JPH0666210B2 - 半円形断面巻鉄心用帯材の切抜き方法 - Google Patents

半円形断面巻鉄心用帯材の切抜き方法

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JPH0666210B2
JPH0666210B2 JP61278712A JP27871286A JPH0666210B2 JP H0666210 B2 JPH0666210 B2 JP H0666210B2 JP 61278712 A JP61278712 A JP 61278712A JP 27871286 A JP27871286 A JP 27871286A JP H0666210 B2 JPH0666210 B2 JP H0666210B2
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文男 北村
明治 小池
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北村機電株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は円筒状のコイルボビンが適用される変圧器の巻
鉄心に関する。
〔従来の技術〕
円筒状のコイルボビンが適用される変圧器の巻鉄心とし
て、超薄型、小型、軽量等の利点を有する円形断面鉄心
が最近用いられるようになった(参考:特公昭60-28375
号公報、61-22851号公報、特開昭55-132027号公報)。
すなわち、第3図に示すように、巻鉄心1は幅方向が予
め所定の形状に切抜かれている磁気特性が優れた帯材を
型に合わせて巻取して得られ、その断面は円形形状をな
している。この巻鉄心1に対して、予め2つに分割され
ている円筒状のコイルボビン2が圧接面3において圧接
され、このコイルボビン2を巻鉄心1に対して回転させ
ることによりコイルボビン2に巻線(図示せず)を施す
ようにしてある。従って、この場合、巻鉄心1とコイル
ボビン2との間の空隙4は小さくなり、優れた磁気特性
が得られることになる。たとえば、第3図の巻鉄心は第
4図に示すごとく矩形形状をなしている。
素材の利用効率および切抜き作業の容易性から、上述の
円形断面巻鉄心用帯材の切抜き方法としては、素材の直
線状の両縁の一方側を直線状のままとし、他方側を所定
曲線に沿って切抜く方法(第5図図示)、あるいは、素
材の直線状の両縁を直線状のままとし、2つの所定曲線
に沿って切抜く方法(第6図図示)が既に知られている
(参照:特公昭61-22851公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の切抜き方法を、第7図に示す単相
外鉄形の半円形断面巻鉄心11,12、あるいは第8図に示
す三脚型三相巻鉄心の外側鉄心13および内側鉄心14,1
5(共に半円形断面)に適用すると、第9図あるいは第
10図に示すような帯材の切抜きが行われることにな
る。この結果、第9図の矢印Xあるいは第10図の矢印
Y,Zに示すごとく、切抜き角度が急唆な箇所が発生
し、これをスリッタ装置で切抜きを行うと、その都度、
スリッタ装置を停止して他の手段により矢印X,Y,Z
に示す箇所の切抜きを行わなければならず、従ってスリ
ッタ装置が毎分200m以上の速度で連続動作をしている
ことを考えると、大きな作業能率の低下を招き、延いて
は、変圧器(巻鉄心)の製造コストの上昇を招くという
問題点があった。
従って、本発明の目的は、作業能率の良い半円形断面巻
鉄心用帯材の切抜き方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の問題点を解決するために本発明は、略半円形断面
が得られるような曲線に沿っての切抜きを行う際に、こ
れらの切抜きの曲線間を素材の直線状の縁に対して傾斜
の緩やかな直線部分を含み、スリッタ装置により連続的
に切抜きを行い得る最小限の長さの曲線に沿って切抜き
を行うことにより、複数の巻鉄心用の帯材を連続的に得
るようにしたものである。
〔作用〕
上述の手段によれば、スリッタ装置を停止することなく
連続的に複数の半円形断面巻鉄心の帯材が得られる。
〔実施例〕
第1図および第2図は本発明に係る半円形断面巻鉄心用
帯材の切抜き方法を説明するための素材の平面図であ
る。第1図(A)においては、両縁が直線状である素材
21の一方側の縁21aを直線状のままとし、他方側を所
定曲線21bに沿って切抜く。これにより、複数の帯材2
2を得る。なお、上記所定曲線21bは、帯材22が所定
の型に巻取られたときに、第7図もしくは第8図に示す
ような半円形断面巻鉄心11,12、もしくは13が得られ
るように設定されるものである。本発明によれば、各曲
線21b間を素材21の直線状の縁(21a)に対して傾斜の
緩るやかな直線部分を含み、スリッタ装置により連続的
に切抜きを行い得る最小限の長さの曲線21cに沿って切
抜くようにしたものである。なお、切抜かれた帯材22
は実際には長さ方向が幅方向の約500倍の寸法であり、
従って、曲線21cは、その拡大図を第1図(B)に示す
ごとく、直線を含む非常に傾斜の緩やかな曲線となる。
たとえば、全長20mの帯材に対し、傾斜の緩るやかな
曲線部分は5cm程度あれば充分で、この部分は切捨てる
ことなく巻鉄心として巻き付けておけばよく、損失は少
ない。その結果、スリッタ装置(参照:特公昭60-28375
号公報、特開昭55-132027号公報)は、停止することな
く、曲線21bおよび曲線21cに沿って連続的に切抜きを
行うことができる。
第2図においては、両縁が直線状である素材31の両側
の縁31a,31bを直線状のままとし、2つの所定曲線31c,3
1dに沿って同時に切抜く。これにより、複数の帯材32,3
3を得る。この場合、複数の帯材32の列の凹凸部は複
数の帯材33の列の凸凹部に対応させることにより素材
の利用効率を高めている。
なお、第1図および第2図に示す切抜き方法は特公昭60
-28375号公報あるいは特開昭55-132027号公報に示すス
リッタ装置により容易に実行できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、作業能率の良い半
円形断面巻鉄心用帯材が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明に係る半円形断面巻鉄心用帯材
の切抜き方法を説明する素材平面図、 第3図は従来のコイルボビンを備えた円形断面巻鉄心を
示す断面図、 第4図(A),(B)は一般的な矩形形状の巻鉄心の平
面図および断面図、 第5図,第6図は第4図の巻鉄心用帯材の切抜き方法を
説明する帯材平面図、 第7図(A),(B)は一般的な単相外鉄形の巻鉄心を
示す平面図および断面図、 第8図(A),(B)は一般的な三相巻鉄心を示す平面
図及び断面図、 第9図、第10図は第7図、第8図の半円形断面巻鉄心
用帯材の切抜き方法を説明する帯材平面図である。 11〜15…半円形断面巻鉄心、 21,31…素材、22,32,33…帯材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半円形断面巻鉄心用帯材の切抜きの際に、
    素材の直線状の両縁の一方側を直線状のままとし、該素
    材の他方側を、前記帯材が切抜かれた上で所定の型に巻
    取られたときに所定の略半円形断面が得られるような曲
    線に沿って切抜きを行い、該切抜きの曲線間を前記素材
    の直線状の縁に対して傾斜の緩るやかな直線部分を含
    み、スリッタ装置により連続的に切抜きを行い得る最小
    限の長さの曲線に沿って切抜きを行うことにより複数個
    の巻鉄心用の帯材を連続的に得るようにした半円形断面
    巻鉄心用帯材の切抜き方法。
  2. 【請求項2】半円形断面巻鉄心用帯材の切抜きの際に、
    素材の直線状の両縁を直線状のままとし、該帯材が切抜
    かれた上で所定の型に巻取られたときに所定の略半円形
    断面が得られるような凸部と凹部とが相対向する2つの
    曲線に沿って切抜きを同時に行い、該切抜きの曲線間を
    前記素材の直線状の縁に対して傾斜の緩るやかな直線部
    分を含み、スリッタ装置により連続的に切抜きを行い得
    る最小限の長さの曲線に沿って切抜きを行うことにより
    複数個の巻鉄心用の帯材を連続的に得るようにした半円
    形断面巻鉄心用帯材の切抜き方法。
JP61278712A 1986-11-22 1986-11-25 半円形断面巻鉄心用帯材の切抜き方法 Expired - Fee Related JPH0666210B2 (ja)

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