JPS635147Y2 - - Google Patents

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JPS635147Y2
JPS635147Y2 JP255676U JP255676U JPS635147Y2 JP S635147 Y2 JPS635147 Y2 JP S635147Y2 JP 255676 U JP255676 U JP 255676U JP 255676 U JP255676 U JP 255676U JP S635147 Y2 JPS635147 Y2 JP S635147Y2
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JP
Japan
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cam
switch
protrusion
winding machine
microswitch
Prior art date
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Expired
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JP255676U
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JPS5295040U (ja
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は巻線機の送り位置に関連する操作の信
号に重ねて巻軸の減速を同時に可能ならしめた巻
線機のカム装置に関するものである。
たとえば、テレビジヨン受像機の偏向ヨーク用
のトロイダルコイルは、第1図に示すように、コ
ア1のコイル巻回区間θ0の中央に非巻線区間αを
設け、その両端の区間θ1とθ2の間に各々所要のコ
イル2,3を連続して巻回するようになつてい
る。
このようなトロイダルコイルは、従来第2図に
示すような巻線装置によつて巻かれている。すな
わち、駆動用のモータ5の回転は、歯車6,7お
よび減速機8を介して駆動軸9に伝えられる。こ
の駆動軸9には、クラツチ10を介して断続可能
に挿着されたタイミングプーリ11と、他の位置
に固定されたウオーム12が配置されている。前
記タイミングプーリ11にタイミングベルト13
で結合されたタイミングプーリ14を固定した中
空のフライヤ軸15の一端には、フライヤ16が
支持されている。ボビン17に巻かれて供給され
た電線18は、フライヤ軸15の軸心を通り、フ
ライヤ16の先端から引出されている。前記ウオ
ーム12と噛合うウオーム歯車19と歯車20は
一体に固定されている。前記歯車20と噛合う歯
車21を固定した送り回転軸22の一端には、コ
ア1を保持するための保持具23が支持されてい
る。また、送り回転軸22には、2枚のカムの組
合せによつて形成されたカム24,25が固定さ
れ、その各々にマイクロスイツチ26,27が当
接するように配置されている。
このような構成であるから、保持具23にコア
1取付け、フライヤ16の一端から引出された電
線18をコア1に固定したのち、モータ5を回転
させると、フライヤ16が回転してコア1に電線
18を巻付ける。同時に送り回転軸22が回転し
コア1を送ることにより、所要の範囲にコイル2
を形成することができる。そして、コイル2の巻
終りに近ずくと、カム25がマイクロスイツチ2
7を作動させ、モータ5の回転速度を落す。つい
で、カム24がマイクロスイツチ26を開放させ
ると、クラツチ10が切れタイミングプーリ11
の回転が止まる。すなわち、フライヤ軸15の回
転が止まり、送り回転軸22のみが回転して非巻
線区間を形成する。そして、所定の非巻線区間が
形成されると、カム24がマイクロスイツチ26
を閉成して、クラツチ10を接続させ、再びフラ
イヤ軸15を回転させる。ついで、カム25がマ
イクロスイツチ27を作動させ、モータ5の回転
を高速回転に切替えてコイル3の巻線を行なうよ
うになつている。
上記において、カム24は、第3図aに示すよ
うに、段付部Aを形成したカム片24a,24b
を、第3図bに示すように重ね、段付部Aが所定
の角度になるように、カム片24aとカム片24
bを固定して成る。
同様に、カム25は、第4図aに示すように、
突起Cを形成したカム片25a,25bを、第4
図bに示すように重ね突起Cが所定の角度になる
ように、カム片25aとカム片25bを固定して
成る。
上述のように、各々2枚のカム片を組合せて1
個のカムを形成するものは、カムによつて信号を
取出すタイミングを任意に調整できる利点があ
る。
しかし、上述のように、モータの回転速度とク
ラツチの断続の2種類の制御を行なうときには、
2組のカムを必要とするため、機械の所要スペー
スが大きくなること、また、動作位置を変える場
合に取扱いが繁雑になることなどの欠点があつ
た。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、構成を簡単にし、かつ取扱いを容易にした
カム装置を提供するにある。
以下、本考案を図に示す実施例に従がつて具体
的に説明する。第5図aは本考案による2枚カム
のカム片28a,28bを示すもので、カム片2
8a,28bは段付部Aと中心に対して正反対位
置に設けた突起Cよりなつており、第5図bの如
く、同一形状のカム片28a,28bを組合せて
送り回転軸22に固定し、段付部AとAの間に凹
部を形成すると共に、突起Cは上記段付部Aのそ
れぞれに対して正反対位置に置かれることにな
る。さらに第6図に示すように上記2枚カムに対
して第1のマイクロスイツチ26及び第2のマイ
クロスイツチ27をそれぞれ送り回転軸22に対
して正反対位置に設け、上記第1のマイクロスイ
ツチ26は、段付部Aで作動するように置かれ、
上記第2のマイクロスイツチ27は突起Cで作動
するように置かれる。
すなわち、第7図の如く、第1のマイクロスイ
ツチ26の作動状態Eに対して、第2のマイクロ
スイツチ27の作業状態Fが得られ、上記段付部
Aで、第1のマイクロスイツチ26が作動すると
きには対応する上記突起Cにより、第2のマイク
ロスイツチ27の一時的な作動が得られるもので
ある。
以上述べたように本考案によれば、2枚カムの
カム片の段付部に対して正反対位置に突起を設け
たので、巻線中において別操作を加える場合の減
速操作がカム片2枚よりなる2枚カムによつてで
きる。また作動位置をかえる場合にも相対位置が
かわらないため簡単な操作ができ、安定した作動
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の対象となる巻線機で巻かれる
部品の斜視図、第2図は本考案の対象となる巻線
機の概要を示す斜視図、第3図および第4図は従
来のカムを示すもので、各々aはカム片を示す正
面図、bはカムの正面図、第5図は本考案による
カムを示すもので、aはカム片の正面図、bはカ
ムの正面図、第6図は本考案によるカム装置の斜
視図、第7図はスイツチの動作を示す動作線図で
ある。 26,27……マイクロスイツチ、28a,2
8b……カム片、A……段付部、C……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻線機の送り回転軸に緊着し、制御用スイツチ
    を作動する組合せカムにおいて、カムを形成する
    カム片の一方の段付部に対して正反対位置に突起
    を設け、第2のスイツチを作動せしむるように
    し、上記段付部で第1のスイツチが作動すると
    き、同時に前記突起により第2のスイツチを作動
    させるようにしたことを特徴とした巻線機のカム
    装置。
JP255676U 1976-01-16 1976-01-16 Expired JPS635147Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP255676U JPS635147Y2 (ja) 1976-01-16 1976-01-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP255676U JPS635147Y2 (ja) 1976-01-16 1976-01-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5295040U JPS5295040U (ja) 1977-07-16
JPS635147Y2 true JPS635147Y2 (ja) 1988-02-12

Family

ID=28463207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP255676U Expired JPS635147Y2 (ja) 1976-01-16 1976-01-16

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JP (1) JPS635147Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100339710B1 (ko) * 1999-05-19 2002-06-05 정생규 와이어 연속 권취장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5295040U (ja) 1977-07-16

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