JP2690618B2 - 紙幣の認識装置 - Google Patents
紙幣の認識装置Info
- Publication number
- JP2690618B2 JP2690618B2 JP32655190A JP32655190A JP2690618B2 JP 2690618 B2 JP2690618 B2 JP 2690618B2 JP 32655190 A JP32655190 A JP 32655190A JP 32655190 A JP32655190 A JP 32655190A JP 2690618 B2 JP2690618 B2 JP 2690618B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- banknote
- bill
- recognition device
- electric signal
- bill recognition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙幣の認識装置に係り、特に、入金用もし
くは出金用として好適な紙幣の認識装置に関する。
くは出金用として好適な紙幣の認識装置に関する。
従来、この種の紙幣の認識装置は、一方向にのみ搬送
する機構となっていた。第４図ないし第５図に従来例を
示す。この第４図ないし第５図に示す従来例において、
紙幣投入口11から投入された紙幣５は走行路121を通っ
て図の左方から紙幣認識装置10に入り、ここで判別され
たのち走行路122を通って各金庫へふり分けられる。
する機構となっていた。第４図ないし第５図に従来例を
示す。この第４図ないし第５図に示す従来例において、
紙幣投入口11から投入された紙幣５は走行路121を通っ
て図の左方から紙幣認識装置10に入り、ここで判別され
たのち走行路122を通って各金庫へふり分けられる。
一方、出金動作時には、まず所定の紙幣５が各金庫か
ら送り出され、走行路123を通って前述した紙幣認識装
置10の同図における左方から入り、ここで判別されたの
ち金額が積算され、その後、前述した紙幣投入口11より
外部へ送出される。
ら送り出され、走行路123を通って前述した紙幣認識装
置10の同図における左方から入り、ここで判別されたの
ち金額が積算され、その後、前述した紙幣投入口11より
外部へ送出される。
上述した従来の紙幣の認識装置においては、紙幣が認
識装置に対して一方向（左方から右方へ）にのみ搬送さ
れる構造となっているので、入金動作及び出金動作のそ
れぞれに別個の紙幣搬送路121，124が必要となり、装置
が大きくかつ複雑となる。このため、紙幣の搬送に対す
る信頼性が低く、高価になるという欠点があった。
識装置に対して一方向（左方から右方へ）にのみ搬送さ
れる構造となっているので、入金動作及び出金動作のそ
れぞれに別個の紙幣搬送路121，124が必要となり、装置
が大きくかつ複雑となる。このため、紙幣の搬送に対す
る信頼性が低く、高価になるという欠点があった。
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、と
くに、紙幣の搬送路を少なくし、これによって装置の小
型化及び信頼性向上を図った紙幣の認識装置を提供する
ことを、その目的とする。
くに、紙幣の搬送路を少なくし、これによって装置の小
型化及び信頼性向上を図った紙幣の認識装置を提供する
ことを、その目的とする。
本発明では、紙幣の磁気インクの濃淡を電気信号に変
換する磁気センサと、紙幣の濃淡及び形状を電気信号に
変換する光学センサと、これら２種類のセンサの電気信
号に基づいて紙幣の金種及び真偽を判別する認識回路
と、紙幣を順方向と逆方向の両方に搬送可能な駆動系を
有している。そして、この駆動系には、正逆回転可能な
ステッッピングモータによって駆動される駆動ローラ
と、この駆動ローラと共動して紙幣を挟持して搬送する
受動ローラが備えられている。これによって前述した目
的を達成しようとするものである。
換する磁気センサと、紙幣の濃淡及び形状を電気信号に
変換する光学センサと、これら２種類のセンサの電気信
号に基づいて紙幣の金種及び真偽を判別する認識回路
と、紙幣を順方向と逆方向の両方に搬送可能な駆動系を
有している。そして、この駆動系には、正逆回転可能な
ステッッピングモータによって駆動される駆動ローラ
と、この駆動ローラと共動して紙幣を挟持して搬送する
受動ローラが備えられている。これによって前述した目
的を達成しようとするものである。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例の縦断面図である。この第
１図において、紙幣の認識装置10における紙幣５の搬送
路12の上部には、磁気センサ１と光学センサ２が配置さ
れている。また、搬送路12の下部にはステッピングモー
タ４を駆動源とし、駆動伝達ベルト９を媒介として駆動
ローラ７が装備されている。駆動ローラ７の上部にはそ
れぞれ受動ローラ３が配置され、光学センサ２の下方に
は発光体８が配置されている。磁気センサ１と光学セン
サ２はそれぞれ認識回路６へ接続される。この時、駆動
ローラ７は入金時は順方向（反時計回り）へ、出金時は
逆方向（時計回り）にそれぞれステッピングモータ４に
よって回転する。
１図において、紙幣の認識装置10における紙幣５の搬送
路12の上部には、磁気センサ１と光学センサ２が配置さ
れている。また、搬送路12の下部にはステッピングモー
タ４を駆動源とし、駆動伝達ベルト９を媒介として駆動
ローラ７が装備されている。駆動ローラ７の上部にはそ
れぞれ受動ローラ３が配置され、光学センサ２の下方に
は発光体８が配置されている。磁気センサ１と光学セン
サ２はそれぞれ認識回路６へ接続される。この時、駆動
ローラ７は入金時は順方向（反時計回り）へ、出金時は
逆方向（時計回り）にそれぞれステッピングモータ４に
よって回転する。
このため、本実施例にあっては、第３図（Ａ）（Ｂ）
（Ｃ）に示すように、紙幣の認識装置10Aに対して紙幣
５が図の左右いづれの方向からも入力可能となり、これ
がため、前述した第３図における紙幣の走行路121が不
用となっている。このため、装置全体の大幅な小型化が
可能となっている。
（Ｃ）に示すように、紙幣の認識装置10Aに対して紙幣
５が図の左右いづれの方向からも入力可能となり、これ
がため、前述した第３図における紙幣の走行路121が不
用となっている。このため、装置全体の大幅な小型化が
可能となっている。
以上説明したように、本発明は紙幣の認識装置におけ
る紙幣の搬送方向を順方向と逆方向の２種類とすること
により、入金時と出金時についてそれぞれ別個の搬送路
を用いずに、一つの搬送路だけで処理できる為、装置を
小さく簡易にでき低価格の装置とする事ができる。
る紙幣の搬送方向を順方向と逆方向の２種類とすること
により、入金時と出金時についてそれぞれ別個の搬送路
を用いずに、一つの搬送路だけで処理できる為、装置を
小さく簡易にでき低価格の装置とする事ができる。
また、紙幣の搬送方向の正逆切り替えはステッピング
モータによって行うので制御が容易であり、必要に応じ
て紙幣を搬送路中の任意の位置で停止させることができ
る、という優れた効果を生じる。
モータによって行うので制御が容易であり、必要に応じ
て紙幣を搬送路中の任意の位置で停止させることができ
る、という優れた効果を生じる。
第１図は本発明の紙幣の認識装置の縦断面図、第２図は
本発明の現金処理機への実装図、第３図（Ａ）（Ｂ）
（Ｃ）は第２図の動作説明図、第４図は従来の現金処理
機への実装図、第５図（Ａ）（Ｂ）は第４図の動作説明
図である。 １……磁気センサ、２……光学センサ、３……受動ロー
ラ、４……ステッピングモータ、５……紙幣、６……認
識回路、７……駆動ローラ、８……発光体、９……駆動
伝達ベルト、10A……紙幣の認識装置、11……紙幣投入
口、12……紙幣搬送路、13……万円金庫、14……五千円
金庫、15……千円金庫、16……偽券，汚損券金庫。
本発明の現金処理機への実装図、第３図（Ａ）（Ｂ）
（Ｃ）は第２図の動作説明図、第４図は従来の現金処理
機への実装図、第５図（Ａ）（Ｂ）は第４図の動作説明
図である。 １……磁気センサ、２……光学センサ、３……受動ロー
ラ、４……ステッピングモータ、５……紙幣、６……認
識回路、７……駆動ローラ、８……発光体、９……駆動
伝達ベルト、10A……紙幣の認識装置、11……紙幣投入
口、12……紙幣搬送路、13……万円金庫、14……五千円
金庫、15……千円金庫、16……偽券，汚損券金庫。
Claims (1)
- 【請求項１】紙幣の磁気インクの濃淡を電気信号に変換
する第１のセンサと、 前記紙幣の濃淡及び形状を電気信号に変換する第２のセ
ンサと、 前記第１及び第２のセンサによる電気信号に基づいて金
種及び真偽を判別する認識回路と、 入金時と出金時とでは相異なる方向に前記紙幣を搬送す
る駆動系とを含み、 前記認識回路は前記相異なる方向のいずれからでも前記
紙幣を受け入れることを特徴とした紙幣の認識装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32655190A JP2690618B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 紙幣の認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32655190A JP2690618B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 紙幣の認識装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04195492A JPH04195492A (ja) | 1992-07-15 |
| JP2690618B2 true JP2690618B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=18189092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32655190A Expired - Lifetime JP2690618B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 紙幣の認識装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2690618B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104077831A (zh) * | 2014-07-18 | 2014-10-01 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 一种有价文件磁性检测装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2710916B2 (ja) * | 1994-08-10 | 1998-02-10 | ミュー株式会社 | 紙幣計数器 |
| JPH0896201A (ja) * | 1994-09-21 | 1996-04-12 | Kofu Nippon Denki Kk | 紙幣種類判別装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5812275Y2 (ja) * | 1978-10-03 | 1983-03-09 | 株式会社日本コインコ | 紙幣の受入返却制御装置 |
| JPS62242291A (ja) * | 1986-04-14 | 1987-10-22 | 富士電機株式会社 | 紙葉類の識別方法 |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP32655190A patent/JP2690618B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104077831A (zh) * | 2014-07-18 | 2014-10-01 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 一种有价文件磁性检测装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04195492A (ja) | 1992-07-15 |
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