JP2692158B2 - 浴室装置 - Google Patents

浴室装置

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JP2692158B2
JP2692158B2 JP63187206A JP18720688A JP2692158B2 JP 2692158 B2 JP2692158 B2 JP 2692158B2 JP 63187206 A JP63187206 A JP 63187206A JP 18720688 A JP18720688 A JP 18720688A JP 2692158 B2 JP2692158 B2 JP 2692158B2
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JP
Japan
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drainage
bathtub
drain
floor pan
rising
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JP63187206A
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JPH0238632A (ja
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光延 中谷
賢 浜田
一夫 永海
猛 長尾
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、バスユニットの排水手段に関するものであ
る。
従来の技術 従来のこの種の床パン式バスユニットは、第7図およ
び第8図に示すように、床21と浴槽24とエプロン25とが
分割式になっており、浴槽と洗い場が一体のバスユニッ
トのように同一材料での形状ではなく、異種材料で構成
することができ、用途に応じ耐久性,デザイン性の面で
その特長をだすことができ、広く普及している。このバ
スユニットにおいて第7図および第8図のように、床21
は浴槽載置部23と先い場22からなり、浴槽載置部23には
浴槽24が載置され、前面にはエプロン25が取付られてい
る。さらに床21には排水口29が形成され、その排水口29
の上に排水用カバー27が載置され、排水口29に向け、洗
い場22および浴槽載置部23から流れ勾配が形成されてな
るものであった。
なお図中30はユニット壁材であり、28は床脚である。
31は排水の流れ方向を示す矢印である。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、まず浴槽24から排水され
た水は、浴槽載置部23に流れ、つづいて排水口29へと流
れる。また洗い場22からの水についても同様である。し
かし万一洗い場22からの排水が一度に多量であった場合
は、排水口29で同時に排水することはできず、あふれた
水は浴槽載置部23にも流れ込む結果となる。そして、毎
日の入浴によりこのようなことを日常的に繰返えすこと
となり、自然に浴槽載置部は常に湿った状態で、表面は
水あかがつき、カビ、悪臭の発生につながるという課題
があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、基本的に
は浴槽載置部側に排水が流れ込ないようにしようとする
ものである。
課題を解決するための手段 本発明の浴室装置は、床パン上に立上り仕切部を設け
て洗い場と浴槽載置部を形成し、この浴槽載置部には浴
槽を載置し、床パンの洗い場には排水口を設けるととも
に、浴槽の排水孔と接続した排水管の端部を、立上り仕
切壁を水密挿通し洗い場排水口に接続したものである。
さらに浴槽からの排水管が接続される立上り仕切壁を着
脱自在とした構造である。一方立上り仕切壁には小さな
排水孔が形成され、この排水孔は洗い場側排水口には別
方向の開口を形成したものである。また洗い場側に露呈
するところの排水部および排水管上面を排水用カバーで
覆設し、浴槽には排水部側に隣接する側面と底面とのコ
ーナー部に保護カバーを取付けたものである。
作用 本発明の浴室装置は、洗い場から流れる排水は、床パ
ン上に設けられた立上り仕切部により、浴槽載置部には
ほとんど流れ込むことはなく、排水口へと流れ込む、ま
た、浴槽からの排水は、排水管により直接排水口へと排
水される。さらに万一浴槽側からの漏水があった場合
は、立上り仕切部に設けた排水孔より排水口へと流れ込
む。一方、排水孔の開口は排水口とは方向を異にし、洗
い場からの排水が浴槽載置部に流れ込むことを極力おさ
える構造になっている。さらに、この立上り仕切部は着
脱自在になっており、取はずしにより、洗い場から浴槽
載置部側に流入した水をふきとることができる。また洗
い場側に露呈するところの排水部および排水管の上面を
排水用カバーで覆設しているので外観が良好となる。ま
た排水部側に隣接する浴槽外壁に保護カバーを設けてい
るので、浴槽下部の清掃時に浴槽外壁のガラスせんいに
触れなく安全となるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について、第1図〜第3図を
参照しながら説明する。
図において、1は、床パンで、前記床パン上の立上り
仕切部2により洗い場3側と浴槽載置部4が形成されて
いる。洗い場3側には排水口5が取付けられている。前
記浴槽載置部4には浴槽6が載置され、その底部には排
水孔があり、排水管7により立上り仕切部2に水密挿通
し、排水口5へと接続されている。前記立上り仕切部2
は着脱自在となっている。そして、浴槽6には保護カバ
ー8が取付けられている。図中の9はタブエプロン、10
は排水用トラップ、11は床パン脚である。
一方排水口5の上部には排水用カバー12が載置されて
いる。さらに浴槽載置部4の排水口5近傍は段差を設け
溜り部13が形成されている。また立上り仕切部2には小
さな排水孔14が形成され、この排水孔14は排水口5に対
し方向を異にする開口方向である。
15はユニット壁材である。
上記構成において、まず洗い場側3からの排水は大多
数が排水口5へと流れ排水される。一方浴槽6側からの
排水は、排水管が立上り仕切部2を介し、排水口5へと
流れ込む。次に万一浴槽6側のトラブルにて、漏水があ
った場合は、浴槽載置部4を流れ、立上り仕切部2に設
けた排水孔14より排水口5へと流れる。次に一度に多量
の水が洗い場3より排水された場合は、立上り仕切部2
に設けた排水孔14よりわずかな量ではあるが、浴槽載置
部4に設けた溜り部13に流れこむ。さらに排水が進むに
つれて、この溜り部13の水も再び排水孔14を通じ、排水
口5へと排水される。しかしこのことが毎日繰返される
と、溜り部13に水あかがついて不衛生になるため、立上
り仕切部2をネジで着脱自在な構成にしてあり取はずし
ができ清掃ができるものである。また浴槽6のコーナ立
には保護カバー8が貼れてあり、溜り部13の清掃中に浴
槽裏面に手が触れても安全である。一方立上り仕切部2
に設けた排水孔14には、洗い場側からの排水が極力流れ
込むことを防ぐため、排水孔14の孔方向を排水口の正面
に位置せず別方向に位置するように形成されている。さ
らに排水部5上面には排水用カバー12で覆設されてい
る。
なお、上記実施例では、排水口の位置を床パン中央端
としたが、これに限定されるものでなく、第5図に示す
ように、排水口10の位置を洗い場3の浴槽6側中央部に
設けてもよいし、第6図に示すように、立上り仕切部を
排水部のみの部分的に設けるのではなく、洗い場3と浴
槽載置部4の仕切全体に設け、かつ着脱自在にしてもよ
い。また第4図に示すように排水部5の位置を洗い場3
側の浴槽6とは反対の位置に設け、洗い場3部に溝Aを
形成しその上に排水カバー13を設けた構成としても本発
明の効果を達成するものである。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によ
れば以下の効果を奏するものである。
すなわち、洗い場から、浴槽側からの排水はほとんど
直接排水口へと流れ込み、特に不衛生であった浴槽載置
部への流入はない。万一一度に多量の排水をした時も、
立上り仕切部にもうけた排水孔よりわずかに浴槽載置部
に流入するが、浴槽載置部に溜り部を設け、流入しても
この溜り部だけに溜ることとなり、水あか等が付着する
ところを限定することができる。さらに、万が一浴槽の
排水の配管内で水漏れが発生した場合でも床パン上であ
るので浴室外に水漏れすることがなく、従来不衛生で、
カビ,悪臭の発生があった浴槽載置部を清潔にすること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すパン式バスユニットの
斜視図、第2図は同要部拡大図、第3図は同断面図、第
4図,第5図,第6図は他の実施例を示す断面図であ
り、第7図は従来例を示す斜視図、第8図は従来例を示
す断面図である。 1……床パン、2……立上り仕切部、3……洗い場、4
……浴槽載置部、5……排水口、8……保護カバー、12
……排水用カバー、14……排水孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長尾 猛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−90876(JP,U) 特公 昭52−8291(JP,B1)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床パン上に立上り仕切部を設けてなる洗い
    場と浴槽載置部を形成し、前記浴槽載置部には浴槽を載
    置し、床パンには排水部を設けるとともに、前記浴槽の
    排水口と接続した排水管は前記床パン上にあり、かつそ
    の端部を前記立上り仕切部に水密挿通して、前記排水部
    に配設してなる浴室装置。
  2. 【請求項2】立上り仕切壁の下部には排水孔を形成し、
    この排水孔は屈曲路としてなる請求項1記載の浴室装
    置。
  3. 【請求項3】浴槽載置部に載置した浴槽において、排水
    部側に隣接する側面と底面とのコーナー部に保護カバー
    を取付てなる請求項1記載の浴室装置。
JP63187206A 1988-07-27 1988-07-27 浴室装置 Expired - Lifetime JP2692158B2 (ja)

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JP63187206A JP2692158B2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 浴室装置

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JPH0238632A JPH0238632A (ja) 1990-02-08
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JPS528291U (ja) * 1975-07-07 1977-01-20
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