JPH0828022B2 - カセツトオートチエンジヤー - Google Patents

カセツトオートチエンジヤー

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JPH0828022B2
JPH0828022B2 JP62231759A JP23175987A JPH0828022B2 JP H0828022 B2 JPH0828022 B2 JP H0828022B2 JP 62231759 A JP62231759 A JP 62231759A JP 23175987 A JP23175987 A JP 23175987A JP H0828022 B2 JPH0828022 B2 JP H0828022B2
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良明 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 作 用 G 実施例 G1カセツトオートチエンジヤー全体の説明 (第5図及び第6図) G2カセツト移送機の詳細説明 (第1A図〜第4図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、例えばテレビジヨン放送局において長時間
に亘る連続ビデオ再生や録画を行うのに最適なカセツト
オートチエンジヤーに関するものである。
B 発明の概要 本発明は、複数のカセット収納棚と、複数の記録再生
装置と、上記カセット収納棚と記録再生装置の間でカセ
ットの受け渡しを行うカセット移送機とを有するカセッ
トオートチェンジャーにおいて、上記カセット収納棚
は、上記カセットの移動経路の両側に配置され、また上
記記録再生装置のカセット挿入口は、上記移動経路の横
側部に面して配置され、上記カセット移送機には上記カ
セット収納棚との間でカセットの受け渡しを行う第1、
第2のカセット出入口及びこれらのカセット出入口に臨
む第1のカセット出入機構と、上記第1、第2のカセッ
ト出入口の面と直交しかつ上記記録再生装置のカセット
挿入口との間でカセットの受け渡しを行う第3のカセッ
ト出入口及びこのカセット出入口に臨む第2のカセット
出入機構とが設けられ、上記第1のカセット出入機構
は、上記カセット収納棚及び上記カセット移送機間で、
上記第1、第2のカセット出入口を経由して上記カセッ
トの受け渡しするための第1のカセット移送ベルトと、
上記カセットをこの第1のカセット移送ベルトに圧着さ
せるための第1のカセット圧着部材とから成り、上記第
2のカセット出入機構は、上記記録再生装置及び上記カ
セット移送機間で、上記第3のカセット出入口を経由し
て上記カセットの受け渡しをするための第2のカセット
移送ベルトと、上記カセットをこの第2のカセット移送
ベルトに圧着させるための第2のカセット圧着部材とか
ら成るようにカセットオートチェンジャーを構成するこ
とにより、カセツト移送機の可動中においても、記録再
生装置のメインテナンスやオペレータによるカセツト収
納棚へのカセツトの出し入れを安全に行い得るようにす
ると共に、カセツト移送機と記録再生装置との間でカセ
ツトの向きを90°回転させるような特殊なカセツト回転
装置を用いなくても良いようにして、カセットのカセッ
ト移送機への送入、送出を迅速かつ確実に行い得るよう
にしたものである。
C 従来の技術 本発明の出願人は、ビデオカセツト等を用いるカセツ
トオートチエンジヤーの先願例として、特願昭61−8088
5号を先に出願している。
この先願例は、記録再生装置の操作面をオペレータ側
に向けると共にその操作面に対する横側面にカセツト挿
入口に設け、この記録再生装置のカセツト挿入口の横に
カセツト回転装置を設け、そのカセツト回転装置の横に
多数のカセツト収納棚を少なくとも横一列状に配置さ
せ、この多数のカセツト収納棚にはカセツトをその長手
方向から挿入して収納させるように構成し、カセツト移
送機を多数のカセツト収納棚とカセツト回転装置とのオ
ペレータ側とは反対側で移動させるように構成し、カセ
ツト移送機によつて多数のカセツト収納棚から選択的に
取出したカセツトの向きをカセツト回転装置によつて90
°回転させた後、そのカセツトをその長手方向から記録
再生装置のカセツト挿入口内に挿入させるように構成し
たカセツトオートチエンジヤーである。
そして、この先願例によれば、カセツト移送機の可動
中においても、記録再生装置のメインテナンスやオペレ
ータによるカセツト収納棚へのカセツトの出し入れを安
全に行える。カセツト収納棚全体の横幅に対するカセツ
トの収納効率(収納巻数)が高い等の利点を有してい
る。
D 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この先願例では、カセツト移送機と記
録再生装置との間でカセツトの向きを90°回転させるよ
うな特殊なカセツト回転装置を用いなければならない。
操作面にカセツト挿入口が設けられている普通のフロン
トローデイング方式のカセツト式VTRを使用することが
できず、操作面に対する横側面にカセツト挿入口を設け
た特殊なサイドローデイング方式のカセツト式VTRを用
いなければならないと言つた問題があつた。
本発明は、上記のような特殊なカセツト回転装置を用
いなくても良く、また、普通のフロントローデイング方
式のカセツト式VRT等を用いることができるようにした
カセツトオートチエンジヤーを提供しようとするもので
ある。
E 問題点を解決するための手段 本発明は、前述したカセツトオートチエンジヤーにお
いて、前記カセツト収納棚を前記カセツト移送機の移動
経路の両側に配置させ、前記記録再生装置のカセツト挿
入口を前記移動経路の横側部に対向させて配置させ、前
記カセツト移送機には前記両側のカセツト収納棚との間
で第1の方向からカセツトの受け渡しを行う第1、第2
のカセツト出入口及びこれらのカセツト出入口に臨む第
1のカセツト出入機構と、前記記録再生装置のカセツト
挿入口との間で前記第1の方向に対して直角な第2の方
向から前記カセツトの受け渡しを行う第3のカセツト出
入口及びこのカセツト出入口に臨む第2のカセツト出入
機構とが設けられ、前記第1のカセツト出入機構は、前
記第1の方向に沿って配置されかつ前記第1及び/又は
第2のカセツト出入口から前記カセツトを前記カセツト
移送機内に引き込むか、又は前記カセツト収納棚に送り
出す第1のカセツト移送ベルトと、前記カセツトを前記
第1のカセツト移送ベルト上に圧着させる第1のカセツ
ト圧着部材とから成り、前記第2のカセツト出入機構
は、前記第2の方向に沿って配置されかつ前記第3のカ
セツト出入口から前記カセツトを前記カセツト移送機内
に引き込むか、又は前記記録再生装置に送り出す第2の
カセツト移送ベルトと、前記カセツトを前記第2のカセ
ツト移送ベルト上に圧着させる第2のカセツト圧着部材
とから成るようにカセットオートチェンジャーを構成し
た。
F 作用 本発明によれば、記録再生装置をカセツト収納棚に対
するオペレータ側に引出すことによつて、カセツト移送
機の可動中においても、記録再生装置のメインテナンス
を安全に行える。また、カセツト移送機が両側のカセツ
ト収納棚の間で移動されるので、カセツト移送機の可動
中においても、オペレータによるカセツト収納棚へのカ
セツトの出し入れを安全に行える。
それでいて、本発明によれば、カセツト移送機に設け
た第1、第2及び第3のカセツト出入口によつて、この
カセツト移送機と、両側のカセツト収納棚及び記録再生
装置のカセツト挿入口との間で、カセツトをT字方向か
ら受け渡しすることができる。従つて、両側のカセツト
収納棚からカセツト移送機に選択的に取出したカセツト
の向きを全く変えずに、そのカセツトを記録再生装置の
カセツト挿入口内に送り込むことができ、先願例のよう
に、カセツト移送機と記録再生装置との間でカセツトの
向きを90°回転させるような特殊なカセツト回転装置を
用いなくても良い。また、カセツト収納棚にカセツトを
その長手方向から収納させるようにすれば、カセツト移
送機から記録再生装置のカセツト挿入口にカセツトを長
手方向に対して直角な方向である普通の向きで送り込む
ことができるので、普通のフロントローデイング方式の
カセツト式VTR等の記録再生装置をカセツト収納棚に対
するオペレータ側に対して横向けにして使用することが
できる。
G 実施例 以下、本発明をビデオカセツトを用いるカセツトオー
トチエンジヤーに適用した一実施例を図面に基づき説明
する。
G1先ず、第5図及び第6図によつて、カセツトオート
チエンジヤー全体について説明する。
先ず、このカセツトオートチエンジヤーは数100個も
の多数のカセツト1を収納する大型機である。そして、
その多数のカセツト1を上下多数段(30〜50段)で横数
列(5〜10列)に収納する多数のカセツト収納棚2に設
けられた複数の棚ブロツク3が第5図で上下方向及び第
6図で左右方向に移動されるカセツト移送機4の移動経
路5の前後両側に沿つて2列状に並べられて配置されて
いる。なお、オペレータ側(前面側)6に配置されてい
る2つの棚ブロツク3は観音開き状に開閉可能に構成さ
れており、後面側に配置されている2つの棚ブロツク3
は固定されている。そして、棚ブロツク3の一方の横側
部には上下多数段の記録再生装置7が配置されている。
なお、これらの記録再生装置7は普通のフロントローデ
イング方式のカセツト式VTRをオペレータ側6に対して
横向けに配置したものであつて、これらの記録再生装置
7のカセツト挿入口8が移動経路5の第5、6図で左側
である横側部に対向されている。また、多数のカセツト
1は多数のカセツト収納棚2内にそれぞれ長手方向から
挿入されて収納されている。
そして、カセツト移送機4には、移動経路5の前後両
側の多数のカセツト収納棚2との間で第1方向である矢
印X方向からカセツト1の受け渡しを行う前後両側の第
1及び第2のカセツト出入口9、10と、上下多数段の記
録再生装置7のカセツト挿入口8との間で第1方向に対
して直角な第2方向である矢印Y方向からカセツト1の
受け渡しを行う第3のカセツト出入口11とが設けられて
いる。
そして、このカセツトオートチエンジヤーは、上下方
向及び左右方向に移動されるカセツト移送機4の第1及
は第2のカセツト出入口9、10を用いて、多数のカセツ
ト収納棚2の指定された棚番地から、カセツト1をその
長手方向のまま矢印X方向に順次選択的に取り出す。そ
して、その取り出したカセツト1をカセツト移送機4に
よつて上下多数段の記録再生装置7の指定された高さ位
置のカセツト挿入口8まで移送した後、第3のカセツト
出入口11を用いて、その移送したカセツト1の向きを全
く変えずに、そのカセツト1を長手方向に対する直角な
方向において記録再生装置7のカセツト挿入口8内に矢
印Y方向から選択的に送り込む。なお、その送り込まれ
たカセツト1は記録再生装置7内のカセツト取込み機構
によつて内部に取り込まれてセツトされる。そして、こ
のようにして、上下多数段の記録再生装置7にカセツト
1が順次供給されて、これら上下多数段の記録再生装置
によつて、長時間に亘る連続ビデオ再生や録画等を行
う。なおビデオ再生や録画等の終つた各カセツト1は上
記動作の逆動作でカセツト収納棚2の元の指定された棚
番地に返却するものである。
しかして、このカセツトオートチエンジヤーによれ
ば、上下多数段の記録再生装置7のうち、現在使用して
いない記録再生装置7を第6図に1点鎖線で示すように
カセツト収納棚2に対するオペレータ側6に矢印A方向
に引出すことによつて、カセツト移送機4の可動中にお
いても、その記録再生装置7のメインテナンスを安全に
行える。また、カセツト移送機4が両側のカセツト収納
棚2の間で移動されるので、カセツト移送機4の可動中
においても、オペレータによるカセツト収納棚2へのカ
セツト1の出し入れを安全に行える。更にまた、カセツ
ト1をその長手方向からカセツト収納棚2内に挿入して
収納させるので、カセツト収納棚2全体の横幅(第5図
で左右方向の幅)に対するカセツト1の収納効率(収納
巻数)を高くすることができる。
G2次に、第1図〜第4図によつて、カセツト移送機4
の詳細を説明する。
先ず、第1図に示すように、カセツト移送機4内に
は、第1及び第2のカセツト出入口9、10から矢印X方
向にカセツト1の受け渡しを行うための第1のカセツト
出入機構13と、第3のカセツト出入口11から矢印Y方向
にカセツト1の受け渡しを行うための第2のカセツト出
入機構14と、第1及び第2のカセツト出入口9、10から
矢印X方向に出し入れされて多数のカセツト収納棚2か
らのカセツト1の取り出しを行う一対の操作杆15a、15b
等が設けられている。そして、第1のカセツト出入機構
13には、矢印X方向と平行でかつ第1、第2のカセット
出入口9、10に臨む各一対、合計4つのカセツト移送ベ
ルト17a、17bと、矢印X方向と直角な一対のカセツト圧
着ローラ18a、18bと、一対のカセツト押出アーム19a、1
9b及びカセツト押出ローラ20a、20b等が設けられてい
る。また、第2のカセツト出入機構14は、矢印Y方向と
平行でかつ第3のカセット出入口11に臨む一対のカセツ
ト移送ベルト22a、22bと、矢印Y方向と直角な各一対、
合計4つのカセツト押上ローラ23a、23b等が設けられて
いる。
次に、カセツト移送機4の第1のカセツト出入口9を
用いて、オペレータ側6のカセツト収納棚2からカセツ
ト1をカセツト移送機4内に取り込むための構造及び動
作を説明する。
先ず、第2A図に示す如く、指令信号により作動される
モータ25によりクラツチ(図示せず)を介して一対のギ
ヤトレイン26a、26bのうちの一方26aが駆動されて、一
対のピニオン27a、27bのうちの一方27aが駆動される。
そして、そのビニオン27aにより一対のラツク28a、28b
のうちの一方28aが駆動されて、一方の操作杆15aがガイ
ド軸29にて案内されてカセツト出入口9から矢印Xa方向
に突き出されて、この操作杆15aの先端がカセツト収納
棚2内に矢印Xa方向に挿入される。すると、そのカセツ
ト収納棚2内のカセツト排出機構(図示せず)により、
そのカセツト収納棚2内の1点鎖線で示すカセツト1が
その長手方向のまま矢印Xb方向に排出されて、そのカセ
ツト1がカセツト出入口9からカセツト移送機4内に実
線の位置まで挿入される。
次に、第2B図に示す如く、上記カセツト移送機4内に挿
入されたカセツト1は1点鎖線で示すように一方のカセ
ツト移送ベルト17aとカセツト圧着ローラ18aとの間に、
そのカセツト圧着ローラ18の下方への圧着力に抗して挿
入される。すると、このカセツト1の挿入がセンサー
(図示せず)によつて検出されてモータ30が作動され、
そのモータ30により一対のギヤトレイン31a、31bを介し
て各一対、合計4つのカセツト移送ベルト17a、17bが矢
印Xb方向に駆動される。そして、カセツト1がカセツト
圧着ローラ18a、18bによつてカセツト移送ベルト17a、1
7b上に順次圧着されながら、カセツト移送ベルト17a、1
7bによつてカツト移送機4内に矢印Xb方向に引き込まれ
る。そして、カセツト1が実線で示すようにカセツト移
送機4内の上部の前後一対のガイド32a、32b間の真下位
置まで引き込まれると、センサー(図示せず)によつて
検出されてモータ30が停止される。
なお、第2A図に示した操作杆15aは、カセツト収納棚
2からカセツト移送機4内へのカセツト1の排出が完了
した時点で、逆回転駆動されるモータ25により第2A図に
1点鎖線で示すようにカセツト移送機4内に引き戻され
る。
以上により、カセツト収納棚2からカセツト移送機4
内へのカセツト1の取込み動作が完了し、この後に、カ
セツト移送機4によつてカセツト1が指定された記録再
生装置7のカセツト挿入口8まで移送する間は、第2B図
に示した圧着ローラ18a、18bによつてカセツト1がカセ
ツト移送ベルト17a、17b上に圧着されて安全に保持され
る。
なお、カセツト移送機4の第2のカセツト出入口10を
用いて、オペレータ側6とは反対側のアセツト収納棚2
からカセツト1をカセツト移送機4内に取込む動作は上
記動作と同様である。
次に、カセツト移送機4の第3のカセツト出入口11を
用いて、カセツト移送機3内のカセツト1を記録再生装
置7のカセツト挿入口8内に送り込むための構造及び動
作を説明する。
先ず、第2C図及び第3A図に示す如く、指令信号により
作動されるモータ34によりギヤトレイン35及びトルクリ
ミツター(図示せず)を介して一対のピニオン36a、36b
が駆動される。そして、その一対のピニオン36a、36bに
より駆動される一対のラツク37a、37bと一体の一対の昇
降フレーム38a、38bが矢印Za方向に押上げられて、この
一対の昇降フレーム38a、38bに取付けられている各一
対、合計4つの押上ローラ23a、23bが矢印Za方向に押上
げられる。そして、カセツト押上ローラ23a、23bによつ
てカセツト1が1点鎖線で示すカセツト移送ベルト17
a、17b上から矢印Za方向に押上げられて、前後一対のガ
イド32a、32b間で案内されて、実線で示すように一対の
カセツト移送ベルト22a、22b下に圧着される。そして、
その押上げられたカセツト1は第3のカセツト出入口11
に対向される。
そして、カセツト1の押上げが完了すると、センサー
(図示せず)によつて検出されて、モータ34が停止され
る一方、次のモータ39が作動される。
そして、第3B図に示す如く、そのモータ39によりギヤ
トレイン40を介して一対のカセツト移送ベルト22a、22b
が矢印Ya方向に駆動されて、1点鎖線で示すカセツト1
がカセツト押上ローラ23a、23b上で前後一対のガイド32
a、32bで案内されてカセツト移送ベルト22a、22bによつ
て実線で示すように矢印Ya方向に送出される。従つて、
カセツト移送機4内のカセツト1はその長手方向に対す
る直角な方向において第3のカセツト出入口11から矢印
Ya方向に送出されて、記録再生装置7のカセツト挿入口
8内に矢印Ya方向から送り込まれる。そして、その送り
込まれたカセツト1は記録再生装置7内のカセツト取込
み機構(図示せず)によつて内部に取込まれてセツトさ
れる。
なお、一対のカセツト圧着ローラ18a、18bは一対の昇
降フレーム38a,38bに取付けられているので、これらの
カセツト圧着ローラ18a、18bはカセツト押上ローラ23
a、23bと連動して矢印Za方向に上昇され、カセツト1が
カセツト移送ベルト22a、22b下に圧着された時点では、
これらのカセツト圧着ローラ18a、18bはカセツト1の上
方に離間されることになつて、カセツト1の矢印Ya方向
へ送り出し時の妨げにはならない。そして、第3のカセ
ツト出入口11からカセツト1を矢印Ya方向に送り出す
と、センサー(図示せず)によつて検出されて、モータ
39が停止される。
次に、記録再生装置7のカセツト挿入口8から送出さ
れるカセツト1を第3のカセツト出入口11からカセツト
移送機4内に取込む動作を説明する。
先ず、第3B図に示す如く、記録再生装置7の内部のカ
セツト排出機構(図示せず)によつて、カセツト1がカ
セツト挿入口8から矢印Yb方向に実線で示すように押出
される。この際、前述したように、カセツト移送機4が
第3のカセツト出入口11からカセツト挿入口8内にカセ
ツト1を矢印Ya方向に送出した後、そのまま待機してい
る場合には、その矢印Yb方向に押出されたカセツト1
は、そのまま第3のカセツト出入口11内に挿入されて、
カセツト移送ベルト22a、22bとカセツト押上ローラ23
a、23bとの間に、そのカセツト押上ローラ23a、23bの上
方への圧着力に抗して挿入される。
またこの際、第3B図に実線で示すようにカセツト挿入
口8外に押出されて保持されているカセツト1に対し
て、第3B図に1点鎖線で示すように矢印Yb方向に離間さ
れていたカセツト移送機4が実線で示す位置まで矢印B
方向に水平に近づいて来て、カセツト1が第3のカセツ
ト出入口11内に挿入されてカセツト移送ベルト22a、22b
とカセツト押上ローラ23a、23bとの間で挾み込まれる場
合もある。
そして、第3B図に示す如く、カセツト1が第3のカセ
ツト出入口11内に矢印Yb方向に挿入されると、センサー
(図示せず)によつて検出されて、モータ39が逆回転駆
動されて、カセツト移送ベルト22a、22bによつてカセツ
ト1がカセツト移送機4内に矢印Yb方向に引込まれて、
1点鎖線で示すようにカセツト1をカセツト移送機4内
の左右一対のガイド41a、41b間まで引込んだ後に、モー
タ39が停止される。
そして、これに引き続いて、モータ34が逆回転駆動さ
れて、第2C図及び第3A図に1点鎖線で示すように、カセ
ツト押上ローラ23a、23bによつてカセツト1が矢印Zb方
向に降下される。そして、カセツト1がカセツト移送ベ
ルト22a、22bから下方に離間され、左右一対のガイド41
a、41b間で案内されて、カセツト移送ベルト17a、17b上
に載せられた後、カセツト圧着ローラ18a、18bによつて
カセツト1がカセツト移送ベルト17a、17b上に圧着され
る。そして、カセツト1がカセツト移送ベルト17a、17b
上に圧着されると、センサー(図示せず)によつて検出
されて。モータ34が停止される。
次に、カセツト移送機4内のカセツト1を第1のカセ
ツト出入口9からカセツト収納棚2内に送り出すための
構造及び動作を説明する。
先ず、第3B図に示す如く、指令信号によりモータ30が
逆回転駆動されて、そのモータ30により一対のギヤトレ
イン31a、31bを介してカセツト移送ベルト17a、17bが矢
印Xa方向に駆動される。そして、カセツト1が第3A図及
び第3B図に示す左右一対のガイド41a、41bによつて案内
されて、カセツト移送ベルト17a、17bによつて矢印Xa方
向に送出されて、第1のカセツト出入口9からカセツト
収納棚2内に挿入される。
この際、第4図に示す如く、モータ43によりクラツチ
及びトルクリミツター(何れも図示せず)を介して一対
のギヤトレイン44a、44bのうちの一方44aが駆動され
て、一対のカセツト押出アーム19a、19bのうちの一方19
aによつて一方のカセツト押出ローラ20aが矢印Xc方向に
駆動される。そして、このカセツト押出ローラ20aによ
つてカセツト1が矢印Xa方向に強制的に押出されて、こ
のカセツト1がカセツト収納棚2内に実線で示す位置ま
で完全に押込まれる。そして、このカセツト1のカセツ
ト収納棚2内への押込みが完了すると、センサー(図示
せず)によつて検出されて、モータ30が停止されると共
に、モータ43が逆回転駆動されて、カセツト押出アーム
19a及びカセツト押出ローラ20aが実線の往動位置から1
点鎖線の復動位置まで矢印Xd方向に復動されて、モータ
43が停止される。
なお、カセツト移送機4内のカセツト1を第2のカセ
ツト出入口10からオペレータ側6とは反対側のカセツト
収納棚2内に押込む時には、他方のカセツト押出アーム
19a及びカセツト押出ローラ23aによつて上記動作と同様
に行われる。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は実施
例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づい
て各種の有効な変更が可能である。
なお本発明は、ビデオカセツトを用いるカセツトオー
トチエンジヤーに限定されることなく、磁気テープや光
デイスク等の各種の記録媒体を収納した各種カセツトや
カートリツジのオートチエンジヤーに適用可能である。
H 発明の効果 以上述べたように、本発明によれば、カセツト移送機
の可動中においても、記録再生装置のメインテナンスや
オペレータによるカセツト収納棚へのカセツトの出し入
れを安全に行うことができる。しかもカセツト移送機と
記録再生装置との間でカセツトの向きを90°回転させる
ような特殊なカセツト回転装置を用いなくても良く、ま
た、普通のフロントローデイング方式のカセツト式VTR
等の記録再生装置を使用することができる。従つて、カ
セツトオートチエンジヤー全体の構成が先願例に比べて
非常に簡単となる上に、カセツト回転装置の設置スペー
スも省略できるから、省スペース化、小型化を図ること
ができる。また、記録再生装置の部品コストの低減がで
きるので、カセツトオートチエンジヤー全体の低コスト
化も図り得る。さらにカセットのカセット移送機への送
入、送出が、迅速かつ確実に行い得るようになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したものであつて、第1図
は要部の斜視図、第2A図〜第2C図は要部の動作を説明す
る断面図、第3A図及び第3B図は要部の動作を説明する第
2C図のIII−III矢視での断面図、第4図は要部の動作を
説明する第2B図のIV−IV矢視での断面図、第5図はカセ
ツトオートチエンジヤー全体の正面図、第6図はカセツ
トオートチエンジヤーの一部を示す平面図である。 なお、図面に用いられている符号において、 1……カセツト 2……カセツト収納棚 4……カセツト移送機 5……移動経路 6……オペレータ側 7……記録再生装置 8……カセツト挿入口 9……第1のカセツト出入口 10……第2のカセツト出入口 11……第3のカセツト出入口 13……第1のカセツト出入機構 14……第2のカセツト出入機構 17a、17b……カセット移送ベルト(第1のカセット移送
ベルト) 18a、18b……カセット圧着ローラ(第1のカセット圧着
部材) 22a、22b……カセット移送ベルト(第2のカセット移送
ベルト) 23a、23b……カセット押上ローラ(第2のカセット圧着
部材) X……第1方向 Y……第2方向 である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセツトが収納される複数のカセツト収納
    棚と、 前記カセツトが選択的に挿入される複数の記録再生装置
    と、 前記複数のカセツト収納棚及び前記複数の記録再生装置
    の間で選択的に前記カセツトの受け渡しを行うカセツト
    移送機とを有するカセツトオートチエンジヤーにおい
    て、 前記カセツト収納棚を前記カセツト移送機の移動経路の
    両側に配置させ、 前記記録再生装置のカセツト挿入口を前記移動経路の横
    側部に対向させて配置させ、 前記カセツト移送機には前記両側のカセツト収納棚との
    間で第1の方向からカセツトの受け渡しを行う第1、第
    2のカセツト出入口及びこれらのカセツト出入口に臨む
    第1のカセツト出入機構と、前記記録再生装置のカセツ
    ト挿入口との間で前記第1の方向に対して直角な第2の
    方向から前記カセツトの受け渡しを行う第3のカセツト
    出入口及びこのカセツト出入口に臨む第2のカセツト出
    入機構とが設けられ、 前記第1のカセツト出入機構は、前記第1の方向に沿っ
    て配置されかつ前記第1及び/又は第2のカセツト出入
    口から前記カセツトを前記カセツト移送機内に引き込む
    か、又は前記カセツト収納棚に送り出す第1のカセツト
    移送ベルトと、前記カセツトを前記第1のカセツト移送
    ベルト上に圧着させる第1のカセツト圧着部材とから成
    り、 前記第2のカセツト出入機構は、前記第2の方向に沿っ
    て配置されかつ前記第3のカセツト出入口から前記カセ
    ツトを前記カセツト移送機内に引き込むか、又は前記記
    録再生装置に送り出す第2のカセツト移送ベルトと、前
    記カセツトを前記第2のカセツト移送ベルト上に圧着さ
    せる第2のカセツト圧着部材とから成ることを特徴とす
    るカセツトオートチエンジヤー。
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AU22301/88A AU601624B2 (en) 1987-09-16 1988-09-15 Automatic changing system for cassette-type mediums
FR8812056A FR2620554B1 (fr) 1987-09-16 1988-09-15 Systeme de changement automatique pour support du type cassette
GB8821624A GB2209864B (en) 1987-09-16 1988-09-15 Automatic changer for cassettes containing recording medium
DE3831565A DE3831565C2 (de) 1987-09-16 1988-09-16 Automatischer Wechsler für ein Speichermedium enthaltende Kassetten
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