JP4184285B2 - ディスク装置 - Google Patents

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本発明は、光ディスクなどのディスク装置の構造に関する。
光ディスク等の再生又は記録を行うディスク装置において、ディスクの挿入方式としては一般的にトレーローディング方式とスロットローディング方式が用いられている。トレーローディング方式のディスク装置においては、ユーザのボタン操作などに応じてディスク装置から外部へスライドするディスクトレーの上にディスクを載せてディスクを挿入する。一方、スロットローディング方式のディスク装置においては、ユーザがディスクを挿入口に差し込むと、ディスク装置内部のローディングメカニズムがディスクを内部へ自動的に引き込み、所定のクランプ位置へ配置(ロード)する。スロットローディング方式のディスク装置においては、ディスクトレーが不要であるため、ディスク装置をより薄型にすることができる。そのため、最近ではスロットローディング方式を採用したディスク装置の薄型化の開発が進められている。
スロットローディング方式の薄型ディスク装置においては、限られた厚みの中でトラバースメカを昇降させる必要があるので、ディスクのローディング中にディスクがトップケースやトラバースメカと接触しないように、ディスクが有する反りやたわみを考慮してトップケースとディスクとのクリアランスを設定している。これは、ディスクが有する反りやたわみを考慮しないとディスク表面とディスク装置のトップケースの内壁とが接触し、ディスク表面に傷をつけてしまう恐れがあるからであり、この点がディスク装置の薄型化の障害の1つとなっていた。
本発明が解決しようとする課題は上記のようなものが一例として挙げられる。本発明は、ディスクの表面に傷などを生じることなく、さらなる薄型化が可能なディスク装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、ディスク装置であって、トップケース及びボトムケースを有する筐体と、前記筐体に設けられたディスク挿入口と、前記筐体の内部に設けられ、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクを保持して所定のクランプ位置に搬送するローディングメカニズムと、を有し、前記トップケースは、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクの主面と対向する搬送経路上の面の少なくとも一部に低摩擦材料で形成される領域を備え、前記ローディングメカニズムは、可動アームと、前記可動アームに設けられ、前記ディスクを下方から保持する保持部とを有し、前記低摩擦材料は、前記ローディング中に前記可動アームの移動に伴って前記保持部が移動する軌跡に対応する領域を除く領域に形成されている。
請求項3に記載の発明は、ディスク装置は、トップケース及びボトムケースを有する筐体と、前記筐体に設けられたディスク挿入口と、前記筐体の内部に設けられ、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクを保持して所定のクランプ位置に搬送するローディングメカニズムとを有し、前記トップケースは、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクの主面と対向する搬送経路上の面の少なくとも一部に低摩擦材料で形成される領域を備え、前記低摩擦材料は、前記トップケースの内面のうち、前記ディスクと接触する全領域に設けられている。
請求項4に記載の発明は、ディスク装置は、トップケース及びボトムケースを有する筐体と、前記筐体に設けられたディスク挿入口と、前記筐体の内部に設けられ、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクを保持して所定のクランプ位置に搬送するローディングメカニズムとを有し、前記トップケースは、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクの主面と対向する搬送経路上の面の少なくとも一部に低摩擦材料で形成される領域を備え、前記低摩擦材料は、前記ディスクが挿入される方向を長辺方向とする複数の短冊状に設けられている。
本発明の好適な実施形態では、ディスク装置は、トップケース及びボトムケースを有する筐体と、前記筐体に設けられたディスク挿入口と、前記筐体の内部に設けられ、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクを保持して所定のクランプ位置に搬送するローディングメカニズムと、を有し、前記トップケースは、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクの主面と対向する搬送経路上の面の少なくとも一部に低摩擦材料で形成される領域を備え、前記ローディングメカニズムは、可動アームと、前記可動アームに設けられ、前記ディスクを下方から保持する保持部とを有し、前記低摩擦材料は、前記ローディング中に前記可動アームの移動に伴って前記保持部が移動する軌跡に対応する領域を除く領域に形成されている。
上記のディスク装置は、例えば光ディスクなどのディスクを挿入し、ディスクに対する情報の記録及び/又は再生を行う。ディスク装置の筐体はトップケースとボトムケースにより構成される。筐体の前面にディスク挿入口が設けられ、筐体内部にはローディングメカニズムが設けられる。ローディングメカニズムは、可動アームと、当該可動アームに設けられ、ディスクを下方から保持する保持部とを有し、ディスク挿入口に挿入されたディスクを保持して所定のクランプ位置へ搬送する。トップケースは、ディスク挿入口に挿入されたディスクの主面と対向する搬送経路上の面の少なくとも一部に低摩擦材料で形成される領域を備える。ここでディスクの主面とは、ディスクの面のうち、トップケース側の面を指す。より具体的には、低摩擦材料は、ローディング中に可動アームの移動に伴って保持部が移動する軌跡に対応する領域を除く領域に形成されている。ローディングメカニズムの保持部は一般的にディスクの厚さより厚い形状を有し、ディスクを保持した状態では保持部の上端はディスクより上方まで突出した状態となることが多い。この場合、ローディング中に保持部はその上面が低摩擦材料に当たりつつ移動することになるので、保持部の上面と低摩擦材料との接触抵抗によりローディングメカニズムの移動が円滑に行えなくなることが考えられる。そこで、保持部が移動する領域には低摩擦材料を設けないようにして、ローディングメカニズムの円滑な移動を可能とする。
上記のディスク装置によれば、ディスクに反りや歪みなどがあってディスクの一部がトップケースに接触する場合でも、ディスクはその一部が低摩擦材料に接触しつつ円滑に搬送される。また、これにより、トップケースとディスクとのクリアランスを小さくすることができ、ディスクに傷などを生じる恐れなくディスク装置の大幅な薄型化が可能となる。低摩擦材料で形成される領域は、例えば低摩擦シートをトップケースの内面に貼り付けることにより構成することができる。また、例えば低摩擦材料を塗布し、又は印刷することにより形成してもよい。
他の一態様では、前記保持部は、上面が前記トップケースの内面及び前記低摩擦材料と接触しない形状を有する。これによっても、保持部の上面と低摩擦材料との接触抵抗をなくし、ローディングメカニズムの円滑な移動が可能となる。
本発明の好適な実施形態では、ディスク装置は、トップケース及びボトムケースを有する筐体と、前記筐体に設けられたディスク挿入口と、前記筐体の内部に設けられ、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクを保持して所定のクランプ位置に搬送するローディングメカニズムとを有し、前記トップケースは、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクの主面と対向する搬送経路上の面の少なくとも一部に低摩擦材料で形成される領域を備え、前記低摩擦材料は、前記トップケースの内面のうち、前記ディスクと接触する全領域に設けられている。ローディングメカニズムの保持部に対する摩擦抵抗が十分に低い材質の低摩擦材料を使用する場合は、ローディング中に保持部の上面が低摩擦材料と接触し続けてもローディングメカニズムの円滑な移動が可能であるので、低摩擦材料をトップケース内面のほぼ全領域に設けても構わない。この場合は、低摩擦材料の形状を加工する必要がなくなり、その分製造コストの低減が可能となる。
本発明の好適な実施形態では、ディスク装置は、トップケース及びボトムケースを有する筐体と、前記筐体に設けられたディスク挿入口と、前記筐体の内部に設けられ、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクを保持して所定のクランプ位置に搬送するローディングメカニズムとを有し、前記トップケースは、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクの主面と対向する搬送経路上の面の少なくとも一部に低摩擦材料で形成される領域を備え、前記低摩擦材料は、前記ディスクが挿入される方向を長辺方向とする複数の短冊状に設けられている。低摩擦材料の材質によっては、ディスクのほぼ全面が低摩擦材料に接触していると摩擦抵抗が比較的大きくなり、ディスクが当たる場合にディスクを円滑に挿入及びローディングすることに支障が生じる可能性もある。そのような場合には、全面に低摩擦材料を形成するのではなく、複数の短冊状の低摩擦材料を、相互に間隔を空けて、かつ、短冊形状の長辺方向がディスクの挿入方向、即ちディスクの移動方向と平行となるように設ける。これにより、ディスク上面との摩擦抵抗が減り、ディスクの円滑な挿入が可能となる。
上記のディスク装置において好適には、前記ローディングメカニズムは、前記ディスクを下方から保持する保持部を有し、前記ローディングメカニズムによるローディング中において、前記ディスクは前記保持部と前記低摩擦材料で形成される領域との間に保持される。この構成によれば、ディスクは、ローディングメカニズムにより下方から支持され、さらにディスク上面がトップケースに当たる場合には低摩擦材料により抑えられることにより、確実に保持される。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
本発明の実施例に係るディスク装置について、図1及至図6を参照して説明する。図1は、ディスク装置1の内部構造を示す側面図であり、ディスク装置1及びディスク100を側面から見た透視図である。なお、図1(a)はディスク100のローディング中の状態を示し、図1(b)はディスク100のクランプ中の状態を示し、図1(c)はクランプが完了した状態を示している。また、図2はディスク装置1の内部構造を示す平面図であり、ディスク装置1を上方から見た透視図である。なお、図2(a)はディスク100の挿入時の状態を示し、図2(b)はディスク100のローディング開始時の状態を示し、図2(c)はローディング終了時の状態を示す。
図示のように、ディスク装置1は、トップケース13aとボトムケース13bにより構成される筐体(ケース)13を備える。なお、図1の例では箱型のボトムケース13bと板状のトップケース13aにより筐体13を構成しているが、筐体の構成はこれには限られない。例えばトップケース及びボトムケースの両方を箱型としてもよい。
筐体のディスク挿入側には、ディスク挿入口(スリット)31を有するフロントベゼル15が設けられる。また、筐体13の内部にはトラバースメカ3及びローディングメカが設けられる。トラバースメカ3は、ディスク100に対して情報の記録及び/又は再生を行うためのピックアップ3a、ディスク100をクランプし回転させるスピンドルモータ3b、ピックアップ3aをディスク100の半径方向に移動させるスレッドモータ3cなどを備える。
また、トップケース13aの内面(図1(a)における下面)には低摩擦シート20が貼付されている。低摩擦シート20は、ディスク100のローディング中に後述するローディングメカと共働してディスクを案内するガイド部材としての機能、及び、ディスクの上面を傷などから保護する機能などを有し、例えば不織布、スエード、フェルトなどを使用することができる。
図1(a)に示されるように、ローディングメカは、主として可動アーム10〜12、固定のディスクガイド7〜8、図示しないディスククランプ機構などを備える。アーム10はディスク排出機能を有するアームであり、図2(b)の矢印Aの方向へ回動する。アーム11はディスク位置検出機能を有するアームであり、矢印Bの方向へ回動する。また、アーム12はディスクロード機能を有するアームであり、駆動機構12bにより駆動されて矢印Cの方向へ回動する。
アーム10の先端には、ディスク100を下方から保持する保持部としてのディスクガイド4が設けられている。同様に、アーム11には保持部としてのディスクガイド5が設けられ、アーム12には保持部としてのディスクガイド6が設けられている。
図3にディスクガイド4〜8の構造を示す。図3(a)は固定のディスクガイド7〜8の、ディスク100の垂直方向における断面図であり、図3(b)はアーム10〜12に設けられたディスクガイド4〜6の同方向における断面図である。
図3(a)に示すように、ディスクガイド7〜8は略L字型の断面形状を有し、ディスク100の外周端100aを下方から保持する。これにより、ディスク100は、トップケース13aの内面に貼付された低摩擦シート20と、ディスクガイド7〜8との間に保持された状態でディスク装置1の内部へ移動する。
図3(b)に示すように、ディスクガイド4〜6は円錐台形状の底部と円柱状の上部とを有し、ディスク100の外周端100aを下方から保持する。よって、ディスク100は、トップケース13aの内面に貼付された低摩擦シート20と、ディスクガイド4〜6との間に保持された状態で、アーム10〜12の回動に伴うディスクガイド4〜6の移動に応じてディスク装置1の内部へ移動する。
このように、本発明の実施例では、トップケース13aの内面に貼付した低摩擦シート20は、ディスクガイド4〜8と共働し、ディスク100を保持及び案内する役割を有する。低摩擦のシートを使用することにより、ディスクのローディング又はアンローディング(排出)中にディスク100の上面が低摩擦シート20に接触したままディスク100を滑らせて移動することができる。同時に、低摩擦シート20は、ディスク100がトップケース13aの内面と接触した際にディスク100を保護し、傷などが生じることを防止する役割を有する。このように、本発明では、トップケース13aの内面に貼付した低摩擦シート20を単にディスク100の保護シートとして使用するのみならず、積極的にディスク100を保持及び案内する機構の一部として使用する。このように、本発明では、低摩擦シート20を介してトップシート13aの内面とディスク100の上面とを積極的に接触させるように構成しているので、両者のクリアランスを小さくすることができ、これによりディスク装置1を大幅に薄型化することが可能となる。
図4に、低摩擦シート20の形状を示す。図示のように、低摩擦シート20は、トップケース13aの内面のうち、ディスクガイド4〜6が移動する軌跡に対応する領域21a〜21cを除いた全領域に貼付される。これは、ディスクガイド4〜6の上部、より詳細には図3(b)に示すディスクガイド4〜6の上面4b〜4cが低摩擦シート20に接触しないようにして、ディスクガイド4〜6が円滑に移動することを可能とするためである。これにより、ディスク100の上面は低摩擦シート20に接触しつつ移動するが、ディスクガイド4〜6の上面4b〜6bは低摩擦シート20に接触せずに移動することとなり、ディスク100の円滑なローディング及びアンローディングが可能となる。
次に、上記のディスク装置1におけるディスクのローディング時の動作について説明する。図2(a)〜(c)に示すように、ユーザが破線で示すディスク100をスリット31から矢印150の方向に挿入すると、ディスク100がディスク装置1の内部へ移動するのに伴い、アーム10は矢印Aに沿ってディスク装置1の奥方向へ回動し、アーム11は矢印Bに沿ってディスク装置1の奥方向へ回動する。即ち、ディスク100の挿入により、アーム10及び11はディスク装置1の内部方向へ押し込まれる。アーム11には図示しない位置検出スイッチが設けられており、ディスク100が矢印150方向に所定位置まで押し込まれると、位置検出スイッチがオンして駆動機構12bを駆動させ、アーム12を矢印Cの方向に回動させる。これにより、ディスク100はアーム12により抱え込まれるようにしてディスク装置1の内部へ引き込まれる。そして、図2(c)に示すように、ディスク100が所定のクランプ位置に配置された状態でローディングが終了する。
このように、ユーザがディスク100を挿入している間及びローディングメカがディスク100をローディングしている間、図1(a)に示すように、ディスク100の上面は低摩擦シート20と接触しつつ低摩擦シート20上を滑って所定のクランプ位置まで移動する。ローディングが終了し、ディスク100が所定のクランプ位置まで移動すると、図1(b)に示すように、図示しない機構によりトラバースメカ3が上昇し、ディスク100を低摩擦シート20に押し当てながらスピンドルモータ3bの回転部にクランプする。クランプが完了すると、図1(c)に示すように、トラバースメカ3が所定量下降してディスク100は低摩擦シート20から離れる。そして、スピンドルモータ3bが回転するとディスク100は低摩擦シート20と所定の間隙を維持した状態で回転し、ディスク100に対する情報の記録及び/又は再生が行われる。
一方、ディスクのアンローディング(排出)時には、基本的に上述と逆の動作が行われる。即ち、トラバースメカ3によるディスクのクランプが解放され、その後ローディングメカ3がアンローディング動作を行う。即ち、アーム12が図2(a)に示す位置まで回動し、アンローディング機能を担うアーム10が回動してディスク100をディスク装置1の外部へ移動させ、図2(a)に示す状態までディスク100を排出する。その後はユーザがディスク100をスリット31から取り出す。
次に、低摩擦シート20の貼付形状の他の例について説明する。上記の実施例では、図4に示したように、ディスクガイド4〜6の移動領域を除く領域に低摩擦シート20を貼付したが、ディスクガイド4〜6の上面との摩擦が十分に小さくなるような材質の低摩擦シート20を使用する場合には、図5に示すように、トップケース13aの内面全領域に低摩擦シート20bを貼付してもよい。低摩擦シート20とディスクガイド4〜6の上面との摩擦が十分に小さければ、ディスクガイド4〜6の移動が円滑に行われるので支障はない。
また、さらに他の例として、図6に示すように、低摩擦シート20を1枚のシートとするのではなく、略短冊状の複数の低摩擦シート20cを貼付してもよい。この場合、各低摩擦シート20cは、図示のように、その長さ(長辺)方向がディスク挿入方向に平行となるように、相互に間隙を空けて貼付される。これにより、ディスク100の挿入時及びローディング時におけるディスク100と低摩擦シート20との摩擦抵抗を低減しつつ、低摩擦シート20cの長さ方向にディスク100を確実に滑らせて案内することができる。また、図4の例と同様に、ディスクガイド4〜6の移動領域には低摩擦シート20を貼付しないこととすれば、低摩擦シート20とディスクガイド4〜6の上面との摩擦によりローディングメカの動作に悪影響が生じることはない。なお、図6に示すように短冊状の低摩擦シート20cを使用する場合でも、低摩擦シート20cの材質によってはディスクガイド4〜6の移動領域に低摩擦シート20cが存在しても構わない。
なお、本発明においては、低摩擦シート20をトップケース13aの内面ほぼ全領域に貼付することにより、筐体13の振動を抑制する効果も得られる。また、低摩擦シート20としてスエードフェルトを貼付することにより、ディスク装置1内の機械的構造が発生する騒音、例えばディスクの風切り音、モータ音、ギアノイズなどを抑制する効果も得られる。
なお、上記の実施例では、ディスクを低摩擦シートに接触させて搬送することとして説明したが、必ずしもディスクが低摩擦シートに接触しない構造としてもよい。即ち、ディスクの主面(トップケース側の面)にラベルなどが貼付されることもあるので、その分を考慮してある程度のマージンを設けてもよい。そのような場合でも、低摩擦シートが無い場合にはディスクの主面がトップケースに接触することを確実に防止するためにトップケースとディスク主面との間に十分に大きなマージンを確保するような設計が必要となる。これに対して、本発明では、低摩擦シートを設けることにより、ディスクの反り量やラベルの厚みなどの実質的な偏倚量のみを考慮して小さなマージンで済むので、ドライブ装置の薄型化に優れる。
なお、上記の実施例では、トップケースに低摩擦シートを貼付した例を示したが、その代わりに、低摩擦材料を塗布や印刷によりトップケースに形成しても同様の効果が得られる。
実施例に係るディスク装置の内部構成を示す側面図であり、図1(a)はローディング時の状態を示し、図1(b)はクランプ状態を示し、図1(c)はクランプ完了状態を示す。 実施例に係るディスク装置の内部構成を示す平面図であり、図2(a)はディスク挿入時の状態を示し、図2(b)はローディング時の状態を示し、図2(c)はローディング終了時の状態を示す。 ディスクガイドの形状を示す図である。 低摩擦シートの形状の一例を示す図である。 低摩擦シートの形状の他の例を示す図である。 低摩擦シートの形状のさらに他の例を示す図である。
符号の説明
1 ディスク装置
3 トラバースメカ
4、5、6、7、8 ディスクガイド
10、11、12 アーム
13 筐体
13a トップケース
13b ボトムケース
15 フロントベゼル
31 ディスク挿入口
20、20a、20b、20c 低摩擦シート
100 ディスク

Claims (5)

  1. トップケース及びボトムケースを有する筐体と、
    前記筐体に設けられたディスク挿入口と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクを保持して所定のクランプ位置に搬送するローディングメカニズムとを有し、
    前記トップケースは、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクの主面と対向する搬送経路上の面の少なくとも一部に低摩擦材料で形成される領域を備え
    前記ローディングメカニズムは、可動アームと、前記可動アームに設けられ、前記ディスクを下方から保持する保持部とを有し、
    前記低摩擦材料は、前記ローディング中に前記可動アームの移動に伴って前記保持部が移動する軌跡に対応する領域を除く領域に形成されていることを特徴とするディスク装置。
  2. 前記保持部は、上面が前記トップケースの内面及び前記低摩擦材料で形成される領域と接触しない形状を有することを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
  3. トップケース及びボトムケースを有する筐体と、
    前記筐体に設けられたディスク挿入口と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクを保持して所定のクランプ位置に搬送するローディングメカニズムとを有し、
    前記トップケースは、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクの主面と対向する搬送経路上の面の少なくとも一部に低摩擦材料で形成される領域を備え、
    前記低摩擦材料は、前記トップケースの内面のうち、前記ディスクと接触する全領域に設けられていることを特徴とするディスク装置。
  4. トップケース及びボトムケースを有する筐体と、
    前記筐体に設けられたディスク挿入口と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクを保持して所定のクランプ位置に搬送するローディングメカニズムとを有し、
    前記トップケースは、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクの主面と対向する搬送経路上の面の少なくとも一部に低摩擦材料で形成される領域を備え、
    前記低摩擦材料は、前記ディスクが挿入される方向を長辺方向とする複数の短冊状に設けられていることを特徴とするディスク装置。
  5. 前記ローディングメカニズムは、前記ディスクを下方から保持する保持部を有し、
    前記ローディングメカニズムによるローディング中において、前記ディスクは前記保持部と前記低摩擦材料で形成される領域との間に保持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のディスク装置。
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