JP2692688B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2692688B2
JP2692688B2 JP2222405A JP22240590A JP2692688B2 JP 2692688 B2 JP2692688 B2 JP 2692688B2 JP 2222405 A JP2222405 A JP 2222405A JP 22240590 A JP22240590 A JP 22240590A JP 2692688 B2 JP2692688 B2 JP 2692688B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 カートリッジ送り制御を改良した情報処理装置に関
し、 カートリッジテープをマガジンからオートローダを経
て磁気テープ装置に装着または抜去する際の動作を円滑
に行うことを目的とし、 複数のカートリッジテープを収納したマガジンと、カ
ートリッジテープを装着した後、読出し及び書込みを行
う磁気テープ装置と、磁気テープ装置と係合し、かつマ
ガジンを装着して選択したカートリッジテープを磁気テ
ープ装置とマガジンとの間で挿抜するフィーダ機構を有
したオートローダとを備え、フィーダ機構は、カートリ
ッジテープを両端から挟んで回転することにより、マガ
ジンと磁気テープドライブのテープ挿入口近傍との間で
移動させる一対のフィーダベルトと、フィーダベルトに
より磁気テープ装置のテープ挿入口近傍に配送されたカ
ートリッジテープを、マガジン側の側面から押圧するこ
とによって磁気テープ装置に押し込むマウントアーム
と、各機構部に備えられたセンサからの検出信号に基づ
き、フィーダベルトとマウントアームの動作制御を行う
制御部とを備えた情報処理装置であって、 制御部は、フィーダベルトがカートリッジテープの配
送を完了した後、当該カートリッジテープを離す前に、
マウントアームをカートリッジテープのマガジン側の側
面に接触させるように制御するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、カートリッジ送り制御を改良した情報処理
装置に関する。
複数のカートリッジテープを収納したマガジンと、該
カートリッジテープを装着した後読出し/書込みを行う
磁気テープ装置と、該磁気テープ装置と係合し、かつ該
マガジンを装着して選択したカートリッジテープを該磁
気テープ装置に送るオートローダとにより構成される情
報処理装置において、オートローダには、該マガジンの
上下移動機構部を備え、かつ所望のカートリッジテープ
をマガジンから押し出し、磁気テープ装置側に受け渡す
機構を備えている。この場合、カートリッジテープをマ
ガジンからオートローダを経て磁気テープ装置に装着ま
たは磁気テープ装置から抜去する際の動作を円滑に行う
ことが必要である。
〔従来の技術〕
第1図は情報処理装置の外観図である。図中、1はオ
ートローダ、2は磁気テープ装置、3はマガジンであ
る。図示のように、マガジン3はオートローダ1に装着
される。またオートローダ1は磁気テープ装置2に機械
的、電気的に係合されている。マガジン3には後述する
ように複数のカートリッジテープ、例えば、5巻のカー
トリッジテープが収納されている。そして所望のカート
リッジテープが選択されると、後述するオートローダ内
のピニオンギヤと係合してマガジンが上下に移動し、所
望のカートリッジテープの位置で停止する。所望のカー
トリッジテープはオートローダ内のフィーダ機構により
磁気テープ装置内に押し出される。
第2図(a)、(b)はマガジンの要部斜視図(a)
及び背面図(b)である。(a)のように、マガジンに
は例えば5巻のカートリッジテープを収納することがで
きる。そして、(b)のようにマガジンの背面には上下
方向にギヤ21,22が設けられ、オートローダ側のピニオ
ンギヤと係合して上下に移動することができるようにな
っている。
第3図はオートローダの要部斜視図である。図示のよ
うに、操作パネル40側にはマガジン昇降機構があり、第
2図(b)のマガジンの背面のギヤ21,22と係合してマ
ガジンを上下移動させるピニオンギヤ31a、31bが設けら
れる。32はカートリッジテープがマガジンに存在するこ
とを検出するカートリッジ・イン・マガジン・センサで
ある。33はフィーダ機構であり、カートリッジテープを
磁気テープ装置側に送り込むゴムベルト34a,34bと、こ
のゴムベルトを回転させるフィーダモータ35と、ガイド
ローラ36と、カートリッジテープの存在を検出するアン
フィード・センサ37により構成される。38はガイドロー
ラ等を含むマガジン昇降用ガイド機構である。39は各セ
ンサからの検出信号に基づき各モータの起動/停止を制
御する制御部であり、マイクロプロセッサで構成され
る。
第4図は第3図に示すフィーダ機構の要部構成図であ
る。41はフィーダ・アームの開きを検出するアーム・オ
ープン・センサ、42は閉じを検出するアーム・クローズ
・センサである。43はゴムベルトの開き制御を行うカー
トリッジテープ・キャッチ・モータである。このキャッ
チ・モータ43を回転させることによりカートリッジテー
プを把持したり離したりする。
〔発明が解決しようとする課題〕
第5図はオートローダ内のマガジンからカートリッジ
テープを磁気テープ装置側に挿入する場合の説明図であ
る。
従来、カートリッジテープを連続的に交換処理するオ
ートローダ1において、制御部39により行われるフィー
ダ機構33の動作制御は、カートリッジテープを磁気テー
プ装置2に装着するフィーディング動作と、マウントア
ーム51によりカートリッジテープを押し込む動作を別々
に行っている。
第5図において、マガジンからの引き出しはカートリ
ッジテープの両側面に回転するゴムローラ34a,34bを押
しつけカートリッジテープとゴムローラ34a,34bとの間
の摩擦力により搬送する。
そして、カートリッジテープを磁気テープ装置側に押
し込む動作をするときは、カートリッジ・マウント・モ
ータ52により動作するスイングアーム51によってカート
リッジテープの背面を押す。この時、両方のゴムローラ
34a,34bはカートリッジテープから離れている。
従来、このような動作を行うため、目的の場所までカ
ートリッジテープをフィードした後、ゴムローラ34a,34
bをカートリッジテープから離し、マウントアーム51に
よってカートリッジテープの背面を押すまでの約2秒の
間に、何らかの要因で装置全体に振動を与えた場合、カ
ートリッジテープがマガジン内に押し戻され、マウント
アーム51の先端によってカートリッジテープを磁気テー
プ装置側に押し込むことができないという現象が起きて
いた。これは従来フィード動作とマウント動作を別個に
制御しているからである。
また、抜去(アンロード)されたカートリッジテープ
をアンフィードするときに、マガジンのラック内にカー
トリッジテープを確実に挿入することが要求されるた
め、抜去の速度が速いと、カートリッジテープのオーバ
ーラン距離が長くなり、カートリッジテープとゴムロー
ラとの間でスリップが発生し、ゴムベルトの摩擦が大き
くなるという問題があった。
本発明の目的は、このような問題を解消するために、
カートリッジテープの装着時に、何らかの振動によって
カートリッジテープがマガジンラックの方向に戻されな
いようにするため、ゴムローラ34a,34bをカートリッジ
テープから離す前に予めマウントアーム51をカートリッ
ジテープの背面付近まで送り出しておき、その後、ゴム
ローラ34a,34bをカートリッジテープから離しカートリ
ッジマウント動作を行わせるように連続的に制御するよ
うにして、カートリッジテープのオーバーラン距離を最
適値に抑止するようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
複数のカートリッジテープを収納したマガジンと、カ
ートリッジテープを装着した後、読出し及び書込みを行
う磁気テープ装置と、磁気テープ装置と係合し、かつマ
ガジンを装着して選択したカートリッジテープを磁気テ
ープ装置とマガジンとの間で挿抜するフィーダ機構を有
したオートローダとを備え、フィーダ機構は、カートリ
ッジテープを両端から挟んで回転することにより、マガ
ジンと磁気テープドライブのテープ挿入口近傍との間で
移動させる一対のフィーダベルトと、フィーダベルトに
より磁気テープ装置のテープ挿入口近傍に配送されたカ
ートリッジテープを、マガジン側の側面から押圧するこ
とによって磁気テープ装置に押し込むマウントアーム
と、各機構部に備えられたセンサからの検出信号に基づ
き、フィーダベルトとマウントアームの動作制御を行う
制御部と、を備えた情報処理装置であって、制御部は、
フィーダベルトがカートリッジテープの配送を完了した
後、当該カートリッジテープを離す前に、マウントアー
ムをカートリッジテープのマガジン側の側面に接触させ
るように制御することを特徴とする。
〔作用〕
即ち、本発明によれば、該オートローダは、装着した
該マガジンから所望のカートリッジテープを連続的に交
換するマガジン昇降機構と、該マガジンの昇降を支持す
るガイド機構と、該カートリッジテープを該磁気テープ
装置側に供給するフィーダ機構と、各機構部に設けられ
たセンサからの検出信号に基づき該マガジン昇降機構と
該フィーダ機構を駆動する各駆動モータの動作制御を行
う制御部とを備え、 該制御部は、該オートローダから該磁気テープ装置へ
の該カートリッジテープの装着/抜去に際して、各機構
部に設けられた各センサの検出信号に基づき、該マガジ
ン内のカートリッジテープを送り出す動作と該カートリ
ッジテープを該磁気テープ装置に装着する動作を連続的
に行って該カートリッジテープのオーバーラン距離が最
適値となるように各駆動モータの起動/停止を制御する
ものである。
〔実施例〕
第6図は本発明のカートリッジ送り制御を行うための
制御部のブロック構成図である。
第6図において、11は8ビットのマイクロプロセッ
サ、12はライトレジスタ、13はリードレジスタ、14はフ
ォトセンサ、15はコンパレータ、16はソレノイドであ
る。図示のように、8ビットのマイクロプロセッサ11に
より、各機構部の動作をファームウェアにより制御して
いる。各機構部に取り付けられているモータMは、図示
のようにH型駆動回路により構成されている。
フォトセンサ14は各所に設けられたセンサに対応し、
このフォトセンサ14とコンパレータ15の組合せを、セン
サの数だけ設けている。フォトセンサ14の検出信号はコ
ンパレータ15で基準レベル(この場合+2.5V)と比較さ
れ出力される。コンパレータ15の比較結果はリードレジ
スタ13を経てマイクロプロセッサ11に取り込まれ、どの
モータを駆動するかをマイクロプロセッサ11により所定
の処理プログラムに基づき決定される。
従って、逆に駆動しているモータを停止させる場合
は、フォトセンサ14の検出信号がローレベルからハイレ
ベルに切り換わるので、その立上がりエッジをとらえて
駆動電圧をゼロにして停止させる。
第7図は本発明のカートリッジ送り制御のタイミング
チャートである。このタイミングチャートは第6図の制
御部で制御される。
本図はカートリッジテープを把持しながらマウントア
ーム51をカートリッジテープの背面付近まで送り出すタ
イミングチャートである。
において、カートリッジ・キャッチ・モータ43を起
動する。このモータはゴムローラ34a,34bの開き制御を
行う。従って、正側は閉じる方向の電流、負側は開く方
向の電流である。
,において、キャッチ・アーム・開きセンサ41、
キャッチ・アーム・閉じセンサ42の検出信号を示す。
において、フィーダモータ35に電流を流してゴムベ
ルト34a,34bを回転される。
,において、カートリッジ.マガジン・センサ3
2、カートリッジ・マウント・センサ53の検出信号を示
す。
において、マウント・アーム51を回転させるマウン
ト・モータ52は図示のように電流を供給してマウント・
アーム51を動作させる。
において、カートリッジテープの存在を検出するア
ンフィード・センサ37の検出信号である。
本発明の動作制御の特徴はマウント・アーム51を回転
させるマウント・モータ52が図示のように連続的に2段
階に起動/停止される点である。このようなマウント・
モータ52の回転制御によりマウント・アーム51が途中ま
でカートリッジテープの背面を押すことになり、何らか
の振動によりカートリッジテープが押し戻される現象を
回避することができる。
第8図(a)、(b)はカートリッジテープのオーバ
ーラン距離を抑える制御の説明図である。(a)はカー
トリッジテープのフィード時であり、(b)はアンフィ
ード時である。(a)、(b)において縦軸はフィーダ
・モータ35の電流(Im)と回転数(N)であり、横軸は
時間である。
(a)において、オーバーランを抑えるにはモータの
回転が停止するまでのタイミングを制御することが必要
である。本発明ではアンフィード・センサ37がカートリ
ッジテープを検出した立上がりB点でモータの電圧を落
として回転数を落とす。これにより斜線で示すように三
角形の面積が小さくなり、オーバーラン距離を抑えるこ
とができる。
(b)において、図示のように(a)と同様のパター
ンで制御が行われる。即ち、カートリッジテープとマガ
ジンラックに戻すときに、アンフィード・センサ37が立
下がりC点を検出したら電圧を落として回転数を落とし
オーバーランを防止する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、オートローダ
から磁気テープ装置へのカートリッジテープの装着/抜
去に際して、各機構部に設けられた各センサの検出信号
に基づき、マガジン内のカートリッジテープを送り出す
動作とカートリッジテープを磁気テープ装置に装着する
動作を連続的に行ってカートリッジテープのオーバーラ
ン距離が最適値となるように各駆動モータの起動/停止
を制御するようにしたので、カートリッジテープをマガ
ジンからオートローダを経て磁気テープ装置に装着また
は抜去する際の動作を極めて円滑に行うことができる。
さらに、本発明ではアームによりカートリッジテープの
ふちを押さえているので、カートリッジテープをテープ
デッキに装着している最中に、装置全体に振動が与えら
れた場合であっても、確実にカートリッジテープをテー
プデッキに装着できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は情報処理装置の外観図、 第2図(a)、(b)はマガジンの要部斜視図(a)及
び背面図(b)、 第3図はオートローダの要部斜視図、 第4図は第3図に示すフィーダ機構の要部構成図、 第5図はオートローダ内のマガジンからカートリッジテ
ープを磁気テープ装置側に挿入する場合の説明図、 第6図は本発明の制御部の一実施例ブロック構成図、 第7図は本発明のカートリッジ送り制御のタイミングチ
ャート、及び 第8図(a)、(b)はカートリッジテープのオーバー
ラン距離を抑える制御の説明図である。 (符号の説明) 1……オートローダ、2……磁気テープ装置、3……マ
ガジン、11……マイクロプロセッサ、12……ライトレジ
スタ、13……リードレジスタ、14……フォトセンサ、15
……コンパレータ、16……ソレノイド、21,22……ギ
ア、31……マガジン昇降機構、31a,31b……ピニオンギ
ア、32……マガジン・センサ、33……フィーダ機構、34
a,34b……ゴムベルト、35……フィーダモータ、36……
ガイドローラ、37……アンフィード・センサ、38……ガ
イド機構、39……制御部、40……操作パネル、41……ア
ーム・開きセンサ、42……アーム・閉じセンサ、43……
カートリッジ・キャッチ・モータ、51……カートリッジ
・マウントアーム、52……カートリッジ・マウントモー
タ、53……カートリッジ・マウントセンサ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のカートリッジテープを収納したマガ
    ジンと、 前記カートリッジテープを装着した後、読出し及び書込
    みを行う磁気テープ装置と、 前記磁気テープ装置と係合し、かつ前記マガジンを装着
    して選択したカートリッジテープを前記磁気テープ装置
    とマガジンとの間で挿抜するフィーダ機構を有したオー
    トローダとを備え、 前記フィーダ機構は、 前記カートリッジテープを両端から挟んで回転すること
    により、前記マガジンと前記磁気テープ装置のテープ挿
    入口近傍との間で移動させる一対のフィーダベルトと、 前記フィーダベルトにより前記磁気テープ装置のテープ
    挿入口近傍に配送された前記カートリッジテープを、マ
    ガジン側の側面から押圧することによって磁気テープ装
    置に押し込むマウントアームと、 各機構部に備えられたセンサからの検出信号に基づき、
    前記フィーダベルトと前記マウントアームの動作制御を
    行う制御部と、 を備えた情報処理装置であって、 前記制御部は、前記フィーダベルトが前記カートリッジ
    テープの配送を完了した後、当該カートリッジテープを
    離す前に、マウントアームを前記カートリッジテープの
    マガジン側の側面に接触させるように制御すること、 を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記フィーダ機構はフィーダモータと、前
    記フィーダモータにより回転するフィーダベルトと、カ
    ートリッジテープを磁気テープ装置側に押し込むマウン
    トアームと、カートリッジテープの存在を検出するアン
    フィードセンサを備え、前記フィーダベルトによりカー
    トリッジテープを挟み、前記マウントアームの押付け力
    と、前記フィーダベルトの回転によりカートリッジテー
    プを装着/抜去するようにした請求項1に記載の情報処
    理装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01208760A (ja) * 1988-02-17 1989-08-22 Hitachi Ltd カートリッジ自動交換装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0636519Y2 (ja) * 1987-10-01 1994-09-21 ソニー株式会社 カセットオートチエンジヤー

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