JP2586823B2 - 大小カセット兼用収納棚 - Google Patents

大小カセット兼用収納棚

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JP2586823B2 JP6139400A JP13940094A JP2586823B2 JP 2586823 B2 JP2586823 B2 JP 2586823B2 JP 6139400 A JP6139400 A JP 6139400A JP 13940094 A JP13940094 A JP 13940094A JP 2586823 B2 JP2586823 B2 JP 2586823B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビジョン放
送局において長時間に亘る連続ビデオ再生や録画を行う
カセットオートチェンジャーに適用するのに最適な大小
カセット兼用収納棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の出願人は、ビデオカセットを用
いるカセットオートチェンジャーのカセット収納棚の先
願例として、例えば実開昭60−90136号公報に記
載されたものを先に出願している。
【0003】この先願例は、大きさが1種類のカセット
をカセット収納部内に挿入して収納させるものであり、
カセット収納部内に挿入されたカセットの挿入方向の前
端をストッパ板、すなわち位置決め手段で位置決めする
ようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、この先願例で
は、1種類のカセットのみを専用的に収納するものであ
り、大きさが異なる大カセットと小カセットとを選択的
に収納することができ、しかも、大カセットストッパと
小カセットストッパとを用いて、大カセットと小カセッ
トとの挿入方向の前端をそれぞれ所定位置に位置決めす
ることは全くできなかった。
【0005】本発明は、カセット収納部内に大カセット
と小カセットとを選択的に収納することができ、しか
も、大カセットと小カセットとの挿入方向の前端をそれ
ぞれ所定位置に位置決めするための大カセットストッパ
と小カセットストッパとを備えている大小カセット兼用
収納棚を提供するものであり、その際特に、カセット収
納部内に大カセットが挿入された時に、小カセットスト
ッパを、その大カセットの挿入の邪魔にならないように
カセット収納部の外部へ自動的に逃がすことができるよ
うにした大小カセット兼用収納棚を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の大小カセット兼用収納棚は、上記カセット
収納部内に挿入された上記大カセットの挿入方向の前端
を位置決めする大カセット位置決め手段と、上記大カセ
ット位置決め手段よりも挿入方向の手前に配置されて、
上記カセット収納部内に挿入された上記小カセットの挿
入方向の前端を位置決めし、上記カセット収納部内の第
1の位置から上記カセット収納部外の第2の位置との間
で移動自在に構成された小カセット位置決め手段と、上
記カセット収納部内に選択的に挿入されたカセットの大
きさを検出する検出手段と、少なくとも上記検出手段と
上記小カセット位置決め手段とを接続して上記大カセッ
ト又は上記小カセットが載置される面に沿って移動自在
に構成され、上記検出手段により上記カセット収納部内
に大カセットが挿入されたと検出されたときは、上記小
カセット位置決め手段を上記第1の位置から第2の位置
に移動させる移動手段とにより構成したものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された大小カセット兼用収納
棚によれば、カセット収納部内に大カセットが挿入され
た時に、小カセットストッパをカセット収納部の外部へ
自動的に逃がすことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明をビデオカセットを用いるカセ
ットオートチェンジャーに適用した一実施例を図面に基
づき説明する。
【0009】まず、図8及び図9によって、カセットオ
ートチェンジャー全体について説明する。
【0010】まず、このカセットオートチェンジャー
は、大きさが異なる大カセット1と小カセット2との2
種類のカセットを使い分けることができるものである。
そして、大カセット1と小カセット2が兼用して収納す
ることができる大小カセット兼用収納棚3が上下多数段
で横数列に設けられた棚ブロック4と、小カセット2を
専用に収納することができる小カセット専用収納棚5が
上下多数段で横数列に設けられた複数の棚ブロック6
と、小カセット2の挿入専用棚7及び排出専用棚8が設
けられた棚ブロック9等が設けられている。そして、こ
れら複数の棚ブロック4、6、9が図8で上下方向及び
図9で左右方向に移動されるカセット移送機10の移動
径路11の前後両側に沿って2列状に並べられて配置さ
れている。
【0011】そして、オペレータ側(前面側)12の棚
ブロック列12aとは反対の背面側の棚ブロック列12
bの一側部には記録再生装置13が上下複数段に配置さ
れている。これら複数の記録再生装置13は大カセット
1と小カセット2とを選択的に記録又は再生する大小カ
セット共通のフロントローディング式VTRである。そ
して、これら複数の記録再生装置13のカセット挿入口
13aはオペレータ側12に向けられていて、これら複
数のカセット挿入口13aの前面(オペレータ側)には
複数のカセッ卜挿入排出用アダプター14が設けられて
いる。そして、カセット移送機10には大カセット1と
小カセット2とを選択的かつ共通に収容する1つのカセ
ット収容部15が設けられている。なお、オペレータ側
12の棚ブロック列12aの前面には複数に分割された
開閉扉16が設けられている。
【0012】そして、このカセットオートチェンジャー
によれば、まず、多数の大小カセット兼用収納棚3及び
小カセット専用収納棚5に大カセット1と小カセット2
とを予め収納させておく。なおこの際、大小カセット兼
用収納棚3については、オペレータが大小カセット1、
2をオペレータ側12から矢印a、a′方向に挿入及び
排出する。また、小カセット専用収納棚5については、
オペレータが挿入専用棚7に順次挿入した小カセット2
をカセット移送機10で順次移送して移動経路11側か
ら矢印b方向に順次挿入し、逆に、小カセット専用収納
棚5からカセット移送機10で順次矢印b′方向に排出
した小カセット2を排出専用棚8からオペレータ側12
に順次排出する。
【0013】次に、カセット移送機10を移動経路11
に沿って上下方向及び左右方向に移動制御して、指定さ
れた棚番地内の大カセット1又は小カセット2を選択的
に矢印b′方向から受け取って、カセット収容部15内
に収容する。そして、その収容した大カセット1又は小
カセット2をこのカセット移送機10で指定された記録
再生装置13へ移送した後、大カセット1又は小カセッ
ト2をアダプター14を使用してカセット挿入口13a
から指定された記録再生装置13内に矢印c方向からロ
ーディングして、大カセット1又は小カセット2の記録
又は再生を行う。一方、記録再生装置13で記録又は再
生の終わった大カセット1又は小カセット2はアダプタ
ー14を使用して矢印c′方向にアンローディングして
カセット移送機10で受け取り、上記の逆動作で元の棚
番地に返却する。
【0014】そして、以上の動作を連続して操り返すこ
とによって、長時間に亘る連続ビデオ再生や録画等を行
うことができる。
【0015】しかもこの際、大きさが小さく記録時間が
短い小カセット2を用いてコマーシャル等の短時間もの
の放映等を行い、大きさが大きくて記録時間が長い大カ
セット1を用いてニュースや各種番組等の長時間ものの
放映等を行える等、大小カセット1、2の大きさで放映
時間等の長短を区別する方式を採用できる。
【0016】次に、図1〜図7(B)によって、大小カ
セット兼用収納棚3の詳細を説明する。
【0017】まず、図1、図2及び図6(A)に示す如
く、板金からなる棚シャーシ18の上部に棚板19が水
平に架設され、その上面にカセット1、2が載置される
棚板19の左右両側に左右一対の大カセットガイド板2
0が垂直に設けられ、その両大カセットガイド板20の
上部に、上位の大小カセット兼用収納棚3の棚シャーシ
18が近接されて、これら棚板19と、両大カセットガ
イド板20と、上部の棚シャーシ18との間にカセット
収納部(空間)21が形成されている。そして、このカ
セット収納部21の前後両端は共に開口21a、21b
によって解放されている。なお、カセット収納部21の
底部には左右一対の小カセットガイド22がカセット収
納部21の内部と外部との間で移動自在に設けられてい
る。
【0018】そして、棚シャーシ18の上部に載置され
た水平なストッパベース24の上部に、大カセット用位
置決め手段である大カセットストッパ25と、小カセッ
ト用位置決め手段である小カセットストッパ26とが取
付けられている。なお、これら大小カセットストッパ2
5、26はそれぞれほぼL形に構成されていて、大カセ
ットストッパ25がカセット収納部21内への大小カセ
ット1、2の挿入方向である矢印d方向の前方側に配置
され、小カセットストッパ26が大カセットストッパ2
5よりも上記挿入方向の手前(矢印d′方向)に配置さ
れている。そして、これら大小カセットストッパ25、
26は矢印d′方向側の端部で、上記挿入方向に対して
直角でかつ水平な支点軸27a、27bによって、スト
ッパベース24上にそれぞれ矢印e、e′方向に回転自
在に取付けられている。なお、これら大小カセットスト
ッパ25、26は支点軸27a、27bの外周に取付け
られた戻しばね28a、28bによってそれぞれ矢印
e′方向に回転付勢されている。
【0019】また、ストッパベース24の下面に一体に
設けられたガイドピン29が棚シャーシ18に設けられ
た長孔30内に嵌合されていて、これらによる案内作用
によって、ストッパベース24が棚シャーシ18上で図
2及び図6(A)に示す復動位置と図3及び図6(B)
に示す往動位置との間で矢印d、d′方向に移動自在に
構成されている。なお、このストッパベース24は棚シ
ャーシ18との間に取付けられた戻しばね31によって
矢印d′方向へ移動付勢されて、復動位置で棚シャーシ
18上に設けられたベースストッパ32に当接されてい
る。
【0020】また、カセット収納部21の左右両側部に
前後各一対、合計4つの大カセット検出手段である検出
ローラ34a、34bが設けられている。これらの検出
ローラ34a、34bは、棚シャーシ18の左右両側部
の上部に垂直な支点軸35a、35bを介して矢印f、
f′方向へ回転自在に取付けられた前後各一対、合計4
つのL形の回転アーム36a、36bの一端に回転自在
に取付けられている。そして、左右一対のカムレバー3
7a、37bの前後両端が上記前後各一対の回転アーム
36a、36b間にピン38a、38bによって回転自
在に連結されている。そして、前後各一対の回転アーム
36a、36bと左右一対のカムレバー37a、37b
とによって平行四連リンク機構が構成されていて、左右
一対のカムレバー37a、37bが矢印g、g′方向に
平行移動されるように構成されている。なお、左右一対
のカムレバー37a、37bが棚シャーシ18との間に
取付けられた左右一対の戻しばね39a、39bによっ
て矢印g′方向に移動付勢されることによって、4つの
回転アーム36a、36bを介して4つの検出ローラ3
4a、34bが矢印f′方向に移動付勢されている。
【0021】また、棚シャーシ18上でストッパベース
24と一方のカムレバー37aとの間にシフトプレート
41が水平状に設けられている。このシフトプレート4
1に設けられた長孔42が棚シャーシ18上に設けられ
たガイドピン43に嵌合されていて、これらによる案内
作用によって、シフトプレート41矢印h、h′方向
に移動自在に構成されている。そして、シフトプレート
41の一端側の下面に設けられたピン44が一方のカム
レバー37aに設けられた傾斜面45に係合されてい
る。
【0022】また、ストッパベース24の上部で大小カ
セットストッパ25、26の下部にカムプレート47が
取付けられている。このカムプレート47に設けられた
長孔48にストッパベース24上に設けられたガイドピ
ン49が嵌合されていて、これらによる案内作用によっ
て、カムプレート4が矢印i、i′方向に移動自在に
構成されている。そして、このカムプレート47の矢印
d、d′方向の両端の上部に設けられた一対のカム駆動
部50a、50bの上部に、大小カセットストッパ2
5、26の下面に設けられたカム追従部51a、51b
が係合されている。なお、このカムプレート47の矢印
d方向側の端部の一側部上に設けられたガイドピン52
がシフトプレート41の他端に設けられた長孔53に嵌
合されている。
【0023】そして、カムプレート47がストッパベー
ス24上で戻しばね54によって矢印i′方向に移動付
勢されることによって、ガイドピン52を介してシフト
プレート41も矢印h′方向に移動付勢されている。な
お、大カセットストッパ25を制御するカム駆動部50
aの矢印i、i′方向の巾l1 は、小カセットストッパ
26を制御するカム駆動部50bの巾l2 より大きく構
成されている。
【0024】また、ストッパベース24の一方の側面2
4aで矢印d′方向側の端部に切欠きである被ロック部
56が設けられている。そして、ストッパベース24の
側面24aに近接された位置で棚シャーシ18上にロッ
クアーム57が支点軸58によって矢印j、j′方向に
回転自在に取付けられていて、そのロックアーム57の
一端に上記被ロック部56をロックするロックピン59
が設けられている。また、棚シャーシ18上に支点軸6
0を介して回転自在に取付けられた回転アーム61の先
端と、ロックアーム57の他端とがロックプレート62
にピン63a、63bによって回転自在に連結されてい
る。そして、ロックアーム57と回転アーム61とロッ
クプレート62とによって平行四連リンク機構が構成さ
れていて、ロックプレート62が矢印k、k′方向に平
行移動されるように構成されている。なお、ロックプレ
ート62が棚シャーシ18との間に取付けられた戻しば
ね64によってk′方向に移動付勢されることによっ
て、ロックアーム57が矢印j′方向に回転付勢されて
いる。
【0025】また、棚シャーシ18の前記オペレータ側
12の一側部にカセット排出レバー66が支点軸67を
介して矢印m、m′方向に回転自在に取付けられてい
る。このカセット排出レバー66は棚シャーシ18との
間に取付けられた戻しばね68によって矢印m′方向に
回転付勢されている。そして、このカセット排出レバー
66が当接される当接部69がロックプレート62に設
けられている。
【0026】次に、カセット収納部21内に大小カセッ
トを選択的に挿入する動作を説明する。
【0027】まず、カセット挿入前においては、図2及
び図6(A)に示す如く、大小カセットストッパ25、
26が矢印d′方向の復動位置に復動され、かつこれら
大小カセットストッパ25、26はカセット収納部21
内に下方から矢印e方向に入り込んでいる。また、4つ
の検出ローラ34a、34bはカセット収納部21の内
部に左右両側方向から矢印f′方向に入り込んでいる。
そして、4つの検出ローラ34a、34bに連動された
(その連動機構は図面上省略している)左右一対の小カ
セットガイド22もカセット収納部21内に下方から水
平状に入り込んでいる。
【0028】次に、図2及び図3と、図6(A)及び図
6(B)は、小カセット2をカセット収納部21内にオ
ペレータ側12の開口21aから矢印d方向に挿入する
場合を示したものである。
【0029】まず、図3に示す如く、開口21aからカ
セット収納部21内に矢印d方向に挿入される小カセッ
ト2は、両小カセットガイド22間で案内されて挿入さ
れる。そして、小カセット2が図6(A)の位置まで挿
入された時に、その小カセット2の挿入方向の前端2a
が小カセットストッパ26に当接される。そして、この
後は、小カセット2が小カセットストッパ26を矢印d
方向に押し、これと一体にストッパベース24を戻しば
ね31に抗して矢印d方向に移動させながら、小カセッ
ト2が図3及び図6(B)の位置まで挿入される。そし
て、ストッパベース24が往動位置まで移動された瞬間
に、図3に示す如く、ロックアーム57が戻しばね64
によって矢印j′方向に回転されて、ロックピン59が
被ロック部56に係合されて、ストッパベース24を往
動位置でロックする。そして、カセット収納部21内に
挿入された小カセット2の前端2aが小カセットストッ
パによって図3及び図6(B)に示された所定位置に正
確に位置決めされる。
【0030】次に、図4及び図5と、図7(A)及び図
7(B)は、大カセット1をカセット収納部21内にオ
ペレータ側12の開口21aから矢印d方向に挿入する
場合を示したものである。
【0031】まず、図4に示す如く、開口21aからカ
セット収納部21内に矢印d方向に挿入された大カセッ
ト1が1点鎖線で示す位置に達した時に、その大カセッ
ト1の左右両側面1bが開口21a側の両検出ローラ
aに当接されて、これら両検出ローラ34aを両戻し
ばね39a、39bに抗してカセット収納部21の内部
から外部へ矢印f方向に押出し、これによって、大カセ
ット1の外形が検出される。すると、両回転アーム36
aが両戻しばね39a、39bに抗して矢印f方向に回
転されて、両カムレバー37a、37bが矢印g方向に
移動され、両小カセットガイド22がカセット収納部2
1の内部から下方に自動的に逃がされる。
【0032】そして、図4に示す如く、一方のカムレバ
ー37aが矢印g方向に移動されたことによって、その
傾斜面45によってシフトプレート41のピン44が矢
印h方向に押されて、このシフトプレート41が矢印h
方向に移動され、ガイドピン52を介してカムプレート
47が戻しばね54に抗して矢印i方向に移動される。
すると、カム駆動部50bのみがカム従動部51aの下
から矢印i方向に外れて、図7(A)に示す如く、小カ
セットストッパ26のみが戻しばね28bによって矢印
e′方向に回転されて、この小カセットストッパ26の
みがカセット収納部21の内部から下方に自動的に逃が
される。なおこの時、カム駆動部50bの巾l2 よりカ
ム駆動部50aの巾l1 の方が大きいことから、図7
(A)に示す如く、カム従動部51aはカム駆動部50
a上に乗った状態を保持していて、大カセットストッパ
25は依然としてカセット収納部21内に矢印e方向に
入り込んでいる。
【0033】以上要するに、大カセット1が図4で1点
鎖線で示す位置まで挿入された瞬間に、図7(A)に示
す如く、小カセットストッパ26が、大カセット1の矢
印d方向への挿入の邪魔にならないようにカセット収納
部21の外部(下方)ヘ矢印e′方向に自動的に逃がさ
れる。従って、大カセット1は図7(A)で実線で示さ
れるように小カセットストッパ26に当接されることな
くカセット収納部21内に矢印d方向に挿入される。
【0034】そして、大カセット2が図4及び図7
(A)の2点鎖線の位置まで挿入された時に、その大カ
セット1の挿入方向の前端1aが大カセットストッパ2
5に当接される。そして、この後は、大カセット1が大
カセットストッパ25を矢印d方向に押し、これと一体
にストッパベース24を戻しばね31に抗して矢印d方
向に移動させながら、大カセット1が図5及び図7
(B)の位置まで挿入される。そして、ストッパベース
24が往動位置まで移動された瞬間に、図5に示す如
く、ロックアーム57が戻しばね64によって矢印j′
方向に回転されて、ロックピン59が被ロック部56に
係合されて、ストッパベース24を往動位置でロックす
る。そして、カセット収納位置21内に挿入された大カ
セット1の前端1aが図5及び図7(B)に示された所
定位置に正確に位置決めされる。
【0035】なお、図7(B)及び図6(B)に示す如
くカセット収納部21内に選択的に収納されている大小
カセット1、2を、開口21bから前記カセット移送機
10内に矢印d方向に選択的に送り出す時には、カセッ
ト移送機10側の操作手段(図示せず)によって、カム
プレート47が図5及び図3に示す位置から矢印i方向
に移動操作される。すると、図7(B)及び図6(B)
に1点鎖線で示す如く、大小カセットストッパ25、2
6が戻しばね28a、28bによって矢印e′方向に逃
がされ、大小カセット1、2がカセット押出機構(図示
せず)によってカセット移送機10内へ矢印d方向に自
動的に送り出される。
【0036】また、図7(B)及び図6(B)に示す如
くカセット収納部21内に選択的に収納されている大小
カセット1、2を、開口21aからオペレータ側12に
排出する時には、図5及び図3に1点鎖線で示すよう
に、オペレータがカセット排出レバー66を戻しばね6
8に抗して矢印m方向に回転操作する。すると、このカ
セット排出レバー66がロックプレート62の当接部6
9に当接して、このロックプレート62を戻しばね64
に抗して矢印k方向に押し、ロックアーム57が矢印j
方向に回転されて、ロックピン59が被ロック部56か
ら外れて、ストッパベース24の往動位置でのロックが
解除される。すると、その瞬間に、ストッパベース24
が戻しばね31によって図4及び図2に示す復動位置ま
で矢印d′方向に復動されて、大カセット1、2が大小
カセットストッパ25、26によってオペレータ側12
へ矢印d′方向に排出される。
【0037】以上、本発明の実施例に付き述べたが、本
発明は実施例に限定されることなく、本発明の技術的思
想に基づいて各種の有効な変更が可能である。
【0038】例えば、実施例で示したカセットオートチ
ェンジャーでは、大カセット1を大小カセット兼用収納
棚3内に収納させたが、大カセット1のみを収納する大
カセット専用収納棚を設けても良い。
【0039】また本発明は、カセットオーチェンジャー
以外の大小カセット兼用収納棚であっても良い。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上のとおり構成されているの
で、大小カセット兼用収納棚から成る棚ブロックの高さ
を不必要に大きくする不都合を避けることができる。ま
たカセット収納部内に大カセットと小カセットとを選択
的に収納することができ、しかも、大カセットストッパ
と小カセットストッパとを用いて、大カセットと小カセ
ットとの挿入方向の前端をそれぞれ所定位置に位置決め
することができるものでありながら、カセット収納部内
に大カセットが挿入された時に、小カセットストッパを
カセット収納部の外部へ自動的に逃がすことができるの
で、小カセットストッパの移動制御を自動的に行える。
従って大カセットを挿入する時に、オペレータがいちい
ち手動操作で小カセットストッパを逃がさなければなら
ないような手間が一切不要であり、カセット収納部内へ
の大小カセットの選択的な挿入操作を非常に容易にかつ
迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による大小カセット兼用収納
棚の透視図である。
【図2】カセット挿入動作を説明する平面図である。
【図3】カセット挿入動作を説明する平面図である。
【図4】カセット挿入動作を説明する平面図である。
【図5】カセット挿入動作を説明する平面図である。
【図6】(A)図2のIIIA−IIIA矢視での断面
図である。 (B)図3のIIIB−IIIB矢視での断面図であ
る。
【図7】(A)図4のIIIC−IIIC矢視での断面
図である。 (B)図5のIIID−IIID矢視での断面図であ
る。
【図8】カセットオートチェンジャー全体の正面図であ
る。
【図9】カセットオートチェンジャーの一部の平面図で
ある。
【符号の説明】
1 大カセット 1a 前端 1b 両側面 2 小カセット 2a 前端 3 大小カセット兼用収納棚 21 カセット収納部 25 大カセットストッパ 26 小カセットストッパ 28a 戻しばね 28b 戻しばね 34a 検出ローラ(大カセット検出手段) 34b 検出ローラ(大カセット検出手段) 36a 回転アーム 36b 回転アーム 37a カムレバー 37b カムレバー 39a 戻しばね 39b 戻しばね 41 シフトプレート 47 カムプレート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット収納部内に大カセットと小カセッ
    トとを選択的に収納させるようにした大小カセット兼用
    収納棚において、 上記カセット収納部内に挿入された上記大カセットの挿
    入方向の前端を位置決めする大カセット位置決め手段
    と、上記大カセット位置決め手段 よりも挿入方向の手前に配
    置されて、上記カセット収納部内に挿入された上記小カ
    セットの挿入方向の前端を位置決めし、上記カセット収
    納部内の第1の位置から上記カセット収納部外の第2の
    位置との間で移動自在に構成された小カセット位置決め
    手段と、 上記カセット収納部内に選択的に挿入されたカセットの
    大きさを検出する検出手段と、 少なくとも上記検出手段と上記小カセット位置決め手段
    とを接続して上記大カセット又は上記小カセットが載置
    される面に沿って移動自在に構成され、上記検出手段に
    より上記カセット収納部内に大カセットが挿入されたと
    検出されたときは、上記小カセット位置決め手段を上記
    第1の位置から第2の位置に移動させる移動手段とを備
    えたことを特徴とする大小カセット兼用収納棚。
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