JPS6234430Y2 - - Google Patents

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JPS6234430Y2
JPS6234430Y2 JP9721480U JP9721480U JPS6234430Y2 JP S6234430 Y2 JPS6234430 Y2 JP S6234430Y2 JP 9721480 U JP9721480 U JP 9721480U JP 9721480 U JP9721480 U JP 9721480U JP S6234430 Y2 JPS6234430 Y2 JP S6234430Y2
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JP
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wire
servo motor
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bobbin
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JP9721480U
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  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動捲線機に係り、更に詳述すれば
フライヤ方式の自動捲線機において、コイル端末
のリード部をコイル端子に機械的に巻付け処理す
るリード線端末処理機能を付加した自動捲線機に
関するものである。
[従来の技術] 従来中間周波トランス等のボビンに線材を巻回
しコイルを形成した後、その端末のリード部分を
コイル端子に捲付け処理する工程は殆んど手作業
で行なわれており、その工程も中間周波トランス
の大小にかかわらずビンバイス、特殊なペンチ等
の複数の工具を用いてリード部分をコイル端子に
からげかつ切断するものである。線材のボビンへ
の自動捲線機に伴ないこのリード部分のコイル端
子への捲付け処理の機械化も試みられてはいる
が、トランスの大小線材の太さなどに対処し多種
類の中間周波トランスのリード部分をコイル端子
に巻付け処理させるためには機械の構造が複雑と
なり、特に細い線材を細くかつ短いコイル端子に
捲付けるに充分な機構が得られなく、かつ端子の
根元までリード線をからげつけることなど考えな
かつたため、手作業以上の効率が期待できず実用
化には至つていない。
[考案が解決しようとする問題] また、機械化されても、これらの工程をボビン
への線材の捲付け、リード部分のコイル端子への
捲付け、捲付けられたリード線の残余部分の切断
とそれぞれ分離して処理するものであり、その間
に人手にが介入せざるを得なかつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は上述した欠点を除去することを目的
とするもので、その特徴とするところは、軸支持
枠11に軸架され、伝動機構部10の伝動軸24
を介してサーボモータ14に接続され、所定方向
に回転する複数個のフライヤ取付軸14a〜14
dと、これら各軸14a〜14dの各軸端に取付
けられた複数個のフライヤ13とで構成されたフ
ライヤ機構部1と、支持構体部8の機枠41に対
しサーボモータ52により上下方向に移動する機
枠43と、この機枠43に対しサーボモータ44
により前後方向に移動する機枠45と、この機枠
45に対しサーボモータ46で左右方向に移動し
得る前記フライヤ機構部1と、前記フライヤ13
に対応して複数個のボビン35を支持するボビン
取付部34と、渡線を処理する処理機構部91と
この処理機構部91を回動せしめる一対の操作機
構部22,23とからなる渡り線処理部4を取付
けた支持構体部6と、線処理アーム回転用のサー
ボモータ315および処理機構部91を移動せし
めるサーボモータ322,332と、前記ボビン
取付部34をプログラム制御する制御機構3とで
構成され、制御部5によりプログラム制御される
各サーボモータの正逆方向の回転量をそれぞれ往
復運動量に変換し、前記フライヤ13を前進後退
せしめると共に、同様にプログラム制御される各
サーボモータにより前記フライヤ13の1個ある
いは複数個を同時に時計あるいは反時計方向に回
転させ、前記ボビン取付部34に固定されたボビ
ン35およびこのボビン35から突出したコイル
端子36の周囲に線材aを旋回させてからげ付け
と捲回を行なうと共に前記線処理アーム314と
フランジ13とでコイル端子36へのからげ付け
位置を調整することにより、前記端子の根元まで
リード線をからげ付けし得るようにしたことを特
徴とする自動捲線機を提供するものである。
[実施例の構成] 以下この考案を図に示す一実施例について詳述
する。
第1図はこの考案の自動捲線機の外観図で該自
動捲線機は複数個のフライヤー13を取付けたフ
ライヤ機構部1と、前記フライヤ13に対応して
複数個のボビン35を支持するボビン取付部34
と、渡り線処理部4と、前記フライヤ機構部1
と、渡り線処理部4を取付けた支持構体部6と、
前記各部を操作する制御部5とで略構成されてい
る。
フライヤ機構部1は第1図に示すように軸支持
枠11に軸架され、伝動機構部10の伝動軸24
を介してサーボモータ14に接続され、所定方向
に回転する複数個のフライヤ取付軸14a〜14
dとこの軸の軸端に取付けられたフライヤ13と
で構成されている。またこのフライヤ機構部1は
第2図に示すように支持構体部8の機枠41に対
しサーボモータ52により上下方向に移動する機
枠43とこの機枠43に対しサーボモータ44に
より前後方向に移動する機枠45と、この機枠4
5に対しサーボモータ46で左右方向に移動し得
るように取付けられている。
ボビン取付部34は第1図に示すように、円筒
状部材31の外周に該部材31の周面を複数分割
する線とその長さ方向にフライヤ機構部1のフラ
イヤ取付軸14a〜14dの軸心位置と対応する
線と交又する位置に設けた24個の突出部32にボ
ビン取付治具33を取付け、制御機構3を構成
し、後述する制御部5により一定角度(実施例で
は60゜)づつ回動し得るようになつている。
渡り線処理部4は第1図、第3図a,bおよび
第4図a,bに示すように、渡り線を直接処理す
る処理機構部91とこの処理機構部91を回動せ
しめる一対の操作機構部22,23とからなり、
処理機構部91は機枠311の上下に配設された
軸受312で軸支されベベルギヤ組313を介し
て機枠311に取付けられたサーボモータ315
の動きを線処理アーム314に伝達する軸316
と前記軸の回動を停止させるブレーキ機構317
と後述する操作機構部22,23への取付部31
8,319とで構成されている。
操作機構部22,23は機枠321に取付けら
れたサーボモータ322,332の出力軸に取付
けられたギヤ323,333に連結杆324を枢
着した支杆325,335が前記取付部318,
319に枢着され、サーボモータ322,332
の回動量、回転方向により処理機構部91を移動
させ得るようになつている。
制御部5は前述したフライヤ回転用のサーボモ
ータ14、機構枠制御用のサーボモータ52,4
4,46、線処理アーム回転用のサーボモータ3
15および処理機構部を移動せしめるサーボモー
タ322,332と、前記ボビン取付部34をプ
ログラム制御する制御機構3で構成されている。
[考案の作用] この考案の自動捲線機は以上のように構成され
ており、以下この捲線機によりボビンに線材aを
捲付ける工程とコイル端子へのからげ付けと、コ
イル端子間の渡り線の処理動作について説明す
る。
まず、第1図に示すようにボビン取付部34の
24個のボビン取付治具33にボビン35を取付け
る。次に線材aを捲回したドラム7より線材aを
案内ローラ215aとフライヤ取付軸12の軸孔
内とフライヤ13に取付けられているパイプガイ
ド131内を通すことにより準備が完了し、扱い
者は制御部5のスタート釦を操作すれば第2図に
示すように、フライヤ回転用のサーボモータ14
と機枠41,43および45を移動せしめるサー
ボモータ52,44および46がプログラム制御
により回転し、第5図a〜cに示すようにボビン
35のコイル端子36の周囲にフライヤ13のガ
イドパイプ131を方形に2辺が弧状で他の2辺
が直線状に、円弧状に移動させて先端をボビン取
付治具33等に固定した線材aをコイル端子36
に必要な回数からげつける。
次にフライヤ13のガイドパイプ131をボビ
ン35の周囲に回転させてボビンに必要回数線材
aを捲付け、この捲付け操作が終ると、再び前記
した操作の1つで他のコイル端子36に線材をか
らげつける。
このようにしてボビン取付部34の縦方向の4
個のボビンに線材aを4個のフライヤで同時に全
く同じ仕様で捲付け、コイル端子へのからげつけ
が終ると、ボビン取付部34が60゜回動する間に
渡り線処理部4の処理機構部91が一対の操作機
構部22,23により前進し、先端が二又状にな
つている線処理アーム314が渡り線aを第6図
aに示すように既に線材の捲回からげつけをした
ボビンの2つ目のコイル端子とフライヤのガイド
パイプ131との間でその二又内に補促し、前記
ガイドパイプ131が破線で示す位置Aよりボビ
ン35のコイル端子36の後側を廻つて同じく破
線で示す位置Bに前記したからげ付け動作の1つ
で半かけ状態の時、処理機構部が制御部5からの
制御指令に伴つてサーボモータが回動し、ギヤ3
23,333と支杆325,335が動くことに
より下降し、線処理アーム314が破線で示す位
置より実線で示す位置に下降し、コイル端子にか
らげあげた位置より次のボビンのコイル端子位置
までもつて来た渡り線をコイル端子36のボビン
35への植設端まで下げてからこのコイル端子に
前述のからげ動作の1つで数回からげ付けたあと
ボビン35に必要回数捲付け、再びコイル端子3
6にからげ付ける。
次に第6図b,cに示すように前述と同様の操
作でボビン35のコイル端子36にからげ付け終
ると、渡り線aを補促している線処理アーム31
4をサーボモータ315により90゜〜170゜回動
させて渡り線aをコイル端子端で切断せしめる。
この動作では線材aの直径が非常に小さいためコ
イン端子36はこの切断時に曲つたりはしない。
なお第6図Cは渡り線切断後、リード線を端子3
6の根元まで巻付ける状態を示し、根元まで巻付
けたら今度はボビンに巻込むことにより、極細の
リード線露出部を可及的に減少させて、その切断
事故を防ぐようにしたものである。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案は軸支持枠11に軸
架され、伝動機構部10の伝動軸24を介してサ
ーボモータ14に接続され、所定方向に回転する
複数個のフライヤ取付軸14a〜14dと、これ
ら各軸14a〜14dの各軸端に取付けられた複
数個のフライヤ13とで構成されたフライヤ機構
部1と、支持構体部8の機枠41に対しサーボモ
ータ52により上下方向に移動する機枠43と、
この機枠43に対しサーボモータ44により前後
方向に移動する機枠45と、この機枠45に対し
サーボモータ46で左右方向に移動し得る前記フ
ライヤ機構部1と、前記フライヤ13に対応して
複数個のボビン35を支持するボビン取付部34
と、渡線を処理する処理機構部91とこの処理機
構部91を回動せしめる一対の操作機構部22,
23とからなる渡り線処理部4を取付けた支持構
体部6と、線処理アーム314回転用のサーボモ
ータ315および処理機構部91を移動せしめる
サーボモータ322,332と、前記ボビン取付
部34をプログラム制御する制御機構3とで構成
され、制御部5によりプログラム制御される各サ
ーボモータの正逆方向の回転量をそれぞれ往復運
動量に変換し、前記フライヤ13を前進後退せし
めると共に、同様にプログラム制御される各サー
ボモータにより前記フライヤ13の1個あるいは
複数個を同時に時計あるいは反時計方向に回転さ
せ、前記ボビン取付部34に固定されたボビン3
5およびこのボビン35から突出したコイル端子
36の周囲に線材aを旋回させてからげ付けと捲
回を行なうと共に前記線処理アーム314とフラ
イヤ13とでコイル端子36へのからげ付け位置
を調整することにより、前記端子の根元までリー
ド線をからげ付けし得るようにしたので、ボビン
のコイル端子の根元までへの線材のからげ付けが
ボビンへの捲付けと同じように行なえ極細リード
線の切断事故を生じない。
また各部の操作が制御部内に予じめセツトされた
プログラムにより制御するため、機構が簡単で、
しかもボビン取付部のラジアル方向に配設した多
数個のボビンへのコイル端子およびボビンへのか
らげ付け捲付けが連続的にかつ渡り線部分の処理
も自動的になされるため作業性が著しく向上する
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図は捲線機全体の斜視図、第2図はフラ
イヤ機構部と支持構体部との関係を示す説明図、
第3図a,bおよび第4図a,bは共に渡り線処
理部の構成を示す図、第5図a〜cはコイル端子
への線材のからげ付け方の説明図、第6図a〜c
は渡り線処理の説明図である。 1……フライヤ機構部、3……制御機構、4…
…渡り線処理部、5……制御部、6,8……支持
構体部、10……伝動機構部、11……軸支持
枠、13……フライヤ、44,52,46,14
……サーボモータ、14a〜14d……フライヤ
取付軸、315,322,332……サーボモー
タ、22,23……操作機構部、24……伝動
軸、34……ボビン取付部、35……ボビン、3
6……コイル端子、a……線材、41,43,4
5……機枠、314……線処理アーム、91……
処理機構部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸支持枠11に軸架され、伝動機構部10の伝
    動軸24を介してサーボモータ14に接続され、
    所定方向に回転する複数個のフライヤ取付軸14
    a〜14dと、これら各軸14a〜14dの各軸
    端に取付けられた複数個のフライヤ13とで構成
    されたフライヤ機構部1と、支持構体部8の機枠
    41に対しサーボモータ52により上下方向に移
    動する機枠43と、この機枠43に対しサーボモ
    ータ44により前後方向に移動する機枠45と、
    この機枠45に対しサーボモータ46で左右方向
    に移動し得る前記フライヤ機構部1と、前記フラ
    イヤ13に対応して複数個のボビン35を支持す
    るボビン取付部34と、渡線を処理する処理機構
    部91とこの処理機構部91を回動せしめる一対
    の操作機構部22,23とからなる渡り線処理部
    4を取付けた支持構体部6と、線処理アーム回転
    用のサーボモータ315および処理機構部91を
    移動せしめるサーボモータ322,332と、前
    記ボビン取付部34をプログラム制御する制御機
    構3とで構成され、制御部5によりプログラム制
    御される各サーボモータの正逆方向の回転量をそ
    れぞれ往復運動量に変換し、前記フライヤ13を
    前進後退せしめると共に、同様にプログラム制御
    される各サーボモータにより前記フライヤ13の
    1個あるいは複数個を同時に時計あるいは反時計
    方向に回転させ、前記ボビン取付部34に固定さ
    れたボビン35およびこのボビン35から突出し
    たコイル端子36の周囲に線材aを旋回させてか
    らげ付けと捲回を行なうと共に前記線処理アーム
    314とフライヤ13とでコイル端子36へのか
    らげ付け位置を調整することにより、前記端子の
    根元までリード線をからげ付けし得るようにした
    ことを特徴とする自動捲線機。
JP9721480U 1980-07-10 1980-07-10 Expired JPS6234430Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9721480U JPS6234430Y2 (ja) 1980-07-10 1980-07-10

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JP9721480U JPS6234430Y2 (ja) 1980-07-10 1980-07-10

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JPS5722228U JPS5722228U (ja) 1982-02-04
JPS6234430Y2 true JPS6234430Y2 (ja) 1987-09-02

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ID=29459007

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JPS5722228U (ja) 1982-02-04

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