができる。
上記の覆い部と表示部は1組に限らず、2組備えたものであっても良い。即ち、第1の表示部を移動部材に設けるとともに第1の覆い部をこの移動部材よりも外側の、例えば操作ハンドルに設けた場合、第2の覆い部をこの移動部材に設け、第2の表示部をこの移動部材よりも内側のハウジングに設けることができる。この場合、移動部材は、一方の覆い部と表示部に対し表示姿勢に切り替わるとき、他方の覆い部と表示部に対しては遮蔽姿勢に切り替わることとなる。従って、操作ハンドルを閉じ操作したときに目視可能となる一方の表示部が閉止弁の閉弁状態を表示し、操作ハンドルを開き操作したときに目視可能となる他方の表示部が閉止弁の開弁状態を表示する。
なお、これらの表示部が色で表示される場合は、両表示部はハウジング等とは異なる色で、且つ互いに異なる表示色に彩色される。
上記の覆い部と表示部は、ハウジングや操作ハンドルに設ける場合、これらと一体に形成すると部品点数が少なく済む。例えば、覆い部を操作ハンドルの外縁を伏椀状に形成して、この外縁部で構成してもよい。また、表示部をハウジングの外面に直接形成することも可能である。しかしこれらの覆い部や表示部を別の部材で構成すると、既存のバルブ装置にも容易に適用でき、好ましい。
上記の移動部材は、操作ハンドルの回動に連係してその操作ハンドルの回動軸心方向へ進退移動できればよく、特定の連係構造に限定されない。
例えば、上記の操作ハンドルに係止部を設け、上記の移動部材をこの係止部へ進退移動可能に係合して操作ハンドルと同行回動可能に構成し、上記のハウジングに螺合部を固設して、上記の移動部材をこの螺合部に螺合することができる。この場合、移動部材は操作ハンドルの回動により回動軸心方向へ螺進する。
また、他の連係構造として、上記のハウジングに係止部を固設し、上記の移動部材をこの係止部に進退移動可能に係合して操作ハンドルと同行回動不能に構成し、上記の操作ハンドルに螺合部を設けて、上記の移動部材をこの螺合部に螺合することができる。この場合、移動部材は操作ハンドルの回動により回動軸心方向へ直進する。
上記の螺合部は、ハウジングや操作ハンドルに直接形成してもよいが、別の部材に形成してこれをハウジングや操作ハンドルに固定することができ、この場合は、既存のバルブ装置にも容易に適用できるので好ましい。さらにこの螺合部を形成した別部材に前記の覆い部や表示部を形成すると、少ない部品点数で既存のバルブ装置に容易に適用でき、一層好ましい。
本発明は上記のように構成され作用することから、次の効果を奏する。
(1) 操作ハンドルに連係した移動部材が遮蔽姿勢に切り替えられると、表示部が外側から目視できず、表示姿勢に切り替えられると表示部が目視可能となる。しかも、この表示部は操作ハンドルの回動軸心の周囲に設けてあり、その外側に覆い部を設けてあることから、バルブ装置から遠く離れた位置であっても、この表示部が目視できるか否かにより、閉止弁の開閉状態を外部から容易に目視して確認することができる。
(2) 上記の開閉表示具は、操作ハンドルに連係した移動部材を設け、覆い部と表示部との一方をこの移動部材に設けるとともに他方をハウジングまたは操作ハンドルに設けるだけでよく、簡単な構成で安価に実施することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1と図2は本発明の第1実施形態を示し、図1は開閉表示具付きバルブ装置の一部破断図、図2は開弁状態での開閉表示具近傍の一部破断図である。
図1と図2に示すように、このバルブ装置(1)はハウジング(2)の下部に図外のガス容器へ接続される脚ネジ部(3)が突設してあり、この脚ネジ部(3)の下面にガス入口(4)が開口してある。上記のハウジング(2)の側部には出口ノズル(5)が突設してあり、この出口ノズル(5)の端面にガス出口(6)が開口してある。ハウジング(2)内には上記のガス入口(4)とガス出口(6)との間に、入口路(7)と閉止弁(8)の閉止弁室(9)と出口路(10)とが順に形成してある。
上記の閉止弁室(9)内には、上記の入口路(7)の開口端部の周囲に閉止弁座(11)が形成してある。またこの閉止弁室(9)内には閉止部材(12)が上下移動可能に挿入してあり、この閉止部材(12)の下端部を上記の閉止弁座(11)に対面させてある。
上記のハウジング(2)の上部には蓋ボルト(13)が保密状に螺着固定してあり、この蓋ボルト(13)を上下に貫通する状態にスピンドル(14)が回転自在に配置してある。このスピンドル(14)の下端部は上記の閉止部材(12)と同行回動するように連係してあり、また、ハウジング(2)の上面から突出したこのスピンドル(14)の上端部に操作ハンドル(15)が固定してある。そしてこの操作ハンドル(15)を回動軸心(16)回りに回動操作することにより、上記の閉止部材(12)が上下移動し、その下端部が上記の閉止弁座(11)に接離することで上記の閉止弁(8)が開閉される。
上記のハウジング(2)の上部には、操作ハンドル(15)との間に開閉表示具(17)が配置してある。この開閉表示具(17)は、蓋ボルト(13)の周囲へ移動不能に外嵌固定した筒状の固定部材(18)と、その外側に配置した筒状の移動部材(19)とからなる。
上記の固定部材(18)の外周面には、比較的ピッチの大きな雄ネジからなる螺合部(20)が形成してある。またこの固定部材(18)の外周面には表示部(21)が形成してあり、少なくともこの表示部(21)が、ハウジング(2)の外面とは際立って異なる表示色、例えば赤色や黄色の蛍光色に彩色してある。なお、この表示色は例えば塗装により着色してもよいが、この固定部材(18)を合成樹脂材料で形成した場合は、表示色の塗料を配合することで固定部材(18)の表示部(21)を含む一部または全部を着色してもよい。
上記の移動部材(19)には、上端部の内周縁に係合突起(22)が設けてあり、一方、上記の操作ハンドル(15)には、この係合突起(22)が係合する溝状の係止部(23)が上下方向に設けてある。またこの移動部材(19)の内面には雌ネジが形成してあり、上記の固定部材(18)の螺合部(20)に螺合させてある。このため、上記の操作ハンドル(15)を回動させると、この移動部材(19)は操作ハンドル(15)と同行して回動するとともに、操作ハンドル(15)の回動軸心(16)方向へ進退移動する。このとき、上記の螺合部(20)はネジのピッチが比較的大きいので、移動部材(19)は操作ハンドル(15)のわずかな回転に対し大きく進退移動する。
この移動部材(19)の周側部には覆い部(24)が形成してあり、この移動部材(19)が下方へ進出した状態では、この覆い部(24)により上記の表示部(21)が覆われる。この覆い部(24)は、上記の表示部(21)の表示色とは際立って異なる色に、例えばハウジング(2)や操作ハンドル(15)の外面と類似した色相に彩色してある。
図1に示すように上記の閉止弁(8)を閉じた状態にあっては、上記の移動部材(19)は下方へ移動した遮蔽姿勢(X)に切り替えられる。この状態では、上記の覆い部(24)が上記の表示部(21)の外側を覆うので、この表示部(21)が外方から目視不能となる。一方、図2に示すように閉止弁(8)を開いた状態にあっては、上記の移動部材(19)は上方へ移動した表示姿勢(Y)に切り替えられる。この状態では、上記の覆い部(24)が上記の表示部(21)の外側から上方へ外れているので、この表示部(21)が外方から目視可能となる。従って、この表示部(21)が外方から目視できるか否かで、閉止弁(8)の開閉状態が確認される。
なお、上記の第1実施形態では、上記の移動部材(19)を操作ハンドル(15)の閉じ操作時に下方へ移動させて遮蔽姿勢(X)に切換え、開き操作時に上方へ移動させて表示姿勢(Y)に切換えた。しかし本発明では、例えば上記の螺合部のネジ部を逆向きに形成し、移動部材を操作ハンドルの閉じ操作時に上方へ移動させて表示姿勢(Y)に切り替え、操作ハンドルの開き操作時に下方へ移動させて遮蔽姿勢(X)に切り替えるように構成してもよい。
図3と図4は本発明の第2実施形態を示し、図3は閉弁状態での開閉表示具近傍の一部破断図、図4は開弁状態での開閉表示具近傍の一部破断図である。
この第2実施形態では、ハウジング(2)や閉止弁(8)、固定部材(18)、移動部材(19)等は、上記の第1実施形態と同様に構成してあるが、開閉表示具(17)が2組の表示部(21)と覆い部(24)を備える点で第1実施形態と構成が相違する。
即ち、上記の移動部材(19)の周側部には、上寄り位置に第1表示部(21a)が形成してあり、操作ハンドル(15)の周縁部に第1覆い部(24a)が設けてある。従ってこの第2実施形態では、上記の開閉表示具(17)がこの操作ハンドル(15)を含む。
また上記の移動部材(19)の周側部には第2覆い部(24b)を設けてあり、上記の固定部材(18)に第2表示部(21b)が形成してある。この第2表示部(21b)と第2覆い部(24b)は、上記の第1実施形態の表示部(21)及び覆い部(24)と同様の構成である。
上記の両表示部(21a・21b)は、いずれもハウジング(2)や操作ハンドル(15)とは異なる色で、且つ、互いに異なる表示色に彩色してある。
図3に示すように、上記の閉止弁(8)を閉じた状態にあっては、上記の移動部材(19)は下方へ移動しており、上記の第1表示部(21a)と第1覆い部(24a)に対し表示姿勢(Ya)に切り替えてあり、第2表示部(21b)と第2覆い部(24b)に対して遮蔽姿勢(Xb)に切り替えてある。
即ち、この移動部材(19)が下方へ移動した状態にあっては、上記の第1表示部(21a)は外側が第1覆い部(24a)から外れており、外方から目視可能となる。また、上記の第2表示部(21b)は外側が第2覆い部(24b)で覆われるので、外方から目視不能となる。
一方、図4に示すように、上記の閉止弁(8)を開いた状態にあっては、上記の移動部材(19)は上方へ移動しており、上記の第1表示部(21a)と第1覆い部(24a)に対し遮蔽姿勢(Xa)に切り替えてあり、第2表示部(21b)と第2覆い部(24b)に対しては表示姿勢(Yb)に切り替えてある。
即ち、この移動部材(19)が上方へ移動した状態にあっては、上記の第1表示部(21a)は外側が第1覆い部(24a)に覆われるので、外方から目視不能となる。また、上記の第2表示部(21b)は外側が第2覆い部(24b)から外れており、外方から目視可能となる。
従って、上記の第1表示部(21a)が閉止弁(8)の開弁状態を表示し、第2表示部(21b)が閉止弁(8)の閉弁状態を表示しており、この第1表示部(21a)と第2表示部(21b)のいずれが外方から目視できるかで、閉止弁(8)の開閉状態が確認される。
なお、本発明では上記の螺合部のネジ部の向きを変えて、第1表示部が閉弁状態を表示し、第2表示部が開弁状態を表示するように構成してもよい。また、上記の第2の表示部と覆い部を省略し、表示部を移動部材にのみ形成し、覆い部を操作ハンドルにのみ形成することも可能である。
上記の各実施形態で説明したバルブ装置や開閉表示具は、本発明の技術的思想を具体化するために例示したものであり、閉止弁や移動部材、固定部材、表示部、覆い部などの形状や、構造、配置等をこれらの実施形態のものに限定するものではなく、本発明の特許請求の範囲内において種々の変更を加え得るものである。
例えば、上記の開閉表示具は次のように変形して適用することが考えられる。
・上記の表示部を、模様や記号、文字など、あるいはこれらと色彩の組み合わせで表示する。
・上記の表示部や螺合部をハウジングの表面に直接形成する。
・上記の移動部材が進退移動可能に係合する係止部をハウジングに固設し、操作ハンドルに螺合部を設けて移動部材を螺合する。
・覆い部を移動部材の周囲に配置して、ハウジングに固定する。
・移動部材をハウジングに設けた係止部に係合し、表示部を操作ハンドルの軸部に形成する。
・螺合部を移動部材の外側に設け、この螺合部の内周面に雌ネジを設ける。
なお、上記のバルブ装置は安全弁や逆止弁、減圧弁など、他の構成部材を備えたものであってもよく、ガス容器用バルブ装置や配管用バルブ装置に適用でき、さらにこのバルブ装置により取り扱うガス種は特定のガス種に限定されないことは、いうまでもない。
本発明の開閉表示具付きバルブ装置は、閉止弁の開閉状態を外部から容易に目視して確認でき、しかも簡単な構成で安価に実施できるので、ガス容器用バルブ装置はもとより、配管用バルブ装置など、閉止弁を備えた各種のバルブ装置に好適に用いられる。
本発明の第1実施形態を示す、開閉表示具付きバルブ装置の一部破断図である。 第1実施形態の、開弁状態での開閉表示具近傍の一部破断図である。 第2実施形態の、閉弁状態での開閉表示具近傍の一部破断図である。 第2実施形態の、開弁状態での開閉表示具近傍の一部破断図である。
符号の説明
1…バルブ装置
2…ハウジング
8…閉止弁
9…閉止弁室
12…閉止部材
15…操作ハンドル
16…回動軸心
17…開閉表示具
19…移動部材
20…螺合部
21…表示部
21b…第2表示部
23…係止部
24…覆い部
24b…第2覆い部
X,Xa,Xb…移動部材(19)の遮蔽姿勢
Y,Ya,Yb…移動部材(19)の表示姿勢

Claims (6)

  1. ハウジング(2)の内部に閉止弁(8)の閉止弁室(9)を備え、この閉止弁室(9)に挿入した閉止部材(12)と連動する操作ハンドル(15)を上記のハウジング(2)の外面に付設し、この操作ハンドル(15)の回動操作により上記の閉止弁(8)を開閉するとともに、その開閉状態を表示する開閉表示具(17)を備えたバルブ装置であって、
    上記の開閉表示具(17)は、操作ハンドル(15)の回動軸心(16)の周囲に配置された移動部材(19)を備え、この移動部材(19)は操作ハンドル(15)の回動に連係してその操作ハンドル(15)の回動軸心(16)方向へ進退移動するように構成してあり、
    上記の回動軸心(16)の周囲に表示部(21)を設けるとともに、その外側に覆い部(24)を設け、
    上記の移動部材(19)に、上記の表示部(21)と覆い部(24)とのいずれか一方を設けるとともに、他方をハウジング(2)または操作ハンドル(15)に回動軸心(16)方向へ移動不能に設け、
    上記の移動部材(19)を、上記の進退移動により覆い部(24)が上記の表示部(21)の外側を覆う遮蔽姿勢(X・Xa・Xb)と、覆い部(24)が表示部(21)の外側から外れた表示姿勢(Y・Ya・Yb)とに切り替え可能に構成したことを特徴とする、開閉表示具付きバルブ装置。
  2. 上記の覆い部(24)を上記の移動部材(19)に設け、上記の表示部(21)を上記のハウジング(2)に設けた、請求項1に記載の開閉表示具付きバルブ装置。
  3. 上記の覆い部(24)を上記の操作ハンドル(15)に設け、上記の表示部(21)を上記の移動部材(19)に設けた、請求項1に記載の開閉表示具付きバルブ装置。
  4. 上記の移動部材(19)に第2の覆い部(24b)を設け、上記のハウジング(2)に第2の表示部(21b)を設けた、請求項3に記載の開閉表示具付きバルブ装置。
  5. 上記の操作ハンドル(15)に係止部(23)を設け、上記の移動部材(19)をこの係止部(23)へ進退移動可能に係合して操作ハンドル(15)と同行回動可能に構成し、
    上記のハウジング(2)に螺合部(20)を固設して、上記の移動部材(19)をこの螺合部(20)に螺合した、請求項1から4のいずれか1項に記載の開閉表示具付きバルブ装置。
  6. 上記のハウジング(2)に係止部(23)を固設し、上記の移動部材(19)をこの係止部(23)に進退移動可能に係合して操作ハンドル(15)と同行回動不能に構成し、
    上記の操作ハンドル(15)に螺合部(20)を設けて、上記の移動部材(19)をこの螺合部(20)に螺合した、請求項1から4のいずれか1項に記載の開閉表示具付きバルブ装置。

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