JPH0636519Y2 - カセットオートチエンジヤー - Google Patents

カセットオートチエンジヤー

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JPH0636519Y2
JPH0636519Y2 JP15114687U JP15114687U JPH0636519Y2 JP H0636519 Y2 JPH0636519 Y2 JP H0636519Y2 JP 15114687 U JP15114687 U JP 15114687U JP 15114687 U JP15114687 U JP 15114687U JP H0636519 Y2 JPH0636519 Y2 JP H0636519Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 以下の順序で本考案を説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来の技術 D 考案が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G1 カセットオートチェンジャー全体の説明 (第7図及び第8図) G2 カセット移送機の詳細説明 (第1A図〜第6図) H 考案の効果 A 産業上の利用分野 本考案は、例えばテレビジョン放送局において長時間に
亘る連続ビデオ再生や録画を行うのに最適なカセットオ
ートチェンジャーに関するものである。
B 考案の概要 本考案は、多数のカセットが収納された多数のカセット
収納棚と、カセット移送機と、記録再生装置とを備え、
カセット収納棚と記録再生装置との間での選択的なカセ
ット自動交換をカセット移送機によって行うように構成
したカセットオートチェンジャーにおいて、カセット収
納棚から排出されるカセットをカセット移送機に設けた
モータにて駆動されるカセット取込み機構によって取込
む際に、カセット取込み方向に間隔を隔てて設けた第1
及び第2のカセットセンサのうち、第1のカセットセン
サがカセットの後端を検出したことによって前記モータ
を減速制御させ、この後に、前記第2のカセットセンサ
がカセットの後端を検出したことによって前記モータを
停止させるように構成させることにより、カセット収納
棚からカセット移送機へのカセットの取込み動作を素早
く行えて、しかも、取込んだカセットを所定位置に素早
く停止させることができるようにしたものである。
C 従来の技術 本考案の出願人は、ビデオカセット等を用いるカセット
オートチェンジャーの先願例として、特願昭61-80885号
を先に出願している。
この先願例に実施されたカセット移送機では、カセット
収納棚からカセット移送機内に取込んだカセットの前後
両端を位置決めするための一対のカセットセンサを設
け、取込んだカセットが、モータ等の駆動系の慣性力で
一対のカセットセンサ間の範囲内からオーバーラン(は
み出すこと)する度に、モータの正逆回転駆動によって
カセット取込み機構を正逆駆動させて、一対のカセット
センサ間でカセットの往復動を繰返しながら、カセット
を一対のカセットセンサ間で停止させていた。
D 考案が解決しようとする問題点 この先願例に実施されたカセット移送機によれば、カセ
ット収納棚からカセット移送機へのカセットの取込み動
作は素早く行えるものの、その取込んだカセットをカセ
ット移送機内の所定位置に停止させるまでに長い時間が
必要であった。従って、カセットの自動交換動作を素早
く行えなかった。
本考案は、カセット収納棚からカセット移送機へのカセ
ットの取込み動作を素早く行えて、しかも、取込んだカ
セットをオーバーランさせることなく、所定位置に素早
く、かつ正確に停止させることができるようにしたカセ
ットオートチェンジャーを提供しようとするものであ
る。
E 問題点を解決するための手段 本考案は、前述したカセットオートチェンジャーにおい
て、前記カセット移送機に、前記カセット収納棚から排
出されるカセットを取込むためのモータにて駆動される
カセット取込み機構と、そのカセット取込み方向に間隔
を隔てて配置された第1及び第2のカセットセンサとを
設け、前記カセット取込み機構の作動によるカセットの
取込み時に、前記第1のカセットセンサがカセットの後
端を検出したことによって前記モータを減速制御させ、
この後に、前記第2のカセットセンサがカセットの後端
を検出したことによって前記モータを停止させるように
構成したカセットオートチェンジャーである。
F 作用 本考案によれば、カセット収納棚からカセット移送機に
カセットを取込む際に、カセットがカセット移送機内に
完全に取込まれて、そのカセットの後端が第1のカセッ
トセンサで検出されるまでの間は、モータを高速で駆動
させて、カセット取込み機構によってカセットを高速で
素早く取込むことができる。
しかも、その取込まれたカセットの後端が第1のカセッ
トセンサで検出された後は、モータを減速させて、カセ
ットを低速で取込むので、次に第2のカセットセンサが
カセットの後端を検出した時にモータを素早く停止させ
て、カセットをオーバーランさせることなく素早くかつ
正確に停止させることができる。従って、先願例のよう
に、カセットのオーバーランによって一対のカセットセ
ンサ間でカセットの往復動を繰返しながらカセットを停
止しなくても、第2のカセットセンサがカセットの後端
を検出した後にカセットをオーバーランさせることな
く、所定位置で素早く、かつ正確に停止させることがで
きる。
G 実施例 以下、本考案をビデオカセットを用いるカセットオート
チェンジャーに適用した一実施例を図面に基づき説明す
る。
G1 先ず、第7図及び第8図によって、カセットオート
チェンジャー全体について説明する。
先ず、このカセットオートチェンジャーは数100個もの
多数のカセット1を収納する大型機である。そして、そ
の多数のカセット1を上下多数段(30〜50段)で横数列
(5〜10列)に収納する多数のカセット収納棚2に設け
られた複数の棚ブロック3が第7図で上下方向及び第8
図で左右方向に移動されるカセット移送機4の移動経路
5の前後両側に沿って2列状に並べられて配置されてい
る。なお、オペレータ側(前面側)6に配置されている
2つの棚ブロック3は観音開き状に開閉可能に構成され
ており、後面側に配置されている2つの棚ブロック3は
固定されている。そして、棚ブロック3の一方の横側部
には上下多数段の記録再生装置7が配置されている。な
お、これらの記録再生装置7は普通のフロントローディ
ング方式のカセット式VTRをオペレータ側6に対して横
向けに配置したものであって、これらの記録再生装置7
のカセット挿入口8が移動経路5の第7、8図で左側で
ある横側部に対向されている。また、多数のカセット1
は多数のカセット収納棚2内にそれぞれ長手方向から挿
入されて収納されている。
そして、カセット移送機4には、移動経路5の前後両側
の多数のカセット収納棚2との間で第1方向である矢印
X方向からカセット1の受け渡しを行う前後両側の第1
及び第2のカセット出入口9、10と、上下多数段の記録
再生装置7のカセット挿入口8との間で第1方向に対し
て直角な第2方向である矢印Y方向からカセット1の受
け渡しを行う第3のカセット出入口11とが設けられてい
る。
そして、このカセットオートチェンジャーは、上下方向
及び左右方向に移動されるカセット移送機4の第1又は
第2のカセット出入口9、10を用いて、多数のカセット
収納棚2の指定された棚番地から、カセット1をその長
手方向のまま矢印X方向に順次選択的に取り出す。そし
て、その取り出したカセット1をカセット移送機4によ
って上下多数段の記録再生装置7の指定された高さ位置
のカセット挿入口8まで移送した後、第3のカセット出
入口11を用いて、その移送したカセット1の向きを全く
変えずに、そのカセット1を長手方向に対する直角な方
向において記録再生装置7のカセット挿入口8内に矢印
Y方向から選択的に送り込む。なお、その送り込まれた
カセット1は記録再生装置7内のカセット取込み機構に
よって内部に取り込まれてセットされる。そして、この
ようにして、上下多数段の記録再生装置7にカセット1
が順次供給されて、これら上下多数段の記録再生装置に
よって、長時間に亘る連続ビデオ再生や録画等を行う。
なおビデオ再生や録画等の終った各カセット1は上記動
作の逆動作でカセット収納棚2の元の指定された棚番地
に返却するものである。
G2 次に、第1図〜第6図によって、カセット移送機4
の詳細を説明する。
先ず、第1図に示すように、カセット移送機4内には、
第1及び第2のカセット出入口9、10から矢印X方向に
カセット1の受け渡しを行うための第1のカセット出入
機構13と、第3のカセット出入口11から矢印Y方向にカ
セット1の受け渡しを行うための第2のカセット出入機
構14と、第1及び第2のカセット出入口9、10から矢印
X方向に出し入れされて多数のカセット収納棚2からの
カセット1の取り出しを行う一対の操作杆15a、15b等が
設けられている。そして、第1のカセット出入機構13に
は、矢印X方向と平行な各一対、合計4つのカセット移
送ベルト17a、17bと、矢印X方向と直角で両カセット出
入口9、10の上部に配置された各一対、合計4つのカセ
ット圧着ローラ18a及びカセット移送機4内の中央側の
上部に配置された一対のカセット圧着ローラ18bと、一
対のカセット押出アーム19a、19b及びカセット押出ロー
ラ20a、20b等が設けられている。また、第2のカセット
出入機構14は、矢印Y方向と平行な一対のカセット移送
ベルト22a、22bと、矢印Y方向と直角な各一対、合計4
つのカセット押上ローラ23a、23b等が設けられている。
そして、前記第1のカセット出入機構が本考案で言うカ
セット取込み機構を構成しており、このカセット取込み
機構に各一対、合計4つの第1及び第2のカセットセン
サ46a、46b及び47a、47bが設けられている。なお、これ
らのカセットセンサ46a、46b、47a、47bはそれぞれ発光
素子48と受光素子49とからなる光センサによって構成さ
れている。そして、第2B図に示す如く、一対の第1のカ
セットセンサ46a、46bは第1及び第2のカセット出入口
9、10の内側近傍位置に設けられており、一対の第2の
カセットセンサ47a、47bは前後一対のガイド32a、32bの
内側近傍位置に設けられている。
なお、第5図は、第1及び第2のカセットセンサ46a、4
6b、47a、47bからのカセット検出信号に基づいてCPU
(マイクロコンピュータ)50によってモータを駆動制御
する制御回路を示しており、第6図はモータの駆動電圧
の波形図を示している。
次に、カセット移送機4の第1のカセット出入口9を用
いて、オペレータ側6のカセット収納棚2からカセット
1をカセット移送機4内に取込むための構造及び動作を
第5図及び第6図を参照して説明する。
先ず、第5図のCPU50からの指令信号により、第2A図及
び第2B図に示す2つのモータ25、30が同時に正回転駆動
される。
そして、第2A図に示す如く、モータ25の正回転駆動によ
りクラッチ(図示せず)を介して一対のギヤトレイン26
a、26bのうちの一方26aが駆動されて、一対のピニオン2
7a、27bのうちの一方27aが駆動される。そして、そのピ
ニオン27aにより一対のラック28a、28bのうちの一方28a
が駆動されて、一方の操作杆15aがガイド軸29にて案内
されてカセット出入口9から矢印Xa方向にて突き出され
て、この操作杆15aの先端が実線で示す如く、カセット
収納棚2内に矢印Xa方向に挿入される。すると、そのカ
セット収納棚2内のカセット排出機構(図示せず)のロ
ックが解除されて、そのカセット排出機構により、その
カセット収納棚2内の1点鎖線で示すカセット1がその
長手方向のまま矢印Xb方向に排出されて、そのカセット
1がカセット出入口9からカセット移送機4内に実線の
位置まで挿入される。
次に、第2B図に示す如く、上記カセット移送機4内に挿
入されたカセット1の前端1aは1点鎖線で示すように一
方のカセット移送ベルト17aとカセット圧着ローラ18aと
の間に、そのカセット圧着ローラ18の下方へ圧着力に抗
して挿入される。
すると、このカセット1の前端1aの圧着位置が第1のカ
セットセンサ46aにより検出されて、第5図のCPU50から
の制御信号により第2A図のモータ25が逆回転駆動され
て、操作杆15aが第2A図に1点鎖線で示す元の位置まで
矢印Xa方向に直ちに復動される。
一方、第2B図に示す如く、モータ30の正回転駆動によ
り、一対のギヤトレイン31a、31bを介して各一対、合計
4つのカセット移送ベルト17a、17bが矢印Xb方向に既に
駆動されている。従って、カセット1の前端1aが1点鎖
線で示す如くカセット移送ベルト17aとカセット圧着ロ
ーラ18aとの間に圧着された瞬間から、このカセット1
がカセット移送ベルト17aによって矢印Xb方向に取込み
開始される。
なお、モータ30は電流モータであり、その駆動電圧は第
6図に示す+Bである。従って、そのモータ30は高速駆
動され、カセット移送ベルト17a、17bが高速で駆動され
る結果、カセット1はカセット圧着ローラ18a、18bによ
ってカセット移送ベルト17a、17b上に順次圧着されなが
ら、カセット移送機4内に矢印Xb方向に高速で素早く取
込まれる。
そして、カセット1が第2B図に2点鎖線で示す位置まで
取込まれて、カセット1の後端1bを第1のカセットセン
サ46aが検出すると、第5図のCPU50からモータ30に第6
図に示す減速制御信号が出される。
この減速制御信号は、ステップ電圧であり、モータ駆動
区間t1とショートブレーキ区間t2とを交互に繰返すもの
である。
この結果、カセット1の後端1bを第1のカセットセンサ
46aが検出した瞬間から、モータ30は減速(低トルク
で、低速駆動)されることになって、カセット移送ベル
ト17a、17bによる低トルク、低速駆動によって、カセッ
ト1は第2B図で2点鎖線の位置から実線の位置まで、矢
印Xb方向に低速で取込まれる。
そして、カセット1の後端1bを第2のカセットセンサ47
aが検出した瞬間に、第5図のCPU50から出される停止信
号によりモータ30が素早く停止されて、カセット1が第
2B図に実線で示す所定位置(上部に設けられた前後一対
のガイド32a、32b間の真下位置)に素早く、かつ正確に
停止される。
従って、カセット1が第2B図で実線の所定位置から矢印
Xb方向側にオーバーランすることがない。
しかし、もしも、カセット1が上記所定位置から矢印Xb
方向にオーバーランすると、そのカセット1の前端1aが
カセット出入口10側の第2のカセットセンサ47bにより
検出され、第6図に示したステップ電圧による減速制御
信号によってモータ30が逆回転駆動されて、カセット1
の前端1aが再び第2のカセットセンサ47bで検出される
まで、カセット1を矢印Xa方向に自動的に戻すことにな
る。
以上により、カセット収納棚2からカセット移送機4内
へのカセット1の取込み動作が完了し、この後に、。カ
セット送機4によってカセット1が指定された記録再生
装置7のカセット挿入口8まで移送する間は、第2B図に
示した圧着ローラ18bによってカセット1がカセット移
送ベルト17a、17b上に圧着されて安全に保持される。
なお、カセット移送機4の第2のカセット出入口10を用
いて、オペレータ側6とは反対側のカセット収納棚2か
らカセット1をカセット移送機4内に取込む動作は上記
動作と同様である。
次に、カセット移送機4の第3のカセット出入口11を用
いて、カセット移送機4内のカセット1を記録再生装置
7のカセット挿入口8内に送り込むための構造及び動作
を説明する。
先ず、第2C図及び第3A図に示す如く、指令信号により作
動されるモータ34によりギヤトレイン35及びトルクリミ
ッター(図示せず)を介して一対のピニオン36a、36bが
駆動される。そして、その一対のピニオン36a、36bによ
り駆動さされる一対のラック37a、37bと一体の一対の昇
降フレーム38a、38bが矢印Za方向に押上げられて、この
一対の昇降フレーム38a、38bに取付けられている各一
対、合計4つの押上ローラ23a、23bが矢印Za方向に押上
げられる。そして、カセット押上ローラ23a、23bによっ
てカセット1が1点鎖線で示すカセット移送ベルト17
a、17b上から矢印Za方向に押上げられて、前後一対のガ
イド32a、32b間で案内されて、実線で示すように一対の
カセット移送ベルト22a、22b下に圧着される。そして、
その押上げられたカセット1は第3のカセット出入口11
に対向される。
そして、カセット1の押上げが完了すると、センサ(図
示せず)によって検出されて、モータ34が停止される一
方、次のモータ39が作動される。
そして、第3B図に示す如く、そのモータ39によりギヤト
レイン40を介して一対のカセット移送ベルト22a、22bが
矢印Ya方向に駆動されて、1点鎖線で示すカセット1が
カセット押上ローラ23a、23b上で前後一対のガイド32
a、32bで案内されてカセット移送ベルト22a、22bによっ
て実線で示すように矢印Ya方向に送出される。従って、
カセット移送機4内のカセット1はその長手方向に対す
る直角な方向において第3のカセット出入口11から矢印
Ya方向に送出されて、記録再生装置7のカセット挿入口
8内に矢印Ya方向から送り込まれる。そして、その送り
込まれたカセット1は記録再生装置7内のカセット取込
み機構(図示せず)によって内部に取込まれてセットさ
れる。
なお、一対のカセット圧着ローラ18bは一対の昇降フレ
ーム38a、38bに取付けられているので、これらのカセッ
ト圧着ローラ18bはカセット押上ローラ23a、23bと連動
して矢印Za方向に上昇され、カセット1はカセット移送
ベルト22a、22b下に圧着された時点では、これらのカセ
ット圧着ローラ18bはカセット1の上方に離間されるこ
とになって、カセット1の矢印Ya方向への送り出し時の
妨げにはならない。そして、第3のカセット出入口11か
らカセット1を矢印Ya方向に送り出すと、センサ(図示
せず)によって検出されて、モータ39が停止される。
次に、記録再生装置7のカセット挿入口8から送出され
るカセット1を第3のカセット出入口11からカセット移
送機4内に取込む動作を説明する。
先ず、第3B図に示す如く、記録再生装置7の内部のカセ
ット排出機構(図示せず)によって、カセット1がカセ
ット挿入口8から矢印Yb方向に実線で示すように押出さ
れる。この際、前述したように、カセット移送機4が第
3のカセット出入口11からカセット挿入口8内にカセッ
ト1を矢印Ya方向に送出した後、そのまま待機している
場合には、その矢印Yb方向に押出されたカセット1は、
そのまま第3のカセット出入口11内に挿入されて、その
まま第3のカセット出入口11内に挿入されて、カセット
移送ベルト22a、22bとカセット押上ローラ23a、23bとの
間に、そのカセット押上ローラ23a、23bの上方への圧着
力に抗して挿入される。
またこの際、第3B図に実線で示すようにカセット挿入口
8外に押出されて保持されているカセット1に対して、
第3B図に1点鎖線で示すように矢印Yb方向に離間されて
いたカセット移送機4が実線で示す位置まで矢印B方向
に水平に近づいて来て、カセット1が第3のカセット出
入口11内に挿入されてカセット移送ベルト22a、22bとカ
セット押上ローラ23a、23bとの間に挾み込まれる場合も
ある。
そして、第3B図に示す如く、カセット1が第3のカセッ
ト出入口11内に矢印Yb方向に挿入されると、センサ(図
示せず)によって検出されて、モータ39が逆回転駆動さ
れて、カセット移送ベルト22a、22bによってカセット1
がカセット移送機4内に矢印Yb方向に引込まれて、1点
鎖線で示すようにカセット1をカセット移送機4内の左
右一対のガイド41a、41b間まで引込んだ後に、モータ39
が停止される。
そして、これに引き続いて、モータ34が逆回転駆動され
て、第2C図及び第3A図に1点鎖線で示すように、カセッ
ト押上ローラ23a、23bによってカセット1が矢印Zb方向
に降下される。そして、カセット1がカセット移送ベル
ト22a、22bから下方に離間され、左右一対のガイド41
a、41b間で案内されて、カセット移送ベルト17a、17b上
に載せられた後、カセット圧着ローラ18bによってカセ
ット1がカセット移送ベルト17a、17b上に圧着される。
そして、カセット1がカセット移送ベルト17a、17b上に
圧着されると、センサ(図示せず)によって検出され
て、モータ34が停止される。
次に、カセット移送機4内のカセット1を第1のカセッ
ト出入口9からカセット収納棚2内に送り出すための構
造及び動作を説明する。
先ず、第2B図に示す如く、指令信号によりモータ30が逆
回転駆動されて、そのモータ30により一対のギヤトレイ
ン31a、31bを介してカセット移送ベルト17a、17bが矢印
Xa方向に駆動される。そして、カセット1が第3A図及び
第3B図に示す左右一対のガイド41a、41bによって案内さ
れて、カセット移送ベルト17a、17bによって矢印Xa方向
に送出されて、第1のカセット出入口9からカセット収
納棚2内に挿入される。
この際、第4図に示す如く、モータ43によりクラッチ及
びトルクリミッター(何れも図示せず)を介して一対の
ギヤトレイン44a、44bのうちの一方44aが駆動されて、
一対のカセット押出アーム19a、19bのうちの一方19aに
よって一方のカセット押出ローラ20aが矢印Xc方向に駆
動される。そして、このカセット押出ローラ20aによっ
てカセット1が矢印Xa方向に強制的に押出されて、この
カセット1がカセット収納棚2内に実線で示す位置まで
完全に押込まれる。そして、このカセット1のカセット
収納棚2内への押込みが完了すると、センサ(図示せ
ず)によって検出されて、モータ30が停止されると共
に、モータ43が逆回転駆動されて、カセット押出アーム
19a及びカセット押出ローラ20aが実線の往復位置から1
点鎖線の復動位置まで矢印Xd方向に復動されて、モータ
43が停止される。
なお、カセット移送機4内のカセット1を第2のカセッ
ト出入口10からオペレータ側6とは反対側のカセット収
納棚2内に押込む時には、他方のカセット押出アーム19
a及びカセット押出ローラ23aによって上記動作と同様に
行われる。
以上、本考案の実施例を付き述べたが、本考案は実施例
に限定されることなく、本考案の技術的思想に基づいて
各種の有効な変更が可能である。
例えば、実施例では、第1及び第2のカセット出入機構
13、14にベルト等を用いたが、モータにて駆動される回
転ローラやレバー等のカセット移送手段によってカセッ
トを移送させる方式等の各種有効な機構を適用すること
ができる。
また、本考案は、ビデオカセットを用いるカセットオー
トチェンジャーに限定されることなく、磁気テープや光
ディスク等の各種の記録媒体を収納した各種カセットや
カートリッジのオートチェンジャーに適用可能である。
H 考案の効果 以上述べたように、本考案によれば、カセット収納棚か
らカセット移送機へのカセットの取込み動作を素早く行
えて、しかも、取込んだカセットをオーバーランせるこ
となく、所定位置に素早く、かつ正確に停止させること
ができるようにしたので、カセットの自動交換動作を素
早く行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものであって、第1図
は要部の斜視図、第2A図〜第2C図は要部の動作を説明す
る断面図、第3A図及び第3B図は要部の動作を説明する第
2C図のIII−III矢視での断面図、第4図は要部の動作を
説明する第2B図のIV−IV矢視での断面図、第5図はモー
タの制御回路図、第6図はモータ駆動電圧の波形図、第
7図はカセットオートチェンジャー全体の正面図、第8
図はカセットオートチェンジャーの一部を示す平面図で
ある。 なお図面に用いた符号において、 1……カセット 1b……カセットの後端 2……カセット収納棚 4……カセット移送機 7……記録再生装置 13……第1のカセット出入機構 (カセットの取込み機構) 30……モータ 46a,46b……第1のカセットセンサ 47a,47b……第2のカセットセンサ である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のカセットが収納された多数のカセッ
    ト収納棚と、カセット移送機と、記録再生装置とを備
    え、カセット収納棚と記録再生装置との間での選択的な
    カセット自動交換をカセット移送機によって行うように
    構成したカセットオートチェンジャーにおいて、 前記カセット移送機に、前記カセット収納棚から排出さ
    れるカセットを取込むためのモータにて駆動されるカセ
    ット取込み機構と、そのカセット取込み方向に間隔を隔
    てて配置された第1及び第2のカセットセンサとを設
    け、 前記カセット取込み機構の作動によるカセットの取込み
    時に、前記第1のカセットセンサがカセットの後端を検
    出したことによって前記モータを減速制御させ、この後
    に、前記第2のカセットセンサがカセットの後端を検出
    したことによって前記モータを停止させるように構成し
    たことを特徴とするカセットオートチェンジャー。
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