JPH04137251A - 大小カセット兼用収納棚 - Google Patents

大小カセット兼用収納棚

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JPH04137251A
JPH04137251A JP2079976A JP7997690A JPH04137251A JP H04137251 A JPH04137251 A JP H04137251A JP 2079976 A JP2079976 A JP 2079976A JP 7997690 A JP7997690 A JP 7997690A JP H04137251 A JPH04137251 A JP H04137251A
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JP
Japan
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cassette
small
arrow
cassettes
storage section
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Application number
JP2079976A
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English (en)
Inventor
Hideaki Noguchi
秀昭 野口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH04137251A publication Critical patent/JPH04137251A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作用 G 実施例 01力セツトオートチエンジヤー全体の説明(第12図
) 02大小カセット兼用収納棚の小カセットガイド及びエ
ジェクト手段の説明 (第9A図〜第11B図) G、大小カセット兼用収納棚の小カセットガイドの駆動
機構の説明 (第6図〜第8図) G4大小カセット兼用収納棚のエジェクト手段の駆動機
構の説明 (第2A図〜第2E図) 05大小カセット兼用収納棚の大小カセットの誤挿入検
出機構の説明 (第1A図〜第5C図) G6大小カセット兼用収納棚の大カセント専用棚への切
換え手段の説明 (第2F図、第2G図、第4D図、第4E図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、例えばテレビジョン放送局において長時間に
亘る連続ビデオ再生や録画を行うカセットオートチェン
ジャーに適用するのに最適な大小カセット兼用収納棚に
関するものである。
B 発明の概要 本発明の請求項1は、カセットオートチェンジャー等に
適用される大小カセット兼用収納棚において、カセット
収納部内の互に異なる位置に大カセットと小カセットと
を選択的に挿入する際に、これら大小カセットの互に位
置がずれた底面の切欠きの有無の検出によって、これら
大小カセットの正挿入及び誤挿入を検出して、誤挿入時
にはこれら大小カセットを自動的にエジェクトするよう
に構成する際、大カセットが挿入されたことが検出され
た時には、小カセットの誤挿入検出手段が誤挿入検出状
態にあっても、大カセットのエジェクト動作を行わない
ように構成することにより、大小カセットを互に異なる
位置に正挿入した時には、これら大小カセットをカセッ
ト収納部内に正しく収納できるようにしたものである。
本発明の請求項2は、請求項1の大小カセット兼用収納
棚の小カセットの誤挿入検出手段を動作不能な状態に簡
単に切換えることができるようにして、この大小カセッ
ト兼用収納棚を大カセット専用収納棚にも使用できるよ
うにしたものである。
C従来の技術 本発明の出願人は、ビデオカセットを用いるカセットオ
ートチェンジャーのカセット収納棚の先願例として、例
えば特願昭61−83566号の明細書及び図面に記載
されたものを先に出願している。
この先願例は、大きさが一種類のカセットをカセット収
納部内に挿入するようにしたものであり、挿入されるカ
セットによって復動位置から往動位置へ復動付勢手段に
抗して往動されるエジェクト手段と、そのエジェクト手
段を往動位置でロックするロック手段と、挿入されるカ
セットの底面の切欠きの有無の検出によってカセットの
正挿入及び誤挿入を検出する誤挿入検出手段とを有し、
カセット収納部内にカセットが誤挿入された時には、ロ
ック手段によるエジェクト手段のロック動作を禁止して
そのエジェクト手段及び復動付勢手段によってカセット
を自動的にエジェクトするようにして、カセットが誤挿
入されたことをオペレータに認識させるようにしたもの
である。
D 発明が解決しようとする課題 しかし、カセット収納部内に大カセットと小カセットと
を選択的に収納させるようにした大小カセット兼用収納
棚で、大カセットと小カセットとをカセット収納部内の
互に異なる位置に挿入するものでは、その挿入された大
カセットと小カセットとの底面の切欠きも互に位置がず
れることになる。
従って、大小カセットの互に位置がずれた底面の切欠き
の有無を検出する一対の誤挿入検出手段を設けた場合に
は、小カセットの誤挿入検出には問題がないものの、大
カセットが挿入された時には、その大カセットの底面に
よって小カセットの誤挿入検出手段が誤挿入検出状態に
押え込まれてしまう。
この結果、大力セントが正挿入されているにも拘わらず
、小カセットの誤挿入検出手段が誤挿入検出状態となり
、実用性がなくなってしまうと言う課題があった。
本発明の請求項1は、カセット収納部内に大力セントと
小カセットとを選択的に収納させるようにした大小力セ
ント兼用収納棚において、大力セントが挿入された時に
は、小力セントの誤挿入検出手段が誤挿入検出状態にあ
っても、大力セントのエジェクト動作を行わないように
したものを提供することを目的としている。
本発明の請求項2は、請求項10大小力セント兼用収納
棚の小カセットの誤挿入検出手段を動作不能な状態に簡
単に切換えることができるようにしたものを提供するこ
とを目的としている。
E 課題を解決するための手段 上記目的を達成するためと、本発明の請求項1の大小カ
セット兼用収納棚は、カセット収納部内の互に異なる位
置に選択的に挿入される大カセットと小カセットとによ
って復動位置から往動位置へ復動付勢手段に抗して往動
される一対のエジェクト手段と、上記一対のエジェクト
手段を往動位置でロックするロック手段と、上記カセッ
ト収納部内の互に異なる位置に選択的に挿入される大力
セントと小カセットとの互に位置がずれた底面の切欠き
の有無の検出によって大カセットと小カセットとの正挿
入及び誤挿入を検出し、正挿入検出時には上記ロック手
段のロック動作を可能にする一方、誤挿入検出時には上
記ロック手段のロック動作を禁止する一対の誤挿入検出
手段と、上記カセット収納部内に挿入される大カセット
を検出して、上記小力セントの誤挿入検出手段が誤挿入
検出状態にあっても上記ロック手段のロック動作を可能
にする大力セント検出手段とを具備させたものである。
本発明の請求項2は、請求項1の大小カセット兼用収納
棚に、上記力セント収納部のカセット挿入口を形成する
フロントパネルで操作され、上記小カセットの誤挿入検
出手段を動作不能な状態に切換える切換え手段を具備さ
せたものである。
F 作用 上記のように構成された請求項1の大小カセット兼用収
納棚は、カセット収納部内に大力セントと小カセットと
を選択的に収納させるようにした大小力セント兼用収納
棚において、大力セントが挿入された時には、小カセ7
)の誤挿入検出手段が誤挿入検出状態にあっても、エジ
ェクト手段をロック動作可能にできるので、上記誤挿入
検出状態にも拘わらず、大力セントのエジェクト動作を
行わないようにできる。
本発明の請求項2の大小カセット兼用収納棚は、フロン
トパネルの取付けによって、大小カセット兼用収納棚の
小カセットの誤挿入検出手段を動作不能な状態に簡単に
切換えることができる。
G 実施例 以下、本発明をビデオカセットを用いるカセットオート
チェンジャーに適用した一実施例を図面に基づき説明す
る。
G、 まず、第12図によって、カセットオートチェン
ジャー全体について説明する。
まず、このカセットオートチェンジャーは、大きさが異
なる大カセット1と小カセット2との2種類のカセフト
を使い分けることができるものである。そして、大カセ
ット1と小カセット2とを選択的に収納することができ
る大小カセット兼用収納棚3が上下多数段で左右多数列
に並べられて構成された前後2列の前側及び後側棚ブロ
ック4.5が設けられている。そして、この前側及び後
側棚ブロック4の間に配置されたカセット移送機6が上
下、左右に移動自在に構成され、このカセット移送機6
の移動経路脇に記録再生装置7が上下複数段に配置され
ている。なお、カセット移送機6は大カセット1と小カ
セット2とを選択的に移送することができ、また、各記
録再生装置7は大力セント1と小カセット2とを選択的
に記録及び/又は再生することができるフロントローデ
ィング方式のVTRで構成されている。
そして、前側棚ブロック4の所定の大小力セント兼用収
納棚3がカセット取込み専用棚に構成されていて、前側
であるオペレータ側8にカセット挿入口9が設けられ、
後側であるカセット移送機側10にカセット送出口11
が設けられている。
また、前側棚ブロック4の他の大小カセント兼用収納棚
3には後側であるカセット移送機側10にカセット出入
口12が設けられ、後側棚ブロック5の全大小力セント
兼用収納棚3には前側であるカセット移送機側にカセッ
ト出入口12が設けられている。
次に、このカセットオートチェンジャーの動作を説明す
る。
まず、大小カセット1.2の取込み時には、オペレータ
がカセット取込み専用の大小カセット兼用収納棚3内に
カセット挿入口9から大小カセット]、2を順次矢印a
方向に挿入する。この挿入された大小カセット1.2は
カセット送出口11から矢印す方向に順次自動的に送出
されてカセット移送機6に受は取られる。この間に、大
小カセット1のバーコードがバーコードリーダ(何れも
図示せず)によって読み取られる。そしてこの後、大小
カセット1.2がカセット移送機6によってそれぞれ指
定された棚番地の大小カセット収納棚3まで順次移送さ
れて、カセット出入口12がら矢印C方向にそれぞれ挿
入されて収納される。
次に、放映時には、指定された棚番地の大小カセット兼
用収納棚3からカセット移送機6に大小カセット1.2
を矢印C′力方向選択的に取出し、カセット移送機6に
よって指定された記録再生装置7まで移送して矢印d方
向に自動的に挿入して、記録又は再生を行う。なお、記
録又は再生が終了して記録再生装置7から矢印d′方向
に排出される大小カセットl、2はカセット移送機6で
受は取った後、元の棚番地の大小カセット兼用−収納棚
3に自動的に返却する。
そして、以上の動作を連続して繰り返すことによって、
長時間に亘る連続ビデオ再生や録画等を行うことができ
る。
しかもこの際、大きさが小さく記録時間が短い小カセッ
ト2を用いてコマーシャル等の短時間ものの放映等を行
い、大きさが大きくて記録時間が長い大カセット1を用
いてニュースや各種番組等の長時間ものの放映等を行え
る等、大小カセット1.2の大きさで放映時間等の長短
を区別する方式を採用できる。
G2 次に、第9A図〜第11B図によって、カセット
取込み専用の大小力セント兼用収納棚3の小カセットガ
イド及びエジェクト手段を説明する。
まず、大小カセット1.2には一方の側面1a、2aに
バーコード14a、14bが印刷されたバーコードラベ
ル15a、15bが貼り付けられており、他方の側面1
b、2bには開閉蓋IC12Cが取付けられている。そ
して、大小カセット1.2のバーコード14a、14b
を読み取るバーコードリーダ16がカセット移送機10
に取付けられている。
次に、大小カセット兼用収納棚3は、板金で構成された
棚シャ]シ18の上部に合成樹脂等で成形された棚板1
9を水平に取り付けている。そして、棚板19と上部に
配置された大小カセット兼用収納棚3の棚シャーシ18
との間にカセット収納部20が形成され、このカセット
収納部20のオペレータ側8にカセット挿入口9が設け
られ、カセット移送機側10にカセット送出口11が設
けられている。そして、カセット挿入口9からカセット
収納部20内に大小カセット1.2がこれらの長手方向
で矢印a方向に選択的に挿入される。
次に、棚板19の左右両端部上に、大カセット1の左右
両側面1a、1bを案内する一対の内壁21a、21b
が一体成形されて設けられている。
また、棚板19上には小カセット2の左右両側面2a、
2bを一方の内壁21aとの間で案内するほぼ帯板状の
小カセットガイド22が内壁21aと平行に配置されて
いる。この小カセットガイド22は棚シャーシ18上に
支点軸23を中心に上下方向である矢印e、e′方向に
回動自在に取付けられていて、第11B図に示すように
棚板19に設けられた長孔25からカセット収納部20
内に挿入された位置と、第11A図に示すようにカセッ
ト収納部20内から棚板19の下方に逃がされた位置と
の間で、矢印e、e′方向に移動自在に構成されている
。なお、この小力セントガイド22の内壁21aと平行
に対向するガイド面22aの前後両端にはテーパー面2
2b、22cが設けられている。
次に、カセット収納部20のカセット挿入口9側の両側
部に左右一対の大カセット検出手段である大カセット検
出ローラ24a、24bが設けられ、カセット収納部2
0のカセット送出口1】側の一例部には、大カセット検
出ローラ24bと連動された大カセット検出ローラ24
cが設けられている。なお、これらの検出ローラ24a
、24b、24cは、側内壁21aに設けられた切欠き
26a、26b、26cからカセット収納部20内に挿
入された位置とカセ・ノド収納部20内から横方向に逃
がされた位置との間で左右方向である矢印f、f′方向
に移動自在に構成されている。
なお、カセット収納部20内で棚板19上には大小カセ
ット1.2のエジェクト手段27a、27bと、大小カ
セット1.2の送出手段28とが設けられている。
次に、この小カセットガイド22及びエジェクト手段2
7a、27bの動作を説明する。
まず、カセット挿入前の状態では、大カセット検出ロー
ラ24a、24b、24cが第9A図に示すようにカセ
ット収納部20内に矢印f方向に挿入されており、小カ
セットガイド22が第11B図に示すようにカセット収
納部20内に矢印e方向に挿入されている。
そこで、第9B図及び第10E3図、第11B図に実線
で示すように、小カセット2をカセット挿入口9からカ
セット収納部20内の内壁21aと小カセットガイド2
2との間に矢印a方向に挿入する。
この時、小カセット2の一方の側面2aによって一方の
大力セント検出ローラ24aがカセット収納部20外に
矢印f′方向に逃がされるが、小カセットガイド22は
第11B図に示すようにカセット収納部20内にそのま
ま保持される。
従って、小カセットガイド22のガイド面22aは小カ
セット2の側面2bを確実に案内する。
またこの時、小カセット2の前端面2dがエジェクト手
段27bを矢印a方向に押し、小力セント2がカセット
収納部20内の第9B図及び第10A図で実線で示す正
規の位置まで挿入されたところで、エジェクト手段27
bが口、りされて、小カセット2の挿入がストンプされ
るのとほぼ同時に、送出手段28が第10A図で1点鎖
線の非係合位置から実線の保合位置へ矢印g方向に移動
されて、小カセット2の後端面2eに係合される。
次に、カセ・ノド移送機6の操作手段によって大小カセ
ット兼用収納棚3が操作され、エジェクト手段27bが
第10A図で実線の係合位置から1点鎖線の非係合位置
へh方向へ逃がされると共に、第9C図に示すように送
出手段28によって小カセット2がカセット収納部20
のカセット送出口11からカセット移送機6内に矢印す
方向に送出される。なお、この送出された小カセット2
はカセット移送機6の搬送ベルト(図示せず)によって
カセット移送機6内に受は取られる。
そしてこの際、小カセット2の側面2aのバーコード1
4bがバーコードリーダ16によって自動的に読み取ら
れて、小カセット2の番号や内容が検出される。
次に、第9B図及び第10B図、第11A図に1点鎖線
及び実線で示すように、大カセット1をカセット挿入口
9からカセット収納部20内の一対の内壁21a、21
b間に矢印a方向に挿入する。
この時には、大カセット10両側面1a、1bによって
一対の大カセット検出24a、24bが共にカセット収
納部20外に矢印f′方向に逃がされるために、小カセ
ットガイド22が第11A図に示すようにカセット収納
部20外に矢印e方向に自動的に逃がされると共に、エ
ジェクト手段27bも第10B図で実線の係合位置から
1点鎖線の非保合位置へ矢印り方向に自動的に逃がされ
る。
従って、小カセットガイド22及びエジェクト手段27
bが挿入の障害にならず、大カセット1をカセット収納
部20内にスムーズに挿入することができる。
またこの時、大カセット1の前端面1dがエジェクト手
段27aを矢印a方向に押し、大カセット1がカセ7)
収納部20内の第9B図及び第10A図に1点鎖線で示
す正規の位置まで挿入されたところで、エジェクト手段
27aがロックされて、大カセット1の挿入がストップ
されるのとほぼ同時に、送出手段28が第10A図で1
点鎖線の非係合位置から実線の係合位置へ矢印g方向に
移動されて、大カセット1の後端面1eに係合される。
次に、カセット移送機6の操作手段によって大小カセッ
ト兼用収納棚3が操作されて、エジェクト手段27aが
第10A図で実線の保合位置から1点鎖線の非係合位置
へ逃がされると共に、第9C図に示すように送出手段2
日によって大カセット2がカセット収納部20のカセッ
ト送出口11からカセット移送機6内に矢印す方向に送
出される。そして、大カセット1は小カセット2と同様
にカセット移送機6の搬送ベルトによって受は取られる
そして、この際大カセット1の側面1aのバーコード1
4aがハ゛−コードリーダ16によって自動的に読み取
られて、大カセット1の番号や内容等が検出される。
次に、第9D図及び第10A図に示すように、カセット
移送機6から大小カセット1.2をカセット送出口11
を通してカセット収納部20内に矢印b′方向に返却す
る際には、大小カセット1.2がカセット移送機6の搬
送ベルト及び押込みアーム64によってカセット収納部
20内のそれぞれの位置に正確に返却される。従って、
小カセット2については一方の内壁21aと小カセット
ガイド22との間に矢印b′方向に正確に挿入すること
ができる。また、この時にはエジェクト手段27a、2
7bが矢印a方向に移動されてロックされている関係で
、大カセット1の矢印b′方向への挿入によって大カセ
ット検出ローラ24cが矢印f′方向に逃がされると、
小カセットガイド22が第11A図に示すように矢印a
′方向に逃がされて、大カセット1のカセット収納部2
0内への矢印b′方向の挿入を可能にする。
そして、このようにして大小力セント1.2がカセット
収納部20内に矢印b′方向に挿入される際、大小カセ
ット1.2の後端面1e、2eによって送出手段28が
矢印a′方向に押される。
そして、大小カセット1.2がカセット収納部20内に
第9B図に1点鎖線及び実線で示す正規の位置まで矢印
a′方向に挿入された時、エジェクト手段27a、27
bが矢印h′方向に移動されて大小カセット1.2の前
端面1d、2dに係合される。
そして、この後に、第9E図に示すように、オペレータ
のエジェクト操作手段によって、送出手段28が矢印g
′方向に逃がされると共に、大小カセット1.2がエジ
ェクト手段27a、27bによってカセット挿入口9か
ら矢印a′方向に自動的にエジェクトされる。
ところで、第9B図に示すように、この大小カセット兼
用収納棚3には、大小カセット1.2の誤挿入検出手段
である一対の誤挿入検出ローラ70a、70bが設けら
れている。これらの誤挿入検出ローラ70a、70bは
大小カセット1.2の底面1f、2fの一側面1b、2
b側に形成されている台形状の切欠き71.72の有無
を検出して、大小カセット1.2の誤挿入を検出するも
のである。そして、大カセット1の誤挿入検出ローラ7
0aは棚板19の長手方向(矢印a、 a方向)のほぼ
中央部で他方の内”42 l b側に偏倚された位置に
設けられた開ロア3aからその棚板19上に出没自在に
構成され、小カセット2の誤挿入検出ローラ70bは棚
板19の長手方向(矢印aQ a′方向)のほぼ中央部
で小カセットガイド22の一方の内壁21a側に偏倚さ
れた位置に設けられた開ロア3bからその棚板19上に
出没自在に構成されている。
そして、第9B図に1点鎖線と実線で示すように、大力
セント1と小カセット2とがカセット挿入口9からカセ
ット収納部20内の一対の内壁21a、22bの間と内
壁21aと小カセットガイド22の間とのそれぞれ正規
の位置に矢印a方向から正しい向きで正挿入された時に
は、各誤挿入検出ローラ70a、70bが大カセット1
.2の底面1f、2fの各切欠き71.72内に正しく
入り込み、大小カセット1.2の正挿入を検出する。
一方、大小カセット1.2が上下や左右の向きを誤って
カセット収納部20内の一対の内壁21a、21bの間
と内壁21aと小カセットガイド22の間とに誤挿入さ
れた時には、各誤挿入検出ローラ70a、70bは大小
カセット1.2の各切欠き71.72を検出することが
できず、各誤挿入検出ローラ70a、70bは大小カセ
ント1.2によって開ロア3a、73bから棚板19の
下方に押下げられる。そして、この大小カセット1.2
の誤挿入検出時には、エジェクト手段27a、27bの
ロック動作を禁止して、これらのエジェクト手段27a
、27bで大小カセット1.2をカセット挿入口9から
オペレータ側8へ直ちにエジェクトして、大小カセット
1.2が誤挿入されたことをオペレータに認識させるよ
うに構成している。
G3 次に、第6図〜第8B図によって、小カセットガ
イド22の駆動機構を説明する。
はぼ帯板状をなす小カセットガイド22は合成樹脂等に
て成形されていて、ガイド面22aとは反対側に一体成
形された前後一対のアーム30が棚シャーシ18上に一
対の支点軸23によって矢印e、e′方向に回動自在に
取付けられている。
そして、一対のアーム30の下面に斜面31aを有する
一対のリブ31がほぼ垂直に一体成形されている。そし
て、これら一対のリブ31の下部で棚シャーシ18上に
配置されたロックプレート32が一対のガイドピン33
及び一対の長孔34によって案内されて小カセットガイ
ド22と平行な矢印a、a′方向に移動自在に構成され
ている。
また、小カセットガイド22の前端面の下面にリブ35
がほぼ垂直に一体成形されていて、そのリブ35の下部
で棚シャーシ18上に配置されたロックプレート36が
ガイドピン37及び長孔38によって案内されて小カセ
ットガイド22に対して直角な矢印f、f’方向に移動
自在に構成されている。
次に、この小カセットガイド22の駆動機構の動作を説
明する。
まず、第6図に実線で示すように、ロックプレート32
が矢印a方向に復動されると共に、ロンクプレート36
が矢印f方向に復動された状態では、第8A図に示すよ
うに、一対のリブ31が斜面31aによる案内作用によ
ってロックプレート36上に乗り上げて、第7A図に示
すように、小カセットガイド22が矢印e方向に回動さ
れて、この小カセットガイド22が棚板19の長孔25
からカセット収納部20外に挿入されると共に、第7A
図に示すように、ロックプレート36がリブ35の下部
に矢印f方向から入り込んでいる。
次に、第6図に1点鎖線で示すように、ロックプレート
32が矢印a′方向に往動されると共に、ロックプレー
ト36が矢印f′方向に往動された状態では、第8B図
に示すように、一対のリブ31が一対の長孔34内に落
ち込むと共に、第7B図に示すように、ロックプレート
36がリブ35の下部から矢印f′方向に逃げるために
、第7B図に示すように、小カセットガイド22が自重
によって矢印e′方向に回動して、カセット収納部20
外(棚板19の下方のこと)に逃がされる。
なおこの際、小カセットガイド22をばね(図示せず)
によって矢印e′方向に回動させるようにしても良い。
従って、第7A図の状態で、ロックプレート36のみを
1点鎖線で矢印f′方向に往動させても、或いは、第8
B図に示すようにロックプレート32のみを矢印a′方
向に往動させても、小カセットガイド22を矢印e′方
向に回動させることはできず、両口ツクプレート32.
36を共に矢印a   f′方向に往動させた時に始め
て、小カセットガイド22を矢印e′方向に回動させて
カセット収納部20外に逃がすことができるように構成
されている。
G4 次に、第2A図〜第2E図によって、大小カセン
ト兼用収納棚3のエジェクト手段27a、27bの駆動
機構を説明する。
まず、第2A図はカセット挿入前の状態を示しており、
先端に大カセット検出ローラ24aが取付けられて支点
軸41aを介して棚シャーシ18上に矢印f、f’方向
に回動自在に取付けられたレバー40aばばね42aに
よって矢印f方向に回動付勢されている。また、先端に
大力セント検出ローラ24b、24cが取付けられて支
点軸41a、41bを介して棚シャーシ18上に矢印f
、f′方向に回動自在に取付けられたレバー40a、4
0bはロックプレート32の前後両端に一体成形された
一対のアーム43にピン44及び長孔45を介して連結
され、ロックプレート32がばね42bによって矢印a
方向に往動付勢されることによって一対のレバー40b
、40cが矢印f方向に回動付勢されている。また、棚
シャーシ18上に一対のガイドビン46及び長孔47を
介して矢印a、a゛方向に移動自在に取付けられたスラ
イダ48が復動付勢手段であるばね49によって矢印a
′方向に移動付勢されており、このスライダ48上に一
対のエジェクト手段27a、27bが一対の支点軸50
a、50bを中心に第10AVで矢印り、、h′方向に
回動自在に取付けられている。また、棚シャーシ18上
にロックレバ−51が支点軸52を中心に矢印i、i′
方向に回動自在に取付けられていて、このロックレバ−
51の先端に取付けられたロックピン53がスライダ4
8の前端側に設けられたロック用段部54に係合可能に
構成され、このロックレバ−51に設けられたピン55
がロックプレート36の長孔38内に挿入されている。
また、ロックプレート36の先端に設けられた長孔56
内にレバー41aに設けられたピン57が挿入されてい
る。また、ロックプレート32上を跨くようにして配置
されたスライダ58が棚シャーシ18上に一対のガイド
ピン59及び長孔60を介して矢印f、f′方向に移動
自在に取付けられてばね61によって矢印f′方向に移
動付勢されている。そして、このスライダ58に設けら
れたピン62がロックプレート32の一部に一体成形さ
れた傾斜部63に近接され、スライダ28上に矢印f、
f’方向に移動自在に配置されてエジェクト手段27b
を制御する制御プレート64がスライダ58に設けられ
た一対の長孔65に一対のピン66によって係合されて
いる。なお、ロックレバ−51はリンク76、レバー7
7を介してばね78によって矢印i方向に回動付勢され
ている。また、カセ7)挿入口9が形成されているフロ
ントパネル79は棚シャーシ18に対して着脱自在に構
成されていて、このフロントパネル79のカセット挿入
口9の横側部にエジェクト釦80が取付けられている。
そして、このエジェクト釦80を押すと、レバー77、
リンク76を介してロックレバ−51をばね78に抗し
て矢印i′方向に回動操作することができるように構成
されている。
次に、この大小カセット兼用収納棚3のエジェクト手段
27a、27bの駆動機構の動作を説明する。
まず、第2B図に示すように、カセット収納部20内に
大カセット1が矢印a方向から挿入されると、両人カセ
ット検出ローラ24a、24bが矢印f′方向に逃がさ
れるために、両レバー40a、40bがばね42a、4
2bに抗して矢印f′方向に回動され、ロックプレート
32が矢印a′方向に往動されると共に、ピン57及び
長孔56を介してロックプレート36も矢印f′方向に
往動される。従って、第7B図に示したように、小カセ
ットガイド22がカセット収納部20内から矢印e′方
向に逃がされる。
またこの時、矢印a′方向に往動されるロックプレート
32の傾斜部63よってスライダ58のピン62が駆動
されて、スライダ58がばね61に抗して矢印f方向に
移動され、一対の長孔65及びピン66を介して制御プ
レート64が矢印f方向に移動されて、第10A図に示
すようにエジェクト手段27bがカセット収納部20内
から矢印h′方向に逃がされる。
そして、カセット収納部20内に矢印a方向に挿入され
る大カセット1の前端面1dがエジェクト手段27aを
矢印a方向に押すため、スライダ48がばね49に抗し
て矢印a方向に往動される。
そして、大カセット1がカセット収納部20内の正規の
位置まで挿入された瞬間に、ロックレバ−51がばね4
9によって矢印i方向に回動されて、ロックピン53が
ロック用段部54に保合されて、スライダ48をロック
する。
そしてこの時、ロックレバ−51のピン55がロックプ
レート36の長孔38の矢印f′方向側の端部へ移動し
、この後、ロックプレート36が矢印f方向に復動され
ないように保持すると共に、矢印i方向に回動されたロ
ックレバ−51によって、第10A図に示すように、送
出手段28が矢印g方向に回動されて、大カセット1の
後端面1eに係合される。
次に、第2C図に示すように、カセット収納部20内ム
こ小カセット2が矢印a方向から挿入される時には、大
力セント検出ローラ24aが矢印f′方向に逃がされて
、レバー40aによってロックプレート36が矢印f′
方向に往動されるものの、大カセット検出ゴーラ24b
は何等可動されないので、ロックプレート32は矢印a
′方向に往動されない。
従って、小カセットガイド22は第7A図に示すように
カセット収納部20内に挿入された状態に保持され、小
カセット2を一方の内壁21aと小カセットガイド22
との間の正規の位置に矢印a方向に挿入することができ
る。
そして、カセット収納部20内に矢印a方向に挿入され
る小カセット2の前端面2dがエジェクト手段27bを
押し、スライダ48がばね49に抗して矢印a方向に往
動されて、ロックレバ−51によってロックされると共
に、第10A図に示すように、送出手段28が矢印g方
向に回動されて、小カセット2の後端面2eに係合され
る。
次に、第2B図に示すように、カセット移送機6からカ
セット収納部20内に大カセット1が矢印h′方向に返
却される際には、ロックレバ−51によってロックプレ
ート36が矢印f′方向に往動された状態で、大カセッ
ト検出ローラ24cが矢印f′方向に逃がされて、レバ
ー40cによってロックプレート32が矢印a′方向に
往動されるために、小カセットガイド22が第7B図に
示すようにカセット収納部20内から矢印e′方向に逃
がされる。そして、カセット収納部20内に矢印a′方
向に挿入される大カセット1の後端面1eによって第1
0A図に示すように送出手段28が矢印a′方向に押さ
れ、大カセット1がカセット収納部20内の第2B図に
示す正規の位置まで挿入された瞬間に、第10A図に示
すようにエジェクト手段27aが矢印り方向に回動され
て大カセット1の前端面1dに係合される。
次に、第2C図示すように、カセット移送機6からカセ
ット収納部20内に小カセット2が矢印b′方向に返却
される際には、大カセット検出ローラ24cとは無関係
に、小力セント2が内壁21aと小カセットガイド22
との間の正規の位置に挿入される。そして、小力セント
2の後端面2eによって第10A図に示すように送出手
段28が矢印a′方向に押され、小カセット2が第2C
図に示す正規の位置まで挿入された瞬間に、第10A図
に示すようにエジェクト手段27bが矢印り方向に回動
されて小力セント1の前端面1dに係合される。
次に、このようにして、大小カセット1.2がカセット
移送機6からカセット収納部20内に返却された後、オ
ペレータがエジェクト釦80を押すと、第2D図及び第
2E図に示すように口・ツクレバー51がばね49に抗
して矢印i′方向に回動操作される。すると、第10A
図に示すように送出手段28が矢印g′方向に逃がされ
ると共に、ロックピン53がロック用段部54から矢印
i′方向に外されてスライダ48のロングが解除される
。そして、スライダ48がばね49によって矢印a′方
向に復動され、このスライダ48上のエジェクト手段2
7a、27bによってカセット収納部20内の大小カセ
ット1.2がカセット挿入口9内からオペレータ側8に
矢印a′方向にエジェクトされる。
G5 次に、第1A図〜第5C図によって、大小カセッ
ト1.2の誤挿入検出機構を説明する。
第1A図〜第1E図に示すように、一対の誤挿入検出ロ
ーラ70a、70bが一端に取付けられた一対のレバー
82.83が水平な一対の支点軸85a、85bを介し
て棚シャーシ18上に上下方向である矢印j、j′方向
に回動自在に取付けられている。なお、支点軸85bの
レバー82側の端部にはもう1つのレバー84が矢印j
、j′方向に回動自在に取付けられている。そして、対
のレバー82.83は一対のばね86a、86bによっ
て矢印j方向に回動付勢され、もう1つのレバー84は
ばね86bより弱いばね86cによって逆方向である矢
印j′方向に回動付勢されている。なお、レバー84か
らレバー83側に一体に延出されたアーム84aの端部
に設けられた突起84b上にレバー83の他端83aが
上方から当接されている。そして、一対のレバー82と
84との間に前記ロックプレート32が矢印a、a′方
向に移動自在に配置されていて、レバー84の一端に直
角で水平状に取付けられたピン87にロックプレート3
2上に一体成形された斜面88aを有する突条部88が
矢印a′方向から係合可能に構成されている。また、ロ
ックプレート32上に載置された制御プレート89が長
孔9oを介してロックプレート32のガイドピン32に
矢印a、a  方向に移動自在に取付けられている。
そして、この制御プレート89の両側に下向きで直角に
形成された一対の突起91a、91bに、一対のレバー
82.83の他端に相対向する水平方向に直角に形成さ
れた一対の突起92a、92bが矢印i′方向から係合
可能に構成されている。
なお、第2A図に示すように、制御プレート89の一端
がロックレバ−51から一体に延出されたアーム51a
にピン93を介して回動自在に連結されている。
次に、この大小カセット兼用収納棚の大小カセット1.
2の誤挿入検出機構の動作を、第1A図〜第5B図、第
9A図〜第9E図を参照して説明する。
まず、カセット挿入前の状態では、第1A図に示すよう
に、レバー82.83がばね86a、86bによって矢
印j方向に回動されて、誤挿入検出ローラ70a、70
bが開ロア3a、73bがら棚板19の上方に突出され
ている。また、レバー83の他端83aで突起84bを
上方がら押圧しているため、レバー84も矢印j方向に
回動されている。
そこで、第3A図、第4A図及び第9B図に示すように
、オペレータが大小カセット1.2をカセット挿入口9
からカセット収納部20内のそれぞれ正規の位置に正し
い向きで正挿入した場合には、誤挿入検出ローラ70a
、70b上に大小カセット1.2の各切欠き71.72
が正しく位置決めされるために、誤挿入検出ローラ70
a、70bが大小カセット1.2の各切欠き71.72
の「有り」を検出する。
即ち、小カセット2の正挿入時には、第1C図に示すよ
うに、誤挿入検出ローラ70bが小カセット2の底面2
5で一度1点鎖線で示すように矢印f′方向にばね86
bに抗して押下げられるものの、切欠き72内に入り込
むと、実線で示すように矢印j方向に復帰して、切欠き
72の「有り」を検出する。そして、レバー83がばね
86bによって矢印j方向に回動されることによって、
突起84b及びアーム84aを介してレバー84も実線
で示すように矢印j方向に回動される。なおこの小カセ
ット2の正挿入時には、小カセット2が誤挿入検出ロー
ラ70aには全く接触しないので、誤挿入検出ローラ7
0aはばね86aによって矢印j方向に回動されたまま
である。
一方、大カセット1の正挿入時には、まず、第2B図に
示すように大力セント検出ローラ24bが矢印f′方向
に逃がされるために、前述したように、ロックプレート
32が矢印a′方向に移動する。すると、第1B図に示
すように、ロックプレート32の突条部88が斜面88
aで案内しながらビン87の下部に矢印a′方向から入
り込み、レバー84を矢印j方向に回動させた状態にロ
ックする。
次に、大カセット1のカセット収納部20内への矢印a
方向の正挿入に伴って、第1B図に示すように、誤挿入
検出ローラ70aが大力セント1の底面1fで一度1点
鎖線で示すように矢印j方向にばね86aに抗して押下
げられるものの、切欠き71内に入り込むと、実線で示
すように矢印j方向に復帰して、切欠き71の「有り」
を検出する。なお、第4C図に示すように、誤挿入検出
ローラ70bは大カセット1の底面1fで実線で示すよ
うに矢印j方向にばね86bに抗して押下げられるが、
第1B図に示すように、レバー84は上記のように既に
矢印j方向に回動された状態にロックされている。
従って、この大カセット1の正挿入時には、誤挿入検出
ローラ70bが下方に押下げられているものの、レバー
84は第1C図に示す小カセット2の正挿入時と同じよ
うに矢印j方向に回動された状態になる。
このように、大小カセット1.2が正挿入された時には
、第1B図及び第1C図に実線で示すように、レバー8
2.84が共に矢印j方向に回動されて、これらの突起
92a、92bが制御プレート89の突起91a、91
bの下方に逃がされた状態となる。
この結果、大小カセット1.2の正挿入時には、第2B
図及び第2C図に示すように、大小カセット1.2が正
規の位置まで矢印a方向に挿入されて、エジェクト手段
27a、27bを介してスライダ4日がばね49に抗し
て往動位置まで往動されると、ロックレバ−51がばね
78によって矢印i方向に回動されて、ロックピン53
によってロックされる。そしてこの時、制御プレート8
9は第3A図及び第5A図に示すようにレバー82.8
4の突起92a、92bに何等接触されることなく、ロ
ソクレハ−51のアーム51aによって矢印a′方向に
移動される。
次に、第3B図、第4B図に示すように、オペレータが
大小カセット1.2の向きを上下や左右に誤ってカセッ
ト挿入口9からカセ・7ト収納部20内に誤挿入した場
合には、誤挿入検出ローラ70a、70bが大小カセッ
ト1.2によって下方に押下げられるために、誤挿入検
出ローラ70a、70bが大小カセット1.2の切欠き
71.72の「無し」を検出する。
即ち、大カセット1の誤挿入時には、第1D図に示すよ
うに、前述同様に、矢印a′方向に移動されるロックプ
レート32の突条部88によってレバー84が矢印j方
向に回動されてロックされた後、誤挿入検出ローラ70
a、70bが大カセット1によって共に矢印j′方向に
押下げられ、レバー82が矢印j′方向に回動される。
一方、小カセット2の誤挿入時には、第1E図に示すよ
うに、誤挿入検出ローラ70bが小カセット2によって
矢印j′方向に押下げられ、レバー83の他端83aが
アーム84aの突起48bに対して矢印j′方向に逃げ
るため、レバー84がばね86cによって矢印j′方向
に回動される。
従って、大小力セント1.2が誤挿入された時には、第
1D図及び第1E図に実線で示すように、レバー82.
84が共に矢印j′方向に回動され、これらの突起92
a、92bが制御プレート89の突起91a、91bの
前位置(矢印a′方向側の位置)に挿入されて、この後
における制御プレト89の矢印a′方向への移動を禁止
する。
この結果、大小カセット1.2の誤挿入時には、第2D
図及び第2E図に示すように、正規の位置まで矢印a方
向に挿入されて、エジェクト手段27a、27bを介し
てスライダ48がばね49に抗して往動位置まで往動さ
れても、制御プレート89がロックレバ−51によるス
ライダ48のロックを禁止する。
即ち、この時には、第3B図及び第5B図に示すように
、レバー82.84の突起92a、92bが制御プレー
ト89の矢印a′方向への移動を禁止しているので、ロ
ックレバ−51は第2D図及び第2E図で矢印i方向に
回動することができない。
従って、エジェクト手段27a、27bを往動位置でロ
ックすることができず、カセット収納部20内に誤挿入
された大小カセット1.2は、第2D図、第2E図、第
3B図及び第5B図に示すように、ばね49の復動力に
よってエジェクト手段27a、27bを介してカセット
挿入口9がらオペレータ側8へ矢印a′方向に直ちにエ
ジェクトされて、大小力セント1.2が誤挿入されたこ
とをオペレータに認識させる。
以上のように、この大小カセット1.2の誤挿入検出機
構によれば、カセット収納部20内の一対の内壁21a
、2Ib間に大カセット1を挿入し、一方の内壁21a
と小カセットガイド22との間に小カセット2を挿入す
る関係で、大小カセット1.2がカセット収納部20内
の互いに異なる位置に挿入され、その挿入された大小カ
セット1.2の底面1f、2fの切欠き71.72も互
いに位置がずれることになる。従って、大小カセット1
.2の互いに位置がずれた切欠き71.72の有無を検
出する一対の誤挿入検出ローラ70a、70bのうち、
小カセット2の誤挿入検出ローラ70bは大カセット1
の正挿入時においても、第4C図に示すように、その大
力セント1の底面1fで矢印j′方向に押下げられてし
まい、切欠き「無し」の誤挿入検出状態になってしまう
しかし、第2B図に示すように、大カセット1の挿入を
検出する大カセット検出ローラ24bの検出動作を利用
して、第1B図に示すように、レバー84を矢印j方向
に回動させてロックすることにより、小カセット2の誤
挿入検出ローラ7゜bが誤挿入検出状態にあるにも拘ら
ず、エジェクト手段27aを往動位置でロックさせるこ
とができるので、正挿入された大カセット1のエジェク
ト動作は禁止することができる。
G6 次に、第2F図、第2G図、第4D図及び第4E
図によって、大小カセット兼用収納棚3の大カセント専
用棚への切換え手段を説明する。
棚シャーシ18とでレバー83の他端83により矢印a
′方向側の位置に、切換え手段96が一対のガイドピン
97及び長孔98を介して矢印a、a′方向に移動自在
に取付けられ、この切換え手段96はばね99によって
矢印a′方向に復動付勢されている。
そして、大小カセント兼用収納棚3を大カセット専用棚
に切換える際には、フロントパネル79の背面に取付け
たピン100で切換え手段96の一端96aをばね99
に抗して矢印a方向に押し、その切換え手段96の他端
に設けた斜面96bで、第4D図及び第1B図に示すよ
うに、レバー83の他端83aをばね86bに抗して矢
印j′方向に押下げる。そして、小カセット2の誤挿入
検出ローラ70bを開ロア3bから棚板19の下方に矢
印j′方向に逃がした状態にロックする。
これにより、大小カセット兼用収納棚3は大カセット専
用棚に切換えられるので、第2F図及び第4D図に示す
ように、この大カセット専用棚に小カセット2が矢印a
方向から挿入された場合には、エジェクト27bを往動
位置でロックすることができず、小カセット2を矢印a
′方向に直ちにエジェクトすることができる。
そして、第2G図及び第2E図に示すように、この大カ
セント専用棚に大カセット1が矢印a方向に挿入された
時には、エジェクト手段21aを往動位置でロックする
ことができる。
なお、この大カセット専用棚を元の大小カセット兼用収
納棚3に戻す時には、フロントパネル79のピン100
を取外せば、切換え手段96がばね99によって矢印a
′方向に復動されて、小カセット2の誤挿大検80−ラ
70bが元の通りに矢印j、j′方向に回動できるよう
になる。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は上記実
施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づ
いて、各種の友好な変更が可能である。
H発明の効果 本発明の請求項1は上述のとおり構成され、カセット収
納部内に大力セントと小カセットとを選択的に収納させ
るようにした大小力セント兼用収納棚において、大カセ
ットが挿入された時には、小カセットの誤挿入検出手段
が誤挿入検出状態にあっても、大カセットのエジェクト
動作を行わないようにしたので、大小カセットを互に異
なる位置に正挿入した時には、これら大小カセットをカ
セット収納部内に正しく収納することができる。
本発明の請求項2は上述のとおり構成され、大小カセッ
ト兼用収納棚の小カセットの誤挿入検出手段を動作不能
な状態に簡単に切換えることができるようにしたので、
この大小カセット兼用収納棚を大力セント専用収納棚に
も使用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したものであって、第1A
図〜第1E図は大小カセットの誤挿入検出機構を説明す
る斜視図、第2A図〜第2G図はエジェクト手段の駆動
機構及び大カセット専用棚への切換え手段を説明する大
小カセット兼用収納棚の平面図、第3A図は第2B図の
]I[A−IIIA矢視図、第3B図は第2D図のI[
IB−I[IB矢視図、第4A図は第2C図のIVA−
IVA矢視図、第4B図は第2E図のIVB−IVB矢
視図、第4D図は第2F図のTVD−TVD矢視図、第
4E図は第2G図のIVE−TVE矢視図、第5A図は
第2C回のVA−VA矢視図、第5B図は第2E図のV
 B −V B矢視図、第6図は小カセットガイドの駆
動機構を説明する平面図、第7図は第6図の■−■矢視
図、第8図は第6図の■−■矢視図、第9A図〜第9E
図は小カセットガイド及びエジェクト手段を説明する大
小カセット兼用収納棚の平面図、第10A図は第9B図
のXA−XA矢視図、第10B図は第9E図のXB−X
B矢視図、第11A図及び第11B図は小カセットガイ
ドを説明する大小カセット兼用収納棚の断面図、第12
図はカセットオートチェンジャー全体の平面図である。 なお図面に用いた符号において、 1−−−−−−−一−−−・−・−一−−−大力セノド
1f、2f−−〜−−−一   底面 2 −−−−、−−一一一、−小カセット3−−−−−
−−−−−− −・−大小カセット兼用収納棚8−−−
.−   オペレータ側 9   −−−一−−−カセント挿入口20 −−−−
−−−、−−−−、−一カセント収納部21a、21b
−−−−−一 内壁 22−−−−−−−− −小カセットガイド24a、2
4b、24c −−一 大力セント検出ローラ(大力セ
ント検出手段) 27 a 、 27b−−−−−−−エジェクト手段4
9−−−−−−−−−−−−−−−−−ばね(復動付勢
手段)51−−−−−−−−−−−−−−−−−−−一
一−−−−−−−ロックレバー(ロック手段)70a、
 70b −−−−、−−−、−、、誤挿入検出ローラ
(誤挿入検出手段) 71.72・−・・−・・・−・・−・・−・・−切欠
き79−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・
−一−−−−−フロントパネル89−−−−−−−−−
−−・・−・−−−−−・−−一一一−−制御プレート
96−・・−一−−−−−−−−−−−−−−−−−一
−−−−−−−−切換え手段である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カセット収納部内に大カセットと小カセットとを選
    択的に収納させるようにした大小カセット兼用収納棚に
    おいて、 上記カセット収納部内の互に異なる位置に選択的に挿入
    される大カセットと小カセットとによって復動位置から
    往動位置へ復動付勢手段に抗して往動される一対のエジ
    ェクト手段と、 上記一対のエジェクト手段を往動位置でロックするロッ
    ク手段と、 上記カセット収納部内の互に異なる位置に選択的に挿入
    される大カセットと小カセットとの互に位置がずれた底
    面の切欠きの有無の検出によって大カセットと小カセッ
    トとの正挿入及び誤挿入を検出し、正挿入検出時には上
    記ロック手段のロック動作を可能にする一方、誤挿入検
    出時には上記ロック手段のロック動作を禁止する一対の
    誤挿入検出手段と、 上記カセット収納部内に挿入される大カセットを検出し
    て、上記小カセットの誤挿入検出手段が誤挿入検出状態
    にあっても上記ロック手段のロック動作を可能にする大
    カセット検出手段とを具備することを特徴とする大小カ
    セット兼用収納棚。 2、カセット収納部内に大カセットと小カセットとを選
    択的に収納させるようにした大小カセット兼用収納棚に
    おいて、 上記カセット収納部内の互に異なる位置に選択的に挿入
    される大カセットと小カセットとによって復動位置から
    往動位置へ復動付勢手段に抗して往動される一対のエジ
    ェクト手段と、 上記一対のエジェクト手段を往動位置でロックするロッ
    ク手段と、 上記カセット収納部内の互に異なる位置に選択的に挿入
    される大カセットと小カセットとの互に位置がずれた底
    面の切欠きの有無の検出によって大カセットと小カセッ
    トとの正挿入及び誤挿入を検出し、正挿入検出時には上
    記ロック手段のロック動作を可能にする一方、誤挿入検
    出時には上記ロック手段のロック動作を禁止する一対の
    誤挿入検出手段と、 上記カセット収納部内に挿入される大カセットを検出し
    て、上記小カセットの誤挿入検出手段が誤挿入検出状態
    にあっても上記ロック手段のロック動作を可能にする大
    カセット検出手段と、上記カセット収納部のカセット挿
    入口を形成するフロントパネルで操作され、上記小カセ
    ットの誤挿入検出手段を動作不能な状態に切換える切換
    え手段とを具備することを特徴とする大小カセット兼用
    収納棚。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007080392A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Mitsumi Electric Co Ltd テープカートリッジオートローダー

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JP2007080392A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Mitsumi Electric Co Ltd テープカートリッジオートローダー

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