JP2691214B2 - 巻線端末処理方法 - Google Patents
巻線端末処理方法Info
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- JP2691214B2 JP2691214B2 JP10661989A JP10661989A JP2691214B2 JP 2691214 B2 JP2691214 B2 JP 2691214B2 JP 10661989 A JP10661989 A JP 10661989A JP 10661989 A JP10661989 A JP 10661989A JP 2691214 B2 JP2691214 B2 JP 2691214B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- bobbin
- terminal
- wire
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、巻線端末をボビンのピン端子から外部に引
き出して処理する巻線端末処理方法に関する。
き出して処理する巻線端末処理方法に関する。
従来、この種の巻縁端末処理方法は、第1図及び第2
図に示す如く、各々のスピンドル軸6の片側一方にスピ
ンドル軸6の軸数分の数だけ巻線切断機構5A,Bが用意さ
れ、ボビン1に必要量の巻線の終了後、ピン端子3に巻
回された巻線の端末がそのスピンドル軸6に対応する巻
線切断機構5によって引き出された張力によって切断さ
れるものである。
図に示す如く、各々のスピンドル軸6の片側一方にスピ
ンドル軸6の軸数分の数だけ巻線切断機構5A,Bが用意さ
れ、ボビン1に必要量の巻線の終了後、ピン端子3に巻
回された巻線の端末がそのスピンドル軸6に対応する巻
線切断機構5によって引き出された張力によって切断さ
れるものである。
そのためピン端子3がスピンドル軸6をはさんで両側
に配置されたボビンに端末処理をする場合は、巻線切断
機構5のない側のピン端子3の端末を切断するために
は、破線図示のようにスピンドル軸6をまたいで反対画
の巻線切断機構部5がある位置まで線材2を引き出して
端末処理しなければならなくなり、したがって、捨て線
(端末処理に必要な無駄な線材)の量が多くなり、線材
の無駄使いとなる欠点を有する。
に配置されたボビンに端末処理をする場合は、巻線切断
機構5のない側のピン端子3の端末を切断するために
は、破線図示のようにスピンドル軸6をまたいで反対画
の巻線切断機構部5がある位置まで線材2を引き出して
端末処理しなければならなくなり、したがって、捨て線
(端末処理に必要な無駄な線材)の量が多くなり、線材
の無駄使いとなる欠点を有する。
更に、ボビン1の中央部を横断して線材2が引き回さ
れるため、ボビンのパーテーション4などに摩擦による
傷が付いてしまう。そのため接触しないようにボビン形
状の設計も配慮しなければならず、巻線のプログラムや
製品設計、巻線時間などの点で制約される点が多いとい
ったような欠点がある。
れるため、ボビンのパーテーション4などに摩擦による
傷が付いてしまう。そのため接触しないようにボビン形
状の設計も配慮しなければならず、巻線のプログラムや
製品設計、巻線時間などの点で制約される点が多いとい
ったような欠点がある。
本発明はかかる点に鑑み、回転軸をはさんで両側にピ
ン端子が配置された形状のボビンでも、スピンドル軸の
両側から端末処理が行ない得るようにしたもので、効率
が良く汎用性のある巻線端末処理方法を提案することを
主たる目的とする。
ン端子が配置された形状のボビンでも、スピンドル軸の
両側から端末処理が行ない得るようにしたもので、効率
が良く汎用性のある巻線端末処理方法を提案することを
主たる目的とする。
本発明は、全てのスピンドル軸の両側に巻線切断機構
を持たせるためスピンドル軸の数より1個余分な巻線切
断機構を巻線機に設け、スピンドル軸の両側より巻線の
端末処理が行なえるようにしたことを特徴とする。
を持たせるためスピンドル軸の数より1個余分な巻線切
断機構を巻線機に設け、スピンドル軸の両側より巻線の
端末処理が行なえるようにしたことを特徴とする。
以下本発明の一実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
細に説明する。
第3図及び第4図は、本発明巻線端末処理方法の一実
施例を示す平面図及び側面図である。軸数2本のスピン
ドル式の巻線機7に対し3つの巻線切断機構部5a,5b,5c
がスピンドル6の両側になるように配置され、かつスラ
イドシャフト8に固定されている。スピンドル軸6には
両側にピン端子3,3′が配置されたボビン1が支持され
ている。したがって、ボビン1のピン端子3から引き出
された巻線の端末は、各スピンドル軸6の両側にある巻
線切断機構のうち第1及び第2の巻線切断機構5a,5bに
引き出され、またボビン1のピン端子3′から引き出さ
れた巻線の端末は、各スピンドル軸6の両側にある巻線
切断機構のうち第2及び第3の巻線切断機構5b,5cに引
き出され、先端に植設した丸シャフト51に巻き付けるこ
とができ、線材端末が処理されるようになる。
施例を示す平面図及び側面図である。軸数2本のスピン
ドル式の巻線機7に対し3つの巻線切断機構部5a,5b,5c
がスピンドル6の両側になるように配置され、かつスラ
イドシャフト8に固定されている。スピンドル軸6には
両側にピン端子3,3′が配置されたボビン1が支持され
ている。したがって、ボビン1のピン端子3から引き出
された巻線の端末は、各スピンドル軸6の両側にある巻
線切断機構のうち第1及び第2の巻線切断機構5a,5bに
引き出され、またボビン1のピン端子3′から引き出さ
れた巻線の端末は、各スピンドル軸6の両側にある巻線
切断機構のうち第2及び第3の巻線切断機構5b,5cに引
き出され、先端に植設した丸シャフト51に巻き付けるこ
とができ、線材端末が処理されるようになる。
このような構成にしたことで、第2図例に示す如き従
来のスピンドル軸2本に対し2個の巻線切断機構しかな
い場合に比べて、巻線時における巻線端末の引き回しの
処理がやり易くなっている。
来のスピンドル軸2本に対し2個の巻線切断機構しかな
い場合に比べて、巻線時における巻線端末の引き回しの
処理がやり易くなっている。
すなわち、従来の方式では巻線切断機構5a,5bに対し
巻線切断機構部に近い側のピン端子3からの端末処理
は、ボビンなどの上を通らなくて済むので、線材とボビ
ンとの干渉の問題も特に起らないが、その反対側にある
ピン端子3′からの端末処理に際しては、スピンドル軸
6を横断しボビン1上を通過して巻線切断機構部5a,5b
まで端末を延長して行かなければならないため、ボビン
の製品設計や巻線時の自動化プログラムの作成などに大
変大きな制約を与えることになっている。
巻線切断機構部に近い側のピン端子3からの端末処理
は、ボビンなどの上を通らなくて済むので、線材とボビ
ンとの干渉の問題も特に起らないが、その反対側にある
ピン端子3′からの端末処理に際しては、スピンドル軸
6を横断しボビン1上を通過して巻線切断機構部5a,5b
まで端末を延長して行かなければならないため、ボビン
の製品設計や巻線時の自動化プログラムの作成などに大
変大きな制約を与えることになっている。
これに対し本発明による端末処理方法では、全てのス
ピンドル軸の両側に巻線切断機構を持たせた構成になっ
ているので、ピン端子3,3′のいずれの場合でも、その
外側にある巻線切断機構部を利用でき、ボビンとの干渉
の問題も起こらなくなり、自由なボビンの製品設計や巻
線のプログラミングが簡易に行ない得、汎用性がでてく
る。更に巻線切断のための捨て線の量も従来に比べてボ
ビンを横切る必要がなくなるので短くなり、線材の節約
にもなる。当然、本発明による巻線の端末処理方法は2
軸以上の多軸の一般の巻線機に広く応用できる。
ピンドル軸の両側に巻線切断機構を持たせた構成になっ
ているので、ピン端子3,3′のいずれの場合でも、その
外側にある巻線切断機構部を利用でき、ボビンとの干渉
の問題も起こらなくなり、自由なボビンの製品設計や巻
線のプログラミングが簡易に行ない得、汎用性がでてく
る。更に巻線切断のための捨て線の量も従来に比べてボ
ビンを横切る必要がなくなるので短くなり、線材の節約
にもなる。当然、本発明による巻線の端末処理方法は2
軸以上の多軸の一般の巻線機に広く応用できる。
以上述べた如く本発明によれば、巻線機のスピンドル
軸の数より1個多い数の巻線切断機械を使用して両側に
ピン端子を有するボビンに巻線処理し線端末をピン端子
の外側に位置する巻線切断機構に巻き込むようにしたの
で、 回転軸をはさんで両側にピン端子が配置された形状の
ボビンでも効率が良く端末の処理ができ、線材の無駄な
量を削減し得、汎用性のある巻線が可能な巻線端末処理
方法の提供が可能となる。
軸の数より1個多い数の巻線切断機械を使用して両側に
ピン端子を有するボビンに巻線処理し線端末をピン端子
の外側に位置する巻線切断機構に巻き込むようにしたの
で、 回転軸をはさんで両側にピン端子が配置された形状の
ボビンでも効率が良く端末の処理ができ、線材の無駄な
量を削減し得、汎用性のある巻線が可能な巻線端末処理
方法の提供が可能となる。
第1図及び第2図は従来の方法の説明に供する図、第3
図及び第4図は本発明の例を示す平面図及び側面図であ
る。 1……ボビン、3,3′……ピン端子、5a,5b,5c……巻線
切断機構、6……スピンドル。
図及び第4図は本発明の例を示す平面図及び側面図であ
る。 1……ボビン、3,3′……ピン端子、5a,5b,5c……巻線
切断機構、6……スピンドル。
Claims (1)
- 【請求項1】巻線機のスピンドル軸の数より1個多い数
の巻線切断機構を使用して両側にピン端子を有するボビ
ンに巻線処理し線端末をピン端子の外側に位置する巻線
切断機構に巻き込むようにしたことを特徴とする巻線端
末処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10661989A JP2691214B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 巻線端末処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10661989A JP2691214B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 巻線端末処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02286575A JPH02286575A (ja) | 1990-11-26 |
JP2691214B2 true JP2691214B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=14438136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10661989A Expired - Lifetime JP2691214B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 巻線端末処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2691214B2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-25 JP JP10661989A patent/JP2691214B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02286575A (ja) | 1990-11-26 |
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