JP2693086B2 - 結束紙葉類落下防止装置 - Google Patents

結束紙葉類落下防止装置

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JP2693086B2
JP2693086B2 JP11194992A JP11194992A JP2693086B2 JP 2693086 B2 JP2693086 B2 JP 2693086B2 JP 11194992 A JP11194992 A JP 11194992A JP 11194992 A JP11194992 A JP 11194992A JP 2693086 B2 JP2693086 B2 JP 2693086B2
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正志 大場
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ローレルバンクマシン株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、結束紙葉類を結束機
構からエレベータ部材に受け渡す際に用いられる結束紙
葉類落下防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】結束した紙幣を機内下方の
収納部に落下収納したり、あるいは機外へ放出したりす
るものとして、例えば特開昭64ー7188号公報に示
すようなものがある。このように、結束した紙幣を機内
下方に収納したり、機外へ放出するための構成として
は、機体の省スペース化、動作の確実性等の観点から、
結束機構の前方に昇降駆動可能なエレベータ機構を設
け、結束機構から結束紙幣をエレベータ機構の可動部に
受渡し、所定距離下方へ移動させ、そのまま機体下方の
収納部に落とし込んだり、あるいはそのまま押出手段に
より押し出して機外へ放出したりする方式が好適であ
る。
【0003】この場合、結束紙幣が載置されるエレベー
タ機構の可動部を小型化することが望ましいが、単にこ
の可動部を小型化したのでは、結束紙幣を受け渡す際
に、該結束紙幣が可動部から落ちてしまう恐れがある。
また、これを防止するために、可動部の前方にストッパ
ーを設けることが考えられるが、このようにした場合に
は、可動部から結束紙幣を押し出す際に、ストッパーが
結束紙幣を押し出す際の障害となるという欠点がある。
本発明は、上記のような課題を解決することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る結束紙葉類
落下防止装置は、集積された所定枚数の紙葉類の結束を
行う結束機構の前方に設けられた昇降駆動されるエレベ
ータ部材に対して、前記結束機構からの結束紙葉類の受
渡し方向に所定距離離間して、鉛直方向において該エレ
ーベータ部材の位置から上方に伸び、且つ該エレベータ
部材とともに昇降動作可能な前ガード部材を設け、前記
前ガード部材の下方に近接し且つ該前ガード部材と前記
エレベータ部材との間に延在する落下規制部材を、前記
エレベータ部材の降下に伴って側方に退避可能に設けた
ことを特徴とするものである。
【0005】前記前ガード部材は、前記エレベータ部材
の降下行程における所定の中間位置で係止され、この位
置で前記エレベータ部材に対して相対移動可能に設けら
れる構成としてもよい。
【0006】また、前記前ガード部材は、その下端が、
前記エレベータ部材より上方に離間可能に設けられた構
成としてもよい。
【0007】
【作用】上記構成に係る結束紙葉類落下防止装置によれ
ば、結束機構から結束紙葉類をエレベータ部材に受け渡
す際、結束紙葉類は前ガード部材によって受渡し方向前
方への落下を防止され、且つ、落下規制部材によって前
ガード部材とエレベータ部材との間への落下を防止され
る。落下規制部材は、エレベータ部材の降下時、側方に
退避するため、エレベータ部材の降下動作を阻害しな
い。
【0008】また、前ガード部材を、エレベータ部材の
降下行程における所定の中間位置で係止され、この位置
でエレベータ部材に対して相対移動可能に設ける構成と
することにより、エレベータ部材が完全に降下する前
に、前ガード部材が確実に解除されるため、エレベータ
部材の降下完了とともに結束紙葉類の押し出し処理が可
能となる。
【0009】さらに、前ガード部材の下端が、エレベー
タ部材より上方に離間可能に設けられていることによ
り、結束機構内の障害発生時等において、手動あるいは
他の手段を用いて前ガード部材を上方へ解除できる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。なお本発明は、結束紙葉類が、結束機構から
機外へ放出あるいは機内へ収納される、一連の系の中の
一部分を構成するものであるため、以下の説明において
も、この一連の系とともに本実施例に係る結束紙葉類落
下防止装置(以下、「落下防止装置」という。)を説明
する。
【0011】まず、図1を参照して、上記一連の系の概
略構成を説明する。同図において、符号2は、集積され
た所定枚数の紙幣(紙葉類)の結束を行う結束機構であ
り、図示しない集積機構から紙幣が送られると、これら
を結束し、しかる後、押出手段(図示省略)によって前
方に送り出す機能を有している。
【0012】符号4は、結束機構2の前方に昇降駆動可
能に設けられたエレベータ部材、符号6は結束紙幣、符
号12は、前ガード部材8と落下規制部材10とを備え
てなる本実施例に係る落下防止装置である。後に詳述す
る。
【0013】また、符号14はエレベータ部材4の最降
下位置(図1の仮想線Dに示す位置)の後方に設けら
れ、該エレベータ部材4の上部に載置された結束紙幣6
を外方(機体前方)に向けて押し出す押出手段(ソレノ
イド等により駆動される。)、符号16はエレベータ部
材4を挟んで押出手段14の反対側に水平に配置され、
上端部を最降下位置におけるエレベータ部材4の上端部
と略同一の高さとされた支持部材、符号18は押出手段
14の押出方向(矢印(ホ)方向)における支持部材1
6の前方に、開閉駆動可能に設けられたシャッタであ
る。これらの構成についても後に詳述する。
【0014】また、符号20は、シャッタ18の内側に
設けられた放出補助機構であり、シャッタ18と連動し
て結束紙幣6の機外への放出を補助するためのものであ
る。後に詳述する。
【0015】次に、図1乃至図3を参照して、前記エレ
ベータ部材4について詳細に説明する。このエレベータ
部材4は、鉛直方向(矢印(イ)、(ロ)方向)に昇降
駆動されるものであり、昇降方向と直交する水平方向
(矢印(ハ)、(ニ)方向)の移動を抑止されたブロッ
ク体22と、このブロック体22に対して水平方向(矢
印(ハ)、(ニ)方向)に移動可能に設けられたスライ
ド体24と、前記ブロック体22に、スライド体24の
移動方向と直交する方向に伸びて垂直に立設された基枠
26とを備えている。
【0016】ブロック体22には一対のガイド軸28,
28が水平方向(矢印(ハ)、(ニ)方向)に摺動自在
に貫通され、これらガイド軸28,28の両端部にスラ
イド体24の側面が固定されており、これによりスライ
ド体24はブロック体22に対して水平方向に移動可能
となっている。また、スライド体24に固定して設けら
れたピン32と、基枠26に対して固定して設けられた
ピン34との間にはバネ36が張架され、これによりス
ライド体24は、ブロック体22に対して図3上、左方
向(矢印(ハ)方向)に付勢されている。
【0017】スライド体24の上面には、該スライド体
24の移動方向と平行に、3本のかまぼこ状の突起帯3
0,30,30が形成されており、該スライド体24の
上部に載置される結束紙幣6との摩擦抵抗を最小限に抑
える配慮がなされている。また、スライド体24の基枠
26と反対側の側面には、係合片25が固定して設けら
れている(図2参照)。
【0018】基枠26の下部には、スライド体24の移
動方向(矢印(ハ)、(ニ)方向)に沿って、櫛歯状の
切欠部が形成され、この切欠部に前記突起帯30,3
0,30が隙間なく噛み合っており、スライド体24上
に結束紙幣6を載置して矢印(ニ)方向に移動させたと
きに、結束紙幣6は基枠26に当接して矢印(ハ)方向
に押し出されるが、このとき基枠26とスライド体24
との隙間に入り込まないようになっている。
【0019】一方、系全体に対して固定して設けられた
機体には、鉛直方向に延びるガイド軸38が固定配置さ
れ、該ガイド軸38には昇降ブロック40が上下方向に
摺動自在に嵌め合わされており、この昇降ブロック40
の一部が前記基枠26に固定連結されている。また、こ
の昇降ブロック40は、プーリ42とプーリ44との間
に巻掛けされたタイミングルト46の一部と連結されて
おり、これにより駆動側のプーリ44を正逆方向に回転
させて、昇降ブロック40とともにエレベータ部材4を
昇降駆動できるようになっている。
【0020】なお、エレベータ部材4の昇降区間には、
該エレベータ部材4の待機位置、最降下位置(図2の仮
想線Dに示す位置)、又は放出位置(図2の仮想線Cに
示す位置)における昇降ブロック40の存在の有無を検
出するセンサが、それぞれ配置されている(図示省
略)。
【0021】上記の構成に係るエレベータ部材4は、通
常、結束機構2の一対の挟持部材の挟持位置(中間位
置)よりも若干下方且つ前方の位置(図2中、破線で示
す位置)で待機しており、結束紙幣6が結束機構2の押
出手段(図示省略)によって該エレベータ部材4(スラ
イド体24)上に、図1の実線で示す状態に押し出され
たならば、駆動側プーリ44の駆動によって、その結束
紙幣6を下方に搬送する。搬送後において、結束紙幣6
が機内へ収納、あるいは機外へ放出されて回収される動
作については後述する。
【0022】次に、図1乃至図3を参照して、本実施例
に係る落下防止装置12について詳細に説明する。落下
防止装置12における前ガード部材8は、主として、結
束機構2の押出手段から押し出された結束紙幣6がエレ
ベータ部材4上をそのまま移動して滑り落ちるのを防止
するためのものであり、前記エレベータ部材4から結束
紙幣6の受渡し方向(矢印(ホ)方向)に所定距離離間
して設けられている。この前ガード部材8は、図1に示
すように鉛直上方に伸びる2枚の板を合わせた構造をな
し、これら板の間に3個のガイドローラ48,48,4
8を、その一部が該前ガード部材8の側部から突出する
ように支持している。
【0023】前ガード部材8の側部は、上下端が屈曲し
て形成された支持部材50に固定されており、該支持部
材50の上下端間には、2本のガイド軸52,52が固
定されている。そして、これらガイド軸52,52が、
前述の昇降ブロック40に摺動自在に支持されており、
前ガード部材8は、支持部材50の上下端が昇降ブロッ
ク40に当接して規制される範囲で、上下方向(矢印
(イ)、(ロ)方向)に摺動自在となっている。通常
は、自重により上端が昇降ブロック40に当接して降下
を規制された状態にあり、エレベータ部材4と昇降動作
を共にして行う。エレベータ部材4の降下時において、
支持部材50の下端が機体下方側に当接する位置に至っ
たときには、該位置から所定距離降下した位置で下方へ
の動きを規制され、図2上、仮想線Fに示す位置を最降
下位置として、それ以上は下方へ移動できないようにな
っている。
【0024】また、前ガード部材8の上部には取っ手部
54が付設されており、手動あるいは他の手段により、
支持部材50の下端が昇降ブロック40により規制され
る位置(図2上、仮想線Eに示す位置)まで、該前ガー
ド部材8を上方へ引上可能に構成されている。なお、前
ガード部材8の引上状態を保持するため、前ガード部材
8の保持用の磁石吸引機構等を上方に設ける構成として
もよい。
【0025】落下規制部材10は、前ガード部材8に突
き当たった結束紙幣6の前端が、エレベータ部材4と前
ガード部材8との隙間から落下するのを防止するための
ものであり、上面が平坦な板状部材からなり、機体に固
定して設けられた軸56に対して回動可能に支持されて
いる。そして、軸56回りに設けられたコイルバネ58
によって図2上、反時計方向に付勢されており、図示し
ないストッパーにより、通常、水平位置に保持されてい
る。
【0026】上記の前ガード部材8と落下規制部材10
とを備える落下防止装置12により、結束機構2から結
束紙幣6をエレベータ部材4に受け渡す際、結束紙幣6
は前ガード部材8によって受渡し方向前方への落下を防
止され、且つ、落下規制部材10によって前ガード部材
8とエレベータ部材4との間への落下を防止される。
【0027】落下規制部材10は、エレベータ部材4の
降下時、前ガード部材8の3個のガイドローラ48,4
8,48に順次押圧されて、図2上、時計方向に順次回
動して、前ガード部材8の側方に退避する(図2に仮想
線で示す状態)。このとき、落下規制部材10は前ガー
ド部材8に対して該前ガード部材8を上向きに押し上げ
る力を作用せしめるが、この力(バネ58の付勢力)は
小さく設定されているため、昇降ブロック40とともに
降下する前ガード部材8の移動は妨げられない。
【0028】次に、図1、図4、図5及び図8を参照し
て、前記支持部材16及び前記シャッタ18について詳
細に説明する。支持部材16は略平板状の部材からな
り、その一端側を、機体に回動自在に支持された回動軸
60に固定されている。回動軸60の一端には歯車62
が固定されており、この歯車62に噛合する歯車64が
設けられ、さらに歯車64に噛合する半月型の歯車66
が設けられている(図8)。そして、歯車66の一部は
ソレノイド68に連結されており、該ソレノイド68を
駆動することにより、支持部材16が正逆方向に回転駆
動されるようになっている。支持部材16の上方には、
水平状態における支持部材16の上部に結束紙幣6が存
在するか否かを検出する残留検出センサ69が配設され
ている(図1)。
【0029】前記シャッタ18は略長方形板状の部材か
らなり、前記支持部材16に対して、押出手段14の押
出方向(矢印(ホ)方向)前方に、上下方向に開閉自在
に配置されている。該シャッタ18の内側には、上下方
向に沿って一対のガイドローラ70,70が設けられ、
これらガイドローラ70,70が機体側に設けられた案
内レール71に装着されるともに、該シャッタ18の両
側端部が案内部材72,72によって摺動自在に支持さ
れており、これによりシャッタ18は上下方向に移動自
在とされている。
【0030】一方、機体側に固定された軸74には、プ
ーリ76が回動自在に支持され、このプーリ76の一端
側(図1上、左側)には、形外方向に伸びる、第1検出
片78、第2検出片80及び結合部82を備えた連結片
84が、固定して設けられている。結合部82とシャッ
タ18の上端部18aとの間には、リンク片90が設け
られて、その各端部が回動自在に支持されている。ま
た、プーリ76は、図示されないモータによって駆動さ
れるプーリ86との間に伝達ベルト88を巻掛けされて
いる。従って、シャッタ18は、プーリ86を正逆方向
に回転駆動することにより、連結片84及びリンク片9
0を介して昇降駆動されるようになっている。
【0031】なお、連結片84近傍の所定位置には、第
1検出片78の存在の有無を検出する閉塞センサ90
と、第2検出片80を検出する開放センサ92とが固定
配置されている。第1検出片78が閉塞センサ90によ
って検出されているときには、シャッタ18はその下方
側に形成された放出口19を閉塞する状態にあり、第2
検出片80が開放センサ92によって検出されていると
きには、放出口19を開放する状態にあるようになって
いる。通常、シャッタ18はその放出口19を閉塞した
状態にある。
【0032】上記の、支持部材16とシャッタ18の動
作(エレベータ部材4の動作を含む)を、結束紙幣6を
機体下方の収納部に収納する場合と、機外に放出する場
合とに分けて説明する。
【0033】まず、機体下方の収納部に収納する場合
は、図1に実線で示すように結束紙幣6がエレベータ部
材4に載置された後、エレベータ部材4を降下させる前
に、ソレノイド68を駆動して、支持部材16を図1
上、反時計方向に回動させて直立した状態とする。これ
により、支持部材16の下方空間が開放される。次に、
エレベータ部材4を最降下位置(図1及び図2の仮想線
Dに示す位置)まで降下させる。そして、図2に示す機
体側に設けられた開放片94を、矢印(ニ)方向にスラ
イドさせて前記係合片25と係合させた後、さらに同方
向にスライドさせ、これにより係合片25に対して固定
されたエレベータ部材4のスライド体24を押し込ん
で、基枠26内に退避させる。すると、結束紙幣6はそ
の下面の支持を失って、機体下方に向けて落下し、所定
の収納部(図示省略)に収納される。
【0034】結束紙幣6が収納部に収納された後、開放
片94は待機位置に戻り、スライド体24はバネ36に
よってスライド前の位置に戻る。その後昇降ブロック4
0が上昇を開始してエレベータ部材4は待機位置に復帰
し、さらに支持部材16も水平位置まで回動され、収納
部を閉塞するようになっている。
【0035】次に、機外に放出する場合には、まず、前
記の機体下方に収納する場合と同様に、エレベータ部材
4上に結束紙幣6を載置した後、エレベータ部材4を降
下させて最降下位置まで移動せしめる。但し、この場合
には、エレベータ部材4の降下前において支持部材16
は回動させず、水平位置に保持せしめる。
【0036】次いで、シャッタ18を閉塞した状態にお
いて、押出手段14によってエレベータ部材4上の結束
紙幣6を、その先端がシャッタ18に当接する位置まで
押し出す。シャッタ18に当接した状態において、結束
紙幣6の先端側は支持部材16上に水平に載置された状
態となり、また結束紙幣6の重心は、水平方向におい
て、エレベータ部材4より押出方向前方(矢印(ホ)方
向)にずれた状態となる。
【0037】次いでエレベータ部材4を所定量上昇さ
せ、図1上、仮想線Cに示す位置とする。これにより、
結束紙幣6はその後端側をエレベータ部材4によって持
ち上げられて傾斜した状態となる(図1参照)。続いて
連結片84を図4上、反時計方向に回転させ、シャッタ
18を上昇させてその放出口19を開放すると、結束紙
幣6は機外下方へ滑り落とされ、放出口19の下方に設
けられた収納ボックス(図示省略)に収納される。
【0038】結束紙幣6を機外へ放出する場合には、通
常、前述のように支持部材16は回動せず、下方の収納
部の上部を閉塞して、機外に放出される結束紙幣6の収
納部内への侵入を防止するようになっているが、放出口
10の開放後、残留センサ69により結束紙幣6の残留
が検出された場合には、支持部材16を回動軸60を中
心として図1上、反時計方向に垂直起立位置まで回転さ
せ、これにより残留紙幣を機外へ押し出すようになって
いる。
【0039】結束紙幣6が収納ボックスに収納された後
は、昇降ブロック40が上昇を開始してエレベータ部材
4は待機位置に復帰し、連結片84が図4上、時計方向
に回転してシャッタ18を降下させてその放出口19を
閉塞し、また、支持部材16も水平位置で収納部を閉塞
した状態となる。
【0040】次に、図1、図6及び図7を参照して、前
記放出補助機構20について詳細に説明する。放出補助
機構20は、前記シャッタ18の内側に昇降自在に支持
された昇降部材96と、この昇降部材96の上方に設け
られたカム98とを有している。昇降部材96は略平板
状の部材であり、その両側を、上下に離間して左右一対
ずつ設けられた4個のガイドローラ98,98,98,
98により昇降自在に支持されている。この昇降部材9
6の上部にはピン100が固定して設けられ、また下部
中央には、案内プーリ102が回動自在に支持されてい
る。そして、機体側に固定して設けられたピン104
と、ピン100との間に、案内プーリ102を介してバ
ネ106が掛け渡され、これにより昇降部材96は上向
きに付勢されている。
【0041】昇降部材96の下端には、側面視略く字状
をなす補助片107が、下方に向けて突出された状態で
固定されており、昇降部材96と一体となって上下動可
能となっている。
【0042】また、昇降部材96の上部中央には、カム
ローラ108が回動自在に支持されており、その上方に
は、前記プーリ76の前記連結片84と反対側の端面
に、前記カム98が固定され、その外周面をカムローラ
108に当接させている。よって、カム98は、前記シ
ャッタ18の昇降駆動と同期して回転駆動されるように
なっている。また、カム98の正面視における周面形状
は、シャッタ18の上昇動作時において補助片107
が、上昇開始点及び終了点においてはシャッタ18の下
端より上方に位置し、且つ、中間点においてはシャッタ
18の下端より下方に突出するように形成されている。
【0043】上記の放出補助機構20の動作について説
明する。結束紙幣6を機体下方の収納部に収納する場合
には、前述のようにシャッタ18は昇降駆動されず、放
出口19を閉塞したままであるので、該シャッタ18と
同期して昇降駆動される昇降部材96も上方に待機した
状態(図1に実線で示す状態)を保つ。
【0044】結束紙幣6を機外に放出する場合には、シ
ャッタ18が上述のように昇降駆動されるため、このシ
ャッタ18の昇降動作とともに昇降部材96も昇降動作
を行う。シャッタ18が上昇動作を行うときにおいて
は、始め、補助片107はシャッタ18の下端より上方
に位置し、シャッタ18の上昇に合わせて漸次降下して
ゆき、シャッタ18の下端より下方に突出した位置まで
降下する(図1参照)。このときに、補助片107が、
シャッタ18に前端部の一部を引っかけた結束紙幣6を
下方へ降下せしめ、あるいはエレベータ部材4上で揺動
して下方に落下しない結束紙幣6の前端部を下方に押し
下げて、該結束紙幣6の機外下方への落下を促す。特
に、結束紙幣6が流通紙幣である場合には、結束された
紙幣の膨張率が高いため、前端の一部をシャッタ18に
引っかけやすい。
【0045】この後、昇降部材96は上昇動作に転じて
シャッタ18よりも急速に上昇し、昇降部材96が最上
昇位置に到達したときには、該昇降部材96より上方の
位置で待機する。なお、シャッタ18が下降するとき
は、前記上昇動作のときと、動作の方向が逆になる点を
除いて同様である。
【0046】以上に述べた一連の系において、上記の図
1乃至図3に示した落下防止装置12によれば、結束機
構2から結束紙幣6をエレベータ部材4に受け渡す際、
結束紙幣は前ガード部材8によって受渡し方向前方への
落下を防止されるとともに、落下規制部材10によって
前ガード部材8とエレベータ部材4との間への落下を防
止される。従って、結束紙幣6を確実にエレベータ部材
4上に受け渡すことができ、また、エレベータ部材4を
小型化できる。
【0047】また、前ガード部材8は、エレベータ部材
4の降下行程における所定の中間位置で係止されて固定
され、エレベータ部材4のみが降下できるように設けら
れているため、エレベータ部材4が完全に降下する前
に、前ガード部材8が確実に解除され、エレベータ部材
4の降下完了とともに結束紙幣6の押し出し処理が可能
となる。
【0048】さらに、前ガード部材8の下端がエレベー
タ部材4より上方に離間可能に設けられており、結束機
構2内の障害発生時等において、操作者は取っ手部54
をもって前ガード部材8を上方に引き上げ、これを解除
することができるため、受渡し方向前方から結束紙幣6
の取り除き作業等を容易に行うことができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る結
束紙葉類落下防止装置よれば、結束機構の前方に設けら
れた昇降駆動されるエレベータ部材に対して、前記結束
機構からの結束紙葉類の受渡し方向に所定距離離間し
て、鉛直方向において該エレーベータ部材の位置から上
方に伸び、且つ該エレベータ部材とともに昇降動作可能
な前ガード部材を設け、前記前ガード部材の下方に近接
し且つ該前ガード部材と前記エレベータ部材との間に延
在する落下規制部材を、前記エレベータ部材の降下に伴
って側方に退避可能に設けているので、結束機構から結
束紙葉類をエレベータ部材に受け渡す際、結束紙葉類は
前ガード部材によって受渡し方向前方への落下を防止さ
れるとともに、落下規制部材によって前ガード部材とエ
レベータ部材との間への落下を防止される。従って、結
束紙葉類を確実にエレベータ部材上に受け渡すことがで
き、また、エレベータ部材を小型化できる。
【0050】また、前ガード部材を、エレベータ部材の
降下行程における所定の中間位置で係止され、この位置
でエレベータ部材に対して相対移動可能に設ける構成と
することにより、エレベータ部材が完全に降下する前
に、前ガード部材が確実に解除されるため、エレベータ
部材の降下完了とともに結束紙葉類の押し出し処理が可
能となる。
【0051】さらに、前ガード部材の下端が、エレベー
タ部材より上方に離間可能に設けられていることによ
り、結束機構内の障害発生時等において、手動あるいは
他の手段を用いて前ガード部材を上方へ解除できるた
め、受渡し方向前方から結束紙葉類の取り除き作業等を
容易に行えるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】結束された紙葉類の送出を行う系全体を示す側
面図である。
【図2】図1と同一の系を示す正面図である。
【図3】図2の部分平面図である。
【図4】図1におけるシャッタの駆動機構を示す正面図
である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図1における放出補助機構を示す正面図であ
る。
【図7】図6のB−B線断面図である。
【図8】図1における支持部材の駆動手段の構造を示す
側面図である。
【符号の説明】
2 結束機構 4 エレベータ部材 6 結束紙葉類 8 前ガード部材 10 落下規制部材 12 落下防止装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集積された所定枚数の紙葉類の結束を行う
    結束機構の前方に設けられた昇降駆動されるエレベータ
    部材に対して、前記結束機構からの結束紙葉類の受渡し
    方向に所定距離離間して、鉛直方向において該エレーベ
    ータ部材の位置から上方に伸び、且つ該エレベータ部材
    とともに昇降動作可能な前ガード部材を設け、前記前ガ
    ード部材の下方に近接し且つ該前ガード部材と前記エレ
    ベータ部材との間に延在する落下規制部材を、前記エレ
    ベータ部材の降下に伴って側方に退避可能に設けたこと
    を特徴とする結束紙葉類落下防止装置。
  2. 【請求項2】前記前ガード部材は、前記エレベータ部材
    の降下行程における所定の中間位置で係止され、この位
    置で前記エレベータ部材に対して相対移動可能に設けら
    れたことを特徴とする請求項1記載の結束紙葉類落下防
    止装置。
  3. 【請求項3】前記前ガード部材は、その下端が、前記エ
    レベータ部材より上方に離間可能に設けられたことを特
    徴とする請求項1又は2記載の結束紙葉類落下防止装
    置。
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