JPH0342990Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342990Y2 JPH0342990Y2 JP1986166828U JP16682886U JPH0342990Y2 JP H0342990 Y2 JPH0342990 Y2 JP H0342990Y2 JP 1986166828 U JP1986166828 U JP 1986166828U JP 16682886 U JP16682886 U JP 16682886U JP H0342990 Y2 JPH0342990 Y2 JP H0342990Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- purge material
- purge
- receiver
- material receiver
- injection molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010926 purge Methods 0.000 claims description 69
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 64
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 9
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 8
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 5
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
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- 230000032258 transport Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は射出成形機の材料替え、色替えに係る
もので、特にパージされた材料の処理の自動化に
関するものである。
もので、特にパージされた材料の処理の自動化に
関するものである。
(従来の技術)
射出成形業界に於ても製品の多様化により多品
種、少量生産を余儀なくされており、樹脂替えの
機会は増加している。従つてパージ材排除作業を
自動化し短時間で樹脂替えを行なえるようにする
ことは射出成形機の自動化を進める上で重要であ
る。パージ材排除についての従来技術は第6図に
示す如く固定ダイプレート1の反金型取付面側Y
にシリンダ3とそのロツド先端にパージプレート
4を取付けてノズル5と金型注入口孔2との間に
パージプレート4を進退させるようになつてお
り、パージ動作に際し、パージプレート4がノズ
ル5と注入口孔2を結ぶ線上を横切り、ノズル5
から射出されるパージ材料が注入口孔2へ届かな
いようにしている。
種、少量生産を余儀なくされており、樹脂替えの
機会は増加している。従つてパージ材排除作業を
自動化し短時間で樹脂替えを行なえるようにする
ことは射出成形機の自動化を進める上で重要であ
る。パージ材排除についての従来技術は第6図に
示す如く固定ダイプレート1の反金型取付面側Y
にシリンダ3とそのロツド先端にパージプレート
4を取付けてノズル5と金型注入口孔2との間に
パージプレート4を進退させるようになつてお
り、パージ動作に際し、パージプレート4がノズ
ル5と注入口孔2を結ぶ線上を横切り、ノズル5
から射出されるパージ材料が注入口孔2へ届かな
いようにしている。
従つて、パージ材料はパージプレート4に当
り、直下に設けたパージ材受け32へ溜り、一定
量のパージ材が溜ると作業者が排除する方法を採
つている。
り、直下に設けたパージ材受け32へ溜り、一定
量のパージ材が溜ると作業者が排除する方法を採
つている。
(考案が解決しようとする問題点)
従来技術はパージ材排除作業を完全に自動化し
たものでなかつた為、射出成形機の完全自動化の
障害となつていた。
たものでなかつた為、射出成形機の完全自動化の
障害となつていた。
又大型機の場合、1度の樹脂替え作業でパージ
されるパージ材の量は10Kg前後にも達し、これを
作業者が排除する作業は非常に大変であつた。
されるパージ材の量は10Kg前後にも達し、これを
作業者が排除する作業は非常に大変であつた。
(問題点を解決するための手段)
射出成形機の完全自動化の障害となつているパ
ージ材排除作業を比較的簡易な装置をもつて自動
化することを目的に本考案に於ては射出成形機の
固定ダイプレートの反金型取付面の下部に設けた
冷却手段を具備しているパージ材受けと、パージ
材受けに設けた転動部材と、転動部材を案内する
案内部材を設けた架台と、パージ材受けを進退動
作させるアクチユエータと、パージ材受けが所定
位置まで搬送された時パージ材の開放手段を具備
した射出成形機のパージ材排除装置とした。
ージ材排除作業を比較的簡易な装置をもつて自動
化することを目的に本考案に於ては射出成形機の
固定ダイプレートの反金型取付面の下部に設けた
冷却手段を具備しているパージ材受けと、パージ
材受けに設けた転動部材と、転動部材を案内する
案内部材を設けた架台と、パージ材受けを進退動
作させるアクチユエータと、パージ材受けが所定
位置まで搬送された時パージ材の開放手段を具備
した射出成形機のパージ材排除装置とした。
(作用)
パージ材受けの冷却手段はパージ材とパージ材
受けとの離脱作用となつている。又パージ受けの
パージ材料の開放手段はそれのみでパージ材の所
定位置での排除作用を有している。
受けとの離脱作用となつている。又パージ受けの
パージ材料の開放手段はそれのみでパージ材の所
定位置での排除作用を有している。
(実施例)
以下本考案の一実施例を第1図から第5図によ
り説明する。
り説明する。
説明に際し、従来例と同一の部材については説
明を省き、本考案による部材のみを番号を付し説
明する。7はパージ材受けでダイプレート1の前
記パージプレート4の下方に設けられており、パ
ージプレート4に当つたパージ材料を下方より受
けるようになつている。
明を省き、本考案による部材のみを番号を付し説
明する。7はパージ材受けでダイプレート1の前
記パージプレート4の下方に設けられており、パ
ージプレート4に当つたパージ材料を下方より受
けるようになつている。
前記パージ受け7は第1図に示すように、図示
した位置とシリンダ8により鎖線X部7aで示す
パージ材排出位置の間を進退可能となつており、
第4図で示すようにパージ材排出位置、鎖線位置
7aとなつた時、後述するパージ材受け7の底部
が開いてパージ材受け7内部に溜つたパージ材
(図示せず)をパージ材受け7より排出するよう
になつている。11は前記シリンダ8を取付ける
と共にパージ材受け7の移動に際し、案内する案
内板10及び案内レール9を取付けた架台であ
る。前記案内板10はパージ材排出位置の近傍で
下方に曲げられていて、第4図のようにパージ材
排出位置でパージ材受け7の受け底部16が開く
ようになつている。
した位置とシリンダ8により鎖線X部7aで示す
パージ材排出位置の間を進退可能となつており、
第4図で示すようにパージ材排出位置、鎖線位置
7aとなつた時、後述するパージ材受け7の底部
が開いてパージ材受け7内部に溜つたパージ材
(図示せず)をパージ材受け7より排出するよう
になつている。11は前記シリンダ8を取付ける
と共にパージ材受け7の移動に際し、案内する案
内板10及び案内レール9を取付けた架台であ
る。前記案内板10はパージ材排出位置の近傍で
下方に曲げられていて、第4図のようにパージ材
排出位置でパージ材受け7の受け底部16が開く
ようになつている。
ここで、前記パージ材受け7について詳述する
と、第5図に示すようにパージ材受け7には案内
レール9上を走行するローラ13及びその底部に
は、ローラ14が案内板10上に走行するように
具備されている、更にパージ材受け7は受け上部
15と受け底部16とからなり互いに一端が丁番
17によりヒンジ機構を構成しており、他端は常
時互いに離反可能となつているので案内板10に
沿つてローラ14が案内されると共に、ローラ1
3は案内レール9に懸架された状態で、パージ材
排出位置に来ると受け上部15は案内レールに懸
架されたまま受け底部16は案内板10の曲つた
部分に沿うことになり受け底部16は丁番17を
中心に第4図のように開くようになつている。従
つて、内部に溜つていたパージ材は受け底部16
を滑り落ちて排出受箱12内に収納される。又パ
ージ材受け7には冷却手段を具備しており、受け
上部15の周囲には冷却水通路18,19があ
り、仕切り板A20により冷却水の流れが生じる
ようになつている。更に受け底部16も箱状に形
成され、内部に冷却水が循環するよう仕切り板B
21により一部が仕切られている、そして冷却機
器(図示せず)との接続口である冷却水A注入口
22、冷却水A排水口23、冷却水B注入口2
4、冷却水B排水口25が設けられている。従つ
て、冷却水Aが冷却水A注入口22より入つて冷
却水通路18,19を経由し、冷却水A排水口2
3に循環して出て行くようになつており、パージ
材受け部26の側面を冷却し、又同様に受底部1
6についても冷却効果を上げるように工夫されて
いる。その為、パージ材がパージ材受け7には付
着しないようになつている。
と、第5図に示すようにパージ材受け7には案内
レール9上を走行するローラ13及びその底部に
は、ローラ14が案内板10上に走行するように
具備されている、更にパージ材受け7は受け上部
15と受け底部16とからなり互いに一端が丁番
17によりヒンジ機構を構成しており、他端は常
時互いに離反可能となつているので案内板10に
沿つてローラ14が案内されると共に、ローラ1
3は案内レール9に懸架された状態で、パージ材
排出位置に来ると受け上部15は案内レールに懸
架されたまま受け底部16は案内板10の曲つた
部分に沿うことになり受け底部16は丁番17を
中心に第4図のように開くようになつている。従
つて、内部に溜つていたパージ材は受け底部16
を滑り落ちて排出受箱12内に収納される。又パ
ージ材受け7には冷却手段を具備しており、受け
上部15の周囲には冷却水通路18,19があ
り、仕切り板A20により冷却水の流れが生じる
ようになつている。更に受け底部16も箱状に形
成され、内部に冷却水が循環するよう仕切り板B
21により一部が仕切られている、そして冷却機
器(図示せず)との接続口である冷却水A注入口
22、冷却水A排水口23、冷却水B注入口2
4、冷却水B排水口25が設けられている。従つ
て、冷却水Aが冷却水A注入口22より入つて冷
却水通路18,19を経由し、冷却水A排水口2
3に循環して出て行くようになつており、パージ
材受け部26の側面を冷却し、又同様に受底部1
6についても冷却効果を上げるように工夫されて
いる。その為、パージ材がパージ材受け7には付
着しないようになつている。
上記が本考案の実施例であるが、次に効果につ
いて述べるとパージ材受け7に冷却手段を具備し
ているのでパージ材を排除する際、パージ材受け
7との離脱がしやすくなつている。
いて述べるとパージ材受け7に冷却手段を具備し
ているのでパージ材を排除する際、パージ材受け
7との離脱がしやすくなつている。
パージ材受け7に転動体を設けてスムースに搬
送させ、手作業によらずシリンダ等のアクチユエ
ータによつて行うので自動化が可能である。
送させ、手作業によらずシリンダ等のアクチユエ
ータによつて行うので自動化が可能である。
又パージ材受け7のヒンジ機構によつて、受け
底部16のみを所定位置で下側に開放するように
なつているので所定位置で排除し、位置の検知及
び排除機構を新たに設ける必要がない。
底部16のみを所定位置で下側に開放するように
なつているので所定位置で排除し、位置の検知及
び排除機構を新たに設ける必要がない。
本考案はパージ材受けを成形機外に自動搬送
し、かつ排出手段を設けたのでパージ材の排除作
業が自動化され、材料替え作業の自動化をすすめ
やすくなつた。
し、かつ排出手段を設けたのでパージ材の排除作
業が自動化され、材料替え作業の自動化をすすめ
やすくなつた。
第1図は本考案の一実施例の要部を示す正面
図、第2図は第1図の左側面図、第3図は第1図
の−断面拡大図、第4図は第1図の“X”部
の拡大図、第5図イは第1図に示されたパージ材
受け7の平面図、第5図ロは第5図イの上側面
図、第5図ハは第5図イの下側面図、第5図ニは
第5図イの右側面図、第6図は従来例の概略図で
ある。 3……シリンダ、4……パーシプレート、5…
…ノズル、7……パージ材受け、9……案内レー
ル、10……案内板、13……ローラ、14……
ローラ、26……パージ材受部。
図、第2図は第1図の左側面図、第3図は第1図
の−断面拡大図、第4図は第1図の“X”部
の拡大図、第5図イは第1図に示されたパージ材
受け7の平面図、第5図ロは第5図イの上側面
図、第5図ハは第5図イの下側面図、第5図ニは
第5図イの右側面図、第6図は従来例の概略図で
ある。 3……シリンダ、4……パーシプレート、5…
…ノズル、7……パージ材受け、9……案内レー
ル、10……案内板、13……ローラ、14……
ローラ、26……パージ材受部。
Claims (1)
- 射出成形機の固定ダイプレートの反金型取付面
の下部に設けた冷却手段を具備しているパージ材
受けと、前記パージ材受けに設けた転動部材と、
前記転動部材を案内する案内部材を設けた架台
と、前記パージ材受けを進退動作させるアクチユ
エータと、前記パージ材受けが所定位置まで搬送
された時パージ材の開放手段を具備した射出成形
機のパージ材排除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986166828U JPH0342990Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986166828U JPH0342990Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6372015U JPS6372015U (ja) | 1988-05-14 |
JPH0342990Y2 true JPH0342990Y2 (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=31098176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986166828U Expired JPH0342990Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0342990Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0611148Y2 (ja) * | 1988-06-30 | 1994-03-23 | 日精樹脂工業株式会社 | 射出成形機のパージング受装置 |
JPH0539862Y2 (ja) * | 1988-11-09 | 1993-10-08 | ||
JP2691633B2 (ja) * | 1990-08-31 | 1997-12-17 | ファナック株式会社 | 竪型射出成形機 |
JP5766574B2 (ja) * | 2011-08-25 | 2015-08-19 | ファナック株式会社 | 射出成形機のパージ廃材排出装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5987136A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-19 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 自動化射出成形システム用パ−ジング方法 |
-
1986
- 1986-10-30 JP JP1986166828U patent/JPH0342990Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5987136A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-19 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 自動化射出成形システム用パ−ジング方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6372015U (ja) | 1988-05-14 |
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