JP2691633B2 - 竪型射出成形機 - Google Patents
竪型射出成形機Info
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- JP2691633B2 JP2691633B2 JP2227937A JP22793790A JP2691633B2 JP 2691633 B2 JP2691633 B2 JP 2691633B2 JP 2227937 A JP2227937 A JP 2227937A JP 22793790 A JP22793790 A JP 22793790A JP 2691633 B2 JP2691633 B2 JP 2691633B2
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- JP
- Japan
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- platen
- resin
- purge
- injection
- carrier
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1753—Cleaning or purging, e.g. of the injection unit
- B29C45/1755—Means for receiving or discharging purged material; Purge shields
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、射出部と型締部が上下に配置された構造
の竪型射出成形機におけるパージ樹脂の除去に関する。
の竪型射出成形機におけるパージ樹脂の除去に関する。
従来技術 竪型射出成形機は射出部と型締部が縦方向に配置され
る関係から、一般に背が高く、射出部のシリンダアセン
ブリのノズルが対向するプラテン(型締部のプラテンで
あって、下方の金型に対する上方の金型を取付けている
プラテン、可動である場合と固定である場合がある)の
位置も高い。
る関係から、一般に背が高く、射出部のシリンダアセン
ブリのノズルが対向するプラテン(型締部のプラテンで
あって、下方の金型に対する上方の金型を取付けている
プラテン、可動である場合と固定である場合がある)の
位置も高い。
そのために、樹脂換えや樹脂抜きに際して行うパージ
ングの時、パージされた樹脂(パージ樹脂)の除去作業
が高所で困難な、場合によっては手探りの作業となり、
成形機周辺は足元が不安定になりやすいことも相俟っ
て、危険なことがある。
ングの時、パージされた樹脂(パージ樹脂)の除去作業
が高所で困難な、場合によっては手探りの作業となり、
成形機周辺は足元が不安定になりやすいことも相俟っ
て、危険なことがある。
発明が解決しようとする課題 この発明は、パージングを簡単で完全に行える竪型射
出成形機の提供を課題とする。
出成形機の提供を課題とする。
課題を解決するための手段 竪型射出成形機において、シリンダアセンブリのノズ
ルが対向する型締部のプラテン上面に搬送具を設ける。
ルが対向する型締部のプラテン上面に搬送具を設ける。
搬送具はパージ樹脂を受けると共にパージ樹脂除去位
置で搬送してきたパージ樹脂を排出する機能を備える。
置で搬送してきたパージ樹脂を排出する機能を備える。
前記搬送具を前記プラテンの上面に設けたガイド溝へ
移動可能に配置し、射出作動に関して退避した位置から
樹脂を受ける位置およびパージ樹脂除去位置に移動させ
る駆動手段を設ける。
移動可能に配置し、射出作動に関して退避した位置から
樹脂を受ける位置およびパージ樹脂除去位置に移動させ
る駆動手段を設ける。
パージ樹脂除去位置は樹脂を受ける位置を挟んで反対
側に設ける。
側に設ける。
作 用 パージングの時、駆動手段を操作することによって、
搬送具がパージ樹脂を受け、除去位置に搬送し、搬送し
たパージ樹脂を排出する。
搬送具がパージ樹脂を受け、除去位置に搬送し、搬送し
たパージ樹脂を排出する。
実施例 第1図は、竪型射出成形機1を示し、射出部2、型締
部3を射出部2を上方として縦方向に備え、射出部2の
下部に位置したシリンダアセンブリ4のノズル5が、型
締部2における第1のプラテン6と対向している。
部3を射出部2を上方として縦方向に備え、射出部2の
下部に位置したシリンダアセンブリ4のノズル5が、型
締部2における第1のプラテン6と対向している。
射出部2と型締部3は図のように一体的な枠構造を持
つ可動部7に構成され、射出成形機1全体の機枠8に対
して上下に移動することができる。
つ可動部7に構成され、射出成形機1全体の機枠8に対
して上下に移動することができる。
射出部2は型締部3の第1プラテン6上に立設された
前後左右4本のガイドバー9とその上端に固定されてい
るベースプレート10の間に、射出ユニット11が上下方向
へ摺動自在に装着されている。射出ユニット11は、図示
していないが、通常の横型射出成形機の場合と同様に、
リアプレート、可動プレート、フロントプレートに相当
する構造を上下方向に有し、フロントプレートに前記の
シリンダアセンブリ4の基部が取付けられ、その内部の
計量スクリューの基部が可動プレートに軸架されてお
り、リアプレートと可動プレートの間に設けた射出機構
を作動すると可動プレートがフロントプレート側に移動
して射出が行われる。
前後左右4本のガイドバー9とその上端に固定されてい
るベースプレート10の間に、射出ユニット11が上下方向
へ摺動自在に装着されている。射出ユニット11は、図示
していないが、通常の横型射出成形機の場合と同様に、
リアプレート、可動プレート、フロントプレートに相当
する構造を上下方向に有し、フロントプレートに前記の
シリンダアセンブリ4の基部が取付けられ、その内部の
計量スクリューの基部が可動プレートに軸架されてお
り、リアプレートと可動プレートの間に設けた射出機構
を作動すると可動プレートがフロントプレート側に移動
して射出が行われる。
射出ユニット11の全体とベースプレート10の間にボー
ルねじ・ナット機構12が設けられ、ノズルタッチ用モー
タ13で駆動されるようになっている。
ルねじ・ナット機構12が設けられ、ノズルタッチ用モー
タ13で駆動されるようになっている。
符号14はホッパーで成形材料の収容と供給を行う。
型締部3は前記の第1プラテン6、第2プラテン15、
第3プラテン16を備え、第1プラテン6と第3プラテン
16は前後左右4本のタイロッド17で上下に結合され、第
2プラテン15は機枠8の一部で固定位置にある。また、
第1、第2、第3の各プラテン6,15,16は相互に平行
で、第1プラテン6と第2プラテン15の対向面にそれぞ
れ金型18が装着され、第3プラテン16と第2プラテン15
の間にはボールねじ・ナット機構19が設けられ、第3プ
ラテン16に固定された型締用サーボモータ20で駆動され
るようになっている。
第3プラテン16を備え、第1プラテン6と第3プラテン
16は前後左右4本のタイロッド17で上下に結合され、第
2プラテン15は機枠8の一部で固定位置にある。また、
第1、第2、第3の各プラテン6,15,16は相互に平行
で、第1プラテン6と第2プラテン15の対向面にそれぞ
れ金型18が装着され、第3プラテン16と第2プラテン15
の間にはボールねじ・ナット機構19が設けられ、第3プ
ラテン16に固定された型締用サーボモータ20で駆動され
るようになっている。
そして、型締部3における前記のタイロッド17と射出
部2における前記のタイバー9は機枠8により縦方向に
ガイドされ、第2プラテン15を除いた射出部2、型締部
3からなる可動部7の全体が型締用サーボモータ20の駆
動によるボールねじ・ナット機構19によって上下に駆動
される。これにより、第1のプラテン6と第2のプラテ
ン15に固定された金型18の間で型締めおよび型開きが行
われる。
部2における前記のタイバー9は機枠8により縦方向に
ガイドされ、第2プラテン15を除いた射出部2、型締部
3からなる可動部7の全体が型締用サーボモータ20の駆
動によるボールねじ・ナット機構19によって上下に駆動
される。これにより、第1のプラテン6と第2のプラテ
ン15に固定された金型18の間で型締めおよび型開きが行
われる。
したがって、この実施例において、第1プラテン6は
可動プラテンであると共に上方のプラテンである。同様
に、第2プラテン15は固定プラテンであると共に下方の
プラテンである。
可動プラテンであると共に上方のプラテンである。同様
に、第2プラテン15は固定プラテンであると共に下方の
プラテンである。
そして、第2図に示すように、第1プラテン6の上面
には、ノズル挿入孔21を横断して一方の端から他方の端
に至る幅広の浅いガイド溝22がが形成され、これにすっ
ぽりと嵌まる形で搬送具23が配置されている。
には、ノズル挿入孔21を横断して一方の端から他方の端
に至る幅広の浅いガイド溝22がが形成され、これにすっ
ぽりと嵌まる形で搬送具23が配置されている。
前記ガイド溝22の一端側は搬送具23の退避位置Aとさ
れ、他端がパージ樹脂24(第3図)の除去位置Bっとな
っている。また、その中間のノズル挿入孔21と交叉する
位置が樹脂受け位置Cである。すなわち、パージ樹脂の
除去位置Bは樹脂受け位置Cを挟んで退避位置Aの反対
側となっている。
れ、他端がパージ樹脂24(第3図)の除去位置Bっとな
っている。また、その中間のノズル挿入孔21と交叉する
位置が樹脂受け位置Cである。すなわち、パージ樹脂の
除去位置Bは樹脂受け位置Cを挟んで退避位置Aの反対
側となっている。
搬送具23の後端(退避位置側)には、可撓性で伸縮量
が小さい樹脂製ラック25の一端が固定されている。この
ラック25は搬送具23を退避位置Aとパージ除去位置B間
に往復移動できる長さを備え、他端側は図のように第1
プラテン6の側面に固定されたステーのガイド部26に案
内されて上方に伸びている。
が小さい樹脂製ラック25の一端が固定されている。この
ラック25は搬送具23を退避位置Aとパージ除去位置B間
に往復移動できる長さを備え、他端側は図のように第1
プラテン6の側面に固定されたステーのガイド部26に案
内されて上方に伸びている。
退避位置Aに近接して送りモータ27が第1プラテン6
に固定され、その出力軸に所定トルクで滑りを生じるフ
リクションカプラを介してピニオン28が取付けられ、前
記のラック25と噛合している。送りモータ27はこれに接
続されたペンダントスイッチPを操作することで該ラッ
ク25を前進および後退できるようになっている。すなわ
ち、ペンダントスイッチPはそれぞれ回転方向の切り替
えおよび電源のオン・オフを兼ねた前進(B位置方向)
と後進(A位置方向)に関する二つのボタンを有し、ボ
タンを押している間、前進あるいは後進を続け、押圧を
止めると送りモータ27の回転が停止するものである。
に固定され、その出力軸に所定トルクで滑りを生じるフ
リクションカプラを介してピニオン28が取付けられ、前
記のラック25と噛合している。送りモータ27はこれに接
続されたペンダントスイッチPを操作することで該ラッ
ク25を前進および後退できるようになっている。すなわ
ち、ペンダントスイッチPはそれぞれ回転方向の切り替
えおよび電源のオン・オフを兼ねた前進(B位置方向)
と後進(A位置方向)に関する二つのボタンを有し、ボ
タンを押している間、前進あるいは後進を続け、押圧を
止めると送りモータ27の回転が停止するものである。
樹脂製ラック25、送りモータ27、ピニオン28およびペ
ンダントスイッチPなどが搬送具23の駆動手段を形成し
ている。
ンダントスイッチPなどが搬送具23の駆動手段を形成し
ている。
なお、退避位置Aの後端およびパージ樹脂除去位置B
の前端にはそれぞれストッパ29が配置されていて、搬送
具23の後壁が衝突することにより、搬送具23が停止され
ガイド溝22から外れないようになっている。前方のスト
ッパ29はこれに搬送具23の後壁が衝突するとヒンジ31
(後述)が第3図のようにガイド溝22の前端から外れる
が搬送具23のヒンジ31より後部分がガイド溝22に残る位
置である。
の前端にはそれぞれストッパ29が配置されていて、搬送
具23の後壁が衝突することにより、搬送具23が停止され
ガイド溝22から外れないようになっている。前方のスト
ッパ29はこれに搬送具23の後壁が衝突するとヒンジ31
(後述)が第3図のようにガイド溝22の前端から外れる
が搬送具23のヒンジ31より後部分がガイド溝22に残る位
置である。
また、搬送具23が見えなくともラック25の位置、すな
わち、送り量でパージ樹脂受け位置にあることを知るこ
とができるように、前記のラック25の正面側に色変わり
によるマークMを付している。
わち、送り量でパージ樹脂受け位置にあることを知るこ
とができるように、前記のラック25の正面側に色変わり
によるマークMを付している。
搬送具23は、第2,3図に示すようにガイド溝22内を摺
動する浅い塵取り状の容器で、底板30が後部のヒンジ31
を中心に下方へ回動自在に構成されており、表面の滑ら
かなステンレス製である。
動する浅い塵取り状の容器で、底板30が後部のヒンジ31
を中心に下方へ回動自在に構成されており、表面の滑ら
かなステンレス製である。
射出成形は、第1プラテン6、第2プラテン15にそれ
ぞれ可動側、固定側の金型を装着し、型厚調整した後、
ノズルタッチ用モータ13で射出ユニット11を下降してノ
ズルタッチ状態とし、型締モータ20により、機枠8に対
し可動部7を下降させて型締を行い、次いで射出部2を
作動して射出を行い、保圧、冷却の後、型開きをして、
製品を取出す。
ぞれ可動側、固定側の金型を装着し、型厚調整した後、
ノズルタッチ用モータ13で射出ユニット11を下降してノ
ズルタッチ状態とし、型締モータ20により、機枠8に対
し可動部7を下降させて型締を行い、次いで射出部2を
作動して射出を行い、保圧、冷却の後、型開きをして、
製品を取出す。
この作動は従来のものと各別異ならない。
所定回数の成形作動の後、使用樹脂を交換するとき、
あるいはシリンダアセンブリ4内部の残留樹脂を抜き取
る時は、ノズルタッチ用モータ13を逆転して、シリンダ
アセンブリ4先端のノズル5を第1プラテン6から充分
に離れたノズルタッチ解除の状態とする。
あるいはシリンダアセンブリ4内部の残留樹脂を抜き取
る時は、ノズルタッチ用モータ13を逆転して、シリンダ
アセンブリ4先端のノズル5を第1プラテン6から充分
に離れたノズルタッチ解除の状態とする。
次いで、ペンダントスイッチPの前進ボタンを押して
ラック25のマークMがガイド部26の先端位置に到達する
まで送りモータ27を正転し退避位置Aにある搬送具23を
パージ樹脂受け位置Cとする。射出成形機1をパージモ
ードとし、ホッパー14にパージ用樹脂材料を充填して、
所定の樹脂温度、計量スクリューの回転数、射出速度で
空打ちを行う。パージされた樹脂は搬送具23の底板30上
に打ち出される(第3図)。
ラック25のマークMがガイド部26の先端位置に到達する
まで送りモータ27を正転し退避位置Aにある搬送具23を
パージ樹脂受け位置Cとする。射出成形機1をパージモ
ードとし、ホッパー14にパージ用樹脂材料を充填して、
所定の樹脂温度、計量スクリューの回転数、射出速度で
空打ちを行う。パージされた樹脂は搬送具23の底板30上
に打ち出される(第3図)。
所定回数の空打ちの後、パージングを一時停止し、ペ
ンダントスイッチPの前進ボタンを押して送りモータ27
を、搬送具23の後壁がガイド溝22前端のストッパ29に衝
突するパージ樹脂除去位置Cまで、さらに正転させる
(第3図)。すると、この位置では搬送具23のヒンジ31
がガイド溝22から外れるので底板30が下方に垂れ下が
り、搬送してきたパージ樹脂24を自動的に排出する。こ
の位置の搬送具23は目視できるから、搬送具23がパージ
樹脂除去位置Bに到着したとしてペンダントスイッチP
による送りモータ27の作動を停止する。
ンダントスイッチPの前進ボタンを押して送りモータ27
を、搬送具23の後壁がガイド溝22前端のストッパ29に衝
突するパージ樹脂除去位置Cまで、さらに正転させる
(第3図)。すると、この位置では搬送具23のヒンジ31
がガイド溝22から外れるので底板30が下方に垂れ下が
り、搬送してきたパージ樹脂24を自動的に排出する。こ
の位置の搬送具23は目視できるから、搬送具23がパージ
樹脂除去位置Bに到着したとしてペンダントスイッチP
による送りモータ27の作動を停止する。
パージ樹脂除去位置Bは、退避位置Aとは第1プラテ
ン6の反対側にある。この個所は比較的機器が込み合っ
ておらず、放出される樹脂を受ける容器などを配置しや
すい。
ン6の反対側にある。この個所は比較的機器が込み合っ
ておらず、放出される樹脂を受ける容器などを配置しや
すい。
なお、停止のタイミングが多少ずれたとしてもピニオ
ン28はフリクションカプリングで滑るだけで特別な支障
はない。
ン28はフリクションカプリングで滑るだけで特別な支障
はない。
また、搬送具23の底板30は滑らかなステンレス製であ
ることとパージモードの射出条件によりパージ樹脂24の
温度が低く、これが底板30に付着して落下しないという
ことはない。
ることとパージモードの射出条件によりパージ樹脂24の
温度が低く、これが底板30に付着して落下しないという
ことはない。
パージ樹脂24の落下が確認されたら、ペンダントスイ
ッチPにより、送りモータ27を逆転して搬送具23を前記
のパージ樹脂受け位置C(パージングを継続する場合)
が退避位置Aに戻す(パージングを終了する場合)。い
ずれも前記のようにラック25のマークMを目安に行う。
なお、搬送具23は常時第1プラテン6のガイド溝22に支
持され、かつ、案内されるので、作動が安定してスムー
ズである。位置Aの場合は搬送具23が後端のストッパ29
に衝突してトラック25の動きが停止したのを見て送りモ
ータ27を停止しても良い。
ッチPにより、送りモータ27を逆転して搬送具23を前記
のパージ樹脂受け位置C(パージングを継続する場合)
が退避位置Aに戻す(パージングを終了する場合)。い
ずれも前記のようにラック25のマークMを目安に行う。
なお、搬送具23は常時第1プラテン6のガイド溝22に支
持され、かつ、案内されるので、作動が安定してスムー
ズである。位置Aの場合は搬送具23が後端のストッパ29
に衝突してトラック25の動きが停止したのを見て送りモ
ータ27を停止しても良い。
以上は実施例である。
送りモータ27をサーボモータとし、射出成形機が備え
たNC装置によって射出成形機1のパージングモードにお
ける作動と搬送具23を駆動する送りモータ27の駆動を自
動的に連動させ、搬送具23を前記の各位置A,B,Cにそれ
ぞれ移動停止させる制御を行うこともできる。この場
合、制御処理上の特徴として、前記の位置A,B,Cに関す
るデータをメモリに備えていること、パージ樹脂を射出
する作動の前に搬送具23がC位置にあることを確認する
こと、また、その回の射出作動が完了したことが確認さ
れてから搬送具23をB位置までおくること、かつ、パー
ジ処理の終了を確認してから搬送具23を退避位置に戻
し、それ以外の場合はC位置に戻すことである。
たNC装置によって射出成形機1のパージングモードにお
ける作動と搬送具23を駆動する送りモータ27の駆動を自
動的に連動させ、搬送具23を前記の各位置A,B,Cにそれ
ぞれ移動停止させる制御を行うこともできる。この場
合、制御処理上の特徴として、前記の位置A,B,Cに関す
るデータをメモリに備えていること、パージ樹脂を射出
する作動の前に搬送具23がC位置にあることを確認する
こと、また、その回の射出作動が完了したことが確認さ
れてから搬送具23をB位置までおくること、かつ、パー
ジ処理の終了を確認してから搬送具23を退避位置に戻
し、それ以外の場合はC位置に戻すことである。
搬送具23の移動経路は第4図のように円弧状とし、ま
た、排出機構としてソレノイドによるスクレーパを設け
ることもできる。
た、排出機構としてソレノイドによるスクレーパを設け
ることもできる。
搬送具23からパージ樹脂24を排出する手段は、前記の
他に、底板30を反転させてしまう方法など種々の手段を
取り得る。
他に、底板30を反転させてしまう方法など種々の手段を
取り得る。
発明の効果 高所におけるパージ樹脂の除去を、自動的にあるいは
手元の操作具(ペンダントスイッチなど)で遠隔的に行
えるから、作業が簡単であり、また危険がない。
手元の操作具(ペンダントスイッチなど)で遠隔的に行
えるから、作業が簡単であり、また危険がない。
搬送具の移動が安定し、スムーズである。
さらに、パージ樹脂除去位置を機器が混み入らない個
所としているので、放出されたパージ樹脂の処理が容易
である。
所としているので、放出されたパージ樹脂の処理が容易
である。
第1図は正面図、第2図は要部の斜視図、第3図は作動
を示すための図、第4図は他の実施例の平面図である。 6……第1プラテン、11……射出ユニット、 13……ノズルタッチ用モータ、22……ガイド溝、 23……搬送具、24……パージ樹脂、25……樹脂製ラッ
ク、27……送りモータ、30……底板、 31……ヒンジ。
を示すための図、第4図は他の実施例の平面図である。 6……第1プラテン、11……射出ユニット、 13……ノズルタッチ用モータ、22……ガイド溝、 23……搬送具、24……パージ樹脂、25……樹脂製ラッ
ク、27……送りモータ、30……底板、 31……ヒンジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 進 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内 (72)発明者 平 尊之 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内 (72)発明者 渡辺 菊夫 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内 (72)発明者 纐纈 晃 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内 (72)発明者 松倉 利夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番地2号 オリンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 前田 薫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番地2号 オリンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 米久保 広志 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番地2号 オリンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 芳賀 健二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番地2号 オリンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 徳田 一成 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番地2号 オリンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−8913(JP,U) 実開 昭63−72015(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】射出部と型締部を、該射出部を上方として
縦方向に配置し、シリンダアセンブリのノズルが対向す
る型締部におけるプラテンの上面に、パージ樹脂を受け
またパージ樹脂除去位置で排出できる搬送具を、プラテ
ンの上面に設けたガイド溝に沿って移動可能に配置し、
該搬送具を退避位置から樹脂受け位置および樹脂受け位
置を挟んで反対側に設けたパージ樹脂除去位置に移動さ
せる駆動手段を設けてあることを特徴とした竪型射出成
形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2227937A JP2691633B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 竪型射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2227937A JP2691633B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 竪型射出成形機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04110115A JPH04110115A (ja) | 1992-04-10 |
JP2691633B2 true JP2691633B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=16868622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2227937A Expired - Fee Related JP2691633B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 竪型射出成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2691633B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3287669B2 (ja) * | 1993-10-29 | 2002-06-04 | ワイケイケイ株式会社 | 縦型射出成形機 |
CN112223700B (zh) * | 2020-10-13 | 2022-07-08 | 安徽德基汇金机械科技有限公司 | 一种矿用皮带滚轴的生产结构及生产工艺 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0342990Y2 (ja) * | 1986-10-30 | 1991-09-09 | ||
JPH0611148Y2 (ja) * | 1988-06-30 | 1994-03-23 | 日精樹脂工業株式会社 | 射出成形機のパージング受装置 |
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