JP2693243B2 - 巻取り装置及びこの巻取り装置でボビンを交換するための方法 - Google Patents

巻取り装置及びこの巻取り装置でボビンを交換するための方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転可能なボビンリボルバが設けられてい
て、該ボビンリボルバに2つの巻取りスピンドルが支承
されており、糸走行方向で見てボビンリボルバの手前に
切り替え装置と接触ローラが設けらており、該接触ロー
ラの外周面が、作業位置にある一方の巻取りスピンドル
に形成されたボビンの外周面に接触していて、接触ロー
ラの軸と作業位置にある前記巻取りスピンドルの軸との
間の間隔が、ボビンリボルバが回転することによって巻
取り過程中に次第に増大するボビン直径に応じて巻取り
過程中に変化するようになっている形式の、連続的に送
り込まれる糸のための巻取り装置、及びこのような形式
の巻取り装置でボビンを交換するための方法に関する。
〔従来の技術〕
接触ローラと巻取りスピンドルとの間の相対運動が、
次第に大きくなるボビン直径に応じてボビンリボルバの
回転によって得られる形式の巻取り装置は、EP−B1 13
59号明細書並びにUS−PS 4298171号明細書及びEP−B1
15410号明細書に開示されている。
この公知の、巻取り装置においては接触ローラが機械
フレームにしっかりと支承されている。巻取りスピンド
ルは、ボビンリボルバに旋回可能に支承された揺りアー
ムに支承されているので、巻取りスピンドルはボビンリ
ボルバに対して相対的に外側及び内側の位置を占める。
巻き上げ過程(巻取り過程)の開始時に、巻取りスピン
ドルと接触ローラとの間の相対運動は定置の状態のボビ
ンリボルバにおいて揺りアームの旋回によって影響を受
ける。このために空圧式又は油圧式のシリンダによって
ボビンリボルバにトルクが加えられる。このトルクに
は、定置の接触ローラがボビン若しくは巻取りスピンド
ルに作用する力のトルクに抗して作用する。ボビン直径
が増大するにつれて大きくなるこの力は、ボビンリボル
バを回転させるために作用する。
巻取り装置においては巻取り過程中に、接触ローラと
形成しようとするボビンとの間に生じる半径方向力(押
圧力)が不安定に変化する。これは、押圧力が、接触ロ
ーラと作業位置にある駆動される巻取りスピンドルとの
間の相対運動をも制御する制御装置によって生ぜしめら
れるからである。従ってボビンリボルバのゆっくりとし
た回転時に避けられないスティック・スリップ(Stick
−Slip)作用が、押圧力の変動、特に不安定な変動とし
て作用する。
US−PS 4106710号(Bag.943)明細書によれば、ボビ
ンリボルバが巻取り過程中に静止し、これによって駆動
せしめられる巻取りスピンドルが定置に維持される巻取
り装置が公知である。接触ローラは、巻取りスピンドル
に対してほぼ半径方向で可動なスリットに支承されてい
る。従って接触ローラはスリットに対して相対的な運動
を行う。この運動に応じて、キャリッジの重量補償を行
う空圧式のシリンダ・ピストン・ユニットが制御され
る。従って接触ローラはキャリッジの全構成部材の重量
を伴ってボビンに当接するのではなく、減少された力で
ボビンに当接する。従ってボビン直径の増大に伴って、
ボビンはキャリッジを運動させるために必要な力(減少
された力)をもたらせなければならない。
DE−OS 2544773号(Bag.961)明細書によれば、巻取
りスピンドルが可動なキャリッジに支承されている形式
の巻取り装置が開示されている。接触ローラは同様に可
動な支持体に支承されている。巻取りスピンドルのキャ
リッジは、接触ローラの支持体の運動に応じて圧力で負
荷される空圧式のシリンダによって保持される。これに
よってリッジの重量は巻取りスピンドル及びボビンによ
って補償される。ボビン直径の増大時にシリンダに作用
する押圧力は、キャリッジがその自重によって下降する
ように低下せしめられる。しかしながらこの場合におい
て、前記スティック・スリップ作用は避けられない。こ
の巻取り装置は、交互に駆動される2つの巻き取りスピ
ンドルに損失なしで巻き上げるのには適していない。何
故ならばこの装置にはこのために、2つの巻取りスピン
ドルが支承される回転可能なボビンリボルバを付加的に
設けらければならないからである。
〔発明の課題〕
そこで本発明の課題は、接触ローラとボビンとの間の
半径方向の力が巻取り過程中に常にわずかしか変化する
ことがなく、しかも構造が簡単でコンクトな巻取り装置
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決した本発明の装置の手段によれば、接
触ローラが支持体に支承されており、該支持体は、接触
ローラが前記作業位置にある巻取りスピンドルに対して
相対的に半径方向で分力を伴う行程運動を行うように可
動に構成されており、該接触ローラに支持対の運動方向
で所定の力が作用するようになっており、前記ボビンリ
ボルバが回転駆動装置に接続されていて、該回転駆動装
置によってボビンリボルバが、接触ローラの軸と作業位
置にある巻取りスピンドルとの間の間隔を増大させるよ
うに駆動可せしめられ、前記回転駆動装置が調節回路を
介してセンサ及び回転制御装置に接続されており、前記
センサが前記接触ローラの行程運動を検出し、回転駆動
装置が、接触ローラの目標位置と実際位置とのずれに応
じてセンサによって前記調節回路内で、接触ローラの位
置が巻取り過程中にほぼ変化せずに維持されるように制
御可能に構成されている。
〔作用及び効果〕
巻取り過程中における接触ローラの位置はボビン直径
が増大してもほとんど変化することなく維持される。つ
まり、接触ローラはそのガイド内で、数ミリメートル範
囲(有利には1mmよりも小さい)で、作業位置にあって
駆動される巻取りスピンドルに対して半径方向のわずか
な運動を行うだけである。接触ローラの軸と作業位置に
ある巻取りスピンドルの軸との間の間隔を、増大するボ
ビン直径に合わせるために必要な相対運動は、巻取り過
程中にボビンリボルバを回転させることによって行われ
る。この場合の回転運動はモータによって与えられる。
モータは、接触ローラの運動、特に接触ローラの支持体
が行う行程運動を検出するセンサによって制御される。
これによってボビンリボルバのモータは、接触ローラの
非常に小さい運動時においてもリボルバがそれぞれ次の
ように回転するように制御される。つまり、巻取りスピ
ンドルが接触ローラの増大するボビン直径に応じてシフ
トし、これに対して接触ローラがその出発位置から殆ど
遠ざかることなく、直ちに再びこの出発位置に達するよ
うに、リボルバが回転するように制御される。
ボビンリボルバに配属されたモータ(回転駆動装置)
の操作は、接続ローラの位置の目標値と実際値との間の
ずれを検出するセンサの出力信号に基づいて行われる。
回転駆動装置の操作はステップ式に行われ得る。このた
めに回転制御装置には、接触ローラの位置の実際値と目
標値との間のずれの所定の最大値が、例えばプログラミ
ングによってあらかじめ与えられる。このずれが所定の
最大値よりも小さければ、回転駆動装置は制動され、こ
れによってボビンリボルバはその回転位置を変えること
がない。接触ローラの位置の目標値と実際値との間の実
際のずれが所定の最大値を越えると、目標値と実際値と
のずれが所定の最大値を下回るまで、制動は解除され、
ボビンリボルバ所定の速度で回転せしめられる。
本発明の別の形式によれば、回転駆動装置は、回転制
御装置及びセンサによって操作されて、この回転駆動装
置が常に駆動され、接触ローラの位置の目標値と実際値
との間のずれが所定の低い値に調節されるように、リボ
ルバを連続的に回転させるようになっている。
接触ローラとその支持体並びに、作業位置にある巻取
りスピンドル、及び回転駆動装置を有するボビンリボル
バは、回転駆動装置及びセンサと共に、接触ローラの位
置が殆ど変わらずに維持される制御円を形成する。
すべての公知の巻取り装置とは異なり、本発明による
巻取り装置においては、接触ローラと作業位置にある巻
取りスピンドルとの軸間隔は、接触ローラと作業位置に
ある巻取りスピンドルとの間に生じる押圧力に応じて規
定されているのではなく、ボビンリボルバを前記軸間隔
を増大させる方向で積極的に駆動させる回転駆動装置に
よって規定されている。
ボビンリボルバが回転する際のスティック・スリップ
現象は生じない。何故ならばボビンリボルバは積極的に
つまり強制的に駆動せしめられるからである。押圧力の
高さ自体は接触ローラに作用する力によって規定され
る。巻取りスピンドルはボビンリボルバにこのボビンリ
ボルバに対して相対的に不動に支承されている。これに
よって冒頭に述べた形式の巻取り装置とは異なり、非常
に剛性な構造及び、安定した押圧が得られる。
本発明による巻取り装置は有利には紡がれたばかりの
化学繊維を紡績装置で巻き上げるために使用される。請
求項2記載の巻取り装置の構成においては、ボビンリボ
ルバは作業位置にある駆動される巻取りスピンドルと同
一の回転方向を有していて、いわゆる同期式糸掴みを可
能にする。これについては、EP−A 0286893号(EP−1
575)明細書参照。
請求項3の構成において、押圧力がまず増大する。つ
まり巻取り過程の開始時には低い押圧力で巻き上げら
れ、これによって第1の糸層の損傷が避けられる。また
押圧力の変化は小さく保たれる。このためには、接触ロ
ーラのガイド並びにボビンリボルバの回転中心点と、ス
ピンドル軸線が位置するボビンリボルバの回転円(スピ
ンドル回転円)、及び接触ローラの半径が、それぞれ互
いに、所望の最大直径比においてボビンに対する接触ロ
ーラの押圧力の変化が巻取り過程経過中に所望の限界に
維持されるように構成されている。直径比としてはここ
では、 商:巻取り過程開始時(空の巻き管)の巻取りスピンド
ル直径/巻取り過程終了時(満管のボビン)のボビン直
径、である。この駆動直径比は最近の巻取り装置におい
ては1:3である。半径方向の押圧力の許容変化はいずれ
にしても50%よりも小であって、この場合に押圧力はよ
り低い値から出発して、必要に応じて高められる。接触
ローラによってボビンにもたらされる半径方向力の変化
は、請求項4に記載の解決策では、巻取り過程中には10
%よりも小さく、第1の糸層が巻き取られた後では有利
には5%よりも小さい。
本発明による巻取り装置は、ボビンリボルバがボビン
直径増大時に作業位置にある駆動される巻取りスピンド
ルと同じ回転方向で回転するように、駆動せしめられ
る。巻取りスピンドルは軸駆動モータによって駆動せし
められ、この場合に各巻取りスピンドルにはそれぞれ1
つの軸駆動モータが対応配置されている。
前述のように、本発明によれば、接触ローラと巻取り
スピンドル若しくはボビンとの間の押圧力を、巻取り過
程中に小さい範囲(巻取り技術的に無視出来る程度の範
囲)内で一定に保つことができる。
化学繊維を巻き取る場合(このために巻取り装置がま
ず第1に規定されている)、糸が一般に上から下に鉛直
に延びていることを考慮しなければならない。接触ロー
ラは、切換え装置と作業位置にある巻取りスピンドルと
の間に配置されているので、支持体も接触ローラも重力
の分力によって負荷される。請求項4若しくは5に記載
した手段によって、接触ローラとボビンとの間で半径方
向に作用する支持力は、巻取り技術的に許容される程度
に調節される。負荷軽減装置は、一定な力を加えるため
の部材、例えばばね或は、一定の圧力で負荷される空圧
式又は油圧式シリンダ−ピストンユニットより構成され
得る。
巻取り技術的に困難な課題においては、例えば油圧式
又は空圧式負荷軽減装置を巻取り過程中に押圧力の所望
の変化に応じて制御することもできる。
接触ローラは、その重力によってではなく、重力がか
からずにボビンに載るように支承されていれば、負荷装
置、例えば油圧式又は空圧式のシリンダ−ピストンユニ
ットが設けられる。このシリンダ−ピストンユニット
は、接触ローラの支持体に作用し、必要な押圧力を生ぜ
しめる。この負荷装置は、一定な押圧力が生ぜしめられ
るように構成されている。負荷装置は、また、巻取り過
程中に押圧力を所定のプログラミングされた変化に従っ
て制御されるように構成することもできる。接触ローラ
が支承されている支持体は、有利には一方側で機械フレ
ームに旋回可能に支承されていて、他方の自由端部で接
触ローラを有する揺りアームとして構成されている(請
求項7)。接触ローラがその自重でボビンに載る場合
は、揺りアームは水平又は傾斜して配置されている。接
触ローラがその自重の影響を受けずにボビンに載ってい
る場合は、揺りアームはほぼ垂直に配置されている。
請求項8に記載の構成要件によって、一方では耐摩耗
性の懸架状態が得られ、これによってまた、接触ローラ
の旋回運動は変位に伴って増大する力に克服されるとい
う利点が得られる。従って接触ローラのゼロ位置のため
には、巻取り過程中の安定した位置が、調節技術的な困
難性を伴うことなしに調節される。
またゴムブロックで懸架することによって、ゴムブロ
ックは接触ローラのわずかな測定ずれの範囲内の旋回運
動だけでなく、この旋回運動に対して直交する方向の運
動、つまり接触ローラの軸と旋回軸との接続線上の運動
も許容する。これによって接触ローラは、旋回方向だけ
でなく、この旋回方向に対して直角な方向、つまり巻取
りスピンドルの軸に対して平行な方向でも整列される。
また、ゴムブロックは接触ローラの運動を減衰するとい
うことも重要である。
本発明による切換装置は、従来技術により公知な切換
装置のうちの1形式であってもよいが、この場合は特
に、EP−D 1114642号明細書によるウイング式切換装
置、US−PS 3664596号明細書による反転ねじ山付き切
換装置、US−PS 3797767号明細書による溝付きローラ
式切換装置又はその他の切換装置に参照される。切換装
置は機械フレームに定置に固定することができる。
接触ローラに巻き付けられる糸は一般に、切り替え装
置の切り替え法則に従って接触ローラに巻き付けられ
る。この時の行程の逆転は、接触ローラに対する糸の乗
り上げラインと切り替え装置との間の間隔に基づいてい
る。この間隔のその都度の変化が巻き付け法則となる。
請求項9及び10若しくは11記載の手段によって、接触
ローラの運動は小さいにも拘わらず、切り替え装置と接
触ローラとの間隔は巻取り過程中に変化しない構成が得
られる。このために切り替え装置は有利には同様に、接
触ローラの揺りアームに同軸的に又は接触ローラの揺り
アームに旋回可能に支承されている。これによって、待
機させるために切り替え装置を接触ローラに対して持ち
上げることができるので、一方では接触ローラ、他方で
は切り替え装置に作業員が接近することができる。ま
た、請求項9〜11に記載の手段によれば、切り替え装置
は接触ローラに対する相対運動を行う際に糸走行路に対
して直角な運動も行う。これは、請求項12に記載されて
いるように、切り替え装置の支持体に駆動装置が作用
し、この駆動装置によって接触ローラと切り替え装置と
の間の間隔が巻取り過程中に変化せしめられるようにな
っている。これによって本発明は、巻取り過程中に切り
替え行程を変化させる可能性を提供することもできる。
このために請求項13に記載の駆動装置は所定のプログラ
ムで制御される。相応にプログラミングすることによっ
て、巻取り過程中に特に巻取り過程の開始時に行程の短
縮を行うことができる(請求項14)。これについては、
US−PS 4789112号(Bag.1540)明細書に開示されてい
る。さらに請求項15に記載の手段によれば、相応にプロ
グラミングすることによって、ブレッシングを行うこと
ができる[US−PS 4325517号明細書(Bag.1157)、DE
−OS 3723534 A1(IP−1536)明細書参照]。同様に
切り替え装置を接触ローラに対して相対的に軸方向で往
復スライド運動させて、行程運動をシフトさせることも
できる。
本発明によればさらにボビン交換に関する問題点、つ
まり糸を切らずに巻き取るという問題点も解決される。
このためにボビンリボルバは巻取り過程中においてもボ
ビン交換時においても常に同じ回転方向で回転せしめら
れる。
糸当てつけの瞬間に空の巻き管の表面及び糸が同一の
運動方向を有する。“同一回転方向の糸掴み方式”の方
法は、糸がさらされる緊張力の変化が小さいということ
を特徴としている。このような小さい糸緊張力変化によ
って、この方法の駆動確実性が得られる。この場合に有
利には、DE−A 3923305号明細書(Bag.1650)に開示
されているように、糸掴みスリットを備えた巻取りスリ
ットが使用される。“同一回転方向の糸掴み方式”にお
いて、ボビンリボルバは、作業位置にある駆動されてい
る巻取りスピンドルと同一の回転方向を有している。こ
れはつまり、非作業位置にある巻取りスピンドルがその
駆動位置に侵入する時に接触ローラの手前を走行しなけ
ればならないことを意味する。これによって、幾何学的
な構成の可能性が狭められるが、これは請求項6に記載
の手段によって避けられる。この場合に、接触ローラは
例えば10mmの僅かな運動を行うだけでよいという利点が
得られる。
同一回転方向の糸掴み方式を行うためには、糸の空の
巻き管の掴みスリットの垂直面から満管のボビンの垂直
面に糸を変向させる糸変向ガイドが必要である(PCT/DE
89/00094参照)。請求項17によればこの糸変向ガイドは
金属薄板より形成されていて、別の保護板と協働して、
駆動せしめられる空の巻き管をまだ回転している満管の
ボビンに対して保護するためのものである。特に引き千
切られたり切断された糸端部は回転する満管のボビンか
ら離れて、空の巻き管に形成される糸層を痛めることが
ある。請求項17に記載の手段によれば、糸が引き千切ら
れたり切断されたりする前に既に、満管のボビンを空の
巻き管に対して完全に覆うことが提案されている。この
請求項17に記載の手段は、請求項1の上位概念に従って
構成されたすべての巻取り装置において有利に適用する
ことができる。
(課題を解決するための方法の手段) 巻取り装置でボビンを交換するための本発明の方法に
よれば、非作業位置にある巻取りスピンドルの巻取り過
程終了時に回転駆動装置を制御して、空の巻き管を有す
る非作業位置にある巻取り巻取りスピンドルが接触ロー
ラの範囲まで達して接触ローラが作業位置にある巻取り
スピンドルの満管のボビンに接触しなくなるまで、ボビ
ンリボルバを高い回転速度で回転せしめるようにし、非
作業位置にある巻取りスピンドルが接触ローラと空の巻
き管との間の範囲に侵入する際に小さいギャップが維持
されて、接触ローラの行程運動を検出するためのセンサ
が描く調節運動円と回転駆動装置が描く運動円とが再び
重なるように、接触ローラを支持する支持体の運動を制
御し、次いでボビンリボルバの回転駆動装置を再び作動
せしめ、切り換え装置に対応配置された糸掴みガイドに
よって糸を切り換え装置から遠避けて保持し、糸変向ガ
イドを、空の巻き管を有する非作業位置にある巻取りス
ピンドルと満管のボビンを有する作業位置にある巻取り
スピンドルとの間の糸走行路内に侵入させ、前記糸変向
ガイドによって糸を軸方向で保持して、該糸変向ガイド
から走出する糸をさらに鉛直平面で満管のボビンに巻き
付けて隆起部に巻上げ、それと同時に糸を高い巻き掛け
速度で巻き管に巻き掛け、次いで前記糸掴ガイドを軸方
向でずらして、糸を空の巻き管の手前で掴みスリトット
の範囲にもたらして糸掴みスリトットで保持させ、次い
で接触ローラを支持する支持体を下降させて、空の巻き
管に巻き付けられた糸を接触ローラに接触させ、これに
よって制御回路をセンサン及び回転駆動装置に再び接続
させるようになっている。
前述のように、同一回転方向の糸掴み作業において
は、接触ローラが小さいシフト運動を行うことができ、
これによって作業位置に侵入せしめられた空の巻き管を
妨げないようにすれば好都合である。この場合に本発明
の枠内で、ボビンリボルバの回転駆動装置を巻取り過程
中に増大するボビン直径に応じて制御若しくは調整する
ために接触ローラ可動性が利用される。しかしながらこ
の機能は、空の巻き管に第1の糸層が形成される間は作
用しないようになっている。これによって、ボビンリボ
ルバは2段階でその位置に止まることができる。この間
に満管のボビンは、非作業位置にもたらされた巻取りス
ピンドルから取り外される。このために特に請求項21に
記載の自動的なボビン交換装置が役立つ。
増大するボビン直径をセンサする接触ローラの測定作
用は、所定のプログラミングされた時間の経過中に又
は、満管のボビンを非作業位置にあるボビンリボルバの
空の巻き管と交換してから、接触ローラが下降せしめら
れて駆動される巻取りスピンドルと接触することによっ
て再び行われる。このために必要な特別の制御は、請求
項20に記載の手段によれば必要なくなる。この請求項20
に記載の手段によれば、接触ローラの測定作用の再作動
は、ボビン直径が増大する際にボビンと接触ローラとが
再び接触して、ひいては接触ローラの支持体の測定振れ
が生じることによって行われる。
有利には、接触ローラは無接触状態にある時に、ボビ
ンの目標周速度にほぼ相当する周速度で駆動せしめられ
る。このための適当な駆動装置はDE−A 3834032号明
細書に開示されている。
〔実施例〕
第1図〜第4図、第5図は、第6図及び第7図に示し
た巻取り装置は、詳細部分が異なっているだけであっ
て、基本的な構造は変わりがないので、以下の図面の説
明はすえての実施例に関連している。異なっている詳細
部分についてはその都度説明されている。図示の巻取り
装置には、糸3が供給装置17を介して一定の速度で中断
することなしに供給されている。糸3はまず、3角形の
切り換え導入部の先端を形成するコップ糸ガイド1を通
ってガイドされる。次いで糸は糸走行方向2で切り換え
装置4(後述されている)に達する。この切り換え装置
の後ろで糸は、接触ローラ11で90゜よりも大きい角度で
変向せしめられ、次いでボビン6に巻上げられる。ボビ
ン6は巻き管10.1に形成される。巻き管10.1は自由回転
可能な巻取りスピンドル5.1(作業位置にある駆動され
るスピンドル)で緊締される。巻取りスピンドル5.1
は、この巻取りスピンドルで緊締された巻き管10.1及び
この巻き管で形成しようとするボビンと共に作業開始位
置にある。この時点で、第2の巻取りスピンドル5.2
(非作業位置にある)はこの第2の巻取りスピンドルに
緊締された巻き管10.2(空管)と共に待機位置にある。
2つの巻取りスピンドル5.1及び5.2は回転可能なボビン
リボルバ18内で自由回転可能に支承されている。すべて
の実施例において巻取りスピンドル5.1及び5.2はシンク
ロモータ29.1及び29.2によって駆動せしめられる。シン
クロモータ29.1若しくは29.2はそれぞれスピンドルと同
一列でボビンリボルバ18に固定されている。シンクロモ
ータは、周波数発信器30.1及び30.2によって制御可能な
周波数の電流が供給される。周波数発信器30.1及び30.2
の制御は、回転数センサ53によって制御される制御装置
31によって行われる。回転数センサ53は接触ローラの回
転数を検出する。制御装置31によって、それぞれの巻取
りスピンドル5.1の周波数発信器30.1若しくは30.2は、
ボビン直径が大きくなっても接触ローラ11及びひいては
ボビンの表面速度は一定に維持されるように制御され
る。
シンクロモータ29.1及び29.2の代わりに非同期モータ
を使用してもよい。非同期モータを使用する場合は、制
御周波数F4若しくはF5に制御信号が重ねられるので、制
御装置31によってその都度与えられるスピンドル回転数
の目標値が正確に維持される。これに適した制御装置は
DE−C3425064号(IP−1348)明細書に開示されている。
ボビンリボルバ18は巻取り装置のフレームに回転可能
に支承されていて、回転駆動装置(リボルバモータ33)
によって旋回せしめられるので、ボビン6がスピンドル
の一つに完全に巻き上げられると、スピンドル5.1若し
くは5.2が交互に作業位置若しくは待機位置に移動せし
められる。
さらにリボルバモータ33は、ボビン直径が大きくなる
につれて接触ローラ11と作業位置にあるスピンドル5.1
との間の軸間隔が大きくなるようにボビンリボルバを回
転させる。
リボルバモータ33は制動モータとして構成され得る。
このようなモータは、制動モータが電流源に接続された
ときには、モータの回転子が不動に固定、つまりもはや
回転しないような特性を有している。制動モータとして
構成されたこのようなリボルバァモータ33は、第15図で
概略的に示されている。第15図は、第1図、第4図、第
5図、第6図及び第7図の詳細を示した図であって、回
転駆動装置及び、ボビンリボルバのための回転制御装置
を示している。リボルバモータ33及びボビンリボルバ18
の軸70は制動装置71によって負荷される。制動装置71は
電磁石72によって操作される。電磁石は回転制御装置54
に接続されている。回転制御装置54は、接触ローアのた
めの揺りアーム48若しくは支持体63の運動を走査するセ
ンサ52のアウトレット信号に基づいて、リボルバモータ
33の回転子電流回路又は制動装置71の電磁石72の電流回
路を交互に閉じる。
しかしながらリボルバモータ33は、ステップモータで
あってもよい。このステップモータは、ゆっくりした速
度で連続的に回転し、しかも、接触ローラのための揺り
アーム48若しくは支持体53の運動を走査するセンサ52の
アウトレット信号に基づいて回転制御装置によって、ボ
ビン直径の増大につれて接触ローラ11とスピンドル5.1
との間の軸間隔が連続的に大きくなるように制御され
る。
接触ローラ11は支持体に支承されているので、駆動さ
れているスピンドルに対する半径方向の分力を有する運
動を行う。支持体としては、第1図〜第4図、第6図及
び第7図による実施例では接触ローラのための揺りアー
ム48が使用されている。揺りアーム48は機械フレームで
旋回軸50を中心として旋回可能に支承されている。旋回
軸50は前述のように、接触ローラが駆動されているスピ
ンドル5.1に対する半径方向分力を伴って運動せしめら
れるように配置されている。旋回軸50はゴムブロックに
よって形成されている。このゴムブロックは機械フレー
ムにしっかりと緊締されている。このゴムブロックには
揺りアーム48が固定されているので、この揺りアーム48
はゴム弾性的に旋回可能である。揺りアームのこのよう
な支承状態の実施例は、第12図にその詳細が示されてい
る。この実施例では、ゴムブロック42は、旋回軸50と揺
りアーム49の軸受けアイとの間の環状室内に取り付けら
れた円筒形体である。旋回軸50は機械フレームに回動不
能に支承されている。ゴムブロックの内周面は旋回軸50
に回動不能に固定されている。ゴムブロックの外周面は
揺りアーム49の内周面に回動不能に固定されている。
第5図の実施例においては接触ローラは、ガイド64内
で直線運動可能な支持体63に支承されている。
揺りアーム48若しくは支持体63によって、接触ローラ
は作業位置にあるスピンドルの増大するボビン直径の手
前で非常に小さい例えば2mmの行程区分だけシフトす
る。
前述したように、考えられ得るすべての切り換え装置
を使用することができる。第1図〜第4図の実施例にお
いては、切り換え装置はいわゆるウイング式切り換えで
ある。この切り換え装置は、伝導装置22によって互いに
接続されモータ14によって駆動せしめられる2つのロー
ラ12及び13を有している。ロータ12及び13には、特に第
2図及び第3図に示されているようにウイング7及び8
が固定されている。ロータは種種異なる回転方向27,28
で回転しながら糸をガイドライン9に沿ってガイドし、
この時に一方のウイングが一方方向のガイドを行って、
ガイドライン9の下側に侵入し、他方のウイングは他方
方向のガイドを行ってガイドライン9の下側に侵入す
る。切り換えモータ14は一定の回転数で駆動せしめられ
るが、プログラム信号発信器の信号に基づいて制御可能
でもある。
第5図の実施例では、切り換え装置はいわゆる反転ね
じ山付き軸を有する切り換え装置である。ケーシングに
反転ねじ山付き軸23が回転可能に支承されている。反転
ねじ山付き軸はその円筒形の外周面に、公知の形式でエ
ンドレスに往復する溝15を有している。この溝15には糸
切り換えガイド40の一方の端部が係合している。糸切り
換えガイドはケーシングの直線ガイド44内で直線的にガ
イドされている。この実施例のその他の詳細は、切り換
え装置の懸架構造に関連している。
切り換え装置のケーシングは、切り換え装置の形式と
は無関係に定置に固定されている。これは第5図の実施
例に示されている。
切り換え装置の定置の懸架構造においては、接触ロー
ラの測定運動が非常に小さくて殆ど無視できる程度であ
る場合でも、接触ローラ11と糸切り換えガイド40との間
の間隔は変化する。
第1図〜第4図、第6図及び第7図の実施例において
は切り換え装置4は巻取り装置の機械フレームに可動に
支承されている。このために揺りアーム49が用いられ、
この揺りアーム49の一方の自由端部には切り換え装置が
固定されていて、揺りアーム49の他方の端部は、切り換
え装置が自分自身に対して及び接触ローラに対して直角
な運動、つまり平行スライド運動を行うことができるよ
うに旋回可能に支承されている。
第1図〜第4図の実施例においては揺りアームは機械
フレームに自由に旋回可能に支承されている。旋回軸
は、揺りアーム48の旋回軸50に対してほぼ同軸に配置さ
れている。
第7図の実施例においては、切り換え装置のための揺
りアーム49は揺りアーム48に自由に旋回可能に支承され
ている。
第1図〜第4図の実施例においては、切り換え装置の
ための揺りアーム49が支持部材51を介在させて接触ロー
ラ11のための揺りアーム48上に載せられている。従って
揺りアーム49は揺りアーム48の運動と同じ運動を行う。
しかしながら揺りアーム49は他方では揺りアーム48とは
無関係に上方へ跳ね上げることもできる。これは接触ロ
ーラ及び切り換え装置の整備を行うために非常に有利で
ある。空圧式に負荷され、下から揺りアーム48若しくは
支持体63に作用するシリンダ−ピストン−ユニット21
(負荷解除装置)によって、接触ローラに及びひいては
押圧力としてボビンに作用する重量は完全に又は部分的
に補償される。この場合の重量は、切り換え装置及び接
触ローラの重量であるか(第1図〜第4図、第7図の実
施例)、又は接触ローラだけの重量である(第5図及び
第6図の実施例)。
すべての実施例においてセンサ52は機械フレームに定
置に配置されている。このセンサ52は、揺りアーム48の
運動若しくは第5図の支持体63の運動を走査し、揺りア
ーム48若しくは支持体63からの間隔、つまり揺りアーム
48若しくは支持体63の行程を測定する。出力信号に基づ
いて、つまり例えば所定の間隔を越えたときにセンサ52
は出力信号を発信し、この出力信号は、リボルバモータ
33のための回転数センサ53に供給される。その他の作用
については後述されている。
この巻取り装置の駆動形式はすべての実施例に共通で
ある。以下に第1図〜第4図の実施例を用いて巻取り装
置の駆動形式を説明する。
第1図には巻取りスピンドル5.1の駆動が示されてい
る。空の巻き管10.1にはわずかな糸層しか巻き付けられ
ておらず、接触ローラ11は形成しようとするボビン外周
面に接触ローラしている。ボビン直径が増大するにつれ
て接触ローラは少しづつ半径方向の運動を行う。この運
動の行程区分はスペースセンサ52によって検出される。
リボルバモータ33(回転駆動装置)は、スペーサセンサ
52の出力信号に基づいて回転制御装置54を介して、リボ
ルバが所定の回転角度だけさらに回転せしめられて接触
ローラと巻取りスピンドル5.1との間の間隔が大きくな
るように制御される。駆動されるスピンドルの回転方向
は矢印55で示されている。糸は逆時計回り方向で接触ロ
ーラに巻き掛けられているので、駆動される巻取りスピ
ンドルには時計回り方向で巻き掛けられる。従って巻取
りスピンドルも時計回り方向で回転する。またリボルバ
も回転方向56の時計回り方向で回転する。
リボルバモータを制御するために本発明によれば2つ
の方法が提供されている。
第1の方法において、リボルバモータ33が、第15図に
示されているように、制動モータとして構成されていれ
ば、リボルバモータの軸は制動装置によってまず固定さ
れるので、ボビン直径が増大した時に、ボビンリボルバ
も回転しない。これによって接触ローラ11はその目標位
置から実際位置に押しやられる。制御装置には、接触ロ
ーラの実際位置と目標位置との間のずれの所定の許容最
大値が与えられている。この目標位置と実際位置との間
のずれが所定の最大値を越えたことがスペーサセンサ52
によって確認されると、磁石によって制動装置が解除さ
れ、それと同時にリボルバモータ33の回転子がその電流
源に接続される。これによってリボルバモータは、接触
ローラ11が再びその目標位置に達したことがスペーサセ
ンサ52によって確認されるまで、ゆっくりとした一定な
速度でさらに少しだけ回転せしめれる。接触ローラの目
標位置と実際位置との間のずれの許容最大値は非常にわ
ずか、例えば1mmである。次いでリボルバモータ33は再
び遮断されて制動装置が作動せしめられる。これによっ
てリボルバモータ33の軸及びひいてはリボルバは再び回
転不能に固定される。
第2の方法によればリボルバモータ33は電流源に常に
接続されている。リボルバモータ33の非常に低い速度は
スペーサセンサ52及び回転制御装置54によって、接触ロ
ーラがその目標位置からずれないように若しくは実際位
置と目標位置との間のずれが一定で可能な限り小さく維
持されるように制御される。このような構成において
は、回転速度がトルクとは無関係なリボルバモータ33が
必要である。従ってこの第2の方法によるリボルバモー
タにおいては、接触ローラ11と駆動される巻取りスピン
ドル5.1(若しくはこのスピンドル5.1に形成されたボビ
ン)との間の接触圧が、(前記第1の方法においてはボ
ビンリボルバの回転を生ぜしめることはなかったが)ボ
ビンリボルバの回転速度を高めることはない。
ボビンの最終位置は符号6で示されており、駆動され
る巻取りスピンドルの最終位置は符号5.1で示されてい
る。これによって、ボビンスピンドルの中心は、巻取り
運動中にボビンリボルバの回転に伴ってスピンドル回転
円の一部、つまり駆動範囲を移動することが分かる。こ
の駆動範囲は第1図では符号57で示されている。半径方
向力の最大変化は、巻取りスピンドル5.1が接触ローラ1
1と最初に接触する出発位置と、巻取りスピンドル5.1の
軸線が接線58(接触ローラ11の中心からスピンドル回転
円の駆動範囲まで延びる)に来る位置との間で生じる。
この場合、巻取りスピンドル5.1の中心が接触ローラ11
の中心に対して相対的に移動する角度αは可能な限り小
さい。第1図ではこの角度は、より分かりやすくするた
めに大きく示されているが、実際にはこの角度は著しく
小さい、それも有利には15゜よりも小さい角度である。
本発明の特別な利点は、1:3よりも小さい直径比(満管
ボビンの直径に対する空の巻き管の直径)においても、
また接触ローラ11における糸の巻き掛け角度が90゜より
も大きい場合においても、押し付け力の変化が小さく維
持されるという点にある。また、第1図に示されている
ように、巻き管の直径が大きくなる際に、接触ローラに
おける巻き掛け角度が大きくなったり小さくなったりす
ることがないという別の利点もある。巻き掛け角度が小
さくなると、接触ローラで糸がスリップすることにな
る。スリップが大きくなって、特に、接触ローラが駆動
されるか又は、糸応力を解除させるために空回転効率よ
りも高い効率で駆動せしめられると、糸の引っ張り力が
変化する[DE−OS 3513796号明細書参照(=Bag.140
0)。
別の利点は、巻取り過程中の当てつけ力、特に巻取り
過程の開始時の当てつけ力は比較的小さい値から出発し
て次第に大きくなるということである。これによって、
最初の糸層の巻取り時における当てつけ力は比較的小さ
く維持し、次いで次第に大きくするという状態が考慮さ
れる。
またこの利点は特に、接触ローラの位置が巻取り過程
中に(巻取り技術的に影響のない変化は無視して)変化
せずに維持されるが、それと同時に接触ローラの可動性
及び接触ローラに用する力によって押圧力が加えられる
ことによって得られる。このような作用は、押圧力がリ
ボルバに作用するトルクによって生ぜしめられ、従って
巻取りスピンドルと接触ローラとの間の相対位置に大き
な影響を受ける公知の巻取り装置では得られない。
第8図及び第9図には、接触ローラとボビンとの間の
押圧力の変化を最小にするために、本発明の巻き取り装
置がどのように特別に構成されているかが示されてい
る。第8図及び第9図には、接触ローラ11と、巻取り過
程開始時の巻取りスピンドル5.1と、巻取り過程終了時
の満管のボビン6と、リボルバが巻取りスピンドルの軸
線と共に描くスピンドル回転円の駆動範囲Bとを有する
巻取り装置の横断面の幾何学的形状が示されている。巻
取り過程中に巻取りスピンドルの軸線はスピンドル回転
円S上でポイントA1とポイントA2との間で移動する。こ
こではポイントA1とポイントA2との間の区分は、駆動範
囲B(第1図で符号57)として示されている。また、接
触ローラ11が回転可能に支持されている揺りアーム48と
旋回軸50(この旋回軸50を中心として揺りアームが旋回
可能である)との種種異なる幾何学的な状態が示されて
いる。
接触ローラ11がボビン上に当てつけられる押圧力は、
それぞれ接触ローラの中心点Kと巻取りスピンドルの軸
Aとの間の接続線の方向を有している。一方の極端な方
向は接触ローラの中心点K及びポイントA1、つまり巻取
り過程開始時の巻取りスピンドルの軸線の位置を通って
延びている。他方の極端な方向は、中心点Kからスピン
ドル回転円Sの駆動範囲Bに達する接線である。第8図
及び第9図には、接触ローラに作用する作用力Gの作用
線、接触ローラのガイド方向、つまり接触ローラの中心
点Kにおける揺りアーム48に対する直角線Dが示されて
いる。この作用力Gは巻取り過程の開始時に、スピンド
ル軸線の開始位置A1(ポイント)を通る出発押圧力P1
と、揺りアーム48に対して平行な力とに分かれる。極端
な場合には、作用力Gは再び揺りアーム48に対して平行
な力と接線Tに作用する極端な押圧力PEとに分かれる。
第8図及び第9図より分かるように、出発押圧力P1と
極端な押圧力PEとの間の避は僅かである。何故ならば出
発押圧力P1の出発力作用方向(KとA1との間の接続線)
がスピンドル回転円Sから切り取る円弧の円弧高さは小
さいからである。このための基準となるものは、リボル
バの中心点MR、スピンドル回転円の半径の相対位置、及
び接触ローラ11の位置と巻き取り過程の開始位置(ポイ
ントA1)である。
また第8図からは、旋回軸50の位置によってあらかじ
め与えられた接触ローラ11のガイド方向を、このガイド
方向若しくは作用力Gがスピンドル回転円Sの駆動範囲
Bを切断するように設定することによって、出発押圧力
P1と極端な押圧力PEとの間の差が減少されることが分か
る。このような特別に好都合な幾何学的な設定におい
て、巻取り過程中の押圧力は、これが正確に作用力Gの
値になるまでまず僅かに減少し、次いで押圧力は極端な
押圧力PEになるまで僅かに増大し、最後に再び減少す
る。このような幾何学的な設定は特に有利であって、請
求項3に記載されている。
切り換え方法: 第1図、第4図、第5図、第6図及び第7図に示され
ているように、切り換え装置4は、切り換え装置と接触
ローラ11との間の間隔が変わらないように揺りアーム49
に可動に支承されている。
第1図及び第4図の実施例においては、巻取り駆動中
に維持される、切り換え装置と接触ローラ11との間の最
小の間隔がストッパ51によってあらかじめ与えられてい
る。これはつまり、この間隔が巻取り過程中に変わらな
いことを意味する。しかしながらこの間隔は、巻取り装
置を待機させる必要があるときには拡大される。
第6図及び第7図に示した実施例においては、駆動−
及び制御装置が設けられており、これによって切り換え
装置と接触ローラ11との間隔は巻取り過程中においても
変えることができる。駆動装置66は空気圧式のシリンダ
−ピストン−ユニットである。このシリンダ−ピストン
−ユニットのピストン及びピストンロッド67は揺りアー
ム49で支えられている。これに対してシリンダは第6図
の実施例では機械フレームで支えられていて、第7図の
実施例においては接触ローラの揺りアーム48で支えられ
ている。制御装置68はプログラム信号発信器を備えてお
り、これによって、駆動装置66のための圧力は所定のプ
ログラムに従って制御される。第6図及び第7図にはこ
のようなプログラムとしてブレッシングプログラムが設
けられている。いわゆるブレッシング時には切り換え行
程(上記参照)が約5%だけ周期的に短縮及び延長され
る。このために前記の方法が適用される。ブレッシング
は、ボビン縁部の損傷、特にボビン外周部の硬化、及び
ボビン端面のミスを避けるために行われる。呼吸は従来
と同様に、切り換え装置の切り換え行程が相応に短縮及
び延長されることによって影響を受ける。これは前記の
切り換え装置では不可能である。本発明によれば、切り
換え装置の運動経路が一定に保たれていて、しかも切り
換え行程が変わらないブレッシング方法が提供されてい
る。
これは、所定のプログラムに従って切り換え装置と接
触ローラ11との間の間隔が駆動装置66によって連続的に
増大及び縮小されることによって行われる。
また、接触ローラと切り換え装置との間の間隔が大き
くなることによって、接触ローラ及びひいてはボビンに
おける糸の実際の切り換え行程が短縮される。これに対
して切り換え装置と接触ローラとの間の間隔が短縮され
ると、接触ローラ若しくはボビンにおける糸の実際の切
り換え行程は大きくなる。
その他のプログラムを与えることもできる。その他の
プログラムは、例えば、第13図に示されていて前記US−
PS 4789112号明細書に記載されているボビンを形成す
るために与えられる。このプログラムによれば切り換え
装置と接触ローラとの間の間隔は(第14図に示されてい
るように)、巻取り作業開始時に大きくなり、次いで一
定に保たれる。前記間隔が大きくなる時間区分では、ボ
ビンの全層圧の10%よりも大きい層圧を有する基礎層が
得られる。切り換え装置と接触ローラとの間の間隔が一
定に保たれる時間区分は、ボビンの全直径の少なくとも
80%を形成するのに十分でなければならない。次いでこ
の間隔は再び容易に減少せしめられる。前記間隔と時間
との関係を示した概略的なグラフは第14図に示されてい
る。この第14図では、 r:空の巻き管の半径 S:層圧 SB:基礎層の層圧 をそれぞれ示す。
このプログラムに従うと、両端部でやや円錐形の基礎
層を有するボビンが形成される。その他のプログラムで
はボビンは円筒形である。間隔変化は、基礎層の長さ変
化が殆ど見られない程度で、しかもボビンの全層の(改
良された)安定した支承形式によってのみ得られるよう
に、わずかに行われる。
ボビン交換の方法: 第1図に示された、作業位置にある巻取りスピンドル
5.1の終端位置が得られると、負荷解除装置21は、接触
ローラ11が満管のボビンから持ち上げられるように圧力
によって負荷される。この負荷解除装置は図示の実施例
においては空圧式のシリンダ−ピストン−ユニットであ
って、これは、揺りアーム48若しくは、第5図では接触
ローラ支持体63に作用する。この場合も例えば10mmの非
常にわずかな運動が行われる。次いでボビンリボルバは
前記回転装置56によってさらに回転せしめられ、巻取り
スピンドル5.1はさらに駆動せしめられる。これによっ
て前記非作業位置にある巻取りスピンドル5.2は、第1
図で巻取りスピンドル5.1が占めている駆動範囲のスタ
ート位置に達する。また、非作業位置にある巻取りスピ
ンドルのシンクロモータ29.2があらかじめ駆動されてい
るので、空の巻き管は目標−周速度で回転する。次いで
第4図に示されているように、巻取りスピンドル5.2に
緊締された空の巻き管10.2が接触ローラ11と共にギャッ
プを形成し、このギャップを通って糸が案内される。
巻取りスピンドル5.2はその作業位置にもたらされる
際に、この巻取りスピンドルに緊締された巻き管10.2と
共に、接触ローラ11と満管のボビン6との間に形成され
た糸走行路内に侵入せしめられる。この時に空の巻き管
10.2は接触区間で糸と同じ運動方向を有している。従っ
てここで記載された過程は、同一回転方向式の掴み方式
として特徴付けられる。この場合に、糸は切り換え装置
4によって常に往復運動せしめられ、従って管満のボビ
ン6に、切り換え行程Hの少なくともほぼ全体に互って
巻き付けられることを指摘しておかなければならない。
以下に記載された持ち上げ装置は一例にすぎない。
第2図及び第3A図で90゜旋回して示された持ち上げ装
置25は、切り換え装置、接触ローラの軸線及び巻取りス
ピンドルの軸線に対して平行な旋回軸34を有している。
V字状の前縁部35は旋回軸34の両脚部を切断していて、
旋回せしめられた状態(第3図B図)で、切り換え装置
に対して斜めに位置しガイドノッチ36に集合する2つの
ガイド縁部を形成している。このガイドノッチ36は次い
で、切り換え行程内にある巻取りスピンドルに対する垂
直面に延びている。しかしながらこの持ち上げ装置は、
ガイドノッチ36が、各巻き管10.1若しくは10.2が掴みス
リット37.1若しくは37.2を有する垂直面に来るまで、そ
の旋回軸34に沿って矢印方向45(第2図及び第3A図)で
スライドせしめられる。この垂直面は本明細書では掴み
面として呼ばれている。掴みスリットは、巻き管の表面
に形成された狭いノッチを有している。この狭いノッチ
は、垂直面内で巻き管の全外周に互って又は一部に互っ
て延びていて、特別な構造を有している(後述されてい
る)。掴みスリット37は、巻き管が普通に巻かれる切り
換え行程Hの外に位置している。
掴みスリットの適当な実施例は第10図及び第11図に示
されている。これについては後述されている。また持ち
上げ装置25の別の適当な実施例は後述されている。
糸を交換するために、つまりまだ回転している満管の
ボビン6から切り離して、すでに回転している空の巻き
管10.2に当てつけるために、持ち上げ装置25は前方に旋
回せしめられる。持ち上げ装置25を前方に旋回させるこ
とによって糸は、第4図に示されているように、接触が
完全になくなるまで、切り替え装置4のウイング7,8の
作用範囲から出される。従って糸は斜めの一方前縁部35
に沿ってスライドし、ガイドノッチ36に達する。
持ち上げ装置と同時に糸巻き付け装置26が旋回せしめ
られる。糸巻き付け装置26は旋回レバー41を有してお
り、この旋回レバー41の自由な端部に変向装置が設けら
れている。この変向装置は金属薄板39である。旋回軸38
の配置、旋回レバー41の長さ及びその構造は、金属薄板
39が作業位置に走行せしめられた空の巻き管5.2の外周
面と、待機位置に走行せしめられた満管のボビン6の外
周面との間に走行せしめられるように選定されている。
金属薄板39の形状は第3A図及び第3B図に示されてい
る。第3B図には実際の正面側が示されている。第3A図で
は、見易くするために糸持ち上げ装置25及び糸巻き付け
装置26をそれぞれ90゜回転して示してある。金属薄板39
は、糸が走行する側から、空の巻き管と満管のボビンと
の間のギャップ内に侵入せしめられる。
第3B図に示されているように、金属薄板の前縁部、つ
まり侵入旋回時にまず糸と接触する縁部は滑り縁部とし
て構成されている。この滑り縁部42に対して直角にスリ
ット43が金属薄板に形成されており、このスリットは滑
り縁部42に対してほぼ直角に位置している。このスリッ
トは、満管のボビン6、つまり切り替え行程Hをまだ公
差しているが、終端範囲では巻き管に存在する掴みスリ
ット37の近くにある垂直面に存在している。この垂直面
は本発明では隆起部の存在する面として呼ばれている。
何故ならば、この垂直面で満管のボビンには接続部とし
て、幾つかの巻条の糸隆起部が形成されているからであ
る。
次に、持ち上げ装置25の外方向旋回時の状態及び、糸
巻き付け装置26が第2図及び第3B図に示された位置に侵
入旋回する際の状態を説明する。糸はまずV字状の前縁
部35に沿ってスライドする。従って糸は同時に金属薄板
39のスライド縁部42に沿ってもスライドする。この時に
糸は持ち上げ装置25のガイドノッチ36内、及び糸巻き付
け装置26の保持スリット43内に達する。またこの場合、
ガイドノッチ36及び保持スリット43はまずほぼ同一の垂
直面に位置するので、糸はまず切り替えなしで空の巻き
管10.2の巻取り範囲、及び満管のボビン6の巻取り範囲
内を走行してここで隆起部を形成する。次いで、持ち上
げ装置25は、掴みノッチ36が存在するボビン端部に向か
う方向、つまり矢印方向45で、空の巻き管10.2における
掴みスリットも存在する垂直面(掴み面)にガイドノッ
チ36がほぼ位置するまで、スライドせしめられる。この
矢印45の方向の持ち上げ装置25の運動において、糸は保
持スリット43内で保持される。一方、糸は、糸掴み時に
有利には駆動されて糸に引っ張り力を加える接触ローラ
11によって補助されてガイドノッチ(掴みノッチ)か
ら、空の巻き管10.2の掴みスリットの範囲に移動せしめ
られる。この場合、金属薄板39の保持スリットは、糸が
空の巻き管10.2のより大きい巻き掛けをも考慮して変向
せしめられるように構成されており、またそのように、
金属薄板39は満管のボビンと空の巻き管との間のギャッ
プ内に深く侵入している。
糸は、掴みスリット37のほぼ垂直面で掴みスリット37
に追従する。しかしながら糸は所定の鋭角で再び掴みス
リット37から退出する。何故ならば、糸は金属薄板39に
設けられた保持スリット43によって切り替え行程中央に
向かう方向で変向せしめられるからである。第3A図及び
第3B図には、糸が所定の鋭角を成して掴みスリット37か
ら退出する状態が示されている。第3A図及び第3B図にお
いては勿論、切り替え装置と接触ローラと巻取りスピン
ドルと糸巻き付け装置との互いの接続状態は概略的にし
か示されていないので、立体的な巻き付け状態は示され
ていない。立体的な巻き付け状態は第4図に示されてい
る。掴みスリットの特別な構造及び大きい巻き掛けに従
って、糸はまず掴みスリット内に一度深く侵入する。他
方、掴みスリットから側方にガイドされることによって
糸は掴みスリット内でしっかりと保持されるので、糸は
(これが小さい繊度に応じた糸である場合)掴みスリッ
トから再び外へ出て引き裂かれることはない。そうでな
い場合には、保持スリット43の端部範囲で金属薄板39に
固定された糸カッタを操作させることもできる。
糸が切り離された後で、掴みノッチ内で掴まえられた
糸端部は、巻取りスピンドル5.2の空の巻き管10.2に巻
上げられる。次いで持ち上げ装置25は再びその中立位置
に走行せしめられる。従って糸は再び切り替え装置4に
よって掴まえられて往復運動せしめられる。これによっ
て空の巻き管にボビンの第1の糸層が形成される。この
場合に、形成されたボビンと接触ローラ11との間のギャ
ップがまず維持される。これはつまり、今、作業位置に
ある巻取りスピンドル5.2を、形成させるボビンの周速
度を調節することなしに駆動する必要があることを意味
する。従って巻取りスピンドル5.2は一定の回転数で又
は所定のプログラムに従って減少される回転数で駆動さ
れる。この場合の回転数は、空の巻き管及び第1の糸層
の周速度が糸速度を得るために必要な値を有するように
設定されている。しかしながら、接触ローラ11が、形成
されるボビンに接触しない時間中には、ボビンリボルバ
18の回転駆動装置も非駆動状態にある。ボビンリボルバ
18は固定されている。満管のボビンが空の巻き管に交換
されることによって、巻取りボビン5.1でボビン交換が
行われる。
第3C図には、ドッファとしてのボビン搬送装置65が部
分的に示されている。このボビン搬送装置65は巻取り装
置の機械正面に沿って走行可能である。ボビン搬送装置
は、接触ローラが巻取りスピンドル5.1及びこれに形成
された新しいボビンから持ち上げられる時間中に、巻取
りスピンドル5.1がこれに形成された満管のボビン6と
共に存在する高さ位置で、巻取り心棒(駆動装置66)を
有している。この巻取り心棒はこの位置で巻取りスピン
ドル5.2と同一列に並んでいる。次いで押し出し装置67
が駆動せしめられる。押し出し装置67は、例えばDE−PS
2438363号明細書=US−PS 3974973号明細書(Bag.90
6)に記載されている。これは、巻取りスピンドル5.1に
対して平行に走行せしめられて、この時に巻き管10.1を
機械側の端面に後ろから係合して、巻取りスピンドル5.
1から巻取り心棒へずらすフォーク状部材である。
その他の適当なドッファは、例えばDE−PS 2449415
号明細書(Bag.917)及びDE−PS 2455739号明細書(Ba
g.923)に開示されている。前述のように、このボビン
交換過程は、接触ローラが巻取りスピンドル5.2及びこ
の巻取りスピンドルに形成されたボビンから持ち上げら
れる間に行われる。
ボビンリボルバの回転駆動装置を再び作動させるため
には2つの方法が可能である。第1の方法によれば、ボ
ビン交換過程のために必要な時間がタイマーにプログラ
ミングされ、このタイマーによって与えられる。この時
間は勿論、ボビン交換過程の必要に応じてだけでなく、
巻取り技術的な観点も考慮して予め与えられる。この点
については後述されている。所定の時間の経過後にタイ
マーはリボルバ回転駆動装置を作動させ、これによって
負荷解除装置21内の圧力が、通常の運転に必要な程度に
低下せしめられる。またこれによって接触ローラは、こ
れがボビンに当接するまで再び下降する。次いでセンサ
52が再び作動せしめられ、ボビンリボルバ18の回転駆動
を接触ローラの測定運動に基づいて制御する。
別の可能な方法によれば、駆動せしめられている巻取
りスピンドル5.1の空の巻き管10.1に、形成されたボビ
ンが接触ローラに対して大きくなるまで多くの糸層が形
成される。これによって、揺りアーム48に揺れが形成さ
れる。これはセンサ52によって検出される。また出発信
号は、負荷解除装置21内の圧力を再び通常運転に必要な
程度に低下させるためにも使用される。
前述のように、駆動せしめられている空の巻き管10.2
及び巻取りスピンドル5.2から接触ローラを持ち上げる
ことは、一方では待機位置に移動せしめられた巻取りボ
ビン5.1でボビン交換を行うためであるが、他方では第
1の糸層が接触ローラとの接触なしで巻上げられるとい
う、巻取り技術的な理由にもよる。第1の糸層を巻き上
げる際にはボビンはまだ非常に固い。従って接触ローラ
と第1の糸層とが接触すると、糸層が損傷を被る危険性
がある。この危険性は本発明によれば避けられる。この
巻取り技術的な観点は、接触ローラが非作業位置に待機
する時間を与える際に考慮される。
また本発明は、接触ローラをボビンに当接させる力
を、これが巻取り技術的に望ましいか又は必要である程
度に予め与え、巻取り過程中にプログラミングする可能
性をも提供する。一定の当接圧が望ましい場合は、巻取
り過程中に接触ローラと形成されたボビンとの間の接触
が形成されてから、負荷解除装置が小さい圧力で負荷さ
れるが、この圧力は一定に維持され、揺りアーム48及び
接触ローラ並びに切り換え装置の全重量の一部を補償し
て、接触ローラによってボビンに作用せしめられる押圧
力を正しい値に調節するために利用される。しかしなが
ら前述のように、巻取り過程に亙って押圧力の所定の経
過が得られるように圧力を調節することも可能である。
第1の糸層を形成する間に、切断又は引き千切られた
糸端部が満管のボビン6(まだ回転していて制動させな
ければならない)で引きずって回転せしめられる危険性
がある。これに対しては一方では金属薄板39が有効な保
護作用を行うようになっているが、付加的に保護板60が
設けられている(第1図及び第4図に示されている)。
この保護板60は旋回可能に支承されている。保護板60の
旋回軸は巻取りスピンドルの軸に対して平行である。保
護板60は駆動中にボビンリボルバ及びこれに緊締された
ボビン若しくは巻取りスピンドルの可能な運動範囲から
外へ退出旋回せしめられて、磁石61によってその非作業
位置で保持される。ボビン交換を行うために保護板60
は、第4図に示されているように、ボビンリボルバに向
かう方向で糸巻き付け装置26の旋回レバー41と共に旋回
せしめられる。この場合に保護板60の自由端部は金属薄
板39の自由端部で支えられている。保護板60は糸走行側
とは反対の側で、また金属薄板39は糸走行側から満管の
ボビン6と空の巻き管10.2との間のギャップ内に旋回せ
しめられるので(糸がまだ引き千切られる又は切断され
ない時点で)、金属薄板39若しくは保護板60は、空の巻
き管10.2に巻き上げられる新たなボビンを場所的にも時
間的にも、満管のボビンの振り回される糸端部から完全
に保護する。この場合に勿論、保持スリット43は非常に
狭く構成されており、これによって満管のボビンの振り
回される糸端部は保持スリット内に侵入しないようにな
っている。
第10図及び第11図には、巻取りスリーブの左側の端部
の展開図と、掴みスリーブのA−A線に沿った断面図が
それぞれ示されている。
巻き管10は図示の端部で、端面側から所定の間隔を保
って掴みスリット37を有している。この掴みスリットは
周方向で例えば120゜の角度に亙って延びている。巻き
管10の表面及び糸が矢印方向55で運動すると仮定すれ
ば、掴みスリットは侵入箇所74で掴みを開始する。この
侵入箇所74は、糸直径に対して比較的大きい幅を有して
いることを特徴とする。この侵入箇所74は例えばボビン
外周の45゜に亙って延びており、これに続いて掴み箇所
75が配置されている。掴み箇所75は、この第10図及び第
11図の2つの実施例では異なっている。第10図の実施例
においては、掴み箇所75は、掴みスリットが周方向でそ
の外周の比較的短い部分、例えば20゜だけ円錐形に挟め
られていることによって形成されている。
第11図の実施例においては掴み部材は、各壁がのこ歯
状の突出する半径方向縁部を有していて、該半径方向縁
部が周方向で相前後して例えばそれぞれ2mmの間隔を保
って配置されるように構成されている。互いに向き合う
壁の縁部は互いにずらされていて、前記のようにのこ歯
状に鋭く形成されている。縁部が位置する垂直平面間の
軸方向間隔は、糸の厚さよりも小さい。この間隔はゼロ
か又はマイナスである。この場合、縁部は有利には巻取
りスリーブの回転方向55に向いている。
第10図の(a)及び第11図(b)にはそれぞれ第10図
及び第11図のA−A線に沿った断面図が示されている。
作用: 糸を掴む時に糸は掴みスリット37の垂直平面内でガイ
ドされる。糸及びスリーブ表面は同じ運動方向(回転方
向55)を有しているので、侵入箇所74がまず糸と接触す
る。糸はほぼ掴みスリーブの底まで落下する。これによ
って、糸走行速度はわずか(1%)だけ、掴みスリーブ
若しくはスリーブの並進速度よりも大きくなる。これに
よって生じた相対速度は、もちろん糸に作用する摩擦力
の形では作用しない。何故ならば侵入箇所は、糸を著し
く妨げない程度に広い幅を有しているからである。従っ
て糸引っ張り力は、糸を掴みスリット若しくは侵入箇所
内に可能な限り深く引き込むのに十分である。掴み部材
75は、糸に挟みつけ力を突然作用させる構成されてい
る。これは、掴み部材が、糸と掴みスリットとの間に事
実上の形状接続が生じる程度に突然挟められていること
によって行われる。この場合に、ボール紙から作られた
巻取りスリーブに対して、形状接続を得るために数倍大
きい作用可能性を提供するマルチファイル化学糸を使用
することを考慮しなければならない。
実際の形状接続のためには、第1図に示したように掴
み部材75をエッジ状に鋭角に挟めれば十分である。
第2図に示した掴み部材の構成においては、糸はジグ
ザク状に変向され、これによって形状接続が生ぜしめら
れる。
糸スリット内に深く侵入し、次いで挟み付けられた糸
は確実に締め付けられて、糸が掴みスリットの側方から
出ようとすると、本発明の装置において設けられている
ように、引き千切られることが分かる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による巻取り装置の駆動中
の側面図、第2図は駆動中の巻取り装置の正面図、第3A
図、第3B図、第3C図はボビン交換時のそれぞれ異なる状
態の巻取り装置の正面図、第4図は第1図による巻取り
装置のボビン交換時の側面図、第5図は第2実施例によ
る巻取り装置の側面図、第6図は切り替え装置と接触ロ
ーラとの間の間隔が制御可能に構成されている、本発明
の第3実施例による巻取り装置の側面図、第7図は第6
図に示した巻取り装置の別の状態を示した側面図、第8
図及び第9図は接触ローラとボビンとの間の当接力の変
化をグラフ状に示した概略図、第10図(a)は1実施例
による巻き管の展開図、第10図(b)は第10図(a)の
A−A線に沿った断面図、第11図(a)は別の実施例に
よる巻き管の展開図、第11図(b)は第11図(a)のA
−A線に沿った断面図、第12図は接触ローラの詳細を示
した部分的な拡大側面図、第13図は巻取り装置によって
製作されたボビンの側面図、第14図は切り替え装置と接
触ローラとの間の間隔変化を示したグラフ、第15図は第
1図、第4図、第5図、第6図及び第7図に示した、制
動モータとして構成されたリボルバモータの概略図であ
る。 1……コップ糸ガイド、2……糸走行方向、3……糸、
4……切り換え装置、5……巻取りスピンドル、5.1…
…作業位置にある巻取りスピンドル、5.2……非作業位
置にある巻取りスピンドル、6……ボビン、7.8……ウ
イング、9……ガイドライン、10,10.1……巻き管、11
……接触ローラ、12,13……ロータ、14……切り換えモ
ータ、15,16……逆ねじ山付き軸、17……供給層い、18
……ボビンリボルバ、21……シリンダ・ピストン・ユニ
ット、22……伝動装置、23……反転ねじ山付き軸、25…
…持ち上げ装置、26……糸巻き付け装置、27,28……回
転方向、29……モータ、30……周波数発信器、31……制
御装置、33……リボルバモータ、34……旋回軸、35……
前縁部、36……ガイドノッチ、37……掴みスリット、38
……旋回軸、39……金属薄板、40……糸切り換えガイ
ド、41……旋回レバー、42……滑り縁、43……保持スリ
ット、44……直線ガイド、45……矢印方向、47……ゴム
ブロック、48,49……揺りアーム、50……旋回軸、51…
…支持部材、52……スペーサセンサ、53……回転数セン
サ、54……回転制御装置、55,56……回転方向、57……
駆動範囲、58……接線、59……負荷軽減装置、60……保
護板、61……磁石、63……支持体、64……ガイド、65…
…ボビン搬送装置、66……駆動装置、67……押し出し装
置、68……制御装置、70……軸、71……制動装置、72…
…電磁石、74……侵入箇所、57……掴み箇所、A……
軸、A1,A2……ポイント、B……駆動範囲、D……揺り
アーム48に対する直角線、G……作用力、S……スピン
ドルの回転円、PE……極端な押圧力、MR……リボルバの
中心点
フロントページの続き (72)発明者 エーリツヒ・レンク ドイツ連邦共和国レムシヤイト11・ゼメ ルヴアイスシユトラーセ 4 (72)発明者 ヘルマン・ヴエストリツヒ ドイツ連邦共和国ヴツペルタール23・シ ユタインハウザーシユトラーセ 47

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続的に送り込まれる糸のための巻取り装
    置であって、回転可能なボビンリボルバ(18)が設けら
    れていて、該ボビンリボルバ(18)に2つの巻取りスピ
    ンドル(5.1及び5.2)が支承されており、糸走行方向で
    見てボビンリボルバ(18)の手前に切り替え装置と接触
    ローラが設けられており、該接触ローラの外周面が、作
    業位置にある一方の巻取りスピンドルに形成されたボビ
    ンの外周面に接触していて、接触ローラの軸と作業位置
    にある前記巻取りスピンドルの軸との間の間隔が、ボビ
    ンリボルバが回転することによって巻取り過程中に次第
    に増大するボビン直径に応じて巻取り過程中に変化する
    ようになっている形式のものにおいて、前記接触ローラ
    (11)が支持体に支承されており、該支持体は、接触ロ
    ーラが前記作業位置にある巻取りスピンドル(5.1)に
    対して相対的に半径方向で分力を伴う行程運動を行うよ
    うに可動に構成されており、前記接触ローラ(11)に支
    持体の運動方向で所定の力が作用するようになってお
    り、前記ボビンリボルバが回転駆動装置(33)に接続さ
    れていて、該回転駆動装置によってボビンリボルバ(1
    8)が、接触ローラ(11)の軸と作業位置にある巻取り
    スピンドル(5.1)の軸との間の間隔を増大させるよう
    に駆動せしめられ、前記回転駆動装置(33)が調節回路
    を介してセンサ(52)及び回転制御装置(54)に接続さ
    れており、前記センサ(52)が前記接触ローラ(11)の
    行程運動を検出し、回転駆動装置(33)が、接触ローラ
    (11)の目標位置と実際位置とのずれに応じてセンサに
    よって前記調節回路内で、接触ローラの位置が巻取り過
    程中にほぼ変化せずに維持されるように制御せしめられ
    ることを特徴とする、巻取り装置。
  2. 【請求項2】ボビンリボルバ(18)が回転制御装置(5
    4)によって巻取りスピンドルと同一の回転方向で回転
    せしめられ、糸が接触ローラにまず60゜よりも大きい巻
    き掛け角度で巻き掛けられ、またこれとは逆方向で糸は
    接触ローラに当接するボビンに巻き掛けられ、ボビンリ
    ボルバの軸と接触ローラの軸との間の接続平面に関連し
    て、作業位置にある巻取りスピンドル(5.1)が、接触
    ローラから出て来る糸が向けられている側に存在してお
    り、接触ローラ(11)と、ボビンを支承するボビンリボ
    ルバ(18)とが互いに、最初の力線がスピンドル回転円
    の割線となるように配置されており、該最初の力線が、
    接触ローラ(11)の軸と、出発位置に存在する駆動され
    る前記巻取りスピンドル(5.1)との間の接続線であ
    る、請求項1記載の巻取り装置。
  3. 【請求項3】接触ローラを支承する支持体とスピンドル
    を支承するボビンリボルバとが互いに、最初の力線と最
    大の力線との間の角度αが20゜よりも小さくなるように
    配置されており、前記最大の力線が接触ローラの軸によ
    るスピンドル回転円の接線である、請求項2記載の巻取
    り装置。
  4. 【請求項4】接触ローラが重力の分力を伴ってボビンス
    ピンドルに載っており、接触ローラの支持体が、重力を
    少なくとも部分的に補償するために支持体に作用する負
    荷軽減装置(59)に接続されている、請求項1から3ま
    でのいづれか1項記載の巻取り装置。
  5. 【請求項5】前記負荷軽減装置(59)は、ボビンに作用
    する接触ローラの押圧力が巻取り過程中に所定の特定曲
    線を得るようにプログラム制御せしめられる、請求項4
    記載の巻取り装置。
  6. 【請求項6】支持体の前記負荷軽減装置(59)は、接触
    ローラ(11)が作業位置にある巻取りスピンドルからわ
    ずかな間隔を保って持ち上げられるように制御される、
    請求項4記載の巻取り装置。
  7. 【請求項7】接触ローラ(11)の支持体が揺りアーム
    (48)として構成されており、該揺りアーム(48)が機
    械フレームに懸架されていて、この揺りアームの自由端
    部に接触ローラが支承されている、請求項1から6まで
    のいづれか1項記載の巻取り装置。
  8. 【請求項8】前記揺りアーム(48)が、機械フレームで
    緊締されたゴムブロック内で弾性的に旋回可能に支承さ
    れている、請求項7記載の巻取り装置。
  9. 【請求項9】切り替え装置が固有の支持体に支承されて
    おり、該支持体は、接触ローラに作用する力の方向で接
    触ローラ(11)の支持体に形状接続的に接続されてい
    て、しかも接触ローラに作用する力の方向とは逆方向で
    接触ローラの支持体とは無関係に可動である、請求項1
    から8までのいづれか1項記載の巻取り装置。
  10. 【請求項10】切り替え装置の前記支持体が、接触ロー
    ラの支持体(48)に旋回可能に支承された揺りアーム
    (49)である、請求項9記載の巻取り装置。
  11. 【請求項11】切り替え装置の支持体(49)が、接触ロ
    ーラの揺りアーム(48)に対してほぼ同軸的に機械フレ
    ームに旋回可能に支承された揺りアームである、請求項
    9記載の巻取り装置。
  12. 【請求項12】切り替え装置及び接触ローラを備えた巻
    取り装置において、切り替え装置の支持体が接触ローラ
    とは無関係に可動であって、切り替え装置の支持体に、
    切り替え装置と接触ローラとの間の間隔を変える駆動装
    置が作用するようになっている、請求項1から11までの
    いづれか1項記載の巻取り装置。
  13. 【請求項13】前記駆動装置が巻取り過程中に所定のプ
    ログラムに従って制御可能である、請求項12記載の巻取
    り装置。
  14. 【請求項14】前記駆動装置が、切り替え装置と接触ロ
    ーラとの間の間隔が巻取り過程中に大きくなるように制
    御可能である、請求項12記載の巻取り装置。
  15. 【請求項15】駆動装置が、切り替え装置と接触ローラ
    との間の間隔が巻取り過程中に、繰り返し可能な時間間
    隔内で増大及び減少されるように制御可能である、請求
    項12記載の巻取り装置。
  16. 【請求項16】巻取りスピンドルに対する切り替え装置
    の相対位置は、前記駆動装置によって、切り替え装置が
    繰り返し可能な時間間隔で軸方向で両方向にずれされる
    ように制御可能である、請求項12記載の巻取り装置。
  17. 【請求項17】金属薄板(39)より形成された糸変向ガ
    イド(26)が糸走行方向側で、空の巻き管を有する、作
    業位置にもたらさた巻取りスピンドル(5.2)と、満管
    のボビンを有する、まだ駆動されている巻取りスピンド
    ル(5.1)との間に侵入旋回可能であって、前記金属薄
    板がその前縁部(42)から切り込まれた保持スリット
    (43)を有しており、該保持スリットがその底部で満管
    のボビン(6)の鉛直面に位置しており、該保持スリッ
    ト(43)がその前縁部(42)から切り込まれた保持スリ
    ット(43)を有しており、該保持スリットがその底部で
    満管のボビン(6)の鉛直面に位置しており、保護板
    (60)が、非作業位置にある巻取りスピンドルと作業位
    置にある巻取りスピンドルの、糸走行側とは反対側で、
    作業位置にもたらされた巻取りスピンドルと非作業位置
    にもたらされた巻取りスピンドルとの間の範囲に走行可
    能であって、これによって、空の巻き管に糸が巻き付け
    られる前に、保護板(60)が糸変向ガイド(26)の金属
    薄板(39)と共に空の巻き管(10.2)を満管のボビンに
    対して遮断するようになっている、請求項1記載の巻取
    り装置。
  18. 【請求項18】回転可能なボビンリボルバ(18)が設け
    られていて、該ボビンリボルバ(18)に2つの巻取りス
    ピンドル(5.1及び5.2)が支承されており、糸走行方向
    で見てボビンリボルバ(18)の手前に切り替え装置と接
    触ローラが設けられており、該接触ローラの外周面が、
    作業位置にある一方の巻取りスピンドルに形成されたボ
    ビンの外周面に接触していて、接触ローラの軸と作業位
    置にある前記巻取りスピンドルの軸との間の間隔が、ボ
    ビンリボルバが回転することによって巻取り過程中に次
    第に増大するボビン直径に応じて巻取り過程中に変化す
    るようになっている形式の、連続的に送り込まれる糸の
    ための巻取り装置でボビンを交換するための方法におい
    て、非作業位置にある巻取りスピンドルの巻取り過程終
    了時に回転駆動装置を制御して、空の巻き管を有する非
    作業位置にある巻取り巻取りスピンドル(5,2)が接触
    ローラ(11)の範囲まで達して接触ローラが作業位置に
    ある巻取りスピンドルの満管のボビンに接触しなくなる
    まで、ボビンリボルバを高い回転速度で回転せしめるよ
    うにし、非作業位置にある巻取りスピンドルが接触ロー
    ラと空の巻き管との間の範囲に侵入する際に小さいギャ
    ップが維持されて、接触ローラの行程運動を検出するた
    めのセンサ(52)が描く調節運動円と回転駆動装置(3
    3)が描く運動円とが再び重なるように、接触ローラ(1
    1)を支持する支持体の運動を制御し、次いでボビンリ
    ボルバ(18)の回転駆動装置(33)を再び作動せしめ、
    切り換え装置(4)に対応配置された糸掴みガイド(2
    5)によって糸を切り換え装置から遠避けて保持し、糸
    変向ガイド(26)を、空の巻き管を有する非作業位置に
    ある巻取りスピンドルと満管のボビンを有する作業位置
    にある巻取りスピンドルとの間の糸走行路内に侵入さ
    せ、前記糸変向ガイド(26)によって糸を軸方向で保持
    して、該糸変向ガイドから走出する糸をさらに鉛直平面
    で満管のボビン(6)に巻き付けて隆起部に巻上げ、そ
    れと同時に糸を高い巻き掛け速度で巻き管に巻き掛け、
    次いで前記糸掴ガイド(25)を軸方向でずらして、糸を
    空の巻き管の手前で掴みスリット(37)の範囲にもたら
    して糸掴みスリット(37)で保持させ、次いで接触ロー
    ラ(11)を支持する支持体を下降させて、空の巻き管
    (10.2)に巻き付けられた糸を接触ローラに接触させ、
    これによって制御回路をセンサ及び回転駆動装置に再び
    接続させることを特徴とする、巻取り装置でボビンを交
    換するための方法。
  19. 【請求項19】接触ローラ(11)を、巻取りスピンドル
    との接触が中断された時に駆動せしめられる補助駆動装
    置に接続する、請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】巻取りスピンドルに巻き上げられた糸層
    が接触ローラに対して大きくなって、接触ローラの支持
    体がその目標位置に達した時に、ボビンリボルバの回転
    制御装置を再び作動させる、請求項18又は19記載の方
    法。
  21. 【請求項21】接触ローラを持ち上げる際に回転制御装
    置の作動が解除されている間に、満管のボビンを取り外
    すために及び空の巻き管をシフトさせるために自動的な
    ボビン交換装置を作動させることによって、満管のボビ
    ンを取り外す、請求項18から20までのいずれか1項記載
    の方法。
  22. 【請求項22】接触ローラの位置の目標値と実際値との
    間に許容されない程度の差が生じた時に回転駆動装置が
    駆動され、接触ローラの位置の目標値と実際値とが一致
    するか若しくはこの差が許容される程度のものである場
    合に回転駆動装置が作動せしめられるように、回転駆動
    装置がセンサによって制御される、請求項1記載の巻取
    り装置。
  23. 【請求項23】接触ローラの目標値と実際値との間の差
    が常に許容される小さい値に制御されるように、回転駆
    動装置がセンサによって常に駆動可能である、請求項1
    記載の巻取り装置。
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